平成17年第6回定例会会議録(9月13日_一般質問3)
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) 14番、妻鳥公一でございます。私は、3項目に渡って質問通告をしておりますので、それにしたがって行いたいと思います。
初めに介護保険料についての質問をさせていただきます。これに関連することについては、6月定例会でも質問させていただきましたが、そのときは国会で審議中でありました。ご答弁はその概要ということでお願いをしました。この介護保険制度というのは、当初より、非常に複雑でございまして、いわゆる健康保険制度のように、一定の保険税を納入して、保険証を持って病院に行けば、お医者さんにかかれるというような簡単なものでございましたが、介護保険制度そのものが、非常に複雑で、1号被保険者と2号被保険者の2つに分かれて、1号被保険者の場合、65歳以上の方は納入金額が5段階に分かれておりまして、基準額を支払う方というのを中心としまして、その下に2段階、その上に2段階と割り増しをするようになっておられます。しかも、65歳以上で15,000円以上の年金を受け取っていられる方については、特別徴収ということで、年金からさっぴかれていくわけです。5年間経ちましたから、保険庁から送られてくる、役場から送られてくる何かで、あなたはどれですよということで、金額が書かれてきております。そうでない方は普通徴収ということで、役場に直接支払いをするという制度です。こういうふうにいろいろと徴収方法が複雑な上に、今度介護保険を受けるとなると、これまた介護保険証持っているから、すぐ受けられるという制度ではありません。これについては省略しますが、非常に複雑な状況があります。
こういう中で、今年から、年金額がそれぞれ下がってまいりまして、お年寄りの戸惑う感じが見られます。そんな中でこんな声が聞こえてきましたので、今年から保険料の納付金がちょっと上がったと、違っているというような声が1、2度聞かれました。こういうこともあるんだろうと思いますが、こういう部分について、もっとどういうことでどうなっているのかということを、もっと町民やその特に65歳以上のお年寄りですから、非常にわかりづらいと、僕も納付書をもらう1人ですけれども、いろいろ説明書いてありますけれども、非常に読んでなかなかわかりづらいということで、そこら辺のところをもう少し、町民の方にわかりやすく、そういう方にね、できないものかなというふうに思って、町長のお考えをお聞きしたいと思います。
それから2項目目、本年10月、来月からですが、介護保険施設に入所されている方、この方々はいろいろな制度がありますけれども、原則10%の利用料を支払いながら入所されているわけですが、それに加えて10月から住居費というものが取られると、それからまた食費、これが全額自己負担になるというふうになっております。現在、各施設、養護施設や介護施設に入所されている方々の、それがどんなふうに影響していくのかということについて、お伺いをしたいと、これで金額算出できるんですが、これは人によって違いますし、いろいろありますから、役場の方々は押さえられていると思いますが、こういうことで、本当に低所得の高齢者でこういう介護施設にそういうことで入所出来ないというような、希望するんだけれども、入りたいんだけれども、お金の面で入所できないんだけれども、お金の面で入所できないというような心配がありますが、この点について、町長の考えをお聞かせ願いたいと思います。
次に3項目目に入りますが、この問題、いわゆる行政財産使用料について項目にしましたが、しみず温泉内の施設を利用されているフロイデ観光さんとの契約の問題ですが、この問題について、3月議会で、私、町長の考えをお聞きしました。そのときに、町長のご答弁ですが、何度か協議をさせていただいているが、その協議が合意に至っていないので、17年度の予算に組み込めない状態であるということをおっしゃったと思います。そこでお伺いしたいんですが、その協議はどんなふうに進まれているのか。その経過がやっぱりここでできればご説明願いたいということと、18年度予算がもう目の前に迫っております。これに対して、これは17年度には入れられなかったんだけれども、18年度にはどうするのかということの町長の考えをお伺いしたいということでございます。
以上、3点について、よろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。
○町長(高薄 渡) 妻鳥議員の質問にお答えしたいと思います。
第1点目は介護保険料でございますが、介護保険料につきましては、65歳以上の方については、年金から天引きになりまして、特別徴収または直接納付による普通徴収いずれか、その組み合わせで収めています。
保険料額の決定に当たっては、世帯を構成されている方の町民税の課税、非課税の違い、同じく本人の課税、非課税の違い等、合計所得額の組み合わせにより、第1から第5までの段階で決定しているところであります。実際に保険料額が上がったり下がったりするのは、あくまでも町民税の課税状況の変動によりまして、保険料段階が変わるということになります。そういった意味で、この月々の、普通徴収の場合は月々の納付額に差はない、大きくないんでありますけれども、年金からの特徴によっては、制度上どうしても前年度と同額の保険料額あっても、前半4、6、8ここは天引きでありますから、その分が後半の10、12、2月とそこに、後半にしわ寄せがくるということで、変更になるわけでありまして、そこで保険料が高くなったのではないかというようなことで、問い合わせがあるわけであります。この決定の違いだとか、その普徴、特徴というのは、被保険者ごとに、先程前段で申し上げましたように、変わりますので、非常に制度として複雑であるんであります。
これは議員の指摘どおり、担当者も非常に困惑しているわけであります。文書で出しても、やっぱりどうしても、読みきれないというのもあるし、面倒だというのもあるし、いろいろあるんですね、それで理解するということが、あまりそれを出来るという人が多くないというふうに踏んでいるところであります。難しいところであります。
けれども、やはり行政手続上はそういう形をとらなければならないというのが実態でございますが、もしわからない場合は、そこにも書いてありますけれども、電話でも何でもいいから、相談してくださいということでいっております。今後も、そこの部分も逆にいえば、大きくしたほうがいいのかなと、表現の中でですね、同じ文字じゃなくて、そこの部分も大きく、問い合わせをぜひしてくださいと、いったほうがいいのではないのかなということで、そういう方法で工夫をして、考えていきたいと思っております。
また、保険料の改定に併せてですね、額の調整が可能であれば、可能であればですよ、前期後期の差の解消ができるのではないかなというふうには考えているところであります。
そういうようなことで、非常に、16年度の税制改正による影響は、その段階の中では、22人から23人が該当しているとのことですが、原因は所得の変動による段階の変化だということになります。
次に、今年10月から、制度が変わりまして、今までの利用者に加えて、居住費、食費、これが全額自己負担になっていくということで、非常に、大変なことだなと私は考えております。そういった面で、入所に関わっては非常に困難性のある人もいるなというふうに思っております。
そういうことで、これも課税、非課税といろいろありますけれども、低所得者についてはですね、ユニット、いわゆる個室ではない場合は、多少多くの4人とかそういうところに入ることになるんですけれども、負担増が出てこないというのが状況、居住費の部分ではですね、しかし食費については、やはりかかってくるというのが実態でございます。
そこで、私どもとしましては、在宅での助け合い、皆で助け合っていくというか、そういう状況をつくっていかなきゃならないかなということで、できるだけのことをしながら、この制度を維持していかなければならないんではないかなとこのように思っております。いずれにしても、10月からそういう状況の中でかかるという形になろうかと思います。
次に、しみず温泉の関係でございます。結論からいいますと、まだ話合いがついておりません。今年度に入りまして、担当者による状況説明いろんなことをお話しておりますが、なかなか理解をしてくれないということで、私自身も話し合いの場にいくということであったんですが、体調を崩しておるという状況の中で、お会いすることが今できていないということであります。いずれにしても、誠心誠意ですね、この問題について、お話をして理解を求めていかなければならないと思います。
ただ、非常に、ここ数年、今年もそうなんでありますが、利用者が非常に減少してきているというのも実態であります。当然、レストランの部分もろにその影響を受けているという状況だということは、承知しているところであります。そういった意味で、今後も協議を続けながら、なんとか解決に向けていかなければならないというふうに思って、そういう考え方でおります。
以上、申し上げまして、ご答弁に代えさせていただきます。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。 (午後1時51分)
○議長(田中勝男) 休憩前に引続き会議を開きます。 (午後2時10分)
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○議長(田中勝男) 一般質問を続けます。14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) それでは、一問一答でお願いします。
先程、町長が説明されましたように、支払いについて、前年度の確定が6月になると、それで実は4月、6月、8月は、これは仮定の数字として出すというふうに、私のもらったものもそのとおりであります。そこら辺のところで、端数があったり、何かしてあるんですが、ここら辺が説明として、もう少しはっきりしたほうがいいのではないかというふうに思うんです。どうして仮定になるのか、それから、何を根拠に保険料を決めるのかということをね、このことが明確ではないんですね、あの文書では。
そこら辺のところをですね、そして仮定が出て、あなたのというふうに、来年度の仮定が出てくるわけですよ。これがちょっとややこしいんでね、もう少し、今年度の仮定と前年度の仮定と、それからその前のはっきりさせてほしいなというふうに思っています。そういうことで、さっき、町長、あなたの料金はこれだけですよと、大文字で書いてきちんとこうしたほうがいいよという話も出ました。それもそのひとつだろうと思います。
そういう工夫をやっていただきたいなというふうに、それでないと、やっぱり年金をもらっているものですから、年金額から、また同じ、こういう感覚のお年寄り、80や90になったらあるんですよ。年金減ったのにね、これ同じでないか、どうしてなんだという方もいるんですよ、たくさん。そこら辺のところも、お年寄りには、やっぱり必要でないかなと思います。そこら辺のところ、町長、ちょっと考えをお聞かせ願います。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 先程もお答えしたとおり、理解できるような方法を考えていきたいと思っております。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) それでは次に移ります。先程、私、2項目目の、来月からのね、来月からのホテルコストの問題、いわゆる住居費と、それから食事の全額自己負担ですね。これによってですね、どれくらいか、数字皆さん持っていると思うんですが、どれくらいね、影響が具体的に出るのでしょうか。そこら辺のところが、今一番問題になるのではないかと思いますが、そこら辺、もし数字がありましたら、お願いいたします。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 今時点での入所者の影響でございますけれども、細かいことについては、あまり説明できないのでありますけれども、特養の入所者56人中、影響がないといわれるのは33名程度、それから10,000円程度の増が見込まれる第3段階という人が5名、第4段階が18人が想定されまして28,000円の増が見込まれる予定であります。これもいずれも多床室であります。それから今現在、老健入所者16人でおりますけれども、段階でありますけれども、ユニットの個室入所者は第2段階で24,000円程度、第3段階で50,000円程度、第4段階で77,000円程度、増額がされるということが予定されております。それから、療養型では14人が入所されておりまして、第2段階が5名、第3段階が3名、第4段階6人が多床室に入所しておりまして、これについては影響がないようで、同じですね、上の老健と同じような形になろうかと思います。
そこで、先程ちょっと、低所得者のことが出ましたけれども、ちょっと私のほうで勘違いしました。低所得者は居住費はかかるが、食費は減額になります。そこで総体では増にならない、限度額が下がるものでありますから、総体では増にならないという形になるわけでございます。低所得者への措置は、負担の軽減措置が特例、制度化されましたので、全体では増にはならない、こういうことでございます。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) 具体的には、低所得者には、というこの経過措置だと思うんですが、それはどうでしょうか。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。保健福祉課長。
○保健福祉課長(安曇達雄) あの今のサービス段階の変更につきましては、経過措置はございませんので、今の段階ではその段階の変更の部分につきましては、経過措置はございませんので、そのままの適用になります。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) 今の段階でということなんですよ。今の何人かの方が、いわゆるホテルコストとね、それから食費が上がることで、かなりの影響を受けるということになるというふうに思うんです。そこで、私、もうひとつ聞きたいのは、入所を希望するんだけれども、そのことによって、入所をあきらめなければならないような状態が、あるのかどうか、予想されるのか、そこら辺のところ、これ大事なところ、これはもうひとつ私質問の中でやりたいと思っていますが。
○議長(田中勝男) 保健福祉課長。
○保健福祉課長(安曇達雄) 今回の制度の中身については、町長のほうからご説明ございましたとおり、低所得者層に対しては、大きく影響を与えないような措置がされております。それで問題なのは、先程、例として町長のほうからお答えをしておりますけれども、いわゆるユニット個室、ユニット型の個室ですね、これに関わります部分については、先程ありましたとおり、第4段階では、70,000円から80,000円弱、これはそれぞれのもう少し細かい計算をしてみないと出ませんけれども、この程度の増額が想定されるということになります。それで、先程申し上げましたとおり、一定程度の2段階、3段階の低所得者層につきましては、それぞれの措置がされますので、大きな変化が出てこない。第4段階では、この大変、大きな増額になりますけれども、この辺について、一定の所得要件が合うという中でそういう措置をされているわけでございまして、退所だとか、希望断念だとか、そういったものの懸念がないとは言えませんが、一定程度の所得のそういった見直し、低所得者の軽減等の措置がされておりますので、最終的には入所申請した希望者の方々の判断に委ねるしかないというふうに押さえておりますけれども、制度自体が給付の重点化、あるいは一般の言われております、年金受給者との均衡を考えていくと、年金受給者につきましては、当然、その中での生活費を算定されているという中で、入所者についても、同様の考え方を持たざるを得ないだろうという制度の主旨から言いますと、そういった意味では、それぞれの判断に委ねるということになろうかと思います。以上です。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) ユニットの話が出ましたが、今問題になるのはですね、途中で改正、今度の改正がどうなるかということ、これからの問題がたくさんあるんですがね、中身が。個室化を進めていくという傾向がある。旭山学園も視察した時には、個室ユニットにしようということをお話がありました。実は、個室ユニットになると、非常に高い料金になります。しかも、今の介護保険の認定と、介護保険から施設へ入るときの認定の仕方は、昔は順番でした、今は重度のところからいくんです。必要度からいきます。そうすると、4、5というのはものすごく多くなるわけですよ。4、5は非常に利用料も高ければ、個室になると大変なんですよ。だから、お金のある人は入れるけれども、お金のない人は入れないという、そういう仕組みができそうなんです。今、一番心配しているのは。そこで、いわゆる本当に大変で、入所しなければならないんだけれども、今は30何名の方は、全体の、個室でないですから、全体でやっていますから、そうなりませんけれどもね、10,000円か何ぼで済んでいるわけですから。だから、そこら辺のところを、これは十分考えていかなければならないと、低所得者のしかもそういう入所をしなければならない人達の手当てについて、どう考えるのかということが、これから非常に大事になってくるんだろうと、いうふうに思うんです。そこら辺のところが、町として、どう考えていくのか、町長が先程言いました、そういう軽度といったら、介護3とか2とかいっても、軽度じゃございませんが、在宅でというふうにお話がありました。ここら辺の程度の方が在宅でとなれば、大変なことだと思います。そこら辺、町長、そういう方向で進めようとされているのかどうか、ちょっとお聞きしておきたいと、いわゆる底辺の方々が、大変になる状況にならないかと、そこら辺をちょっと、町長お願いします。
○議長(田中勝男) 答弁を求めます。町長。
○町長(高薄 渡) 本件については、先程も申しましたように、非常に私も懸念しているところでありますが、こういった面も重々きちんと押さえながらですね、介護保険の事業計画等、これから策定していく、見直しというかやっていくわけでありますから、そんな中で十分協議して、対応してまいりたいとこのように思っています。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) それは本当に大変な状況になりそうなので、町としての対応も本当に緊密にやっていただきたいと思いますし、これからも、来年に向けて、いろいろな制度が変わってまいります。
町が、今それに対応しなければならない状況になっています。その対応の仕方では、本当に介護を受けなくてはならないお年寄りが、大変になるのではないかと心配があります。そこら辺のところを、具体的にはまた、12月ぐらいまでは出来上がるんだろうと思うんですが、そこでまた質疑をしたいというふうに思っております。
それでは、次に3項目目に入ります。簡単に町長、話合いがついていませんと、まだ理解してくれていないんだと、そういうお話でございました。そこで、これはこの問題、いわゆる良いか悪いかは、1年以上かかっている話ですよね。どうするかという問題について。町長のお考えですと、17年度の予算化にしたいということでございましたけれども、話合いがついてなかったんだよと、私、6月でやろうかと思ったけれども、6月では早すぎるだろうと思いまして、もう来年度の予算化が目の前に迫っております。そういう意味で、話合いがついていないというのは、その経過、ただ話し合いがついていないんで、こうなっていますというのは、私も他の人について説明するわけにはいきません。その経過があるはずですが、その経過について、もうちょっと詳しくお話いただきたいと思います。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) 以前にもお話しているかもしれませんが、あそこの建設をしていくときに、あの中の内容を決めていくときに、平成7年ですか、町からの強い要請で、あそこに営業を開始することになったと、強い要請ですよね、そこでやったんだと、それで当初は、簡易な、いわゆる軽食ですか、ということであったけれども、当時の議会やら町民からの要望に応えて、切り替えて、いわゆる宴会も出来るような形にしてきたというお話であります。したがって、非常に要望に応えて、投資もし、いわゆる職人も雇わなければならないわけでありますから、そういうことで協力をしてきたと、一方的には、そのときからは当分の間、当分の間というのは、その使用料についてですね、それについては、無償であるということであるのにきたのに、突然、こういうお話できたということに理解ができかねると、こういうようなお話だというふうに、今までそれぞれの担当者が変わっておりますけれども、聞き及んでいるところであります。
そこで、それはそれとして、町として、非常に財政的にも厳しい状況の中にあると、あるいはまた行革計画の中の検討委員会では、維持していけないと、このようなことから、経営母体を考えていかなきゃならないという報告がなされていると、とりあえず整理をしていかなければならないということから、担当者としては、そういうふうに行ってきているところであります。そういう経過でございまして、そのことも含めて、1回白紙に戻って、出発点から話し合いをして、私がしていく必要ある、お互いに言い分があるでしょうから、していくことが必要ではないかということで、話し合いの場を設定していただくようにやっているんですが、先程申し上げましたように、体調が悪くて、病院通いしていたり、いろいろ私が会いたいときには会えない状況もあったものですから、今日まで至っているということであります。それしか言いようがないのでありますけれども、今後もこういうことについての誠意を持った中で、相手方と交渉に入っていきたいと、続けていきたいと、このように思っております。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) あの非常に歯切れが悪いんですが、そのことは十分検討されて、清水町のこれになったんですよね。健全化プランに。健全化実行プランに基づいて、ずっとこれは予算組んでいるんですよ。今まで。これはなかなか相手のあることだから、話し合いをということですが、3月時点から、何ら進展していない。僕は、経過とか何とか、最初お話をされたから、それは関係もうありませんので、ここに、健全化プランに話し合いをするといっている、そのことが実行されていない。他のことは実行全部しているんですよ。話合いが進まない、あの段階だという、そのこと自体がよくわからない。大変、町長はいろいろなことによく努力されて頑張っている。これではさっぱり頑張ってくれない。それでは、18年度に向けて、努力されるのか、されないのか、そこのところもひとつ聞きたいと思います。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) あの、手を抜いているわけではありません。頑張っていますよ。頑張っていますけれども、相手と、平成7年のこと、これは大事なことですよ、平成7年に、町が、町がそういう形で言ってお願いしたわけですから、切りたいですよ、私。だけれども、継続ですよ、これはやっぱり。行政の継続ですよ。だからそのときに、きちんとした覚書きとか、そういうものがなされていれば、こういうことにはならなかったかもしれない。それを今度求めようとしているわけですから。ですから相手の言い分とこちらの言い分とは、食い違いなんだけれども、相手の言い分を十分聞いてあげなければならないわけですよ。非常に重たいんですよ、これ。ですから書き残したものがなくたって、これは民法上生きますから、これは。ですから約束しているんですよ、町は使用料は取りませんよと、言っているんだから。だから、経営してくださいよと言っているんですよ。
けれども、いろんな財政状況を考えて、実行プランの中では、協議・検討していきますということでありますから。それ以上のことは言っておりませんよ。続けていきますということですよ。こっちをやってこっちをやらないということではなくて、協議はしているんですよ。非常に難しいんです。ぜひ理解していただかないと、これは時間かかると思います、個人的な見解を申し上げますと。やはりこういう状況がいろいろな中で、あるわけでありますから、そういうことで電気代だとか、そういうものはいただいてまいりました。これだって、当時は全然ないわけでありますから。全くの裸で行って、あそこで営業しています。そして、だんだん議会の質問の中でも、いろいろ検討したけれども、どんどんメニューを増やしていくような形になったわけですから。
はっきり言っておきますけれども、それは一番強かったんですよ、議会の中でもそういうやつが。ただの軽食じゃどうもならないだろう、温泉の経営やっていくのにということで、すごかったんですから、当時ね。ですからそのことを理解していただかなかったら、ただ、あれだから取って、18年度の予算にすぐという形にはならないんですよ、これ。
先程の交渉する力が足りないかもしれません、私に。けれども、非常に難しい問題、交渉しようとも、相手が聞き入れてくれないわけでありますから。やはりそこら辺を聞き入れてもらえるように、最大の努力をやっていきますということを、先程から何回も言っているんですよ。そのことを理解していただきたいと、間に合えば、きちんとしていきたいと。
私ども、この行革の中で、整理していかなければならない施設、どんどんしてきているわけですから、当然それは頭に入ってきていますし、執行側としても、先程言っているように、素早く出来るものと出来ないものがありますよということでございますので、誠心誠意、この問題について、努力をしていくということであります。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) あのさっき、これ言葉じりを捉えて言うのも、僕は好きではないんですが、担当者が何人か替わって、その担当者がね、その担当者が対応するということになるかなというふうに思って聞いていたんですが、こういうことについては、いろんなときに問題になりましたけれども、町長自らこれはやらなきゃならない、そういう問題だと思うんですよ。そうでないと、町民に説明つかないですよ。町長、何回、向こうの方とお話されましたか。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) まず、本年度は一度も話をしておりません。ですから、私の方から2回程こういう形で会って話し合いしたいといっても、さっきから言っているでしょう。体の調子が悪いと言っているんです。それ覚えておいてもらわないと困るんですよ。町長になってからも、使用料のことだとか、その他のことだとか、数回会っています。この役場で会っていますよ、話していますよ。
けれども、使用料については、直近のことでありますから、新たにできたのはね、ですからそれについての話し合いというのは、今年に入ってからはしていません。担当課ではしております。
けれども、すべてが、妻鳥議員さん、言っておきますけれども、すべて私が出ていって、解決するなら担当課も何もいらないんですよ。やっぱり、そういう中で話し合いをしていって、そして、いよいよもう両方もあれのときに、じゃあ助役が出るなり、私が出るなり、しなきゃならない。何でもかんでも町長がやっていたら、どこにも行けませんし、何にもできませんよ、妻鳥さん、そう言うけれど。町長職って、本当にやってみてもらわなければ、困るけれども、本当にそういうことになるんで、そのために職務担当をしてやっているんですから、それで一生懸命やっているんです。
ですから、担当が替わろうが何しようが、それはしょうがないですよ、これは替わったら替わったで、これは人事異動ですから。人事異動ですから、継いだ人がきっちりやっていかなきゃいけないんですよ。一貫しているんですよ。その使用料なり何なりはこういうふうにしていただきたいというのは、一貫しているわけですから。同じです。
いつも担当から言われるのは、さっき言ったように、平成7年に建設するときに、俺達は反対したんですよ、建物そのものも、それなのに出来た中で、やらないと言っているのにやってくれと、飲食店組合でやってくれと、こういうことでやってきたんだということでありますから、そのやってくれたという恩恵は、ずっとあったわけですから、清水町としても。なかったら宴会も出来ません。何も出来ません。そういう状況ですよ。ですから、単なる他のあれと違って経過があるんですよ、きちんと。その経過を大事にしながら、円満に解決にいくためには、どういうふうにしようかということで、今、担当課もずっとやってきたわけでありますけれども、解決がなかなか今いってないので、いよいよやはり私が話をしなければならないなということで、こないだから、5月ぐらいから担当課でやっていますから、それで7月に入ってですね、やりましょう、8月に入って、その話だけれども、病院通いしているとか何とかありまして、話ができない。その間、私もそればっかりにかかれるわけではありませんから、もうやはり、次の策、次の策といかなければなりませんから、だからお会いしていません。
けれども、今、そういうことで、体調が良くなったら、話しをしようということになっていますから、体調が悪いとき話しても、上手く話合いができませんので、相手方のその健康状態を見ながら、あるいは私の時間帯を見ながら、相手の時間帯を見ながら、やはりやらなきゃならないということで、時間がかかっている。ご理解をいただきたいと思いますね。よろしくお願いいたします。
○議長(田中勝男) 14番、妻鳥公一議員。
○14番(妻鳥公一) どうもお話を聞いていると、町長、毎回出て行っても、がんがん頑張ってやってくださいと言っているのではないんですよ。それはもちろん町長は、町長の立場がありますから、そういうことでこの問題を進める上での、指導的役割は、やっぱり町長がすべきだと思いますよ。いろいろあれしたけれども、町長のね、毎回出て忙しいんだからと、忙しいのはわかっているんですけれども、問題はここはそんなひとつですよと、忙しい中のひとつですよと、いうことをお話をしておかなければならないことと、もうひとつは、あまりにも町長、立場に、前に決めたことはこうだからというのじゃなくて、10年経ったんですよ。今、フロイデどうしようかと言っている段階ですよ。状況は全く変わったわけですよ。そこら辺で、町長やっぱり、この問題について、町民にどうなっているんだと言われて、私、町長何とも答えようがないんだというのでは困るんですよ。情報公開というのは、そういうところが問題ですからね。どこがどうなっているのかということが、町民がわかるということですから、そういう意味で、本当の情報公開の意味を、これがこうですよというぐらいまでね、今までたくさん議論したところですから、皆に十分理解できるようにすることと、18年度少なくとも予算化できるように、忙しいのはわかっています、大変ね、担当課がやるの、それから町長がやる仕事、それはその通りです。しかし、出なければならないところは、やはり町長が出なければならないと思いますので、ひとつ、町長、頑張って、18年度に予算化をしていただきたいと思いますが、決意を伺って終りたいと思います。
○議長(田中勝男) 町長。
○町長(高薄 渡) はい、あのですね、何回もお話しているんですけれども、出るところは出てお話はしているんです。先程も言っているように。けれども相手方がそのことについて、理解するまでに至っていないということでありますので、何度も話合いをやっぱり担当課も詰めていかなければならないし、私も出なきゃならない、けれども担当課も何回かやっていますから、話し合いをしたいとやっているわけですから、努力を精一杯やっておりますので、先程も、誠心誠意、そういったことにあたっていきたいということでございます。以上です。
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○議長(田中勝男) 本日の会議は、8日の議会運営委員長からの報告があったとおり、ナイター議会を開催することになっておりますので、あらかじめ、会議の時間を延長いたします。
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○議長(田中勝男) 暫時休憩します。
なお、再開は午後6時とし、橋本晃明議員からの一般質問からといたします。 (午後2時49分)
○議長(田中勝男)休憩前に引続き会議を開きます。 (午後6時00分)
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