町民憲章

昭和41年11月1日公布

前章
  1. わたくしたちは、日高の山なみが連なり、十勝川の流れがよく野をうるおすところ、酪農と農産工業の町、その名も清い清水の町民です。
  2. わたくしたちは、父祖の偉業と、強くたくましい開拓者精神をうけつぎ、ゆたかで明るい町をつくるために、この憲章をさだめます。
1章 元気ではたらき、あかるく、楽しい家庭をつくりましよう。
  • 寒さにも、暑さにも、まけないからだと、心をきたえましよう。
  • 仕事にほこりと、希望をもつて、はりきつてはたらきましよう。
  • 家中のものが話し合い、生活のくふうをしましよう。
  • としよりをいたわり、うやまい、その労をねぎらいましよう。
2章 たがいにいたわりあい、きまりや、公衆道徳をよく守り、住みよい町にしましよう。
  • 集会の時刻は、きちんと守りましよう。
  • 交通規則を守り、歩行や、運転に気をつけましよう。
  • 公衆衛生に心をくばり、美しい環境をつくりましよう。
3章 自然を愛し、文化をそだて、ゆたかな町をつくりましよう。
  • 自然の美しさや、ゆかりのところは、大切に保存しましよう。
  • 北ぐにのくらしにあつた衣食住のくふうをしましよう。
  • 読書、音楽、スポーツなどにしたしみ、ゆたかな教養を身につけましよう。
  • 家のまわりや道路をきれいにし、花いつぱい運動をひろげましよう。
4章 未来をつくる子どものしあわせな町にしましよう。
  • だいじなしつけは、子どもの時からしつかり身につけさせましよう。
  • あかるい家庭で、自覚と責任をもつ強い子を育てましよう。
  • 家庭と、学校と、社会がいつしよになつてゆきとどいた教育をしましよう。
  • どの子もみんな社会の子、力をあわせて良い環境をつくり、よい子を育てましよう。