１　事業の概要

　　「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」に基づき、農業の持続的発展と農業の有する多面的機能の

　　健全な発揮を図るために、環境保全に効果の高い営農活動に対して支援を行います。

２　支援対象者

　　①取組作物について、販売を目的に生産を行っていること

　　②持続可能な農業生産に向けた研修の受講と自己点検に取り組むこと

３　支援の対象となる取り組み

　　化学肥料・化学合成農薬の使用を北海道の慣行レベルから原則５割以上低減する取り組みと併せて行われる下記の

　　活動に対し、その取り組み面積に応じて補助金を交付します。

　

　　①カバークロップ（緑肥）の作付け

　　　主作物の栽培期間の前後のいずれかにカバークロップ（緑肥）を作付けする取り組み

　　　※カバークロップの子実等の収穫を行わず、作物体全てを土壌に還元していること。

　　②堆肥の施用

　　　主作物の栽培期間の前後のいずれかに堆肥を施用する取り組み

　　　※Ｃ/Ｎ比10以上の堆肥であって腐熟したものを使用すること。

　　　※土壌診断を実施した上で、堆肥施用量が肥効率を考慮した堆肥由来の窒素成分量が原則として北海道の施肥基

　　　　準等を上回らないよう、適切な堆肥の施用を行うこと。なお、堆肥その他使用する資材における窒素及びリン

　　　　酸の各成分量の合計量が、必要とする投入成分量を超えないよう、堆肥管理計画を策定するよう努めること。

　　③有機農業

　　　主作物について、化学肥料及び化学合成農薬を使用しない取り組み

　　　※国際水準の有機農業（有機JAS規格）の水準に合致する取り組み。

　　　※土壌診断を実施するとともに、炭素貯留効果の高い堆肥の水質保全に資する施用、カバークロップの、いずれ

　　　　かを実施する場合は、2,000円を加算。

４　支援単価

　　①カバークロップの取り組み（6,000円／10a）

　　②堆肥の施用（4,400円／10a）

　　③有機農業（12,000円／10a）（うち、そば等雑穀・飼料作物は3,000円／10a）

５　参考資料・提出様式

　　・農林水産省HP

　　　みどりのチェックシート解説書

　　・北海道HP

　　　エコファーマー制度

　　・様式集

　　・交付申請様式.xls

　　・生産記録（堆肥の施用、カバークロップ、リビングマルチ）.xls

　　・生産記録（有機農業）.xls

　　・自給堆肥製造証明書・堆肥納品書

　　・資材証明書

　　・堆肥管理計画

６　提出期日

　　令和6年6月21日（金）

７　提出先及びお問い合わせ先

　　清水町農林課農政係

　　　電話　0156-62-2112