定住自立圏構想

清水町は、帯広市と「十勝定住自立圏形成協定」を平成23年7月7日に締結しました。
この協定は、帯広市を中心として十勝管内18町村が相互に役割分担・連携・協力することにより、必要な生活機能を確保し、人口定住を促進することを目指しています。
定住自立圏が形成されたことにより、本町においては、各種の財政措置(中心市である帯広市に年上限4千万円程度、清水町等周辺市町村に年上限1千万円程度)や財政支援策などが受けられるというメリットがあります。

定住自立圏のイメージ

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日本は今後、総人口の減少、少子化・高齢化が進み東京、名古屋、大阪など三大都市圏の人口減少が見込まれます。地方においては、さらに大幅な人口減少と急速な少子化・高齢化が見込まれています。
このような状況の中、地方圏における市町村の主体的取組みとして「中心市」の都市機能と「周辺市町村」の農林水産業、自然環境、歴史、文化など、それぞれの魅力を活用して、NPOや企業といった民間の担い手を含め、相互に役割分担し、連携・協力することにより、地域住民のいのちと暮らしを守るため圏域全体で必要な生活機能を確保し、地方圏への人口定住を促進するための構想です。

現在までの取組みとこれからの予定
平成22年11月、十勝広域連携推進検討会議の下で「定住自立圏構想部会」を設置し、約1年間かけて可能性を検討してきました。
平成23年3月には清水町を含む全市町村の議会において「定住自立圏形成協定を議会の議決すべき事件とする条例」を提案し原案可決されました。
その後、帯広市(中心市)と清水町などの周辺町村との間で取り交わされる協定書の内容を協議してきました。
清水町では、6月議会に協定締結の議案を提案し、6月21日に原案どおり可決されました。
これを受けて、7月7日に合同調印式が開催され、帯広市と清水町を含む18町村とがそれぞれ協定を締結し、十勝定住自立圏が形成されました。
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