タケシとアイの冒険

「どうせあのきたない犬しか遊びあいてがいないんだべ」

正吉がからかいました。

「クゥ~ン」

アイはしっぽをまきながらタケシのかげにかくれました。

「みてみろよ!あの犬、顔つきまでタケシに似てないかい」

笑いながら健太が言いました。

「わっはっは。あれ見てみろよ。

しっぽ巻いてるぞ。おくびょうなとこまでかい主にそっくりだ」

「わっはっはっは」