幸せの白いカラス

しばらくすると、夜が明け始めました。オラマプが見てみると、見なれない黒い鳥が一羽いるではありませんか。その鳥は、おもむろに黒い衣をぬぎ、急いで白い衣に着かえると、「かあ!」と一声鳴いて、朝焼けの空へ飛び立っていきました。