令和2年第1回定例会会議録(3月10日)

○議長(加来良明) これから本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

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○議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により議長において

 5番 鈴木孝寿 議員

 6番 高橋政悦 議員

 7番 佐藤幸一 議員  を指名します。

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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。

 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月25日までの16日間にしたいと思います。

これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 会期は、本日から3月25日までの16日間に決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。

 事務局長。

(諸般の報告 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) 諸般の報告を終わります。

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○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。

 町長から行政報告の申し出がありました。

 これを許可します。

 町長。

○町長(阿部一男) 新型コロナウイルス感染症の対応についてであります。

 中国で確認された新型コロナウイルス感染症は、全国で感染が確認され、北海道においても100名を超える感染者が確認されております。
 本町では、2月21日に開催した臨時庁議において、感染症への対応について新聞折込と町のホームページで予防の周知、町内で開催予定の会議等の確認、消毒用アルコールの施設入口への配置確認などを行いました。町民周知は2月22日夕刊と23日朝刊にチラシ折込みを行うとともに、この内容を2月25日町ホームページに掲載しました。
 2月26日に2回目の会議を開き、国・道の情報を共有し、町主催事業の原則3月末までの中止及び延期を確認し、町内団体の主催事業についても同様の対応を要請することとしました。小中学校の休業について北海道知事から要請があり、2月27 日から3月4日までの実施を十勝全体で検討すること、この対応に合わせ幼稚園の休固と学童保育所の休所、保育所とこども園は感染予防のため可能な範囲で登所しないことをお願いしながら開所することなどを確認しました。
 2月27日に十勝管内で感染者が確認されたことを受け、2月28日には3回目の会議の中で各種事業の中止判断等の再確認と防災行政無線による感染対策の放送を実施しました。
 2月28日夜に北海道知事の緊急事態宣言、29日夜に内閣総理大臣の記者会見があり、3月24日まで小中学校の休業の方針が示されました。
 これら情勢が大きく変化したことを受けて、3月3日に4回目の会議を聞き、新型コロナウイルス感染症対策本部を設置いたしました。
 また、3月6日に対策本部として3回目の会議を聞き、小中学校の分散登校の実施と、感染拡大の防止を目的に公共施設の利用の禁止等の確認をしたところです。
 なお、感染症対策に伴う外出自粛などにより、町内飲食店の急激な利用落ち込みなど、経済全体への影響も大きくなっており、国の経済支援等の対策と連動して、今後、町中小企業近代化資金貸付金の貸付特例などの町独自の対策を行う所存であります。
 今後も町内での感染症発症の予防と発生時の対応について、町民皆様のご協力をいただきながら取り組んで参りたいと考えております。

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。

 質疑はありますか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これで行政報告は終わりました。

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○議長(加来良明) 日程第5、町政執行方針について。

 町長より、令和2年度町政執行方針を述べていただきます。

 町長。

○町長(阿部一男) 

 I はじめに
 令和2年第1回清水町議会定例会の開会にあたり、新年度の町政執行方針と施策について、議員各位と町民の皆様に概要を申し上げます。
 私の町長としての任期の締めくくりを迎え、これまで関係団体との懇談や行事への参加などを通して、多くの町民の皆様から貴重なご意見を頂き、様々な課題の解決と新たな可能性をまちづくりに活かすため、取り組みを進めてきました。
 一方、圏内に目を向けますと、我が国の経済情勢は雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかな景気回復が続くことが期待される一方で、通商問題など海外経済の動向と、政策に関する不確実性や金融資本市場の変動、相次ぐ自然災害の経済への影響など、今後の先行きについては予断を許さない状況にあります。
 また、本町の財政状況については、公債費の抑制等により健全化を図ってきたところですが、近年は老朽化した施設への対応等により財政需要が大きくなり、一時的に公債費が上昇しています。加えて、少子高齢化による医療・介護等の扶助的経費の増加と、人口減少対策として結婚・子育てへの支援が必要なことから、財政見通しを常に留意しているところです。
 こうした中、令和2年度の当初予算においては産業の振興、人口減少と高齢化社会への対応、子供の成長への支援、町の歴史を将来の世代につなぐ事業など、町民が心豊かに暮らし、地域の可能性を更に大きなものとするために、町民の皆様とともにまちづくりを進めることが大変重要であると考えています。
 ここに、新年度の主要な施策につきまして基本的な考え方をご説明させていただきます。


Ⅱ  地方財政と予算概要
 令和2年度の地方財政計画では、「経済財政運営と改革の基本方針2019J を踏まえ、人づくり革命の実現や地方創生の推進、地域社会の維持・再生、防災・減災対策等に取り組みつつ、地方が安定的な財政運営を行うために必要となる一般財源総額を確保し、その財政規模は90兆7,397億円、前年度比1.3パーセントの増となり、地方交付税の出口ベースにあっては、16兆5,882億円、前年度比2.5パーセントの増となりました。
 本町の本年度当初予算につきましては、一般会計は78億1,300万円、前年度当初予算比21.6パーセント減、一般会計と3特別会計、2公営企業会計を合わせた予算総額は113億660万円、前年比16.8パーセントの減であります。
主要財源の普通交付税につきましては、幼児教育・保育の無償化に係る算入額や公債費算入額の増等により、27億8,000万円、前年度比4.9パーセントの増とし予算計上したところであります。

Ⅲ 主要政策の推進

1  自然と共生する安全で快適なまちづくり

◆自然環境の保全と環境との共生
 森林は、人々が安全で安心して生活するために不可欠な多面的機能を有しており、大切な森林を守り育てていくため森林整備計画及び森林経営計画に基づき適正管理のもと継続的整備により自然環境の保全に努め、災害に強い山づくりを進めてまいります。
 昨年度から始まったごみ処理の広域化について、引き続き町民や事業所等の理解を得ながら進めるとともに、循環型社会の形成を目指し、昨年度から実施している清掃センターのリサイクル施設への改修を継続し、限りある資源、の再資源化に向けた取り組みを推進してまいります。
 町道の整備につきましては、道路整備計画に基づき道路改良及び舗装工事並びに橋梁修繕工事を実施してまいりますとともに、国道、道道の整備につきまして、国や道へ積極的な要請をしてまいります。
◆すべての世代が交流し住みやすいまちづくり
 町民の日常生活の交通手段確保は、高齢化の進展とともに大きな課題となっておりますが、コミュニティバスや清水帯広間バスに加え、ドアトゥドアタイプの買物銀行パスの運行を継続し、高齢者や運転に不安を感じて免許を返納する方などが利用しやすいよう、効率的で利便性の高い移動支援を進めてまいります。
 老朽化が進んでいる町営住宅の建替や改修を計画的に進め、今後の住環境の整備に努めてまいりますとともに、転入や転居のための「空き家、空き地、賃貸住宅などの情報」を提供し、民間との連携を深めてまいります。
 公園施設につきましては、経年劣化による遊具の更新を計画的に進め、安全な環境整備に努めてまいります。
 子育て世帯や賃貸住宅に居住している世帯、転入された世帯の新築や中古住宅の取得、現在住まわれている住宅のリフォームに対する支援を継続するとともに、多様な世代が住みやすい住宅環境の充実に取り組み、移住・定住の更なる促進を図ってまいります。
◆緑豊かな森と水に親しむまちづくり
 豊かで快適な暮らしを目指し、春と秋の清掃週間やクリーンデイを推進し、生活環境の充実を図り心豊かなまちづくりを関係団体とともに進めてまいります。
 また、地域の大切な資源、である自然環境を守り育てるために、河川、公園、緑地の維持管理に努めてまいります。
◆町民相互の支え合いと暮らしの安全安心
 近年、全国的に大雨や地震による自然災害が多発しており、住民と行政が一体となった防災への取り組みが必要となっております。

 本町においては、平成28年の大雨災害を教訓として、防災備蓄の充実を図るとともに、自主防災組織を結成し地域の力で地域を守る取り組みを進めてまいります。また、昨年度整備しましたデジタル式防災行政無線や登録制メールなど、あらゆる情報伝達手段を活用し、町民の皆様に災害情報が確実に伝わるよう努めてまいります。
 また、消費者を取り巻く環境は、複雑・多様化し、犯罪手口は年々、巧妙化・悪質化しております。犯罪や事故のない安全で、安心なまちづくりを目指し、問題解決へ支援の拡充を図るため、関係機関や団体との連携を一層密にし、体制の維持・強化や情報共有を進め、犯罪の抑止や事件・事故の未然防止のため啓発活動の推進に努めてまいります。
◆快適で良好な生活環境
 町民が安心して暮らせるまちづくりを図るための一環として、犯罪や災害の未然防止、景観保持を目的として実施している廃屋解体撤去事業につきましては、昨年度より住宅に付随する塀・囲いなどの撤去についても対象とし、制度の拡充を図っております。今後も解体撤去後の敷地が有効活用されるよう、情報発信に努めてまいります。

2 誰もが健康で思いやりのあふれるまちづくり
◆町民の健康と健康づくり意識
 健康寿命の延伸には、若い世代から健康に対する自覚と認識を高め、自ら進んで健康づくりに取り組むことが大切です。このため、健康づくり運動教室など、予防に重点を置いた施策を進めるとともに、栄養・食生活・運動など、生活習慣の改善に向けて関係団体と連携を図り、健康づくり活動を支援する各種事業を実施してまいります。
 また、病気の早期発見・早期治療につなげるため、各種検診の受診勧奨を進め受診率の向上を図るとともに、受診後の保健指導等を積極的に行ってまいります。
 国民健康保険事業につきましては、保険者の都道府県化という大きな制度改正から3年目を迎え、より一層円滑な事業運営を図り、保険給付費の抑制と被保険者の負担軽減に努めてまいります。
◆高齢者の暮らしと社会参画や障がい者の社会参加
 高齢者が、可能な限り住み慣れた地域で日常生活を営むことができるよう、医療・介護など、関係機関との連携を図り各種事業に取り組んでまいります。
 介護保険事業につきましては、第7期清水町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づき円滑な運営を図るとともに、新たな第8期計画を策定します。
 また、障がい者福祉につきましては、安心して生活ができるよう、障害者総合支援法及び第5期清水町障がい福祉計画に基づき、必要なサービスを提供するとともに、新たな第6期計画を策定します。
◆すべての世代が交流し支え合うまちづくり
 高齢者がいきいきと暮らすための地域の活動の場として、地域サロン事業や地域カフェ事業を推進し、お互いに支え合うまちづくりにつなげていきます。
 また、ボランティア団体と連携を進め、その活動を支援するとともに世代間の交流が深まるよう共生型事業を推進してまいります。
◆ まちぐるみで子育て世帯を支え応援するまちづくり
 次代を担う子どもたちが健やかに成長していくために、安心して子育てができる環境づくりが必要です。子育ての不安や悩みに対する相談窓口の充実を図るとともに、関係機関が連携を図りながら、子育て世帯の負担軽減の取り組みを続けてまいります。
◆安心して暮らせるまちづくり
 働き方改革の取り組みにつきましては、事業所における生産性向上と、働く方々の意欲向上や持てる能力が十分発揮できる職場環境づくりを目指して、町内事業者への啓発を図ってまいります。
 少子化による労働力不足の中で雇用確保を図るため、従業員の業務に必要な資格取得に対する助成制度の拡充や、奨学金を償還する新卒就業者等に対する償還金助成制度の活用を図ってまいります。
 また、労働災害や職業病の防止などの労働安全を目指し建設業協会等との連携により、事業者及び従業員の意識を高めてまいります。


3 新しい時代を担う人材を育むまちづくり
◆家庭・学校・地域がともに推進する教育のまちづくり
 教育の振興につきましては、「清水町教育大綱」に基づき、教育委員会と緊密な連携を図りながら、子どもたちの学びと成長を支援するための取り組みを進めてまいります。
 学校教育につきましては、教育理念である「心響」と実践指標"しみず「教育の四季」"の普及と実践のため、引き続き幼保・小・中の連携、少人数教育と特別支援教育の充実、修学旅行費用等の保護者負担軽減、情報通信技術の活用、学校給食の充実により、次代を担う子どもたちの生きる力を育んでまいります。
 また、家庭・学校・地域が一体となり地域全体で子どもたちの学びを支援する「コミュニティ・スクール」の充実を図るとともに、義務教育の9年間を見通した小中一貫教育の調査研究を進めてまいります。
 総合学科先進校として特色ある教育活動を展開している清水高等学校との連携と、関係団体への支援の拡充を図ってまいります。
◆文化とスポーツ・レクリェーションに親しむまちづくり
 文化芸術への関心を深め、楽しさや感動など心にゆとりと潤いが得られるよう、文化芸術に触れる機会を提供するとともに、文化の継承活動を支援してまいります。
 また、心身ともに健康であるために、ニュースポーツの普及など気軽にスポーツに親しむ環境づくりを推進してまいります。
◆学びの成果を活かすまちづくり
 まちづくりは「人づくりJであり、しみず読書の日の浸透を図るとともに、生涯にわたって主体的・継続的に学べる機会を提供し、学びの成果がまちづくりに活かされるよう、人間性豊かな人材の育成を推進してまいります。


4 町の資源を活かした活力あるまちづくり
◆クリーンな農業と資源循環型のまちづくり
 農業は食料の安定供給はもちろんのこと、関連する多くの企業が地域経済や社会を支える重要な役割を担っており、安全で良質な農畜産物の生産確保に向けて、各種施策とクリーンな農業を推進してまいります。
 また、食育を通して、心身の健康を守り、豊かな食文化を継承していくことが重要であり、関係団体の協力を得ながら食育計画を推進してまいります。
◆経営基盤の確立と後継者が働きやすいまちづくり
 T P P 11、EPAに続き、本年1月には日米貿易協定が発効され、農畜産物の市場開放による今後の動向を注視し、国や道の対応を慎重に見据えながら関係機関と対策を協議し必要な対策を進めてまいります。
 基幹産業である農業を持続するため、畑作農業の推進に向けた合理的な輪作体系の確立と情報通信技術を活用した畑作振興事業の充実を図ってまいります。
 また、酪農経営の大規模化に伴い、バイオマスを活用した家畜ふん尿の有効利用を推進し、乳牛の育成期におけるコスト低減や労働力の軽減を図るための自動機械化を推進してまいります。
 担い手対策につきましては、関係機関と連携しながら研修の機会を設け、担い手の技能向上を図り、後継者対策や花嫁対策事業を推進してまいります。
 土地改良事業につきましては、道営及び団体営事業により、異常気象に負けない農業基盤の整備を推進し、農畜産物の生産性を高めてまいります。
◆まちの資源を活かした産業の振興と連携の促進や地域の資源を活かした観光産業の創出
 本町の畜産資源や食の認知度を高めるため開催しています「十勝清水肉・井まつり」は、食を通じて来場者と出庖者が交流し合うイベントとして町内の各団体と協力し、内容の充実を図ってまいります。
 昨年、初めて開催した「十勝清水にんにく肉まつり」は、本町がにんにくの産地であるアピールと、にんにくを取り入れる食文化の発信に向け、農協、商工会、観光協会と連携して取り組んでまいります。
 十勝清水トラックマーケットについては、新鮮な地場野菜等を購入できる催しとして定着してきており、地域住民自らが実践するビジネスとしてその内容を深めてまいります。
 清水公園は、町民の憩いの場であり、また、本町の重要な観光資源の一つでもあります。再整備検討委員会の答申を尊重し、魅力のある清水公園の再整備に向けた基本計画の策定を行ってまいります。
 昨年放映されたドラマ「なつぞら」や新1万円札の肖像として決定した渋沢栄一翁など、時機を逃さず交流人口の増加を図る資源として活用し、本町の歴史や景観などを広くアピールして、観光振興の弾みとしてまいります。
 また、3年目となるふるさとワーキングホリデ一事業や、昨年度より参画している北海道型ワーケーション導入検討・実証事業により関係人口の拡大を図ってまいります。
◆商業の活性化と異世代が集う多機能型まちづくり
 本町の消費経済状況につきましては、園内の景気動向や人口減少、高齢化等により消費購買力が減退していることは否めず、依然として厳しい状況が続いております。町内の消費を喚起、下支えするため、消費税率の改定に伴った各種支援策などが終了する時期に、商工会と連携して新たなプレミアム付き商品券の発行について支援してまいります。
 また、町内事業所の継続的な事業展開を支援するため、引き続き新規参入時の事業資金の確保も含め中小企業近代化資金貸付制度を推進するとともに、町内の生活に必要な商庖や事業所の維持を図るため、次世代に事業価値を引き継ぐ事業承継について学ぶ機会を設けてまいります。


5 みんなで創る協働のまちづくり
◆町民誰もが参加する協働のまちづくり
 広報紙や町のホームページにつきましては、まちの今を知る情報発信源としてよりわかりやすく町民視点に立った情報の提供に努め、まちづくりへの参加の契機となるよう内容の充実に取り組んでまいります。
 また、本町のまちづくりを応援したいと思う方々からいきいきふるさとづくり寄附をいただいており、寄附者の思いを効果的な施策に繋げ、寄附者への町内特産品贈呈により、町の産業活性化と魅力の発信に取り組んでまいります。
 移住定住促進事業につきましては、移住に際し重要な仕事や住宅、生活環境について、移住希望者の視点に立った情報提供、相談を行ってまいります。
 世帯向けの民間賃貸住宅の増加を図るため、建設、改修に対する支援策を行うとともに、住宅建設や賃貸住宅の確保までの仮住まいが可能な移住支援住宅の活用など、実効性の高い移住定住促進施策に取り組んでまいります。
 U IJターン新規就業支援事業による東京圏域からの移住や、関東・関西圏を対象とした北海道移住フェアに参加し、移住促進につなげてまいります。
◆効率的でわかりやすい行政運営
 町民自らが地域のことを考え、多くの意見を反映したまちづくり計画を基に、町民、地域、企業等関係機関と連携して課題の解決に取り組むとともに、新たなまちづくり計画を策定し人口減少に立ち向かう活力あるまちづくりの推進に取り組んでまいります。
◆広域行政の推進
 少子化と高齢化、人・モノ・金の都市部への集中が進み、地方の自治体を取り巻く環境は一層厳しくなっている中、住民に身近な行政サービスや地域活性化の効果的で効率的な実施に向けて、第3期十勝定住自立圏共生ビジョンを推進し、十勝圏全体の連携事業に取り組んでまいります。

IV  むすび
 以上、令和2年度の町政運営にあたり、方針と施策の一端を述べさせていただきましたが、全国的な人口減少の大きなうねりの中で、本町の恵まれた交通と産業の基盤に根差した、「住み続けたいまち」づくりのために、第5期清水町まちづくり計画の将来像にあります「みんなで活き生き豊さ育むまちとかちしみず」の実現と第6期計画の策定に向けて、職員とともに取り組んでまいります。
 議員の皆様をはじめ町民の皆様の深いご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げ、町政執行方針といたします。


令和2年3月10日
清水町長 阿部一男

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○議長(加来良明) ここで休憩します。(午前10時45分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前10時55分)

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○議長(加来良明) 日程第6、教育行政執行方針について。

 教育長より令和2年度教育執行方針を述べていただきます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 

I はじめに
 令和2年第1回清水町議会定例会の開会にあたり、新年度の清水町教育委員会所管行政に関する主要な方針について、議員各位と町民の皆様に概要を申し上げます。
 今日の人口減少や少子高齢化をはじめ、グローパル化、高度情報化が進展する社会において、本町の未来を託す人材育成が必要であり、教育行政の果たす役割は一層重要になっております。
 清水町教育委員会といたしましては、教育理念を「心響」、実践指標を"しみず「教育の四季」"とし、家庭・学校・地域が一体となって、将来の地域を担う人材を育成するため「心かよわせ、互いに響き合う感性豊かな教育」を推進してまいります。
 また、文化の町・スポーツの町を自負する清水町の町民の潜在的教育力を学校教育へ還元することによって、子どもは大人から生きる力を感得し、大人は子どもから活力や生き甲斐を得る「異世代交流による循環型教育」を推進するため、学校教育、社会教育がそれぞれの教育機能を発揮し、調和と連携を図りながら、一体となって
取り組んでまいります。
 さらに、「清水町教育大綱」に基づいた総合教育会議における町長との協議・調整により、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、町長部局と緊密な連携を図ってまいります。

Ⅱ 学校教育の推進
 新学習指導要領においては、将来を見据えた子どもたちの「生きる力」を具体化するため、各教科等の教育内容について横断的な視点から学習内容を充実することが求められており、教育課程の実施に必要な体制を確保し、組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を目指すとともに、「地域とともにある学校づくり」を進めるため、「しみず教育の四季」の実践を基軸としたコミュニティ・スクールの充実を図るとともに、清水町の現状を自分ごととして見つめ、歴史や文化、産業などを体験的に学ぶことにより、地域に誇りを持ち生涯を通して故郷清水町とつながる子どもの育成を目指した「十勝清水学」を推進してまいります。
 また、引き続き修学旅行費等の保護者負担の軽減を図るとともに、小学校における少人数学級指導教諭の配置により、きめ細やかな教育の充実に取り組んでまいります。


1 確かな学力の育成

 小学校においては、令和2年度から新学習指導要領が全面実施されることに伴い、5年生以上が「外国語活動」から「外国語科」として教科となることから、引き続きA E T (英語指導助手) 2名と英語活動講師を配置し、外国語指導の充実に努めるとともに、Society5.0 時代を生きる子どもたちに必要な先進的教育を行うため、文部科学省が推進するGIGAスクール構想についても検討してまいります。
 中学校においては、一人1台のタブレット型コンピュータを配置したIC T環境を最大限に活用して、主体的で対話的な深い学びを実践し、AI時代に対応したIC T教育を推進してまいります。
 また、分かりやすい授業を展開するために、教職員の授業力の向上に向けて校内外の研修体制の充実や指導方法の工夫改善に努めてまいります。
 学力向上につきましては、全国学力・学習状況調査で明らかになった成果や課題を踏まえ、学力向上のための取組方針を作成し、各学校における指導充実の視点と、家庭での実践例を示し、学校と家庭が連携して学習習慣の定着や生活習慣の確立を目指してまいります。


2 豊かな心と健やかな体を育む教育の推進
 子どもたちが基本的な生活習慣を身に付け、規範意識を高めるとともに、思いやりのある豊かな心を育むため、発達の段階に応じた様々な体験活動を通して、社会性を育んでまいります。
 また、いじめについては、未然防止、早期発見、早期対応に努め、道徳教育をはじめとして全ての教育活動において子どもたちの発達段階に応じた規範意識や倫理感を育む活動を、家庭・学校・地域とともに推進してまいります。
 児童生徒の不登校については、その要因が様々であることから、学校・家庭・スクールソーシヤルワーカー等の関係機関が連携して情報を共有することにより、不登校の発生予防やその解消に努めてまいります。
 子どもたちが楽しく健康的に日々の活動を行うため、その源となる体力の向上、健康の増進については、学校の教育活動全体での指導と合わせて家庭や地域との連携を図ってまいります。


3 子どもの安心・安全教育の推進
 児童生徒の安心・安全な学習・生活環境を確保するため、登下校時における通学路等のパトロールボランティアの協力を得て、保護者や地域ぐるみの取組を推進してまいります。
 また、災害の実体験を踏まえた防災教育や、低年齢化する情報機器の所持に対応した情報モラル教育につきましでも、実態に即した指導を家庭、学校と連携して進めてまいります。

4  特別支援教育の推進
 生涯にわたって切れ目のない支援を目指した清水町障がい福祉計画に基づき関係機関との連携を推進するとともに、特別な教育的支援を必要とする児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた適切な指導に努め、特別支援教育支援員の配置などにより支援の充実を図ってまいります。


5  幼保小中の連携の推進
 保育所・幼稚園から小学校へ進む子ど也たちがいきいきと成長できるよう「保育」と「教育」の違いを踏まえた滑らかな接続を進めるため、幼児と児童の交流活動や保育士など関係者の連携した取組を実施するとともに、保育活動と教育活動の連続性を踏まえた教育の工夫、改善を推進してまいります。
 また、小学校から中学校への学びの接続や専門性の高いわかりやすい授業を展開するため、これまでの小中連携の取組を更に進めて、義務教育の9年間を見通した小中一貫教育の具体的な調査研究を進めるとともに、実現に向けて学校と協議してまいります。


6  清水高等学校の振興
 総合学科先進校として特色ある教育活動を展開しております清水高等学校との連携を深めるとともに、「魅力ある清水高校」に向けて関係団体への支援を拡充し、清水高校の魅力を発信するとともに、御影地区から通う生徒の交通費の負担を軽減するため、無料バスを運行してまいります。


Ⅲ バスの運行及び学校給食の運営方針


1  スクールバス等の運行
 スクールバスにつきましては、全路線を運行委託しますが、委託業者とも連携を図りながら、引き続き遠距離児童・生徒の通学手段として安全・安心な運行に努めてまいります。


2  学校給食の推進
 学校給食につきましては、清水町の食材を多く取り入れた「十勝清水恵みの給食週間」を、これまでの年1回5日聞から、年4回20日間に増やし、子どもたちが食に興味や関心を高められる食育活動を進めてまいります。
 また、徹底した衛生管理や品質管理、安全確保を図り、何よりも安心・安全で美味しい学校給食の提供に努めてまいります。

Ⅳ 社会教育の充実
 町民1人ひとりが生きがいを持ち、潤いのある心豊かな生活を送るため、自主的・主体的に学び続けられる環境の整備に努め、学びの成果が地域づくりに活かされるよう、人間性豊かな人材の育成を推進してまいります。
 また、第9次となる社会教育計画を策定してまいります。


1  社会教育活動の推進
 各種活動団体の情報を発信し、団体活動の活性化を図るとともに、郷土の歴史を学ぶ公民館講座の実施など、多様なニーズを捉えた学習の機会を提供してまいります。
 公民館につきましては、町民の皆様が気軽に利用していただける社会教育活動の拠点として、その運営に努めます。

 また、昨年度から導入しましたコミュニティ・スクールにおいても、社会教育と学校教育の連携・協働をより一層図ってまいります。


2  文化芸術活動の推進
 文化芸術活動は、人々が心豊かで質の高い生活を送り、活力ある地域づくりを実現するために極めて重要なものであります。
 子どもから大人までより多くの町民の皆様が、文化芸術に親しみ、活発な活動ができる環境づくりを進めるとともに、優れた文化芸術に触れる機会を提供し、地域に誇りを持てる文化を、次世代につなげてまいります。


3  スポーツ・レクリエーション活動の推進
 心身ともに健康で充実した生活を送るためにも、各年代やそれぞれの体力に適した「町民一人1スポーツ」を目指し、スポーツ推進委員並びに関係機関の協力を得て、ニュースポーツなどの普及に取り組むとともに、アイスアリーナや体育施設等の指定管理者と緊密に連携し、スポーツの振興と町民の皆様の健康づくりを推進してまいります。
 また、小中学生スポーツ活動送迎事業を継続し、少年団活動や部活動を支援してまいります。


4  図書館の運営
 地域の情報の拠点並びに生涯学習を支える施設として、町民の皆様の読書要求や学習意欲に応えられるよう図書資料の充実を図り、提供するとともに、郷土史料館につきましては、郷土の歴史を次世代に伝えていくために、引き続き館内の整備を進めてまいります。
 子どもたちの読書活動につきましては、昨年度策定した「子どもの読書活動推進計画」に基づき、学校図書館との連携を深め、移動図書館や本に親しんでもらう環境づくりを推進してまいります。
 また、しみず「教育の四季J推進協議会で定めました、毎月19日の「読書の日」の普及や開館30周年を記念した読書普及イベントの実施などにより、「町民のふれあいの場Jとしての図書館を目指してまいります。

V  むすび
 以上、令和2年度の教育行政執行に関する主要な方針について申し上げました。
 本年度も本町の教育・文化・スポーツの振興と生涯学習社会の構築に最善の努力を傾けてまいりますので、議員並びに関係各位の温かいご支援と積極的なご協力をお願い申し上げ、教育行政執行方針といたします。


令和2年3月10日
清水町教育委員会教育長 三澤 吏佐子

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○議長(加来良明) 日程第7、議案第12号、第1号会計年度任用職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号、令和2年度清水町一般会計予算の設定について、議案第21号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第22号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第23号、令和2年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第24号、令和2年度清水町水道事業会計予算の設定について、議案第25号、令和2年度清水町下水道事業会計予算の設定について、以上8件を一括議題とします。

 提案者より、提案理由の一括説明を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) では、令和2年度予算の審議をお願いするにあたりまして、概要を説明いたします。

 なお、予算関連条例の一部改正等につきましては、予算審査特別委員会において説明をいたします。

 事前に資料といたしまして、A4横版の「予算に関する資料」、15ページのものです。それと、A4縦版の「予算に関する資料2」、これは24ページからなっております。それと、A4縦版の「令和2年度予算に関する資料の説明」、これは両面で1枚のものです。これをお配りしております。

 A4横版の予算に関する資料、これに沿って説明をさせていただきます。

 予算に関する資料の1ページをお開きください。

 令和2年度清水町予算(案)総括表といたしまして、一般会計及び特別会計、企業会計の予算額を前年度と比較する形で掲載をしております。

 一番下の段の総計の欄ですが、一般会計、3特別会計及び2企業会計の予算総額は、11,306,600千円で、前年度比2,287,200千円、16.8%の減となったところです。

 一般会計の予算額につきましては、7,813,000千円で、前年度比2,157,000千円、21.6%の減です。

 特別会計につきましては、国民健康保険特別会計は1,314,000千円で、市町村事務処理標準システム導入に係る負担金の減等によりまして、前年比54,000千円、3.9%の減です。

 後期高齢者医療保険特別会計は、181,300千円で、後期高齢者医療広域連合納付金の増によりまして、前年度比6,000千円、3.4%の増です。

 介護保険特別会計は、1,137,700千円で、地域支援事業費の増等によりまして、前年度比10,600千円、0.9%の増となりました。

 次に、企業会計ですが、水道事業会計は、収益的支出、資本的支出と合わせまして、410,900千円で、配水管更新事業の減等によりまして、前年度比64,700千円、13.6%の減です。

 下水道事業会計につきましては、449,700千円で、農業集落排水施設更新事業の減等によりまして、前年度比28,100千円、5.9%の減です。

 次に、2ページにまいりまして、令和2年度一般会計予算(案)歳入歳出対比表です。

 一般会計の歳入歳出をそれぞれ款別で掲載をしております。

 一般会計の予算額は、先ほど申し上げましたが、7,813,000千円、前年比2,157,000千円、21.6%の減となります。

 予算に関する資料の3ページ、4ページの令和2年度一般会計予算(案)総括表につきましては、款別の歳出予算額と特定財源内訳、一般財源内訳を記載したものでございます。

 一般会計予算のうち、5,291,897千円が一般財源になっております。

 内訳につきましては、4ページに掲載のとおりでございます。

 次に、5ページから12ページにかけましては、一般会計、特別会計の主な事業の一覧、新規事業、拡充事業を含めまして、事業費、事業内容を掲載しております。

 13ページは、一般会計繰出金等の内訳、次の14ページは、債務残高・基金残高の推移状況、最後の15ページは、地方債・債務負担行為に係ります年度別償還予定表を掲載しております。

 また、別冊の「予算に関する資料2」では、複数年度の実施計画となります、大型建設事業等につきまして記載をした主要事業施策シートとなっております。

 以上、大変簡単ですが令和2年度の予算の概要の説明とさせていただきます。

 関連条例とともに御審議をよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) お諮りします。

 ただいま議題となっています8件の議題につきましては、議長を除く12人の委員で構成する令和2年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

よって、一括議題となっています8件の議案につきましては、議長を除く12人の委員で構成する令和2年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。

 お諮りします。

 令和2年度予算審査特別委員会に地方自治法第98条第1項の検閲・検査権を委任したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、令和2年度予算審査特別委員会に地方自治法第98条第1項の検閲・検査権を委任することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第8、議案第1号、専決処分の承認を求めることについて、議案第2号、専決処分の承認を求めることについて、議案第3号、専決処分の承認を求めることについて、以上3件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) それでは、一括して専決処分の説明をいたします。

 まず、議案第1号、専決処分の承認を求めることについて、説明をいたします。

 専決処分の第3号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第7号)の設定です。

 総額に1,100千円を追加し、それぞれの総額を10,365,868千円とするものです。

 補正予算の内容につきましては、昨年末に老人福祉センター男子トイレの給水配管からの水漏れ発生によりましてトイレが使用不能の状況となり、修繕工事を早急に行わなければならなくなったことから、専決処分にて予算措置をしたものです。

 歳入より説明を申し上げます。

 6ページをお開きください。

 18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として1,100千円の追加です。

 次、7ページ、歳出です。

 3款1項6目老人福祉センター運営費につきましては、トイレ給水配管改修工事として、15節工事請負費1,100千円の追加です。

 以上、専決処分第3号、一般会計補正予算(第7号)の説明です。

 続きまして、議案第2号、専決処分の承認を求めることについて、説明いたします。

 専決処分の第1号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定です。

 総額に10,220千円を追加し、それぞれの総額を10,376,088千円とするものです。

 補正予算の内容につきましては、いきいきふるさとづくり寄附金、ふるさと納税が当初見込みを上回る状況となり、返礼品に係る報償費等が不足となることから専決処分にて予算措置をしたものです。

 歳入より説明いたします。

 6ページをお開きください。

 17款1項2目特定寄附金、いきいきふるさとづくり寄附金につきましては10,000千円の追加です。

 18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として220千円の追加です。

 下のページにまいりまして、歳出です。

 2款1項6目企画費、いきいきふるさとづくり寄附金返礼に係る経費として、8節の報償費で4,200千円、また、寄附申し込みに係るインターネット寄附サイト利用手数料として、12節役務費で220千円を追加するものです。

 また、25節の積立金につきましては、寄附金10,000千円のうち返礼品に係る報償費に4,200千円を財源充当し、残りの5,800千円をいきいきふるさとづくり基金へ積み立てをするものです。

 以上、専決処分の第1号、一般会計補正予算(第8号)の説明です。

 続きまして、議案の第3号、専決処分の承認を求めることについて、説明をいたします。

 専決処分の第2号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定です。

 総額に29,808千円を追加し、それぞれの総額を10,405,896千円とするものです。

 補正予算の内容につきましては、今年度の除雪予算の追加です。

 降雪及び吹雪により出動回数が増加しており、2月17日の降雪による出動により、除雪予算の追加が必要となりましたことから、専決処分にて予算措置をしたものです。

 歳入より説明いたします。

 6ページをお開きください。

 18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として29,808千円の追加です。

 下、ページにまいりまして、歳出です。

 8款2項2目除雪対策費につきましては、町道除雪委託料29,808千円の追加です。

 以上、専決処分第2号、一般会計補正予算(第9号)の説明です。

 どうぞ御承認、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案1号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 お諮りします。

 本案は、承認することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第1号は承認することに決定しました。

 これより、議案2号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 お諮りします。

 本案は、承認することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第2号は承認することに決定しました。

 これより、議案3号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 お諮りします。

 本案は、承認することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第3号は承認することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第9、議案第14号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 議案第14号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定について、説明をさせていただきます。

 例規集には、第2巻、2151ページから掲載されています。

 今回の条例の改正につきましては、第一保育所と第二保育所を新しい保育所に統合することによる改正です。

 議案説明資料の18ページを御覧ください。

 第2条を、規定しています第一保育所及び第二保育所の名称等を、統合後の名称、清水町立しみず保育所、位置を清水町北1条1丁目1番地、定員を200人に改定するものです。

 附則といたしまして、この条例の施行期日を令和2年4月1日とします。

 また、この名称につきましては、公募でいただいた御意見をもとに、名称をしみず保育所といたします。

 愛称としまして、しみず保育所「ぽっけ」としたいと思います。

 「ぽっけ」というのは、ポケットのことをポッケと言いますけれども、ポケットの温かさ、また、アイヌ語でも温かいという意味があるそうで、温かな親しみを持った保育所をイメージしたものです。

 なお、新しい保育所は既に完成し、現在は、備品の搬入などを行っているところで、当初の予定どおり4月1日から開所するよう準備を進めています。

 また、町民の方々など一般の方に施設の見学会を開催する予定をしていましたが、新型コロナウイルス感染症の広がりを防ぐため、中止することといたしました。

 以上、議案第14号の提案説明をさせていただきます。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより討論行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第14号、清水町保育所条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

この採決は、起立によって行います。

本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

よって、議案第14号は、原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第10、議案第4号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定について、議案第5号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第6号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第7号、令和元年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第8号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、議案第9号、令和元年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、以上6件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) それでは、一括して補正予算の提案説明をいたします。

 初めに、議案第4号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定について、説明します。

 総額から229,806千円を減額し、それぞれの総額を10,176,090千円とするものです。

 歳入より説明いたします。

 10ページをお開きください。

 13款2項の手数料、あと14款1項の国庫負担金の各目につきましては、それぞれ決算見込みによる増減の補正です。

 10ページの下段から11ページにまいりますが、14款2項2目の民生費国庫補助金につきましても、決算見込みによる補正です。

 3目の衛生費国庫補助金、1節2番の地域保健従事者現任教育推進事業補助金につきましては、新任保健師の指導育成費に対して国庫補助の採択を受けましたことから269千円の追加です。

 その下、3番母子保健情報連携システム改修事業補助金につきましては、健康管理システムの母子保健情報利活用に係る改善費に対し国庫補助の採択を受けましたことから638千円の追加です。

 4目の土木費国庫補助金、その下、5目の教育費国庫補助金につきましては、それぞれ補助対象分の事業費確定による補正です。

 9目の商工費国庫補助金につきましては、プレミアム付商品券の決算見込みによる補正です。

 一番下です。

 3項の国庫委託金につきましては、1目の総務費国庫委託金で、社会保障・税番号制度個人番号カード発行等事務委託金の再算定に伴いまして355千円の追加、その下、2目の民生費国庫委託金につきましては、年金システム改修のための委託金が追加されたことから181千円の追加です。

 次、12ページです。

 15款1項の道負担金の3目につきましては、いずれも決算見込みによる補正です。

 12ページの下から13ページにかかります。

 2項の道補助金、2目の民生費道補助金、6節の13番の多子世帯の保育料軽減支援事業補助金で3,543千円の追加、下の4目で農林業費道補助金で、1節6番の国有農地等管理処分事業管理事務交付金の13千円の追加につきましては、新たに補助内示を受けまして予算を追加するものです。

 その他の項目につきましては、それぞれ決算見込み、もしくは額の確定による補正です。

 13ページの一番下になります。

 3項1目の総務費道委託金につきましては、知事道議会議員選挙の事務委託金の確定に伴いまして1,707千円の減額です。

 次、14ページです。

 16款1項の財産運用収入の各目につきましては、それぞれ決算見込みによる補正です。

 真ん中の17款1項2目の特定寄附金につきましては、1節1番の特定寄附金は、消防団活動への指定寄附及び福祉目的の寄附を受けまして108千円追加、1節3番の台風10号に係る寄附金は、災害復旧への指定寄附1件を受けまして1,000千円の追加です。

 20款3項1目奨学金貸付金収入につきましては、貸付金償還の増によります追加でございます。

 次、15ページに進みまして、20款4項3目雑入、これにつきましては、それぞれ決算見込みによる補正です。

 次、15ページから16ページにかかりますが、21款の1項町債の各目につきましては、それぞれ起債対象分の事業費確定による補正です。

 続いて、17ページにまいりまして、歳出の補正につきまして説明いたします。

 17ページの2款の総務費から最後41ページの15款の災害費までは、今回の補正予算におきます歳出補正は、そのほとんどが事業費確定もしくは決算見込みによる不用額の整理となりますことから、増額補正の項目、これにつきまして説明をいたします。

 不用額に続きまして、18ページの一番下段になります2款3項1目の戸籍住民基本台帳費につきましては、社会保障・税番号制度個人番号カード発行等事務交付金、これが再算定されましたことから355千円の追加です。

 下、19ページの一番下です。

 3款1項3目の老人福祉費、25節の10番老人福祉基金積立金につきましては、福祉目的の寄附を1件受けましたことから老人福祉基金への積立金50千円の追加です。

 次、20ページ、減額が続きまして一番下です。

 9目の国民年金事務費につきましては、年金生活支援給付金に対応させるため、国庫委託金を受けてシステムを改修するもので、国民年金システム改修委託料181千円の追加です。

 ずっと、民生費の不用の減額が続きます。

 22、23、24ページの上段の追加の項目です。

 4款1項1目、保健衛生総務費、28節10番の国民健康保険特別会計繰出金につきましては、特別会計への補正予算に伴いまして3,890千円の追加です。

 検診料と委託料の減額がずっと続きまして、26ページです。

 上の2項1目の清掃費につきましては、十勝圏複合事務組合負担金の確定に伴いまして、ごみ処理分で823千円の追加、し尿処理分で680千円の追加です。

 27ページの中段から下段です。

 6款1項3目の農業振興費、19節の42番環境保全型農業直接支援対策事業交付金、54番の産地パワーアップ事業補助金につきましては、補助対象事業費の増により、それぞれ追加となります。

 減額が続きまして、29ページの下段です。30ページにまたがります。

 7款1項1目の商工振興費、8節10番の地域住宅リフォーム・太陽光発電システム導入奨励金につきましては、申請件数が大幅に増えていることから795千円の追加です。

 29にいきますが、19節の34番中小企業近代化資金利子補給等補助金につきましては、利子補給分の件数が増加したことに伴いまして1,081千円の追加です。

 ずっと不用額等の減額が続きまして、34ページの中段です。

 34ページの中段、9款1項2目消防団費、1節10番消防団員報酬につきましては、途中入団者が増えたことから11千円の追加です。

 36ページになります。

 10款1項2目教育振興費、この21節10番の貸付要望の増による追加として奨学金貸付金780千円の追加です。

 減額が続いて38ページ、これは、10款4項1目の幼稚園管理費の1節、4節、9節につきましては、これは減額ですけれども、幼稚園園長の退職に伴う減額でございます。

 40ページの下段までいきます。

 12款1項の公債費につきましては、北海道振興基金の償還額が確定したことに伴い、償還元金3,000円の追加です。

 下41ページの中段です。

 13款2項1目基金費につきましては、今回の補正予算調整額として、財政調整基金64,724千円の追加です。

 なお、本補正後の基金残高は3,155,000千円と見込んでおります。

 最後の15款の災害費につきましては、寄附に伴う財源内訳の補正です。

 43ページにつきましては、今回の補正予算に係ります給与費明細書です。

 幼稚園園長の退職等による減額でございます。

 次に、地方債の補正等につきまして説明をいたします。

 5ページまでお戻り願います。

 5ページ、第2表、地方債補正です。

 先ほど歳入予算におきまして、詳細の補正について説明をいたしました。

 地方債の限度額につきましても、町債減額に合わせて引き下げをするものです。

 起債種別ごとの限度額は、第2表のとおりです。

 次に、6ページにまいりまして、繰越明許費の補正です。

 第3表、繰越明許費につきましては、3つの事業につきまして、次年度での工事完了及び予算執行となりますことから、繰越明許費を設定するものです。

 4款2項の清掃センターリサイクル施設化事業では21,048千円、6款1項の畑作構造転換事業で1,503千円、農地耕作条件改善事業で27,271千円の繰越予算の設定でございます。

 以上、一般会計補正予算(第10号)の説明です。

 続きまして、議案第5号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、説明をいたします。

 総額から32,076千円を減額し、それぞれの総額を1,328,018千円とするものです。

 歳入より説明いたします。

 5ページをお開き願います。

 2款1項1目の保険給付費交付金、1節の保険給付費等交付金につきましては、歳出の保険給付費減額に伴いまして交付金30,000千円の減額です。2節の特別調整交付金につきましては、歳出の総務費、委託金等交付金対象経費確定、これによりまして5,939千円の減額です。

 3款の財産収入につきましては、基金利子の本年度分の配当額の確定によりまして2,000円の追加です。

 次に、4款1項の一般会計繰入金につきましては、各種負担金等確定による額を補正するものです。

 次、6ページにまいりまして、2項の基金繰入金につきましては、歳入歳出補正に係る補填分として616千円の増額です。

 下、7ページの歳出でございます。

 1款1項1目一般管理費につきましては、システム導入委託料確定により1,639千円の減額です。その下、2目の国保連合会負担金につきましては、システム移行負担金の確定に伴い410千円の減額です。

 2款1項1目の療養給付費につきましては、支出の見込みによる減額でございます。

 次のページ、8ページから9ページです。

 3款の国民健康保険事業費納付金につきましては、特定財源内訳の補正です。

 最後の10ページになります。

 4款の保険事業、5款の基金積立金につきましては、支出額確定による減額です。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の説明です。

 続きまして、議案第6号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、御説明申し上げます。

 総額に859千円を追加し、それぞれの総額を176,077千円とするものです。

 歳入で説明いたします。5ページをお開きください。

 1款の後期高齢者医療保険料につきましては、2月までの賦課状況等をもとに、1特別徴収保険料を10,571千円減額し、200,000千円の現年度分普通徴収保険料を12,216千円増額するものです。

 2款の繰入金につきましては、1節、2節とも負担金の確定により減額するものでございます。

 次、6ページの歳出です。

 2款の広域連合納付金につきましては、国保料の見込み額の変更に伴いまして、保険料分で1,645千円の追加、基盤安定分で133千円、共通経費分で653千円の減額です。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の説明です。

 続きまして、議案第7号、令和元年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、説明を申し上げます。

 総額から48,914千円を減額し、それぞれの総額を1,117,384千円とするものです。

 歳入で説明いたします。5ページをお開きください。

 1款保険料につきましては、2月末までの賦課状況等をもとに特別徴収保険料を5,074千円増額し、普通徴収保険料を6,857千円減額するものです。

 2款の国庫支出金、さらには次のページにまいりまして、3款の支払基金交付金、4款の道支出金につきましては、それぞれ交付決定並びに内示額の通知に基づき増減補正をするものでございます。

 下、7ページの6款の繰入金のうち、1項の一般会計繰入金につきましては、介護給付費、介護予防事業費、包括的支援事業費、事務費とあわせて合計で7,762千円の減額です。2項の介護給付費準備基金繰入金につきましては、今回の補正予算差し引き分2,068千円の増額です。

 続いて、8ページの歳出です。

 1款1項1目の一般管理費につきましては、13節の事務処理システム改修委託料、これは755千円を増額し、18節の備品購入費、これは、伝送用機器の購入費、182千円の減額です。

 1款3項の介護認定審査会費につきましては、西十勝介護認定審査会負担金の確定によりまして1,210千円の減額、訪問調査委託料件数の減によりまして200千円の減額です。

 2款の保険給付費につきましては、2月までの支払い実績と今後の見込みをもとに精査し補正をしております。まず、1項1目の居宅介護サービス給付費は、11,400千円の減です。2目の地域密着型介護サービス給付費は、9,400千円の増。

 次、10ページになります。3目の施設介護サービス給付費は26,800千円の減、一番下、4目の居宅介護福祉用具購入費、は200千円の減。

 11ページの下のほうになります。5目の居宅介護住宅改修費は、1,000千円の減。

 次、12ページです。6目の居宅介護サービス計画給付費は、1,000千円の減額です。

 13ページの、2項1目の高額介護サービス費につきましては、2,000千円の減額。

 下段方の4項の1目特定入所者介護サービス費につきましては、8,600千円の減額です。

 また、14ページ、下段方の4款の地域支援事業費につきましても、実績等に基づき事業見込みを算出し、それぞれ減額をするものです。

 最後です。16ページの5款諸支出金につきましては、28年度の介護保険給付費負担金の再算定によりまして、返還金23千円の追加です。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第4号)の説明です。

○議長(加来良明) 副町長、ここで休憩したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。(午前11時56分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き、会議を開きます。(午後1時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 議案第8号からの説明を求めます。

 副町長。

○副町長(金田正樹) それでは、補正予算の提案説明を続けます。あと2会計でございます。

 議案第8号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、説明をいたします。

 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、水道事業収益の既定額に6,195千円を追加し、収入総額を292,434千円とし、水道事業費用の既定額に974千円を追加し、費用総額を278,012千円とするものです。

 第3条につきましては、資本的収支の不足額につきまして、損益勘定留保資金等で補填をするというものでございます。

 第2項につきましては、資本的収入の既定額から10,870千円を減額し、収入総額を121,730千円とし、次のページとなります。資本的支出の既定額から12,256千円を減額し、支出総額を181,744千円とするものでございます。

 第4条の企業債の補正につきましては、配水管更新事業の事業費確定により、借入限度額を79,400千円から70,600千円に変更するものです。

 それで、収益的収入及び支出の内訳について説明をいたします。

 3ページをお開き願います。

 収益的収入、1款1項1目1節水道料金につきましては、使用水量の増加により6,195千円の追加です。

 次、4ページの収益的支出、1款1項5目1節固定資産除却費につきましては、除却資産の確定により174千円の追加です。

 2項2目1節の消費税及び地方消費税につきましては、料金収入増加等に伴い800千円の追加です。

 下の5ページ、資本的収入、1款1項1目1節上水道事業債につきましては、配水管更新事業の事業費確定により8,800千円の減額です。

 2項1目1節の工事補償金につきましては、清水北一条仲西道路の配水管の工事補償金の確定によりまして1,744千円の減額です。

 3項1目1節の国庫補助金につきましては、重要給水施設配水管更新工事に係る補助金確定により326千円の減額です。

 次、6ページです。資本的支出、1節の工事請負費につきましては、清水8丁目道路ほか4路線の配水管布設替等工事費、及び浄水場の計装機器更新工事費、これの確定によりまして合計で7,460千円の減額です。

 2節委託料につきましては、配水管布設工事に伴う調査設計委託料の確定により4,796千円の減額です。

 以上、水道事業会計補正予算(第4号)の説明です。

 続きまして、議案第9号、令和元年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、説明をいたします。

 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、事業収益の既定額から89千円を減額し、収入総額を336,835千円とするものです。

 2ページをお開き願います。

 公共下水道事業の補正はありませんで、集落排水事業の収益的収入について説明をいたします。

 1款2項1目1節一般会計補助金につきましては、企業債利息の確定により89千円の減額です。

 以上、下水道事業会計補正予算(第3号)の説明といたします。

 以上、一括しての補正予算の提案説明とさせていただきます。御審議よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、一括して討論行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第4号、令和元年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定についてを採決します。

この採決は、起立によって行います。

本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第4号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第5号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

この採決は、起立によって行います。

本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第5号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第6号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第6号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第7号、令和元年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第7号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第8号、令和元年度清水町水道事業会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第8号は、原案のとおり可決されました。

 これより、議案第9号、令和元年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第9号は、原案のとおり可決されました。

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○議長(加来良明) 日程第11、陳情第6号、「日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書」の提出に関する陳情についてを議題とします。

 陳情文書表を朗読させます。

 事務局長。

(陳情文書表 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) お諮りします。

 ただいま議題となっています陳情第6号「日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書」の提出を求める陳情については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なとし認めます。

 よって、陳情第6号は、総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第12、所管事務調査についてを議題とします。

 委員会朗読書を朗読させます。

 事務局。

(所管事務調査 事務局 朗読)

○議長(加来良明) 本件に関して、委員長の報告を求めます。

 総務産業常任委員会委員長 奥秋康子議員。

○総務産業常任委員長(奥秋康子) 総務産業常任委員会より、所管事務調査の報告を申し上げます。

 ふるさと納税制度の創設をされまして10年以上が経過しておりますが、他町から比較いたしますと、受け入れの納税額が少ないのではないかという声が聞かれたため、本町のふるさと納税の取り組みについて調査を実施いたしました。

 調査の日付は、令和2年1月21日でございます。

 調査の結果は、ただいま事務局が朗読したとおりでございますので、報告に代えさせていただきます。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 総務産業常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済みとします。

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○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 お諮りします。

 議事の都合により、3月11日から3月15日までの5日間は休会にしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 3月11日から3月15日までの5日間は休会することに決定しました。

 3月16日は午前10時に会議を開きます。

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○議長(加来良明) 本日はこれで散会します。(午後1時19分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317