本会議は、議案などを審議し、議会の最終的意思決定をする最も重要な会議です。 議員はここで町長から提案理由の説明を聞いたり、質疑、意見などを述べたりします。 議会には定例会と臨時会があり、いずれも町長が招集します。 定例会は3月、6月、9月、12月の年4回と規則に定めており、臨時会は必要に応じて招集されます。
概ね定例会開会1週間前に会議を開催し、会期日程等本会議の運営について協議します。 臨時会の時には、議会運営委員会は開かずに開会します。
議長が宣告して始まります。 本会議を開くには、議員定数(13人)の半数以上の議員の出席が必要です。
本会議をいつまで開くかを決めます。
議長が議案等の案件を議題にすることを「上程」といい、議事日程の順序にしたがって上程していきます。 議案は町長から提出されるものと議員から提出されるものがあります。
提出者から議案の内容及び提案理由を説明します。
提出された議案で、内容の説明について不明確な点等があれば提出者に質疑します。 質疑は議題となっている議案に対して疑義をただすための発言で、自己の意見を述べることはできません。
議会の議決に先立って、詳しく検討を加える必要のある議案は、常任委員会、議会運営委員会又は特別委員会を設置し、付託することがあります。(新設条例、予算、決算等の議案)
付託された議案について、いろいろな角度からよく調査し、委員会としての結論(賛成か反対か)を出します。出した結論について、委員会として議長に報告書を提出します。
委員会の審査が終わると、本会議の中で、委員会の審査結果を報告します。
委員長報告について質疑が行われます。
「討論」とは、議案に対して議員が自己の賛否の意思を表明し、その理由を述べてほかの議員を自己意思に賛同させることを目的とする発言です。
「採決」とは、最終的な議会の意思決定を行うことで、挙手、起立等により行います。全議員に異議がない場合は簡易採決(議長が問題について異議の有無をはかり、異議がないと認めるときは直ちに可決を宣告する方法)を行います。
「散会」とは、その日の議事日程に記載してある事件を全部審議し終わって会議を閉じることです。
「閉会」とは、上程議案の議決がすべて終了したときに議長が宣告するものです。閉会によって、町議会はその会期を終えます。