令和2年第1回定例会会議録(3月25日_日程第1)

○議長(加来良明) 日程第1、議案第12号、第1号会計年度任用職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第13号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第20号、令和2年度清水町一般会計予算の設定について、議案第21号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第22号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第23号、令和2年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第24号、令和2年度清水町水道事業会計予算の設定について、議案第25号、令和2年度清水町下水道事業会計予算の設定について、以上8件を一括議題とします。

 職員に委員会報告書を朗読させます。

 事務局長。

(委員会報告書 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) お諮りします。一括議題としました8件の議案について、委員長報告を会議規則第40条第3項の規定に基づき、省略することにしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。よって、委員長報告は省略することに決定しました。

 これから条例の制定、予算の設定について、順次、討論、採決を行います。

 これより、議案第12号第1号会計年度任用職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第12号、第1号会計年度任用職員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

議案第12号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第13号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第13号、第2号会計年度任用職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第13号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第13号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第20号、令和2年度清水町一般会計予算の設定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

(挙手あり)

○議長(加来良明) 討論ありと認めます。

 討論の順序につきましては、会議規則運用例56により、まずは原案に賛成者、次に原案に反対者、最後に修正案に賛成者の順に行います。

 委員長の報告は、修正可決でありますので、まずは原案に賛成者の発言を許します。

 11番、奥秋康子議員。

○11番(奥秋康子) 私は令和2年度一般会計予算案に対して、原案賛成の立場で討論に参加させていただきます。

 私は、このたび、予算特別委員長として審査に関わらせていただきました。今回、過去にない長い時間をかけての質疑、議論がなされたところでございましたが、結果的には、修正動議が出され、賛成多数で可決をされました。商工費、教育費、土木費と、随所にわたり予算を削除する修正案が提案されました。深谷市との関連も形が見えない予算だと断言されたのでございます。

 本町の開拓の祖である渋沢栄一翁、時は大きく流れましたが、今、この歴史を後世に語り継ぐことのできるのは、今の私たちの役割であると考えます。これから新たな一歩を踏み出そうとしているときに削除されました。予算がなければ何も始まらないと思います。

 また、少子高齢化、人口減少に配慮し、子供たちが暮らしやすくと、限りある財源ではありますが、少しでも希望につながる予算の編成に努力されたことが伺えます。

 住民が全て満足する予算を編成することは、いつの時代でも、これは不可能なことであります。よって、私は高橋委員、鈴木委員のお二人から提出のあった修正案に反対し、原案に賛成するものであります。

 これで私の討論を終わります。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 次に、原案に反対者の発言を許します。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 私は、令和2年一般会計の原案に対して、全面的ではございませんが、審査特別委員会の中で修正案が出された。その修正案に対して、私はじっくり協議してということで捉えさせていただきました。決して、町執行側が考えていることに対して、全て反対をするという意味ではなく、私も委員会の中でもお話申し上げましたが、渋沢栄一翁の功績は大きなものがあると。これは十分、私なりに、あまり知識は持っていませんでしたが、広報等の特集で中身を見せていただいて、私、町が云々というより、この渋沢栄一翁の生き方、考え方、これをまちづくりに生かしていったら、きっといい町になっていくのではないか。もっともっといい町になるのではないかと。そういう思いの中で、もう少し内部で十分協議をしていただきたい。決してこの修正案云々という中で、全員が渋沢栄一翁を云々というわけではなくて、本当にまちづくり、そして先ほど申し上げたことも含めて、町に渋沢栄一翁が、我が清水町と御縁が深かった。そういう方であるということの、やはり認識を深める。それを深めるためにはどうするかということを、やはり町民こぞって、町長が考えているようなものに近づいていけばいいのではないかと。そのためには、昨年から深谷市に延べで数回行かれて、それで、その広がりがまだない中でこういう状況になっている。

 ただ、私は、既にそういうお話を伺っていたと思いますが、町の有志が大変強い関心を持っておられて、歴史、郷土史の研究会を立ち上げてスタートされている。これも高く評価させていただいているところですが、どうか、これを町民こぞって、一人でも多く関心を持っていただく。そういうきっかけづくりをもうちょっとしていただきたい。そういう部分では、時間が足りな過ぎると。もう一度、十分、どうしたらという部分で問いかけをしながら、いいスタートを切っていただきたい。そういうことを願いながら、原案に対して反対をするものであります。決して、渋沢栄一翁の功績を否定するものではございません。

 以上、反対の立場で討論をさせていただきました。

○議長(加来良明) 次に、修正案に賛成の発言を許します。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 修正案を提出した者として、修正案賛成の討論をさせていただきます。

 先ほど、奥秋議員がおっしゃられたように、全てを反対するつもりは、私は毛頭ありません。教育関係で出された渋沢栄一翁の関係は、昨日もお話ししたように、もう少し役場全体でまとまった上で、役場の一つのプロジェクトとして、これはやるべきだ。来年以降、渋沢栄一翁が一万円札の肖像になり、さらには、NHKの大河ドラマにも出る。そんな中で、清水町として、この北海道の中で、特に十勝の中の清水町として、渋沢栄一翁に一番近いこの町としては、今のやり方では、そのスピード感、さらには多くの人をこの町に来てもらう、もしくは関心を持ってもらうという上においては、非常にスピード感が見られない。

 先日の広報において、多くのページを使い町民に広報したところです。しかしながら、今回の町政執行方針に、さらには、教育長の執行方針の中には、残念ながら渋沢栄一翁のことは書かれていることはありませんでした。これが何を物語っているか。役場全体の、今は仕事にはなっていない。これは町全体も含めて考えていかなければならない。その上で、改めて全体を通じたプロジェクトとして、ぜひやってほしいと、昨日はお話をさせていただいたところです。

 また、多岐にわたって修正をさせていただいた部分、特に高校振興の部分、清水高校の御影地区からの御影羽帯地区からの清水高校に通う生徒さんの通学補助につきましては、既存の十勝バスも、さらには、御影駅の利用、JRの利用、この部分をないがしろにしてしまうのではないか。御影駅の存続すら難しくしてしまう一つの原因になってしまうのではないか。また、十勝バスにおいては、その行き帰りに、町民が利用しているバスとしても活用して、補助金も出していますが、それとは別に、また、バスを出す。これは一体、この効果はどこにあるのだろうか。

 しかしながら、高校振興の上において、この予算を使いながら通学補助に充てるべきではないでしょうかという提案を昨日したつもりでございます。一つ一つ、意味なく削るわけではなく、そして、この御時世ですから、改めて皆さんと検討して、職員の皆さんと検討していただきながら、早急に補正予算を出していただきたい。そのためのお時間を少しだけつくっていただきたい、その強い思いを持って、昨日、修正案を提出させていただきました。

 議員の皆さん、さらには、これを見ていらっしゃる傍聴者の皆さん、さらには、テレビで見られている方におかれましても、ただただ削るというのではなく、発展的に検討してもらいたい。その強い思いで修正案を提出したことを御理解いただきたいと思います。

 どうぞ、皆様、よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 次に、原案に反対者の発言を許します。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 次に、修正案に賛成者の発言を許します。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 以上で討論を終わります。

 これより、議案第20号、令和2年度清水町一般会計予算の設定についてを採決します。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで、休憩します。

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は修正可決です。

 委員長の修正案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、修正案は可決されました。

 次に、ただいま修正議決した部分を除く原案について採決します。

 修正部分を除く、その他の部分については、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、修正議決した部分を除くその他の部分については原案のとおり可決されました。

 これより、議案第21号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第21号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第21号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第22号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第22号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第22号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第23号、令和2年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第23号、令和2年度清水町介護保険特別会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第23号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第24号、令和2年度清水町水道事業会計予算の設定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第24号、令和2年度清水町水道事業会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第24号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第25号、令和2年度清水町下水道事業会計予算の設定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第25号、令和2年度清水町下水道事業会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は原案可決です。

 議案第25号は委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317