令和2年第1回定例会会議録(3月25日_日程第14)

○議長(加来良明) 日程第14、意見案第1号、日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書についてを議題といたします。

 職員に意見書案を朗読させます。

 事務局。

○事務局次長(宇都宮学) 意見書本文を朗読いたします。

 日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書。

 広島と長崎にアメリカの原子爆弾が投下されてから72年を経た2017年7月7日、歴史的な核兵器禁止条約が採択されました。

 条約は、核保有国の条約への参加の道を規定するなど核兵器完全廃絶への枠組みを示しています。同時に、被爆者や核実験被害者への援助を行う責任も明記され、被爆国、被害国の国民の切望に応えるものとなっています。

 このように、核兵器禁止条約は、被爆者とともに私たち日本国民が長年にわたり要望してきた核兵器完全廃絶につながる画期的なものです。

 2017年9月20日、核兵器禁止条約への調印・批准・参加が開始されて以降、条約調印国はアジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカ、太平洋諸国の81か国、批准国は35か国に広がっています。

 日本政府は、唯一の戦争被爆国の責任として、一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准することを求めます。

○議長(加来良明) 本案について提案理由の説明を求めます。

 奥秋康子議員。

○11番(奥秋康子) 本委員会におきまして、日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書を審査いたしました。

 その結果、清水においても核兵器禁止条約は唯一戦争被爆国の責任として、核兵器禁止条約に署名・批准を求めることが必要であるとして、本意見書を日本政府に提出をしたいとするものでございます。

 どうぞよろしく御審議の上、御賛同くださるようお願いをいたします。

 内容は、ただいま事務局が朗読したとおりでございますので、どうぞよろしく御審議くださるようお願いいたします。

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより、討論を行います。

 討論ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、意見案第1号、日本政府に核兵器禁止条約の参加・調印・批准を求める意見書についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、意見案第1号は、原案のとおり可決されました。

 提出先は衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・外務大臣・防衛大臣とします。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317