令和2年第2回臨時会会議録(4月27日_追加日程)

○議長(加来良明) ただいま町長から、議案第40号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定についての議案が提出されました。

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○議長(加来良明) ここで休憩いたします。

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(加来良明) 議案第40号は緊急を要する事件と認め、日程に追加し、追加日程として直ちに審議したいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第40号は、緊急を要する事件と認め日程に追加し、追加日程として直ちに審議することに決定いたしました。

 これより、議案第40号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 議案第40号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定について御説明申し上げます。

 総額に967,869千円を追加し、それぞれの総額を8,807,217千円とするものです。

 補正予算の内容につきましては、新型コロナウイルス対策に関する補正予算でございます。

 特別定額給付金及び子育て世帯特別給付費につきましては、皆様御承知のとおり、4月20日に国において新型コロナウイルス感染症緊急経済対策が閣議決定され、両給付金事業が実施されることになりましたことから、迅速に給付金支給に向け準備を進めるため関連経費を補正するものです。

 特別定額給付金につきましては、給付対象者は基準日の令和2年4月27日において住民基本台帳に記録されている者となり、受給権者はその者の属する世帯の世帯主となっております。給付額は、給付対象者1人につき10万円となっております。

 子育て世帯臨時特別給付金につきましては、児童手当を受給する世帯に対し、臨時特別の給付金を支給するものです。対象児童にかかる令和2年度4月分の児童手当の受給者に、対象児童1人当たり1万円給付されるものです。

 次に、清水町中小企業近代化資金融資に係ります予算の補正です。

 こちらにつきましては、補正予算(第1号)にて議決いただき補正をしておりましたが、融資に係ります要望がさらにあることから融資枠を増額することとし、これに伴います利子補給等の補助金を補正するものです。

 歳入より御説明申し上げます。

 6ページをお開きください。

 14款2項1目、総務費国庫補助金、3節、特別定額給付金費補助金につきましては、特別定額給付金事務に係ります補助金及び事務費補助金として、合わせて951,003千円の追加です。

 2目、民生費国庫補助金、5節、子育て世帯臨時特別給付金費補助金につきましては、子育て世帯臨時特別給付金に係ります補助金及び事務費補助金として、合わせて11,366千円の追加です。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算におきます調整額5,500千円の追加でございます。

 次に、7ページ以降の歳出の説明にまいりますが、初めに人件費の補正につきまして、給与費明細書により一括して御説明いたしますので、恐れ入りますが9ページをお開き願います。

 給与費明細書、1、一般職総括につきましては、特別定額給付金事務実施によるものです。

 中段の比較を御覧ください。

 会計年度任用職員1名を任用し事務に当たりますことから、職員数で1人増、それに伴う給料、職員手当、共済費の増額、そして事務に従事する職員の時間外手当の増額額により、合計で2,588千円の増額です。

 10ページには会計年度任用職員以外の内訳、11ページには会計年度任用職員の内訳となっております。

 12ページから14ページにつきましては、給料、職員手当の増額明細となっております。

 恐れ入りますが、7ページにお戻り願います。

 歳出につきまして御説明いたします。

 2款1項14目、特別定額給付金費につきましては、特別定額給付金事務に係ります経費として、2節、給料から18節、負担金補助及び交付金まで合わせまして951,003千円の追加となります。

 8ページにまいります。

 3款2項7目、子育て世帯臨時特別給付金費につきましては、子育て世帯臨時特別給付金事業に係ります経費として、10節、需用費で40千円の追加、11節、役務費で100千円の追加、12節、委託料で966千円の追加、18節、負担金補助及び交付金で10,260千円の追加となります。

 7款1項1目、商工振興費につきましては、中小企業近代化資金利子補給等補助金として5,500千円を追加するものです。

 以上、一般会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 要するに、国から国民みんなにもらえる1人当たり一律10万円の話だと思うのですけど、内容はよくわかるのですが、窓口になるのが町なのだろうと思うのですが、給付までのスケジュールというのは町のほうでもう既に出来上がっているものなのかどうなのか。お知らせください。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) この給付金事業につきましては、総務課を中心に実施をしてまいります。今のところの予定ですけれども、今、行政システムの改修について調整をしているところでございますけれども、まず、申請書の発送につきましては5月中旬を予定してございます。その後、給付の受付をしまして、最初の給付金の振り込みについては6月上旬を予定しているところございます。

 なお、今回の申請受付につきましては、郵送での受付、それからオンラインでの受付ということで、オンラインの受付につきましては、今のところ国の補正が30日に通った後、5月1日から受付が可能というふうに聞いておりますので、その後、随時オンラインの受付につきましては申請を受け付けし、随時、給付金を振り込むという手続きに進んでもらいたいと考えてございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) ちょっとわかりづらかったのですが、郵送による受付の場合は、給付されるのは6月の頭になってしまうと。ただ、オンラインで受け付けた方については、随時5月中でも給付されるという理解でよろしいですか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 郵送での申請につきましては、システム改修もあることから6月上旬になるかと思いますけれども、オンラインでの受付につきましては、受付があった部分については随時5月中からでも給付を開始してまいりたいと考えてございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) あと一つ、オンラインの場合、マイナンバーカードが必要という話も出ていましたが、それが途中でなんかマイナンバーカードまではいらないような話も出ていますが、その辺の詳細についてお願いします。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 今のところマイナンバーカードは必要というふうに聞いてございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 商工業振興費の5,500千円の増額に関してなのですけど、確かこの前、商工観光課に行って「この枠はどうなのですか」とちょっと個人的に質問させていただいたところ、早急な対応をしていただいて、本当に事業者としては非常に感謝をしていると思います。

 それで、現実的には利子補給分で5,500千円、全体的にはどのぐらいの、何件分もしくは何千万円分になるのかというのと、これで多分、資金繰りというのはこの後みんな苦しくなってくると思うのですよね。今年はコロナウイルスの関係に関しては、年内は弾力的にもう少しあったほうがいいのかなと思ったりもするし、適宜どんどん出すべきだというふうに考えているのですけど、アッパーでどのぐらい、今日は佐藤君いないのね。アッパーラインというか、要はどのぐらいまで町としては出せるのか、この事業費を組み込むことができるのかお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 一応、積算としては、ほぼ運転資金なのですけど、20件分を5,000千円借りるというような部分で積算をして、この補償料4,000千円と利子補給1,500千円というのを積算しています。

 今後の状況についてなのですけど、22日、道のほうで中小企業に無利子融資ということで、国のほうもそうなのですけど、いろいろなところでそういう形で融資部分についても緩和されていっております。

 現状としまして、融資枠100,000千円が、今回、満額になりそうだということで、さらに100,000千円追加したところです。今後、そういう国の状況とか道の状況も見ながら検討していくようなことになると思います。

○議長(加来良明) 昼休みになりましたけれども、このまま会議を続けたいと思いますので、御協力よろしくお願いいたします。

 質疑を受けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) もうこれで終わりますので、それぞれの会社というのが急激に、多分これから財務が悪化していって、本当に資金繰りに苦労するというところがあると思うのです。

 一番身近なのが、この中小企業近代化資金と利子補給のこの制度が、すごく町内においては身近ですので、ぜひ、もう臨時議会が必要だったらどんどんやってほしいなという気もしていますし、適宜、本当に情報交換しながら企業が大変なことにならないような形で、スピード感を持って今回やっていただきましたけど、さらにスピード感を持って注意深くやっていただきたいと思います。これは要望ですが一応お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) この件については今回、追加というか補正を上げさせていただいたのは、やはり今回はゴールデンウィークでかなり休業しているところがあるということで、当初は枠内で、半分ぐらいで収まっていたところなのですけど、急激に融資の相談を含め予約というか、そういうのが増えたということでございます。

 今後もその状況を注視しながら、中小企業の方々が融資に対して困らないような形で協議しながら進めていきたいと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 確認もあるのですけれども、今回、第2号職員を採用しながら対応に当たるということなのですけれども、この方については、雇用は3月まで、年度末ということでよろしいのでしょうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 年度内の3月までを予定してございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ということは、これはあくまでも今回の特別給付事業の対応だけではなくて、そのほかの対応もやるということでよろしいのでしょうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 今回の特別給付対応も含めまして事務の補助ということで予定をしております。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 例えば、そのほかの事務ということではどのようなことを想定されているのでしょうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) そのほかも出てくるかもしれませんけれども、基本的にはこの給付事業を、期限がありますけれども、中心に考えているところです。

○議長(加来良明) 3回終わりましたけれども、次の項目ですか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 何となくわかりました。

 次に、その他の町村で、今回の10万円の給付金の事業、実は、今回6月初旬の想定を見込んでいるということなのですけれども、国の支給を待たずに町独自で想定される方に早く支給している町村もあると聞いておりますけれども、なかなかシステム改修ができないと難しいとは思うのですけれども、できれば早期に6月と言わずに5月中にも支給をしていただきたいなと思うのですけれども、その点についてはどのようなふうに考えていらっしゃるでしょうか。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 今、システム改修も合わせまして調整中でございます。予定としましては、郵送による申請受付は6月初旬と申しましたけれども、もし早く給付が可能であれば、できるだけ早く給付をしてまいりたいというふうに考えてございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第40号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第40号は、原案のとおり可決されました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317