○委員長(奥秋康子) これより第2款総務費、②、52ページから84ページまでの先ほど審査した以外の審査を行います。
担当課長に申し上げます。
予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
総務課長。
○総務課長(田本尚彦) おはようございます。総務課長の田本でございます。よろしくお願いします。
総務課が所管しております総務費の新年度予算概要につきまして、目ごとに前年度と比較しましての主な増減理由につきまして説明をさせていただきます。
1項総務管理費、52ページになります。
1目の一般管理費全体では56,921千円の減額でございます。主な増減内容ですが、一般管理費人件費は271,479千円で、職員年齢構成の低下により職員給料、職員手当、職員共済費で11,233千円の減、職員共済費の内数といたしましては、前年度から退職手当組合清算金36,096千円が減額となったほか、長期給付追加費用負担金2,928千円の減など、合わせて50,307千円の減額となっております。
続きまして、中段の総務事務は13,401千円を計上し、昨年度と比較して6,756千円の減額となっています。主な要因は、北海道派遣職員人件費等負担金9,500千円の減のほか、職員総合健診等委託料、昨年6月補正で着手をいたしましたハラスメント健康相談等業務委託料、産業医業務委託料など2,498千円の増額などが要因となっております。
54ページをお開き願います。
中段の行政管理事務につきましては、大きな増減はありません。
55ページの中段、職員研修事業は2,242千円、昨年度と比較しまして117千円の増額で、集合研修開催と町村会の定期研修の参加費用の増加が要因となっております。
下段の使用料等審議会事務、56ページ上段の財政一般事務につきましては、大きな増減はありません。
次に、56ページ、下段の3目財産管理費です。目全体で1,691千円の増額です。
まず、財産管理事務は5,887千円、昨年度と比較して139千円の増額です。普通財産土地草刈り委託料の増額が主な要因です。
57ページ下段の公用車管理事業は12,673千円、庁用車両1台について災害時などに電気供給が可能なプラグインハイブリッド車への更新を行うこととしておりまして、1,100千円の増などが主な要因です。
59ページに移ります。
地籍事務につきましては、大きな増減はありません。
さらに進みまして72ページになります。
下段11目電子計算費においては3,826千円の増額です。総合行政システムの更新に伴い、これまで個別に庁舎内に配置しているサーバーをデータセンター利用に移行し、新たに利用料4,575千円を計上しています。
次に、73ページ、中段、12目情報化推進費です。目全体では4,425千円の減額となっています。庁内情報化推進事業は4,512千円を計上。昨年度と比較して事務用パソコン更新、追加等の分で4,285千円の減額が主な要因となっています。
74ページの上段にまいります。
広域ネットワーク管理事業は7,889千円で大きな増減はありません。
75ページをお開き願います。
中段、13目災害対策費は381,777千円の減額です。防災行政無線の更新工事の完了に伴う経費の減額によるものです。
最後になります。81ページ、下段、4項選挙費になります。選挙費全体については、83ページ下段に合計が出ておりますが、10,651千円の減となります。知事道議選挙及び参議院議員選挙の執行経費計上の減額とともに、来年任期満了となります町長選挙執行経費の増額が要因となっています。
総務費の説明につきましては、以上でございます。
○委員長(奥秋康子) 企画課長。
○企画課長(前田 真) 企画課長の前田です、よろしくお願いいたします。
私のほうからは、61ページの企画費について御説明したいと思います。予算書の61ページをお開きください。
企画費は、企画課がやっております企画事務と、それからまちづくり推進事務、それから、めくっていただきまして67ページの地方創生広域連携事業、それからさらにめくりまして、69ページの結婚少子化対策事業というのを企画課が担っております。資料に基づきまして新規事業のみ説明をさせていただきます。
皆様のお手元にお配りいたしました予算に関する資料の5ページを御覧ください。5ページの15番、新規事業で十勝地域とたいとう・すみだ交流事業というものに1,091千円を計上しております。予算書で申し上げますと、67ページの下段でございます。都市部との連携を含め関係人口の創出を展開ということが書いてありますので、こちらもう少し詳しく説明をさせてください。
特別区の全国連携プロジェクトということがありまして、十勝地域で十勝令和プロジェクトというものを今進めております。十勝の18町村と墨田区と台東区がそれぞれの課題を持ち寄って、十勝地域の課題は人口減少と働き手の不足、墨田区、台東区の課題は地域の担い手づくりということで、最終目標を5年間のプロジェクトとしまして、人づくりや人材交流により関係人口や交流人口の増加を目指すものでございます。こちらは負担金になっておりまして、清水町以外にも清水を除く18町村で、負担金で、十勝全体で取り組むものでございます。
続きまして、資料の5ページの、さらにその2つ18番、新規事業、結婚新生活支援補助事業を御覧ください。予算書でいきますと69ページの18節負担金、補助及び交付金の3,000千円でございます。こちら全く新しい事業になります。
もう一つの予算に関する資料の2のシート番号1番を御覧ください。昨日、鈴木議員の一般質問のやりとりとも少しかぶることがありますが、事業を御説明させていただきます。
結婚対策で経済的に困窮していると思われる方に1世帯当たり300千円の補助金を出すものでございます。
1ページの中ほどを御覧ください。事業概要が書いてあります。
対象世帯は、年度内に婚姻届を提出し、本町に住民票のある世帯、婚姻届提出時に49歳以下の夫婦に合計所得が3,400千円未満という縛りがありますが、この方たちに住宅の取得費用、それから住宅賃貸費用、引っ越し費用というものを1世帯当たり300千円で助成したいと思っております。
具体的にはこちらにデータ等が書いてありますので、割愛をさせていただきます。
企画費の新規事業は、以上2点説明させていただきます。
以上です。
○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。
○商工観光課長(斉木良博) 商工観光課、斉木でございます。私のほうから2款総務費1項総務管理費6目企画費のうち、商工観光課が所管する部分について説明をさせていただきたいと思います。
66ページを開いていただきたいと思います。
上段から4つ目、15番の移住者賃貸住宅家賃奨励金でございます。こちらについては今年度、平成元年度から実施した事業でございます。今年度4世帯転入申請を得てございます。交付期間については転入が24か月ということになっておりますので、次年度継続分が4世帯、それから新規分を4世帯計上し、合計8世帯分ということで1,920千円、昨年度と比較して600千円増となってございます。今後も経済的負担を軽減する事業として情報発信をして、本町への移住の動機づけにしていきたいというふうに考えてございます。
次に、66ページ、10節需用費の15番燃料費でございます。こちらについては昨年に比較して156千円増となってございます。移住体験住宅の燃料費なのですけれども、利用者が利用の都度、補給をするということで行ってきましたけれども、次年度から燃料費を含めた使用料というふうに改正をするために、こちらに燃料費を計上しているものでございます。
同じく需用費の30番印刷製本費です。移住パンフレットの印刷費と次年度移住フェアや相談の際に使用するクリアファイルを作成しようということで99千円を計上してございます。
同じく13節委託料、14番、67ページの一番上になります。移住体験住宅等管理委託料でございます。こちらにつきましては、移住体験住宅が2棟、移住支援住宅が2棟3戸、今年度は職員で管理をしてきましたが、管理の充実を図るため、草刈り、除雪、入退居時の清掃等を行うということで、作業の委託料806千円を計上してございます。
67ページの18節負担金補助及び交付金、その31番、定住促進賃貸住宅建設補助金でございます。こちらにつきましても令和元年度より実施してきた事業です。元年度では新築が4戸、改修が5戸助成をしてございます。
また、入居については、7戸が町外からの転入ということで、移住者定住奨励金というものを交付となります。
令和2年度予算につきましては、建設に係る部分を7戸分、移住者の入居にかかわる移住者定住奨励金3,000千円と合わせて10,000千円、リフォーム補助金については3,000千円ということで計上してございます。
次に68ページ、ふるさとワーキングホリデー推進事業でございます。
8節普通旅費でございます。こちらにつきましては、総務省が開催しています合同説明会に今年度、昨年度2名体制で参加をしてきたところでございますけれども、これまでの参加者が20名以上おります。それぞれの説明会の開催地の近くに参加者がおりまして、その参加者に体験者としてコメントをいただく、説明をいただくということを予定してございます。職員の出張については1名分ということで、331千円減額をしているところでございます。体験者が説明のために出席いただいた場合は、7節の報償費の中で若干の報酬をお支払いするという考えでございます。
次に、12節委託料、ふるさとワーキングホリデー住宅管理委託料でございます。こちらについても移住体験住宅、移住支援住宅と同様に草刈り、除雪、入退去時の清掃等を委託するために414千円計上してございます。
13節の使用料及び賃貸料でございます。こちらの10番、参加者住宅借上料850千円でございます。それから11、レンタカー借上料1,000千円でございます。こちらについては、今年度の実施状況から見まして、実態に応じた額ということで、それぞれ計上しているというところでございます。
以上、商工観光課の所管する内容について説明をさせていただきました。御審議のほどよろしくお願いいたします。
○委員長(奥秋康子) これから順次、質疑に入ります。
第2款1項1目一般管理費、52ページから56ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
川上委員。
○委員(川上 均) 管理費全体でもいいですか。再任用の関係でちょっとお聞きしたいけど、よろしいですか。
昨年6月の議会でも私、労務職の関係で、今後は職員が現場にいなくなるということで再任用のお話をさせていただきまして、町長はそういった中で労務職も今後検討し、一般職もそろそろということでお話いただいたと思うのですけれども、今後の再任用の関係について町長にお聞きしたいのですけど、どのように考えられているかお聞きしたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 答弁。町長。
○町長(阿部一男) 前回につきましてもそんなお話があったのですけど、具体的にはまだ要綱か何かはそろえている......。
そういう任用を開始してもいいというような条件等については、もう持っているわけですけれども、いろいろ社会状況等も調査しながら、調査というか、ほかのところでもやっているところがたくさんありますけれども、うちについてはいろいろな経過でいくときに、まだ、例えば退職してから民間のほうに行ってくれている人だとかがたくさんいますのでね、そういうところへ逆に町を退職してから行ってもらうような状況も十分、今までもそういうルートやら何かができておりますので、そんなことも含めながら、まだまだちょっと状況を判断した中で、そういったものを決めていきたいと思いますけれども。
私としては、町の職員として退職した後、正規の職員として町に参入してもらって、そこでまた人口が増えていくという、そういうところとのバランスもしっかりとした中で考えていかなければならないということもありますので、今年度までについてはそういう、あるいは2年度の予算についても、そういうところの中は組んでいないという状況があります。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 昨年と変わらない御答弁ということで。今年退職する方は64歳から年金をもらえる特別支給の年金ですね。来年からいよいよ65歳からの年金支給ということになっております。再任用というのは本来やはり60歳定年になった後のそういう年金がもらえるまでの、やはり雇用の保証という部分が非常に大きいということの制度だと思うのですよね。その制度を第一に考えていただきたいということと。
なおかつ、私が退職してからもそうですけれども、この四、五年の、二、三年の間でも30人、40人、5年ぐらいの間でも50人近く職員が退職して、その後、若い人が確かに入ってくるのですけれども、やはり職場が回らないということも現実的には起きていると聞いています。
そういった中で、やはり退職者がきちんと、やはりその中におさまって、ある程度、職場の中を回していくということも必要なのかなと思いますけれども、その点についてはいかが考えでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 町長。
○町長(阿部一男) 確かに一部いろいろな状況の中で回らないのではなくて、季節によって人がちょっと足りなくなっただとか、そんなところがあって、再任用とまではいかなくても、退職後、臨時として一時期間だとか、そんなことは積極的にやり始めて、若い人が育ってくるまでの間のその期間の補助みたいな形の中で、そういった予算等については、ここに若干ではありますけれども、見ながら、うまく機能するように考えながら今までもやってきたつもりであります。もうちょっとそういう幅を広げた中でやっていければなという思いは持っているところでございます。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 町長、今補助とおっしゃいましたけれども、実際には本当の補助という、事務の足りない部分を補助しているということにしか私は見えないのですよね。これちょっと担当の方にお聞きしますけれども、これ再任用本人がもし、来年からも四、五人事務職でも退職する方も出てくると思うのですけれども。本人が希望した場合は、これは制度上断れないというか、そういう制度になっていると思うのですけど、いかがでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 総務課参事。
○総務課参事(鈴木 聡) 再任用に関しましては、総務省通達に基づけば、その人物のそれまでの勤務状態を評価した上で任用することとなりますので、正当な理由なく断ることはできないというのが、正確な状況かと思います。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 今までたまたま退職した方が別の仕事をするか仕事をしていないか別としても、希望がなかったということで押さえてよろしいかなと思うのですよね。
来年からもし、そういう方が何人か出てくれば、当然考えないとならないということで捉えてよろしいですか。
○委員長(奥秋康子) 総務課参事。
○総務課参事(鈴木 聡) 来年度以降につきましては、町長の答弁にありましたとおり、再任用に対する方針にもよりますけれども、もし希望者があった場合については、それに沿った形で対応していきたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 次の項目に移ってもよろしいでしょうか。
○委員長(奥秋康子) はい。
○委員(川上 均) 契約のちょっと全般の話についてお聞きしたいのですけれども、例えば委託契約をする場合には......
○委員長(奥秋康子) 川上委員、何ページでしょうか。
○委員(川上 均) 全体の、一般管理費の全体の中で。
○委員長(奥秋康子) というと、大丈夫ですか。
○委員(川上 均) 委託費の関係。財産管理......
○委員長(奥秋康子) 管理費の関係ですか。
○委員(川上 均) 管理費の契約ですね。ということで、よろしいでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 確認しますけど、一般......
○委員(川上 均) 管理費。
○委員長(奥秋康子) 一般管理費の中の。
○委員(川上 均) 総務だったと思うのですよね。契約は管財のほうで、大きな基本的な契約は管財のほうでされると思うのですけれども、取りまとめですね。
○委員長(奥秋康子) 3項の財産管理費の中の関係も含まれていますか。
○委員(川上 均) 財産管理費の中のほうがいいですか。
○委員長(奥秋康子) そうですね。
○委員(川上 均) わかりました。失礼いたしました。では、そちらのほうでやりたいと思います。
では、次に、53ページですね。委託料、ハラスメント、健康相談と産業医の委託での関係ですけれども。たしか昨年の6月補正ではハラスメント、健康相談業務の委託料ということで1,361千円、補正予算で決まったと思うのですけれども、今年このような形になったのは、何か委託内容が変わったかどうかだけちょっと確認したいと思うのですが。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(野々村徹) 総務課課長補佐の野々村でございます。よろしくお願いいたします。
ただいまの質問でございますが、昨年、補正予算で提案させていただきましたときには、ハラスメントの外部相談窓口をまず一つ設置するというのが1点。それと、もし事案が起きたときに専門の方による聞き取りを行うと、この2点について補正をさせていただきました。
今回当初予算で計上させていただいておりますのは、そのハラスメントの外部相談窓口を含む健康相談もそうなのですが、その部分のみを計上させていただいておりまして、事案の起きた場合の部分につきましては、そういった状況になったときに対応するということで、当初予算からは除いて計上しているところでございます。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 特に確認ですけれども、昨年6月からこういった形で委託されまして、相談件数は、特にありましたか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(野々村徹) ハラスメント外部相談窓口への相談件数はゼロ件でございます。
○委員長(奥秋康子) よろしいですか。
○委員(川上 均) はい、以上です。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
山下委員。
○委員(山下清美) 職員の研修に関わって、また、53ページの今の川上委員の話をしたハラスメントの委託の関係と研修に関わってなのですけれども、今現在、昨年の春にいろいろあった部分で、今の庁舎内の状況については、町長としてどのように感じておられるのか、ちょっとお聞きしたいと思います。あのときはちょっといろいろな部分で庁舎内ごたごたしている雰囲気あったのですが、今は大分落ち着いているのかどうか、町長としてお伺いしたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。
町長。
○町長(阿部一男) 相談件数もないということで、この数字だけでは判断できないところもあると思いますけれども、時期も時間も経過しましたし、それなりに落ち着いて、こういった相談窓口をありますよということをしっかりと職員の中に連絡等をしておりますので、今の状況については落ち着いている状況にあるかなと、そんな判断をしております。
しかしながら、今回産業医のことも含めて、そういう窓口はしっかりと、何かあったときには、ないように対応していければなというようなことで、こういう予算を組ませていただいた経過がございます。
○委員長(奥秋康子) 山下委員。
○委員(山下清美) あと職員研修の中で、こういったいろいろな部分のハラスメントだとか、そういった部分に対応するような研修は今年度検討されているのかどうか、今後どのように計画されているのかお伺いいたします。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(野々村徹) 研修の部分でございますけれども、まず令和元年度におきまして、ハラスメントに関する研修ということで、2日間にわたりまして管理職と一般職を分けた中で既に実施をしているところでございます。
令和2年度におきましても、状況等を見ながら、どのようなスタイルの研修がいいのか検討しながら、実施をしてまいりたいというふうに考えております。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) まず、今2人の委員さんからありましたハラスメント健康相談等業務委託料、これはつくったほうがいいと去年は私も言ったので、このお話をしたいと思いますけど。
相談件数はゼロ件ということですね。ということは、去年いろいろなことがあって落ち着いているという町長の意見もありましたけれども、この調査というか、この委託では出ないというぐらい、いわゆる普通の中身ではない。であれば、もうちょっと検討して、これは、お金を払っているのはいいですけど、こういうものがあって。ただ、現実的にはそういうものでは相談しづらい、これの相談したあとはどうなっていくかということを考えたときに、これでは相談できないということがゼロ件ということなのですよね。と、とれると思います。
ということは、このやり方をしたら、ただお金払っていくだけ。やはりやり方を変えなければならないのですよ。そのやり方を考えていかなければならないと思うのですけれども、それについてはどのように考えますか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 昨年、この議場の中でもいろいろ議論があって、従前の、職員による相談窓口という部分についての機能等についても御指摘をいただいたところかと思います。そういったところで、相談のしやすい体制ということで、外部の委託に御理解をいただいて、予算をつけていただきまして実施をしたという経過がございます。
議員が今おっしゃられた、相談がしにくいからゼロ件なのではないかということですけれども、そういうことでゼロ件なのか、あるいは事案がなくてゼロ件なのかというのは、実際にはその辺の線引きというのは、こちらではなかなか把握しにくい部分がございますので、当方といたしましては過去の部分で相談しにくいというところが、やはり背景にあったのではないかというふうに考えておりますので、今年度はこの形でまた相談の継続を図っていきたい。
また、その相談を受けていただく環境になるように、庁内の周知の中で定期的に相談窓口の案内について周知を図っているというところでございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 世の中からいじめやそういうものがなくならないのは、こういうところなのだろうなと。行政だからこそ特にスピード感はないというのはわかっています。別にばかにしているわけではないですよ。民間とはやはり違うなという考え方で、やはり何かを調査していかなければならないというところもあるのでしょうけれども。
相談ゼロ件だから、まずあるか、ないか、もちろん線引きはできない。もちろんできないですよね。いじめているほうも、いじめられているほうも、なかなか言わないですから。でも、これナイーブな問題ですし、例えばこれが清水町の子供たちの教育にも関わってくるのだろうなと僕は思っています。その傾向と対策の関係が、こういうところにあらわれてくるのかな。だからやはりちょっと真剣に考えていかなければならないとは思うのですね。
これは一年この部分は置いておきますからといって、これで終わるのではなくて、やはりこれ恒常的に庁舎内でフリーな立場で言える状況をぜひ町長、つくってほしいと思うのですけど、そういうところから始まって初めて居やすい、働きやすい職場になっていくのかなと思うのですが、町長いかがでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 町長。
○町長(阿部一男) そういうことも含めた中で、こうやって今2つの、去年から比べて、さらにもう一つ含めて、いろいろな幅広いことを含めたのですけど。今、鈴木議員が言われるように、さらに雰囲気の問題もあると思いますので、そういった相談しやすい、あるいはいろいろなものが出ないような、そんな雰囲気づくりはしっかりと私としては注視しながら、今年1年というかずっとですけれども、平成2年度についてはそういうものも職場内の雰囲気を十分に察しながら、いろいろと注視していきたいと、そんなことは思っているところでございます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(奥秋康子) ここで休憩します。
○委員長(奥秋康子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(奥秋康子) 質疑を受けます。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 休憩が入るとどこまでやったか、すみません。ちょっと定かではなくなってくるのですけど。どちらにしてもハラスメント関係についてはやはり、それは現場とか役場内というとすごく広いので、現実的にはいろいろなところで嫌な思いをして、結果的に職員が若いうちに辞めていくのを、もしかしたらそういうことがあるのかなという仮定をやはり立てていかなければならない。
もちろん、設置することは必要だと私も思っていますけど、これに対して先ほど町長からもいただいたように、やはり変えていくというか、そういうふうな気持ちも必要だと思います。
55ページの職員研修事業のところ、ちょっとリンクしてくるのですけど。職員内のこれ去年とほとんど消費税分上がったぐらいですよね、きっと予算的には。ここ倫理的な部分とか本当にそういう部分の研修教育というのは、やはり口酸っぱくやっていくしかないのかなという感想を持っています。
この部分については、本当に逆に補正を組んででもいいですから、もうちょっと計画的にやるような形をつくっていくべきだというふうに、それしかもう実は解決策はないのかなと思うのですけど、それについてどのように思われるか総務課長にお聞きします。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 研修の金額につきましては、内容として金額上、去年と変わりないという御指摘でございます。
また、先ほどこちらから答弁したように、研修の実施にあたっては、また状況等も踏まえて、内容を検討していきたいというふうに考えておりますので、今の御意見もその一つというふうに受け止めて対応してまいりたいと思います。
また、通常の状況の確認、どういう状態かという部分につきましては、職員の人事評価の中で、上司と担当者との面談等もございますので、その中で異変等がないかどうかという確認は日常的な業務の中で行っているというふうに考えております。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) いわゆる役所的、もしくはこれは一つの会社と見立てるなら、会社はそういうことがありませんと言わなければならないだろうなと思っています。それを認めることによって、そういう職場が例えばあったら、それはリクルートにも響いてくるだろうし、町民の信頼を何よりも損ねていくだろうというふうに思っています。いろいろなところにいろいろな問題が出てきて、やはり疑心暗鬼になってしまうというところにもつながっていくので、ぜひこれは本当に公明・公平にやれるような組織づくりをしてほしいな。
今課長言われたのは本当に、ごめんなさい、僕には四角四面にしか聞こえない。本当にこの問題はすごく大切な問題、最終的には命に関わってくる問題だというところを、今一度認識されて事業を立案したと思うのですけれども、もうちょっと前向き、積極的に取り組んでいただきたいと思うのですけど、いかがでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 非常に貴重な御意見でございますので、それを踏まえて実施にあたって対応してまいりたいというふうに思います。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) あわせて、ハラスメントとか、今そんな話も出ましたので。ちょっと資料要求をしたいのですけど、よろしいでしょうか。清水町の倫理規程の、昨日一般質問でもあったのですけど、倫理規程の資料を要求したいと思います。まず要求が通るか通らないかを含めて。実際的には別に今すぐくれと言っているわけではなくて、今日終わってからでもいいですから配っていただければと思うのですけれども、よろしいでしょうか。
○委員長(奥秋康子) お諮りします。
ただいま鈴木委員から倫理規程に関する資料の要求がございました。(発言する者あり)
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 例規集に入っているということでした。失礼いたしました。例規集のどの部分に入っているか教えていただいていいですか。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(奥秋康子) 休憩します。
○委員長(奥秋康子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) ありがとうございました。私もほとんど議会議員経験が今年で3年目ぐらいなので、まだまだ若いのでわからないのですけど、ありがとうございました。
例規集の1の3901ページにありました。これを参考にしながら、ちょっと質問させていただきたいと思います。ちょっと昨日の続きになって申し訳ないのですが、関連しているということで御理解いただきたいと思います。
昨日のやりとりをインターネットで見ていた方々からちょっと言われたのですけど、昨日の件については調査をしてくださいと言ったら、総務課長は「はい」と言って、その後に「確認します」というような意見があったのです。僕は調査していただけるというふうに思っていたのですけど、それについては間違いないと思うのです、皆さんがやるというふうにもう認識していますので。それは今月中にできますか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 昨日、確認をしたいということでお話を差し上げました。今月中かどうかというのはちょっと、今準備をしております。今月中はちょっと難しいかもしれませんが、早急に取り組みたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) ということは、間違いなく調査をしていただけると。人事異動もこの後ありますから、いつまで総務課長でいるかわかりませんし、どういう状況になるかわかりませんけれども、もしそうなったとしても、4月以降になったとしても、田本課長がそのままであればそのまま、新しい方は新しい方でそのまま引き継いでいただきたいと思いますが、それでよろしいですよね。いいですね、調査するということでいいですね。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 倫理規程にいろいろ項目が載ってございますので、それに沿ってどういった会合があるのかというところを確認していきたいというふうに思っております。
(発言あり)
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) そういう事案の有無について確認をとっていきたいということでございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 確認する。では、調査をして確認するのですか。確認してから調査するかどうか考えるということですか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 状況の把握を確認というふうに御説明しておりますので。
(発言あり)
○総務課長(田本尚彦) 調査という部分が、昨日の鈴木委員のおっしゃった特定の内容あるいは、昨日はどういうふうにでしたか、はたから見ていて倫理的にどうなのだというところがありましたので、それについて今、例規集で御確認いただいていると思いますけれども、その規定に照らして、どういう内容かということを、それぞれの事案、各部署で、事案がどういった分類になるかということを確認していきたいという意味でお答えしているのですけれども。
○委員長(奥秋康子) よろしいですか。
○委員(鈴木孝寿) 全然よろしくないです。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 言っている意味がわかりません。調査するのですか、しないのですかと言ったら、事案を確認します、これに合わせて確認をします。調査をしないのですねとしか取れないのです。責任を持って調査を、別に調査委員会を立ち上げろと言っているわけではないですよ。これ、倫理規程に関しては、どうするかな。
ちょっと委員長、時間をいただいて、この倫理規程をもう一度読み直したいのですけど、少し時間をいただいてもよろしいでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 休憩してよろしいですか。
(「はい」と呼ぶ者あり)
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(奥秋康子) では、休憩します。
○委員長(奥秋康子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(奥秋康子) 質疑を受けます。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) これをどういうふうに読み込むかというのがあるのですけど、第7条に「町長は、職員が前条の禁止行為を行った場合には、厳正に対処するものとする」となっております。昨日は町長が明確に否定されておりますので、課長は会食をしたと言っておりますので、その内容について正しいかどうかということも当然だけど、今後こうしてはいけないということをしてほしい。誤解を受ける行為をしてほしくないということで、ぜひやってほしいなと思います。
町長が対処するということになっていますので、これについては調査するということでよろしいでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 調査という言葉、確認という言葉で、なかなかあれなのですけれども。私がさっき御説明したのは、そういった、はたから見て役場の職員とそれ以外の方が飲食を行うような場面というところが、昨日のお話でしたので、そういった部分が各課において事案としてあるのかどうか、その会合の在り方がどういった経緯で、どういった会合なのかというところの内容を確認していきたいということでございますので、議員がおっしゃられる調査という部分と、内容的には変わりはないのかなというふうに思いますけれども、そういったところを確認していきたいと。
(発言する者あり)
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 調査と確認は一緒だと言っているのですけど、なぜか調査するとは言わないのですよ。言っていいではないですか。別にその調査結果を公表するかしないかは町長の判断ですから、今後ね。だから調査するでいいと思うのですけど、どうなのですか。調査すると言えば、これはもう終わる、僕の質問は。
○委員長(奥秋康子) 副町長、お願いします。
○副町長(金田正樹) 私からちょっとお答えさせていただきます。昨日私、答弁させていただきました。15年に倫理規程をつくってという話でございますが、すみません、私、失念をしまして、平成28年の7月に全職員宛てに、この倫理規程については配付をしております。これはたまたま、うちの町にこういう事案があって配付したのではないのですね。ほかの町でいろいろな事案があったものですから、あらかじめということですけど。
今、調査と確認といろいろありますけど、中に容認行為というものがあるのですね。だから、それがそういう確認をして、本当に容認行為で外されるのか、さらに深めて調査をしていくのかということが出てくるかと思いますので、そういう言い方になるかと思います。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 執行側、役場側と議員側の話では、それで納得したほうがいいのかなとも思ったりするのですけど、町民に何て言えばいいのですかね。我々は町民に対してやる議会だと思っているのですけど、今の副町長のお話だと、掘り下げて、結果的には大丈夫だったよとなった場合には、それも表に出ることは当然ないだろうけど。別に表に出すことが、僕のやりたい訳ではないのです。だから、やはりおかしいことはおかしい。線を引くところは線を引く。それでなくても、そのときが来たらまた言いますけど、やはりちょっともめた案件というか、まあまあ議論がいろいろ重なった案件なので、特に注意しなければならないよということなのです。
その中で、今、曖昧な、もしかしたら容認という言葉もありましたけど、この疑問だけで終わってしまうというのが、まあまあ、いわゆる僕の中でもみ消されるというような意味合いをとってしまうので、ぜひそうではなく、町民にわかりやすい形で出していただきたいということで要望したいと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 副町長。
○副町長(金田正樹) ちょっとすみません。言い方が悪かったのですね。容認行為で、それでうやむやにするとか、そういうことではございません。その中で、いろいろな容認行為の中でも、大勢で特定ではなかったとか、大きな会合の中でという案件がありますので、そこら辺は認められることです。それ以外については、それはきちんとしなくてはいけない必要はあると思いますよ。
それについては、規定のさっき言いました第7条の中で厳正に対処すると決めておりますので、これは条例で、規定で決まっているわけですから、その規定にのっとって進めていくことになるかと思います。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 見守っていきたいと思います。清水町役場の自浄能力があるということを信じて、質問はこのぐらいにしたいと思います。
先ほどの倫理規程、これ、要望という言い方も変なのですけど、今一度各課に確認をしていただきたい。ただ、困るのは、ちょっとしたときに役場の職員が、ああ、町民がいるから、そこでは飲食店に行けないというようになっては困るわけですよ。だから、そこの線引きをちゃんとしつつ、ちゃんとできるような、皆さんと楽しく、町民と楽しく飲食店で会えば会食できるような状況には、その場をつくってほしいですね。だから、そこら辺の職員教育というか、職員への徹底を逆に言えばお願いしたい。
これによって萎縮することなく、やれることはやってほしいというふうに思うのですが、課長の決意をお聞かせいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 先ほど鈴木議員からお話のありました内容を、いわゆる調べるということに際しましては、当然、倫理規程の内容を提示して、それに今どういう該当性になるかというのを、個々でまたかみ砕いていただくということも必要になってくるかと思います。
その中で規程の趣旨と、今お話のあった規程に抵触をしないようにということが、他者との隔絶ということにならないようにということなのですが、これはまた、それはそれで難しいことだと思います。客観的に見たときに、形態としてどこが違うかというのは全くわからないわけでありますので、その辺の微妙な運用というのを職員と町民の方と共有できる部分というのは、具体的、明確にピッと線は引けないと思いますけれども。
そういったところは、いただいた御意見を踏まえて、過度な対応にならないようなことを含めて、倫理規程の内容の理解ということもあわせて行っていきたいと思います。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
佐藤幸一委員。
○委員(佐藤幸一) やはりハラスメントの関係なのですが、昨年の相談件数はゼロということで351千円の予算でした。今年、812千円に増えたということにつきましては、今年は相談件数が増えるという予想のもとに増えたものか、お聞きしたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 申し訳ございません、説明がちょっと足りなかったかもしれません。昨年は当初予算には載ってございませんでしたが、補正予算で予算措置をしてございますので、項目としては昨年度行った項目を再度今年も委託をして行っていくという内容になってございます。
○委員長(奥秋康子) よろしいですか。
ほかに質疑ありませんか。
中河委員。
○委員(中河つる子) 先ほどちょっと戻りますが、任用の関係で、今年退職される人数は何人ほどいますか。そして、その中で民間に行く人は何人ほどいらっしゃいますか。お願いします。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 3月末9名の予定がございますけれども、その先のそれぞれの方の進路というのは確認をしておりません。
○委員長(奥秋康子) よろしいですか。
○委員(中河つる子) はい。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
中島委員。
○委員(中島里司) 倫理の関係で、職員の倫理の関係ですけれども、私もそういうことについては特に気をつけなければならないという立場で仕事をした経験があるわけですけれども、かなり神経を使っても、うわさ的なものはかなり出てきます。だから、それはそれとして、今容認という部分で、副町長からお話があった。私もそのときに、そっちのほうの関係の方にちょっと相談したことがあります。どこまで許されるのだと。許されるからやっていいというものではないのですね。
基本的に、鈴木議員が一般質問でしていた経過の中で、ちょっと私、ひっかかった言葉が、会議が終わった後、もう少し打ち合わせがしたいからというお話で、私はそういう聞き方をしたのですよね。私、これを責めるとか、そうではないのですね。単純に言って私は、気がついていなかったと。そういう行為がいいか悪いかというのは、仕事一筋で仕事のことばかり考えて、そういうことをちょっと忘れていたというか置いていたかなと思う部分もあるのですが、その辺については大勢で、両方とも大勢であれば、大勢というのは何人かというのはちょっと難しいのですけど、大勢であれば、そういう誤解は少ない。みんな証人がいるわけ、何を言ったか。だけど少人数となった場合には、本当に遊び的な雑談、世間話をしたとしても、それは一般的には、周りから見たときには誤解を招きやすいし、逆に言うと誤解ということは許されない行為である。だから、一定の立場になったときは、より気をつけなければならない。その辺をしっかりわきまえていかなければならないと。
先ほど28年ですか、お金があったからそれを配りましたと。これはやはり機会あるごとにそういうものを、お互いに注意しようということをやはり啓蒙していくべきだろうと、その辺について。
鈴木議員は調査云々ということですけど、それはそれとして、今後においてそういうことのないようなことを職員に、忘れないように、定期的に何かのときに、何年かに1回ぐらいはきちんと意思統一というか、意思を図るということも考えてもいいのではないかと思うのですが、その辺についてはいかがでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 答弁求めます。副町長。
○副町長(金田正樹) 先ほども申し上げましたけど、実は私、昨日の時点で28年の4月に出したというのはちょっと失念をしておりました。先ほど言い訳を言わせていただきましたけど、他町村があったから、うちも再度意識してくれという意味で出したものでございます。
それから3年半出しておりませんので、これを機会に、その容認行為もいろいろ難しいところがあるのですが、どうしてもスケジュールが延びてしまったとか、詳細についてはまだ詳しく、ケースによって変わってくるかと思いますので、そこら辺も含めて再度、職員には通知をしまして、認識を強めていくようにということの周知をしていきます。
○委員長(奥秋康子) 中島委員。
○委員(中島里司) 今、副町長からそういうお話をいただきました。ぜひお願いしたいと思います。
私が、昔の話ですけれども、自分の立場という中に悩み持っていたのは、一歩職場を離れれば対町民なのですよね。対町民ということと、倫理上で自分がやってはいけない行為というのを割り切らなければならない。ということは、ある部分では、当時そういう話もありましたが、一緒になってはいけない部分というか、そういう部分があることによって、生意気だという話が、愛想が悪い生意気だという、そういう話も現実にありました。
だから、その辺の、私は役場職員というのは、町のため、町民のためというのが第一ですから、それも町民を平等に扱う。一部から話あったからすぐ聞くではなくて、町民を平等に扱うという立場があります。その辺からいくと、非常に矛盾するところがあります。町職員は直接住民と接しますから。
だから、そういう部分は、私は決して町民へ冷たくしろということではなくて、自分の置かれている立場を理解していただく、これもその立場に立ったときの、私は説明責任があろうというふうに思っています。
それらについても、いろいろこういう、今すぐ、当時は直接いろいろなやりとりがあったから、直接説明ができました。今は直接ではなくても、かなりのところでいろいろと流す方法があるようですから、より一層その辺については気をつけなければならない。
だから、いま一度総務課長、その辺について改めて、何らかの行動を起こしていただきたい。あった、なかったということは、これはもう大事なことです。あったからどうのこうのではなくて、あったら、今度はこの先どうしていこうかというのが、私は大事なことだと思っています。
認めるものは認める、鈴木議員も言ったけど、公にするとかしないとかは二の次で、まずはあったことについては、なぜそうなったのかと。だったら今後そういうことをお互いにないようにしましょうと。そういうことをやってはいけないよということをやはり周知するのも前進だと思います。
あったものはあったということで、調査結果として内部で処理してもいいことではないかと。だから、今後それをないようにするためにはどうするかということを、職員間でしっかり意識を持ってもらいたい。そういうふうに望むのですが、いかがなものでしょうか。
これで終わります。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 申し訳ございません、今あったことという言葉がちょっとあれなのですけれども。いわゆる役場職員と他者が顔を突き合わせる機会というところが、どういった状況で行われているのかというところ、それぞれ状況の確認をさせていただくというところと併せて、その倫理規程の考えるところ、これについては十分理解をしていただいて、業務に適正にあたっていただくということが一番大事かと思いますので、その辺の周知、理解に努めていきたいというふうに思います。
○委員長(奥秋康子) 中島委員。
○委員(中島里司) そういうことを内部で図っていただければというふうに思います。どちらにしても、自分の立場というものをしっかりわきまえていただかなければならない。少なくとも役場の職員の場合は、管理職になったときには、ある部分では課長というのは、全般的にある程度の平等の権限があるのです。一つの部分的な指示で動くものではない。あくまでも課長は一課を預かっているのですから、その自負を持って、課長というのは責任を取るのが私は大事な仕事だと思っている。責任を取らなくてもいい仕事をみんなにしてもらわなければならない、私はそう思っています、倫理上。
それを偏った発想でということで、協議する、検討する時間がなくなってくると。これもある部分ではお互いに職員間同士の立場を認め合う。これも人としての倫理ではないかなというふうに私は思っています。ですから、課長方が、ここの場に来ていろいろなことを責められている、御批判等が出てくるのも、これは課長だからなのです。だから今言った倫理も同じなのです。課長だからということで、しっかりした認識を持ってもらいたい。
そして、特に仕事上、利害関係のある人とは、会議中にできなかったことは、よそではなくて庁舎内でやってくださいよと。打ち合わせというのはどこででもできるのです。だからそれを、誤解を招くようなことは、庁舎内で残るなりということ。また日を改めて庁舎内でやる。これはみんなが見ているわけだから。だから、そういうことも一つの知恵として、私は誤解の招かない、そしてそういう間違いの起こさない、そういうものを特に希望しておきたいと思います。
だから、総務課長、それらについても、何か職員間にいろいろと周知するときに、可能な限りということではなくて、打ち合わせの不足分、会議が終わって不足分があった場合には、庁舎内で協議を進めるということも徹底していただきたい。その辺をちょっと言い忘れましたので、つけ足させていただきます。今一度お願いいたします。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 今お話がありました件も含めまして、通常の日常業務の延長線上というところと、またそれ以外に昨日御説明した中には、関係する団体という形で、団体の打ち合わせ等というところもあるというところがございますので、そういった個々の状態、状況の把握等を含めて、今後の部分でどうあるべきかというところは、それぞれの所管がしっかり理解をして対応できるように取り組んでいきたいというふうに思います。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
口田委員。
○委員(口田邦男) 一つだけ、ちょっと確認の意味で知らせてもらいたいのだけれども。今いろいろと諸問題が出ておりますけれども、町長交際費についてちょっと確認しておきたいのですけれども。毎年1,000千円、私個人としては、もっともっと使ってもいいなという認識を持つのだけれども。それは別問題といたしまして、要は中身なのですけれども、どういった使い方になっているかなということを、まずはちょっと確認したいのですけど。
○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(鈴木 聡) 町長交際費の使い道ですけれども、内容としては町長が出席する各種団体の総会の際へのお祝いですとか、あとは農業後継者の結婚式の会費ですとか、あとは元議員さんですとか、そういう方が亡くなられたときの供花料というのが主な内容になっているかと思います。
○委員長(奥秋康子) 口田委員。
○委員(口田邦男) それはもちろん当然のことだというふうに思っております。それで、ひょっとしたら、今いろいろ話題が出ているから、ついででやはりはっきりしておいたほうがいいなと思うのだけれども、この中で町長交際費、同行した職員のいわば会費とか飲食代とかいうのは含まれていないでしょうね。
○委員長(奥秋康子) 総務課参事。
○総務課参事(鈴木 聡) 同行した職員ですけれども、町長の代理として行った際には会費として支出することもありますけれども、同行者としての支出はございません。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。
次に、第2款1項3目財産管理費、56ページから59ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
川上委員。
○委員(川上 均) 一般的な契約について、ちょっとお伺いします。
委託料の関係ですけれども、通常人件費とかもろもろ車両を伴う場合は車両、機器を伴う場合は機器、それに関する管理料だとか一般的な経費だとかを見積もって、なおかつ経費的にはそういった形の見積もり、そして作業的には仕様書という形で、ある程度細かく出して契約すると思うのですけれども。
例えば、この仕様書の中身が勤務時間なり指定した場所という中で、例えば勤務時間が早く終わったときに、また違う場所で働くというのは強要されるのかどうか、ちょっと確認をしたいと思うのですけれども。
○委員長(奥秋康子) 総務課課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 契約財産担当の西田です、よろしくお願いします。
契約自体、工事や何か含めてそうなのですけれども、町がお示しした仕様、そういった設計図どおりにやっていただいて対価をお支払いするというものでございますので、仕様どおりでないということであれば、対価のほうはお支払いできないというような形になろうかと思います。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) そうですよね。仕様書がきちんとしたものであって、それにやはり反するようなことがあれば、これはまた契約外という形になると思うのですけれども。
これ、例えば、今ちょっといろいろな契約の中で出てきているのですけれども、例えば月何日か積算して委託料、人件費を出していると思うのですけれども、それにたまたま満たないときには、ほかで働いてもらうとかということは、やはりそれでは契約上は許されないということでよろしいのでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 例えば今コロナの関係とかで、なかなか職場がないとか、いろいろな時間的な制限があるとか、そういった場合もあろうかと思います。そういった部分については、町としてもできる限りそういった勤務状況、そういったものに対応できるようにしたいと思いますので、御相談をいただきたいというふうに思います。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) そうだと思うのですけれども、もう一つ、ちょっと細かいのですけれども、例えば今の勤務日数の関係でいって、例えば、お正月だとか5月の連休とか、役場で大体そういう祝日になっているときに、その人は休まないで、委託先のほうでほかのところで働いてもらいたいということは特に許されることなのでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 仕様の中で決めている日数を働いていただければ、町としては、その方が休みのときに会社の中であっちに行ってくれというような話があった場合については、そこまでの干渉はいたしません。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 具体的ではないのですけれども、もし、そういった形でほかのところで働きたく、御本人が働きたくないということになって、それを拒否したときに、これ会社の中の話かもしれないのですけれども、賃金をその分カットするだとかという話になったときに、本人は困るから、私は別のところでアルバイトするという、会社に隠れてアルバイトするような形、これは会社との関係だから委託、こちらのほうの、町としては関知しないということになるかもしれないのですけど、そこら辺についてはどう解釈されるか教えていただけますか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 今お答えしたとおり、町としては町の仕様どおりに働いていただければ、その後のことというのは、会社と従業員さんの関係ということになろうかと思いますので、町としては関与しないということになると思います。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) そうですね。会社との関係になるとは思うのですけれども、ただ、委託した場合の、やはり事業者責任というか、町の責任もあると思うのですよね。それによって、例えばほかのところで働いて今流行しているコロナ肺炎にかかって......。
○委員長(奥秋康子) 川上委員、具体的な内容について、例えばの話が多いのですけれども、具体的な内容について質疑していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員(川上 均) 具体的な例えばの話。(笑声)
○委員長(奥秋康子) 予算書等の審議をしていますので、よろしくお願いします。
○委員(川上 均) 一般的な契約という形で、コロナに感染して、ほかのところでたまたま働いて、また町の仕事で働いたとき、このコロナがそのときに蔓延したとかいう責任はやはり事業者にあるということでよろしいでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 清水町の予算をしていますので、コロナはちょっと外れているのかなと思いますけど、やはり予算書に沿った質疑をお願いします。
○委員(川上 均) 一般的な契約の財産の中の話ですので、やはりそういうこともあり得ることなので、そういうことで話をさせてもらっているのですけど。
○委員長(奥秋康子) できるだけ本町の予算について......。
○委員(川上 均) はい。本町の、もちろん、本町に関するような内容ですので。そのときの責任というのは、やはり町としての管理なのか、事業者としての管理なのか、誰が責任を取るかというのは、どうなのでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) やはり雇用関係というのは、会社と個人という形になっておりますので、町としてはあくまでも業務を委託するという立場でございます。あくまで会社と個人の間の問題というふうに認識してございます。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) ただ、実際にそういった形になったときに、これまた大きな問題になりますよね。ほかで働いて、会社系列の中で働いて、その中でコロナが発生して、その人がこちらで働いて、今度こちらの町のほうの、例えば事業所なり、施設なりでそういうものが広がったときに、これ、僕も契約の内容によると思うのですけれども、一般的にどういう責任の取り方をするのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 川上委員、皆さん、聞いていても質疑の内容がわかりかねるような状況だと思うのです。ですから、ぜひわかりやすく説明していただければ、答弁もできると思うのですけれども。よろしくお願いします。
○委員(川上 均) 終わります。
○委員長(奥秋康子) よろしいですか。
○委員(川上 均) この件については。
○委員長(奥秋康子) この件についてはですね。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(奥秋康子) それでは、ここで休憩します。
○委員長(奥秋康子) 休憩前に引き続き会議を開きます。
◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇
○委員長(奥秋康子) 質疑を受けます。
川上委員。
○委員(川上 均) 58ページの17備品購入費、庁用の車両購入費について、お伺いします。
昨年、予算委員会でもお話をさせていただいたのですけれども、現実に災害とか例えば大雪も含めて出たときに、それぞれの課で現場に出るときに、一般の普通乗用車ではやはり対応できないのですよね。僕の経験としても、やはりSUVの四駆でないと、なかなか入っていけないと。そういう部分で昨年、できたらSUVを検討していただきたいということで話をして、検討するという話だったと思うのですけれども、今回PHVの車を購入するということなのですけれども、これはどのような車で、どのような目的で購入されるかをお聞きしたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 今回導入する車でございますけれども、プリウスのPHVという車両でございまして、電気を供給できる車でございます。ガソリン満タン時には1,500ワットで約2日間電力を供給し続けることができる車両となってございまして、災害時等に活用できるということで選んでございます。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 災害時にも対応できるということなのですけれども、ただ、現場に入るとなったら普通乗用のタイプだと、なかなか先ほど言ったように難しいと。SUVであれば別に、具体的な話になれば、三菱のアウトランダーとかあるのですけれども、そういう検討はされていなかったのかどうかお伺いします。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 川上委員がおっしゃるとおり、現行で電気系の自動車と言いますと、三菱のアウトランダーとプリウスとあとリーフという車がございます。この3台を比較した中で、今回はプリウスのPHVというようなことで車種を選定させていただいてございます。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 今回そのような形で購入するということですので、繰り返しますけれども、本当に何かあったときに、そういう、すぐ対応できる、原課で対応すると言われても、車がなければいけないという現状が前回の災害のときには実際にあったのですよね。そういうことも踏まえてやはり防災ということからも、できればSUVの車両を、今、張りつけの車しかないみたいですので、やはりフリーで使えるものを1台か2台でもそろえるべきだと思うのですけれども、そういう検討を今後されていただきたいなと思います。
質問を終わります。
○委員長(奥秋康子) 答弁よろしいですか。(発言する者あり)
総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 川上委員がおっしゃるとおり、張りつけではないのですけれども、RV車、SUVというのは現行で2台ございます。1台については公営住宅のほうに張りついているわけですけれども、災害時においては優先的に一般公用に変えるというようなことで、運用を図っているところでございます。
ただ、委員がおっしゃるように、今後においてはそういった部分、RV車、そういったものの導入を進めてまいりたいというふうに思います。
以上です。
○委員長(奥秋康子) 質疑ありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 川上議員と少し重複するかもしれませんけど、私は厚生文教常任委員会ですので、保育所の関係の給食の関係は言えません。しかし、契約、一般契約のことでちょっとお聞きしたいのですけど、仕様書、仕様書をもって入札をする。これがいろいろな部分でこれから出てくると思うのですけど、仕様書によって入札をして、今回は特にその聞いた金額、予定金額より下がった分を今度またいろいろ当て込まなければならないわけですね、結局は、多分ね。これはこれからのいろいろな契約の中で出てくると思うのですけど。
これの例えば仕様書の中で、1年分の夏季手当とかね、給料はこうですよというような大ざっぱな流れがあったとして、ただ結局、そこの内部がどういうふうに支払われたかとか、そういうところの監査というのはないですよね。相手に委託した瞬間にもう民間ですから、その中でやってくださいということで理解していいですか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 委員がおっしゃるとおり、一般的には委託をしていただいて、うちの仕様書に基づいた業務をしていただければ、それで対価をお支払いするというのが一般的な形でございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) わかりました。わかってはいないのですけど、どうしようもないというか、ただ、そこに人が今度介在すると、今回はこういうパターンでしたけど、次回からは例えば、例えばですよ、例えばの話ばかりして大変恐縮なのですが、契約のまず基本的な考えとして、これから学校給食が契約を民間にした場合にですよ、ちょっと話がぶっとんでしまいますけど、そのときにはその内容を、やはり同じことですね。ただ、そこに介在しているのが、人が介在するわけですよ。役場のいわゆる今だったら臨時職員が介在したりとか、そういう人たちの身分保障をどういう形でしていくかという部分が一番難しくなってくるのですけど。
その辺とかというのは、例えば今、仮の話をしましたが、現実に話がありますので、その身分保障に関しては、契約の段階もしくは契約をした後の流れというのはあえて見ないのか、見るのか、そこだけ見ないという判断にきっとなると思うのですけど、今回は特殊というか役場の場合は少し特殊でありますので、身分を変えて民間に。いわゆるあっせんをしていないけど、現実的には役場があっせんした形で行ってもらっている。自分たちの判断でということになりますけど。
そうなると、ある程度責任というか社会的責任がちょっとだけやはりあるのではないかなというような思いがあります。それに対して総務課としてはどういうような対応をするのかというのは、一般論で結構です。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) おっしゃることが何となくわかるのですけど、結局、例えば、町の今まで直営でやっていたものを委託にかけるとか、そういった場合にどうしても今までどおりの待遇、いろいろなものがなされない場合もないわけではないことだと思うのですけれども、それについてはやはり仕様書の中で縛り切るというのは非常に難しいというふうに思います。
ですが、今言ったように、ある程度町としても、ある程度監督というのでしょうか、指導というのでしょうか、そういったことで対応をしていくというぐらいしかできないのかなというふうに思っております。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) あまり詳しくやると、この後調査もありますんで、この辺にしておきますけれども。
ただ、もう一点、ちょっと関連してですが、臨時職員の扱いというのは1年契約でいいですよね、通常そうですね。ただし、もう10年契約している方もいるし、中には10年、15年という方もいらっしゃると思います。
ハローワークとかそういう法的なところでいくと、雇用関係は1年、1年でやればいいよ。役所、清水町役場に限らず、そういう部分については、法律的には問題はないと言われています。しかしながら、労働者の立場からいくと、例えば3月31日まで仕事をして、4月1日も当然同じように契約をしていく、ずっとそれがもうルーティンというか、ずっと流れていったら、もう継続的な雇用という見方をされてしまいます。
それはどちらが正しいかというのは、最終的には裁判をしないとわからないぐらいの世界なのですが、もしこの労働者側の立場で考えたとするならば、3月末で今回、たしか私の記憶だと6人かな、6人の方が移行するはずなのですけど、その6人に対して解雇予告手当を支出する予定はあるのか、ないのかをちょっとお聞きしたいです。もし請求があったら支払う考え方があるのか、ないとは思うのですけど、一応確認させてもらいます。
○委員長(奥秋康子) 参事、お願いします。
○総務課参事(鈴木 聡) 総務課参事、職員担当しておりますので、私のほうから回答させていただきたいと思います。
確かに現在の臨時職員の形態については、1年ごとの任用という形になってございます。今回移行される方についても任用期間満了という形のものになりますので、解雇手当等の予算措置をしていないという状況でございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 今の回答は、それはそうだという話なのです。とは言いながら、契約を延長しますよ、しませんよというのは、正式に総務課からどういうふうに出ていますか。
(発言あり)
○委員長(奥秋康子) 総務課参事。
○総務課参事(鈴木 聡) そういう形は通常、任用満了につきましては、特に文章を出している状況ではございませんので、今回も任期満了という形ですので、特段のそういう通知等は出していないかと思います。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) これについてはあまりあれなのですけど、それぞれがそれぞれの立場をもって生活をしている。例えば身内に役場職員がいたりすると、なかなか言いづらいという人も出てきたりします。正直なところ。小さい町ですから。その人たちの、やはり担当課だけでは、やはり言った、言わないということがあるらしいという話も、らしいではないですね、あります。
ただ、そこを、真ん中をとっていくのが契約の中心をつかさどるというか、その部分についてはやはり、それぞれ人は感情で生きていますので、その感情がやはり収まるまでケアしてあげる。もしくはケアするような門戸を開いてあげるということも必要なのかなという気がします。
10年、15年、20年働いた方、それなりに貢献していただいた方が、今回こういう形に、任用職員というのはきちんと、契約満了ということでやるのは構わないのですけど、ただ契約をそのまま継続する、職種によってはあるわけで、そういうところも含めていろいろなことを考えていくと、メンタルのフォローをしてあげてほしいなと。 余計な仕事なのかもしれないですけど、毎回あることではないので、この辺のフォローをしてほしいと思うのですが。これ僕は、そちらの、契約の立場もよくわかりますし、ただ言っている町民の該当者の気持ちもすごくわかります。であれば、どうするのかと言ったら、そこを何とかまとめていくというのが今回の、やはり子育て支援課も含めてやらなければならない仕事だと思っておりますので、そこのケアを何とかしてほしいなと思うのですが。
難しいことを言っていますけれども、もし今何か答えられることがあれば、お願いしたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 答弁できますか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 追加していいですか。ちょっと言いづらい。ちょっと難しい......。
○委員長(奥秋康子) 簡潔に、できれば簡潔に。
○委員(鈴木孝寿) 簡潔にというか、そんなに難しい質問はしていませんから。
○委員長(奥秋康子) はい。
○委員(鈴木孝寿) 今、大きな声を出して、何を言うか忘れてしまうというね、そういうこともあるのですけど。
この後、議員の立場として、委員会の所属メンバーとして、またそういう部分では質問していきたいと思いますけど。こういう事実があるということだけ御了解をいただきながら今後進めさせていただきたいということで、質問に代えさせてもらいます。
○委員長(奥秋康子) 総務課参事。
○総務課参事(鈴木 聡) 確かに職場変えという形になりますので、そういうお声があるということは受け止めさせていただきまして、今後こういうような職場の意向があった場合には、丁寧な説明なりをしていくように努めていきたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) よろしくお願いします。
また、川上議員が先ほど質問したPHVのプリウスの件なのですけど、ちなみにトヨタ自動車は清水町にありません。自動車整備工場及び自動車販売工場、新車も販売しているところはたくさんあるのですけど、たくさんではなくて数社あるのですけど。これは町内業者を指名していくのか、それを優先的に指名していくのかどうか。
ただ、今回の場合はプリウスと限定しているので、販売店も、今トヨタは全部販売しますからあれですけど、そうなってくると、逆に言えば町内業者も入れたほうがいいかななんて私は特に思うのですけど。その辺の指名、入札の考え方、今回プリウスに絞ってしまいましたので、それの入札の方法というのはどういうふうに考えているか、お聞きしたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 総務課課長補佐。
○総務課長補佐(西田史明) 今回のPHVに関しましては、車種を絞ったということでございます。過去にもそういった事例があったのですが、去年までは釧路トヨタがございました。ですが、今年からありませんので、今のところ帯広のトヨタ系の店舗数社で入札をというふうな考えをしているところでございます。
また、これに限らず、ほかの公用車を導入する場合には、できるだけ町内の業者さんを指名しながらやってきている経緯がございます。
中にはやはり町内業者さんも、指名はするのですけれども、ちょっと今回はということで断られるようなこともございます。それでもやはりできる限り町内の業者さんを指名していきたいという考えで進めているところでございます。
○委員(鈴木孝寿) 終わります。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。
次に、第2款1項4目広報費59ページ、60ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
川上委員。
○委員(川上 均) 60ページ、ホームページの関係になると思うのですけど、昨年もちょっと話をさせていただいたのですけれども、外国人の方が増えてきている。そういった中で、やはりホームページも含めた、町全体の広報も含めて、外国語、他国言語の対応について昨年もお話をさせていただいたのですけれども、その後どのようになっているかをちょっとお聞かせ願いたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 広報係長。
○広報広聴係長(下保朋子) 広報広聴係の下保です。よろしくお願いします。
外国語対応なのですけれども、見積もり等をいただいております。結構金額もかかるのですけれども、今、管理サーバーが役場の電算室にあるのですけれども、それの対応が来年度以降、更新の時期を迎えておりますので、それにあわせまして、それについても検討していこうと思っております。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 今、御検討いただいているということで了解いたしました。それも含めて全体の広報なり、ここだけでなくて例えば公衆浴場だとか、いろいろな人が利用する施設がありますよね。そういうところもできたら全体の中で他国、多言語を取り入れていただきたいなと思います。
これはここで言っていいのかどうかわからないですけれども、もし、そういった形で御回答いただけるのならお願いいたします。
○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。
企画課長。
○企画課長(前田 真) 川上議員から指摘されましたことは、予算編成の作業に大体全て入っているのですけれども、例えば町民生活課のごみの関係ですとか、あるいは清水町を宣伝するための観光パンフですとか、できるだけ多言語化に努めていこうということは確認をして、新年度の予算は組んでいるところでございます。
○委員(川上 均) 終わります。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) これは、町民と議会の報告会、たしか去年、町民から要望が出ていると思うのですけど、要望というか指摘事項があったのですが、ホームページがhttpのまま、いわゆるセキュリティーの問題のSの部分がまだ、セキュリティーがまだできていないという、セキュリティー対応がなっていないのはちょっとまずいのではないかという町民からの指摘を受けたところです。
これに対して、それは去年の指摘でしたので、皆さん方にはもう報告をさせていただいているはずなのですけれども、今回またそれに対応、この予算内で対応しているのか、それともどうするのか、お聞かせください。
○委員長(奥秋康子) 広報広聴係長。
○広報広聴係長(下保朋子) そちらのほうに関しましても、来年、管理サーバーの更新がありますので、先ほどの外国語対応と併せて対応していく予定でおります。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) いつぐらいになりそうですか。
○委員長(奥秋康子) 広報広聴係長。
○広報広聴係長(下保朋子) 令和3年度には予定したいなと思っていますけれども、(発言する者あり)申し訳ありません。
○委員長(奥秋康子) ほかに。まだありますか。ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。
次に、第2款1項6目企画費、61ページから69ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
川上委員。
○委員(川上 均) 66ページの需用費、印刷製本費で移住促進のパンフレット、今回はクリアファイルも含めてというお話があったのですけど、これ毎年この印刷しないとならないのかということを、令和元年度は290千円ちょっとですか、の予算で今回399千円ということなのですけれども、毎年印刷しないとならないものなのか、それとも使い回しでできるものなのかをちょっと聞きたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 商工観光課長補佐。
○商工観光課長補佐(高橋英二) 商工観光課長補佐、移住・定住促進係長兼務の高橋です。よろしくお願いします。
移住・定住のパンフレットについては1,000部ほど印刷しているところですけど、移住フェア等に使用して大体毎年1,000部使っている状況です。増刷ということで、中身を若干直すところは直して、今回また印刷をかけるということです。
○委員長(奥秋康子) よろしいですか。
川上委員。
○委員(川上 均) 次の質問に行きたいと思います。
今回移住の関係で、全体の予算の中で結構な金額を取られて、移住・定住促進事業で約33,000千円ということで、この移住の中で委託料ありますよね。12の中の14と50の移住体験住宅の管理委託料、そして移住促進の業務委託料とあるのですけど、これ新規だと思うのですけれども、先ほど説明があったのですけど、これはワーキングホリデーの住宅とはまた違う住宅ということでよろしいのでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。
○商工観光課長(斉木良博) 商工観光課、斉木でございます。
今御質問がありました委託料につきましてですが、住宅移住体験住宅等管理委託ということで、こちらの管理委託につきましては、移住体験住宅2棟、御影と清水にございます。
それと移住支援住宅というのも清水と御影に2棟3戸運用しているのですけれども、そちらについての草刈り、除雪、入退居等の清掃等の作業の委託料となってございます。
ワーホリはまた別に、ワーキングホリデー用の住宅はまた別にございます。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) それぞれ事業が違うということなのでしょうけれども、何か同じようなことをやっていて、別々に住宅をそれぞれ持って管理しているというのは何か僕から見れば合理的ではないなと思うのですけど、そこら辺はいかがなのでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。
○商工観光課長(斉木良博) 草刈りですとか除雪ですとか、その作業につきましては、ワーキングホリデーの住宅含めて効率的に進めるような形で考えています。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 私が言うのは、例えばワーキングホリデーも、この移住体験住宅を使えばいいのではないかということでお話ししたのですけど。それぞれいつも常にいっぱいで、常に使い回しできないような状況なのかどうなのか、ちょっとそこら辺のことを教えてください。
○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。
○商工観光課長(斉木良博) 移住体験住宅につきましては、一年中含めて募集をしていて、主に春から秋、冬にかけて予約をいただいて、最長1か月ぐらいの予約をいただいているという状況です。
おおむね概算ですけれども、夏場については8割、9割ぐらいは埋まっているのかなということになります。
ワーキングホリデーについては、いわゆる大学生ですとか若い方を対象にした事業で、夏休み期間ですとか冬休み期間とか、そういう期間に参加者が来ていただいている状況ですので、夏場についてはダブルブッキングというか重複するような状況ですし、それぞれの事業の取り扱い方も違うものですから、住宅については分けて設置をし、運用、活用しているというところです。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) ワーキングホリデーも出ましたので、その中でもちょっと、使用料の中で、例えば今年もレンタカーが1,000千円借上料であるのですけれども、昨年より金額は増えている。レンタカーは果たして必要なのかどうなのか。そこまで町としてやるべきなのかどうかという、必要だから予算計上しているのでしょうけれども、ここら辺の考え方というのを教えていただきたいなと思います。
○委員長(奥秋康子) 商工観光課長補佐。
○商工観光課長補佐(高橋英二) お答えします。
レンタカーについては、ワーキングホリデーの利用者が、勤務先が十勝千年の森であったり各農場であったり、遠いということで車でないと行けないということがございます。
なお、ワーキングホリデーの推進要綱の中で、レンタカーの部分については、特別交付税に措置されておりますので、そういう意味で措置されているということを申し添えたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 昨年の決算の中で鈴木委員からもあったのですけれども、いわゆる移住・定住というのが、果たして費用対効果の面でどうなのかと。その点も確かにあると思いますし、それはそれで町長の公約ですので否定はしませんけれども。
ただ、移住・定住は建設業協会に委託して、一定期間清水に住んでいただいて、生活して活動にも参加してもらって町にプラスになると。ワーキングホリデーは若い人が清水に来ていただいて、働いて体験をしていただいて清水の魅力を感じてもらうと。確かに違うのですけれども、これ、両方合わせたら移住関連で約年間40,000千円近いお金、予算、結婚の支援も含めてですけれども、40,000千円近い予算を使っているのですよね。
これについて、どうのこうのではないのですけれども。例えばそういうことであれば、今保育所で、今回委託でちょっと問題になっている調理員がいないだとか、繰り返しますけれども、保育士さんがなかなか集まらないというところにもっとお金をかけるとか。例えば後にちょっと話をしようと思っているのですけど、酪農ヘルパーの人が今いなくて困っていると、清水の条件があまりよくないと。だから条件のいい士幌だとか上士幌とか南十勝に行ってしまうと。そういうことの解消にももっと予算をつけて、バランスをとった人口を増やすような方法を取られたらどうなのかということで、ちょっとお聞きしたいなと思うのですけど。
○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。
○商工観光課長(斉木良博) 移住・定住促進施策、行政について全般についての御質問かと思います。
まず、移住・定住促進事業、それから、ふるさとワーキングホリデー推進事業を合わせると38,000千円ぐらいの予算になるというところでございますが、予算の内訳としましては、町内に住んでいただくための住宅取得奨励金というものもございますし、昨年度、令和元年度から始めました、町内に住むに当たって賃貸住宅、世帯向けの賃貸住宅が少ないという状況の中から、世帯向けの賃貸住宅の建設助成というものも始めて、それらを含む取得奨励金、補助金、それらが半分超えるぐらいの金額になっているという状況になっていると思います。
移住促進施策については、この部分だけではなくて、町の施策、総合的な施策全体が清水町の移住施策だというふうに思っています。移住フェアですとかいろいろな相談がある中で、住宅の取得だけを進めるのではなくて、清水町の子育てであったり、教育であったり、生活環境であったり、いろいろな部分を説明しながらPRしながら移住施策というものを進めているというところでございます。
以上でございます。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) 事業的には理解できると思います。そういった中で、やはりそういう、ただ一定程度、かなり大きな予算を使っているという中では、やはり費用対効果というものも見ていかないとならないというものもあると思うのですよね。
今どうのこうのではないのですけれども、将来的にそういう部分も常に検証していただきながら進めていただきたいなと思うのですけど、いかがでしょうか。
○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。
○商工観光課長(斉木良博) 人口減少の状況の中で、人口を維持していく、増加する、なかなか難しいことだというふうに思っています。自然減の状況、人数、それから社会増減の部分を含めて、維持、それから増加に転じていくというのは難しいことかなというふうに思っています。
それイコール費用対効果だというふうには自分自身は考えておりませんけれども、清水町を維持継続していくために、ある程度の人口、住んでいただく方はもちろん必要ですし、その中でいろいろな活動をしていただくことによって、町民全体の生活が豊かになっていくのだろうなというふうに思っています。
清水町に住んでいただく方を少しでも増やす、住んでいる方もずっと定住していただく、そういったような施策の推進の一端として、こういったような事業を取り組んでいくというふうに思っています。
○委員(川上 均) 終わります。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 複数あるので、まず。昨日も一般質問でしたのですけど、結婚新生活支援事業補助金の事業シートを見て、内閣府のチラシを印刷して持ってくるのを忘れたのですけど。たしか340万円世帯なのですけど、1世帯当たり500何ぼというたしか数字もあったと思うのですけど、それ、どういうものかわかりますか。
○委員長(奥秋康子) 政策企画係長。
○政策企画係長(田村幸紀) 政策企画係長の田村と申します、よろしくお願いいたします。
所得3,400千円の実際の収入額については、その人のケースによって若干違うということで、税務課にも確認をしながら大体幾らだというふうに確認をしたところ、5,000千円から5,500千円ぐらいの収入額だと確認しております。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) わかりました。了解いたしました。
昨日の一般質問の中でいくと、昨年というか、40組ぐらい結婚して、例えば、全部が当てはまるかどうかになってくると、これ極論で言ったら10組分しかないというふうに思っているのですけど、これについてはまた。
それと同時に、10組というのと、一問一答だけど10組と、昨日の段階では所得オーバーした人も入るという話をしていたのですけど、これでは入らないということでいいですか。ごめんなさい、2つ一遍に質問してしまいましたけど、すみません。
○委員長(奥秋康子) 政策企画係長。
○政策企画係長(田村幸紀) 予算上では10組で設定をさせていただいております。所得については、国が定める基準の3,400千円というものを初年度やってみて、実際の申請者というのはどのぐらいかというものも把握しながら、その時点で変更するという可能性はあると思います。現時点では3,400千円で設定をしております。10組です。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 20組したら20組、そのとき補正をかけるなり何なりということで理解しました。
ごめんなさい、ちょっと戻りまして、さっき企画課長からも少し説明がありましたけど、十勝地域とたいとう・すみだ連携交流事業負担金675千円、670千円も出していますので、もともと清水町として、うちは今、深谷市に一生懸命シフトしていますけど、やはりこれ、深谷は深谷として、十勝管内全域でやっている部分について、うちももっともっと参入というか協力していく必要があると思うのですけど。これについては先ほども説明がありましたけど、今後どういうふうに考えているかお聞かせいただければと思います。
○委員長(奥秋康子) 政策企画係長。
○政策企画係長(田村幸紀) 十勝地域と東京台東・墨田との連携事業について、もう少し詳しく説明をさせていただきたいのですが。
国の地方創生交付金を活用して、令和2年度から令和6年度までの5か年間、この両地区の人と企業と団体との関係人口の創出というものを目的として行う事業でございます。
事業の大きな3つとしては、十勝の産品を活用して東京の江戸から引き継がれてきている下町の伝統工芸や食の関係ですね、これを生かして東京で十勝の産品をPRできないかというのが、まず1点。
もう1点が、逆に十勝のフィールドを使って、スポーツやアウトドアで何かやれることはできないか、健康増進に関してやれることはないかというのが2点目。もう1点目が関係人口創出ということなので、様々な分野が関連して、これからその辺は新たに創造していくところなのですが、戦略的な事業を進めていきましょうというのが3点でございます。これはあくまでもまだフレームができている段階でございまして、この辺の中身、詳しいものについては、今後18町村で協議を進めていくところでございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) これは、もう既に、元々どこか、帯広かどこかの町村がやっていたものに、ちょっと膨らませてきたというような僕はイメージでいたのですけど、これ、すごく積極的にやっている町もあれば、まあまあ、参加することに意義があるという町もあればという、ちょっとあれなのですけど、うちのスタンスとしては、最大限これから使ってやっていくのだというぐらいの思いはあるという形で伺ってよろしいですか。
○委員長(奥秋康子) 政策企画係長。
○政策企画係長(田村幸紀) 東京23区特別区の連携事業の中から出たことが今回新たなものなのですが、行政としては行政と行政の連携を進めるというものではなくて、行政の役割というのは、人や団体、それぞれの地区の人や団体が交流できる場所、プラットフォームをつくるというところが第一の目的だろうと。そこで交流するプレイヤーといいますか、人や団体が増えることを目的として行政はやっていきましょうという連携事業でございますので、これからその中身はどのようにやっていくのかというのは18町村で検討して進めていくところでございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) わかりました。わからないけれども、多分、僕も何となくわかっているのでいいですけど。でも、やはりちょっと、僕だけわかってもしようがないので、もうちょっと具体的に、今、町長、これはどのように進んでいるのか、これはたしか全体の中の流れですものね。
今、結果的にこれは、清水町の役割は何をしていくのかというのは、まだこれからだよという説明ですけど、今度は、その説明で675千円出す必要があるのかという話になるのですよね。もうフレームが、要はできていない中でやっているのか、フレームができていないのにとりあえずお金は要るのだねと、何か変な話ですよね。補足があれば課長よろしくお願いします。
○委員長(奥秋康子) 企画課長。
○企画課長(前田 真) 今、鈴木委員がおっしゃったことは、管内の企画課長会議ですとか、様々なところで議論がされています。もちろん墨田区と台東区ともそういったお話をして、今年度に関しては、まずフレームを決めて、国の交付金をいただこうということで、ただいま田村のほうから説明した3項目について、それぞれ概算の需用費を積み上げているところでございます。年度別の事業費として、2020年度には19,650千円というのをそれぞれの分野で振り分けてやっているところです。
新聞等で若干見たことあるかと思うのですけれども、今年度はプレ事業ということで、台東区の食のイベントに参加したり、あるいは、先日、芽室町で食のイベントが開催されたときに、そこに関係する市町村が出席したりしました。
最大の弱点として、18町村が足並みをそろえるというのは、これはなかなか難しい話なのですよね。管内の企画課長で集まったときにも、18町村が用意ドンでできるという事業を整えてから進めたほうがいいのではないかという議論はたくさんあったのですが。例えば今、話している中では、ブロックがあります、十勝には。東西南北でブロックがあるので、例えばここでいくと西ブロックの鹿追と新得と芽室と清水町というところが、ブロックを組んで様々な事業しています。まず現実的なところで、ブロック単位で墨田区や台東区と連携できるということを進めていければなと思っていることと、今、一番十勝管内の中で熱量が高いのは西ブロックだと思っております。
○委員長(奥秋康子) 質疑を求めます。よろしいですか。
鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) いい事業になることを祈っております。
次に、ふるさと納税活性化業務、これ、昨日も一部質問がありました。質問させていただきました。これの430千円、去年から増えているのを具体的に教えていただければと思います。
○委員長(奥秋康子) 企画課長補佐。
○企画課長補佐(川口二郎) 企画課長補佐川口です。よろしくお願いいたします。
今回の増額理由でございますけれども、所管事務調査等でお話もありましたまちづくりについて、もっとPRしていくべきだと。商品のPRばかりではなくて、町のまちづくりに関してPRしていくべきだというお話をいただきました。それに伴いまして、町のPRをするために、ページをつくっていくというのがまず一つございます。その作成するにあたって、委託するのに増額しているところでございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) ということは、多分、同じ業者さんにまたなると思うのですけど、そこにその部分も上乗せして発注するということでよろしいですか。
○委員長(奥秋康子) 企画課長補佐。
○企画課長補佐(川口二郎) そのとおりでございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 昨日、前田課長からも聞きましたけど、補佐にお聞きしたいのですけど、毎年、実質的にどのぐらい集めようという意気込みがあるか。個人的なことは言えないと思いますけど、私は思いきって150,000千円集めますというぐらいの気持ちがあるのかどうかをお聞きしたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 企画課長補佐。
○企画課長補佐(川口二郎) 昨日もお話がありましたとおり、今年度、歳入では80,000千円というふうに計上させていただいておりますけれども、前年度よりも上げるというのは最低限の目標に掲げておりまして、90,000千円、100,000千円を目指して頑張っているところでございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) ぜひよろしくお願いいたします。協力を惜しみませんので、よろしくお願いします。
またごめんなさい、今度は62ページに戻りまして、総合計画策定業務委託料、これ1,000千円は毎年の、すみません、委託先をちょっと確認したかったのですけど、お願いします。
○委員長(奥秋康子) 政策企画係長。
○政策企画係長(田村幸紀) 委託先は一般財団法人構想日本でございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 去年たしか7月の何日かだったかに講演をいただいたと僕は思っていたのですけど、日にちと、講演でよかったですかね、たしか7月の頭だったと僕は思っているのですけど、それは何の講演か。総合計画のメンバーを集めた中、まちづくり講演会みたいなものでしたでしょうか。それを含めて、また今年もそれをやるのかどうかもお願いします。
○委員長(奥秋康子) 企画課長。
○企画課長(前田 真) この1,000千円の内容でございますが、総合計画を策定するにあたってのコーディネート料でございます。無作為抽出で集めた住民が総合計画をつくりますので、全くそういったものに携わっていない方もいらっしゃるのですよね。
1回目はこの方に、無作為抽出で選ばれた住民の役割ですとか、あるいは清水町の総合計画がどういった形でつくられているのかということを、最初の回は、そういった勉強会をしました。その勉強会をもとに、2回目、3回目、4回目ということで、住民協議会を進めさせていただいているところでございます。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 構想日本の先生が、たしか来られたような記憶があったのですが、それはもしかしたらその上の報償費のまちづくり講演会の講師だったかなと。ちょっと混乱していますけど、7月の頭ぐらいたしかあったような気がするのですけれども。
○委員長(奥秋康子) 企画課長。
○企画課長(前田 真) すみません。去年、人口減少のことにこだわった会議を、河合雅司先生を呼んで、そちらを、もちろんこの住民協議会のメンバーにも出てくださいというお話で進めました。それにプラスして、清水町の全ての住民に声をおかけして参加してもらったというのが、まず人口減少のセミナーです。
○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。
○委員(鈴木孝寿) 新年度はどういう形を予定されているのか、お願いします。
○委員長(奥秋康子) 政策企画係長。
○政策企画係長(田村幸紀) 新年度につきましては、住民協議会、今年度行っている住民協議会の中でテーマを決めて開催しているのですが、そのテーマでもう少し議論を深めたいという部分がございますので、住民協議会をあと3回開催する予定でございます。
○委員(鈴木孝寿) 終わります。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。
次に、第2款1項11目電子計算費72ページ、73ページの審査を行います。質疑ありませんか。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) ちょっと全体の確認なのですけれども、今、流れ的に言えば、結構ペーパーレス化というのが行政のシステムの中でも取り入れられていると思います。そういった中で、必ずしもそれが、メリットがあるかどうかというのを当然デメリットもあると思うのですけれども、そういう部分の今後の町としてのそういう取り組みとか検討について、もしありましたら、お伺いしたいと思うのですけれども。
○委員長(奥秋康子) 総務課長。
○総務課長(田本尚彦) 事務処理の書類の部分等について、現在のところ具体的な検討、取組は行っておりません。
○委員長(奥秋康子) よろしいですか。
○委員(川上 均) はい。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。
次に、第2款1項12目情報化推進費、73ページから75ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。
次に、第2款1項13目災害対策費、75ページから77ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
川上委員。
○委員(川上 均) 災害対策全般なのですけれども、いわゆる冬期間の災害が起きたときの訓練ですね。そういうものが想定されて、予定されているのか。実は帯広で年前ですけれども、冬期間のそういう災害訓練、それは寝泊まりも含めてあって、残念ながらちょっと僕は用事があって行けなかったのですけれども、参加した人の話だと、かなり有用だったというお話を聞いているところです。そういったやはり現実的に冬期間に災害が起きたときに体験する、重要なことだと思うのですけれども、そういう災害の体験というものを予定されているかどうかお聞きしたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 総務課参事。
○総務課参事(鈴木 聡) 防災に対する訓練の関係ですけれども、現在、令和2年度におきましては、まだ具体的な訓練等々内容についてはまだ決めてございません。確かに冬期間の体験というのは各地で行われておりまして、重要であるというふうに認識しておりますので、今後訓練の内容を検討する際に、その部分も含めて検討していきたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 川上委員。
○委員(川上 均) そうですね。災害を経験した町として、やはり重要だと思いますので、検討をよろしくお願いしたいと思います。
以上、終わります。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。
次に、第2款4項1目選挙管理委員会費、81ページ、82ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。
次に、第2款4項2目町長選挙費、82ページ、83ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。
次に、第2款5項1目統計調査費、84ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。
これで総務費の審査を終わります。