令和2年度予算審査特別委員会(3月18日_衛生費)

○委員長(奥秋康子) これより、第4款衛生費、117ページから131ページまでの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。

 予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 保健福祉課の青木でございます。よろしくお願いいたします。

 それでは、衛生費のうちで保健福祉課が所管する予算、この中で特に説明を要する事項につきまして御説明を申し上げます。

 120ページをお開きください。120ページ、保健予防費の予算でありますけれども、12節委託料、その中の32番、健康管理システム改修業務委託料2,117千円でございます。こちらは、地域保健健康増進法の改正に伴う改修、それから、国民健康保険被保険者番号の個人単位化に伴う改修、後期高齢者健診の改正に伴う改修及び予防接種ロタウイルス定期接種化に伴う改修の、4つの種類の改修を行うものであります。

 続きまして、123ページをお開きください。123ページの19節、扶助費、11番の妊産婦安心出産支援助成費でございます。763千円でございます。これは新規事業でございまして、芽室公立病院の産婦人科が閉じたことから、北海道の補助事業の基準であります近隣の産婦人科までの距離25キロメートル以上に本町が該当するということとなりましたことから、町として道の補助を活用し、妊婦健診に係る通院費用について助成しようとするものであります。

 以上、衛生費におきまして、私どもの保健福祉課が所管する予算につきましての御説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) 町民生活課、大尾です。よろしくお願いいたします。

第4款衛生費における町民生活課関係の予算に関するもので、説明を要するものについて御説明をいたしたいと思います。

 123ページから126ページ、1項3目、環境衛生費には4つの事務事業がございます。

 123ページから124ページ、環境衛生事務及び124ページの公衆トイレ管理については、特に大きな変更はございません。

 125ページの葬斎場管理につきまして、老朽化し故障の危険性のある配電盤を交換するための工事請負費、それから待合スペースのストーブを更新する備品購入費を計上いたしまして988千円増額しております。

 それから125ページから126ページ、墓地管理費につきましては、昨年度、大規模に実施しました墓地樹木の伐採等委託料の減等によりまして1,190千円減額してございます。

 それから126ページから128ページ、1項5目、公衆浴場管理費につきましては、前年比686千円の増ということになってございますが、玄関ポーチ破損箇所がございます。そこの修繕、それから併せてスロープの部分を滑らない素材に改修する工事費に726千円、それから水漏れ等が発生しております浴槽のタイルの張り替え及び目地の補修ということで、工事費に2,218千円を計上してございます。

 それから128ページから129ページ、2項1目、清掃費につきましては、3つの事務事業がございます。前年と比較し、全体で123,010千円減額となってございます。

 128ページから129ページ、清掃事務費につきましては、昨年よりごみの広域化により計上しました十勝圏複合事務組合での加入時分担金の皆減等によりまして121,112千円の減額、それから、129ページのし尿処理事業につきましては、18節10番、十勝圏の事務組合負担金し尿処理分につきまして、旧中島処理場廃止に係る負担金及び汚水処理施設の運営に係る負担金の減によりまして2,020千円を減額してございます。

 次に、129ページから131ページまでの2目、清掃センター費につきましては、こちらも、ごみ処理の広域に伴いまして、清掃センターをリサイクル施設化に特化した施設に改修するため、昨年度より国の循環型社会形成推進交付金を活用した事業を実施しており、令和2年度におきましては、2か年事業の2年目として事業費を計上してございます。事業費の細目につきましては、先にお配りしております予算に係る資料2の5ページ、6ページの事業シートのほうに詳細を記載しておりますので、併せて御覧いただきたいと思います。

 昨年と比較いたしまして、12節60、リサイクル改修工事管理委託料で1,848千円の減額、それから14節36、リサイクル施設改修工事費で76,848千円の減額、それから施設改修に備えて購入いたしました備品等の購入費が4,829千円、皆減等によりまして目の総額で88,844千円の減額となってございます。

 以上、衛生費に係ります町民生活課関係の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○委員長(奥秋康子) 水道課長、お願いします。

○水道課長(小林 進) ないです。

○委員長(奥秋康子) それでは、これから順次質疑に入ります。

 第4款1項1目、保健衛生総務費、117ページ、118ページの審査を行います。

 質疑はありませんか。

 西山委員。

○委員(西山輝和) 清水赤十字病院の運営費の100,000千円の補助なのですけれども、収支報告書とかそういうものをもらって、検討してやっているのですか。

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 病院側からは、例年、我々の予算編成に合わせまして、その要望書をいただいて、その上で編成しているということでございます。

○委員長(奥秋康子) 西山委員。

○委員(西山輝和) それで検討しているのであればよろしいです。終わります。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

次に、第4款1項2目、保健予防費、118ページから123ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 口田委員。

○委員(口田邦男) 121ページです。報償費、健康ポイントをやっているけど、その効果というのはどうですか。

○委員長(奥秋康子) 健康推進係長。

○健康推進係長(太田清子) 健康推進係長の太田です。健康ポイントにつきまして御質問をいただきました。

 健康ポイントにつきましては、特定健診及び各種がん検診につきまして、ポイントを付与しているところです。それと、さわやかプラザを御利用いただいている方にも付与させていただいております。

 効果といたしましては、やはり、健診を受けていただいた方から、ポイントがつく、そしてお買い物に御利用いただけるということで、大変いい事業だねということで評価をいただいております。健診受診者の方の維持につながっているということと、さわやかプラザにつきましても利用が伸びております。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 今の説明でいくと、かなり評価が高いということで説明があったようです。

 それで、去年も聞いたけど、特定健診率は、清水町はかなり最低ラインぐらい低かったけれども、これをやることによってかなり頑張っただろうと期待しているけれども、実際はどうですか。

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 特定健診の受診率のお話をいただきました。令和元年度の受診率については、まだ国から発表されておりませんのであれですけれども、平成30年度は36.1%となっています。平成29年度は35%だったということで、また平成28年は33.3%と、若干伸びてきている状況です。

 今、委員がおっしゃられたとおり、十勝管内の中ではということですけれども、新聞等でも報道がありましたから御存じかと思いますけど、管内の中では下から4番目ということで、1%ずつ上がりましても、ほかも当然上がるわけですから、なかなか追いつかないというところはありますけれども、この健康ポイントを含めて、あるいはそれから保健師の家庭訪問、それから新たに病院等にお伺いして、特定健診のお話を先生方からしてもらう、あるいはその病院から情報提供をいただければ、また健診率も上がるものですから、そういった取り組みをまた新年度やっていこうというふうに考えております。

 委員からは、予算のたびにいろいろ御指摘をいただいています。そのことは十分、私、承知しておりますし、温かいその激励の言葉と思って受け止めて、新年度も頑張りたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 課長、すばらしいね。そういう気持ちで受け止めてくれているなら、すばらしいことだと思うけれども、本当これもう何回も3回も同じこと言って、同じ答弁なのだよな。

 今回はかなり上がっただろうなと思って期待しているのだけど、まだ結果が出ていないからわからないと言うけれども、大体目測として、去年までは30%だったけど、今年は50%ぐらいになりますよというぐらいのその目安というのかな、そういうふうに感じられませんか。

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 私の希望を言って申し訳ありませんけれども、50というのはなかなか難しいなと思いますけど、せめて40%を超えるぐらいのことを、令和2年度の健診率ということ、その後、また来年の発表になるかと思いますけれども、そういうような気持ちで取り組みたいというふうに思っています。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 大いに期待しています。終わります。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 私も1つ、健康ポイント事業報償なのですけど、無料で使って、そして通ってポイントをやったら、それはみんな喜びますよね。ただ、そういうポイントをもらって、ああいいねって、それはもちろん、ポイントイコールお金みたいなものですから、ある意味言えば、それをもらって受診する。全体から見たら、そんなに大きい金額には見えないけど、私の知っているさわやかプラザに通う80代を超えている方は、無料なのにそんなポイントもらったら何か申し訳ないだろう、俺はやらないという方もいらっしゃいます。これは、餌で釣るというのはどうかという気持ちもしますので、こういうものがないような形でも皆さんが来てくれるような仕組みづくりをぜひ考えてほしいなと思いますが、どうでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 答弁を、保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) もちろんこういったものがなくても、健診に来てくれる。それから、さわやかプラザを利用していただいて健康の維持増進に励んでいただくということが、一番いいのかなと思います。

 ただ、実際、ポイントを始めまして、これは平成29年から始めたかと思いますけれども、これが一つの呼び水になりまして、さわやかプラザはもちろん利用も増えてきているところです。そういったものを活用という私どもの考えでありますけれども、そういったようなちょっとしたメニューを、額的には大きい小さいというのはもしかしたらあるのかもしれませんけれども、決して590千が小さいかといったら、そういうわけではありませんけれども、そんな中でも、これをちょっとした生きがいにしていただいて、そして多くの方に健康の維持増進に役立てていただければなというふうに考えているところです。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ちなみに、このポイントを使いながら、新しい人は毎年このくらい増えているとかという統計はとられているのかどうか。

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) ハーモニーカードを活用しておりますので、これ自体が、私どものところ以外にも一般の商店でもお使いになられるし、新しいカードを出されるということでありますから、持ってこられても、それが新規の方なのかどうなのかということまでの把握はなかなか難しくて、しておりません。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 例えば、さわやかプラザだったら、入るときには名前を書くとかは、今はないのでしたっけ。(発言あり)ありますよね。それで、その中でいったら、統計的には、例えば新しい人がどんどん増えている、もしくは継続して来ている人のほうが多いとか、そういう統計はとれるかなと思うのです。一々詳しくとる必要はないのかもしれないですけど、でも、こういうポイント制をやっている以上は、そういうのがあって、本当にそれの効果が出ているのかというのも一度ぐらいは調べたほうがいいような気がするのですけど。

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 受付横でお名前を書くようになっておりますので、今言われたことについては十分可能だと思います。そういうような取り組みをしてみたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 口田委員と同じような質問になってしまわないようにしたいと思うのですが、口田委員が先ほど質問した部分については、今度は、口田委員の家族がちゃんと受診しますから、受診率は上がると思いますので。

 委託料、これは前立腺がんの委託料から、裏のページ、脳ドックの委託料まであると思います。これについては、例えば応募したらほぼ100%、これまでやれるのか、それとも中にはもう満員になったからちょっとだめですといったのは、この健診の種類の中ではどれがあるでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 健康推進係長。

○健康推進係長(太田清子) 各種がん検診になりますけれども、年齢が40歳以上の方を対象としておりまして、今まで、集団検診の受け付けをした中では、年齢以外のことではお断りしたことはないので、定員を超えてお断りするということは今まではなかったです。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 前に聞いたことあるのですけど、脳ドックなんかは、受けて、満員になってできなかったという方がいらっしゃるというふうに聞いていましたけど、どうでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 健康推進係長。

○健康推進係長(太田清子) 大変申し訳ございません。脳ドックについては、おっしゃるとおり、令和元年度から始まりまして、うっかりしておりまして申し訳ございません。そうですね、脳ドックの受け付け、今年度新規で行ったものについては、おっしゃるとおり、定員になってしまって、70人定員を超えた後にお申し込みいただいた方には、今年度はということでお断りいたしました。申し訳ございません。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) そうですか。ということは、脳ドックについては、もしかしたらまた今年も、募集をしたら需要を越えていくかもしれないという部分もあるかもしれないですね。それについては、令和元年度は残念だけどということでお断りしたという経緯だったということでよろしいですか。

○委員長(奥秋康子) 健康推進係長。

○健康推進係長(太田清子) はい、おっしゃるとおりです。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) やはり本当は毎年受けたほうが当然いいのでしょうけど、予算的にも当然あるとは思うのですが、今年も例えば、想定していた数よりまた増えた場合、それは、例えば受診機関が、病院が、ここならまだ受けてくれるよというのが、もしやりとりの中であるならば、例えば補正をしたりして増やすことは考えていますか。それとも、今年のように、また断るということになるのかどうかをお聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 今の元年度の脳ドックは、その70定員、これは病院でいただいたわけでございまして、それを超えて申し込みがあったということで、その方々には大変申し訳なかったなというところであります。

 新年度、その病院の枠がありますけれども、そこからどの程度の数が、例えば30人も40人も枠以上に申し込みがあって、その方に御遠慮いただくということになると、私どもはやはりこれは病気の早期発見、早期治療ということは、当然以前から言っているわけでありますから、こういう状態になれば、これはもちろんいろいろなところで御相談しなければなりませんけれども、場合によっては、そういうような対応をしてできる医療機関があれば、そういうようなお話をさせていただくということは十分可能かなと思っております。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 町村によっては、例えば私の聞いたお話では、隣の新得さんあたりだったら満員にはならなかったというお話もちらっと聞いております。でも、清水はやはり健康意識が高いのか、去年なんかは超えている。やはり町民でも、これを受けたいという人は、何か不安を抱えつつも、もしくは健康であるけどその維持を努めたいという健康意識がそのときに非常に高い状態の人だと思うのです。それを御遠慮いただくというのは、ちょっとやはりせつない話でありますので、その際は、ぜひ受けてもらえるようにしていただきたいのですけれども、町長どうですか。そういう町民の健康の部分について、もしそういう町民からの声があったら、どういうふうにされますか。

○委員長(奥秋康子) 町長。

○町長(阿部一男) 非常に大事なことで、私も実は、私のことを全然聞かれていないですけれども、3年に1回ぐらいは受けるようにしてやっているのですけど、そんなことで、いろいろな経過の中で、元年度はたまたま70人だったということ、今年は80という予算を組んでいるという、ほかの予算も意外とそうですけれども、さっきの商工のところの質問で、満杯になったらどうするのかということで、補正だとかそんなこともということもちょっとありましたので、その辺がまたほかの検診とのバランスも含めた中でできるのであれば、できるだけ断るということをなしにやっていきたいなと思いますけれども、ちょっと今年の部分のいわゆる2年度の部分だけで、すぐそれができるかというのは、お答え、ちょっとあれですけれども、頑張って、そんなふうに、せっかく来た人を断ることのないようにしたいなというふうには思いますけれども、ちょっと努力をしてみたいと思います。

○委員(鈴木孝寿) 終わります。

○委員長(奥秋康子) はい。ほかに質疑ありませんか。

 深沼委員。

○委員(深沼達生) 先ほど説明があった新規事業で、妊産婦安心出産支援助成ということで、先ほど公立芽室病院は25キロ以上あるということで対象になるということでしたが、結局、帯広の産婦人科も対象になるということでよろしいですか。

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 芽室町の公立病院は清水町から25キロ以内ということで、今まで対象にならなかったということなのです。そちらの産婦人科が閉科しましたので、今の産婦人科というと、実際に分娩できるところは帯広市内の厚生病院、協会病院と、それから慶愛病院と、この3つと。清水から帯広の距離が25キロ以上ありますから、道の補助基準に該当しますよということで、今回から取り組みさせていただきたいなということであります。

○委員長(奥秋康子) 深沼委員。

○委員(深沼達生) それで結局、芽室と帯広とでは距離数が違ってくると思うのですけど、どういった支払い方、助成をするのか教えていただきたいと思います、距離数なのか。

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 道の補助を使いますので、道の補助基準単価というのがございます。それが往復で953円、補助基準単価になりますので、これを当てはめて、そして交通費の助成ということで考えています。

○委員長(奥秋康子) 深沼委員。

○委員(深沼達生) 妊婦さんですから、定期的に行ったりすることになりますよね。ということは、何回も行くと思うのですけど、その行くごとに助成金が当たるということですか。それとも1回きりですか。

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(青木光春) 一般的に、妊婦健診は1人の妊婦さんにつき16回です。それが上限になろうかと思います。医師の判断で、それ以上の回数という方が中にはおられるようですけれども、16回を考えているということです。

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。

 町長、お願いします。

○町長(阿部一男) すみません、先ほど鈴木委員のほうから脳ドックのことであれしましたけれども、もうちょっと、少しでも数多く受けられるようにということでしたけれども、実は病院のほうの制限も少しあるみたいなのです。そう言われれば、自分も受けたとき、そうですけれども、あれ1回やるのに30分ぐらいかかるのです。ガンガンガンガンということの中で。それで、病院と調整した中で、70であったりだとか、それから今回は80ということであれなので、そこも含めて、ちょっといろいろと組み合わせながらやっていきたいなと思いますので、その辺、追加させていただきます。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

次に、第4款1項3目、環境衛生費、123ページから126ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 川上委員。

○委員(川上 均) ここにはちょっと出ていないのですけれども......。

○委員長(奥秋康子) 何ページですか。

○委員(川上 均) 123ページになると思うのですけれども、環境衛生費全体です。衛生組合の関係になると思うのですけれども、一応、事務局が環境衛生のほうということでお話ししたいと思うのですけれども、昨日の中河議員からもありましたように、生ごみの処理については、以前は衛生組合で補助金を出しながら対応したと思うのですけれども、現在はされていないと。そういう部分では、今後、生ごみを減らすということで、ぜひコンポストなり、帯広市は生ごみ処理機というのを助成していると思います。そういう部分の助成について、衛生組合の役員の皆さんと協議していただきたいなと思うのですけれども、いかがでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) お答えいたします。

 川上委員おっしゃるとおり、以前は補助金を出させていただいていて、補助団体ということで、その補助金を活用した中でコンポストの購入助成事業等も実施していたのですけれども、今は会費のみでの運営というふうになってございます。

 先日の中河議員の一般質問の答弁にもお答えしましたけれども、生ごみ等の減量につきましては、そういう衛生組合等関連団体とも協議した中で、どういう形で、今、委員がおっしゃったような補助体制がとれるのかどうかを含めて、また役員なりと協議して、今後の事業について検討を一緒に考えていきたいなというふうに思ってございます。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) ぜひ、お願いしたいと思います。

 併せまして、ちょっと各町内会から、今、要望があるのですけれども、ごみステーションが実はもう古くなって、かなり修繕が必要になってきていると。そういう部分を何とか町のほうで、衛生組合になると思うのですけれども、今、お話があったように、財源がもう町の補助がなくて限られていると思うのですけれども、ごみステーションの修繕についても、ちょっと、もしできるのであれば、そういった中では協議をしていただきたいなとは思うのですけれども、いかがでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) お答えいたします。

 先ほど申し上げましたように、今は、会費だけで衛生組合を運営していただいております。その中で、各町内会さん、いろいろほかにも各種負担金等があって、なかなか、その負担が大きいということで、衛生組合、昨年度の総会等でも、ちょっと負担を、会費を下げてというようなお話もある中でございますので、なかなか、その、ごみのほうの部分についてまで補助できるような体制が取れるかというのは、ちょっと難しいところがあるかなと思いますので、それについては、前は、そのごみステーションについては別の町で補助していたときもあるのかなと思いますので、その辺については今年度すぐということにはならないかもしれませんけれども、委員がおっしゃるとおり、以前取り付けたごみステーションが老朽化しているというのはたしかでしょうから、更新したいと思っている町内会等もあると思いますので、その辺のニーズも聞きながら、どういった形で助成できるのか、少し時間をいただいて考えていきたいなというふうに思います。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) 急ぐことではないとは思うのですけれども、もしそういう余裕があれば、お話をしていただいて、検討いただきたいなと思います。

 次の質問に移ります。125ページの葬斎場管理なのですけれども、今、新型コロナウイルスということで、肺炎が実際にはやっています。幸運にも管内は1人ということで、当町については、今のところはそういう患者の方がいらっしゃらないということなのですけれども、事実、実際に出た場合に、もし、最悪の場合ですけれども、亡くなった場合、葬斎場で火葬することになりますので、そういう部分のその防衛危機管理というか、委託業者が当然危険にさらされる、当然そこに葬斎場に来られた方もそういう危険にさらされるということで、ここら辺の管理というのはどのようにされているか、ちょっとお聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) 新型コロナウイルスの関係で、万が一死亡等があったときの葬斎場の管理の部分でございますけれども、以前、函館市で死亡した案件があって、それは、葬儀が終わった後で判明して、後にその業者とか施設が使えなくなったというようなことがあったようでございます。そういうこともございまして、葬儀の会社さんのほうからも要請がありました。我々もきっちりした消毒したり密閉したりするものでなければ取り扱えないしという要望もございました。

 厚生省からのいろいろなガイドライン等も出ておりましたので、我々としては保健福祉課と連携しまして、病院のほうにも、当然それは当たり前のことでございますけれども、もしそういう死亡例があれば、きっちり消毒して、密閉して出すと、それがきっちりしたものでなければ、葬儀屋さんも運搬しませんので、そこはもちろんちゃんとしたものが運ばれるというふうに考えてございます。

 そこから先、葬儀等で人の集まるところに、お寺等に行くのではなく、真っすぐ葬斎場に運び込まれると思いますので、そこでは、もちろん開けたり余計に触れたりしないで、そのまま火葬に付すという形をとると思いますので、うちの葬斎場を委託している業者のほうには既にこの話は説明させていただいて、万が一に備えてというか、以前、鳥インフルエンザ等で使った全身の防護服をもう既にお配りして、現場に置いて、万が一何かあったときには、そういう態勢でというお話は既にさせていただいているところでございますけれども、いずれにしても、うちの町民生活課としても、死亡届の受け付けからまず始まりますので、万が一そういう事例があれば、全体で連携しながら対応していきたいというふうに思います。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) わかりました。安心していいなと思ってよろしいかなと思うのですけれども、続きまして、ちょっと修繕の関係なのですけれども、先日、雪が降って、冬にはそうなのですけれども、雪が落ちて、あそこ回るのですよね、爪が長くなったらこう伸びるように。窓ガラスが割れるということで、コンパネをちょっと引いて、窓ガラスが割れないようにしているというような形で今やっているみたいなのですけれども、非常に中が暗くなって、なおかつ裏に回って見る人はいないと思うのですけど、ちょっと見苦しい部分もありますので、何とか雪止めをつけてもらいたいなと思うのですけど、そこら辺は今後、検討していただけないでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) お答えいたします。

 そういう話、実は今回の予算、新年度の予算に向けてもお聞きしていたところではあるのですけれども、先ほど御説明したように、緊急の配電盤の部分ですとか、予算付けを取捨選択する中で、今おっしゃったように、コンパネ等で何とかしのいでいるという形がございますので、それは新年度に関してはちょっと見送ったところがあるものですから、今後、次年度以降、危険で万が一事故ということになると困りますので、その辺、改めて確認した中で、次年度以降になると思いますけれども、予算付けの検討をさせていただきたいというふうに考えております。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) これに関しましては町長にもお聞きしたいのですけれども、葬斎場、他町の方も来るのですよね。なかなかちょっと見苦しい面もあるものですから、何とか予算付けを優先的にお願いしたいなと思いますけれども、いかがでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 町長。

○町長(阿部一男) 今の御意見もあるのですけれども、実は葬斎場も一、二回は直している、ちょっとした修繕はやっているかもしれませんけれども、大分古い建物でございますので、全体的なリニューアルというか、建て替えも含めてちょっと検討しなければならない部分も出てくると思いますので、その辺、多少の、今までも見苦しい面があったのかもしれないけど、全体的な計画と併せた中でやっていければと思いますので、今はもうちょっとだけ我慢をしていただけないかなと、そんな思いを持っているところでございます。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) 今後の改修も含めた中で対応されるということですけれども、本当にもう葬斎場、かなり古いのですよね。ちょっとお話ししようと思ったのですけど、この改修計画について、多分、改修すれば4億、5億は最低でもかかるとは思うのですけれども、例えば今後、四、五年後にすれば、これは葬斎場と直接関係ないのですけど、体育館の建て替えだとか、今度、公園を新しく増設するだとか、いろいろな事業にぶつかる部分もあると思うのですけれども、そういう改修計画についてはどのように考えられているか、ちょっとお聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) お答えいたします。

 委員おっしゃるとおり、先ほど町長からも答弁ありましたように、もう数年で50年ぐらい経つ施設になろうかと思います。それで、毎年の総計の中でも今後どうすべきかという議論はしているところでございますので、少なくとも50年を経過するころをめどとして、今、町長から答弁したように、新しい施設も検討していかなければならないというところです。まだ具体的に、いつ建てる、いつから、いつまでの期間でというような具体的なものはできておりませんけれども、50年を経過するということで、その辺をめどに計画していかなければならないなとは思ってはございます。

 ただ、その際には、例えばちょっと近隣町と何町村か集まって建てるとか、そうした場合には、場所とか種々の問題があって、なかなか一筋縄ではいかないだろうなとは思うのですけれども、そういった、だんだん人口が減っていく中で、何町村かでやろうというようなことも含めて考えていかなければならないなというふうには考えております。

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。

○委員(川上 均) はい。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第4款1項4目、水道施設費、126ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第4款1項5目、公衆浴場管理費、126ページから128ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 公衆浴場の関係なのですけど、利用者の方からも、ちょっと最近、何度か言われたのですけど、どうも浴槽にひびが入っている、お湯が抜けていくというのが、最初の中の話のときも、折衝の関係でいけば、これ一番、何かやらなければならないだろうなと思うのですけれども、その辺はどのようになっていますか。

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) お答えいたします。

 先ほど説明をするという中でもお話しした部分、まさにその部分でございます。新年度予算におきまして2,118千円、工事費を計上しておりますので、今の部分の改善を図ってまいります。

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。

 ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第4款2項1目、清掃費、128ページ、129ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 桜井委員。

○委員(桜井崇裕) ごみ収集に係る委託業者の要望というか、収集車が傷みやすいと、何か補助的なものがないかというような方もいらっしゃいますし、特殊車両でありますし、購入時も結構するのではないかと思うのですが、そういった補助事業的なものはあるのかどうか、ちょっとお聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) お答えいたします。

 そういう補助というのは、私、今現在では承知していないので、ないと思うのですけれども、委託業者、当然、車両等も使いますので、その辺の委託料につきましては、その辺の車両の更新等も見越しながら委託をさせていただいているところでございますので、そういうお声も、経費の問題等も、私どものほうにも届いておりますので、経費、その辺も考慮して、委託費の上乗せができるように、ちょっとまた検討させていただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 桜井委員。

○委員(桜井崇裕) わかっているということはよくわかりましたので、何とか議員のほうからも言ってくれというような要望もありましたので、よろしくお願いします。

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長。

○町民生活課長(大尾 智) 繰り返しになりますけれども、業者さんのほうからも、各種経費等も上がっている中で、厳しいというお声もありますので、引き続き検討させていただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) ほかにありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第4款2項2目、清掃センター費、129ページから131ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

これで衛生費の審査を終わります。

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