令和2年度予算審査特別委員会(3月19日_農林業費)

○委員長(奥秋康子) 昨日に引き続き、一般会計予算、歳出の審査を行います。

 委員及び説明委員の皆様にお願いいたします。質疑、答弁の際には、マイクのスイッチを入れ、マイクに向かって明瞭に発言するよう協力をお願いいたします。

 なお、議題となっている予算以外に関する発言がないよう留意願います。

 これより、第6款、農林業費、134ページから155ページまでの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 農業委員会局長。

○農業委員会事務局長(渡邊義春) 農業委員会に関わります歳出予算につきまして御説明申し上げます。

 1目、農業委員会費及び、8目、農地適正化斡旋事業費となっております。

 まず、134ページから135ページを御覧いただきたいと思います。1目の農業委員会費につきましては、昨年度と比較しまして1,530千円の減となっております。増減額の主なものといたしましては、職員の人件費で1,116千円の増、8節の旅費が前年度実施の道外研修分減などによる2,714千円の減、10節、需用費が委員改選関係などにより68千円の増となっております。

 続きまして、151ページの中段を御覧いただきたいと思います。8目の農地移動適正化斡旋事業につきましては、昨年度と比較いたしまして同額となっております。

 簡単ではございますが、以上、農業委員会に関わります歳出予算の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 6款、農林業費のうち、農林課が所管する予算の中で、令和2年度から新たに実施、拡充する事業等について御説明申し上げます。

 最初に農業振興費、136ページ下段、2節給料、40番の2号職員給料2,124千円ですが、来年度、農業支援員として地域おこし協力隊の採用を考えております。職務といたしましては、農業分野における労働力確保の対策、実際に農作業を体験していただき、その経験を生かし、町内においての「でめんさん」の掘り起こし、また、通年雇用モデルの検討、これまでの課題解決に向けた取り組みに従事していただきます。

 続きまして、137ページ下段、18節負担金、補助及び交付金、13番の地域農業再生協議会負担金2,750千円ですが、先ほどの労働力確保対策事業につきましては、関係機関で構成されている再生協議会が主となり取り進めますが、その労働力確保に係る経費について拡充するものであります。

 続きまして、138ページ上段、35番の畑作総合振興事業補助金12,106千円、こちらにつきましては、農協に対する継続補助であります。そのうち、新規事業として、本町の関連する産業を支えております、てん菜の増産対策として2,420千円を計上しております。内容としましては、既設ストックポイントの補修経費に対する支援であります。

 続きまして、畜産業費に入ります。141ページ中段、18節負担金、補助及び交付金、それの25番、地域農業再生協議会負担金(バイオマス利活用推進事業分)1,050千円は、今後、バイオマスプラントを推進するに当たり消化液が増えることが想定されております。消化液は完熟堆肥としてにおいも少なく、安価で有効な堆肥であることから、再生協議会として消化液の普及を図ることを目的に、その効能・効果の実証を進めてまいります。

 その下35番、清水町バイオマス利活用促進事業補助金17,800千円につきましては、昨年、美蔓地区におきまして、農協と酪農家9戸の出資による集合型では、国内最大規模のバイオマスプラントが稼働いたしました。これまでの個別型とは違い集合型のプラントで、総事業費も高額であることから、今後の安定した経営を支援するため、現在の補助要綱の上限5,000千円を撤廃し、また、補助期間も5年から8年間に拡充するものであります。

 次に、牧場費ですが、ページが飛びまして、146ページを御覧ください。146ページ上段、18節負担金、補助及び交付金、10番、道営農業農村整備事業負担金125,1000千円につきましては、今年度、牧場の実施設計が終了し、来年度より事業実施となります。来年度の事業内容としましては、草地造成などで約80ヘクタール、家畜保護施設などの基盤整備を実施いたします。

 最後になりますが、ページが飛びまして、林業振興費、152ページ下段にあります18節、負担金補助及び交付金の19番、森の輪プロジェクト負担金170千円です。こちらは森林環境譲与税を活用し、乳幼児期の木育を促すことを目的として、地域の木材で製作された木工品を贈る事業を運営する森の輪プロジェクトに対する負担金でございます。

 以上、農林課所管の主な予算説明でございます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

○委員長(奥秋康子) 水道課長。

○水道課長(小林 進) 農林業費のうち、水道課が所管する主な予算の概要について御説明させていただきます。

 予算書149ページから151ページ、7目、農業用水管理費28,430千円になります。主な内容は、十勝川左岸地区、御影地区、美蔓地区の農業用水施設の維持管理費用になりますが、御影地区の機器更新工事が完了により、前年度対比5,357千円の減額となっております。

 御審議のほど、よろしくお願いいたします。

○委員長(奥秋康子) これから順次、質疑に入ります。

 第6款1項1目、農業委員会費、134ページ、135ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ちょっとお聞きしたいのは、農業委員さん、または農業委員の会長さんというのは、大体、月または年間にするとどのぐらいの、大分、農業委員さんの今、なり手の問題もいろいろあるとは思うのですが、会議の数とか、月にどのぐらいあるのか、年間にはどのぐらいあるのか、また、会長さんとなると、どのぐらい負担がかかって、負担という言い方も変ですけれども、負担がかかっているのかなというふうには、ちょっと、その日数的な部分の確認をさせていただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 農業委員会局長。

○農業委員会事務局長(渡邊義春) 農業委員会につきましては、定例の総会が毎月1回ございます。これは、全委員さんが出席になっております。そのほかに、斡旋部会、農政部会、農地部会というものがございます。これは、全委員さん17名ですので、3年間の間に1部会ずつ、大体3分の1ずつに分かれていて、3年間でそれぞれ部会を担当することになります。

 農政部会、農地部会、斡旋部会につきまして、基本的には月に1回なのですけれども、案件がなければ、それはないことになります。令和元年度の斡旋部会は、年間5回ありまして、その中で斡旋の案件を扱っております。

 会長職につきましては、全道の会長会議というのが年2回ほどございます。あと、十勝の連合会の会議というのが、年、それも2回ほど基本的にはございます。あと、西部の芽室、新得、鹿追、清水町の西部で連絡協議会をつくっておりまして、そちらの会議が年1回あります。あと、部会長の会議というのが西部で1回ございます。あと、全体の委員さんの研修というのが年1回ございます。基本的にはその回数になっております。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 結構な、実は数があったりするのですね。これは、ほかに、例えば、会長であれば議会に出なければならないとか、そういうものもあると、結構な稼働日数ということになるというふうに理解してよろしいでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農業委員会局長。

○農業委員会事務局長(渡邊義春) 会長には町議会のほうにも出ていただくことになっております。

○委員(鈴木孝寿) 終わります。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項2目、農業総務費、135ページ、136ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項3目、農業振興費、136ページから139ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 桜井委員。

○委員(桜井崇裕) 平成30年度まで行っていたアグリビジネススクールについて、ちょっとお伺いしたいのですが、成果表の中では、講義内容が高等レベルに達したことから事業を終了したというふうになっておりますが、農業後継者においても、日々、年度ごとに交代もし、新しい後継者も出てくるわけでありますし、また、いろいろな、一般質問でも言いましたけれども、スマート農業だとか、いろいろなことが考えられる中で、それに代わるようなビジネススクール的なものを農協とタイアップしてできないかどうか、お伺いします。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) アグリビジネススクールにつきましては、3年間の授業ということで一旦終了させていただいております。今後におきましては、普及センター等々協議をしながら、清水町における農業士の育成だとか、そういう部分につなげてまいりたいと考えております。

○委員(桜井崇裕) 終わります。

○委員長(奥秋康子) ほかにありませんか。

 川上委員。

○委員(川上 均) 農業振興全般のことでちょっとお伺いしたいと思うのですけれども。

○委員長(奥秋康子) ページ数は。

○委員(川上 均) いや、農業振興費です。今のコロナウイルスの関係で、技能実習生が、実は足止めをくって、畑作、畜産含めて影響を受けているというお話を聞いているのですけれども、もし清水でそういうような形で、もし影響があるとか、それらの対策がもしあれば、お聞かせ願いたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 清水町にも、中国ばかりでなく、いろいろな国から実習生が来ていただいております。特に大きなところ数件に聞き取りを行ったところ、直近では、まず来られる方はいないと。

 ただ、このコロナウイルスが長引けば、6月あたりに来られる予定の方がいるということで、そういうところで懸念している農家さんはおりました。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) わかりました。これ、なかなか町村独自の対応というのは難しいと思いますので、国に、やはり要請してやっていくしかないのかなと思っています。

 136ページ、ちょっと確認なのですけれども、農業振興事務の1の10の、今回、担い手コーディネーターの報酬ということで4,560千円計上されているのですけれども、これは、労働力の確保対策と結婚相談担当ということで、これ1名なのですか、それとも、それぞれに1名ずつの2名なのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長補佐。

○農林課長補佐(中島公大) ただいまの質問ですけれども、2人分でございます。主に、農業男性の支援と結婚対策事業を行う担い手コーディネーター、そして、主に新規就農相談や労働力確保のための事業を行う労働力コーディネーターの2人でございます。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) わかりました。ちょっと確認なのですけれども、先ほど新規で、地域おこし協力隊、この方は農業支援員ということなのですけれども、この担い手コーディネーターの方との、僕もちょっとよくわからないのですけど、役割の違いというのはどのようになっているのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 昨年度、労働力確保プロジェクトチームということで、農業者の方に、労働力における不足状況の調査を6月から8月にかけて行いました。その結果、回答率としては88%と高い回収率をいただきまして「不足している」「将来的に不足が懸念される」というのが50%以上という結果になってございます。その中で、やはり大規模化、高齢化という部分で、こちらの提出資料は手元にございますか。これの20ページに、具体的な来年度に取り組む体制を載せてございます。

 先ほど、課長補佐のほうから、担い手コーディネーター、それと労働力コーディネーターとを2名体制で行うということで、地域おこし協力隊の方につきましては、実際に農作業を経験していただき、町内のでめんさんの掘り起こしを行っていただきたいと。特に、でめんさんということで畑作なのですけれども、そういうマッチングについては、農協さんのほうで、Kamakura Industries(カマクラインダストリー)というところと提携をしまして、そういうところに登録をしていただける町内のでめんさんの掘り起こしをお願いしたいと。あと、通年雇用モデルということも検討していきたいということで、労働力コーディネーターのもと、一緒に動いていただきたいなと思っているところです。

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。

 川上委員。

○委員(川上 均) すみません、1点だけ。

 でめんさんの関係で言いますと、ちょっと僕もなかなか、わかっていないのですけれども、通常、他町村といったらいいのか、派遣の人ででめんさんというのは多いと思うのですけれども、そういうものも利用しながらということでよろしいのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 畑作のでめんさん、確かに、そういう人材派遣センターの会社というのがあるのですけれども、どこの町でも不足しておりまして、実際に、繁忙期が重なる部分がございますので、こちらで要望したとおりに、その方が来てくれるということにはならないので、清水は清水町でこういう対策、町内のでめんさんを1人でも多く確保していきたいということで、来年度はちょっと行っていきたいなと思っております。

○委員(川上 均) 終わります。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 深沼委員。

○委員(深沼達生) 今、川上委員が言ったのと兼ねて質問したいと思いますが、具体的に、でめんさんを確保するということで、どういった呼びかけというか、することを考えているか、ちょっとお聞かせください。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) こちらの今の考え方としましては、でめんさんは、実際にどういう仕事があるかというのをまずはわかってもらうために、地域おこし協力隊の方にでめんさん、農作業に従事していただいて、冬場だとかそういうときに主婦層なり、そういう方をお呼びしまして、でめんさんの仕事内容についての説明会ということを考えております。

○委員長(奥秋康子) 深沼委員。

○委員(深沼達生) このことは、本当に、牛屋さんの場合は年間を通しての雇用になるのですが、どうしても畑の農業の方にとっては、春先と秋の収穫時期、そのときに集中してすごく人が要ることになるのです。結局、十勝管内でもそういう雇用の、人の取り合いみたいな形で、本当に実際、芋掘りなんかでも、どうしても、やはり人間の手作業でないとできない。みんな苦労して、幼稚園のお母さん方に半日とか、結構そうやって何とかつてでお願いして、結構そういうやりくりが現時点ではあるのですが、実際のところ、将来的に、ここ5年、10年を見たら、経営形態を変えていかないと、今の状態では、やはり難しいと言っている人も、中にはいるのです。でめんさんの確保というのはすごく重要なことなので、どうか力を入れてやっていただきたいと思います。よろしくお願いします。

○委員長(奥秋康子) 答弁できますか。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 深沼委員がおっしゃられたことはもちろんだと思います。

 今、先ほど言ったKamakura Industries(カマクラインダストリー)というところのマッチングアプリを使っている農協が、十勝管内では5つの農協がこちらのアプリを使って行っております。結果として、マッチング率は90%以上ということにはなっております。そういう実績のもと、管内でもどんどんこのシステムを使う農協さんが増えてくると思いますので、うちはうちで、町内の掘り起こしに専念をしていきたいと思っております。

○委員長(奥秋康子) 深沼委員。

○委員(深沼達生) どうかよろしくお願いいたします。

 続きまして、139ページ、多面的機能支払事業に関してなのですけど、このことに関しては、昨日、おととい、農林課のほうへ行って、ある程度説明していただき、納得する部分もあったのですが、今年から広域化になり、今まで会計処理もしくは事務手続ですね、農協がやっていたものが、今年から広域化になり、民間に委託するということになったと聞いております。その中で、いろいろあったのですが、広域化になって、役員手当は、今まで出ていたところと出ていなかったところがあったと、私が言ったと思うのですけど、これを一律になくしたということではないのですか。

○委員長(奥秋康子) どういうことか。

○委員(深沼達生) なくしたということではない。

(発言する者あり)

○委員長(奥秋康子) 何かもっと具体的に。

答弁できますか。わかりますか。

 農林課長補佐。

○農林課長補佐(中島公大) ただいまの広域化につきまして説明させていただきます。

 一昨年より、広域化について説明してきました。今のところ、各10組織に活動していただいていますが、8団体、広域化に向けて承諾をいただいているところでございます。

 ただいま、お話にあった各保全会のやり方はどうなるのだというお話ですけれども、将来的にわたっては当然、その報酬の一律化ですとか、同じ日報を使って簡素化するとか、いろいろ私たちも考えたのですけれども、今、5年の2年目なのです。ですから、計画が終了するまでは、各保全会の意向を通していただいて、変わりなく、向こう4年間は活動していただこうと考えております。

○委員長(奥秋康子) 深沼委員。

○委員(深沼達生) そうしたら、会計の処理の部分は今までどおりということでいいですか。

○委員長(奥秋康子) 課長補佐。

○農林課長補佐(中島公大) 例えば、草刈りに出ていただいて、お金をその場で払う保全会もございます。各保全会によっては、振り込みのところもあります。本来それは、10年後、20年後、統一を図るべきことかもしれませんけれども、当面は今までどおりにやっていただいて、保全会活動を続けていただければと考えております。

○委員長(奥秋康子) 深沼委員。

○委員(深沼達生) 会計の部分、収支決算書、こういったものを作る地域と作らないでやっている地域、ここの部分ですごく不公平が出ると思うのです。広域化にした中で、そこも今までどおりやるということ自体どうかと思うのですが、その辺は統一してほしいのですけど。

○委員長(奥秋康子) 農林課長補佐。

○農林課長補佐(中島公大) 深沼委員が言われるとおり、本当にそうだと思います。

 ただ、現状としては、町内に13地区ございますけれども、3団体が休止あるいは解散に追い込まれております。この理由というのは、やはり担い手がいない、今までずっとやっていた方がいなくなるとできないというところがございました。

 ただ、委員がいらっしゃるところは下人舞地区だと思うのですけど、全く困っていない地区なのです。自分たちでできるところなのです。金額は少ないですけれども、例えば、総会議案とかは自分たちで作れるところだと思うのです。

 ほかの地区については、やはり農協がメインとなって作っているところがございます。例えば、日報の整理、源泉徴収票の作成、役場に出す実績報告あるいは申請行為、総会議案の作成、これらを農協さんで年度末にやられている部分というのが大変、農協さんとしても事務量が多いということで、もし、こういうことが事務委託できれば解決できるのかなと思って、10年後、20年後を思って広域化を進めているところでございます。

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。

 深沼委員。

○委員(深沼達生) 10年も20年も待っていたら、うちらはもういないのです。そんな遅いこと、広域化をやった意味があるのかどうかと思うのです。結局、今、私が言った会計処理の部分で、今まで農協に丸投げでやっていた地域もある。ちゃんと出しているところもあると。ここを、こんなばらばら、ちゃんとやっていたところも、今回、民間委託するのですから、そういうものもやってくださいということでいいのですか。要は、今までどおりとは言っていますが、うちらは自分らで会計処理とか収支決算書を作っていましたが、そういった部分もお願いしますという形でやっても構わないですか。どうですか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長補佐。

○農林課長補佐(中島公大) ただいまの質問は、例えば、総会議案は外部委託で業者に作ってもらって構いませんかという話ですか。

○委員(深沼達生) いや、全てです。

○農林課長補佐(中島公大) 全てですか。

○委員(深沼達生) はい。

○農林課長補佐(中島公大) 具体的には、どのような全てなのでしょうか。今、私、先ほど言ったのですけれども、例えば日報ありますよね。草刈りを行った日報......。

(発言する者あり)

○委員長(奥秋康子) 今の、(発言する者あり)答弁が難しいですか。ちょっと......。

 課長補佐。

○農林課長補佐(中島公大) 外部委託した場合は、基本的に、今まで庶務会計さんとかがやっていただいたことは、受けていただく業者の方が全てやります。具体的に言うと、土砂上げの場合は、見積もりまでとって契約までやっていただけるということです。

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。できるだけ簡潔な質問でよろしくお願いいたします。

 ほかに質疑ありませんか。

 口田委員。

○委員(口田邦男) 担い手コーディネーターについてちょっと聞かせていただきたいのですけれども。これに再生協議会というものをつくって、労働力確保対策と、こういうものをやりたいのだということだよね。非常にいいことだというふうに紹介したいと思うのだけれども、やるのはいいのだけれども、これが個人的、あるいは特定の事業者のためにやるのだったら、これはやらないほうがいいし、そういうことで、全般的にやるという思いでいるか、その辺をちょっと確約してほしいなと思うのだけど。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 先ほど、アンケート調査を取ったということを御報告いたしました。その中で、足りていないという方が今後も懸念しているという方で50%以上おりましたので、まずは、町内でそういうところを、足りないところに、まずはそういう方にアプリを登録していただいて、マッチングを行ってまいりたいと考えております。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。できるだけマイクに向かって明瞭に発言してください。ちょっと聞き取りづらいので、よろしくお願いします。

○委員(口田邦男) 明瞭に言っているつもりなのだけれども、わかりました。言うことを忘れてしまった。

 なぜ、こういうことを言うかといったら、いわば、ちょっと、今の関係ないかもしれないけれども、地域おこし協力隊、今まで商工関係やら観光協会、いろいろな面であったのだけれども、そういうのは特定の個人とは言わないけど、事業所、そういったものに振り向けられてやっている。そういう形はだめだよって、そういう形にならないようにしてもらいたいということで、今、確約をとっているのです。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 地域おこし協力隊で募集をかけます。来てくれた方につきましては、農林課の部署のほうで、とりあえず席を設けまして、一緒に相談しながら進めてまいりたいと考えております。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。できるだけマイクに近付けて話をしていただければありがたいと思います。

○委員(口田邦男) 今、課長のほうから説明あったように、いろいろと相談してやっていくのだということだけれども、絶対、その特定の個人のためとか、特定の企業のためにならないように、ひとつ努力願いたいということをお願いしておきます。

 続けてよろしいですか。

○委員長(奥秋康子) はい。

○委員(口田邦男) 続けて、先ほど深沼委員からあった関係でございますけれども、これは、各場所によって、地域によって、面倒見が違うということなのだ、早い話が。そうでしょう。みんな対等な形の中でやってほしいということではないかなというふうに私は理解したのだけれども、違いますか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 多面的の保全会の広域化という部分でございますけれども、2年前から、地域によっては、その事務の負担が大きいと。そういった部分で、継続しないで休止なり活動を停止されている保全会もおりました。本町ばかりでなく、他地域でもそうなのですけど、そういった事務処理だとか、ちょっと、私のほうで一番大きいなと思うのは会計検査の対象になっているという部分で、その会計検査の対応という部分でも広域化、一本化することによりまして、その担っていただける建設業協会を通した会社のほうで対応ができるという部分では、かなり保全会のほうの負担が軽くなるという部分で、2年前からこういう話のもとで広域化を進めてきたところでございます。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 内容はよくわかりませんけど、とにかく地域間によって、俺の地域は全然面倒見てもらえない、あそこの地域は1から10まで面倒見てやっているのではないかというような、その不公平感が、それは、いわば、物すごく気になる。だから、そういうことのないように、やはり、全部、ある程度公平的に、やはり面倒を見ると言ったら、ちょっと言い方は悪いかもしれないけれども、そういうほうに努めてほしいということです。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) これから、準備会なり、設立総会を開いていきます。初年度においては、いろいろな課題が出てくるかとは思いますけれども、とりあえず公平な中で進めてまいりたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 終わり。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 何点かございますけれども、聞こえますでしょうか。

○委員長(奥秋康子) はい、聞こえます。

○委員(鈴木孝寿) 比較的、私の声は通ると思いますので。

 では、今の、まず、地域おこし協力隊の関係なのですけど、私もこれ質問しようと思っていたのですけど、まず、ちょっと、1点、確認したいのが、Kamakura Industries(カマクラインダストリー)のアプリの登録利用料は再生協議会持ちでよろしいでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) こちらにつきましては、農協さん独自で、Kamakura Industries(カマクラインダストリー)さんと契約をしている部分でございます。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) そうしたら、それに乗るというか、利用させていただくということでいいですね。先ほど、マッチング率は90%ということでありましたけど、その人数と定着率について、わかる範囲で教えてください。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 5つの農協さんということですけれども、合計数字でよろしいでしょうか。5つの農協の合計数字。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 先ほど、マッチング率90%ということだったので、まず、何人募集して何人来たのかがわかれば、もうすごく、大分来ているなというイメージだから、多分40人、50人ぐらいは来ているのかなというイメージで受けたのですけど、それの定着率がわかれば。やり始めたばかりですから定着率はどうかわからないですけど、それも教えてください。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 5つの合計でお知らせいたします。募集数が3,931、成立した数が3,966、マッチング率が99%ということです。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 先ほど、十勝管内でもあったという、十勝管内の数字はどんな感じでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 今、言った数字が十勝5農協の合計数字でございます。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) わかりました。それは期待持てるのだなということで。

 ただ、若干、皆さん、この資料、請求させていただきました資料を確認した中で、例えばでめんさん、先ほど深沼委員もおっしゃっていましたけど、でめんさんを集めるのにこれだけ苦労しているわけですよ。地元にいるのに苦労しているわけですよ。例えば、これが東京から来た若い人だとしたら、それが現実できるのか。例えば、それ、どのような仕組みでやるかというのは、もうメニューは、役場の農林課の中では、こういう人は、あなたがここに来たらこういう仕事をしてください、こういうふうなところを回ってくださいというのはあるのですか。それともゼロから作るのですか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 再生協議会のほうとしましては、あくまでもでめんさん、町内のでめんさんを1人でも多く、そういう確保をしてまいりたいと思っています。先ほど、Kamakura Industries(カマクラインダストリー)さんのほうのマッチングアプリというところに登録して、あとは農家さんとでめんさん、そういうお仕事をしたいという方の都合が合えば、その両者で契約をしていくという形になりますので、町としては、そういうでめんさんの掘り起こしをしていきたいなと考えているところです。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ちょっと、僕の理解が足りなかったのですけど、マッチングは、多分、この期間限定で首都圏から呼んできたりとかして、それを返していくというのが、まず、そういうことなのですね、きっと。年間を通してのというわけではないのですよね。三千何百人も増えていったらすごいですものね。1年に3,000人増えていったら、十勝の人口どんどん増えていきますよね。これは、わかりました。

 ただ、さっき、今質問させていただいたのは、例えばそういう人の窓口となって、多分、それであれば、Industries(カマクラインダストリー)のマッチングアプリを使ってやるというのは、でめんさん確保になりますよね。町内でのでめんさん確保ということではなくて、町内に在住している人のでめんさんの確保ではなくて、これはマッチングアプリで来た、首都圏もしくはその他のところから来る人の窓口をこの協力隊員にやっていただきたいということなのですよね、端的に言えば。いいですよね、私の理解で。そんな理解でよろしいでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課参事。

○農林課参事(齋藤博章) 今回のイメージなのですが、Kamakura Industries(カマクラインダストリー)さんのマッチングアプリは、あくまでも農家さんと、ちょっと働きたいというような方のマッチングアプリで、1日から契約できるようなマッチングアプリになっています。

 ただ、そういったものを使って、農家の方の労働力確保に使っていただきたいというのもあるのですが、一方で、先ほど深沼委員が言ったように、例えば一定期間、何か月かというような人材が必要だというような要望もあります。そういったことで、そういった長期のでめんさんということになりますと、ほかの町村からとか県からとかということではなくて、清水町に住んでいる方を掘り起こして、マッチングしていくということが必要になってきます。

 ということで、再生協議会のほうでは、町内のそういったでめんさんをやってくれそうな方々を掘り起こすために、先ほど課長から説明があったような、でめんさんのお仕事説明会的なことを開催して掘り起こしていきたいなと。そこに参加していただいた方には、このマッチングアプリに登録していただいて、まず、働く方も多分、自分にその仕事ができるか、体力的にできるかだとか、長くやっていけるかという、まず不安があると思うので、このマッチングアプリで、例えば1日とか経験していただいて、これ、自分できるなということだったら、長期のでめんさんというように流れていっていただければなというようなことで確保していきたいなというふうに考えております。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) それを地域おこし協力隊にやってもらうというのが今回のということでよろしいですね。

○委員長(奥秋康子) 農林課参事。

○農林課参事(齋藤博章) そのとおりでございます。先ほど言った説明会をするにしても、実習して経験した方がこういう作業がありますよというような説明をしたほうが理解を得やすいというようなこともありまして、実際に地域おこし協力隊の方に現場の作業をしていただいて、それを説明会の中で、ちょっと働いてみたいという方に説明していただくというようなことを考えております。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) まずは、この地域おこし協力隊員を募集して、これ、1人ですよね、1人ですね。来ていただいて、それぞれに、多分1年間にわたって、もしくは、どのぐらいの期間で研修をそれぞれして、その上で、いつの段階で、この事務的な、事務はしないですか、話をするだけなのですか、協力隊員は。協力隊員の仕事。

○委員長(奥秋康子) 農林課参事。

○農林課参事(齋藤博章) 想定しているのは、そういった説明会の中で、こういった仕事が必要ですよだとか、こういった優待がありますよだとか、そういったことを話していただくようなことになるのかなと思います。また、来ていただいた方の資質にもよると思うのですが、もっと、そういったでめんさんの掘り起こしとか、そういったことをやっていただく。その方には、事務所的な部分をお願いできたらなというふうには思っています。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 言うは安しで、でも、今の流れでいくと、基本的には、ほぼ日中は、その人は、時期によりますけど、冬の間は畜産ぐらいしか、酪農家ぐらいしかないですから、酪農家か牛関係、豚関係、鶏関係しかないのですけど。ということは、でも、1年通じて、この人のやる仕事は、まず実習して体験をして、どんな仕事ならいいですねなんていう、何かでしゃべってもらう。できれば、でめんさんの掘り起こしもしてほしい。でも、そんなにできないですよね、どう考えてもね。どう考えてもできない。ちょっと無理があるかなと思うのですけど、その人材を育成していくための何か計画というのが、この中には、もらった資料ではちょっとわかりづらいなというのがあるのですけど。

 例えば、もちろん、その人の資質という、飲み込みが早いかどうかというのもあるのでしょうけど、この協力員は一体何をするのだろうっていう、実習をしていただいた上で、その仕事の内容を知ってもらう。その仕事をいろいろな人たちに話してもらう。でも、これ1年、2年ではできないですよね、絶対に、どう考えても。ちょっと無理があるかなと思うのです。単なる、この人自体がでめんさんになってしまうのではないかと。それ以外、今のところ、考えられないのですよね。どうですか。何か、ちょっと、あまりにも、人を雇うにしては、ちょっと、その人の、単なる労働力の一つとしか考えていないのではないかなと。これ、来た、応募してなった人を考えたときに、これ、ちょっと、使い方がちょっと微妙なのではないかなと思うのですけど、いかがでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課参事。

○農林課参事(齋藤博章) 例えば、来ていただいた方、畑作をちょっとメインにというようなことになったら。畑作のほうも通年でということではなくて、例えば、播種のときの作業と収穫期の作業というのが、やっぱり忙しい時期なので、そういったところを実習していただいて、端境期については、先ほど言ったような、でめんさんの掘り起こしの説明会のお手伝いだとか、そういうようなことをしてもらうというようなことも考えられるかなと。

 酪農の場合は、例えば、酪農ヘルパーさんのほうで実習してもらって、いろいろなところを見てもらうと。その中で、酪農ヘルパー、1年間仕事があるのですけど、ずっとではなくて、例えば3か月、4か月ぐらいやってもらって、それ以外の時期は、例えば労働力がこうだとか、そっちのほうをちょっと検討するのを、労働力のコーディネーターのお手伝いをするだとか、そういったこともやっていただけたらなというようなところで考えております。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) そういうようなスーパーマンが来ていただいたら最高ですよね。そういうプログラムを最初から用意しているのであれば、僕はいいと思うのです。どこでやる、そして、これを受けてやるというのを、今提示していただけるのなら、これ、非常にいいと思うのです。でも、どう考えても、やっぱり無理がありますよ。単なる一労働者として働くことになってしまうのではないかなと思うのですよね。その懸念はないとは言えないですよね。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 鈴木委員がおっしゃるようなこともわかります。募集をかけるときに、こちらとしては、募集、どのようなことをやっていただきたいという、きちんとしたものを提示した中で、募集をかけていきたいと思っております。それに応募してきてくれる方次第というのもあるのですけれども、清水町における課題なので、こういうところは、ちょっとそういう方に来ていただいて担っていただければと願っているところです。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) どう考えても、ごめんなさい、絶対うまくいかないなんていう可能性の問題ですから。うまくいかないのでは、これはどう考えても。今、それだけでは僕の根拠にもならないので。であれば、もうプログラムはあると思うのです。例えば、4月に募集して、5月から来ましたと。5月から、それ4月でもいいのですよ。どこの、どこに実習をしていくか。そういうのは、もう構成されたものはあるのか、ないのか。今、あるかないかだけ言ってください。ないならないで結構です。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) まだ、実際に、どこで実習するということは決まっておりません。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ちょっと、もう一度考え直したほうがいいのではないかなと思います。これ、ちょっと、併せて、今聞きたいのですけど、ちょっと飛ぶわけではないのですが、先ほどの農地・水の多面的機能支払交付金のほうでしたか。僕は、逆に、これに担い手コーディネーターをつけたほうがいいのではないかなと。事務手続きとかも全部、こう回りながらやっていくほうが、事務的にはそちらがいいだろうし、その分、この、今言われているところは、実習しながらというよりは、だって農林課の皆さんだったら、大体農業の仕事って、やっていなくても見て、何年か経つとわかるのではないですか。その皆さん方が見て話したほうが、逆に説得力があると思うし、やれると思うのですね。だから、ちょっと残念ながらちぐはぐに見えてしまうのです。人の使い方が。ちょっと、それではうまくいかないというのは、もう最初から見えているのではないですか。そこを指摘したいと思います。指摘しますけど。

 次の質問に行きます。もうこれ以上言ってもあれなので、これをどうするかについては、また、私のほうで考えたいと思います。

 もう一点、十勝清水にんにく肉まつり、これもここでいいですよね。予算ですから。決算委員会は、昨年行われたものについては、9月の決算委員会でやらなければならないのです。資料請求をさせていただいた上で、昨年の決算、予定、見込み決算が出てまいりました。この中で、当初6,215千円の予算に対して決算が8,703,320円、見込みでしょうけれども、になっています。まず、これだけ増加してしまったというのは、その原因は何なのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 増加した原因につきましては、様々な部分がございます。

 まず、ステージの設置費用が思っていたよりも高額だった。また、第1回目ということで、集客を促すため著名人の方に来ていただいた、その部分の費用が思っていたより高額だったと、いろいろな、ちょっと要素がございまして、この決算見込みとなってございます。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) この件につきましては、見積もりがあって、そして、役場が2,000千円、JAさんが2,000千円、道から結果的に2,800千円来たのかな、そういう予算で組んでいます。予算は、結局、これ、極端に言ったら、1,874,820円を農協が負担したのですよ。農協さんが。農協さんがということは、やはり組合員さん全体なのですよ。この責任は誰が取るのですか。町長が実行委員長の中で、このようなずさんな、要は、今言った外部のイベントをしたときに、思った以上にお金がかかりましたと言っていますけど、最初の予算がもうめちゃくちゃだったとしか言いようがないのですね。これ、予算の計上の仕方が、どういうふうに考えてやったのか、今一度、お聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 当初の予算につきましては、毎年、十勝清水アスパラ肉まつりを農協さんで、同じ場所で開催しているのですけれども、それをある程度参考に予算組みをしたところでございます。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) そんな予算組みってあります。皆さん、そんな丼勘定みたいなことでやるのですか。(発言する者あり)うまいこと言いますね。そうではなくて、これ、にんにく肉まつりですから。要は、一部の農協さんって言ったって、やはり組合員さんがつくっているところで、多くの農家さんがいらっしゃって、その事業費を、いわゆる、そこからお金を1,800千円、2,000千円弱ぐらいを引っ張っているということは、ちょっと考えられないなと。

 それと、今言われたように、例えば、アスパラまつりを参考にしたと言うのであれば、今回のいろいろな農林課さんが出している全ての事業について、去年と同じだからいいかというような、そんなレベルで出しているわけではないですよね、当然ね。当然違うと思うのです。もちろん、いろいろなことがあったと思いますけど。これ、でも、最終的にゴーサインを出したのは町長なのですよね。町長、これだけ膨らんでしまった部分については、どのようにお考えですか。

○委員長(奥秋康子) 町長。

○町長(阿部一男) 農協から一緒に、にんにく肉まつりをというような提案を受けて、大まかな予算をあれしながら、それから実行委員会を組んで、それなりの予算を組んだというところで提案をして、議会の承認で、清水町の負担金2,000千円というのを決めてやったわけですけれども、その経過の中で、例えば、予算をしっかりと確定して、先ほど言ったように、ちゃんとした見積もりはしていたみたいですけれども、途中、また、これもやりたいだとか、いろいろなこともあった中で、少し増えてきたりだとか、そんなことがあって、その部分自体については農協が負担するというような、そんな実行委員会をやっていく中で、そういう部分の申し入れがあった中で、こういったものも、うちの補助金なども決めてスタートしたところでございます。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 町長自身が実行委員長の部分については、まあ出たら何とかしてくれやというぐらいのずさんなものであったというような見方もできてしまうのですね。

 それと、町はこれだけしか出せないから、何かあったら農協さん頼むねなんていう、最初、当初からそんなものがあったのかなと思わざるを得ない。だとしても、これをやりたい、あれをやりたい。でも、これをやりたい、あれをやりたいと言ったのは実行委員会、実行委員会イコール阿部一男さん、実行委員長阿部一男となっています。これ、補正でも組んで、当初2,000千円のJAさんに対して、1,874千円も出させたのだから、これ、折半増資でやるというような投資ですから、出てしまったので、970千円、補正で実行委員会に出しますぐらいのことは考えなかったのですか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) にんにく肉まつりにつきましては、去年の9月の補正で急遽御提案をさせていただいて、その中でもかなり御指摘を受けたお祭りでございます。もともと、ニンニクを収穫してから清水で10年目という節目の中で、産地化宣言をこの機会にしたいというお話が農協さんのほうからありまして、予算についても、町、農協2,000千円ずつの負担でいきますと。あと、その後の、実際に事業を計画、発注という部分については事務局のほうで行ってきたわけですけれども、最終的に、農協さんのほうからも、出た分についてはうちのほうで持たせていただきますというか、持ちますというような話の中で進めてきた経緯がございます。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員に申し上げます。ただいま予算の審査中でございますので、新年度の予算に関する質疑を行っていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

(発言する者あり)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) 休憩します。      

○委員長(奥秋康子) それでは、再開します。 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 若干、決算の関係のほうに入り込んでいるように見えたので、その点については修正しながら、今後話したいと思います。

 もう一回、聞きたいと思います。去年、今年、3,800千円、3,800千円が出ていますけれども、例えば、これが12,000千円ぐらいに膨れ上がったりすることは、今、先ほどの答弁から、これもやりたい、あれもやりたいとなったときにはなると。去年がそういうふうになってしまったと。そうしたら、今年は、そうなったときも、どのように、また農協さんが負担するのですか。そこを確認したいと思います。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 今年の決算、まだ見込みなのですけれども、見込みという数字になってございますけれども、次年度におきましては、今年のこの部分も反省しまして、事業内容等をしっかり、予算内で収まるような形でもっていきたいとは考えております。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) 休憩します。

○委員長(奥秋康子) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) 質疑を求めます。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) クールダウンしたので、少し落ち着いて、僕も質問したいと思います。

 続けて、にんにく肉まつりの話なのですけれども、去年5,000人ぐらい来たというような話であります。私も行きましたけど、そこまでは来ていないのはわかってはいますけど、3,000から4,000近くは来ているのだろうなと。前の日の大雨を考えたら、すごくいい、のんびりした雰囲気でいいお祭りだったなと思っております。

 あの運営をした段階で、昨年の決算で8,700千円、そして、今年の次年度で8,980千円という形になっておりますが、結果的に9,000千円とか、人件費は当然皆さんの結構手弁当だったり、時間外がそれぞれ農協さん、役場、そして、例えば商工会等々やりますから、もう本当に、その金額的にはものすごい金額になると思うのですね。

 ただ、去年2,000千円から、予算から、ほぼ倍になるというところについては、昨年の反省を生かした部分で何か、さらにいいものをしていくぐらいの気持ちなのか。ちょっと、去年こうだったから、今年こうでしたというのも、ちょっといかがなものかと思うのですけれども、そこはどう考えた上でこの予算組みをされたのか、お聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 昨年度、第1回目を行いまして、その後、出店者が会議等でいろいろな意見をいただいたところでございます。来年度におきましては、今年、地域づくり総合交付金という道補助金をいただいた中で開催したわけですけれども、来年度につきましては、この道補助金がかなり減るだろうという予測のもとで予算組みをしている中で、町と農協の負担がちょっと増えたということでございます。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) それと、こんなこと、私が言うことなのかと思うのですけど、例えば、今回のように、どんどん膨らんでいくというのがちょっと、やっぱり来年になったら、これ、まだ倍の6,000千円ぐらいになっているのかなと、町が出すのが5,000千円とか、そのぐらいになるのかななんていうふうに、1年目、2年目、3年目になったら、そうなってくるだろう。道の補助金も、多分これ、何年間かで打ち切りですよね、たしかね。そうなってくると、やっぱり町の補助金、そしてJAの負担金、これがすごく大きくなっていく。

 ただ、これは産地をつくっていくというか、ニンニクのためには必要なのだといえば、それまでなのですけど。

 とはいいながら、町の金もものすごく大きくなっていくと、今、実行委員会の流れが、農協さんと役場、一応商工会も入っている。もうちょっと、これ、多くの町民に協力してもらって、この産地化をしていくというような当初の考え方があったと思いますので、これ、実行委員に、公募でも何でもいいですから、住民が入った中でやられるほうが、僕はもっと自然なのかなと。例えば、これが幹事、組織図をちょっと見させてもらっていますけど、全部身内で固めているわけですよ。これが悪いとは言わないのですけど、この状況がどんどん膨らんでいく。どこかで何か抑えをきかさないと、この組織体では、この状況が進んでしまうのではないかなと、この組織の人たちが悪いと言っているのではないですけど、この責任になってしまいますので、もう少し知恵を出して、住民参加の中でやられるほうが、祭りとして定着していくのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 昨年度、町、農協、それと蔬菜振興会にんにく部会、商工会、観光協会、この5団体で実行委員を組織して行ったわけですけれども、一般の方の公募という部分は、ちょっと今の段階では考えていないところでありました。来年度の事業に関しては、ちょっと検討はさせていただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ぜひ、ニンニクを清水の一大産地にしていくという強い思いがあるのであれば、やっぱり清水町全体でやっていくしかない。全体って何と言ったら、基本的には農協さんと役場さんのこの2つぐらいしかないのです。あとは商工会も入ってくるけど。

 ただ、やっぱり、もうちょっと裾野を広げて全体で応援していくというようなイメージを持ってやられるほうが、私はより産地化につながっていくと思いますが、何か非常に消極的に聞こえたものですから、課長、どうですか、これ、農協さんと協議していただいて、公募と言わなくても、もうちょっと、これ、一般の人たちをどんどん入れていくという形をとってほしいのですけど、どうでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 今回、約5,000人の来場者が来られた中では、町内の方はもちろん、町外、また、管外からも多く来ていただいたところです。来場者の方にはアンケート調査も実施いたしまして、十勝の清水町がニンニクの産地だとは知らなかったとか、あるいは、これからまた十勝清水ニンニクを応援していきますという応援のメッセージというか、そういう意見も多かったところです。

 来年度も、今の段階としては同じ構成メンバーで、また多くの町民、また町外の方に来ていただいて、もっと産地化という部分を広めていきたいというふうには考えていたところなのですけれども、町民も実行委員会に入れてという部分については、ちょっと今、私のほうでは判断できない部分でありますので、事務局会議内に話は持っていきたいと思っております。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 町長、いかがでしょうか。事務局段階では言えないというのは、もう仕方がないことなのですけど、やっぱり、多くの町民に応援してもらいたい、そして、日本が誇るニンニクの産地にしたいという、多分、思いがあるというふうに思っていますけど、町長、ぜひ考えを聞かせていただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 町長。

○町長(阿部一男) 今、事務局長、そういうふうな答えをしましたけれども、今のやりとりだとか経過だとか、いろいろなことを総合的に判断しますと、1人でも多くの人が関心を持ちながらやってもらうのもいいかなと思いますし、企画の部分も含めて、そんな、さらにまた、固まってはいないけど、幅広い知識を持った、みんな、それなりの知見を持った人たちが入っていると思うのですけれども、さらに、いろいろなことの中で、先ほど委員が言ったように、公募までとは言わないというところで、私もそこまではとは思っていますので、幅広い人にちょっと声をかけながら、その中で取り組んでいきたいなと、そんな思いは持っていますので。

 ただ、これは、実行委員会の中でそういう、会長としてそういう提案をしながらやっていきたいなというふうに思います。もう、1回目の実行委員会は終わっていますので、よろしくお願いします。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 今のところはいいです。

 ただ、この予算、今年度の事業予算の中で、これ、参考までにお聞きしたいのですけど、この後に出てくる議案の中で、肉・丼まつりもあるのですけど、肉・丼まつりにおいては、雨天時補償費というものが出ているのですね。

 ただ、にんにく肉まつりは、どちらも雨天決行のはずなのですけど、例えば、これ、やっぱり準備していただいて、結局廃棄してしまうというようなことにならないような対策も必要かなと。また、町内の多くのお店屋さん、または町外のところも出ていますけれども、そういうところのケアというか、今回は大雨の次の日で快晴だったのですごく良かったのですけど、やっぱり、そういうこともイベントとしては考えなければならないかなと思うのですが、それについて、今のところ考え方はどうでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 言われたとおりだと思います。検討していきたいと思います。

○委員(鈴木孝寿) 終わります。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 鈴木委員の質問で足りないところを少し、聞きたいところをもう一回聞きたいと思うのですけど。

 まず、にんにく肉まつり、実行委員会というのが、役員がおられて、その役員の変更というのはないという認識でよろしいですか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 来年度、役場でもそうですけれども、人事異動がない限り、この役職の中で対応していきたいと思っております。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) ちょっと、資料をいただいていて、ちょっと違和感があったのが、要するに、補助金の申請者と受理者、これが同じ名前であるということで、組織と町長だから、問題ないというふうに思われるかもしれませんけれども、例えば、任意の団体ですよね、実行委員会というのは。そこの任意の団体も長が町長で、受け側、もちろん町長なのですけど、これ、詳しく調べたわけではないのですけど、法曹界の方に聞くと、補助金の質にもよるのだけど、それはちょっとふさわしくないのではないかと、疑いを持たれることもあるだろうということで、過去のことはどうでもいいのですけど、来年度に向けて、そこはちょっと考えていったほうがいいかなという気はするのですが、いかがですか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 昨年度、町を挙げてということで、この産地化宣言をするに当たっては、町長に実行委員長になっていただきたいという話がありました。今、高橋委員がおっしゃった部分、ちょっと、こちらのほうでも研究して、その体制については再度協議していきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 今の件についてはおしまいにしまして、あと、地域おこし協力隊のことで、皆さん、今回の私の一般質問、聞いていただけたと思うのですけれども、要するに、私の言いたかったことは、ていのいい臨時職員扱いにしないでねという話をしたのですけど、先ほどの説明からいくと、そこの域を脱していないような気がするし、ましてや、実習してから、その後の仕事等々を計画しているようですけれども、例えば、当然のように土日休みの祝日休みというのが、その方の権利があると思うのですけど、実習期間中、当然、連休中というのは一番農家の方々の忙しい時期であるし、そのときに、当然、私は休みだから行けません、そんな実習というのはあまり聞いたことがない。そこまで考えて計画されたのかどうか、お聞きしたい。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 確かに、連休中、忙しい時期になろうかと思います。その辺につきましては、ちょっと来ていただいた方と、また、受け入れていただける農家さん、そちらのほうともいろいろ協議を詰めていかないといけない部分だと思いますので、今のところは、ちょっとそこまでのことは想定していなかった部分ではありました。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 当然、秋の収穫時期も休みが多くあって、当然のように、そのとき、祝日だから休みますということにはならないと思います。

 それと、町長答弁にもありましたけど、私の一般質問のときに、当然のように、地域おこし協力隊として来てくれる方の意向を、要するに、この分野で協力していきたい、協力隊員になりたいって来られると思うのですけど、要するに、農家の仕事をしに来るわけではなく、地域を興したいと思って来てくださると思うので、その方の意向を酌み取ることも忘れずに、募集をかけて応募していただければと思うのですけれども、その辺をよろしくお願いします。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 地域おこし協力隊の任期につきましては3年間ございます。いろいろと来ていただいた方々は、3年後、4年目に向けてのことも、初年度からというよりも、1年、2年、3年目に、こちらのほうも相談に乗っていろいろ、その人との、まず、その4年以降の部分も話し合っていきたいとは思っております。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 中島委員。

○委員(中島里司) 1点といいますか、別に件数はあれですけど。今のにんにく肉まつり、実施云々ということではなくて、開催にあたって、運営にあたってというのは、今、議論がいろいろされたわけですけれども、私が、昨年、2年かな、行った中では、そんなに人数は増えていないなと思って、現場で見て、若干増えたと、そして、広々としていい会場だったというふうには感じていますけれども。問題は、食べ物ですから、残った残さについてはどういう処分を、各自の出店者に任せていたのか、その辺については何かはっきり見えないのですね。その辺について、残さについて、やはりちょっと、一応、町長である阿部さんという方が実施しているものですから、やはりルールはしっかり守った残さ処理をしなければならないのではないかと、そういうふうに思うのですが、その辺については、今まで残さのことについて議題になったことありますか。

○委員長(奥秋康子) 中島委員、今の質疑はにんにく肉まつりの件についてですよね。

○委員(中島里司) そうです。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 昨年度のにんにくまつりの残さという部分では、売れ行きも好調だったということもあったのかもしれないですけれども、そんなに、そんなにというか、ニンニクについてはございませんでした。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) 私が言っているのは量ではないのです。当然、結果として、今、課長が答えられたように、一定の予定枠は処理できた、消化できたと。そしたら、残さは一切ゼロなのかということなのです。それは結果として、今、お話ししているのであって。もし、そういう状況になったときに、今回も大きく予算が増えているわけですから、規模も大きくなってくるだろうと。それは、私個人的には、せっかく町民のお金を使わせていただいているのだから、これは成功して継続できるようなお祭りになったらいいなと内心は思っています。だからといって、何をやってもいいということではない。その中に小さなことですけれども、この件も商工会でやっている件も、商工のほうでやっている件も、やはり残さについてまで、やはり、ちゃんとそういうものを詰めて、実行委員会でやっていなければ、ということを私はちょっと憂いている。それが長続きする方法だと、町民がみんな喜ぶということになると思います。処理の仕方を間違ったら、必ず町民が、迷惑している部分がありますから、そういうものを含めて、今までそういう協議、売れたからよしではなくて、もしということを、やはり、物事、行事があるときには必ずそういう発想を持って協議していただきたいと思うので、協議の項目の中に一つ入れていただきたいということを申し上げておきたいのですが、いかがでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) この次の事務局会議の中で協議させていただきます。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項4目、畜産業費、139ページから142ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 川上委員。

○委員(川上 均) 140ページ、負担金の18ですね、その中の11、牛乳消費拡大推進連絡協議会の負担金に絡めてなのですけれども、まずは、今の新型コロナウイルスによる清水町の生乳と、それから学校給食に関わる牛乳の部分の、もし影響等がありましたら、今、わかる範囲でお知らせ願いたいと思うのですけれども。

○委員長(奥秋康子) 農林課参事。

○農林課参事(齋藤博章) 今回のコロナの影響で、学乳が余っているというようなことになっているのは、報道で出ているとおりでございます。この牛乳についても、生乳用を現在、農業団体のほうで調整しまして、加工用にチーズや発酵乳等に回しておりまして、生乳の破棄、牛乳の破棄というのはないような状況になってございます。また、生乳用から加工用に回すことによって、酪農家さんの手取りが減少するというような懸念がございましたが、先日、国のほうから、その対策が出まして、加工用に回して減額になる分については補填されるようなことになっておりますので、酪農家さんのほうで、今回のコロナの影響で手取りが減るというようなことにはならないという状況になってございます。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) 生乳から加工用に回るということで、その分単価が下がるということで、国の補填もあるということで、その分安心なのですけれども、この消費拡大推進連絡協議会の中での、特にその牛乳の、今回の影響の中での消費拡大とかは特に考えていらっしゃらないのかどうか、お聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 牛乳消費拡大推進協議会で、農協等の負担の中で運営している協議会ですけれども、農協とは、今のところ、まだ、今回の消費対策という部分での協議は行っていないところでございます。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) 必要であれば協議を行っていただきたいなと思っております。

 続きまして、141ページ、同じく負担金の中の38、酪農人材確保対策事業補助金、これは、雇用対策等の助成ということになっている1,740千円だと思うのですけれども、現状、酪農ヘルパーさん、現在、たしか11名ぐらいだと思ったのですけれども、ちょっとお話を聞きましたら、清水はそんなに条件は悪くないのですけれども、やはり町村で言えば、士幌だとか上士幌、また南十勝だとかの条件のいいところに、やはり行ってしまうと。なかなか人材確保ができない、仲間が増えないという話を聞いております。ここら辺の、やはり酪農・農業のまち清水ということで、人材確保の点ということで、ここら辺の労働条件をもっと良くするような形の補助とか、そういう政策というのは、今後どのように考えられているかをお聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 酪農ヘルパーさんにつきましては、酪農家さんの冠婚葬祭だとか、いろいろな行事という部分で、必ず人数的にも確保していかなければいけないものだと思っております。昨年度から、町としまして、清水町酪農ヘルパー有限責任事業組合のほうに酪農ヘルパーの募集に係る経費あるいは人材育成といった部分での補助金を出しているところでございます。

 今、川上委員がおっしゃった、酪農ヘルパーの処遇というところですが、確かに、清水町より高い給料が支払われているところもあろうかと思いますが、そういった部分でも、町としてもヘルパー組合の事務局のほうとは、その処遇の部分では、ちょっとお話はさせていただいているところでございます。最終的には、酪農ヘルパー組合のほうで決定する事項でございますが、そういうお話だけはさせていただいているところでございます。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) 実際にヘルパーの方に聞いたら、なかなか子供も生まれてやっていく分には、やはり非常に賃金が安くて厳しいという話も聞いております。南十勝みたいに、住宅や何かもきちんと確保しているところもあるみたいですので、酪農の町として、ここら辺のやっぱり、そして、ヘルパーさんがいなくて、小規模の酪農家の方はなかなか休めないという現実も、やはり聞いています。そういう部分の、やはり労働条件を良くしたヘルパー確保に向けて、町長、どのように考えられているか、ちょっとお聞きしたいと思うのですけれど。

○委員長(奥秋康子) 町長。

○町長(阿部一男) そういうことも、今、川上議員が言ったような、特に、よそのところに少し取られるという現象はそんなには、清水は多くはないのですけれども、どうにか回るように確保はできているのですけれども、実は、10年前まで、この酪農ヘルパー、具体的に言えば、ヘルパーの組織に補助金を出していたのですけれども、その後、いろいろなうちの財政難だとか、多分10年前くらいだよね。ちょっと違いはあるかもしれませんけど。そんな中で元年度から復活したのですけれども、ずっと見てみれば、待遇が悪かった。やっぱり、一番は給料の面なのです。待遇が悪いということもありまして、そんな状況の中で、何とか支援をしてくれないかと。基本は、使っている酪農家の人たちが出し合って、その分だけ自分が休めるわけですから、それの対価として、それを出して賄うのが本当なのですけれども、なかなか全部が全部そんなことにはならない。それから、事務の部分もちょっと負担が大変だよということもあって、百七十何万を昨年度から出すようにした経過がありますので、今後も、酪農家の労働力不足の一番のところは、このヘルパーで入り口は少し解決できるのではないかなということもありますので、これには、今まで以上に見守りながら、支援も含めてやっていきたいなという思いは強く持っています。

○委員長(奥秋康子) 川上委員。

○委員(川上 均) 移住定住の話のときにもお話ししたのですけれども、移住定住に、今、総額でいえば約40,000千円近くお金をかけているという部分では、やはり、もうちょっと切実なこの部分にもうちょっと予算をかけてもいいのかなと思っているところです。期待したいと思いますので、これで終わります。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 私もちょっと川上委員と同じところなのですけど、牛乳消費拡大推進連絡会議、端的に言うと、たしか12月に、消費拡大のチラシが入って、要は、牛乳のパックを持ってきたら、抽選ですか、全員ですか、何か抽選だったと思うのですけど、あれ、どのぐらい、年一回だけでしたか。年一回開催でどのぐらい集まってきているのか。また、段々応募する数も少なくなってきているのではないかなという心配もしているのですけど、その辺の大体の概算でいいのですけど、どのぐらいの応募があるか。

○委員長(奥秋康子) 畜産係長。

○農林課畜産係長(渡邊史生) 牛乳消費拡大キャンペーンの申込者数ですけれども、およそ600口から700口の間の口数で応募が来ております。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) そうしたら、それに対する景品、もしくは、それを運営するお金というのは大体どのぐらいなのですか。それは、多分この金額だけではなくて、これ、農協さんも出しているやつですね。どのぐらいの景品を出されているのかなという、大体で構わないです。

○委員長(奥秋康子) 畜産係長。

○農林課畜産係長(渡邊史生) 事業費総額でしたら200千円になっています。そして、景品当たっている方は100名になります。また、200千円のお金なのですけれども、当然負担金だけでは、補助だけではできないので、北海道のホクレン連合会の補助を使いまして、そちらで200千円まで補助で事業運営しております。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 全般的なことをもう一つ関連してお聞きするのですけど、あまりくどくど言ってもしょうがないので、これ、役場職員もしくは、この協議会に関係する農協職員の応募も当然いいのですよね。別に応募はいいけど、例えば、それが課長とか役場農林課の扱いというのは、それはどんなふうにしているのですか。

○委員長(奥秋康子) 畜産係長。

○農林課畜産係長(渡邊史生) 当選の方から役場や農協の職員を外すと、抽選の法律違反になりかねないので、その辺は一律という形で平等に扱っています。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 逆に言えば、農林課の関係者が応募して当たったとしたら、それも多分抽選の違反になると思うのですけど、どうなのですか。

○委員長(奥秋康子) 畜産係長。

○農林課畜産係長(渡邊史生) 抽選で職員が当たった場合、その場合は、気持ちとしてはあるのですけど、違う思いがあるのですけれども、やはり当選した場合は商品を渡すという形になります。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) いや、僕は、それは構わないと思うのです。長く言ってあれなのですけど。ただ、今、牛乳券だからいいのです。もうちょっと、僕は予算を上げて、もっともっといい景品にしたらどうかと思うのですけど、あえて、ここで言うか言わないかずっと迷っていたのですけど、町長、当時の産業振興課長、今でいう農林課長のときに、御家族で1等が当たっているわけですよ。これが、例えば、今、牛乳券だからいいですけど、これ、ディズニーランドの旅だったとして、これ、寺岡課長、当たったらどうしますか。そのままもらいますか。それ、見てどう思います。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

(「いいですか」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子)

阿部町長。

○町長(阿部一男) 農林課長のときではありませんけれども、農林課補佐のときに、この部分を、私は担当をしていませんでした。そして、当たったという話を聞いて、その中で、もう20年ぐらい前だと思います。それを聞いて、抽選に参加していた職員が、農協の職員ですけれども、外すのは変だということもあって、直接関係していませんでしたから、抽選会にも参加していませんし、そういう中で当たって1等、特賞ですか、1等が当たった経過はございます。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) それは事実としてわかりました。

 ただ、やはり役場もしくは役場第三者機関、例えば農協さんとか商工会とタイアップしているところに、今回は牛乳券だからいいのですけど、やっぱり誤解を生むようなことだけはしてほしくないなと。間違いなく誤解を生むのです、1等が当たると。でも、今1等ではない、1等も2等もないでしょうから。

 ただ、先ほど川上委員もおっしゃったように、この牛乳の分については大変、今、苦しくなっていくだろうと。やっぱり牛乳、十勝というか、全道、全国的にもう非常に優秀な酪農地帯でありますから、もうちょっと、これに予算を付けてもいいのではないかなというふうに思っているのですけど。そして、景品をどうのこうのとか言うわけではないですけど、もうちょっと盛り上がるようなやり方を今後考えていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 十分、農協と協議して進めてまいりたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 先ほどの景品の関係の法律の部分ですね。やっぱり、僕は受けないように、今ほとんどの景品のやつというのは、関係者は当たらないことになっているのです。

 ただ、牛乳券に関しては、やっぱり役場職員の御家族にも協力してもらわなければならないし、農協職員の御家族だけでもすごい数になりますので、関係者といったらあれなので。誤解のないように言いたいのですけど、それはやってほしいなと思います。

 ただ、やっぱり1位から何位まであるときは、やっぱり、これ、御遠慮したほうが、僕はよろしいかなと思いますので、その辺、あと景品法の関係、もう一度、今の流れは、関係者は、本当に関係者をどのぐらいに絞るかということをまず考えていただきながら運用してほしいと思います。

○委員長(奥秋康子) 畜産係長。

○農林課畜産係長(渡邊史生) 十分検討して進めていきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項5目、牧場費、142ページから146ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) 145ページの原材料費、措置用肥料とかいろいろあると思うのですけど、僕も何年か前に、議員をやっていたときに、しみず有機をいっぱい使ってくださいというような話をした経緯があったのですけど、しみず有機を使っていると、今、この何年かで結構やっているというお話を聞いています。状況的には、もちろん、そればかりやったって結果は出ないでしょうけど、今のところどういうふうな感じなのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

○牧場長(水野秀明) ただいまの御質問のしみず有機の関係の使用状況なのですけれども、実際、しみず有機を牧場の草地に、500キロのパック数にして303パック使っております。ヘクタール当たり1パック使っていますので、303ヘクタールに対して使っているということになります。その散布している状況でございますけれども、散布している場所には、しみず有機だけでは、やはり遅効性の、即効性のない肥料でございますので、化学肥料、BB肥料、あるいは硫安を混ぜて使っております。

 その状況は、決して悪いものではないと感じております。実際、収量等の調査はしてございませんけれども、見た目的にも、あるいは、牛の状態的にも悪い部分ではないと思います。

○委員長(奥秋康子) 鈴木委員。

○委員(鈴木孝寿) ぜひ、僕は悪いものだとは思っていないので、これをできるだけ、やっぱり農協さんとタイアップしながら、タイアップと言うのかな、買い取るからタイアップもあれもないのでしょうけど、これがいろいろ売れていく、実績をつくったことによって、それが引き合いできれば、また、清水の畜産の発展にもつながるのかなというふうに思っていますので、ぜひぜひ、それはもっともっと進めていっていただきたいなと思いますが。

 以上です。

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

○牧場長(水野秀明) ありがとうございます。しみず有機の使用については、農協さんのほうと協議しながら、一応、今年度までそういった形で2年間同じ場所で、その303パックを使うという形で話を進めてやってきているわけですので、次年度以降に関しては、まだ、とりあえずは決まってはいないのですね。その後も、我々のほうとしてもしみず有機、そういった形でいい感触は得ていますので、今後、話を進めながら使用を継続できればいいかなとも考えております。

○委員(鈴木孝寿) 以上です。終わります。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 口田委員。

○委員(口田邦男) ちょっと聞きたいのだけれども。御影のある農場にサイレージを蓄積して、最近運んだのは牧場なのでしょ。違いますか、牧場、関係ありませんか。間違えていたら失礼します。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 牧場長。

○牧場長(水野秀明) いえ、清水町営牧場とは関係ないかと思います。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) わかりました。ついでですので、もう一点だけ。牧場の管理用車両、これはどういったものですか。ちょっと説明をお願いします。

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

○牧場長(水野秀明) 令和2年度で、牧場管理用車両、備品購入費の中で予算計上しております。この内訳としましては、トラクターの更新が1台、そして牧場管理用のトラック、これは牧場の草地の中を走ることのできるような車高の高いものでございます、それが1台。そして、もう一台が軽トラックです。これを全て、現在もあるのですけれども、経年劣化等によって更新を考えています。

 以上です。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) わかりました。いずれにいたしましても、最近ちょっと、牧場の車両とかいろいろな面でちょっと投資が多過ぎるのではないかという気がしますが、それ、仕方ないかもしれませんけど、そういう予感がします。そう思いませんか。

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

○牧場長(水野秀明) 確かに、おっしゃるとおり、ここ近年、更新の車両が数多くあったり、あるいは施設の補修・改善が、いかんせん所持している車両あるいは施設が古くなってきたりしておりますので、今もピークなのですけれども、ここ数年に関しては、そういった対策が、更新等の対策が必要かなと思っております。これが一巡した折りには、それほどたくさんの更新する機械というのはないのですけれども、いかんせん20年、30年とか使っている機械がございますので、それが一巡するまではそういった形で御理解いただければと考えております。

○委員(口田邦男) 終わります。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) これで質疑を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) ここで休憩をします。 

○委員長(奥秋康子) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) 第6款1項6目、土地改良事業費、146ページから149ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項7目、農業用水管理費、149ページから151ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項8目、農地移動適正化斡旋事業費、151ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款2項1目、林業振興費、151ページから154ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款2項2目、町有林整備費、154ページ、155ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款2項3目森林整備事業費、155ページの審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、農林業費の審査を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317