○委員長(奥秋康子) これより、第9款消防費、177ページから179ページまでの審査を行います。
担当課長に申し上げます。予算の中で、特に説明を要する点があれば説明願います。
総務課参事。
○総務課参事(城 俊正) 総務課参事消防署長の城です。よろしくお願いいたします。
消防費につきまして、目ごとに前年度と比較して主な増減理由の説明をさせていただきます。
予算書177ページをお開きください。
1項1目消防負担金ですが、48,406千円の減額であります。消防負担金は、とかち広域消防事務組合の消防局費並びに指令センター費などの共通経費と、清水消防諸費及び職員費の個別経費からなっており、主な減額の要因は、個別経費としての職員費の減額であります。
先日の一般質問を受け、説明させていただきましたが、従来から清水町が福祉事業として実施しております緊急通報システムの消防署受信体制が、令和2年度より一定要件のもと、とかち広域消防局指令センター119番回線に接続変更を予定しております。
この関係で、体制上の職員数に変更が伴うことになり、令和元年度末、定年退職者を含め、前年度当初予算比較で職員数4名の減となることによるものであります。
続きまして、1項2目消防団費でありますが、3,398千円の減額であります。主な要因といたしまして、完了した2つの事業があります。1つ目は、御影消防団が昨年7月、令和元年度北海道消防操法訓練大会出場に要した経費、それと2つ目に、消防団員の新基準活動服更新事業が、それぞれ事業完了したことにより、合わせて5,338千円が減額となっております。
また、新規計上予算といたしまして、179ページになりますが、18節負担金、補助及び交付金310千円の御影消防団創立100周年記念補助金1,357千円であります。御影消防団は公設組織として大正9年4月、サネンコロ消防組として認可を受けて以来、令和2年度に創立100周年を迎えます。節目として先人の功績をたたえるとともに、これまでの歩みを振り返り、また、さらなる消防の発展と消防団存在意義の確認、また町民の防火意識の高揚を図ることを目的に、記念事業を開催する経費として予算計上させていただいております。
なお、消防団幹部と消防後援会で実行委員会を組織し、11月15日日曜日に記念事業を開催する予定であります。
次に、1項3目消防施設費、14節工事請負費でありますが、本年度予算額2,134千円で、前年比27,838千円の減額となっております。
10番、消火栓設置工事として、清水地区の消防水利不足地域に1基の消火栓新設を計画し、予算計上しております。
また、減額の要因ですが、ペケレベツ川からの導水管老朽化対策を目的とした防火用水路布設替工事が終了したことにより、23,048千円が減額となっております。
以上、所管する消防費について、主な増減理由を説明させていただきました。御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○委員長(奥秋康子) これから、順次質疑に入ります。
第9款1項1目消防負担金、177ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。
○委員長(奥秋康子) 次に、第9款1項2目消防団費、177ページから179ページの審査を行います。
質疑ありませんか。
口田委員。
○委員(口田邦男) ちょっと1点だけお聞かせ願いたいのですけれども、179ページの消防団互助会活動交付金となっておりますけれども、この中身について、一つ、お知らせ願いたいと思います。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(大谷 武) 大谷と申します。よろしくお願いします。
消防団互助会の概要及び交付金の使途について、説明させていただきます。
清水消防団、御影消防団、両団に消防団の互助会があり、相互扶助精神のもと、消防団活動への意欲向上に資する目的とし、入団者に対し互助会の趣旨を説明し、全団員が入会しております。
活動経費ですけれども、個人負担120千円、それと公費から、これは入団数により仕分けがありまして、清水消防団にあっては514千円、御影消防団にあっては314千円の支給を受けております。
○委員長(奥秋康子) 口田委員。
○委員(口田邦男) 金額的にはともかく、中身ですけれども、研修費になるのですか。
○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。
○総務課長補佐(大谷 武) 活動経費ですけれども、互助会の親睦経費については、個人負担の経費及びその他負担金については公費の賄いとなっております。
中身ですけれども、活動経費なのですけれども、消防協会が運営、北海道消防協会が窓口になっています福祉共済等に、保険ですけれども、加入しております。
あとは、北海道消防協会が発行する消防新聞の定期購読料及び消防演習及び消防出初式の活動経費として支出しております。
○委員長(奥秋康子) 口田委員。
○委員(口田邦男) 使い道はともかく、互助会というのがやっぱり個人からも負担金をもらってやっている、それから公費も入っての会計になっているようなのですよ。そうすると、互助会というのは、ややもすると飲み食いに使う団体だなというふうに疑われやすい。それで、必要なものは項目を設けて、研修費なら研修費という項目でボンと落としたほうがいいのではないかというふうに思うのですけど、いかがなものですか。
○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(城 俊正) 互助会、清水、御影消防団、両団とも同様に、消防団員本人から年会費というのは12千円徴収しています。公費から交付金という形で1人当たり、現在、1人割にすると9,700円程度の交付金を受けています。
使途の区分につきましては、基本、飲食経費につきましては、消防団員個人の年間の12千円を負担している中でやりくりをしています。公費の交付金につきましては、消防団員の参加する研修費用ですとか、福利厚生といって、先ほどちょっと北海道消防協会の話が出ていましたけれども、毎月、北海道消防新聞というものが発行されています。これの購読料ですとか、消防団員だけを対象にする保険制度みたいなものがあります。それに、これも消防協会主催の、消防団員を対象とする保険なのですけれども、そういうものに対しての掛け金の部分という分け方を大まかにしています。
○委員長(奥秋康子) 口田委員。
○委員(口田邦男) 十分使い道等については把握しておりますし、わかっております。でも、見た段階、ぱっと見たときに互助会といって、飲み食いの団体かというふうに思われやすい。それよりも、明確に研修費なら研修費というふうに落としたほうがいいのでないか。そのほうがやっぱり、見た目で、ああ、これはやっぱり違うとなるけれども、紛らわしい会計処理も、そんなふうに分けたほうがいいのではないかと思うのだけれども、どうですか。
○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。
総務課参事。
○総務課参事(城 俊正) すみません。先ほどお答えした中で、交付金の1人当たりの金額を9,700円という話をしましたけれども、そこからまだ下がっていまして、8,725円というのが1人頭の単価になっています。
それと、今、委員からの御指摘の部分ですけれども、交付金ではなくて、実際に必要とされる用途の節に予算を組んだらどうかという趣旨かと思います。その辺については、役場のほうでも補助、交付金、出している団体というのはいろいろあると思います。そういう御意見があったということに対して、今後検討させていただきたいと思います。
○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。
○委員長(奥秋康子) 次に、第9款1項3目消防施設費、179ページの審査を行います。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。
これで、消防費の審査を終わります。