令和2年第3回臨時会会議録(5月22日_日程第4)

○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。

 町長から行政報告の申し出がありました。

 これを許可します。

 町長。

○町長(阿部一男) 新型コロナウイルス感染症に関する対策についての行政報告をいたします。

 新型コロナウイルス感染症につきましては、感染拡大防止と地域経済、町民生活の支援のため、毎週対策本部会議を開催し町民への情報提供など順次進めておりますが、現在の状況についてご報告申し上げます。
 国民一人当たり10 万円を支給する特別定額給付金につきましては、本町で4,696世帯が交付対象となり、マイナンバーカードを使ったオンライン申請は5月1日から受付し、これまでに46件の申請があり、14日から順次給付を開始しております。
 郵送による申請は14日から受付を開始し、21 日現在3,450件、申請率として74.4パーセントとなっており、昨日から指定口座等への給付を開始したところであります。
 子育て世帯へ児童一人当たり1万円を支給する子育て世帯臨時特別給付金につきましては、すでに対象世帯へ通知し、6月中旬に給付する予定となっております。
 町内における積極的な個人消費の喚起を行うためのプレミアム率50%とした商品券事業(うきうき商品券事業) は、商工会で取り組みを進め、5月14日に新聞折り込み等で購入申し込み用のはがき付きチラシを配布したところです。なお、購入の際には3密(密閉・密集・密接) を避けるため、引換の日時を指定した上で5月30日より販売を開始します。
 事業収入の減少等による資金繰りを支援する中小企業近代化資金の貸付特例は、融資総枠を2億円として、運転資金及び設備資金の保証料及び利息の全額を町が負担することとしており、これまでに14件、7,580万円の申し込みがあったところであります。
 また、飲食業やサービス業など大きく売り上げが落ち込んでいる中小商工事業者への支援として、給付金を交付することとしました。この後、補正予算の提案をさせていただきますので、ご審議いただきますようお願い申し上げます。
 なお、公共施設につきましては、パークゴルフ場など野外施設の一部を再開したところでありますが、他の施設についても感染状況等を注視しながら、予防策を講じたうえで使用再開やイベント等の開催判断をしてまいります。さらに、今後におきましても、地域経済への支援策等について引き続き、検討してまいる所存であります。
 以上、新型コロナウイルス感染症に関する対策についての行政報告とします。

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。

 質疑ありますか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 補正予算の中で質疑すればいいのかなと思いましたけれども、このタイミングで、行政報告の後ろのページに出てきましたので、ちょっとお伺いをしたいのですけれども、パークゴルフ場の再開については多くの町民というか、パークゴルフをやられる町民については、すごく歓迎するところだと思いますし、それに対して批判することは全くございません。

 ただし、昨日とかその前のときにも実は、地域住民の方から直接お話がありまして、これは、しようがない話なのです。近隣町村からやっぱり多くの方が来られているというのはもう、事実みたいなのです。僕もそれを町民限定にしているとは思うのですけど、来るなとは言いづらいというか、難しいだろうな。ただし、やはり3密と言われているところを、やはりこれは、解消できていない状況があると、それを地域住民の方が非常に、特に言い方は変ですけれども、自粛要請等々でまじめにやられている方が特に、すごく気になってしようがないという部分が一つあります。

 それとともに、逆に高校生、中学生との話をしたときに、なぜこの年配層の方がやられるパークゴルフ場はOKで、それ以外の、部活動もできないという、体育館も開いていない、部活もできない、グラウンド、野球場なり、どこどこも使えない、これは何の違いがあるのでしょうかと言われたときに、私、答えに窮してしまいました。これの明確な線引きを、当然、このパークゴルフ場を開設したときにあると思いますので、ぜひ、町民にわかりやすく説明をしていただければと思いますが、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) パークゴルフ場を含めて野外施設の開放といいますか、オープンにあたっては私も相当悩んだところでありますけれども、教育の部分と子供たちの部分との違いということで非常にそのことも含めて悩んだところであります。先ほど言いましたように。

 ただ、このコロナウイルスによる命の部分の、感染したときのリスク、それが今まで非常にクローズアップ、当たり前ですけれども、されたような中で、自粛ということで、施設等の閉鎖等もしてきたところでありますけれども、十勝全体の感染状況だとか、もちろん北海道の札幌は特別として、そういうような状況を、しばらくの間発生がないだとか、そういうような状況を加味した中で、一方、閉じこもっている高齢者の、家にいる体力の低下だとか、認知症も含めた健康の備えだとか、そういったことも含めた中で、どちらが天秤、そういったこともやっぱり大分ストレスがたまってきている、健康を害している、そういうようなことも実際に起きているというようなことの総体的な判断の中で、それからまた、高齢者のパークゴルフ協会の方々からの申し出だとか、そういったこともありまして、3密をしっかりと保った中で、そういうパークのルール等も含めた中で、ちゃんとそういうルールにのっとった中で、3密の部分も含めて、しっかり注意しながらやりたいという申し出を受けたのもありますので、私としてはパークゴルフについては16日から、それから一般のほかの施設の屋外の施設の開放については、その次の日の18日から開放というようなことで判断をした経過があります。

 どちらにしても、学校教育とのいろいろなことがありますけれども、そんな高齢者の、先ほども言ったように体力の低下だとか、それから、健康を阻害するということの解消も含めて、自分としてはいろいろな経過の中で判断をしてきたところでありまして、こんな結果になっているところであります。

 その後私も、それから職員も巡回をしてパークゴルフ場をちょっと見て来てあれしましたけれども、ずっと張りついているわけではありませんけれども、確かに密の、皆さん、私が行ったとき等につきましては、ちゃんとルールにのっとって、3密を避けた中で、小さなグループの中で、しかもあまり密接にならないような、そんな我々が示している状況をしっかりと守ってもらっている中でパークゴルフをしていたなと、そんな状況も判断した中で、開放してそういう面では良かったなという思いを持ちながら、今現在、ここに至っているところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今のパークゴルフ場に関しましては、やはり僕も年配の方々とか健康のために何かで外に出るべきだと思っていますし、そのほうが絶対いいと思っているのです。

 ただやっぱり、私のところに電話が何件も来ているのであれなのですけど、他町村から来られている方を排除しろとは言いません。議会の場で黙殺しろとか黙認しろとかも、それは言えないのですが、やはり何かそれを、非常に嫌がられる町民がいらっしゃるということを踏まえて、適切な管理状況をつくってほしいなという要望を1つ申し上げたいと思います。

 また、今の段階では初めてのことですので、感染症対策というのは、ほとんどやったことがないことをこれからやっていくわけで、とは言いながら、今後何か起きたときに、例えば、町内もしくは管内に発生した場合にどういう対応をしていくのか。多分そういうものというのは、今の町長の説明の中では、そのときそのときによって判断するという形になってそうなのですけど、現実的にこういう場合にここは閉鎖する、こういうふうにしていくというような、例えば、マニュアル的なものは作られたのか、作っていないのか、そこだけ最後は確認させていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 具体的なマニュアル化はしておりませんけれども、パークゴルフ協会の御影と清水の方とのお話の中ではやはり、管内に発生した、あるいは近隣町村に発生した、もちろん町内に発生した場合については閉鎖だということも含めて対応を取らせていただく場合もあるということの中で、理解をいただいた中で、やってきているところでありますけれども、同じ出たにしてもやっぱり近隣だとか、そういったところの十勝管内の広い遠いところだとか、そういうことも含めて、今どこに出ているのかわからないような状況にはなっておりますけれども、そんなことも総合的に考慮しながら、そういった部分については判断をしていきたいなというふうに思っているところで、出た場合については即時、そういう対応に踏み切りたい。ただ、先ほど言ったように、その出た状況の中でもいろいろな場面があるので、それらを判断しながら対応していきたいという思いを持っているところでございます。

 また、さっきの、適切な管理ということであれしましたけど、他町村から来る人を拒絶するな、排除するなということでありましたけれども、そんなことも含めた中で、巡回をした中で、万が一いたとしたら、その人たちについてもしっかりと3密を守っていただきながらするような、適宜、職員が巡回しながら、そんな措置を取りながら進めてまいりたいと、そんなように思っているところでございます。

 それから、先ほど、他の屋外施設について、週を明けた18日からと言いましたけれども、今度の23日から、明日から、他の施設については開放する予定でありますので、その辺について先ほどの答弁を訂正させていただきます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 先ほどちょっと私の発言がおかしかったのか、他町村を排除するなというわけではないのです。地域の人は来てほしくないという人が多かったのですが、皆さんも現実的には芽室、帯広、音更、幕別、あそこは一体となって中止というかやめていますので、そういうところから来るなと言ったって来るわけです。でも、一応、体面上は町民限定ですからということの上で、清水の人と一緒に周るとき等々は最低限のルールを守ってやってくれさえすれば無料で開放している部分ですし、いろいろあるとは思うのですが、町長から排除するなというお話があったので、四角四面にする必要はないだろうとは思いつつも、当然、町内限定という形で、協力をいただくということで、今後とも管理をしていただきたいということで、町長の発言を受けての訂正ということでよろしくお願いします。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 基本は町内限定でということで、改めてそんな場面も含めて周知をしながら、今後そのパークゴルフの町の開放、あるいはほかのスポーツの開放も含めて進めてまいりたいと思いますので、その辺についても御理解をいただきたいなと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 鈴木議員の関連になることですけれども、パークゴルフの関係でございますけれども、パークゴルフ場の再開については、私は反対するものではございません。実は今朝、あそこを通って来たのです。体育館前のパークゴルフ場のところを通って来たの、私ね。えらい人がおったのだわ。すごい人なのだわ。これはやばいなと感じました。そこで実際どういう話し合いになっているのか、予防策はちゃんとできているのか、そこら辺をちょっと聞きたいなと思って質疑をしているのだけれども、大丈夫ですか。実態を把握しているのですか。ひどい人だよ。町長はさっき大したことがないようなことを言っていたけど現実は違う。今行ってみたらわかるかもしれないけど、実態はそうなのですよ。そこで町長の考え方というか、大丈夫だと言われればそれまでだけれども、どうですか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) パークゴルフについてはお年寄りの方の利用が多いということもありまして、朝早くだとか、そういったことも含めて、全部が全部うちらで、どのような利用状況になっているかというのは、監督といいますか、承知できない部分がありますけれども、いずれにしても、そんな部分も含めてもう一度ちゃんとした、打ち合わせをしたルールをしっかりと守っていただきながら進めるよう、もう一度協会等に申し入れをしたいと思いますので、その辺についてもよろしくお願いしたいと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) パークゴルフの開放に関連する質疑ですけれども、屋外の関係はこれから23日、明日から一部、どの程度あれするのか知らないけど、これは町長、単発でやるべきことではない。

 このコロナの今後の先読みというのは誰もできるものではないのですけれども、ただお互いに、感染予防という部分で注意を払いながら、今、住民というか国全体、世界全体でも取り組んでいるわけですから。

 その辺はそれとして、我が町として、町長自ら、パークゴルフは、僕はちょっと引っかかるのです。代表者が来たから受け答えしたというふうに聞こえたので。

 全体として町長が今言ったようなお年寄りというか、パークゴルフは屋外で広々としたところでやるから密の危険性は少ないだろうという読みで決められたように聞こえた。そのとおりだと思うのですが、ただ、そのときに団体から来たからではなくて、町全体を見たときにそういう可能性があるものについては、先読みはできませんけれども、開放の時期的なものの見通しというのはある程度、私は示していいのではないかと。何月何日とは言えないと思いますが、今の話だと、明日ではなくて、次のことは下旬に向けてとか、次のものはどの程度のものとか、そういうものをやっぱり徹底して、町全体として、逆に言うと、今出ていましたけれども、子供たち云々という問題、これは対比するものではないかもしれない。だけど私は、一番時間の潰し方がわからない、自らできないのは子供です、自宅にいたら。お年寄りはというか、私もその一人ですけど、自分で時間の潰す方法は考えられます。ただ、好きなことをやれないということはストレスとして残るかもしれないけど、だけど私は、一番大人が示してやらなければならないのは子供だと思っています。ただ、それで今、団体が来たからお年寄りはではなくて、やっぱり町全体として町長、いま一度、各課長方と相談して何を開放するではなくて、どう取り組んでいったら開放できるかという議論を改めてしていただきたい。そういう思いがあるのですが、いかがなものでしょうか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) パークゴルフについては、団体が来たからかということなのですけれども、それはどちらが先かということになると、いろいろな経過がありますけれども、私としてもそのときにお答えした、質疑の趣旨ではないのですけれども、ちょっとだけ説明させていただきますと、そうやって私も、もう、さっき言ったバランス、家に閉じこもって体力低下だとかそんなバランスからいって、もうちょうどいい時期かなという思いを持っていたときに、たまたま、それは皆さんにもお話をしましたけど、そんなのとちょうどあれしたところもありまして、もう何とかしてほしいというところもありまして、そんなので意見も一致したし、そのときに、いろいろなそういう思いとの約束ができて、しっかりとそれだけは守ってあれしてくださいということの中でできた経過があって、来たからではなくて、そういう思いを持ちながら、もういい時期かなという思いをもって進めて、たまたま一致したということでございます。

 さらにまた質疑の趣旨でいきますと、本当に単発的にやる部分ではなかったのですけれども、パークゴルフ場だけを最初に開放したわけでございますけれども、そのほかの部分については、例えば、ほかの野球場だとか、それから運動公園、それらについても開放というところで言っていたのですけれども、なかなか準備が整わなかったと。パークゴルフ場については4月の末に一時開放に向かって準備を進めていたので、それなりの準備ができていたし、そんな部分もあって、そのほかの屋外のスポーツについては準備もあって、ちょうど1週間ぐらい延びちゃったという経過があります。

 ただ、どちらにいたしましても、今後本当に、なかなか決められない部分があるのですけれども、今度は屋内施設をどうするかだとか、そういうところが国だとか北海道だとか、そういうような状況も含めて同一の歩調をとらなければならない場合もありますし、もちろん最終的には町有施設でありますから、町長の私の判断のところに委ねられている部分は多いのですけれども、そんなことも含めた中でできるだけ早くそういうのは、このくらいからオープンするだとか、段取り、準備もありますので、内部で十分に検討した上で、このぐらいからというような判断はなるべく早くして、皆さんにこういう準備ができるような、いつぐらいから使えるようになるのかなとか、そういう部分については先ほど言いましたようにできるだけ段取りよく進めていこうと、そんな思いは強く持っているところでございます。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 町長、今のお話、手順としてそういうことになるのでしょうけど、これから順次ほかのものも、これは本当にいつ開放しますというのは難しいと思います。難しいけどこれは、判断するのは町長しかいないということです。そこで、決定してから町長が見に行くのではなくて、実際に現状を、それぞれ責任ある人たちが担当しているわけですから、現状を踏まえて、そしたらそのときに町長が、先に「オープンするぞ」ではなくて、担当課からぼちぼちその辺を、何回か会議が開かれているようですけれども、それぞれやっぱり町民から聞くことも大事ですけれども、まずはお膝元にいる担当課から聴取をして、判断の材料にしていただきたい。町民から聞いたからと言うとどうしても偏ってしまう部分が出てきますから、全体の中の話を職員から聴取をして、ぼつぼつ準備、いつとは言わないまでも、開放のための準備はどうかと。そういう投げかけというのは会議の中で、町長から意思表示を全部するのではなくて、そちらから拾っていただくというのも一つの手法かなと思いますので、ぜひ投げかけるのですけど、事情というのをもうちょっと先に知っていただきたい。ということは、何日でした、ピンポーンとなって16日から開放していますといったときに、今、鈴木議員や口田議員が言ったように、当然あり得るのです。帯広圏は開放しないと言っているのでしょう。何か聞いたら、今月いっぱいはまずあり得ないような情報を得ています。そうしたら、当然、来るのは当たり前です。よその町の人が来る、来ないなんていう議論をここでするのはおかしいのです。来て当たり前なのです。ましてや屋外施設ですから、みんな同じなのです。町長が言ったパークゴルフの愛好家が何とか早くと言っているのと同じで、ああいう人たち、何かすごく情報が今早くて、聞き取ったらすぐ動きます。だから、そういう部分では、地元の人には、町長が言った3密については、注意を促すことはできる。町外の人にはできない。だからそういう部分の手立てというのは事前にやはり看板なり何なり、だめだとかいいとかではなくて、やはりそういう注意を促す、喚起するという手立てというのは本来、事前にして開放していくべきではないかなと。

 そういうことで、町長、ちょっとあれしましたけれども、元に戻りますけれども、やっぱり担当課長から現状を先に聞き取って、そして判断して上からどっと落とすことも大事ですけれども、場合によったらここは広範囲ですから、町全体のことですから、いろいろな情報を捉えていただければと、そして判断を、何日とは言わないで希望を持たせてください。その愛好家の方々、いろいろな競技も含めて、ああ、今の状況なら町としたらいつ頃開放してもらえるのだなと、そういう希望を持ってもらえるような発信をお願いしたいと思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) いろいろな経過の中で、町民ばかりでなく職員からというのは、行政報告にもお書きしましたように、多分うちが一番多く、ちょっとよそのことははっきりわからないですけれども、フェイスブック等でほかの町長のいろいろなあれを見たりなんかしますと、うちが一番この会議をやっているのかなという、会議の回数が多ければいいというものではありませんけれども、そんな中で、当然職員からたくさんの意見をもらいながら、そんな会議の中でこれはどうすると最後は決めていったりして、でもせっかく決めたことがまた、北海道から来たやつの中で、こういうふうにしようと決めたわけではないですけど、また北海道からこういう厳しい通達が来ただとか国から来ただとか、そんなことで、もうちょっと我慢するだとか、開放を我慢するかだとか、そんなような、いろいろな押し問答をしながら今までもやってきているところでございますので、今後についてもなお一層、今、議員の言われたようなことも含めて、いろいろな多方面からの意見を参考にしながら、もちろん私1人で決めていくわけではありませんので、そんなことも含めながら、これらのコロナウイルスの感染症対策については進めていきたいというふうに思っているところでありまして、経済の情勢などもやっぱりそのとおりで、今後についても、その部分も含めて状況を注視しながら、いろいろなものの中で判断しながらできるだけ早めに、決めた中でもさらにまた早めに、いろいろな事務が進めるような、そんなことも頭に入れて調整を進めてまいりたいとそんなふうに思っているところでございます。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 議長からお叱りを受けるかもしれないですけど、今、町長から報告、いろいろ今後のこともお話を伺ったところですけれども、教育委員会の動きというのは全く私たち見えていないのです。子供たちに関すること。これは行政報告がないので質疑の対象にならないわけですけれども、だから、議長のほうから御指示があれば別ですけど、本来、今言った子供たちの状況というのは、父兄はわかりますよ、どんな状況か。多分、町民の方、今、子供たち、小さい子も含めて1日置きぐらいに奇数と偶数と分けているようだけど、子供たちが行動している姿が町民の方は理解していないのです。極端に言えば少ないなと。結局そうでしょう、半分にしているのだから。そういうときに町民の方が、いろいろな安全面も含めて、やはり理解していただくという部分からいったら、本来、何らかの形で周知する必要がある、文書だけではないです。というのは、この議会の、この中のことも中継されているわけですから、そういう中でこういう議論が町民の方に伝わって、その学校、子供たちに対する理解をまた改めていただくというのも一つの手法だと思いますので、こういう機会に何らかの、今こういう方針でいっていますということがあってもよかったのかなというふうに思うのですが、これは書いていない外であれば、私のこの質疑は取り消しても構いません。議長の采配にお任せし、もし何らかの方針があるとすればお答えいただければと、これは議長の采配にお任せいたします。

○議長(加来良明) 子育て支援に対する質疑ということで、教育長、答弁あれば答弁をお願いいたします。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 学校の休業につきましては、今現在、5月11日から5月31日まで臨時休業という形をとってございます。その中で道教委からの通知もございまして、子供たちの通常の授業への再開の準備という形で5月18日から分散登校という形をとってございます。それが今月いっぱい分散登校という形です。先ほど中島議員からもお話がございましたように、毎日ではございませんで、小学校1年生、6年生、中学校3年生については週3回、それからその他の学年については週2回、4時間授業ということで、午前中に授業をして給食を食べて下校するという形をとってございます。その給食に関しましては簡易給食というか、なかなか通常のメニューを用意するところまではできなかったのですけれども、なるべく近い形でお子さん方の昼食の確保もしながら分散登校しているという状況でございます。

 学校のほうでは密にならないように、人数の多いクラスについてはクラスを分けるとか、あとは広い特別教室等を利用してやるようにという形でやってございます。なかなか町民への周知ということで今言われたわけでございますけれども、学校を通じて保護者のほうには、今、学校のほうから一斉メール配信とか、そういう形もございますので、できるだけ早く、保護者の戸惑いもないような形で、決定次第すぐ通知をして、御家庭にも対応していただけるように努めているところでございます。

 それから、今後につきましてもこれから、例えば、夏季休業を短くして授業時数を確保する必要性が出てくると思います。それにつきましてもできるだけ早めに決定して、保護者へお知らせして、十分な対応をとっていただけるように努めてまいりたいと思います。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑はありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ちょっと今回、公共施設の関係のパークゴルフ場の開設だとか、いろいろなお話を今聞かせていただいたのですけど、町長のお話によるとそろそろ開設してもいいかなというような感じでパークゴルフ場も開設になったということでしょうけれども、やはり僕が今聞いていて、きちんとしたある程度の基準というのを作らないとだめなのかなと、俗に言うBCP──事業の継続化計画、こういうものをつくっている町村もほかにはあると聞いています。そういったものをきちんとつくりながら、例えば、今回は公共施設の開放ですけれども、例えば、役場庁舎内で、1階で職員が感染したとか、そういうときに2階をどうする、ほかをどうするとか、そういうきめ細かな予想されることに対する対応というのをある程度はつくっておいたほうがスムーズにいくのかなと思うのですけれども、その辺についてちょっとお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 一応、防災計画のほうで災害があったときの業務継続計画については策定しておりますので、今後、コロナウイルス等のこういった状況においても対応できるような形で、その辺を参考にしながら、策定については検討してまいりたいと思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 災害計画のほうは承知しております。ぜひ、今回のコロナ対策につきましても、今後、多分また、終息しないで継続になると思いますので、計画のほうをぜひ積極的に推進していただきたいと思います。

○議長(加来良明) 質疑をお願いいたします。

○2番(川上 均) 改めてもう一度お聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 今、議員のおっしゃられたとおり、こういったコロナウイルス等に対応できるような形で計画について検討してまいりたいと思っております。

○議長(加来良明) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これで行政報告は終わりました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317