令和2年第4回定例会会議録(6月15日_日程第1_一般質問 鈴木孝寿議員)

○議長(桜井崇裕) 日程第1、一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 5番、鈴木孝寿でございます。

 議長の発言許可をいただきましたので、一般質問に入らせていただいております。

 通告につきましては、大項目2つ、それぞれ小項目がございますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 まず初めに、新型コロナウイルス感染症における本町の対策についてお尋ねをいたします。

 新型コロナウイルス感染症の発生に伴い、本町の日々の状況は一変し、これは、去年とか一昨年から比べると本当に一変した状況があります。また、これからもこの状況が今までとは大きく変わると思われています。現在、政府が掲げる新しい生活様式の実践例等が示されておりますが、それらを受けて、またこれまでの清水町を考えた上で、本町が今後取り組んでいくコロナウイルスの対策についてお伺いをさせていただきます。

 まず、1点目、新型コロナウイルス感染症が町内に発生したことを想定した医療・福祉施設及び教育施設の今現在の準備状況についてお伺いをいたします。

 2点目、町内で影響を受けた事業者に対する支援対象の基準と考え方についてお伺いをさせていただきます。

 3点目、今後予算執行できない、または十分に効果が発揮できない事業予算の今後の考え方についてもお伺いをさせていただきます。

 4点目、役場内のコロナ対策の今後についてお話を伺っていきます。

 大項目2つ、3月議会における質問、質疑事項のその後の対応についてお聞きします。3月に開催されました定例議会内における質問、質疑事項等の改善や是正の結果報告はいまだにございません。この中で明らかになった下記の件についてその取扱いをお伺いいたします。

 1点目、ふるさと納税活性化業務の担当課と委託業者との関係性についてお伺いします。

 2点目、予算審査特別委員会での教育長答弁の責務の在り方と今後の考え方についてお伺いをさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、私のほうから鈴木議員に対する御質問の答弁を申し上げます。

 なお、大項目1の(1)福祉施設と教育施設というのがありますので、教育施設については教育長のほうから後ほど、ほかの質問と一緒に答えさせていただきます。

 まず、1点目、新型コロナウイルス感染症における本町の対策の小項目1でございますけれども、医療機関における感染者の発生に備えた体制整備については、厚生労働省対策推進本部クラスター対策班接触者追跡チームから助言が発出されており、医療機関で行うことが推奨される事項をリスト化し、病院長の下、指揮系統を明確化し、新型コロナウイルス感染症に対する感染管理に基づき、医療関係者の感染予防策を徹底することに加え、保健所との連携体制を構築、全職員の教育、感染対策を担当する医師及び看護師、その他スタッフによる巡回体制を整備しておくこととされております。

 福祉施設における対応については、厚生労働省から感染拡大防止のための留意点等が示されており、感染者が発生した場合、①情報の共有、報告等の実施、②消毒、清掃等の実施、③積極的疫学調査への協力、④感染者等への適切な対応の実施、⑤濃厚接触者等への適切な対応の実施が必要となるため、事前準備として、生活空間等の区分分けに関わるシミュレーションや人員体制に関する感染者との相談、物品の状況の把握を行うとともに、感染者が発生した場合の対応方針について、入所者や家族と共有しておくことなどが挙げられております。

 町内の介護保険事業所において感染者が確認された場合は、必要に応じて利用者の調整や情報の交換等を図る目的で、地域の多職種で構成され、地域包括ケアシステムを検討する地域ケア会議等を活用していきたいと考えております。

 新型コロナウイルス感染症の感染対応については、基本的には保健所の指示により行われることになりますが、町としても日頃から情報交換を行い、行政上の対応などの必要が生じた場合には、連携を密にして協力してまいりたいと思っております。

 次に、小項目の2点目、新型コロナウイルスの感染症により、町内の消費が大きく落ち込み、町内の経済に大きな影響をもたらしている中、減速した町の経済を立て直すために、次の3つの支援事業を行っているところであります。

 1つ目の貸付支援は、町内事業者が安定した事業運営を継続するために、借入資金の保証料と利息額の全額を補給する町中小企業近代化資金の特別貸付を4月1日より実施しており、5月末現在の貸付実績は11件、7,455万円となっておりますが、さらに相談件数が増加しており、貸付件数及び貸付金額の大幅な増加が見込まれますので、今後とも事業が継続されるよう万全を期してまいりたいと思っております。

 2つ目の給付支援は、売上が特に減少した中小企業者に対して、事業の持続と下支えを図る目的で、緊急支援事業給付金の申請給付業務を5月25日より開始したところであります。

 3つ目の消費喚起事業は、町民の町内における消費拡大を強力に喚起し、悪化した経済基盤の立て直しを図るために、プレミアム率50%の商品券の販売を5月30日より始めております。

 今後のコロナ支援対策に関しましては、幅広い事業者が対象となるよう取り組んでまいりたいと思っております。

 次に、小項目3の事業予算の今後の考え方についてでありますけれども、本定例会におきまして、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から、十勝清水肉・丼まつりについて、割引クーポン事業への組替えをさせていただいたところであります。今後におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響で予算執行ができない事業、十分に効果を発揮できない事業につきましては、補正により減額することを基本と考えております。

 なお、国の地方創生臨時交付金が増額される見込みもありますので、新たな町民等への支援策について提案してまいりたいと思います。

 次に、小項目4の役場内のコロナ対策の今後についてでありますが、役場内でのコロナウイルス感染症防止対策として、窓口など飛沫防止シートの設置、定時の換気、そして、9月末までの時差出勤の実施などの取組を行ってきているところであります。また、職員として予防の徹底及び感染拡大の防止に資するため、日常の対応や業務における対応などについて、基本的事項を定めた新型コロナウイルス感染症拡大を踏まえた職員の当面の対応について周知し、対応しているところであります。今後におきましても、感染の状況を見ながら、感染防止に取り組んでまいります。

 次に、大項目2、小項目1の部分についてお答えをしたいと思います。

 3月の議会における質問、質疑の事項、その後の対応でございます。

 小項目1のふるさと納税活性化業務での担当課と委託業者との関係性についてですが、3月の予算特別委員会での質疑を受けまして、全庁対象に、清水町職員の公務員倫理に関する規定に規定する関係業者等との接触に関する規制の禁止行為に当たるものがあるか確認を行ったところであります。

 その中で、御質問のふるさと納税活性化業務での担当課と委託業者との関係性についてですが、令和元年度におきまして3回程度、委託業者を含めての懇親会を行っているところですが、その行為内容について確認したところ、双方が正当な対価を支払って行われており、倫理規定の容認行為に当たると判断をしたところであります。

 なお、容認行為であっても、領収書を徴するなど、町民の方に疑念を持たれないような行動をとるよう指導してまいりたいと考えているところでございます。

 以上、私からの答弁とさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 私からは、大項目の1番、教育施設関係についてお答えをさせていただきます。

 新型コロナウイルスが町内で発生したことを想定した教育施設における準備状況等についてお答えをいたします。

 学校におきましては、学校が新たな発生源とならないよう、風邪症状の場合の自宅での休養や登校時の健康観察により、感染源を絶つことの徹底、手洗い、マスク着用や消毒により感染経路を絶つことの徹底、十分な睡眠やバランスのとれた食事により、抵抗力を高めること等について、各小中学校において、児童生徒、保護者及び教職員へ御協力をいただいております。

 今後、児童生徒または教職員の感染が判明した場合、道教委から通知された文科省によるガイドラインに沿って対応することとしております。

 まず、濃厚接触者が保健所により特定されるまでの当該学校の臨時休業を実施いたします。その後、感染者や濃厚接触者と判断された者を出席停止や勤務免除とし、当該感染者が活動した範囲の物品を消毒いたします。さらに、その後の臨時休業につきましては、保健所による学校内における活動の対応、接触者の多寡、地域における拡大感染の状況、感染経路の明否等の調査や指示を踏まえて、その必要性について判断することとなっております。

 次に、文化センター等の社会教育施設の利用者及び職員等において感染者が確認された場合には、直ちに当該施設を閉鎖し、保健所との連携と指示の下、消毒等の対応を行います。

 次に、大項目の2番目、小項目の(2)本年3月定例会予算審査特別委員会における私の答弁に係る責務の在り方と今後の考え方についてお答えをいたします。

 私は鈴木議員の質問に対し、教育委員の任期満了に係る御本人への対応の中で、説明に用いた言葉に齟齬が生じたという御指摘や手順の不手際等により、結果的に御本人を傷つけることになったのではないかということに対し、深く責任を感じ、議場において職を辞する旨の発言をし、町長に進退伺いをいたしました。後日、町長から、事情を聴取する場を設けていただき、改めて記憶を整理し、経緯を説明いたしました。

 町長からは、教育長として責任の重さを自覚し、職務に精進するようにとの命がありました。私といたしましては、今般の事態を教訓として、今後とも、自らを省みる姿勢を忘れることなく、なお一層、教育長の職務に邁進する所存でございますので、御指導、御鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受け付けます。

 鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それでは、まず、1点目、新型コロナウイルスの関係ですが、まず、町内に発生したことを想定して、それぞれが今考えられていること、または、そういう手順というのをお聞かせいただきました。

 まず、その中で、医療福祉施設の関係でちょっとお聞きしたいのですけど、コロナウイルスが発生した場合、その病院とか施設の許認可権というのは、またちょっと保健所があったり、町が直接持っていないという関係もあると思うのですが、先般の補正予算において、何百万かの補助がたしかあったかと思います。施設の大きさによって何ぼというのがあったと思うのですけど、それはいわゆる備品の購入とかだと思うのですが、ここでお聞きしたいのが、例えば病院、施設において、コロナウイルスが発生しないとはもう限らない世の中になっています。発生すると思われる。発生したらどうしたらいいのかという事前準備、例えば、施設の改造とかを想定してやったときに、そういうのを町としては、今後どのように考えてそれらを、そういうのに助けてもらえないかといったときの相談、もしくは何か考える余地はあるのかどうかをお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、施設の改修という部分ですけれども、福祉施設につきましては、個室化だとか、それから、陰圧装置、それから、換気装置について、新たに何か、国のほうで補助制度もつくられるようですので、今各施設に紹介等も行っております。

 それから、医療機関の部分につきましては、今のところ通知はないのですけれども、12日の本会議で、地方財政の充実・強化の請願の中でも触れられていましたが、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金、これらの増額で、地域に必要な医療体制を整備するというふうな項目も出ておりますけれども、そういった交付金の状況も見ながら、それぞれの施設と協議したいなというふうに考えています。

○議長(桜井崇裕) 鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひ、まず協議をしていただきたいのですけど、やっぱりこれ、時間との闘いでもあるので、例えば、病院とかに普通に入ったなと思ったけど、37度何がしの体温があって、最初は全然分からないけど、入っていったらコロナ感染だったというような流れの人も結構世の中には多い。そういうときに、やっぱり医療機関の負担というのは物すごく過剰にかかるわけです。その医療スタッフも含めて。であれば、今からそれの準備をされているところについても何か、今、国からの臨時の関係もあると聞きましたけど、その時間的タイムロスは間違いなく発生してくるというように考えているのですけど、それらについては、前倒しで考えることはできるのかできないのかをお伺いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 国の事業ですと、当然、要綱等で定めることで制約が出てきますので、その辺はまだ明確な回答はできかねるかと思います。町としては、当然そういったケースがあれば相談には乗っていきたいと思いますけれども、国の補助を使うのであれば、そういった部分を確認しながら進めたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この件、なぜこんな質問するかといったら、働いている人も町民なのです。そして、入っている人も大体は町民なのです。その方のやっぱり家族もいるし、そういうところでいったら、今からやっぱり準備する必要というのは絶対的にある。それぞれの施設がやっぱり準備をしています。さらには、コロナ対策において、外に行くなとかいう話も当然あるし、みんな我慢しているけど、先般の札幌の茨戸の施設においても、やはり非常に後手後手に回った行政対応というのが、今非難をちょっと浴びかけている。というか浴びているのですけど、確かにこんなことは今までに経験がないことですから、本当にそれは難しい、いろいろな意味で難しいかなと思います。

 ただ、そういう施設とか、いろいろなところを見た中で、今、町がやれることといったら、多分、施設がもう見切りでやろうとしていることをどうやって助けてやるかというところだと思うのです。それは、その施設に有益に運ぶのではなくて、結局、そこに入るのが町民であったり、そこで働いている人も町民であったりとか、入院する人も町民であったりとか、そういう部分で、やっぱり我々はそこをフォローしていかなければならないと思うのです。

 町長にお伺いいたしますけれども、こういう部分について、積極的な財政的な援助、補助というのを、今からでも、国の今やろうとしている部分ではなく、本当に例えば改築、改修をちょっとしたいという部分についても、何か手助けをしてあげたい、もしくは手助けをしなければならないというような意思が、ここちょっとの間でもあるのかないのかをお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 私のほうからお答えをします。

 本当に最悪な事態を想定してこれからも進んでいかなければならないと思うのですけれども、今言われたように、もしそういう話し合いの中で、当初、初めのほうの議会の中で、例えば、例として日赤の救急の対応の部分がすごく技術も向上している、大変質の高い部分があるというようなことの中で、しっかりと受付だとか何かも含めて、救急のほうから出入りしてもらうとか、そういう部分については、院長としっかり対応してもらうようなお話をした経過がちょっとありますけれども、その後は、もうある意味、そっちの部分は任せきりの部分があるのですけれども、慎重にいろいろな経過を踏まえた中で、伝わってくる情報によりますと、慎重にかつしっかりとした対応をしていただいているなという思いは持っています。

 ただ、今、議員が言われていますように、今後のいろいろなことを考えたときに、町としていろいろなことを支援する予定があるのかということでありますけれども、それらについては、当然町の一大事なことになってくると思いますので、各方面からしっかりと情報をいただいた中で、我々も相談に乗りながら、そんな場面が出てくれば積極的に支援をしていくというような考えは十分持っているところでございますし、また、コロナの対策の給付金としていろいろな増額もということの中で、国会予算も通ったみたいでありますし、そんな部分も活用しながら、今の議員の言われたような部分についても対応していくような考えは十分持っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひお願いしたいなと思います。

 今やっているのは、例えば、事業者に対するはもう対処療法なのです。もう事実に対してそこをやってやるという、今度は予防なのです。どっちかというと。もう命に係わる予防なので、予防療法というか、対処療法に代わる部分については、うちの町は積極的に、病院も多くありますし、施設も多い、ほかの町もあるのですけど、積極的にやることが町民の安全、安心、また入所者及び働く人の安心、安全につながりますので、積極的な支援体制というか、それを今から準備していただきたいなと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 2点目に移らせていただきます。

 事業者に対する支援対象の基準と考え方ということで先ほどお答えをいただきました。

 ここでちょっとお聞きしたいのが、プレミアム率を上げたうきうき商品券についてなのですけど、やっぱり全事業者が対象に残念ながらなっていない現状があります。というのは、やはり商工会に入っていない方、そして、カード会員の組合に入っていない方、もちろん商工会及びカード会員の方は入っていない方にも声をかけていただいてはいたみたいなのですけど、それは事実やっていただいたと思うのですけど、残念ながら、全く声がかかっていない人もいらっしゃるのです。これは、やはり、どこかで救済策、もしくはやはりこれ町がやっている事業、町がもちろん商工会を含めた補助事業として出しているのですけど、そこになかなかうまく回っていないという事実があるので、この辺についてもう少し、やっぱり町として精査をしていただきながら、やる・やらないというよりは、本当に全員が、事業者が安心して清水で事業ができるような体制づくりを、今後関係機関とも話し合ってつくる必要があると思うのですが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 今議員の御質問のとおり、プレミアム商品券については、今回50%プレミアムということで実施したところです。今質問にもありましたように、これについては、商工会の補助事業ということで、町から商工会に補助金を出して、商工会のほうで、今回については、商工会員及びカード会員ということで事業を実施しているところでございます。

 今おっしゃったように、今回コロナという状況の部分もございますし、やはり広く声をかけて、対象事業者を募るということは必要かなというふうに思っております。

 今お話にありましたように、商工会でも話はしているところなのですけど、町としましても、商工会に入っていない業種にも広く声かけをして、できるだけたくさん事業者が入っていただけるようなものに進めていきたいというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) カード会員の方、または商工会は一生懸命やっていただいているのは事実で、そこの中にはやっぱり抜け落ちてしまう人が何件も出てくるのです。それは、やっぱり考えていかなければならないかなというのは、それは町が主体の事業であることは事実なので、それは今後ぜひ考えていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。

 また、もう一点、ちょっとここの部分で聞きたいのですが、このうきうき商品券を発行してから、それぞれの飲食店、清水、御影もちらっと聞いています。御影はちょっとあんまり聞こえなかったのですけど、町内の夜の飲食ではやっぱり物すごい数が結構使われているよということで、非常に効果があるなというふうに思います。

 しかし、それは一過性であって、どうなのと聞いたら、それは、いつもと比べたら、まだやっぱり人の出が少ないねという話があります。もちろん、これ数か月間、二、三か月間家にこもっていたら、そのような生活様式になっていってしまっているのかなというところもあるのですが、出てくること、使わせることが目的かどうかは別としても、やはり消費喚起をしていくこと、この継続性というのは必要だと思うのですけれども、第2弾、第3弾を、地域何とか券、商品券のまた別のやつが秋にあると思うのですが、それの概要について、今分かる点があれば教えていただければと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 商品券の関係ですが、今回の50%プレミアム商品券については、8月まで使用できるということになっています。それ以降の部分でございますが、今、予算というか、予定では11月に地域活性化プレミアム商品券、これは、大型店舗も入れる地域活性化のプレミアム商品券を11月に予定しており、2月には、今回と同じようなうきうき商品券についても予定をしているところです。

 これにつきましては、今後の経済状況、今、議員がおっしゃったように、先週あたり、かなりこの効果があって、飲食店に人が入ってきたというお話は聞いていますが、これが今後継続的になるのか、そして、感染症の状況とか、今後の経済の状況を見ながら、11月、2月ということで予定をしておりますので、この部分の内容も含めて検討していきたいというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひよろしくお願いいたします。

 小項目3、4と併せて質問させていただきます。

 先ほどの答弁の中に、割引クーポン事業に組替えをさせていただいたところでありますという答えがありました。その中で、先日補正予算が通った件なので、その件については何も言うことはないのですけど、ちょっと若干僕もあのとき質問して後から気づいたのですけど、これコロナ対策なのです。割引クーポン券事業の組替えというのは、これについては、今回商工振興費ではなく観光費で支出されている。これちょっと間違いなのかなと思って。それが間違いでも補正としては通ったのですけど、何か深い意味があるなら、逆に、これ観光業務として、これ観光費で出ていますので、観光業務としてもやるということでしか私は認識できないのですけど、これは誤りですか。それとも、どうしてこうなったのかだけ。補正予算で通った件を質問するのは失礼なのですが、ただ、これコロナ対策ということで明確に今回うたわれていますので、お答えの中で、そこでお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) お答えします。

 観光振興費ということであげたところなのですけど、商工振興費という考え方もございます。あのときに御説明したように、今回は、肉・丼まつりの月間ということで、場所を各事業店において、9月の1か月間行うということも兼ねた理由ということで、どちらかということではございますが、その部分ということの形で考えていたものですから、これについては、観光振興費であげたということでございます。

 もちろんクーポン券を出して消費を喚起するという意味では、商工振興費ということも考えましたけど、肉・丼まつりのタイアップ事業ということで、やるということで観光振興費ということで計上させていただいたところです。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 先ほどの答弁の中に、十勝清水肉・丼まつりについては、割引クーポン事業への組替えをさせていただいたところであります。でも、その前段に書いてあるのは、新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点からこういうふうにしたということは、別にこれは感染防止の観点だから、あくまでも商工振興ではなく観光振興だという考え方のもと、提案されたということでいいですか。どちらもいいです。それはもう僕は間違っていたのかもしれないので、商工振興であるべきものが観光振興であるならば、では次に商工振興は何をするのだろうという、今度はそういう答えになるだけですから、それについてはもし、これ総務課の答弁ですので、コロナ対策本部としてどういうふうな考えを持っているのか、コロナ対策本部にお聞きしたいと思います。総務課が答えていますので、総務課が担当課になっていますので、総務課の回答をお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 今回答弁させていただいたのは、前回の補正予算の内容ということで、従来の方法であれば、多くの方が町外からも来られて、感染が拡大するおそれがあるということで、今回、肉・丼まつりについて、クーポン事業ということで組み替えさせていただいたということで答弁を作成させていただいたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今回コロナの質問をして、今の回答であれば、これはちょっと、すみません。もう一回、今、私の質問は、商工振興費で本当はあげるべきものを観光費であげて、それを割引クーポン事業にしたけど、これはコロナウイルスがあるからこうしたというだけであって、ちょっと今、もう一回説明してもらいますか、今のことで。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 観光振興費に置いたということは、コロナ対策と観光面と両方を考えた中で、観光振興費に置いたということで整理しております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 分かりました。

 ということは、この関係で町民にクーポン券を渡しています。町民外は、これ観光振興費、観光として考えたときに、町民外はどういうふうな取扱いになるのか。町民がやるから商工振興費だと思うのです。そこがどうもよく分からないのですけど、私の言うこと分かります。答弁お願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁をお願いします。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 御指摘のとおり、では、町民を対象にした場合に観光につながるかと言われると、なかなか難しい面があるのかなというふうに思っております。

 先ほど答弁しましたとおり、コロナ対策と観光振興という両方を考えて観光振興費というふうにさせていただきましたけれども、今後におきましては、そういった事業で方向性を十分考えながら、予算の提案をさせていただきたいなというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 別に僕、丼まつりを反対しているわけでもなくて、クーポン事業を反対しているわけではないのです。でも、何かが違うなといって前回反対させていただいた。しかしながら、今回通っていますので、であれば、やっぱりより正しいというか、いい方向のほうがいいかなと思うのです。

 こんなことを誰に聞いていいのかちょっとあれなのですけど、観光振興であげているけど、実際は商工振興だったという、その科目違い、目的が今言われたとおり、実は商工振興であるよということは間違いないのですけど、これ代表監事にお聞きしたいのですけど、この科目の違いというのは、監査する上でどのような重要性があるのかをお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁。

 監査委員。

○代表監査委員(渡辺富士雄) 私の今の考えでは、あくまでも予算の段階ですので、事業実施された後の内容を見て判断せざるを得ないかと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 本当に細かいことを言って申し訳ないです。ありがとうございます。監事は、やった後の監査になりますので、もうちょっとこれ総務、あと商工観光と打合せをしてください。どうみたってこれ科目違いであることは明白なので、そこはきれいにしておいたほうがいいかなと。別に第3回の丼まつりにしたって、僕は全然それを反対するものではないです。いいですから、もう通っていますから、科目違いがもし説明し切れないのであれば、これは次回の、次回というか、まだ実施まで時間がありますので、準備は十分できると思いますし、科目の変更はぜひ臨時議会等でやっていただければと思いますので、よろしくお願いします。これ検討してください。

 次の質問に移りたいと思います。

 役場のコロナ対策についてなのですけど、これ十分先ほど説明いただきましたので、答弁書で分かります。

 ただ、僕が聞きたいのは、3月、4月、そして、5月、緊急事態宣言が出されている中で、実は私自身もやっぱり法事があったり、葬儀があったり、行っていないのです。ましてや、議員の中でもやっぱり御兄弟亡くされている方もいらっしゃいますし、葬儀、どうしても札幌に行かなければならないのだけど、やっぱり遠慮するのです。とはいいながら、そして、うちの身内等々も役場でお世話になっている分もあるのですけど、絶対行ってはだめだよというきつい達しをそれぞれの課から、それぞれ課長からいただいている。

 しかしながら、やっぱり行かれている方が結構いらっしゃると聞くのです。そこのところ、やっぱり緩いのかな。それとも、別にいいのならいいのかなと思ったりもするのです。わざわざうちも我慢する必要はなかったなというふうに思うのですけど、それは、ただ、常識の問題なので、そこを徹底していただきたいのですけど、でも、そういう事実はないというのであればいいのですけど、改めて調べる必要もないけど、やっぱりそういう札幌圏に行かれる方というのが、その一番油っこい時期にいらっしゃったというのは、やっぱりこれはどうかと。特に立場のある公務員の方々だと、やっぱりだめというか、よくないなと思うのですけど、それについては、コロナ対策本部ではどんな話をされているのかだけお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 対策本部の中では、先ほど町長のほうからも答弁させていただきましたとおり、職員の当面の対応についてということで周知させていただいております。その中で、日常の業務ですとか、出張ですとか、私用の旅行等について基準を定めまして、職員への周知をしているところでございます。札幌のほうにつきましても、感染リスクを高めるような地域への往来には十分注意をし、不要不急の外出を控えるようにというふうに指導してまいったところでございます。

 なお、確かにいるのかどうかということなのですけれども、仕事の関係で家族が札幌にいるということもございまして、そういったお子さんの教育というのですか、その対応、お子さんの学校が休業ということで、そういった対応をしなければならないということで、やむを得ず札幌のほうに帰っているというふうにも聞いてございます。それにつきましては、不特定の人間とは接触しないように、自宅からは外出しないような形で対応するようにということで注意をしながらあたっているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 家族の関係であれば仕方ないと言いたいところなのですけど、やはり、全体的にそういう仕組みというか、組織として言われている。それはもう、いわゆる新人職員まで、さらには2号職員というか、臨時職員、パート的な形で働いている方にも全部下りているわけです。でも、その中でやっぱりちょっとね、いいか悪いかは微妙なところなのですけど、やっぱりそこ、わからないように行けとは言わないです。でも、やっぱりそこは気を遣ってください。ぺらぺらしゃべるのではなく、やっぱり気を遣って運用してください。そうでないと、やっぱり職員が、一体何を言っているのだろうなというふうになりかねませんので、その辺の徹底をよろしくお願いします。

 コロナ対策関係で、ちょっと先ほど言い忘れたことがあります。例えば、ちょっと戻ってあれなのですけど、ごめんなさい。全体的な中でコロナの対策の中でお聞きします。戻るのは駄目なのです。戻るのは駄目だから、分かりました。コロナ関係についてはこれで終わりたいと思います。

 次の質問に移ります。

 先ほどふるさと納税の関係、私自身が、これ担当課を責めたいわけではないのです。でも、明らかにしていかなければならないのと、ちゃんとしようよという話なのです。先ほどもお答えをいただきました。先ほどの回答の中で、令和元年度におきましては3回程度というふうになっています。この程度の意味を教えてください。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 答弁では3回程度と申しましたけども、3回ということでさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 別に何回かと数えているわけではないのですけど、これ、令和元年度の3回は町内で行われているという認識でよろしいでしょうか。日付とかもちゃんとつかんでいらっしゃるのですか。報告はそういうふうに受けているということで、一応質問します。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 町内で、令和元年度においては3回ということです。日にちにおきましては、8月9日と10月25日と3月5日の3回となってございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 倫理規定の、先ほど容認行為に当たると判断をされております。これは懇親会で、これは多分委託業者だけではなくて、課だけではなくて、その会の、例えば会長がいて、多分そういうことだと私は思っています。それについて、細かくやりたくはないし、正直いったら、そんなのはやって当たり前かなという部分もあります。

 でも、これは容認行為に当たると。容認行為に当たらない場合というのはどういうものなのか。もしこの場合で容認行為に当たらないという判断をするのは、総務課としてどういうふうに考えているかお聞かせください。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 容認行為に当たらない場合というのは、そういった飲食について接待を受けるだとか、接待をするという内容かと思います。今回判断した中身について確認したところ、先ほど町長も答弁したけれども、双方がそれぞれ会費なり対価等をお互いに支払って会食をしているということですので、容認行為に該当するという判断をさせていただいたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 誰がどこに払ったなんて、町内の飲食店ですから、金額的にも知れているのです。知れているからいいとか悪いではないですが、ある意味、社会的容認も必要かなというふうに思って、僕はそんな大きな問題にしたいとは思っていないのです。ただ、今聞いた中では、それ、接待するとかしないとか、今回に関していえば、そこなのです。第三者から見たら、やっぱり疑わしきは何とか、疑わしきは罰しないのですけど、やっぱりそれを、誤解を持たれる行為をしてはいけないというふうに思うのですが、これ、よくよく議事録を見ていくと、活性化担当の業務者というのは、たしか去年かそれぐらいのときの発言のときに、今担当課の方と委託されている方は友人、知人関係であったというふうにたしかどこかで発言をされていると思います。だからこそ、特にこういうところではしっかりした対応をしないと駄目だと思うのですが、そういうことを勘案した上での総務課の判断、今回は大丈夫ということでよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) その方が友人かどうかというところまではちょっと私は承知していないのですけれども、そういったことも含めまして、しっかり大勢の方も入ってやっているということ、それから、お互い会費を払ってやっているという内容を確認したところ、この容認行為ということで、禁止行為に当たらないというふうに判断をしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 職員全体に調査をしたという話を聞きました。ほかの職員も含めて、課の名前を出したら悪いけど、例えば一番疑われるのは建設とか水道とか、そういうところが業務的に発注者と受注者の関係が疑われるのですけど、これもちゃんと皆さん出しているのです、きっと。

 例えばこれでうその報告をして後で分かったらどうするのですか。どういうふうになるのか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) それがうそであって、禁止行為に該当するということであれば、恐らく審査委員会とかを開いて審査をしなければならないのかというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今、外野からも「税金の無駄使いをするな」ということですので、本当に気をつけていただきたいなと思います。

 ただ1点だけ確認しておきます。これについては、この質問の回答はいらないかもしれないですけれども一応、担当課の方とふるさと納税の活性業務の担当者と、11月12日の夜に帯広市内で飲食をされていると。それを私はお聞きしました。そこをしっかりと、状況を調べて、再度報告、確認、調査と言ったら絶対調査をしてくれないので、確認していただけますでしょうか、総務課長。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 総務課のほうとして確認したいと思っております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) その状況をしっかりと調査してください。あとほかにもございますけれども、今日はそのぐらいにしておきます。

 さて、なぜこんなことを言うかというと、別に揚げ足を取りたいわけではないのです。以前から友人であるとかそういう部分であって、例えば、こういうふうにやっていたら今回も契約ですよね。となると、疑われるのです。何をやっても今は。そんなふうに何回も飯を食っているよといったら、これだってもう3月4月と契約してずっと来ているわけです。友人関係であったかどうかという話もありましたけど、それどこか議事録に残っているはずですので、やっぱり公示価格、もしくは予定価格、何かやっているのではないかという、まさに外野が言った税金の無駄使いになりますので、それはぜひともチェックをしていただきたいと思います。これは確認していただくということが出ましたのでこれで結構です。

 

(傍聴席から発言する者あり)

○議長(桜井崇裕) 静かにお願いします。

○5番(鈴木孝寿) 税金の無駄使いはお互いにしないでおきましょう。よろしくお願いします。

 さて、最後、予算審査特別委員会での教育長答弁、責務の在り方につきまして、先ほどお聞きしました。これ、町長もお聞きいただきたいのですが、こんなこと好きでやっているわけではないです。好きで質問しているわけではないし、いい思いをお互いにしないのです。絶対に。でも、なぜ僕は今年の3月からすごく怒っているかといったら、この問題なのです。

 町長は言われていますけど、町長から経緯を説明して改めて頑張れということで、精進してほしいというふうに言われていましたけど、前段に何があったかというのは、もちろん発言の中の、それも発言の中身も残っています。それでいても齟齬があったと。齟齬で結構だと思います。

 しかしながら、何で私がこんなに怒るかといったら、例えば、多分町長が言ったのかどうかは別として、自分に協力してくれない人は外すというのを、町長が言ったかどうかは分からないです。その周りの方が言っている。そういうところを私は問題にしているのです。そして、その言葉を教育長が言ってしまうから、また問題が大きくなるのです。そして、その記録は残っている。それで、皆さん言い訳をしていく。大人の都合です。ですからいいのですけど、でも、それで自分が納得しているのだったらどんどん続けてください。何年でも続けてください。私は、今回は自分の心に正直にやってほしいなと。その上で続けるのであればぜひ続けてほしいと思います。

 そんな中で1点、町長、今回の関係で私は多数のところから聞いています。「こんなことがあったら、うちの支持者はあそこを使わないな」とか、「ここを使わないな」と、そういう発言を多くのところでされているということを聞きました。そんな発言をしていましたか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 「こういうふうにいろいろなことで問題になると行きにくくなってしまうね」と、そういう部分では話しましたので、決して「行くな」だとか、そういうことではないけれども、あんまりいい展開にはなっていないなと、そんな意味で発言した経過はございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) すごく、言葉は少しずつ変わっていますけど、「僕の支持者は行かなくなるよ」というのを多くの職員にも言われている。それは、もう多くの職員から聞いていますし、また違うところから私も聞いています。

 こんなことがまかり通るのなら、もう全部、オールイエスマンで置いておけばいいだろうし、そこがおっかないのです。いつもにこにこしている町長がまさかそんなこと言わないだろうというような、ただ、それを町長が言ったと僕は思えないのです。言わせているのかなというふうな気がしています。

 ですから、発言一つ一つがやっぱり独り歩きしていきますし、それがうそだとしても、本当だとしてもやっぱり独り歩きするのです。そこの部分については、今後十分に注意していただきたいと思います。

 それを受けて、教育長が頑張っていくというのであればあれですけど、自分の心に正しく、本当に今後やっていけるかどうか答弁を聞いて質問を終わりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 議会の場で私が鈴木議員に御指摘をいただいたことにつきまして、私自身は、心の中に何度問うても、前回の予算委員会の中で御指摘のあったような意味で、そのようなことを申し上げた記憶がないのです。それは、私の胸に何度問うてもそのような意味で申し上げたことはございません。なので、改めまして、教育長の職の重さを十分に理解して、町民の皆様の御理解をいただきながら、町議会の皆さんの御理解をいただきながら、職を全うしてまいりたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今さら吐いた言葉は戻りません。覆水盆に返らず。言った記憶がないと言っても、言った記録は残っているというのはあるのです。でも、あえてそれを出したら、今度混乱するだけですから、それは出しません。でも、いずれもし何かあったときには出したいというふうに思いますけど、そんなことを別にあれをする必要はない。ただ、お互いやっぱり気持ちよくやっていくためには、その後行っていないでしょう、あそこだって、該当するところに。やっぱり行ってください。足を運んで、町長も含めて。そういうのもやらずに、やっぱり誤解は解けないです。そういうような先ほどの発言もあったというようなことも聞いていますけど、そういうところからちゃんと直していってほしいなというふうに思います。

 あともう一つどうしても、余計なことかもしれないですけど、今外野席からもいろいろありますけど、またいろいろなところで、私に公式に非難する文書とかも来ます。でもいいのです。でも、全て先ほどの町長の発言とリンクする部分がある。町長の何かをやったら大変だろうねという部分がどうしても最近多いのです。外野の発言も含めて、そして、私のところに来る文書発言を含めて全部そうなのです。これ町長が指示しているのですか。そこだけ確認して終わりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) どういう経過でそうなったか分かりませんけど、私が何で指示をしなければならないかというところだと思います。先ほどのことについても、本当に行きにくくなるから、私はそういう部分も含めて、行っていないというのだけど、行けるような状況ではなかったです、今まで。昼のテイクアウトにもし入っていてくれれば、私はいろいろなものの中で利用しただとか、そういう部分はありますけれども、夜はずっと自粛の状況がありましたので、なかなか行けるような状況にならないのではないかなと思っておりました。

 それから、そんな中で、さっき言ったような、私が指示するとか、そういうことではなくて、ちゃんと今後気まずくならないように、それはこの間の予算委員会のときにも説明しましたけれども、気まずくならないように、最後に3月の何日だったか記憶は今分かりませんけれども、今後、私が来たり、それから、迎え入れてくれたりしたときに、笑顔までいくかどうか分からないけれども、しっかりと気まずくならないように、お互いにまた付き合いをしていきましょうということで、それで十分納得して帰ってきましたので、改めて私がそういう妨害だとか、そんなものを指示するだとか、そんなことはないと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひそうあってほしいです。

 ただ、やっぱり今日は、今日は別かもしれないですけど、すごく手紙も来れば、こっちも後ろももう非難が多いのです。よく見たら誰が話しているか大体分かるのです。そうすると、ああそうなのかなと僕は思ってしまうのです。気が小さいから。そういうのはいいですけど、でも、やっぱりこれ、どこか喧嘩してしまっているところは、やっぱり仲直りしなければならないのです。小さい町ですから。だから、そういう努力は、相手がするのではなくて、こちらからしなければならないのです。やっぱり齟齬があったのは、誰に齟齬があったの、スタートは誰というところです。スタートはそちらです。ということは、謝るべきは謝る。許してくれなくても謝る。ずっと謝る。何でといったら、皆さん方はトップですから、それぞれ町長であり、教育長ですから。それぞれのトップですから、やはり最後の最後までずっとその職責にあるうちは、そうしなければならないかなというふうに思いますので、ぜひ今後とも活動、言動には十分注意してください。よろしくお願いします。

 最後の質問にして終わります。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 注意してやっているつもりでおりますけれども、さらにいろいろな誤解等が伝わっていくのであれば、なおさら注意しながら、最終的には本当に、今回のコロナ対策も含めて、町民の、特に飲食店も含めた皆さんが継続できるように、1人も出なくて、全員が継続できるようにという思いでいろいろな予算をつけておりますので、より注意した中で進めていきたいと思いますけれども、応援しているのは、皆さんを応援しているのは町長としてではなくて、個人としても、町長として当たり前なことでありますので、本当に頑張って皆さんと一緒にやっていきたいなと、そんな思いを持っているところでございます。

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