令和2年第4回定例会会議録(6月8日)

○議長(加来良明) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

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○議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により議長において

  2番 川上  均 議員

  3番 山下 清美 議員

  4番 中河つる子 議員  を指名します。

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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。

 お諮りします。

 本定例会の会期は、本日から6月18日までの11日間にしたいと思います。これに御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 会期は、本日から6月18日までの11日間に決定しました。

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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。

 事務局長。

 (諸般の報告 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) これで、諸般の報告を終わります。

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○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。

 町長及び教育委員会から行政報告の申出があります。

 これを許可します。

 町長。

○町長(阿部一男) 6月1日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。

 4月下旬から5月上旬にかけては、低気圧や気圧の谷の影響で、雨の日が多く、ばれいしょの植付け作業は遅れましたが、秋まき小麦の生育は順調に進み、てん菜においても移植後の活着は良好でした。その後、5月中旬以降の気温が平年より低く、秋まき小麦やばれいしょは平年より1日遅い生育となりました。5月下旬からは平均気温は高くなり、生育は回復傾向となっております。

 主な作物の6月1日現在の生育状況は、秋まき小麦は1日遅く「並」、ばれいしょは萌芽の良否で「良」、生育では1日遅く「並」、てん菜は活着の良否で「良」、生育では「平年並み」、大豆・小豆の出芽は順調に進んでおります。牧草の生育は平年並みで、デントコーンは播種作業も順調に進み、出芽も良好で生育は平年並みとなっており、今後の順調な生育に期待をしているところであります。

 以上、6月1日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたします。

 なお、今後におきましでも、農業関係機関と連携のもと適正な管理作業などの指導に万全を期してまいりたいと考えております。

○議長(加来良明) 次に、教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 学校における新型コロナウイルス感染症への対応につきまして、ご報告申し上げます。

 まず、4月から5月までの対応について申し上げます。

 4月8日、町内小中学校において、在校生の出席を控えるなど感染予防への配慮をしての入学式、始業式を行い、新学期が始まったところでしたが、4月16日、国の非常事態宣言対象地域に北海道が追加され、北海道知事より道教委に対して小中学校の臨時休業要請があり、これを受けた道教委から各市町村へ4月20日から5月6日までの臨時休業要請があり、本町においても同期間中の臨時休業を実施しました。この間の4月24日には、休業が続き各種学校行事等を延期せざるを得ない中、学校再開後の授業時数の確保が困難となる状況を鑑み、苦渋の決断でありましたが運動会・体育祭の中止を決定し、各学校及び学校を通じて保護者へお知らせしたところです。

 4月30日、道教委より5月7日から5月10日までの臨時休業延長の要請があり、5月1日に同期間の延長を決定いたしました。さらに、5月4日、国の緊急事態宣言の延長、北海道知事から道教委への5月末日までの休業延長要請、道教委から各市町村への5月11日から5月31日までの休業延長要請を受け、本町においても同期間中の臨時休業を実施したところです。その後、道教委から学校教育活動の再開へ向けた準備期間として、5月18日からの「分散登校」の実施要請がありましたので、本町では5月18日から5月29日までの2週間、小学校1・6年生、中学校3年生については週に3日、その他の学年は週に2日、4時間授業を実施し給食の提供も行いました。

 次に6月以降の状況や今後の対応について申し上げます。

 6月1日より町内小中学校においては通常どおり授業が再開され、子どもたちは元気に登校している状況です。学校においては再度の感染拡大の可能性を考慮し、引き続きこまめな手洗い、マスク着用や咳エチケット、換気などをはじめ、いわゆる「3つの密」を回避するための身体的距離の確保などを行い、「学校の新しい生活様式」の定着に努めるとともに、必要に応じてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーによる児童生徒の心のケアも行ってまいります。

 また、これまでの臨時休業によって不足している授業時数を確保するため、5月19日の校長会議、5月21日の教育委員会議で協議し、夏季休業を短縮し登校日を実施することといたしました。小中学校とも8月7日まで授業を実施し、翌日より小学校は8月17日までの10日間、中学校は8月16日までの9日間を夏季休業といたします。

 学校休業期間の長期化に伴う学習保障につきましては、児童生徒の学習に遅れが生じることのないよう各学校において家庭学習を課すなどの取り組みを行ったところでありますが、今回の新型コロナウイルス感染症への対応を契機として、災害等により学校を休業しなければならない際に自宅等において学習に取り組むための、ICTを活用したオンライン学習などの家庭学習支援の必要性が益々高まっております。

 文部科学省が進める1人1台端末や学校ネットワーク環境の整備といった「GIGAスクール構想」につきましても、新型コロナウイルス感染症対策のための国の補正予算において前倒しでの整備に対する補助が予算化されておりますので、本町においても整備を進めるべく本定例議会に補正予算案を提出させていただいております。

 以上、学校における新型コロナウイルス感染症への対応についての行政報告といたします。

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。

 質疑はありますか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これで行政報告は終わりました。

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○議長(加来良明) 日程第5、議案第46号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第49号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第50号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定について、議案第51号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第52号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第53号、令和2年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第54号、令和2年度清水町水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、議案第55号、令和2年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、以上8件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 初めに、議案第46号について。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 議案第46号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定につきまして説明を申し上げたいと思います。

 例規集は第2巻の4251ページから登載されてございます。

 改正内容ですが、今年1月に国内で初めて新型コロナウイルス感染症が確認されました。その後、国内での感染拡大により、緊急事態宣言などが発せられまして、様々な面で甚大な影響が出ているところでございます。

 今回提案させていただいている条例改正は、傷病手当金制度の創設ということでございます。

 一般的には、社会保険、被用者保険の中で、業務外の病気やけがによって4日以上仕事ができない、そのときに給与の支払いもされないという場合に運用されていた制度でございますけれども、国民健康保険の被保険者におきましても、新型コロナウイルス感染症に感染した場合または疑いがある場合に、休みやすい環境を構築するということが感染拡大の防止のため重要なことということで、就業できない期間の一定程度、生活保障する機能として、国民健康保険の被用者に対する傷病手当金制度を創設するものでございます。

 お手元の議案説明資料、31ページから32ページ、新旧対照表を御覧いただきたいと思います。

 清水町国民健康保険条例の附則に記載の5項を加えます。

 第3項から追加してございます。第3項においては、新型コロナウイルス感染症に感染または感染の疑いのある場合に、仕事に就けなくなった日から3日を経過した後、傷病手当を支給する旨の規定を記載してございます。

 第4項におきましては、傷病手当の額について、直近の3か月間の給与から積算した日額の3分の2に相当する額を支給するということを規定してございます。

 また、上限額につきましては、健康保険法に規定する標準報酬月額の最高等級の額から算出した額を上限とする旨、記載がございます。

 第5項におきましては、支給期間について、支給を開始した日から1年6か月までとするということを記載してございます。

 第6項におきましては、就業できない期間に給与等を受けている場合については、支給をしない、もしくは第4項により、算出した額との差額を支給する旨、記載をしているものでございます。

 次のページ、第7項でございます。記載の共済組合等から給付金がある場合は、支給をしない旨を記載してございます。

 最後に、適用期間でございますけれども、今年1月に感染症が確認されたということから、1月1日まで遡って適用します。

 終期につきましては、今後の感染状況により、柔軟に対応するということで、規則において定めるということとしてございます。

 現在、適用期間の終期につきましては、国から通知がされておりまして、本年の9月30日を規則において定める考えでございます。

 なお、傷病手当金につきましては、本年3月24日に厚生労働省から事務連絡が発出されて以降、適時文書等が発せられております。市町村において、傷病手当金の支給について、検討をする旨の依頼と、それから傷病手当金の全額財源支援をするということが示されております。別途補正予算を提案しておりますので、併せて御審議をいただきますようよろしくお願いいたします。

 以上、議案第46号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定内容について御説明をさせていただきました。よろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) 次に、議案第49号について。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 議案第49号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定につきまして御説明申し上げます。

 例規集では第2巻4551ページからの登載であります。

 改正内容について御説明申し上げます。

 改正内容は2点ございます。

 1点目は、低所得者の介護保険料の軽減強化について、平成27年4月から消費税を投入して、低所得者の保険料の軽減措置を実施しておりますが、令和元年10月の消費税率10%への引上げに合わせて、介護保険法施行令の一部改正により、軽減措置の強化が図られ、第一段階のみであった軽減対象者を第三段階まで拡大したところであります。

 令和2年度においては、軽減強化の完全実施に伴い、第一段階から第三段階のさらなる軽減措置の拡大を行うために改正するものです。

 2点目は、新型コロナウイルス感染症の影響により、介護保険料の減免について、厚生労働省から所定の基準により減免措置を実施する場合、国費による財政支援が行われる旨の事務連絡が発出されたことから、減免実施に必要な規定を定めるために改正するものです。

 議案説明資料の35ページを御覧ください。

 低所得者の保険料軽減強化の改正ですけれども、本町の保険料の基準月額は5,600円で、年額では67,200円になります。

 第2条第2項は、第一段階の規定で、現行「25,200円」を政令改正後の保険料率0.3により「20,160円」に、同条第3項は、第二段階の規定で、現行「42,000円」を政令改正後の保険料率0.5により「33,600円」に、同条第4項は、第三段階の規定で、現行「48,720円」を政令改正後の保険料率0.7により「47,040円」にするものです。

 この改正による軽減の対象となる方は、第一段階の方で603人、第二段階で406人、第三段階で331人、合わせて1,340人ほどを見込んでおります。

 また、保険料の額では7,000千円ほどの減額になりますが、これについては、一般会計からの繰入金で対応するものです。

 次に、新型コロナウイルス感染症による保険料の減免の改正ですが、附則第8条に、本年2月から令和3年3月までの納期限の保険料で、新型コロナウイルス感染症により死亡または重篤な疾病を負った者、事業収入等が前年より3割以上減少し、事業収入等の所得以外の前年の所得が4,000千円以下の者等の対象者や申請手続を規定するものです。

 なお、現在まで新型コロナウイルス感染症による保険料の減免の相談等はない状況であります。

 附則として、この条例は、公布の日から施行し、低所得者の保険料軽減強化の改正は、本年4月1日から適用、新型コロナウイルス感染症による保険料の減免の改正は、本年2月1日から適用すること、また経過措置として、低所得者の保険料軽減強化の改正後の規定については、令和2年度分以降の保険料に適用し、令和元年度分までの保険料は、従前の例によることを規定するものです。

 以上、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についての御説明とさせていただきます。

 なお、関連する介護保険特別会計の補正予算を御提案させていただいておりますので、併せて御審議のほどよろしくお願いいたします。

 以上です。

○議長(加来良明) 次に、議案第50号から議案第55号までについて。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 私のほうからは、補正予算について、一括して御説明をさせていただきます。

 初めに、議案第50号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定につきまして御説明いたします。

 総額に197,802千円を追加し、それぞれの総額を9,065,030千円とするものです。

 それでは、歳入より御説明いたします。

 8ページをお開き願います。

 14款1項1目、民生費国庫負担金につきましては、介護保険制度改正による保険料軽減強化拡大に伴う負担金の増額に伴い3,503千円の追加です。

 2項1目、総務費国庫補助金につきましては、社会保障・税番号制度システム整備費補助金の内示に伴い2,208千円の追加です。

 4目、土木費国庫補助金につきましては、社会資本整備総合交付金の橋梁長寿命化修繕事業分の増額内示に伴い47,552千円の追加です。

 5目、教育費国庫補助金につきましては、国の教育におけるICT環境の整備構想に基づく通信ネットワーク環境及び小学校の1人1台パソコンを整備することから、事業に対する補助として、1節2番、公立学校情報通信ネットワーク環境施設整備費補助金で12,903千円の追加、3番、公立学校情報機器整備費補助金で13,520千円の追加です。3節1番、学校臨時休業対策費補助金につきましては、新型コロナウイルス感染症により学校が臨時休業し、それに伴い、学校給食が休止されたことによる影響に対する補助の内示を受けたことから218千円の追加です。

 15款1項1目、民生費道負担金につきましては、介護保険制度改正による保険料軽減強化拡大に伴う負担金の増額に伴い1,752千円の追加です。

 9ページへ参ります。

 2項4目、農林業費道補助金につきましては、多面的機能支払事業補助金の追加に伴い356千円の追加です。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算におきます調整額70,490千円の追加でございます。

 20款4項3目、雑入につきましては、一般財団法人自治総合センターの助成事業で、地域防災組織育成における助成金の内示を受けたことから900千円の追加です。

 21款1項4目、土木債につきましては、橋梁長寿命化修繕事業の財源として32,800千円の追加です。

 9目、教育債につきましては、小学校情報通信ネットワーク整備事業の財源として11,600千円の追加です。

 次に、11ページ以降の歳出の説明へ参りますが、初めに人件費の補正につきまして、給与費明細書により一括して御説明いたしますので、恐れ入りますが、31ページをお開き願います。

 給与費明細書、1、特別職です。

 一番下の段の比較欄を御覧ください。

 「長等」の区分で、共済費6千円の追加につきましては、北海道市町村職員共済組合より共済費の負担額の決定によるものでございます。

 32ページへ参ります。

 「2、一般職」につきましては、人事異動等によるものです。4月1日付人事異動に伴います昇給、昇格、諸手当の異動、共済費の負担額の決定及び会計年度任用職員の採用予定者数の減によりまして給料605千円の追加、職員手当3,154千円の減額、共済費2,557千円の減額、合計で5,106千円の減額でございます。

 33ページには会計年度任用職員以外の内訳、34ページには会計年度任用職員の内訳となっております。

 35ページから37ページにつきましては、給料及び職員手当の増減額の明細となっております。

 恐れ入りますが、11ページにお戻り願います。

 ただいま人件費に係ります補正予算を御説明申し上げましたので、各目に計上いたします人件費につきましては、説明を省略させていただきますので、あらかじめ御承知いただきますようお願いいたします。

 11ページ、1款、議会費、2款1項1目、一般管理費までは、人件費のみの補正となっておりますので、下段からになります。

 12目、情報化推進費につきましては、財源のみの補正です。

 12ページから13ページ、3款1項1目、社会福祉総務費までにつきましては、人件費の補正のみでございます。

 13ページ下段から14ページへ参ります。

 3目、老人福祉費につきましては、特別会計の補正予算に伴い、介護保険特別会計繰出金で708千円の追加、低所得者保険料軽減事業繰出金で7,006千円の追加です。

 5目、在宅支援費につきましては、人件費のみの補正となっております。

 14ページ下段から15ページへ参ります。

 7目、保健福祉センター費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、施設内に空間除菌脱臭機を整備するために、備品購入費3,150千円を追加するものです。

 なお、この空間除菌機につきましては、次亜塩素酸を利用した空間除菌脱臭機となっておりまして、この後、国の関係機関のほうで、コロナウイルスへの有効性が確認されていない、それから人体への安全性についても確認されていないということで報道がありました。関係機関のほうで、現在、検証を進めているという状況でありますので、安全性等が確認された段階で、導入を進めてまいりたいと考えてございます。

 次に、15ページ中段から16ページまで人件費の補正が続きまして、16ページ下段から8行目、17節、備品購入費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、しみず保育所、御影こども園に空間除菌脱臭機を整備するために備品購入費2,723千円の追加です。

 4目、きずな園運営費につきましても、きずな園の教室に空間除菌脱臭機を整備するために備品購入費545千円の追加となっております。

 17ページ、下から4行目です。

 5目、学童クラブ運営費につきましても、清水学童、御影学童に空間除菌脱臭機を整備するために備品購入費1,634千円の追加です。

 17ページ下から18ページへ参ります。

 まず、18ページ中段になります。

 4款1項1目、保健衛生総務費、27節10番、国民健康保険特別会計繰出金1,797千円の追加、27節12番、後期高齢者医療保険特別会計繰出金16千円の減額につきましては、それぞれ特別会計の補正予算に伴います繰出金の補正になります。

 18ページ下段から19ページへ参りまして、2目、保健予防費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、10節、需用費で消毒液の追加、高齢者、小中学生等への配布用マスク購入のための経費として4,806千円の追加です。

 11節、役務費につきましては、マスクを配布するための郵便料として300千円の追加です。

 18節30番、清水町福祉・医療施設等感染症拡大防止支援金につきましては、町内の福祉・医療施設等を運営する事業者に対し、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、施設等の消毒や洗浄等に要する経費の一部を支援することを目的として支援金を交付するもので2,500千円の追加です。

 なお、概要につきましては、お配りしております議案説明資料の37ページに掲載しております。

 3目、環境衛生費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として葬斎場施設内に空間除菌脱臭機を整備するために備品購入費1,965千円の追加、5目、公衆浴場管理費につきましても、公衆浴場内に空間除菌脱臭機を整備するために備品購入費1,179千円の追加です。

 20ページの下段から21ページへ参ります。

 6款1項3目、農業振興費につきましては、多面的機能支払事業補助金の追加に伴う事業費として476千円の追加です。

 4目、畜産業費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として牛乳消費拡大キャンペーンを追加実施することによる牛乳消費拡大推進協議会負担金として434千円の追加です。

 22ページへ参ります。

 7款1項2目、観光費につきましては、過去2回、多くの方々に来場いただき、屋外のイベントとして十勝清水肉・丼まつりを開催してまいりましたが、本年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一堂に会することを避け、町民に町内事業者等を対象とした割引クーポン券を配布し、町内飲食店等を会場に、9月を十勝清水肉・丼まつり月間として、消費喚起を行う事業へ組替えするものです。このことから十勝清水肉・丼まつり実行委員会補助金を6,000千円減額し、7節、報償費として100千円の追加、10節、需用費として68千円の追加、11節、役務費として452千円の追加、18節38番、十勝清水肉・丼まつり飲食店割引クーポン交付金として4,230千円の追加です。

 24ページへ参ります。中段になります。

 8款2項3目、道路新設改良費につきましては、国庫補助の増額内示を受け、当初3か年工事を予定しておりました地蔵橋の橋梁修繕工事を2か年で実施することとし82,000千円の追加です。

 25ページへ参ります。下段になります。

 9款1項2目、消防団費につきましては、地域防災組織育成助成金の内示を受け、応急手当普及資機材を購入するもので、17節、備品購入費として944千円の追加です。

 26ページへ参ります。

 10款1項2目、教育振興費につきましては、国の教育におけるICT環境の整備構想に基づく通信ネットワーク環境及び小学校の1人1台パソコン整備を、国の補助を活用して行うことから、12節36番、学校情報通信ネットワーク環境施設整備委託料として25,806千円、機器導入運用に当たり、機器を活用する教員への研修業務の委託として、37番、コンピュータ導入・運用研修業務委託料220千円の追加、小学校パソコンの更新を1人1台で実施すること並びに購入パソコンの更新整備として、17節12番、学校情報機器整備備品として60,096千円の追加です。

 27ページへ参ります。

 2項1目、小学校管理費、3項1目中学校管理費につきましては、新型コロナウイルス感染症による学校の臨時休業の影響により、教材費の送付経費が増えていることから、小学校管理費、11節20番、郵便料等で350千円の追加、中学校管理費、11節20番、郵便料等で134千円の追加です。

 14節10番、清水中学校地下タンク内部コーティング工事につきましては、地下タンク検査において指導があり、今年度中に対応が必要となったことから2,937千円の追加です。

 28ページへ参りまして、中段になります。

 4項1目、幼稚園管理費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、教室に空間除菌脱臭機を整備するために備品購入費726千円の追加です。

 29ページへ参ります。

 5項4目、図書館・郷土史料館費、17節、備品購入費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として紫外線による図書を消毒するための機器の購入のため、17節、備品購入費として979千円の追加です。

 30ページ中段へ参ります。

 13款1項1目、行政費につきましては、庁舎内の新型コロナウイルス感染症対策用備品として、非接触体温計、飛沫防止用つい立て、サーモグラフィーの購入経費として、10節、需用費で748千円の追加、17節、備品購入費で275千円の追加です。

 次に、地方債の補正について御説明いたします。

 恐れ入りますが、4ページにお戻りください。

 第2表、地方債補正です。

 歳入予算の補正におきまして、町債の追加を計上したところです。

 地方債限度額につきましても、歳入補正に合わせて引き上げるものでございます。

 学校教育施設等整備事業につきまして11,600千円の追加です。

 過疎対策事業を389,000千円から421,800千円に、32,800千円の引き上げです。

 以上、一般会計補正予算(第5号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第51号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定について御説明いたします。

 総額に2,037千円を追加し、それぞれの総額を1,316,037千円とするものです。

 歳入より御説明いたします。

 5ページをお開き願います。

 2款1項1目、保険給付費等交付金につきましては240千円の増額です。これは新型コロナウイルス感染症に伴い、国から国民健康保険制度にも傷病手当金制度を創設し、国の基準に沿った形での手当金については、保険給付費等交付金として手当される予定であることから、本町におきましても、国の制度に沿った形で予算計上するものでございます。

 4款1項1目、一般会計繰入金につきましては、人件費増額分として1,797千円の増額です。

 続きまして、歳出を御説明いたします。

 6ページをお開き願います。

 1款1項1目、一般管理費につきましては、人事異動等による人件費として、合わせて1,797千円の増額です。

 詳細につきましては、7ページ、8ページの給与費明細書を御参照願いたいと思います。

 2款6項1目、傷病手当金につきましては、先ほど申し上げました国の制度に沿った形での傷病手当金制度創設により、18節30番、傷病手当金240千円の増額です。

 なお、傷病手当金制度につきましては、先ほど御説明いたしました清水町国民健康保険条例の一部改正議案を上程させていただいておりますので、併せて御審議のほどよろしくお願いいたします。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第52号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について御説明いたします。

 総額から16千円を減額し、それぞれの総額181,284千円とするものです。

 補正の内容は、人件費のみの補正となっております。

 歳入より御説明いたします。

 5ページをお開き願います。

 2款1項1目、一般会計繰入金につきましては、人件費減額分として16千円の減額です。

 続きまして、歳出を御説明いたします。

 6ページをお開き願います。

 1款1項1目、一般管理費につきましては、職員共済費16千円の減額です。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第53号、令和2年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定について御説明いたします。

 総額に708千円を追加し、それぞれの総額を1,138,408千円とするものです。

 歳入より御説明いたします。

 5ページをお開き願います。

 1款1項1目、第1号被保険者保険料につきましては、介護保険制度改正による保険料軽減強化拡大に伴いまして、特別徴収保険料で6,379千円、普通徴収保険料で627千円の減額です。

 次に、6款1項1目の一般会計繰入金につきましては、まず2節の介護予防事業繰入金につきましては、2号介護支援専門員給料等の増によりまして921千円の追加、4節の職員給与費等繰入金につきましては、人事異動等に伴う人件費分で213千円の減額、6節の低所得者保険料軽減事業繰入金につきましては、介護保険制度改正による低所得者保険料軽減強化拡大に伴いまして7,006千円を増額するものでございます。

 続きまして、歳出を御説明いたします。

 6ページをお開き願います。

 1款の総務費及び4款の地域支援事業費につきましては、人事異動等に伴う人件費の補正となっております。

 詳細につきましては、8ページ、9ページの給与費明細書を御参照願います。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第54号、令和2年度清水町水道事業会計補正予算(第1号)の設定について御説明いたします。

 4行目になります。

 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額から41千円を減額し、水道事業費用総額を256,759千円とするものです。

 第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の既定額から41千円を減額し、18,996千円に改めるものです。

 2ページをお開き願います。

 収益的収入及び支出の内訳について御説明いたします。

 収益的収入の補正はありませんので、収益的支出の補正の内訳につきまして御説明いたします。

 1款1項3目3節の法定福利費につきましては、職員共済費41千円の減額です。

 以上、水道事業会計補正予算(第1号)の設定の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第55号、令和2年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定について御説明いたします。

 4行目になります。

 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、下水道事業費用の既定額に134千円を追加し、費用総額を297,834千円とするものです。

 第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の既定額に134千円を追加し、25,796千円に改めるものです。

 2ページをお開き願います。

 公共下水道事業の収益的収支の補正につきましては、人件費のみの補正です。

 3ページをお開き願います。

 集落排水事業の収益的支出の補正につきましては、人件費のみの補正です。

 詳細につきましては、公共下水道事業と併せまして、4ページ、5ページの給与費明細書を御参照願います。

 以上、下水道事業会計補正予算(第1号)の説明とさせていただきます。

 以上で、一括しての補正予算の提案説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。(午前10時56分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時10分)

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○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

質疑ありませんか。

5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 誰もいらっしゃらないのであれば、質問させていただきたいと思います。

 まず、補正予算の関係の質問ということで、項目につきましては、補正予算の関係については16項目ほどありますので質問させていただきたいと思います。

 まず、各課にまたがります空間除菌システムの次亜塩素酸水の空間除菌の関係なのですけど、これですね、私が議員になる前にこの商品を売っていた関係もありまして、商品内容をよく知っております。これが来るのは別に問題ないかなと思うのですが、数ある空間除菌の中で、この選定理由について、また今、昨今の問題等も出ていますけど、それらを含めてこれを選定した理由についてお尋ねしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 葬斎場ですとか公衆浴場に設置をさせていただこうと思っておりますので、私のほうから選定理由等を答えさせていただきたいと思います。この間の1月からコロナウイルス感染症の拡大がありました。町内におきましてもいろいろな感染防止の対策を講じております。窓口においてはビニールシートの設置ですとか、そんなことを行いながら、それから、カウンター等の除菌についても毎日行っているところでございます。

 公共施設においてもいろいろな入場者数の制限なども加えながら葬斎場の運営等は行っているところです。その中で、来場者につきましては、一般の商店と違って公共施設というのは、町の公共施設の来場については選べない、清水町の葬斎場を使う、公衆浴場を使うという部分を含めて公共施設については選択できない部分があります。その中で、安全性を確保するいろいろな手段の中で、何があるかということを検討した中で、保育所、それから他の公共施設も含めて、今、発売されている中で、広く除菌できるシステムは何かという中で検討した結果、空間除菌機というものになったというところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 駄目だとかいいとか言っているわけではないのですが、私もこれ、先ほど言ったように販売した経緯があって、今はやめました。やめたのですが、この効果については非常に認めるところがあったので私も商品を扱っていた。

 しかしながら、先ほど、新聞報道でもその検証結果というのが、一番問題なのは、これは加湿機等、噴霧したときの問題が実は確証されていない。私も販売しているときにとある、名前は出していいと思うのですけど、国際星槎大学のほうから電話が来まして、「介護事業をしている」そして「2010年代の沖縄での学会においてそういう指摘がある」と。「そういうものを販売するのですか」と言いながら、清水の福祉施設でも入っているところがありますし、そこで病気になったという話は聞いていませんのであれですけれども、ただそういう発表があったので1回取りやめました。

 除菌する部分については非常に有効性があるということで使わせてもらうときがあるのですが、例えばこれが、厚労省とかの発表によって噴霧してはいけないという形になった場合、その結果が出るのは、出ないとは思うのです。正直に言えば。なかなか出ないと思うのですけど、これが駄目となった場合、その代替する商品というのは今のところ考えているのか考えていないのか。もしそうなったときにはどうされるのか、そこだけ確認したいと思います。

○議長(加来良明) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 先般の新聞報道等の中で効果が確証されていないというか、いろいろな報道があった中で検討もいたしました。補正予算を取りまとめる段階では、この空間除菌機というものが一定程度有効というふうに思っていましたし、今、鈴木議員がおっしゃられたような噴霧についての部分の除菌の効果についても疑問視がされている部分ももちろん知っていた中で、その中でベストな選択はどれかなということでこの空間除菌機を選択したのですけれども、今おっしゃったようにいろいろな他方面から検証結果が出て、現在では一定程度効果があるということで、設置をするにしても、その後、効果がないとか有害であるということになった場合についてはそれ相当の検討をしながら設置替えをするだとか、使用を中止して違う形にするだとかの検討はしなければならないと思っています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ちょっと私、2つの質問を一遍にやってしまいました。これ、今3回目なので。

 次亜塩素酸水については現状、福祉施設で使われているところも多いので、そこの施設の使い方を聞きながら、否定するわけではないのですが、ぜひ慎重に取り扱ってほしい。特に高齢者、特に気管支炎とか気管の関係のところに被害があるというような学会の論文を見たことがございますので、そういうものを少し注意してほしいなと思います。

 質問だから、そういう部分、健康被害とかないかどうか。例えば、「施設等に確認されてはどうかと思うのですが」という部分を最後の質問にしたいと思います、この次亜塩素酸の。

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今、これから私たちが購入しようとする空間除菌脱臭機については、もう既にしみず保育所のほうで導入をしております。この機械については、安全性は確認されているということで聞いております。

 今、議員がおっしゃった次亜塩素酸水を噴霧するタイプのものは、やはり安全性がどうだろうということを確認されていますけれども、今、購入しようとするのは噴霧するタイプではなくて、次亜塩素酸水を作って、それにフィルターをして、その間に空気を通すというようなタイプの除菌脱臭機ですので、直接次亜塩素酸水が噴霧されるわけではないと考えておりますので、多分、今これから購入する分については安全であろうと考えております。ただ、新型コロナウイルスに対する効果につきましては、今後、製品評価技術基盤機構(NITE)、こちらのいろいろな検証結果に基づいて考えなければならないというふうに考えております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 次亜塩素酸水につきましては慎重に取り扱ってほしいという要望をして、この質問を終わりたいと思います。

 続きまして、22ページ、商工費の部分です。この部分について質問を、十勝清水肉・丼まつりの関係について質問をさせていただきたいと思います。

 今回、予算の組替えという形になったと思うのですけれども、これだけではわからないのです。本当は書類か何かあれば一番、こういうふうに予算を組み、収入がいくらあって支出が何ぼあるという書類があれば一番いいのでしょうけれども、そこがないので全部聞いていかなければならないです。

 端的にまず、お聞きしたいのは、その予算組みの詳細。例えば、収入は前回何ぼあって、今回の収入はこれだけである。支出については何ぼだというような形があったと思うのですが、特筆すべきこと、もしくは収入が今回6,000千円減ったけれども、4,230千円はまた、要は組替えをしたいという形になると思うのですが、まず予算組みの中身についてお聞かせください。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 予算組みにつきましては、今回、肉・丼まつりにつきましては、先ほど補正予算の説明があったところなのですが、本来、清水町の有明公園で実施するという部分につきまして、コロナウイルス感染防止のために場所を各飲食店にして実施するということで、期間につきましては1か月ということで、十勝清水肉・丼まつり月間ということで実施するということになっています。

 補助金につきましては、当初、肉・丼まつり実行委員会に6,000千円を計上したところなのですけど、通常の肉・丼まつりということでは開催できないということで、今回予算組みをしたところでございます。

 本来でありますが、資料等を出して説明すべきだったということであれなのですが、私のほうから簡潔に事業の内容について再度説明をさせていただきたいと思います。

 今回につきましては、1か月間を丼まつり月間として実施するということで、町民1人に対して500円割引の飲食店のクーポンを発行するという形になっております。これにつきましては、600円以上の利用に対して500円割引ということで、町内の飲食店を募りまして、割引クーポンを発行するということで、この予算の内訳でございますが、割引クーポンにつきましては各世帯にお配りするという形になっております。一人一人に対してクーポンを送るということになっております。これにつきましては、肉・丼まつりということでありますので、肉・丼についてのメニューを対象とした飲食店の参加を募って、その飲食店を利用してもらうというような形になります。

 これにつきましては、ここで予算的に出しておりますのは印刷製本費で、クーポンの印刷代ということで出しております。68千円につきましてはこのクーポンを印刷する部分の経費でございます。

 それと、役務費、郵便料等につきましては、その丼まつり、割引用クーポンを各世帯に送る部分の経費425千円であります。

 負担金補助及び交付金の4,230千円でありますが、これにつきましては各世帯、各町民に対し割引クーポンを配って、それを9月の肉・丼まつり強調月間のときに使っていただいて、それを回収するということで、回収につきましては一応9割戻ってくるということで算定しまして4,230千円ということになっています。

 そのほか、報償費で100千円をあげておりますが、これにつきましては割引クーポンの裏に名前と連絡先等を書いていただきまして、それを回収した後に10月に抽選券、割引クーポンを利用した方に対する抽選会を実施しまして、町の特産品が当たる抽選会を実施しまして、その抽選会の商品ということで100千円を計上しているところでございます。

 今回の部分については、補助金が6,000千円減ということで、そのほかにつきましては合計で4,850千円ということになっております。この割引クーポン事業につきましては、4月に商工会のほうからも要望があったところで、他の町村についても今回のコロナウイルス対策ということで割引クーポン事業を実施しております。これにつきましては今回、肉・丼まつりの形を変えてやるということで、そのときに割引クーポン事業とタイアップして割引クーポンを配布することによって町民の消費喚起を併せて図り、この事業を実施していくというふうに考えておりますのでよろしくお願いします。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 比較的分かりやすい説明ありがとうございます。

 ただ全体予算が、例えばこれは4,230千円出して、実行委員会に4,230千円を渡すというわけではないですね。すみません。これ私も3回しか質問できないものですから、ただあと十何項目あるのでまだ大丈夫ですけど、全体の予算が一体幾らで、ここを聞かなければいけないですね、次の質問に移れないので。4,230千円の、それ以外にあと実行委員会でどのぐらいお金を持っているのかというところなのです。これ、お祭りでやるということは、前回、これは附帯決議がついているやつだと思うのです。その関係からいくと、最低でも、ほかからも4,230千円に対してまた4,230千円程度ないと、全体の予算で8,500千円程度ないと実行委員会としての部分としてはなり得ないような形だと思うのです。もう1回そこの中身について再度質問します。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 今回については形を変えてやるということでございまして、先ほど言いました4,850千円、これにつきましては町が実施するというような形でございます。先ほど言いましたようにクーポン券を出すということにつきましては、コロナ対策ということで、今までもいろいろな支援をしているところなので、これにつきましては町が直営で実施すると。肉・丼まつりの月間ということと、町の事業と共催という形で実施するという形になっておりますので、この肉・丼まつりの実行委員会の部分についての予算組みはしていないところです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) まず、予算組みの関係でこれは最後の質問になるのです。3回目です。ということは、この予算組みについては肉・丼まつり実行委員会の予算ではなく町独自の予算組みになって、そこで事業を執行していくということで理解していいですよね。ということは、肉・丼まつりではないと。言葉のあやのやり取りはしたくないのですが、でもこれは肉・丼まつり実行委員会ではない。でも協賛はしている。何か難しいですけど、極端に言えば新たな事業という形の予算組みの中のやり方、コロナ対策のやり方なのだということで、そこだけ今確認したいと思うのですけど、その予算組みについて質問の最後にしますけど、実行委員会ではないけど直営でやるということの確認をお願いします。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) なかなか難しい部分だと思うのですが、肉・丼まつりというのは月間で行うということで、その中で肉とか丼のメニューを飲食店に使っていただいて、そして町民にクーポンを配って、それを利用していただくということで、もともとのコンセプトである肉とか丼を使った町民に向けてのPRということで、形を変えてやるということでありますので、この肉・丼まつり月間でやるということで御理解をいただくと同時に、先ほど言いましたとおり、あくまでもこのクーポン事業についてはコロナ対策ということが今回あって、6月、7月、8月についてはプレミアム商品券事業で町内の消費喚起を促したところでありますが、9月についてはこの肉・丼まつりの部分と併せて行うということですので、あくまでも肉・丼まつり月間ということで、こちらのクーポン事業のほうは直営でやるということもありますが、併せた中で、共催で行うということで理解していただきたいと思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 分かりました。質問を変えます。

 次の質問に移ります。

 確か広報でいくと、3月もしくは4月の広報で肉・丼まつり実行委員会が出店者を募集していると思います。今、その対象者は肉・丼をやってくれる事業者ということになっていますけど、これについては3月時点、4月時点で今募集を途中かけていたところの対象者なのか。それとも違うところも含めて、というのは飲食でと言っているけど、去年まで丼まつりに、例えば出ているところ以外、例えばラーメン屋さんとかそういう方は出ていないわけです。ということは今回対象に当然ならないわけです。チャーシューだったらまた別でしょうけど、丼まつりではないですよね。あそこでやっているのはラーメン屋さんとか出してない。というと、要は、飲食はどういう選定をしていくのか。今まで手を挙げた肉・丼だけを提供する、もしくは出店したところだけを対象にするのか、そこです。お店の選定についてお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) まず、お知らせ版に掲載した部分はあるのですが、応募というのはありませんでした。それで、今回、通常の有明公園に今までどおり店を出して集まってもらうという形はできません。その代わり、逆にこのクーポンを配布して、今まで店で出すことができなかった事業者も含めて、幅広く飲食店を募って、できるだけ多い中で利用してもらおうということがありますので、肉と丼ということの祭りですから、丼だけに限らず肉を使った料理や物を出している事業者であれば幅広く募集して、できるだけ多くこの月間に参加していただいて、肉・丼まつりのPRを図っていきたいというふうに考えています。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ということは、飲食店のみと今言いましたので、飲食店のみということでよろしいですね。そこを再度確認しておきますけど、この後そういう質問が出てくるので、クーポン対象については飲食店に限るということでよろしいですね。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 飲食店が主ですが、例えばパン屋さんとかお肉を使って肉のそういうメニューを出しているとか、お肉屋さんもそうですけど、そういうような小売で、そういう形で肉を使っていただいている事業者についても幅広くこのクーポンを利用してもらおうということで考えております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 分かりました。であれば、もうこの部分についての質問は、ということはスーパーでもいいということですよね。ということになると思いますので、それはぜひやってください。

 次の質問に移ります。

 今、商品券150%、50%増の、5万円で75,000円分の商品券が配られていると思います。8月まで使えて、9月の1か月間はこういう飲食に対してやるという商品券の違いなのかなと。違いについて質問したかったのですけれども、先ほど出てきたので、この違いというのは、今回については8月いっぱいまでの飲食も含めた小売等々の商店事業主さんの何とか活性化のために150%、50%増の商品券を出しているけれども、今回、次に出す500円、約9千人いる人口の掛ける500円ということですよね、大体。1人当たり500円ですよね。これについては、この1か月間はこのクーポン券で飲食を応援したいということなのですよね。この商品券の狙いについては、今回、9月からの1か月間は飲食を販売するところということで、この違いということでまずよろしいですか。9月の1か月間は飲食を対象にした事業なのだということでよろしいですね。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 今おっしゃったとおり、9月については今言った飲食の部分ということであります。それで、商品券については希望者というか、希望される方が買うということで実施しておりますが、これにつきましては町民1人、町民全員に配るということで、広く飲食店等を利用してもらおうということの狙いです。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひやってほしいなと思います。何の問題もないかなと思います。ただ、質問を。もう商品券の話ではなくて、この飲食店に対する商品券、今、明確になったのが、ちょっと質問を変えます。

これをやることによって飲食店については9月まで。ただ小売に関しては8月までだと。飲食店以外。この今の状況を、そんなに変わらないというのは、特に飲食店よりも小売のほうが今大変になっている。経済はやや開放されたというか、危機が少し去ったとしても若干、雰囲気的にはもうコロナの雰囲気は大分薄くなってきているのですけど、これ、飲食店はとりあえず続けるといっているけど、実際に一番困っている、例えば小売系とかサービス系とかがやはり厳しい状況にあるのはもう皆さんも御存じだと思うのです。この部分については今後、それらの事業者についてはどういうふうに考えていくのかお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 先ほどお話ししました、飲食ということで、小売の部分についても対象にするような形で進めて行きたいというふうに思っております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 町長にお聞きしたいのですけど、これ、一番大事なのは、飲食も大事なのです。飲食はやっぱり清水の町の日中から夜から含めて、町民のよりどころになる場所なので絶対に必要だと思うのですけど、今現実に困っているところというのはまだほかにもたくさんあるわけです。例のうきうき商品券、今やっていて非常にいいとは言われております。ただやっぱりどうしても使っているところが、全部が売り切れないというような、1発目で売り切れないというのがちょっと、いろいろな理由が御想像どおりあると思うのですけど、でも消費意欲が減退して非常に困っている小売、またはサービス、例えば自動車販売もそうです。ガソリンスタンドももしかしたらそうかもしれないです。そういうところも含めて実は困っているところがいっぱいで、ただそこを、今、飲食を動かせば全部が動くというわけではない状況にある中で、8月末まではとりあえず様子を見ながらするのだけど、今、9月まで決まりました。でも、その中でやっぱり大多数の抱えている人たちが働いている職場の中ではそこを網羅できていないところもある。それをどのようにこれから整理整頓していくのか、町長の考え方をお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) まずはこのクーポンのほうですけれども、クーポンのほうで先ほど来、飲食のところということ、それから肉を使ったところだとかそういうふうなことでありましたけれども、この一部、課長のほうから説明もありましたけれども、実は4月2日にプレミアム商品券の50%券、そして併せてそれを50%以外にも何回かということと併せて2つ目としては特例給付の貸付けの拡大、それを新たに創設してほしいという要請があって、それは既に実施したところでありますし、これからまた年末にかけてはプレミアム商品券が終わったところで、例えば例年だと11月からやっていますので、そういった部分については既に10%の部分で予算はついておりますけれども、もう少しいろいろな情勢を判断した中で進めていきたいという思いがあって、ちょうど8月に今のやつが終わって9月、10月とちょうど空く期間があるので、この丼まつりとうまく併せたクーポンということで考えたのですけど、そのときに3番目の要請として飲食店に特化したクーポン券を各地でちょこっとやり出してきているので、それをお願いしたいということでありました。それで、そんなことの中でこの丼まつりと、そのときからすぐ決めないで丼まつりの部分で実質いろいろなことができない場面も出てくるし、予算的にも減額しなければならない部分もありますので、これとうまく絡み合わせた中で、かみ合わせた中で、実施をするということの中で、商工会の会長以下、事務局も含めて打ち合わせをしていたところで、それを今回実際に補正で計上させていただいたということになります。

 それで、できるだけ実は、プレミアム商品券も最終的には商工会に入っていない人が対象にならなかったという場合も少しあったというふうに聞いておりますので、今回については町が事業主体でやる部分でありますので、食料を売っている店、それからまた食料品を含めて大きなあれでいけば飲食店、さらに食料ということの中で、ただしこれは個店に限らせていただくということで、そんな部分を含めて実施をしたいということの中で、途中いろいろなことがあったのですけれども、最終的には商工会のほうとそういう流れで多くの人を対象にすると。清水町内で飲食、あるいは小売をやっている人たちを対象にして、このクーポン券を使えるようにすると。そんな今流れできたところであります。その辺をまず第1点としてお答えさせていただきたいと思います。

 そのほか、小売だったり、いろいろサービス業だったり、どうするのかということがもう一つの2点目として質問が具体的にありましたけれども、その部分については、実は今までずっといろいろやってきて、第1回目の交付金がそれなりに内示されて、それらについてはもう既にオーバーしている分を使っている経過がありますけれども、今後、さらにそれが倍増した部分の中で支援が来るということも情報として入っておりますので、その辺も含めていくと、さらに今後については第2弾の消費喚起も含めていろいろなことの中で、落ち込んでいる事業者に対して第2弾、第3弾の部分の支援策というのはしっかり考えていかなければならないかなと。そんなときに今議員が言われた具体的にこういう人はどうするということの中で、その部分については町独自の給付金の中で大分拾ったつもりでいるのですけれども、さらにそこから想定した部分のやつが長い期間になっておりますので、今後は第2弾、第3弾というのを打っていきたいではなくて、打っていくつもりでおりますので、その辺についてはしっかり準備をしてまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひお願いしたいと思います。この部分の質問についてはあと1回だけ、3回の質問のうちの残り1回、要は今それ以外の事業者にはという質問をさせていただきました。

 町長の今の答弁の中に出てきたのは、商工会に入っていなくて網羅されていない事業者がいらっしゃる。中には全く、要は、カードの関係の組合も全く声をかけていない事業者がいる。全く商工会からも声がかかっていない、もちろん商工会に入っていなかったら声がかからないですよね。周りから阻害されたわけではないけど、全部が全部網羅できていないのは事実です。150%のこの前の商品券については、やっぱり対象になっていない飲食店もあるわけで、そういうところでいったら何だかなという気もするのです。

 でも、今回は町が主体としてやるのであれば、全事業者向けになると思いますし、誰もが、どこの事業者も全部声をかけてやれるということになると思いますので、そこについては前回の商品券の部分、これは一般質問にも絡んでくるのであれなのですけど、これまでも商品券の中でやはりどうしても声がかからなかった事業者が何件もいたのです。複数件おります。どこからも声がかからなかったというところばかりです。でも、それでも今回このように、次の商品券のように全体を網羅してやるべきではないかということ、これは内々で課長ともお話ししたこともありましたけれども、ぜひそういうような、置いてきぼりになっている事業者がないように取り進めてほしいのですが、いま一度お答えをお願いします。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 今言われた方向の中でずっと進んでおりますので、間違いなく、先ほども言いましたように、カード会主催、それから実質的には商工会主催の事業と違って、先ほども言いましたとおり町主催の事業でございますので、幅広くそういったところは、食にはただし、食料品だとかそういう個店も含めて、そういう部分の中でしっかりと使えるような形の中で、間違いなく議員の言う部分についてはそれを包含した中で実施できると思いますので、幅広く声をかけた中で協賛を募りたいなと、そんなふうに思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 質問を変えます。

 ただいまと少し関連してしまうのですけど、大分絡むところもあるのですけど、コロナ対策の影響を受けた事業者というのは飲食店以外にもいると。どうするかというのは先ほども途中で少し話は出ましたけれども、これについてもう1回、今、町長の部分も少しありましたので、さっき言ったように商品券の問題というか、全員が平等に事業者としてできなかったのは、やはり今回のように、町の商工会にも当然事情があると思います。やはり商工会に入っているか入っていないかによって、それはもちろんあるし、カード会も含めて、もちろんそれはまた人と人との関係ですから、かけているかかけていないのか、たまには忘れてしまうというときも当然あるとは思うのですけど、スポンと置いてきぼりになっている事業者というのがいるとやっぱりせつないです。そういう人たちがどういう気持ちでいるのかなという気持ちもありますし、これはもうあえて今回の、本当はこの商品券もクーポンのようにやったほうがよかっただろうというふうに思うのですが、いま一度、これをどういうふうに周知していくのか。みんなは肉・丼まつりだと思っていますし、今回は飲食、もちろん飲食全部をできるだけ網羅してもらわないと本当に大変なことになるかなとは思うのですけど、まず課長のほうで、これは今の段階で商工会もしくは実行委員会では今回ないからどこに相談していいかは別としても、事業者に対しての声かけ、もしくはそういう案内については何を基本としてやっていくのか。例えば、商工会に入っていたら商工会の名簿があるわけです。一般的にやっている人だとなかなか課で持っていないところもあると思うので、そういうところはどういうふうにちゃんと抜け目のないように網羅できるか。網羅できるようにやってほしいのですけど、今のところその考え方というのはもう1回ちょっと、結構重複していると思いますけどお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) これにつきましては、ホームページだとかお知らせ版だとか、そういう形で周知はします。

 商工会については商工会のほうから案内していますが、今、鈴木議員がおっしゃったように商工会に入っていない事業者、飲食店もいっぱいあるということで、それにつきましては町の事業なのでこちらのほうでいろいろ当たらせていただいて、周らせていただいて、その辺の事業の説明をしまして、できるだけ参加していただくということで進めたいと思います。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 重複した答えがいっぱい出てきたので、質問が大分減ってきたのですけど、あと2点ほど質問させていただきます。

 今回について町長は、これは3回目の丼まつりということにしたいということで、ロングランのという課長からの説明がありました。そういうその流れはずっとやるのでしょうけれども、一体そうなってくると開催目的が、これは肉の町清水をアピールするためのものが、コロナ対策のものになるのは全く問題ないと思うのですけど、開催目的がずれてくるのかなと。であれば、500円にこだわる必要も当然なくなってくるわけですし、なぜ500円だったのかというところも聞かなければならないのですけど、この開催目的がやっぱりぶれてくるのです。結局こういう予算を組んでいて、これを何とかとやるから500円とかのクーポンになるわけで、まずここに、本当に、事業者や飲食店を助けるのだったらもうちょっと、中途半端な500円とかではなくて、何か違う形がもうちょっとあったのではないか。なぜここに落ちついたのか。実行委員会を使ってやったのかというのを、ちょっとどうしてもその部分だけは納得できないところもありますので、そこをお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) これは先ほども少し、先ほどからいろいろかぶる部分もいっぱいあると思うのですけれども、先ほども言いましたように、最初にクーポンの事業をというようなことで、500円のクーポンの事業をということで商工会からそんな要請がありましたので、それについては各地でいろいろなことをやられているという新聞報道等もありましたので、それについてはすぐにいろいろ情勢が変わるのですぐ決められないけれども、間違いなくその部分についてはいろいろな工夫をしながら実施していきましょうと。そのときに商工会から来たのが各個人に500円券を配って4,700世帯、それに対する郵送料やなんかも含めて、これは商工会で個人に全部配るということになると、今回給付金や何かで全部配りましたけれども、商工会に情報を渡すわけにはさすがに、何ぼ商工会との仲がいいとはいえどもそういうことはできませんので、うちとしてそれをやってほしいと。ですからどちらにしても町主催になってしまうのでという話の中で事業がきたところでありますし、500円というのはその中で9,000人いるから4,500千円ぐらいの予算規模になるということの中で要請があったところ、それを今回実行したいなということの中で予算を上げさせていただいたという経過でございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この開催目的はもうコロナなのか何なのかということで今質問をしましたけど、困っているのは、例えばこれは肉・丼まつりというのは、今、十勝清水若牛の組合の皆さんが飲食店に頑張ってくれということで何かいろいろ回って非常にお互い頑張っていこうというようなやり方をされている。すごくすばらしい話だなと。もちろん小売も頑張って、小売が出ないと生産者も大変。何ぼ頑張っても地元の消費というのは限られて、全体の消費から見たら限られてくる。僕がどうしても言いたいのは、もうちょっと大きな見方をして、さっき言いましたが、今度は牛屋さんとか酪農家、肉牛農家にもやはりこれは長い目で見たらつらい時期が来るのです。そういう部分でいくと。今スポット的にやっていますけど、全体像がなかなか見えてこない。今回の肉・丼まつりがコロナ対策に変わったように見えているのですけど、全体として何か、今ある予算を振って回したというだけであって、それはそれで、いいかどうかは別として、何かこれ小手先にしか見えてこない。もうちょっとそれぞれの事業者が納得できるような形でもう少し、現状は何も戻っていないですよね。お客さん方は。それぞれ大変なことに現実なっています。そこを使ってやるのだと言っていますけど、ちょっと時期的にはもしかしたら、今の50%をやってもこの状態、そして次にやってもどうなるかと言ったらやっぱり先が見えない。もちろん先が見えないことを今、手を打っているのですけれども、もう少しこれは膨らませてやる方向性もあると思いますので、この分については何か、クーポンをやるのはいいのですが、肉・丼の事業も含めてもう少し、練れていないのではないかなという気がしているのです。3月の附帯決議の関係もありましたけど、そこから何も変わっていないというか、何かとりあえず右から左に、商工会からの要請もあってクーポンをやりたい。ちょうどクーポンの予算的にこれは合うなということで入っただけであって、本当はそういう部分ともっと違う部分、合わせた形でもうちょっと考えてほしいなというのが、それは議員としてなのか個人としてなのか分かりませんが、議員として言うしかないです。議員としてなのですけど、やっぱりもう少し手厚くというか、今一番困っている部分に入っていったほうがいいのではないかと思うのですけど、いま一度、これをやるという意気込みではないですけど、そういう部分を聞かせていただければと思います。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) この件につきましては、先ほどもお答えしましたように、これからまた商工業、肉牛農家だとか若牛の生産農家というのはまたちょっと別に置いて、それがいいということでは全然ないのですけれども、そういうのも含めて今後、先ほども言いましたように、まだまだ交付金の部分も含めて町に交付されてまいりますので、それらの部分については落ち込んでいる事業者がしっかりと受け入れを維持できるような、そんな支援というのは、先ほども言いましたように、どこまでが第1弾なのか第2弾なのか分からないけれども、間違いなく次の第3弾なり4弾なり、そういった政策は打っていきたいと思いますので、その辺は先ほどの答えとかぶりますけれども、次の政策は打っていく。そんなふうに考えておりますので、その辺については理解をしていただきたいなというふうに思います。

○議長(加来良明) 次の項目に移りますか。

(「はい」と呼ぶ者あり)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) それでは、ここで休憩します。(午後0時00分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 質疑を続けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ちょっと長くなりまして本当に申し訳ないのですが、あと数点でございますので、お願いしたいと思います。

 肉・丼まつりの本来の目的というのは、清水の豊かな農産業の、この農業、特に畜産業の有益性を求めるものだと。そういうことでやられているというふうに思っています。今回の肉・丼まつりに代わりながらも、これは第3回の肉・丼まつりという位置づけだと思いますが、そうですよね。

 その中で、開催するに当たって、本来の目的は、まず肉の消費地、肉の生産地である、生産地の中でのPRという形になると思うのですけど、この第3回の名前をつけてやるということは、例えば飲食店にお渡しするにしても、もしかしたら、この飲食店はビールを提供して、それで終わるかもしれない。それは飲食店に任せている部分だと思うのです。

 また、これまで多くの町外者の方が入場していると思います。実質、毎回、3,000人から4,000人は、この町内、町外で参加しているというふうに、現実的な数字としてはそのぐらいかなというふうに思っているのですけど、町外者の扱いも含めて、ちょっと2つぐらい質問してしまいましたけど、その中身が大分変わってしまうことに対してどういうふうに捉えているのか。

 本来の肉・丼まつりではなくなっているのです。来年以降、もし開催するにしても、これ本当にやり方が全く違う、趣旨に反しているという部分を感じざるを得ないのですけど、その辺の整理整頓は、実行委員会、もしくは庁内、役場庁舎内でしているのかどうか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 肉・丼まつりの本来の目的というようなお話ですが、先ほどから何回か話はしているのですが、今回は、あの会場ではできない。コロナの影響でできないということで、各飲食店を会場に行うということでございます。

 目的として、もともとの肉・丼まつりについて、まだ2回しか実施していないという中で、町民に対して、町外からお客さんが来て、町民も来るのですが、町民に対する認知度がやっぱり低いという部分があって、別な形で、今回そういうことも含めて始めたところです。

 今回、通常の肉・丼まつりで出しているメニュー、牛玉ステーキ丼とか、牛とろ丼とか、豚丼とか、そういうものについては提供できますし、今回、クーポン券を発送するときにメニューの紹介だとか、9月に肉・丼まつり月間として行うので、限定メニューといいますか、肉を使った、そういう特別メニューも出していただける飲食店についてはお願いしたいと考えております。

 それと町外者の扱いなのですが、本来は、広告を打って町外から来てもらうというのが一番の目的かもしれませんが、今回、こういうコロナウイルスの部分で町外のPRというのができないという中で、どういうふうな形で行うかというときに、やはり、まだ2回という回数も少ない中、そういうクーポンを利用しながら、ぜひ町内の方にもう一度、肉・丼まつりの目的も含めて、認知をしていただきたいという思いもあったものですから、こういうような内容ということで実施するということでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) せっかく2回やってきた十勝清水肉・丼まつりの流れを、今回、コロナ関連も含めて変えていく。これは多分、今年1年の問題ではないから、もしかしたらソーシャルディスタンスの関係で言うと、来年もできないかもしれない。それは、今回こういうような形になっていくという新しい形なのかなという認識もあるのですけど、せっかくやっているのに、本来の目的と違うけど肉・丼まつりと言っているのがちょっと、そこが引っかかるというのと、せっかくPR向けでやっていたのに、それを町内向けのPRにする。正直言えば、開催目的から外れてしまっている。本来の開催目的とすり替わってコロナ対策となっているのですよね。コロナ対策ならコロナ対策できちんとやったほうがいいのではないかというのが今回、僕の今の、最後のほうの、あともう一つあるのですけど、質問をしているのですけど、こだわる理由は何でしょうか。これは逆に町長にお聞きしたいのですけど。

 これ、あえてここまでこだわらないで、クーポン事業で「頑張れ清水」「頑張れ清水の飲食」と。さらに清水の肉の産地としての頑張りを出したいのなら出したいでいいのですが、でもどっちもどっちになってしまうから、飲食店の本当に頑張れ清水町、そして清水の町の人たちで盛り上げていこうというような趣旨であれば、まさにそのほうがいいと思うのですけど、単なるばらまきで終わってしまっては、せっかく2回やってきた丼まつりが、何だか違う意味になってしまうのかなという残念感もすごく出てきてしまうのですけど、それに対して町長はどういうふうにお考えですか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) これを実施するに当たり、会議をまだ開けるような状況ではなかったので、書面会議ということでいろいろ実施をしてきた経過はあるのですけれども、その中で、意見として、みんな賛成だよということの中で、こうやっていただいている中で、やはり将来につなげるためにも、今2回しかやっていないし、来年につなげるためにも、いろいろなことの中で、やっぱりそういうコンセプトはしっかりと持っていたほうがいいのではないかと、そんな意見もありました。そんな中で、たまたま先ほど言ったクーポンの事業のときに、こういう構想をお話ししたら、商工会の中で、「そういうあれもしっかりと考えていけばいいかもしれないね」という部分もありましたので、クーポン事業と結びつけた中で言ったのですけれども、どちらにしても、今議員もおっしゃったような肉の町、そういう食の町ということをアピールするのを絶やさないためにも、この事業に丼まつりというようなことも多少あれして、そういうコンセプトで、なるべく肉や何か利用してというようなことをお願いしながら、かといってクーポンですので、そういった参加希望のある人は、皆さんクーポンを使える利用店として、協賛店として参加してもらえるような、もっと分かりやすく言えば、クーポンが使えるような、そんな幅広さを持ってこのお祭りを実施する。そんな考え方で進めてきたところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この部分の最後の質問になりますけど。となると、来年以降もつなげるため、もしこれがうまくいけば、有明公園でやることもなくなる可能性も十分あるという認識のもとでよろしいですね。

 そういう可能性も当然出てくるし、今回の趣旨は、丼まつりの趣旨は、例えば、交流人口、もしくは滞留者をどんどん増やしてやると言っていたにもかかわらず、今回は町内、それに知名度が低いよという話もありましたけど、でも、この肉の産地を内外にアピールしていくということでやっていくけれども、今回はもう内側。でも、これは実際にはコロナ対策ですねというところで、コロナ対策で、町民1人当たり、これ世帯という話もさっきありましたけど、多分、町民1人当たり500円ですよね。500円。これが全部消化できるのかできないのか、できなかったらどうするのかという話も当然出てくるし、であれば、商品券としての役割をしたほうがよろしいのではないかという、そういう気持ちではあると思うのですけど、どうもどっちつかずになっているというのが引っかかるところ。

 そして、こんな大事な、前回、附帯決議も関係した部分で、何だか、「今度は直営になりました。だから大丈夫です」というような非常に曖昧なまま、何か補正に出てきて、大した説明資料も全くなく、ポンと言われても、気持ちは分かるけど、どうも納得いかない部分があるのです。いま一度、どうしてもやらなければならないのだという町長の思いを最後聞いて、私、この今の質問については終わりたいと思います。お願いします。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 最近また、ポストコロナだとかアフターコロナだとか、いや、まだまだ全然そんな段階でもないよというようないろいろな意見もありまして、そんなことも見据えた中で、いろいろな準備をしておかなければならないというような意見も、かなり出てきているところでございます。いろいろな新聞や何かでも、そういうふうに言う人がたくさんいまして、なるほどこういうものだなという部分も含めて持っているところでございまして、そういうことを考えると、やはり食の町として、せっかく、にんにくまつりも含めて、食の町として魅力ある町として内外に、まだうちのほうの認識度が足りないというお話が今ちょっと出ましたけれども、外部に対するアピールだとかそういった部分はある。しなければならないなという思いを持っているところでございまして、そういうことで火を消さないためにということもありましたし、食の祭りを何らかの形で、せっかくこういうふうにやるのであれば、何らかの形で次につなげる部分を残しておいたほうがいいなと。

 ただし、次年度については、今議員も言われましたように、どういう形になるか、多分、よそのお祭りも、みんな今年の場合は中止にしている状況がありますね。大きな、どこかで1か所で集まってやる祭り。だから、その辺も含めて、よそもいろいろなことを考えていると思うのですけれども、うちらについても本当にどういう形でやるか、次年度については分からないけれども、こういうふうなことも、厳しい状況を、感染症に対する厳しい状況ということの中で、こんなやり方も含めて、先ほど言ったように、内外にまたアピールできて次回につなげていければいいかなと、そんな思いを持ってこの事業を、コロナ対策と併せて、コンセプトとして持ったところでございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) このうち、一般質問で私、この辺の質問も当然入っておりますので、そこはそこでやりたいと思います。今の商工の関係のところについては、いまいち理解できないのですが、質問回数が制限されていますので、ここで終わりたいと思います。

 続いて、教育委員会のネットワーク関係の、コンピューターの関係ですね。これは多分補助金絡みで入ってきたので、急遽、全国的にやるということでよろしいですね。

 これについて、実施時期はいつから、例えば、子供たちはいつからこの授業を受けられるのか。それの準備段階も当然、先ほど説明の中で、教員の研修等もやらなければならない。今から導入したとして、どう考えても秋以降、もしくは冬休み以降になるのではないかなという認識があるのですが、それについては、今のところの捉え方と、これが有効に使われるのか、今の3年生とかは全然該当にならないで終わってしまうのだろうなというふうに思っているのですけど、その辺はどうなのかと。前倒しで、例えば、どんどん先行できるのか、できないのかも含めてお聞きします。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今回の補正に出させていただいた分につきましては、もともと文科省では5か年計画で出ていた分でございますけれども、それに乗っかりまして、本町でも2学年分については補正の形で出す予定をしておりました。

 今回のコロナの部分で、文科省のほうで全学年一斉にということで補助金がつきましたので、うちのほうも中学校は既に導入されておりますので、小学校分につきまして、今回、併せて導入させていただく補正予算を出しているところでございますけれども、全国一斉にこういう形で進みますので、いわゆるタブレットというか、物が、やはり調達というのでしょうか、それが相当困難な状況も想定されます。ですので、今回補正予算が成立しましたらすぐに購入、入札に向けた準備をしていかなければならないところだというふうに考えておりますけれども、その辺の調達の部分がなかなか、従来であれば、例えば夏休み中にということもあるのでしょうけれども、もう少し時間がかかるのではないかというふうに思っています。

 となりますと、LANの工事という部分もありますので、冬休みぐらいまでかかるのかなというふうに思っています。そうなりますと、鈴木議員が今おっしゃったように、なかなか、予算がついたからって、すぐに子供たちが活用できる状況になるかというのが、ちょっとなかなかいつぐらいにというような見通しがつきづらいところでありますけれども、できるだけ早期に、特に中学校3年生等につきましては卒業というふうになってしまうので、できるだけ早期には運用できるようにしたいと思いますけれども、今申し上げた物の調達について、ちょっと若干、時間がかかるかなということは、今のところ想定しております。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今後、これを導入したことによって、もちろん、メンテナンス及び保守等々がかかってくると思うのですけれども、これについてはどのような、これには毎年かかってくる分については全く触れられていませんが、これから、例えばソフトの更新だって、そのうち何年かごとにやっていくだろうし、交付金で賄えるのかどうかも分からないですよね。でも結局、町からメンテナンスを含めて、そういう部分については、今の段階でどのぐらいかかっていくのかというのは予想されているのか、それとも今のところされていないのか、お聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 具体的に、今の段階でメンテナンス、毎年の経費というのは、具体的な数字は出しておりませんけれども、今想定していますのは、今まで導入していたパソコンと違って、クラウドの方式で入れたいと。そうなりますと、パソコンというかタブレット本体のほうのメンテナンスもあまりなくて長期間使えるのではないかなというふうに思っていますので、従来の方式で、いわゆるサーバー方式というのでしょうか。そういうもので入れたものよりは、毎年のコストも低く抑えられるのではないかなというふうに考えてございます。

○議長(加来良明) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これで最後になると思います。これで本当の最後です。

 その端末は家に持ち帰れるのか。そして家に持ち帰ったとして、Wi-Fi環境がないときはどうするのか。Wi-Fi環境がない家庭についてはどのようなことを考えて今後運用していくというのを、もちろん、その考えがあるのかないのか、そしてどういうふうに進めていくのか、お願いします。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 今回、今まで、もう既に中学校で導入していると言いましたけれども、やはりそこでは、いわゆるサーバー方式というのでしょうか、本体のほうにいろいろなデータが入っていて、それを単純に持ち帰るのは、いろいろな外とつながることへの危険性とかウイルスの関係とかいうのがございましたので、なかなか持ち帰るというのが難しかった状況がございました。

 今回、小学校に導入しようと思っていますのが、先ほどお話ししたようにクラウド方式ということで、本体のほうには、データ等がない状況で、その都度、クラウドの中の情報を引き出してという形ですので、そういった今中学校であるような状況は避けられるのかなというふうに思っています。

 今回、コロナ対策でも各種報道されましたように、持ち帰って家庭で学習するということが、当然それを想定した形で導入していくわけでございますけれども、議員がおっしゃるように、Wi-Fi環境といいますか、それがない御家庭も当然あるわけでございます。うちのほうでも若干アンケート等の調査をいたしましたが、結構、80%とか、そのぐらいから90%ぐらいの比率では、もう既に何らかの形で、御家庭で使える状況があるかなというふうには思って、アンケートですので全部の回答ではございませんので、そう思っているところではございますけれども、そういうものがない御家庭については、例えば、ポケットWi-Fiのようなものをこちらのほうで準備して、それを貸し出させて使っていただくとか、そういうWi-Fi環境のない御家庭につきましては、経済的な面もあると思いますので、その辺を勘案しながら、小中学校は義務教育ですので、全員が使えるような状況というのをとっていかなければならないというふうに、その辺を検討していかなければならないというふうに思っています。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 今の教育費の関係で、ちょっとだけ質問させてもらいます。

 行政報告にありましたICTを活用したオンライン学習と言われましたけれども、それありきで、要するに、夏季休業の短縮によって、休業期間中のその学習保障というのですか、それが網羅されるとお考えなのか、状況に応じては、冬休みも短縮するつもりなのか、その教育委員会としての方針というか、この見据えたところをお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 今、ICTの関係、先ほど鈴木議員の御質問にもお答えしましたとおり、なかなかすぐ、そういう物の調達を含めて、それを活用しての、例えばリモート学習みたいなものをすぐに導入するのは難しいと思っております。

 今議員がおっしゃったように、先ほど行政報告のほうで夏休みを延ばしましたというお話をさせていただきましたけれども、当然、今現在の状況でございますので、今後の状況を見ながらやっていきます。

 運動会、体育祭については、既に中止を決定したわけでございますけれども、そのほかの行事についても今までと同じようなやり方ではなくて、ちょっとやり方を短縮して授業時数を確保するとか、そういう状況を各学校にとっていただいて、それでもなかなか時数が確保できないという場合には、当然、冬休み等も利用しながらやっていくということで、教育委員会としては各学校長にはそういうお話をさせていただいているところです。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 今、答弁の中にありました体育祭・運動会中止、これは中止で間違いなく、保護者の中には、何を根拠に言っているのか分からないけれども、秋に開催されるといううわさも流れていて、これは管内のほかの町村で万が一、秋にやるのかどうかは各町村に任されていると思うのですが。そこで、清水だけがやらずに、ほかがやるようなことになったらまた変わるということでいいですか。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 既に本町は、割合早めに中止を決めました。ほかの町村でも幾つか、既に決めているところがあると思います。今ちょっと具体的に数は分かりませんけれども。

 いずれにしましても、今、そういう決定をしたということは、既に運動会、体育祭をやらないカリキュラムといいますか、そういうものをもう一度つくり直して、各学校でそういう組立てをしているところでございますので、ほかがやるという状況になりましても、清水町については、楽しみにしている保護者やお子さんたちには申し訳ない状況になるかもしれませんけれども、今年度については、運動会・体育祭は実施しないということで、この方針は変えずにいくところでございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 最後になると思うのですけれども、このコンピューター導入、ICT環境の整備について、あまり1人1台ずつパソコン、タブレットを与えるということ以外、そのタブレットを使って、パソコンを使って、どんな活用方法なのか、どんな学習がなされるのか、その辺が全然見えてこないのですけれども、それについて、国からこんなふうにというか、これを使ってこうしなさいという指示があるのかもしれませんが、その辺、ちょっと分かっている範囲で説明していただきたいと思います。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 以前から1人1台ということで、文科省のほうで全学年ということで、コロナ関係でついたところでございますけれども、もともと先ほどもお話ししましたように、5か年をかけて全学年にということで文科省のほうでは導入してきました。その際には、いわゆる今回コロナですとか、その他災害とか、学校で授業が行えないことを、家にパソコンを持ち帰って代替で行うということよりも、学校の中でそういうICTを使った、パソコンを使った教育をしていこうというのが本来の目的で、このGIGAスクールという構想が成り立っております。

 具体的には最近、教科書のほうにQRコードがついていたりして、そこをクリック、読み込むと、いろいろな情報が読み取れたりとか、そういうデジタル教科書的なものもございます。それからもちろん、教員が作った、そういうデータ、デジタル的な資料等を子供たちに一斉に見せるとか、あるいは小テストのようなもの、そういうものについても、例えば一斉にやって、例えば、集める手間もなく、すぐできているかどうかが分かるとか、そういうことを、もう既に中学校のほうでも導入していますので、中学校のほうでは少しずつ進んでいるところでございます。今回、小学校にそういうタブレットが導入されますので、そこの部分、町全体の中で、使い方も含めて研究しながら、日常の授業の中でどんどん使っていくということを目指していきたいというふうに思ってございます。

○議長(加来良明) 6番、高橋政悦議員。

○6番(高橋政悦) 最後にならずにごめんなさい。今度こそ最後です。

 そのタブレット、パソコン、その機種なのですが、これは国から指定されるものなのか、それとも各教育委員会、もしくは町単独で選定できるものなのか。それによって例えば、一般的に、国がこれを推奨しますというのはないと思うのですが、こういうスペックのものということだと思うけれども、先ほど言われましたポケットWi-Fiを使うよりは、SIMカードで勝手にそれ自体ができるものというほうがいいような気もするのですが、その辺、ハードの選定について、今考えがあれば、教えていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 今回のGIGAスクール構想につきましては、LANの工事の内容、それから端末の内容につきましても非常に細かく文科のほうから指定がございます。そういう中で、OSにつきましては、WindowsOS、ChromeOS、それからiPadのOS、3つが指定されておりまして、端末についても、補助要件になりますと45千円の端末というのを教育現場の1人1台パソコンの上限としておりまして、それを普及させていくということが基本の構想になっています。

 そのような中で、各自治体の状況ですとか、これから行っていく教育の方向性ですとか、それから一番問題になるのは人数の問題もあると思います。大きな学校、それから非常にたくさんの端末を一遍に用意するということ、一遍にたくさんの端末が動くということ、そういう環境も含めまして、状況に合わせてその3つのOSの中から選んでいくということで考えております。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 商工費のクーポン券の関係ですけれども、3点ほどお聞きしたいと思っています。

 まず1点目としては、今回、ここにあげてきた経過というのは、3月の議会でいろいろ議会からの注文がといいますか意見が出たわけですけれども、なぜこのクーポン発行、要するに、肉まつりの名前だけでもという発想はいつからなのか、まずお伺いしたいと思います。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 肉・丼まつりの実行については、3回目を実施するということで話を進めていたところです。その間、コロナの状況などがあってなかなか、先ほどもお話ししましたが、会場でやるのが難しくなったということでございます。肉・丼まつりを開催するというような部分については年度当初からあったということで、状況によって、今回こういう形で開催するに至ったということでございます。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 私、できるだけ質問は短めにしております。時期を聞いているのです。流れを聞いているのではありません。まずはそういうことで、今度は使い分けが出てくる。実行委員会とか町だとか。だから、実行委員会を云々と聞いたわけではない。今度は町がやると言ったのだから、いつそういうことを、誰がどの時点で話したのか。それによって会議が、これ1人や2人でできることではないから会議等を開いたと思うけど、会議を開くきっかけになった時期はいつなのかということを聞いているのです。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 当初は、どういう形で行うかという中で、いろいろ話を進めてきたところです。これにつきましては、先ほども答弁にあったように、クーポン券の関係のお話が出ていたという中で、この部分については、どういう形で行うかというような形で模索をしてきたところです。

 今回、やり方につきましては、最終的なコロナの部分も加味しまして、5月中に書面会議ということで実施し、事務局のほうでいろいろ説明をしながら御理解をいただいて、こういうような結論に至ったということで、実行委員会についてはそういう形でありまして、それに至った経緯としましては、町のほうとしては、先ほどのお話にもありましたクーポン券という事業も含めまして、その辺を併せて開催したらいいかということで、実行委員会のほうに諮って進めたところでございます。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) どうも、いつからというのは言えない部分があるのですが。実行委員会と言いますけど、これ町がやると言ったのだから、逆に言うと、町が町の事業としてやると決めたのはいつなのかということ。このきっかけがいつからなのかと聞いているのだから、その辺の説明を求めているのです。

 実行委員会がどうのこうのではない。私が聞いているのは、あくまでも町が直営で直接このクーポン、クーポンの件は次の段階で聞こうと思っていますが、町がやるという話は課長から出たことではないと思っています。当然、執行者の町長からそういう考え方が出たと思います。3月の定例で、ほかのことも含めていろいろ出たわけですから、3か月ほどあるわけだから、その間に十分協議のしようがあったと思うものですから、「よーいドン」はいつですか。町がやる。それはいつ。実行委員会は5月にやめたと言ったというのでしょう。それはいいです。だから、それから町がいつからやると言ったのかということを、時期を聞いているのです。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 町として、今回の予算計上において、先ほども言いましたとおり、実行委員会の部分の減額と、町の事業として実施するクーポンの事業がありました。

 それで、これに関しては、5月の上旬だと思いますが、これを決定するに至りまして、こういう形で実施しようということで、町としての考え方ということで補正予算を上げたところです。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) スタート時点の質問は3回終わりましたので。

 今のお話では5月上旬頃ということでしたね。これ、5月上旬にどこからどういう話がいったか知らないけど、私が、今課長の説明を聞いている限りではクーポン券ありきでスタートしたのかなと。そういう認識でいいですか。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 先ほど町長のほうからも説明がありましたとおり、クーポン券については4月の上旬に商工会のほうから要望書で上がってきたところです。これについてはコロナの状況などを見ながら、いずれ時機を見て、この事業をやる必要があるなというような考えの中でいたところであります。

 今回、先ほども説明しましたけど、プレミアム商品券の部分が終わってというか、今やっているところですが、その部分について、6月から8月で終わるということで、今回、そういう形で考えていたところで、この部分のクーポン券については、その時点で実施するというような考え方でいたところです。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 懇切丁寧にお答えいただいて、本当にありがとうございます。同じ答弁を2回も3回も聞いていたら、私としても何となく頭に残ってきておりますけれども。

 私が聞いていることは、クーポンでやると言っていて、ありきで言っていて、それだったらクーポンを出したときに、どういう形で出すべきなのかなという協議を全くしていない。ただクーポン、クーポンと言っていた。そういうふうにしか聞こえない。だから、内容についてはまた後、答えによっては後にしようと思っているけど。クーポンありきでスタートして、肉・丼まつり云々というのは、どこから合併してきたの。そのタイミングは。クーポン先なの。肉・丼まつりの代わりに名前を、何とか名前だけでも続けたいという思いでやったのか、その辺、短い答弁でよろしいです。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) ちょっと答弁が重なるかもしれないのですが、クーポンの要望は、先ほどのとおり4月の上旬にあったということでございます。肉・丼まつりの実行委員会で協議したのが、5月の上旬ということでございます。クーポンを実施しようという部分については、その時点から、いつ実施するかということで考えていたところでありますし、肉・丼の部分の開催の仕方というのもコロナの状況を見ながら考えていたところで、その部分で、これを町主催の事業としてやったほうがいいのではないかということで、5月の上旬にそういう形で進めようということでなったところです。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 同じような話を聞いていて質問しづらくなっているけど、私が今聞きたいのは、肉・丼まつりとぶつける、肉・丼まつりとこのクーポンがもう少しスムーズにつながっていればいいけど、何か、どっちがどうか知らないけど、後付けなのか先付けなのか、何かこう2つをくっつけて理解することは難しいのです。

 だから、肉・丼まつりは実行委員会だから、コロナでできません、やめましたと言ったのだから、今度は町が、実行委員会ではないからね、町がその肉・丼まつりのネーミングだけを何とかしたい。そのための代わりとして考えたのかな。それでも結びつかない。

 ということで、いま一度、タイミング的にどうも時期が4月と5月、そして実行委員会というのが結びつかない。これいいとか悪いとか言っているのではないのです。

 もう1点目の質問をしたいと思いますが、どうもこの、うまくくっつくかなという思いがあるので、こういう質問をしているわけですけど、この後、続けて答えもらってもだめかな。

 3点目として質問していきます。それで今度は、実施についてということなのです。実行する場合に。これは、先ほど言った、くっつけるから難しさがあるというのは、クーポンでいこうと決めたのでしょう。そのクーポンの希望店、それをこれから後付けで募集していくのでしょう。それもおかしいのです。だから、私たちがなかなか理解しづらいところがあるのです。3月にいろいろなあれが出たのだから、ほかの件もあります。

 そこである程度、前へ進められなかったことは、この6月定例会までに、この3月以降、即作業に入っていって、理解してもらえなかったことは理解していただくような時間があるわけでしょう。こればかりではないけど。それが、6月の定例会間際になってこういう話が出てくるから、結局は中身を決められないで、ただクーポン券で、肉・丼まつりのネーミングだけ何とか残そうという発想になるから矛盾しているのです。だから、皆さん方、頭の中を整理して言っているかもしれないけど、聞いている側としてはすごく難しいのです。一つずつ言ってもらったほうがいいのではないかなと。だから、肉・丼まつりが廃止になったから、町としてコロナの何か対策を講じたいという説明のほうがすごく分かりやすいような気がする。それが何か肉・丼まつりと絡めていくと、どうもあれなので、今言ったことについて、まずお答えをいただきたい。

○議長(加来良明) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) なかなかですね、肉・丼まつりの実施と、このクーポン事業の部分の説明とか、私もちょっと説明不足で申し訳ありませんが、この肉・丼まつりを中止というか、そういう部分のこともというような部分ではなくて、やはり先ほども言いましたが、これを続けて町外者の、認知していくというのですかね、町民に、まだまだ回数が少ないから認知していくという中で、やり方について考えてきたところです。

 先ほど、後付けというお話がありました。これについては本来、会場を有明公園においてやるのであれば、ある程度、出店者というのは決まっている中でやるのですが、今回はそういう形で広く飲食店にクーポンを利用してもらって、肉・丼まつりのメニューも入れながら、両方をマッチさせた中でやろうというような考え方ですので、新たにお店のほうを募集して出店者を広げて、あそこの会場ではできない、あそこの会場に行って店を出せない、そういう業者のためにということで考えたところです。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 制約を受けている質問の中で、まとまってこないのです。私が今3点目として聞きたい部分は、肉・丼まつりと今回のクーポンの結びつきがありませんというのは、最後ではないですけれども、町長はこれを広げようと。コロナの関係だから広げよう。これ、実行委員会に聞いてもしょうがないので、来年以降、実行委員会でどう対応するのか。できたとしたら今年は、肉・丼まつりとしてくっつけてクーポンをやって改めて、改めてというのはおかしい。本来これが出てくる間にある程度の対象店、希望店をやっぱり押さえておくべきなのです。それをしないで議会に出して、様子を伺ってからという部分があるような気がしてならないのです。

 クーポン券といったら、いろいろな話がいろいろな方から出てきた。それなら今度は、聞くときは肉・丼まつりを外して、いろいろな業者を対象にいたしますと。それなら最初からクーポンということで対象者を、ある程度見通しをつかんだ上でやるべきであって、予算をもらってから動こうとしているのでしょう。予算がついたら。だから、こうやって質問したときに同じ答弁しかできなくなってしまう。

 だからこれ、それで、議長が何回目ととらえるかわからないですけれども、もう1回ぐらいありますよね。2回目ですから。もう1回ありますね。もう1回しかないそうですから。

 それで、実施にあたって、これから拾っていきますと言っていて、そして、かつ、肉・丼まつりですよと。これ実際問題として、対象店はまだ枠を決めていないのでしょう。課長。対象店は。どこまでやるかというのは決めていないのでしょう。

 それで、結局は、そういう状況を、なぜ事前にもう少し手順よく対象を拾っておかなかったのか。肉・丼まつりのときもあったのではないの。実際に。終わった後。やりたかったっていう人がいたかもしれない。私は聞いていませんが、そういうものだろうと思っています。

 だから、コロナについて、この点については町長に伺います。結局は、今これから募集していって、先ほど町長が言った、周知しながら、これから対象店、希望店を募るという理解の中で、9月といえば、時間があるといえばあるけど。だけど、今度は書類をもらったいろいろなお店、そういう経験があまりない方ですよね。商工会に入っていない方ですから。だから、そういう方が本当に中身を理解して、「うちはやりたい」「いや、うちは無理だ」と改めてそういう思いを持てるか、そういう内容でちゃんと対象店の募集、それは業種も全く関係ないように先ほど聞こえたのですが、そういう認識で、現状で理解していてよろしいですか。町長、ちょっとお話をお願いします。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) このことにつきましては、特に対象店ですね、それにつきましては、これから募集ということになりますけれども、肉・丼まつりのもちろん過去のあれと全然形式が変わりましたので、3月には、たまたまちょっとしたコロナとのいろいろな微妙な関係で、一回募集は出しましたけれども、先ほど答弁したように、それはなかったということですけれども。今後形が変わりましたので、先ほども言いましたように、新しいものの中で、しっかりと文書のやり取りだけではなくて、電話等も含めて、協力店やなんかはしっかりと漏れがないように、たくさんの店がこの事業に、クーポン事業、あるいは丼のクーポン事業に参加してもらえるように幅広く募っていきたいなと。できるだけたくさんの人たちに、先ほども言いました商工のプレミアム商品券の中で参加できない人がいたというような強いいろいろなものも不満も聞いておりますので、そんなことがないように募っていきたいなと、そんなふうに思います。

○議長(加来良明) 10番、中島里司議員。

○10番(中島里司) 今、町長のお話に尽きるのだろうけれども、募集をかけましたと。だけど、さっき言いましたように、中身がちゃんと理解しやすい文面、まずそれを十分配慮していただきたいと思うし、それによって、これ肉・丼まつりというのを、肉まつりと丼まつりをくっつける、その理由として何かあったら答弁として、認知度が低いというお話がありました。認知度が低いか高いか分かりませんが、少なくとも昨年、町で、実行委員会でやったのか、広告、新聞の一面を使った。あれ肉・丼まつりだったよね。あれだけやっていて認知度云々なんて、町民の前で言うべきではないですよ。あれだけ費用を使っているのだから。あのお金は何だったのということになりますよ。安易に認知度がまだ周知されていないと、それは去年の広告を見ていたらそうはならないですよ。

 ということは、非常に周知するのは難しいというふうに私は思います。あれだけ頑張っても、そういうふうに執行側が見ているというのが非常に、何に対してではないのですけど、残念だなという思いがいたします。

 最後に、認知度云々というのは、だからやめていただきたい。昨年あれだけ、多分かなりの費用をかけていると思います。それで一つ、来年の肉・丼まつりができることに、実施できることになった場合、肉・丼まつり、今年募集した人たちを対象にすることはできますか。それは実行委員会だから、来年は実行委員会で考えますということでいくのか、少なくとも肉・丼まつりだから、昨年の実施要項でいきますと。それを満たした人については、多少は入ることはできるのでしょうけれども、業種が、いろいろな方まで対象にするという先ほどの話ですから。それを今年のクーポン券の中で入ってきて、来年そのまま肉・丼まつりの実施のときに、もしできたときに、もしではなくて必ずやってほしいと思うぐらいの気持ちはあります。もしやるとしたら。コロナが収まってほしいわけだから。だから、そういうことを、今広げます、来年また縮めます。こういうことはあり得るか。この辺について、町長、どうだろうね、心配ないですか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) まず、これ、どういう形で、来年が本当に過去の2回、去年、おととしと2回のようにできるのであれば、またちょっと形は変わってくるし、またこういうような形になるかどうか、今みたいに協賛の部分を含めてなるかどうかは分からないので、はっきりとしたことは言えないですけれども、今までの2回については、全部声をかけて出店を募って、そして、あるいは肉で出せないのであればサイドメニューとしていろいろなものを募って参加してもらった人たちと一緒にやっていったという経過がありますので、もし、今までと同じようにできるのであれば、そういうふうなことを、まだまだ幅を広げて、募集をかけて、そして出店してもらえるかどうかということの中でいきたいと思いますし、今回の場合には、それぞれの個店のところの中でいろいろ実施できるようにということだったので、その募集の仕方も幅広くなって、皆さんさらに受け入れやすくなってくれるのではないかなと、そんな違いはありますけれども、いつの場合もそうですけれども、幅広くこの清水の食の魅力を発進できるような、そういう状況の中でたくさんの協賛店を募っていくというのは、どういう形であろうが、変わりなくしっかりと進めていきたいなと、そんなふうに思っているところでございます。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。(午後1時58分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時10分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 質疑を受けます。質疑はありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 何点か御質問させていただきたいと思います。

 まず1点目ですけれども、19ページの、この間、コロナ対策で空間の除菌脱臭機の導入ということでお話があったのですけれども、町営公衆浴場です。先ほど、この機械はコロナ対策ということで、次亜塩素酸を通して空気を清浄化するということでしたけれども。公衆浴場といったら、非常に換気がすごいのですよね、現状。はっきりいって、この機械を通しても設置する意味がないと思うのですけれども、そこら辺の検討というのはどうなのでしょうか。

○議長(加来良明) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 先ほどお話しさせていただきましたが、コロナ対策本部会議の中で、コロナ対策についてのいろいろな対応について話をした中で、私のほうから、空間除菌機の導入について話をさせていただいた経過があったので、先ほど答弁させていただきました。

 公衆浴場については、設置する予定としては更衣室とロビーを考えています。なので、3台程度を設置する予定でおります。ロビーと更衣室につきましては、一定程度、換気はされるのですけれども、除菌機の稼働によって、より安全が保たれると考えて、設置をしたいというふうに考えています。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ただ、僕も公衆浴場、毎日ではないですけれども、大体2日に1回ぐらい利用しているのですけれども。まず、ロビーで休んでいる人はほとんどいません。そして、更衣室も結局、外気からのこの換気で、浴室の中で、もう全体の換気の中でやっているので、先ほども言いましたように、この機械を設置する意味がないのかなとそういう感覚でいるのですけれども。これは、ほかの方も皆、同じような感覚で入浴している方たち、思うのですけれども。

 そういう部分で、この1,179千円、金額が安いものではないですし、ここら辺の状況というのは、もう一度、検討していただきたいなと思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(加来良明) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 現状の中ではそれぞれ、町民生活課としては、葬斎場と公衆浴場、それぞれ必要だという観点で補正予算を計上させていただきましたけれども、今、お聞きしました状況を確認しながら、設置について考えていきたいというふうに思ってございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ぜひ検討していただいて、どうしても必要であれば、それはやぶさかではありませんので。ただ、やっぱり金額も大きいですし、無駄に設置することもないと思います。そういう部分では十分検討していただきたいなと思っております。

 では、次の質問に移らせていただきます。

 先ほどありました、小学校のパソコンの整備の関係。ちょっと、ここから外れるのですけれども、今、中学校にある全校生徒分、この更新計画というのはどういうふうになっているのでしょうか。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 先ほども少しお話ししましたが、今、中学校のほうには1人1台タブレットということで、3年前に整備をいたしました。

 通常、それはいわゆるサーバー方式というか、本体の中にいろいろソフト等も入っておりますので、通常そういったタイプのパソコンの場合は、大体5年から6年程度で更新というふうに考えておりますというか、今までそういうスパンで更新をしてきたところです。ただ、財政的な問題もありますので、多少1年延びる場合もありましたが、基本的な考え方としては、そういうことでございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今回、コロナの中で、やっぱり親御さんたちが求めているのは、結局は、学校が休みになったとき授業が受けられないということで、要するに、こういうコンピューター端末を整備して、リモート授業ができないかということだと思うのです。

 やはり、これから秋だとか、第2波、第3波ということが想定される中では、やはり、今後、リモート授業というのを推進していかなければならないと僕は思うのです。そういう部分ではちょっと時間がかかり過ぎるのか、そこら辺の検討は、今後されるのかどうかをちょっとお聞かせ願いたいと思います。

○議長(加来良明) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 今、5年から6年のスパンでということで、中学校については3年前に導入したということで。その考えでいけばこのままの、今、川上議員がおっしゃったような、持ち帰れるような授業等を行うことは、2年後、3年後までできないということになってしまうのですけれども、それですと、今回、小学校にも、そういう持ち帰り等ができるような形での導入を目指して、今、補正予算を上げさせていただいていますので。

 中学校に関しましても、今あるものを何とか、そういう持ち帰りというか、例えばクラウドのものに、ちょっとクラウド化という形に修繕というか、することができないかどうか、それについて検討させていただきたいと思います。必要があれば、また予算計上させていただきたいなというふうに考えてございます。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) もちろん予算は限られていますので、早急にというのはなかなか難しいかもしれないですけれども。ぜひ、なるべく、やはり、そういう親御さんたち、子供たちの心配を、不安を和らげるためにも、速やかに対応できればしていただきたいなと思います。

 では、次の質問に移らせていただきます。

 先ほどから出ていますクーポンの関係です。僕も聞いていて、うーん、ちょっと、どちらにしても中途半端な内容かなと思っているのですけれども。これ、例えば、町長がおっしゃるように、今回3年目の肉・丼まつりを、特別、こういうコロナの関係がありましたから、特別な企画ですよね。はっきり言いまして例年と違う。そういった部分では、やること自体は特に問題はないと思うのです。そういう1か月間の肉・丼まつり期間と。

 それはそれでいいのですけれども、クーポンと結びつけるから、やっぱりすっきりしないのであって。それはそれでやって、食べたい人は、この1か月間来てくださいと。500円で提供しますと。クーポンはクーポンで、また別な形で対応する。例えば、これ、5,000千円近くありますよね。事務費も合わせていえば。ですから、9月からまた新たな商品券のほうに上乗せするだとか。僕は、これは今回、商工会限定ですので、これ以上は言いませんけれども。そういった形のものができないかどうかということを、ちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) いろいろなやり方があるとは思うのですが、同じような答弁になるかもしれませんが、やはり今回、クーポン事業というのは、いつの機会かにある程度要望もあったし、消費喚起を図るために出すというような形では考えていたというような状況であって、今回、肉・丼まつりは、御承知のとおりこういう状況の中、会場ではできないという中で、やはり、そのまま、肉・丼まつりのときに出していたメニューがありますので、町民の方に、ぜひそこで利用してほしいというのはいいのですが、なかなかやっぱり、利用促進にはならないという中で、他の町でもやっているというような要望も受けた中でクーポン事業ということで、その肉と丼のメニューを中心に、ぜひ、その飲食店のほうに行ってもらうというような形で、消費喚起を図るというような目的もあるものですから、そちらのほうとの協賛の事業ということで実施したいという経緯がございます。

 やはり、メリットとしては、先ほども言いましたが、今回は、広くいろいろな個店が参加することができる。あの会場の中でしたら、ある程度制限があって、参加できない事業者もあるというのと、今回、クーポン券を出すことによって、町民全員に配るわけですから、いろいろな形で町民が飲食店に行って利用できる。そういうような消費喚起も図れるというようなことから、こういう形を決めたところで、御理解をいただきたいと思います。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ちょっと質問の仕方が悪いのかもしれないですけど、僕はやっぱり、基本に帰って、全町民対象にクーポンを配るということ自体がどうなのかなとやっぱり思うわけです。それも500円と中途半端な金額。これ、例えば1,000円にするとか、何か。やるのであれば、もうちょっと形を変えるとか、金額をもうちょっと検討するとか、何か中途半端な気がするのです。全町民対象が本当にいいのか悪いのか、そういうところも含めて。

 やはり、今回いろいろ議論が出ていますけれども、もう一度検討する必要があるのではないかと。今回、この場で決めるのではなくて、やはり再検討が必要ではないかなと思うのですけれども、そこら辺についてどう考えられているかお聞かせください。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) いろいろな御意見があると思います。やり方等々について、なかなか分かりづらいというかそういう面もあるということは、今の御質問等々でいろいろあるところなのですが。基本はこの形で実施したい。運用の中で、いろいろな部分で検討できるところがあれば、検討しながらやっていきたいとは思っていますが。基本はこの、今お話ししたとおりの、肉・丼まつりの9月の月間ということで、クーポン事業と併せて実施したいというふうに考えております。

○議長(加来良明) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) いずれにしましても、まだこれから対象を広げていくかとか、来年をどうするかとか、いろいろな、これから議論しないとならない点がたくさん出てきていると思うのです。そういう部分では、まだまだ中途半端なのかなと思っております。

 今回、いろいろな議論が出まして。僕も何人か町民の人に聞いてみたけれども、「本当にそんなことやるの」というような町民の意見も結構あるのです。そういう部分で、やはりちょっともう一度考え直して、再検討してみてはどうかなと思うのですけれども。一応、もう一回、お答えを聞かせていただいて、質問を終わりたいと思います。

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 同じような答弁になるのですが、基本はこの形で実施したいと思っています。内容の中で、今、いろいろな御意見が出たということも踏まえて、再検討できるところは再検討して、中身について検討できるところは検討して、まだ期間もありますから、いろいろ詳細の運用について検討しながら実施したいというふうに考えております。

○議長(加来良明) 次の項目ですか。今、3回終わりました。

○2番(川上 均) いいです。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑はありませんか。

 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) いろいろ長々と議論しておりますけれども、もうここで、町長。整理しましょう。

 まず1つ、問題になっている肉・丼まつり。これは中止。間違いないですね。中止を貫く。今年はもうこのことに関しては、ぶり返さないということでよろしいですか。まずは。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) いろいろ、先ほどもちょっと出ていましたけれども、4月2日に、こういうクーポンの要請があって、そのときにクーポンも含めて4つなり5つの基本の要請がありまして、この部分については、そのときから丼まつりとうまく連携を取りながら。丼まつり、どうせ今までと同じような形でできない部分もありますし、クーポン等をやれば幅広くいろいろなプラス面が出てくる部分もありますので、それを進めたいということで、商工会とそういうようなお話もして。その後も、例えば、実行委員会に入っている観光協会長やそういう人たちとも打ち合わせをした中で、順を追って進んできている部分でありますので、ぜひとも、せっかくそうやって2回実施してきたことなので。

 たまたま、よそでもいろいろな大きなイベントが中止になってきて、うまい形の中で、うちらはまだ、歴史はちょっと浅いのですけれども、皆さんいろいろな経過の中で、例えば、どこかの祭りが、第三十何回だとか50回だとかというようなところで来ている中で、やっぱり断腸の思いでこう、あれしたのがあると思うのです。やめただとかそんなのがあると思うのですけど。うちらは、そうやってうまく組み合わせができれば、この名前を使った中で、いろいろな形の中で次に、来年に、来年どうなるか分からないけれども、ほかのところだって、来年はもうやめるなんて全然、今は判断できないと思うのですけれども、私としては、来年につなげていけるためにも、この部分は残しながらしっかりと。

 そして、クーポンは金券ではないです。使って初めて割引ということになりますので。たくさんの人が町の中で、飲食店やそういうところで、あるいは商店街で利用してもらえば町民にもプラスになるし、それから飲食店も売り上げが上がってくるというそういう効果が期待できるので。ぜひ、こういうものの中でやらせていただければなと。思いを改めてそうやって聞かれると、やりたいという思いを伝えさせていただきたいと思います。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) それはいいです。とにかく町長、やりたい、やりたくないは別問題として、「今年度事業として、これはもうやらない」と、「気は変わらない」という解釈でよろしいですね、今年度は。この祭りは。

○議長(加来良明) 口田議員、祭りというのは、肉・丼まつりのことですか。このクーポンの事業ではなくて。

 肉・丼まつりについて、実行するかしないか答弁求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今までと同じ形の中ではできないので、協賛みたいな形で皆さんと。先ほどから言っているように、協賛店を募って、肉・丼まつりの次回につなげるためにも。あるいは、今までの2回の歴史を引き継いで、そういった食の魅力のある町として今まで発信してきて、それなりの部分を占めてきたことを停滞することなく。かといって、進むわけでもないですけれども。これ以上後退することなく、維持できて次につながるような状況になればということで、こういうものを企画させていただいた経過がございますので、よろしくお願いしたいと思います。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 分からないわけではないけどね。僕はクーポンを反対しているわけではないのです。いいなと思っているけど、この肉・丼まつりと結びつけるなということ。肉・丼まつりは肉・丼まつり。クーポンはクーポン。クーポンはさっき言ったコロナ対策でやりなさいと。変にこじつけてやらないほうがいいと私は思う。

 だから、町長の口から「もう肉・丼まつりはこれまで。今年はやめましょう」と「来年また考えましょう。クーポンはコロナ対策でやりましょう」と。その中身については、それは丼もいろいろあるかもしれません。具体的でなかったら、何もかもごちゃごちゃにしてしまったら、どういうふうに解釈して、何かあるのでないかと腹さぐりばかりして駄目なのだわ。

 だからこれ、丼まつりに関してはもう終わり。今年度は。変にこじつけるなと。クーポンはあくまでもコロナ対策。あと、中身でやればいいでしょう。表にそんな、肉・丼まつりを出すからおかしくなる。そう思いませんか。町長、どうですか。

○議長(加来良明) 町長。

○町長(阿部一男) 冠をつけないで、先ほど言ったように、協賛ということの中でやるのがまずいですかね。せっかく2回の歴史がある丼で、先ほど言ったように、それで知名度を上げてきたという清水町でありますので。丼というより肉。丼も含めて、そういうところで名前を上げてきたことなので。それらのことを先ほど言ったように、伸びるわけでもないけれども、停滞をさせないで次につなげていきたいという思いで、この部分を結びつけたのですけれども。その思いが皆さんに通じないのかなという部分は、ちょっとありますけれども。

○議長(加来良明) 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) 分からないわけではないけれども。これは、無理して結びつけるほうがマイナスにならないかと私は思います。何も今年、その名前を引っ張ってこなくても、来年改めてやったって十分できますよ、それは。そのほうが、むしろ新鮮味があっていい。変なふうにこじつけてだらだらやるより僕はいいと思うけど違いますか。

○議長(加来良明) 口田邦男議員、3回終わっていますので、違う項目、視点で質問をお願いいたします。

○9番(口田邦男) はい。

○議長(加来良明) 質問、いいですか。

○9番(口田邦男) いいです。

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) ここで休憩します。(午後2時33分)

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時34分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。討論はありませんか。

 どうですか。はっきり挙手、あるのなら挙手をお願いいたします。

 ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第46号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第49号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第50号、令和2年度清水町一般会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 (賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第51号、令和2年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第52号、令和2年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第53号、令和2年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第54号、令和2年度清水町水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 (賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

 これより、議案第55号、令和2年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 (賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第6、議案第56号、工事請負契約の締結についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 議案第56号、工事請負契約の締結について提案理由の御説明を申し上げます。

 工事名は、さくら野団地公営住宅建設工事です。方法につきましては、令和2年5月19日、有限会社秋島建設、株式会社勝田工務店、紺野建設株式会社、有限会社外城建設、有限会社永井建設の5件による指名競争入札の結果、落札によるものです。

 契約金額につきましては、消費税込みで51,260,000円です。

 契約の相手方は、有限会社秋島建設で、所在地及び代表者については、議案書のとおりです。

 落札率につきましては、97.84%です。

 以上、議案第56号の提案理由の説明とさせていただきます。

 御審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第56号、工事請負契約の締結についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第7、議案第57号、物品の取得についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 議案第57号、物品の取得についての提案理由の御説明を申し上げます。

 物品名は、総合行政システム機器及び行政事務用パソコンです。

 方法につきましては、随意契約になります。

 契約金額につきましては、136,734,927円で、契約の相手方は、札幌市中央区北4条西6丁目、北海道自治会館内北海道市町村備荒資金組合、組合長棚野孝夫でございます。

 本件につきましては、本町の業務に使用しております総合行政システム機器及び行政事務用パソコンを更新するものでございます。総合行政システム等のサーバー機器が5年を経過し、保守期限切れとなり、安定した処理が困難になる危険性が高いことから、新しい機器に更新を行うものです。

 また、行政事務用パソコンについては、6年を経過し、強固なセキュリティー対策のため、Windows10の機種へ更新を図るものでございます。

 更新の内容につきましては、総合行政システムの基幹システムについてデータセンター方式による更新を行い、重要データの危機回避、それから安定稼働の確保を図ってまいります。その他の財務会計システム等については、サーバー機器更新を行います。

 また、行政事務用パソコンについては、180台の更新を行い、セキュリティーの向上を図ってまいります。

 なお、1社随契としておりますが、本町の総合行政システムの基幹システムのデータ選択化に伴う確実な動作確認は必要であり、また、本町のネットワークシステムへの安定かつ確実な作業が必要であります。さらに、本町のネットワーク情報やセキュリティー情報を提供せずに済み、通常業務に支障なく実施できる業者につきましては、本町の電算システム保守の委託先でありますアートシステム株式会社帯広支店しかないため、1社随契とさせていただいております。

 契約につきましては、清水町が北海道市町村備荒資金組合から事務手続の委任を受けまして、5月18日、見積書を徴取し、アートシステム株式会社帯広支店と5月22日に備荒資金組合と同社で仮契約を締結したところです。

 本議案が議決後に本契約を締結し、備荒資金組合がアートシステム株式会社帯広支店より機器を買い取り、本町が備荒資金組合から譲渡を受け、5年間で償還していくものでございます。

 なお、本年度は利息のみの支払いとなってございます。

 以上、議案第57号の提案理由の説明とさせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これより討論を行います。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 これより、議案第57号、物品の取得についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第8、請願第7号、新たな基本計画における農村振興の強化を求める請願について、請願第8号、2021年度地方財政の充実・強化を求める意見書に関する請願について、請願第9号、2020年度北海道最低賃金改正等に関する意見書の請願について、以上3件を一括議題とします。

 請願文書表を朗読させます。

 事務局長。

(請願文書表 事務局長 朗読)

○議長(加来良明) 請願第7号について、紹介議員の説明を求めます。

 9番、口田邦男議員。

○9番(口田邦男) それでは、御説明を申し上げます。

 この請願は、農民連盟から出たものでございます。請願内容につきましては、政府が今年3月に新たに策定した、今後の10か年の農政の指針、これについてでございますけれども、新型コロナ感染によりまして、地域経済、社会が甚大な被害を被っております。そのことから、万全な対策を取るようにという内容でございます。

 どうか皆さんの御審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 お諮りします。ただいま議題となります請願第7号、新たな基本計画における農村振興の強化を求める請願については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第7号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 次に、請願第8号について、紹介議員の説明を求めます。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ただいま請願の第8号、2021年度地方財政の充実・強化を求める意見書の請願でございます。

 今、地方自治体では、より多様化、複雑化した行政需要への対応の中で、現実に公的サービスを担う人材不足は深刻化しており、近年多発している大規模災害やそのための防災・減災対策の実施、また、新たに発生している新型コロナウイルス感染症対策など、緊急な対応を要する課題にも直面しています。とりわけ新型コロナウイルス感染症に関しては、各自治体では住民の命と生活を守るために感染拡大防止対策や地域経済対策、雇用対策など様々な対策が取られております。

 しかしながら、4月30日に成立した2020年度一般会計補正予算では、全国各自治体が必要とする財政需要に到底対応できるような規模には至っていません。政府は現在、2020年度第2次補正予算に向けた準備を進めていますが、長期化が予想される新型コロナウイルス対策には、国の責任においてのさらなる追加予算措置を含めた対応が必要不可欠です。

 一方で、地方の財源対応の基本的な方向性については、政府はいわゆる骨太方針2018で、2021年度の地方財政計画まで、2018年度の地方財政計画の水準を下回らないよう、実質的に同水準を確保するとしています。しかし、人口減少、超高齢化に伴う社会保障費関連をはじめ、新型コロナウイルス感染に係る継続的な対策を必要とする地方の財政需要に対応するためには、さらなる地方財政の充実、強化が求められています。

 このため、2020年度補正予算及び2021年度の政府予算と地方財政の検討に当たっては、歳入歳出を的確に見積もり、地方財政の確立を目指すよう政府に以下の事項の実現を求めます。

 ということで、1つとして、新型コロナウイルス感染症対応の地方創生臨時交付金の総額を大幅に増額すること。交付額の算定に当たっては、財政力の弱い自治体においても必要かつ十分な対策を実行できるよう確実な財政措置を行うこと。

 2つ、さらに、各自治体の実績に応じた実効性ある対策が講じられるよう、国の対策に伴い、地方負担が生じる場合には確実に交付金の対象とするとともに、柔軟に活用できる自由度の高い制度とすること。

 3つ......。

○議長(加来良明) 川上議員、その項目については添付されていますので、略していただいても結構です。

○2番(川上 均) はい。ああ、そうですか。では、3以降、項目に、皆様のところに添付されておりますので、お読み取りいただきまして、御審議のほどよろしくお願いいたします。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 お諮りします。ただいま議題となっています請願第8号、2021年度地方財政の充実・強化を求める意見書に関する請願については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第8号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 次に、請願第9号について、紹介議員の説明を求めます。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 2020年度の北海道最低賃金改正等に関する意見書の請願でございます。

 この請願につきましては、毎年出させていただいております。最低賃金を全国平均1,000円になるように、改めて目指していくという請願になっておりますので、どうぞ御審議をよろしくお願いしたいと思います。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 お諮りします。ただいま議題となっています請願第9号、2020年度北海道最低賃金改正等に関する意見書の請願については、総務産業常任委員会に付託することにしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第9号は総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 日程第9、所管事務調査についてを議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。

 事務局。

 (委員会報告書 事務局 朗読)

○議長(加来良明) 本件に関して、委員長の報告を求めます。

 総務産業常任委員会委員長、奥秋康子議員。

○委員長(奥秋康子) 総務産業常任委員会で所管事務調査を終えましたので、報告をいたします。

 本町のニンニク生産を開始してから10年、今は清水町のブランドとして産地化を宣言しているニンニクでございます。そこで今回、ニンニクの産地化におけるこれまでの取組と今後の方向性と課題について調査をいたしました。報告の内容は、ただいま事務局が朗読したとおりでございます。

 以上で、簡単ですが総務産業常任委員会の報告とさせていただきます。

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 総務産業常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 お諮りします。議事の都合により、6月9日から6月11日までの3日間は休会にしたいと思います。

 これに御異議ありませんか。

 (「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、6月9日から6月11日までの3日間は休会することに決定しました。

 6月12日は午前10時に会議を開きます。

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○議長(加来良明)本日はこれで散会します。(午後3時04分)

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