○議長(桜井崇裕) 日程第1、請願第10号、種苗法改正案の慎重な審議を求める請願書についてを議題とします。
委員会報告書を朗読させます。
事務局長。
(委員会報告書 事務局長 朗読)
○議長(桜井崇裕) 本件について、総務産業常任委員会委員長の報告を求めます。
委員長、奥秋康子議員。
○委員長(奥秋康子) 総務産業常任委員会に付託をされました請願につきまして御報告をいたします。
開会初日に付託をされました請願書につきましては、本会議終了後に委員会を開催し、慎重に請願内容を審議いたしました。
主要農産物種子法が2018年4月に廃止され、国民の主要作物である米や小麦などの種子の安定供給への不安感がぬぐい切れない中で、種苗法の一部改正案が提出されました。
今回の改正案では、全ての登録品種の自家繁殖が許諾制となるため、企業が主要種子を独占してしまう、利益優先になる、種子代の高騰につながっていく、さらに国産の優良な種子が外資系の種子会社を通じて、海外に流出することの不安が懸念をされております。
このため、廃止になった主要農作物種子法での役割をもう一度考え直し、法的機関において、優良種子の安定確保、供給を位置づけてほしいとするものであります。
この請願内容は、清水町の農業生産に大きく関わるものとして、審議の結果、委員会では採択の結論がされました。
各議員におかれましても、請願趣旨に御理解をいただき、採択いただけますようお願いいたしまして、報告に代えさせていただきます。
○議長(桜井崇裕) これより、委員長報告に対する質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。
これより請願第10号について討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。
これより請願第10号、種苗法改正案の慎重な審議を求める請願書についてを採決します。
この採決は起立によって行います。
この請願に対する委員長の報告は採択です。
請願第10号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(桜井崇裕) 起立多数です。
よって、請願第10号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。