令和2年第6回定例会会議録(9月16日_決算_衛生費)

○議長(桜井崇裕) 第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、139ページから150ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 140ページ、保健衛生総務費の中で負担金補助金の中で日赤に対する運営費の補助金ですけれども、成果表128ページを見ましたら、過去、確か平成29年以前は救急医療の対策補助金と運営補助金の二つに分かれて記載されていたと思うのですけれども、その内訳は、その後、出されていないと思うのですけれども、これはもうまとめて問題ないということで、こういうふうに記載されているのかどうか確認したいと思います。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) ちょっと過去の記載方法については承知していないところですけれども、100,000千円の補助の中身としましては、救急医療に係る経費、それから小児科診療に係る経費、それから医師、看護師確保に係る経費ということで、この三つの部門に補助をしております。

 この三つ、いわゆる不採算部門ということで、この三つの部門に補助金を支出しておりまして、この部分は100,000千円を超えるマイナスということで補助金を支出している状況です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) そういった形で出されているのであれば、ぜひ成果表の中でも従来どおりにそのような区分けで記載をしていただきたいなと思うのですけどいかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 私も事前に気づけばよかったのですけれども、実は勉強をしている中で、ちょっとこの表記について単純にここだけ見ますと差引き黒字という形になっているものですから分かりづらいなと思いました。来年度以降は記載方法について研究させていただきます。申し訳ありません。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) それはもう改善していただければ結構だと思うのですけれども、次に質問したかったのですけれども、この成果表で言いましたら、平成28年と平成30年は黒字になっていると思うのですよね。そういった中で運営費の補助金を出していいのかどうかと疑問に思ったのですけど、そういうことではないということですね。確認します。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 先ほども答弁をしましたけれども、あくまでも不採算である部門、救急医療、それから小児科診療、それから医師、看護士確保に関わる部門ということで、この不採算の部門の経費として補助金を支出しているということでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) もう1回確認ですけれども、今、言う不採算部門の補助金をもちろん出していると思うのですけど、これは基本的に国からくる特別交付税の中で対応をしていると思うのですけれども、そこら辺についてちょっと教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 多分、特別交付税の中の算定のうちに入っているかとは思いますけれども、ちょっと詳細については、今、資料を持ち合わせてございません。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 分かりました。それではもう1点、この日赤の関係ですけれども、今年はコロナのことでかなり病院経営というのは日赤に限らず町内病院で言いましたら医療機関五つですか、そういった中でかなり影響はあると思います。

 今後の来年に向けてだと思うのですけれども、この補助金がそういう影響の中で当然100,000千円以上ということで出てくる可能性もあると思うのですけど、そこら辺についての今の考えをお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 来年度以降の補助金の質疑ですけれども、赤十字病院につきましては、毎年度、文書で依頼がきて予算計上しているという流れでございます。まだ来年度以降のことにつきましては、協議もまだしていないという状況ですので、今のところ分からない状況です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 分かりました。ただ、やはり地域医療というのは守っていかなければならない。日赤やほかの病院もそうですけれども、やはりコロナの影響でかなり経営が厳しくなっているといった中では、町として地域医療を守るためにどのようなことができるか、今後になるとは思うのですけれども検討していかないとならないと思うのですけれども、そこら辺についての、もし考えがありましたら、これは町長にお聞きしたほうがいいのかな、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 来年のことは、今、保健福祉課長が言いましたそういう部分はありますけれども、実は、先日、院長ともいろいろなコロナの部分も含めてお会いしたときには、今年の運営ももちろん100,000千円いただいているけれども厳しいのだと、コロナの中で患者数が3割ぐらい減っていると、そんなこともありまして、もちろんこれはどこの病院も同じように日赤ばかりが減っているわけではなくて、どこの病院も同じように減っていますので、そういったことの中で、今、ひょっとしたら国のほうもいろいろな病院を支援するだとか、そういう部分がコロナ禍の中で、その部分の予算の中でひょっとしたらそういう動きもあるようにも聞いていますけれども、具体化された話はまだ全然聞いていませんけれども、そんなのも含めて総合的にこれからの状況もさらに見ながら次年度以降どうしていくか、あるいは令和3年度をどうしていくか、そんなこともしっかりと考えて支援をしていかなければならない部分は出てくるかなと、そんな思いを持っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 分かりました。地域医療を守るためにということで、ぜひ御検討を含めてお願いしたいと思います。

 もう1点だけ、日赤は町立病院ではないので、そういった中で補助金を出しながら運営をしていただいているということだと思うのですけれども、今現在、PCR検査とか日赤ではやっているけれども検査機器は持っていなくて、どこかに委託してという形で今されていると思うのですよね。

(「議長、決算ではない質疑」と呼ぶ者あり)

○2番(川上 均) 分かりました。では、これはまた別の機会にしまして、次に148ページ、成果表139ページですけれども、葬斎場の管理の関係ですね、かなり葬斎場は老朽化していると思います。これは将来的に今後もいろいろな維持管理を含めて多くなってくると思うのですけれども、建設計画等がもし、今、念頭にありましたらお聞かせ願いたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 葬斎場の今後の建設計画の御質問についてですが、まだ年度は確定しておりませんけれども、第6期の総合計画の中で、先般、町民生活課と企画課、理事者で施設の今後についてヒアリングを行ったところです。今の検討の中では第6期の後半のほうで更新というような考えでおります。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今、そのような形で計画を立てられているということですけれども、これはもう従前からですけれども、実は清水に家族葬ができるところがないということで、僕も行ったときにちょっといろいろ検討したのですけれども、ぜひ、やはり葬斎場の中で家族葬ができるような形のちょっとした部屋を設けながら対応できないかどうかも含めて検討していただきたいなと思うのですけれどもいかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 葬斎場の施設の内容についての御質問かと思います。いろいろなニーズがありますし、葬儀の行い方についても多様化しているという状況については承知しているつもりです。

 年数まだまだ何年かありますので、その中でニーズ等も把握しながら、また将来的な在り方も含めて検討をして、葬斎場のレイアウトと言いましょうか、中身については検討していきたいと思います。

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○議長(桜井崇裕) ここで休憩をします。

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(桜井崇裕) 第4款、衛生費、第1項、保健衛生費、139ページから150ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 質疑させていただきます。144ページ、各委託料の中から、それぞれがん検診等いろいろあると思います。13、委託料、50番以下ですね。例えばこれの実績は出ておりますが、成果表で数は出ているのですけれども、この中で何日から何まで、もしくは募集に対して要は定員になりましたのでお断りしましたというような項目はあったのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 各種のがん検診等の検診の委託の質疑ですけれども、詳細を全て把握しておりませんけれども、成果表133ページ下の脳ドック、これにつきましては平成31年度、令和元年度より始めた検診でございまして、これにつきましては、いわゆる定員を超える申し込みがあってお断りした部分もあるということでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これ私、予算委員会でも質問させていただきました。やはりせっかく受けたい、もしくは毎年受けている人は御遠慮させてもらったりとか、多分そういう運用をされているというふうに理解しているのですけれども、やはりお断りするというのは本来の目的とは少し違ってくると思います。

 ただ、受診先の、ここに出ている北斗病院、帯広厚生病院の数の問題はあると思うのですが、最近、新しく帯広にできたところもあるというふうに聞いていますし、そこに清水町から通っている方もたくさんいらっしゃると聞いていますので、そこの予防の分でドックであれば、そういう施設を利用してやるということは、今後、考えていくのか、いかないのかお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 脳ドックの関係につきましては、昨年度から開始しまして、本年度、令和2年度も既にもう申込みは受付しております。

 申込みの状況としては、昨年度ほどではないのですけれども今年度についても常に枠は埋まっていまして、先ほど確認したら2名程度のキャンセル待ちの状況ということでございます。

 これは前年度で受診した方は翌年度については受診できないということにしておりますので、2年続けて受けられるという方はいないということもあって、今年は去年ほどの申込みではないのかなというふうに押さえています。

 今後、議員が質疑の中でもおっしゃられたように、病院の中の枠もあります、それから町民の方の希望もありますので、その辺、調整させていただきながら医療機関とも協議をしていきたいと思っています。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

 ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 第4款、衛生費、第2項、清掃費、149ページから154ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 152ページ、ごみ収集事業についてです。成果表を見ますと、可燃ごみ、不燃ごみとも収集実績が随分減っていますけど、これはくりりんセンターへの移行のためか、それとも町民にごみ減量が浸透したかと思われるか、どちらと思われますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) ごみの収集実績の推移ですけれども、平成27年度から令和元年度の掲載をさせていただいています。くりりんセンターへ移行するということで若干の増減等があったのですけれども、全般的に減少傾向であるということですので、ごみ減量化の意識が町民の方に浸透しているのだなというふうに担当課としては考えてございます。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

○4番(中河つる子) はい。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 152ページ、清掃センターの管理の広域化になっての清掃センターの今の位置づけなのですけど、やはりそこに課せられた部分、例えば資源ごみの関係ですね、この部分、非常に前とは違う管理の仕方になっていると思うのですが、まずこれですね、今後を含めて、昨年一年と本年、今、運用している中で方向性としてはどういうふうになっていくのか、方向性についてちょっとお伺いします。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 旧清掃センター、今現在、昨年から今年度にかけてリサイクルセンターということで改修工事を行っているものでございますが、御存じのとおりくりりんセンター広域処理に移行するという中で、旧清掃センターについてはリサイクル、資源ごみの収集ストック場所、中継場所として活用していくということで、昨年度、今年度で改修工事をしているところでございます。

 方向性としては、分別をすると言うのでしょうかね、ごみを分ければ資源になるということですので、町民の方にそういったような協力を呼びかけながら、町内から出されるごみの分別を進めて、リサイクル化を進めていくという方向でございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ちょっと参考までに教えていただきたいのですけど、旧燃えないごみを預かっていたときに埋立てをしていたかと思うのですが、この埋立ては今後もどのような形で法的には運用していかなければならないのか、例えば、毎年何かのダイオキシン管理とかして必ずそこにいなければならないのかというのは、もし知っている範囲であれば教えていただきたいなと思います。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 最終処分場のことだというふうに思います。平成2年から清掃センターが稼働して以来、最終処分場として不燃ごみ等、残渣について埋立てをしているところです。

 あの場所については、地下水等含めて一定の期間、これからも将来にわたって管理をしていく、見守っていくというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ということは、そこがいわゆる、今、リサイクルセンターと言うのかな、リサイクルセンターと言ったほうがいいのですかね、そこの役割としても多分入っているのかなというふうには思うのですけど、これについては縮小というよりは維持を今後もしていくというような基本的な考え方でよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 最終処分場については、新たな埋立てと言うのでしょうか搬入等は行わないのですけれども、今まで埋め立てていた廃棄物、ごみの部分の影響と言いましょうか、地下水ですとか土壌の部分についての管理については今後も続けていくと、業務の中に入っているということでございます。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

 ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 以上で、衛生費の質疑を終わります。

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議会事務局 電話番号:0156-62-3317