令和2年第6回定例会会議録(9月16日_決算_商工費)

○12番(高橋政悦) 第7款、商工費、第1項、商工費、177ページから182ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 議長すみません、ここの審査に入る前に、観光協会補助金の中で情報発信拠点実施事業について清流観光に委託料等を払っていると思うのですけれども、それらにまつわる事業実績とか決算書の資料を見せてほしいのですがお願いできますか。

○議長(桜井崇裕) お諮りします。ただいま高橋議員のほうから商工費の観光協会の清流観光の関係について資料請求がありましたが、この申し出の資料を要求することに異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認め、全議員に資料を提出するよう要求いたします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一旦休憩します。

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 先ほど、高橋議員のほうから要求した資料につきまして、執行部側から提出がありましてお手元に配付いたしました。

 最初に、この事業について説明があればお願いいたします。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 資料の要求がございましたので、資料について内容を御説明させていただきます。

 まずは、清水町観光協会収支決算に係る資料ということで表題がついている部分でございます。

 1枚目をめくっていただきまして、令和元年度の事業報告、1ページ、2ページにわたって事業報告が出ております。

 3ページ目については、令和元年度収支決算報告書でございます。これにつきましては、予算額のところに補正後予算額ということで書いております。補正後と言いますか、実は深谷市の産業祭出店の関係で、この部分の予算については600千円増額補正をしておりますので、その後の補助金の額ということでここに上げさせていただいているところでございます。

 2枚目の情報発信拠点実施経費に係る部分については、その報告書の支出の部の情報発信拠点実施経費の3,262,646円の部分がサルビアに係る委託料でございます。

 次に、ちょっと資料が厚いですが、十勝清水観光情報ステーション清水公園運営委託業務に係る資料を御覧いただきたいと思います。

 まず、1枚めくっていただいて、このうち、ちょっとこれ十勝千年の森の売上げとサルビアの売上げを両方載せておりますが、これが情報発信拠点ということで行った部分で、昨年度の売上げの額が下のサルビアの売上げの月額表ということで年間の部分が計で出ております。

 来場につきましては月ごとで出ております。来場者の中身ですが、これにつきましては具体的には観光情報を求められて説明をしたという形の人について記載をしているところです。

 その後の2枚目からちょっと資料が多いのですが、観光情報ステーションにつきましては、観光案内業務と物産販売業務をお願いしているところでございます。観光協会のほうの委託ということで実施しているわけですが、それにつきまして、毎月ごとに業務報告書というものを上げていただいています。大変、申し訳ないのですけれども、今、まとまった資料はなくて、それぞれの毎月の報告になって申し訳ありませんが、それぞれ4月から3月までの、まず物産展示販売業務報告書ということで、サルビアの中で清水の特産品を売った部分の売上げの報告書、それと観光案内の業務の報告書、そして、実際に委託契約に従事した従業員の報告書ということで3点をいただいているところです。それの12か月分ということで、ちょっと資料が多くて申し訳ありませんが付けさせていただいたところです。

 よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 質疑はありませんか。

 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 資料のほうありがとうございます。ちょっと疑問に思って資料を請求したのですけど、情報発信拠点実施事業の3,262,646円なのですけど、これは、ほぼ清水公園での観光案内物産品販売所設置に係る経費というふうに、今、説明を受けたと思うのですけど、十勝千年の森のほうは、ただで設置していただいているということでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) これにつきましては、地域おこし協力隊が十勝千年の森に従事しておりますので、その部分の委託経費はかかっていないという状況です。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 要するに場所代は、ただということでいいと思うのですけど、あと内訳で3名の方が、多分きっとこれは3名の方のほぼ人件費かと思うのですけど、この3名の方、均等に人件費を払っているのか、例えば1人は3分の2ぐらいで、あとの2人がというような内容になっているのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) ちょっと先ほどの答弁を訂正させていただきますが、千年の森の場所の関係なのですが、売上げの8%を観光協会のほうで場所代ということで支払われておりますので、付け加えて話をさせていただきます。

 それと、今、御質問のあった人件費関係ですが、これは1人分ということで抑えております。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) すみません、今の答弁、最後のほうがちょっとよく聞き取れなかったのですけどお願いします。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 滑舌が悪くて申し訳ありません。人件費については1人分ということで抑えております。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) こちらの清水公園運営委託事業に係る資料の中に、3名の方が毎月、従業員として記載されていますけれども、これは3名ではなく、このうちの1名が該当者ということでよろしいですか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) うちの積算としては1名ということで、事務の状況によって人を、要は勤務しない日とか出てくるので、携わった部分としては3名で報告はしているのですが、あくまでも1名分ということで考えております。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) この成果表の中の記載の仕方ですけど、この3,262,646円というのは、売上げの8%は含まれていませんよね。含まれていますか。含まれていないとしたら、ここに十勝千年の森云々を書くのは間違いだろうし、これがほぼ人件費だとすれば、清水公園での観光案内、特産品販売所に係る人件費と記載すべきだし、そのほうが分かりいいと思うのですがいかがですか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 確かに今おっしゃるように、ちょっと記載の仕方が分かりにくかったということでございますので、この部分についてはそういう形で書くのが適切だったなと思います。次回の部分ではきちんとそういう形で分けて書くような形でやってまいります。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 私も観光協会の補助金について御質問したいと思います。清水公園の運営委託、今、高橋議員とされた部分なのですけれども、3人が従事している、しかしながら1人分ですよと、それは事業者としてうまくやってくれということだと思うのです。ただ、積算根拠の中というのは、例えば、いわゆる共済費とか各種保険いうか年金、雇用保険というのが当然入っていて、それを含めての積算単価だと確か認識していたのですけど、これを出すことによって、要はこの3人にすることによって年金部分というのがなくなる、いわゆる共済費部分と言うのですかね、役所で言えば、共済費部分がなくなると思うのですけど、まず、その取扱いについてはどのような考え方でやられたのかなと。これはもうずっと何年もやっていることだから今さら言うのも変なのですけど、ふと気がついたところは積算根拠と実質の支払いが、それはその業者に任せているのか、それともどういう判断基準があるのか教えてください。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) この積算根拠については、十勝千年の森に地域おこし協力隊が入って業務をやっているところなのですけど、地域おこし協力隊の1人分が人件費相当ということで委託をしているところでございます。ですので、その部分の賃金の中身と言うか、その部分については委託先であるところにお任せしているところです。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 参考までに教えていただきたいのですが、これはどこに聞けばいいのかなと思うのですけど、多分、総務課に聞けばいいのかなと思うのですけど、そういう支払い根拠、こういう根拠で1人委託してますよ、それは契約のほうですね、共済費とか当然入っているのかどうか、雇用保険に入っているのかどうかというところを、多分、いろいろな公共工事等々、公共契約であればそういうのを必要としますよね、確か、完成書類の中でとか、こういうふうにやっていますよという書類が公の仕事をしたりした場合はあると思うのですけど、こういう場合はみなしで判断されるのか、それとも、若干、共済費相当分は返還義務があるのかないのか、すみません、その見解をお願いします。見解と言うか、その線引きをお願いします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 休憩します。

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 総務課のほうとしては、それぞれその委託に伴う仕様書に基づいて行われていれば問題ないかなというふうに認識しております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 仕様書に基づいてというか、その仕様をつくったのは、その金額、単価をつくったのは、どこの単価を用いたかといったら役場の単価なのです。その言い方はちょっとおかしいと思うのです。

 それ、今後そういう部分は、ぜひちょっと注意しながらやってほしいなと。もう3年目ですか、今やっているのは3年目、これ2年目です。要するにその辺注意してほしいというか、ちょっと指摘だけはしておきますので、今後善処してほしいなと思います。

 もう一点、ちょっと質問が飛ぶのです。飛ばないな......。ごめんなさい。総括的にこの委託業務に係る平均1人ないし2人ぐらいが、2人ぐらいは案内しています、7月は平均3人ぐらいですというのは、去年も聞いたと思うのですけど、これは観光協会の事務をつかさどる商工観光課としては、まあこんなものだろう、こんなもので十分ですよというのか、それともやはりもうちょっとあったほうがいいなというのか、それ、この決算の中で何も、当然どこにもそういう部分は書いていませんけれども、どのように考えられているかだけ、まずはお聞かせ願います。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 来場者ということの記載がいいかどうか分からないのですが、実際にサルビアに来場する方はかなりいらっしゃるということで、その中で先ほども説明しましたけど、具体的な観光のことを聞かれて、具体的に答えたと。例えば、こういうところでこういうものを食べるにはどうしたらいいかとか、あるいはここに行きたいけどどうしたらいいかとか、そういう部分を聞かれたということで答えた部分です。でも、情報発信拠点という位置づけでやっているということであれば、やはり人間的には少ないのかなと思っています。

 今年度からちょっとカウントの仕方を変えまして、具体的に話した方以外に実際に、例えば来場して物産をちょっと見ただとか、ちょっと声をかけられただとか、そういう部分も含めた実人数というか、もう少し実情に合った部分の報告を上げてもらっていますが、それを未知としましても実際に例えば30件だったら1日1件という形になるので、もう少しやはり機能していかなければならないし、その部分については委託事業所のほうにもお話はしているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 必要に応じて改善は日々必要だと思いますけど、ぜひそれをしていただければと思います。私はこの辺で清水公園の部分は終わりたいと思います。

 ついでにというか、あと何点かほかにもあるのですけど、観光協会の資料をいただきましたのでちょっとここで御質問をさせていただきたいのですけれども、令和元年度収支決算報告書という部分を今見させていただいているのですが、例えばこれ、ちょっと単純な疑問なのですけど、主催事業費で清水公園フェスティバルの開催経費からオータムフェストとか、そして深谷市の産業祭出店がそれぞれあります。清水公園フェスティバルが670千円、深谷市が490千円とありますけど、清水公園フェスティバルは開催の経費ですから、深谷市の産業祭出店491千円、要は、経費はといっていますけど、例えばここの売上げってどこに出るのですか。これは観光協会でやられている事業で、売上げが見えてこないのです。それはどちらで整理されているのかお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 売上げについては、収入の部の雑入に売上手数料等というのがございます。情報発信拠点千年の森売上手数料等、この中に含まれております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 要は、例えば、あるお店が代表して出店して、その出店の経費は観光協会で出しますよ、でも売上げはどうぞ、その一部は手数料としてもらいますよという方向で間違いないですか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 深谷市の物産につきましては出店経費です。旅費とか物産を販売する部分のレンタル料、消耗品等、その部分についてはこちらで持っているのですけど、売上げの部分については別ということです。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 分かりました。その手数料の関係は、その観光協会でやられていることですからそこまで話しすることでもありませんけれども、了解いたしました。何か言いました。いいですか。分かりました。ちょっと外野がうるさいものですから、すいません。

 続いて、同じく180ページ、十勝清水肉・丼まつり実行委員会の件に、昨年度開催の部分の御質問をいま一度したいと思います。

 成果表の172ページを見させていただいて、事業効果につながるという最後なのですけど、これは目的に対して実際の事業効果はどういうような事業評価をされているのか、いま一度、ここに記載されているのは何か分かりづらいので、お聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 第2回目の肉・丼まつりの事業効果ということでございます。

 御承知のように第2回目については、丼ブース、サイドメニューブース等を増やして、天候にも恵まれて多くの方が来場されたということでございます。中身の詳細については反省すべき点、次回につなげる点というのはあったとは思いますが、やはり清水の丼、その部分がなかなか十勝清水のものだというのが分からないというか、分からない方がいっぱいいるという中で、やはりこういう農畜産物、特に丼を中心とした物産を一堂に会してお客さんに来てもらう、食べてもらうということは非常に大事なことだし、これを基にどんどんその部分、清水町のこういう特産品だよ、あるいは丼だよというのを知ってもらうということが、かなり経済効果があるというふうに思っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) これ何度も何度も質問する話でもないので、ここの評価のところで来場者数が13,000名、用意したのは12,050食、販売食数は7,567食、来た方の約4,000人以上は何も食べないで帰ったという、やはり後に残る数字で主催者発表としてはいいのですけど、やはりこれは今年はちょっとなかったけど、来年以降は後で見て、これ5年後、10年後とか20年後に見たとき、「ええ、こんなに来たのに何でこれだけしか食べなかったんだろう」となっても困りますので、やはり正しい数字を入れて、みんなでもっともっと盛り上げるための仕組みをつくっていくというか、協力してやったほうがいいかなと。だからこの書き方、ちょっと私はあまり正しい書き方ではないなとしか......。

 1人に2つぐらいは食べているはずですよ。7,500ということは、1人2つ食べたら3,800人ぐらいですか。発表は勝手に発表する分でいいといえばいいですけど、主催は実行委員会ですよ。実質町長主催ですから、町の主催ともうほぼ同じ並列だと私は思っていますので、ぜひこういう部分については、勢いで発表するのではなく慎重にやってほしいなと思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) この成果表なのですけど、今おっしゃられるとおり、ちょっと項目だけで人数とか数字とか入れているということで、御指摘のとおり分からない方については、ちょっとあまりいい説明というか説明表ではないなというように反省をしているところです。

 これにつきましては、本当に、出店事業者の方にもいろいろ御協力をいただき進めたという部分もありますので、今後この表記の仕方をもう少し分かりやすいような形にしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 商工の情報発信拠点実施経費ということで、この辺の使い道というか、今、使い道というよりこの効果です。

 実は、全く考えていなかったのですけど、これ実は先日サルビアに行く機会がありました。機会というよりよそから見えて、「そこで待っているよ」と。10時からとなっているので、「もし地元にいたら何年かぶりなのですけどお会いしたい」という電話をいただいて伺いました。その方はもう30分以上待っていたようですが、10時になっても開かない。それは、店を閉めて休んでは駄目だと言っているのではなくて、それで、実はその後、休館の日に、たまたま、いちいち説明しなくてもいいのですけど、行く機会がありまして、公園をちょっとぶらつきました。そのときも開いていませんでした。それで、町でこうやって支援して、昨年は浄化槽をあれして何とかということで力を入れているのに、こっちは頑張っていてもあっちは頑張っている、観光協会は頑張っている、だけどそこの実際に答えが、目指しているものに向かっていないのではないかと。これは2日間で、そういう評価をするのは失礼だと思いますが、それで、担当課としてあそこの店というか発信地として休館、休館というか休日、営業時間、これ把握していますか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 委託契約する前に年間の営業予定というのをいただいております。若干状況によって変わると思いますけど、それで把握しているところです。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 年間で把握しているって、そしたら向こうはそういうものを出さないで何かあったら急にやる、これ、夏・冬の関係もあるから、通年でこの時間帯ということにならないかもしれないけれども、少なくとも今私が言っているのは最近の話ですから、どちらかというと、まして今、国がやっている制度で彼らは動いてきたのです。そういうときにそういうところが閉まっていたら、その辺はやはり把握して、そういう発信として求めているわけだから、その辺は今やったら全体で何ていうそんな悠長なことを言っていないで、ちゃんと把握すべきだと思うのですが、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 営業時間については11時から5時という形で聞いているところです。休日につきましては、金曜日ということで聞いております。ただ、店の状況によって、休みだとかそういうものは生じるということはございますが、基本的にはそういう形で聞いております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 町から補助していて、店の都合で云々なんていうのは、担当課で先に認めるほうがおかしいのだよ、それ。指導しなければ駄目ではないですか。ちゃんと日程を決めたら、よっぽどのことがない限り、発信源なのだから。今見たら、これ、ひと月でしょ。20人、30人なのです。これ、多いか少ないかというのは言う気はありません。ここに1人でも2人でもといったら1割から2割増えたことになるのです。そういう思いをしたときに、今言われたその経営の在り方という──中身に触れてはいけないよ──発信地としてお願いしますと言って委託費を出しているのだから、それに応えてもらわなかったら町が目指している発信地にならないでしょう。ちゃんとその辺を、「だと思います」とか、「こうだと思います」って、店側の気持ちになって答えたら駄目なのですよ。町から補助を出しているのだから、監督する立場にあるのです、ある部分では。その辺について、何か責めているようだけど、要はもうちょっと、私が今言ったような前向きなるように、委託している会社とともに、しっかり前進してほしい。進んでほしい。そういう願いでこれ言っていますので、そういう思いについてお答えいただきたい。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 今おっしゃるように、うちとしてはそういう形で情報発信拠点としてお願いしているという部分がありますので、その辺は指導・監督しなければならないというところがございます。ただし、その部分については、今おっしゃるとおり不十分な部分もあると思いますので、その辺は連絡を密にして、お客様に不便が生じないような形で取り組んでいきたいというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 何か私責めているように、責めているのかという部分も自分も責めてはいけないなと思い、抑えているところもありますけれども、結局今認めては駄目なのですよ。僕が今言った、少しずつ着実に前へ進む、そのために、やはり今知恵をお互いに信頼関係を持って、お店をやっている方と信頼関係を持って、いい形で、清水に行ったら、極端なことをいえば、「道東のこと分からなかったけど、あそこに行ったら詳しく教えてくれた」とか、我が町のことばかりの発信ではないですから、あそこは。そうでしょ。だからそういうことを、来てくれた方に喜びを与えるような案内ということになれば、「行ってみなければ分からないよ、開いているか開いていないか分からないよ」と、僕は今の状況なら問い合わせがあったらそう言わざるを得ない。だからその辺を一歩ずつ少しでも拾って、「ああ、あそこに行ったらこうやって聞けたよ」と、いい情報が広がっていくような知恵を、お願いではなくて、担当課として膝を交えてしっかり打ち合わせをして、前進できる施設になってもらいたいなと。その辺についてお願いというか、あれではなくてしっかり対等な立場で、あるいは指導的な立場で進めていただきたいと思うんで、その辺の今後の努力というか、工夫というのがあればお聞かせ願いたい。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) サルビアの中に情報発信拠点があって、物産を売っているという部分があまりまだ知られていない状況もあるという中で、委託事業者とも十分話をしながら、あるいはPR方法とかそういう部分、広報、周知の部分も考えながらよく協議をして、今おっしゃったようにできるだけそういう利用が増えていくような形の方策を考えていきたいというふうに思っています。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) この取組については、このパターンで今後とも進めていかなければならないと。これ担当課長ではなくて執行側ですね。この今やったら発信、情報発信源としての拠点として、今後とも続けていかれるお考えかどうか、町長に、もしお答えいただければお願いしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) この事業につきましては、まずは3年間お願いするというふうなことでやってきて、今年、さっきから出ていますように3年目ということになってございます。いろいろな効果だとか成果、そういうことをしっかりとまた整理した中で、次どうするかは考えていかなければならないと思いますけれども、この部分のあれは別として、清水公園にサルビアありというその部分については、観光のちょっとした目玉になっているという部分については、そこそこの効果は上がってきているのではないかなと。そんな認識をしながら今後の部分については、それらのことを整理をしながら考えていこうと、そういうふうに思っているところでございます。ほかのやり方もたくさんあると思いますので、そういうふうに考えているところでございます。

○9番(中島里司) 終わります。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 以上で、商工費の質疑を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317