令和2年第6回定例会会議録(9月17日_決算_教育費)

○議長(桜井崇裕) 日程第1、認定第1号、令和元年度清水町一般会計歳入歳出決算の認定について、認定第2号、令和元年度清水町国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第3号、令和元年度清水町後期高齢者医療保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号、令和元年度清水町介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号、令和元年度清水町水道事業会計決算の認定について、認定第6号、令和元年度清水町下水道事業会計決算の認定について、以上、合計6件の各会計決算の認定について一括議題として、議事を続けます。

 第10款、教育費、第1項、教育総務費、203ページから210ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 206ページです。それから、成果表の185ページですが、スクールソーシャルワーカーを2名雇っているということが書いてあります。その目的はいじめや不登校、児童虐待などの解決支援のために、スクールソーシャルワーカーを派遣型と巡回型2名を雇っているというふうに書いてあります。

 その中で今、なかなか不登校やいじめというのは解決しない中で、このスクールソーシャルワーカーを雇った中で、解決できたというか、いい結果というのはあるのでしょうか。あれば、お聞かせ願いたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今の御質問でございますけれども、派遣型と学校に行っていただく方と2名にお願いしているところでございますけれども、学校に行っていただく方については、各中学校に定期的に行っていただいております。

 その中で、やはり不登校の方のケアといいますか、例えば時には家に尋ねていって、学校に来てみないかいというような問いかけですとか、あるいは学校には来れるけれども、教室の中に入っていけないとか、そういうお子さんとかもいらっしゃいますので、その方にマンツーマンというか、そういう方に寄り添って、例えばほかの教室で一緒に勉強するとか、そういうところで徐々にまた普通に登校して、学級に入っていけるような取組をしておりますので、その部分で少しずつ改善が見られる生徒もいらっしゃるかなというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 不登校という方を見ていますと、随分長い間行けないというのも見ていますので、その子供さんたちがこれから、中学校ですと、高校、社会へ出るのがすぐになるということでは、何とか学校に行ける、みんなと一緒に勉強を受けると、そういうふうになればいいと思いますけど、心の問題とかいろいろあるでしょうけれども、そういう中でこういうソーシャルワーカー、教員のほかにこういう方たちをつけて、そういう気持ちがほぐれるといいますか、みんなとやっていけるような、そういうふうになお一層いい方向に子供さんたちが向いていくように、大事な時期の、この子供さんが大事な時期を、これからもぜひ解決のほうに向けてやってもらいたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 議員おっしゃるとおり、引き続きそういったソーシャルワーカー等を活用しながら、そういう不登校とか、そういうものを少しでも解決に向けて引き続き取り組んでいきたいというふうに考えています。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今、スクールソーシャルワーカーの関係が出ましたので、ちょっと関連してお伺いしたいと思うのですけれども、いわゆるこれらの問題に対するスクールソーシャルワーカーの対応というのは、事後対応ということに、多分なってくると思うのですよね。

 そういう部分では、これここでお聞きしていいのか分からないのですけれども、例えばCAPとかいう、子供のいじめだとか人権ですね。人権を小さいうちから、人権の重要さを学ぶ研修というのも必要かなと。そういう部分もぜひ、ここになるか分からないですけれども、そういう子供や先生方の、PTAも含めたそういう人権的なものを取り扱う研修制度というのをやったらどうかと思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 町の人権擁護委員の方々に御協力をいただいて、学校のほうでは研修会等も行っているところでございます。非常に大切な問題でございますし、短期的に終了するということではございませんので、長くこの問題について考えていかなければならないというふうに思います。

 特に、今回コロナの問題もございますので、誰が罹患者になるかということがあって、それによってのいじめがあるというようなことになっては困りますので、その辺も含めて人権擁護委員の方々に講演の題材等も選んでいただいて行っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) あわせて、僕も実は会員になっているのですけど、そのCAPというそういう独立したきちんとした子供同士のやり取りをさせながら、研修をさせるというプログラムを持っているところで、音更とか管内の学校でもそういう研修を取り入れているところが、今増えてきているのですね。そういったものも含めてぜひ検討していただきたいなと思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 分かりました。ちょっと私も勉強不足で今議員がおっしゃられたようなこと、詳しく承知しておりませんので、ちょっと調べさせていただいて、検討させていただきたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 210ページ、国際交流の関係でお伺いいたしますけれども、近年、国際交流の希望者というのか、だんだん少なくなっているのではないかというふうに思うのだけれども、その要因は何にあるというふうに思いますか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 国際交流に関しましては、やはり総合交流という形で、こちらから行って、チェルシーのほうに受け入れていただく、それからチェルシーからも来て、こちらで受け入れするという、いわゆるホームステイという形をとっておりますけれども、やはりなかなかこちらから行ったお子さんに関しては、向こうから来るときにも受入れをというような形で、ホームステイで実施しているのですけれども、なかなかその辺の受入れの大変さというか、ホームステイとなりますと一定の期間自宅でという形になりますので、なかなかその辺の大変さという部分もあって近年なかなか参加を希望する生徒さんが少なくなってきているのかなというふうに感じてございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) その理由を承知しておりますけれども、せっかくこの国際交流という事業を設けているのだから、これをうまく活用して今のチェルシーのように行ったり来たりでなしに、また別な角度から考えて、国際交流を行うような考えを持ったほうがいいのではないかと思う。

 ましてや、小学生は必須科目に、英語が必須科目になったという話で、生徒に魅力を感じるような授業にしていかなければならないと。根本から一つ見直してやる考えはありませんか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 確かに議員おっしゃるとおりですね。見直しが必要になってきているというふうに感じております。

 今までそれを、国際交流のほうの事業を担っていただいた団体のほうも、なかなか活動が難しいという部分も出てきているところもありますので、その辺はまたチェルシーというところ以外にも、町のほうで直接関わるという部分も必要かと思いますので、検討していきたいというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) ぜひ、これ検討していただきたいと思うのです。子供たち、外国でもちょっと連れて行ってみなさい。やはり子供たちは英語にすごく魅力を感じて興味を持ちますから、そういったことから今までに希望者いないか、いませんでした。これで済ますのではなく、もう少しいろいろなことから積極的に考えていただきたいと思います。

 以上。

○議長(桜井崇裕) 答弁ありますか。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 国際交流については、見直しというか、それを含めて検討をさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) それでは、決算書の208ページ、コンピューター教育事業の関係で御質問させていただきます。

 資料の中では188ページになります。いろいろな機器について、コンピューター機器については導入されていますけれども、問題はそれをどう活用して効果が表れるかという部分なのですが、それに向けて昨年度取り組んだ部分についてお伺いをいたします。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 主要政策成果表のほうにも書かせていただきましたけれども、コンピューター教育ということでインターネットを活用して授業等をやっているところでございます。特に、中学校に関しては既にタブレットが導入されてございますので、授業の中で活用を図っております。

 例えば、授業の中で調べものをするということはもちろんですけれども、こういうお互いに例えば写真を撮って、カメラもついてございますので写真を撮ってそれを授業の中でお互いにグループ学習の中で活用するとか、そういう形でいわゆる先生と生徒が向き合ってやる部分ではなくて、子供たち同士でいろいろ調べものをしながら学習していく、いわゆるアクティブラーニングというか、そういう場面でコンピューターというか、タブレットを十分に活用しながら授業を進めているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいま活用についてお話がありました。この中で、いろいろな部分で各先生方いろいろ研修されていますけれども、いろいろな部分で差というのが結構出てくると思うので、いろいろな授業でたくさん取り入れられていくという部分が大事かなと。そういう意味で、先生方の研修という部分が重要になってくるのではないかな。そうすれば、どの授業においてもタブレットを使えるような形になるのかなと思います。

 そういった部分で昨年度取り入れた中で、あとは先生方の授業を見た中で、今後どういった先生方の研修だとか、そういった部分で工夫を重ねていこうと思っているのかお聞きいたします。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 議員がおっしゃるとおり、確かに先生によって得意な方、不得意な方という分け方がよろしいかどうかあれですけれども、使う頻度が違うという場合も確かにあると思います。

 それにつきましては、各種研修については道教委等もはじめ、研修がございますので、教育委員会としてはそれに積極的に参加いただいて、いろいろな先生方がスキルを高めていただけるように、研修の参加等も促しているところでございます。

 さらに、今後を含めて全町に今回タブレットが入りますので、改めて町の教育研究所の中にも、その辺の活用についてのプロジェクトチームというか、そういうものも立ち上げておりますので、その辺も活用しながら、先生方がそういうタブレットの活用のスキルを皆さん上げていただいて、いろいろなどの授業でも大いに活用していただけるように取り組んでまいりたいというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 206ページ、私もスクールソーシャルワーカーの活用事業の関係でお聞きしたいのですけど、これ2名の採用か。契約ではなかったか、要はほかの学校にもこちらの方々は行っていない。清水専門ですか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お一人の循環型の先生について清水専門、退職された校長先生にお願いしているところでございますので、その方については清水専門というか、来ていただいています。

 もう一人の方については、ほかの町村、帯広市とかでもやられている方でございますので、その方についてはその都度、必要な都度お願いしているという形でございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 先ほどから何回か質問に出ましたのであれですけど、これは本当に増やしたほうがいいのではないかなと、もう平成、それこそ27年か28年にも同じような質問を実はしているのですけど、目に見えないところの話を中に入っていくというのは、相談相手は教員ではない人と相談相手がいるというのは、やはり子供たちにとってはすごく力強い。

 であれば、今2名になって、2名というかそういう形に採用というか、派遣をしているのですけど、実際としてはもうちょっとあってもいいかなというような、私はそんな感覚があるのですけど、今の状態、今回はこれで決算は出ていますし、今、今年もやっていると思うのですけれども、もう少し増やす、増員をしていくというような考え方は、この決算を終えて、結果を終えてそういうふうな部分の議論はあったかどうかだけお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 現状で今お話ししましたとおり、巡回型1名と派遣型1名という形でやっております。それで、巡回型の方に関しては、中学校に交代で清水、御影で順次行っていただいてやってございます。

 小学校のほうにも何かあればその方にということで、お願いしているところでございますけれども、現在のところあまり小学校からという部分が、それほど数は多くないというふうに捉えておりますので、今のところこの形で進めていっていいのではないかなというふうに、私どもとしては考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そうですね、いろいろそれぞれ小学校、中学校でもいろいろなことがあるのは、それは毎年あるというか、いつの時代もあることですけど、積極的というか、いわゆる予防的というか、そういう部分でしっかりと増員できるものなら増員するような形で、ぜひ検討してほしいなと思います。

 質問を変えます。

 高校振興会の関係は先日、一般質問でさせていただきましたので、とはいいながら事業効果、要は成果表の事業効果のときに清水高校の魅力を伝えることができたというような書き方をされているのですけど、より魅力を伝えられるように、改めて研究してほしいなという要望なのですが、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 成果表のほうで魅力を伝えることができたということで、成果を出させていただいております。一般質問等もいただいたところで、学級減になってしまったという部分もございますので、今までのやり方、新たなより魅力を高めるものはどういう形にしたらいいかということを、また随時検討しながら進めてまいりたいというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) よろしくお願いします。

 最後の質問ですけれども、10款1項4目と特別支援教育費の関係ですけれども、これの、例えばこれは小さい子のやつだから、子育て支援課との連携というのは当然必要になってくるというふうに思っています。

 これは、どちらに質問してもよかったのですけど、人員、これ例えば私がほかの管内管外のそういう法人、保育所の法人とか、学校の先生方、小学校の先生方としゃべる機会というか、意見交換する機会があったりするのですけど、やはりものすごく幼児教育からこういう教育、こちらの教育というよりも支援ですか、支援というのは非常に小さければ小さいほどやはりどんどんマンパワーを加えて手伝うというか、専門性をやればすごく思った以上に成長度が高くなるというように言われています。

 人員的に、これもまた人員的な話をしますけど、人員的にもっともっとマンパワー的には今はどうなっているのか、足りているのか、足りていないのかといったら、正直言えばいればいるほどいいという問題でもないけど、多いほうがいいとなると思うのですね。

 それで、今回このままずっとやってきていますけど、増員していく考えというのをぜひ、学校教育だけでなくてこれを連携して子育て支援課のほうにも言えることなのですけど、そういう考え方というか、それの意見交換も含めてやられているかどうかをお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 特別支援教育の部分に関しましては、子育て支援課のほうではきずな園を中心に、そういう就学前のそういう教育といいますか、指導の部分も大変力強くやっていただいているところです。

 もちろん、そこで連携をとりまして、常にいろいろなケース会議といいまして、上がる前のお子さんについてここに、それぞれのケースに合わせてこのお子様はどうしたらいいか、これから学校に上がるのに、どのような方法がいいのかというようなケース会議等もございますが、そこにはもちろん我々学校教育の職員も入りまして、一緒に協議といいますか、お話をさせていただいているところでございます。

 それで、もちろんその後、就学という形になりますけれども、今こちらの予算のほうに計上しております支援員さんのほかにも、指導助手という形でそれぞれ指導のお手伝いをしていただく方を雇用しておりますので、その方にも御協力いただいて、学校においては指導を、特別支援の指導も行っていただいております。

 確かに、近年特別支援のお子さんの数が多い状況ではありますので、その辺の支援員の数につきましては、その辺の状況も見ながら、今後も適正に対応していきたいというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 安心した部分もあります。ただ、現状がこれまでの経験不足で現場の財政も厳しいからということで、現状維持だけではなくて、やはり清水の将来の子供たちのことを考えて、ぜひ連携しながら、多分ここだけ増やしてもしようがないので、例えばそれは子育て支援課のほう、きずな園もほうも増やさなければならないという、当然そういうふうになると思いますので、ぜひこれは縦割りではなくて横と連携して、僕はもうぜひとも増員するような形でやってほしいなと思いますが、そういう連携は、ごめんなさい。質問しなければならないのでね。連携は間違いなく、これからも今後密にとっていただけるということでよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 繰り返しになりますけれども、現在も連携は、先ほど申し上げたように密にとりながら、個々にお子さんがどういった就学の方法がいいのかというのをしっかりみんなで、関係者で話しながら取り組んでおりますので、そこの部分については引き続きしっかりやっていきたいというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 210ページの教員住宅の関係でお聞きしたいと思います。施設修繕料がかかっておりますが、教員住宅はかなりあいているように見受けられます。これから入る予定でもあるのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 施設修繕に関しましては、年数の経過に伴いまして経年劣化というか、例えば屋根などの修繕が必要ですので、毎年継続的に順次行っているところでございます。空き状況につきましては、議員がおっしゃるとおり確かに空いている箇所が多くなってございます。

 近年通われる、自宅から通われる先生方が増えているという、交通の便も昔に比べればよくなっておりますので、そういうことが増えておりますので、ただ毎年毎年人事の異動がございますので、その状況によってはまだ家を持たれない先生が転入してくれば、当然教員住宅に入られるという形になりますので、ちょっとこれから増えるかどうかというのは一概には言えないところではございますけれども、そういう住みたいという先生への対応という形で、ある程度の数は必要というふうに認識してございます。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

○6番(佐藤幸一) はい。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 1点だけ、高校の振興会の関係ですけれども、この組織の事務局は教育委員会ということの理解でよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 教育委員会と、あと高校のほうの事務局といいますか、両方で担っている形でございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) この振興会、組織メンバーというのは分かりませんし、特に私が知らなければならないということはないと思いますが、予算要求、振興会から、予算をつくるときに、教育委員会なり役場関係者が中に入っているというのは、私は日頃から疑問を持っています。助言者的にいるのならいいけれども、実務的にそういうものを持つということは、型にはまった要求なのだろうなと。

 ということは、これ、予算委員会で聞こうかなと思ったけど、これをより活発化させるためには、いろいろな部分でやるときに、町民から多くの意見聞いてということをよくやります。なぜ、これはそういう部分で、教育委員会が指導的な役割を果たさざるを得ないのかなと思いながらも、やはり基本的には町民の方々に参画を呼びかけて、いろいろな部分で意見を聞く、これ、役場の中でやったって結局、金、予算あるのかなと先を見ていますから。

 だから、ここら辺で予算つけておこうかとか、そういうことではなくて、やはり町民を巻き込んだ振興会に持っていくべきではないかと思うのですが、その辺は今後の検討材料としてせっかく、今年はなんだか予算が多かったようですが、300万円あまり予算をつけていただいているわけですから、より効果の上がる、そしてほかの分もそうですが、町民を巻き込んで清水高校により一層、一層関心を持っていただく、その一つとしては、やはり町民の方々をその中に含めていくというのが大事かと思うのですが、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 振興会の構成につきましては、現在PTAの方、それから清水高校の同窓会の方、それから各小中学校長様にも会員になっていただいております。

 そのほかに会の目的に賛同する団体や、個人という部分もございます。議員がおっしゃるように、確かに予算の部分も含めて、事務局が中心となってやってきた部分もございますので、その部分、今後はその辺の会員の皆様の御意見もよくお聞きしながら、さらに賛同いただける会員の方を増やしていくという部分も必要だろうというふうに思います。

 その中で、改めて先ほどもお答えしましたとおり魅力、清水高校の魅力を高める取組はどのようなものがいいのだろうかということを、皆さんにお聞きしながら進めていく必要があるのかなというふうに、考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今課長から魅力ある高校、魅力があるかないかは振興会で決めるのではないですね。誰に魅力を持ってもらうか、魅力を感じてもらうかと考えれば、昨日もちょっとこのときに話しましたけど、やはりこれから高校を目指す、高校へ進学しようと思っている子供がまず第一だと思うのです。

 そして、その父兄が我が子を、そっちを希望しているからという、あるいはそっちを、それを希望するようなそういう高校という、魅力というのはこっち側で判断することではないですね。相手方なのです。

 今、そういうことでPTA、これは高校のPTAだと思います。違うか。それで、もし中学校なり、小学校はちょっと早いかもしれないけれども、その辺の方たちが入っていただいているのであれば、やはりそういう方を今言った事務方として、大変お忙しい方ばかりだと思いますが、事務方として積極的に予算要求の段階、あるいは活動の段階で取り組んでいただく、そこにあまり役場の職員が出っ張っていかない。それが、魅力に対する発信源になるだろうと僕は思います。

 私も経験していますが、教育委員会が何ぼ言ったって相手が聞き取ってくれなかったら、発信とは言わないのです。ただ語っていたということで終わってしまいますので、ぜひその辺について、中学校のPTAの方とともにという部分で考えておられるかどうか、お答え願いたい。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 失礼いたしました。私の説明足らずでございます。申し訳ございません。

 先ほど申し上げたPTAのところには、町内の各小中も入ってございます。その役員になっていただいておりますので、今御意見をいただいた部分、PTAとしてどういった学校になってほしいのか、どういうことをという要望というか、その部分をお聞きしながら、進めていければなというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) ぜひ課長、そういう流れがあるというふうに理解しておきますけれども、ただ、今私が話しているのは役場の方が上座に座って意見を聞いているのと、本当の方たちでキャッチボールしてもらうとので、これは中身違いますからね。当然、役場の方というのは実権を持っています。ある分では財布を握っているのです。

 だから、嫌われないようにとか、別な気持ちが動くというか、純粋に本当に清水の高校の魅力、これは高校ばかりではなくて、清水町内の学校の魅力という部分では、本当に町民の方が自由に、ほかにいろいろ募集してやっている部分はありますけど、こういうしっかりした団体においても、ぜひ忌憚のない意見をいただける環境づくり、あるいは組織づくり、人ですね。

 あまり役場の偉い人たちが、課長方があまり行くと言いづらい人も多分いると思っています。そういう部分で、いる必要はありますけれどもっと意見の出しやすい環境づくりに努めていただきたいと思いますが、課長、その辺について何か方法があればお答えをいただきたい。これで終わりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 確かに、役員の中に各PTAの会長さん等に入っていただいて、なっていただいてはいるのですけれども、議員がおっしゃるとおりなかなか生の意見というか、それをお聞きする場がなかなか、総会等もございますけれども、なかなか本音というか、忌憚のない御意見というのはなかなか難しかったのだろうなというふうに感じておりますので、ちょっとどういった形がとれるか、これから考えていきたいなと思いますけれども、議員がおっしゃるように本音というか、生の声が聞ける形を振興会の中でそういう場面を設けていけるのではないかなというふうに考えておりますので、検討していきたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 第10款、教育費、第2項、小学校費、211ページから216ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 216ページ、最後の工事請負費の中で、小学校の保健室のエアコンの設置工事とあります。成果表では192ページですけれども、中学校も合わせるのですけれども、これ例えばここで清水小学校の設置工事と御影の設置工事、まず金額が違うのですけど、これは部屋の大きさによる能力の差ということでよろしいのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 保健室のつくりもありまして、適切な場所に適切な容量のものを入れるということで、若干の工事費の違い等がございました。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 分かりました。それで事業効果なのですけれども、小学校の保健室にエアコンを設置して、夏の暑い時期に体調を崩した生徒が休養できるということで、これただやはり体調を崩さないようにするのが本来だと思うのですよね。そういった部分で、今回は保健室ということですけれども、これ長期的に見て、学校のエアコンの設置計画ですか、そういうものがもしありましたら教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 学校のエアコンにつきましては、今回コロナの関係もございまして補正予算も計上させていただいて、大型の扇風機等も現在導入させていただいたところでございます。

 エアコンにつきましては、やはり金額的な問題、それから台数的、結局は財政的な総体の金額というふうになるのですけれども、その辺もございまして現在のところ具体的に、では計画的に進めていこうというような計画は今のところ持ってございません。

 今後の状況によっては、必要な部分も出てくるかなという部分はございますけれども、今現在のところは今の保健室のエアコン、それから学校内の扇風機等で対応していきたいなというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) いろいろな、様々なカリキュラムだとか、いろいろな質の高い教育を学校として、教育委員会として頑張って取り入れていただいていると思うのですけれども、その土台となる環境がきちんとしていないと、暑くてやはり授業に身が入らないとか、そういうところが基本になると思うのです。そういう部分で、エアコンの必要性というのは認識しているのか、必要性を教育長にお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 近年非常に天候も今までの状態と違って、暑い日も北海道の中で出てきております。

 また、保育所だとか、幼稚園だとか、また御家庭だとかで冷房が普及しているということもございますので、それについては徐々に考えていかなえればならないというふうに思っております。

 現実的なところを見据えながら、どんなふうにしたら建物自体が新しい建物に、最初からビルトインで冷房をつけるということとはまたちょっと違ったやり方をしなければならないということもあったりしますので、その辺も含めて今後検討してまいりたいというふうに思っております。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 必要だということは共通認識として持っていると思うのですけれども、財源の問題ですよね。これ、理事者側はこのエアコンの設置についてどのように考えられているか、お聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 学校のエアコン整備につきましては、温暖化の影響もありまして、その必要性というのは年々高まってきているものと、我々も理解はしてございます。

 エアコン設置の検討についても、重要度・緊急度は高まってきているという認識のもとに、今後の財政見通しを立てながら、整備については検討してまいりたいというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今、力強いお言葉をいただいたので、教育委員会としても改めて連携をとりながら、設置に向けて取り組んでいただきたいと思いますけど、改めて考えをお伺いしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 理事者は当然財源が必要でございますので、理事者側との協議を重ねながら、引き続き検討させていただきたいというふうに思っております。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今、川上議員が質問して、若干私ずれた発言をするかもわからないですけど、求めているのは教室の環境づくりですね。それは何が正しいか私には分かりません。私は年代的にクーラーはあまり好きではありませんから、実はこの間、地域参加日でしたか、なぜか行ってきました。

 その中で、ちょうど暑い日で扇風機が教室の中で回っていた。エアコンとか、扇風機というより、私はそのときにエアコンは考えなかったのですけど、扇風機が動くことによって、回っていることによって、学校の中のカーテンですか、低学年のほうをちょっとのぞきましたので。この動いているものに対してすごく関心を持っているのです。先生がお話ししていても。ちらっちらっと先生のほう見るけど。そのときに、エアコン云々というのは別として、私はその扇風機、何か付ける場所、多分あのとき窓際にあったような気がするのですけど。だから、なおさらカーテンが動くのです。であれば、風を送るという、そういう部分からいったら何かひと工夫、同じものを作ってひと工夫して、子供たちが快適さを感じる方法。エアコンを付けるのが一番いいのかも分かりませんが、それは希望的なもの。現状として今、扇風機が実際あるわけだから。より効果を高めた使い方というのは、現場とよく協議した上で。子供たちがそれでなくても、今いわゆる、昔という言い方古いですけど、昔から言ったらやはり落ち着いている子が少ないですよね。少ないというか、たまたまちょっと行動が。そういう子を見ていたときに、何が正しいかわかりませんけれども、少なくともそういうものが動くという、そういう現象というのはできるだけ解消するほうがいいのではないかと。だからその扇風機を使って、予算が付けば、川上議員が言われたように、環境をより整備、環境を高めるという方法もありますけど、今の段階であるものをより効果を高めた使い方、これぜひ、現場の先生等々とよく協議しながら、あるものを生かしていただきたいと思うのですが、その辺いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。今回、扇風機を必要な、大型なものも含めて、台数を学校のほうに整備させていただきました。学校における使い方というのでしょうか、部分については、学校の中でお任せして使っていただいております。ただ、議員おっしゃったように、ちょっと注意力が散漫になるとか、そういう部分もあるというのは、ちょっと私どものほうでは、あまり深く把握していなかった部分でございますので、学校のいろいろそういう御意見をいただいたということで、学校のほうと話をして、効率的な使い方ができるように、ちょっと協議させていただきたいなというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) ぜひ、現場というか、先生方と相談して、私は今あるものを有効に使うというのも大事だと思っています。その結果、財政的な裏が確保できた時点で、補助事業とかいろいろなものが出てきて、その時点でやはりクーラーというのも考えるべきだと思いますが、現状では扇風機があれだけあるわけだから、壁に付けるとか上に付けるとか、当然その費用、若干かかりますけれども、その辺も含めて、よりいい子供たちが学び舎として整った環境、あるもので最大限努力していただきたい。この辺について、教育委員会主導であるそっちの方向性をしっかり見つけていただきたいと思いますので、指導幹などがおられますから、その方たちとも相談して、現状をいいものに変えていくと、その一層努力をしていただきたいと思います。それについてお答えをいただいて、終わらせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 扇風機等については、今年コロナということもあって補正予算を計上させていただいて、ある程度大きなもの、高額なものも入れさせていただきましたので、当然それを活用していかなければならないというふうに思いますので。ただ、今、議員から御指摘のあったように活用の方法です。どのような形がいいのかということを学校とも協議して、よりよい方向性を探していきたいなというふうに考えます。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 第10款、教育費、第3項、中学校費、215ページから225ページの質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 222ページ、よろしいですか。

 222ページの、毎回のように、私この問題を提起しているのですけれども、スクールバスの待合所の関係でございますけど、これはこれからずっと待合所は作らないというふうに決まっていることは知っております。しかし現実として、今まだ使っていないものは放置されているし、使っているところもあるだろうと、そういう不公平感のもとに今、利用されているわけなのだよね。それはそれでいいけれども、きっときちんと撤去するだろうと思いますけれども、実際問題として、ほとんどの生徒が、ほとんどの子供が玄関先みたいな形で運行されているのです。でも中には、そうではないところがあるのです。毎日、高学年と中学生の2人の女の子を持つ母親なのだけれども、毎日、バス停というか、スクールバスの停まるところまで送り迎えしているのだよ。そんな高学年とか中学生とか、歩かせたらいいのにというふうに私は思っていたけれども、実際問題、これ、そうではない理由がありまして。一つ冷やかしがあったのです、これは実際。教育長は知っていると思うけれども。わかっていますよね、教育長、この問題。分かりませんか。分かっているでしょ。冷やかしがあって、学校にいろいろと父親が申し入れした経過があるけれども、それ以来、やはり心配で送り迎えしているのだよ。そういう姿を見るとき、これでいいのかなと感じるのだよね。そこら辺、どういうふうに理解されているかなということを聞きたかったのです。

○議長(桜井崇裕) 答弁求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 前から、口田議員からはいらないバス停に関しては撤去するようにというお話がございまして、私どももそのとおりだと思っておりまして、またそれが何かの犯罪につながるということも考えなければならないということで、今年度について撤去の予算を付けていただいて、必要でないものについては撤去をさせていただいているところでございます。

 それから、なるべく今、バスの経路について、外で待っている時間が長くならない、冬は寒いとか雨が降るとかいろいろなこともございますので。それから防犯上の問題も、帰りの時刻になりまして、特に冬になると薄暗くなってくるということも含めて考えていかなければならないというふうに思っております。なるべく、皆さんの、お一人お一人のニーズに合わせたいという思いは確かにあるのですけれども、なかなかそれも運行上の時間的な問題も含めて難しい部分もありますけれども、さらに運行業者ですとか、担当課のほうとも協議をしてまいりたいというふうに思っております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 教育長の言うことも十分分かります。だけどこういうご時世ですから、何が起きるか分からない。ましてや子供たちに「変な事件でもあったら大変なことになるから、そこら辺も考えて今後、取り扱ってほしいなと思います。それだけです。

 以上、終わります。

○議長(桜井崇裕) 答弁をお願いします。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) スクールバスを必要とするお子さん、毎年変わっていくことになります。それによって停まる場所なども少しずつ変化をしていくということもございますので、年度の初め、それを決める時点までに協議をしてまいりたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) スクールバスの管理の関係です。町でスクールバスを買って、そして委託業者のほうに置かしているような形で運行していると思うのですけれども、ここで言うと、例えばガソリン代、修繕代、保険代、保険なんかは町の所有のバスですから、それはいいと思うのですけれども、その他の修繕だとかいろいろな部分を町でみなくて、これ委託金の中に含めて、本来はやるべきではないか。よく見たらタイヤの購入費は委託業者のほうでやっているのです、購入は。何かちぐはぐな部分がありまして、ほかの僕、建築時代はごみの関係をやったのですけれども、そのときは全面的に委託ですから、全て委託料を払って、その中で委託業者が賄っていたと。そういう部分で何かできるものは全部委託業者のほうに任せたほうがいいと思うのですけれども、ここら辺について、ちょっとお考えを伺います。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) スクールバスの委託業務の部分でございます。今、ちょっと委託の内容の細かい部分、ちょっと私も十分承知していない部分がございますので、ちょっと改めて今、議員のおっしゃったような中身も含めて見直しができるかどうか、また必要かどうか検討をさせていただきたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) もし、ぜひ来年度の新年度のまた委託に向けて、もし検討する内容がありましたら、御検討いただきたいと、センター長と併せて協議して、検討できるものは検討していただきたいと思いますけれども、よろしくお願いしたいのですけれども、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 給食センターの担当のほうと協議してまいりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) ここで休憩をします。再開は11時10分とします。

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 第10款、教育費、第4項、幼稚園費、221ページから226ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 第10款、教育費、第5項、社会教育費、225ページから244ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) それでは、社会教育関係で質問をさせていただきます。

 図書費の関係でお伺いをいたします。図書館関係です。233ページから238ページですが、資料でいくと201ページになります。図書館資料の整備事業ということで、図書数の関係で毎年更新や改善を進めているところです。今の図書館に係長もいながら、管理職もいながら、一生懸命図書の関係、整備していますけれども、この中で、効果として、小学校の文庫の利用は顕著である。児童生徒の読書意欲に応えられているという部分がありますけれども、数年、かなり年数がたった図書館なので、いろいろな蔵書の中では更新関係も考えておられているのかなと思いますけれども、昨年度決算の中で、終えてどのように今、捉えているのかお伺いします。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 図書の購入資料についてでございます。成果表のほうにも記載をさせていただいておりますけれども、図書館の蔵書の総数に関しまして、現在の図書館の館の収容能力としては約13万冊ということで、ただ現状としては16万を超える点数と。これらにつきましては、内規に基づきまして不要資料と判断できるものは処分をしながら、蔵書の整理を行っているという形が現状でございます。

 一方、更新をしていく、新たな図書を購入していくと。この部分につきましては、年間おおむね300万円の予算の中で進めているところでございますけれども、こういった部分、どう充実していくかという点については、特に小中の部分でしたら学校図書のほうもございますので、こちらのほうとも連携を進めていく必要が今後あるというふうに考えてございます。

 当然、現在の図書館システムの中では、そういった連携措置というのは、システムがつながっている状況は学校図書館はございませんので、そういう点についてもうまくリンクができるのか、コスト面も含めて今後、検討しながら、特に小中学生のニーズには学校図書館の部分を視野に入れて、ニーズに応えていくという必要性が高いというふうに考えているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 3番、山下清美議員。

○3番(山下清美) ただいま小学校の意向とか連携をとりながらというお話しをいただきました。読書に関しては小学校の部分からというのが多きく関わると思います。そういった中で、この資料の中では一般の方々の利用と言いますか、一般の方々の傾向といいますか、そういった部分がちょっと見受けられないので、ここ数年間の一般の方々の傾向という部分をちょっと教えていただければなと思います。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) まず、図書館全体の利用人数につきまして、成果表のほうでもお示しをさせていただいております。平成27年度から令和元年度まで出てございますけれども、令和元年度は9,340人の利用人数でなってございます。特に2月下旬からのコロナの影響を受けて、例年よりも人数が下がったというのが令和元年度の利用状況という形でございますけれども、一般の方々のこの中に含まれる人数の、いわゆる傾向という点につきましては、いわゆる常連と言われる方というのは定着して、かなりいらっしゃるのかなと。おおむね月で言えば30人の方はもう常連というふうに、お話しできるぐらい、常時図書館を御利用いただいている方がいらっしゃるのかなというふうに思っております。それが増えている状況にあるかという点については、現状は横ばいなのかなという認識をしているところでございます。大人の部分につきましても、月1回のペースですけれども、町内の方の絵本セラピストの方が大人のためのお話し会というような催し物を設けて、こういったものも小さなものですけど、チラシの配布とかをしながら、そういった図書館の利用につながるような取り組みもしているところでございますけれども、今後、図書館のいわゆるこういう本が入りました、こういう図書を逆に司書からお勧めしますというようなPRをどんどん町内に発信をしていくということが必要なのかなと。これは図書館のまず、専属のホームページがございますので、こういった中でも十分周知をしていくということが必要かなというふうに考えているところでございます。

○議長(桜井崇裕) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) これで質疑を終わります。

 第10款、教育費、第6項、保健体育費、243ページから254ページの質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 学校給食の関係でちょっとお伺いしますが、よろしいですか。以前......

○議長(桜井崇裕) 口田議員、学校給食はもう終わっています。

○8番(口田邦男) もう終わった、そうかい。

○議長(桜井崇裕) 入っています。失礼しました。口田議員、よろしいです。

○8番(口田邦男) 学校給食関係でございますけれども、以前、かなり学校給食に関してのトラブルというのは、報告があったのです。最近何もありません。それは結構なのだけれども、多分、何もトラブルないのだろうと思っておりますけれども、そんなはずがない、多分あるはずなのだけれども、これは学校とそれから給食のほうとで話し合いで全て処理されているから、我々までは報告ないと、報告しなくていいと、そういう形になっているのだと思うのだけれども、実際問題、議会に対して報告しなければならないような大きなトラブルというのはないのですか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。給食のトラブルというのは多分、異物混入とかそういうトラブルということで。

○8番(口田邦男) 全て。

○学校教育課長(大尾 智) 全て、その辺も含めてでございますけれども、マニュアルというか、処理のマニュアルがございまして、その中でやはり金属とかガラスとかの混入、あるいは食中毒が発生したとか、そういう児童に危険が及ぶようなものについては、当然公表というか、しなければいけないでしょうし、議会のも御報告させていただかなければならないと思うのですけれども、その他、軽微だというか、例えば髪の毛が入ったとか、ちょっとビニールの切れ端が入ったとか、そういうものについては、そのマニュアルの中でも取り除いてそのまま食べるという形をとってございますので、その辺、軽微なものが全くないということではございませんけれども、そういうものについては公表していないというか、議会にも御報告をしていないものもございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) もちろん、軽微なことについては結構でございますけれども、我々に報告するほどの大きなトラブルはなく運用しているというふうに理解してよろしいですね。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) はい、そのとおりでございます。最近におきまして重大なものは発生しておりません。

○2番(川上 均) 体育館の今後の建設の問題だと思うのですけど、社会体育施設の分です。246ページですか。先日の中島議員の一般質問で答弁として令和3年に町民の検討会議を立ち上げて、基本構想をまとめて、令和4年に実施設計、令和5年に建設、そして令和6年に完成、そして補助金や起債等の活用を含めて検討するとあるのですけれども、資料請求を僕したいと思うのですけれども、この工程表、もしありましたら出していただきたいと思うのですけれども。そして......

○議長(桜井崇裕) 川上議員、これ決算に関する質疑ということでいいのでしょうか。

○2番(川上 均) 関連するということでよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) どの部分か、ちょっと説明をお願いします。

○2番(川上 均) 現状の管理の部分と今後の管理の部分です。そういう部分で、もしそういうのが、多分あると思うのですけれども出していただいて、今の議論でなくて、後でよろしいですので出していただけたらと思うのですけれども、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(佐々木亘) 今、議員のほうから体育館建設に関わる部分での工程表という部分になりますけれども、詳細を定めたものは今のところまだございません。一般質問の際にも答弁させていただきましたけれども、年度を追っての準備的な部分を示したものはございますけれども、何年の何月にどういうことを始めるとか、詳細を記したものはまだ作成はしてございません。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 工程表がなくても予定表はあると思うのですけど、僕もいろいろな計画を作っていますけど、やはりそれなりの計画的なものは概算でも作らないとお示しできないと思うのですけれども、それもないということですか。

○議長(桜井崇裕) 社会教育課参事。

○社会教育課参事(佐々木亘) 予定表についてはございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 分かりました。では予定表で結構ですので、後でいただきたいと思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 川上議員、それは個人的に資料をお願いするということなのでしょうか。できないですよね。

○2番(川上 均) 一応、資料請求ということでお願いします。

○議長(桜井崇裕) 今、川上議員から資料請求の要求がありました。申し出の資料を要求することに異議ありませんか。

 7番、西山輝和議員。

○7番(西山輝和) これからの事業計画なので、決算と違うと思うのですけれども。

○議長(桜井崇裕) 今、異議ありということでありますので、ここで起立によって採決をすることになるのですけれども、ほかに何か御意見ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) なければ、起立をもって資料を請求するかしないかを採決したいと思います。

 申し出の資料を要求することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 結果は起立少数となりました。

 よろしいですか、川上議員。

 ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 以上で、教育費の質疑を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317