令和2年第7回定例会会議録(12月21日)

○議長(桜井崇裕) これより本日の会議を開きます。

(午前10時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第1、請願第12号、コロナ禍による地域経済対策を求める請願書についてを議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。

 事務局長。

(委員会報告書 事務局長 朗読)

○議長(桜井崇裕) 本件について、総務産業常任委員長の報告を求めます。

 委員長、奥秋康子議員。

○委員長(奥秋康子) 総務産業常任委員会に付託を受けました請願第12号につきまして、本会議初日終了後に委員会を開催いたしまして、慎重に請願内容を審査いたしました。その結果は、ただいま事務局が朗読したとおりでございます。

 このコロナの感染で、今なお広がっている状況でございます。

 国は、経済の活性化を図る取組と感染防止対策の両立を進めておりますが、飲食業など、利用者の大幅減による地域経済の打撃も深刻化してございます。

 インバウンド需要の落ち込みで、農畜産物の需要が大幅に減少もしております。

 また、今後もこのような状況が続きますと農業者の経営が立ち行かなくなり、関連企業に大きなダメージを与えます。

 このため、農業者が次年度以降も安心して営農を継続できるようにコロナウイルス対策の強化を図るとともに、地方自治体への対策関連予算を十分に確保し、必要な対応を願うものでございます。

 この請願内容は、清水町の農業経営と関連企業、そして地域経済に大きく関わるものとして、審査の結果、採択となりました。

 議員皆様の、この趣旨に御理解をいただき、御賛同いただけますようお願いいたしまして、請願第12号の報告といたします。

○議長(桜井崇裕) これより、委員長報告に対する質疑を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 質疑なしと認めます。

 これより請願第12号について討論を行います。討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 討論なしと認めます。

 これより請願第12号、コロナ禍による地域経済対策を求める請願書についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 この請願に対する委員長の報告は採択です。請願第12号は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

(賛成者起立)

○議長(桜井崇裕) 起立多数です。

 よって、請願第12号は委員長の報告のとおり採択することに決定しました。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 一般質問に入る前に、あらかじめ申し上げます。最初の質問は通告の全項目について一括して質問していただき、再質問がある場合は一問一答方式になりますので、よろしくお願いいたします。

 また、質問、答弁にあっては分かりやすく簡潔に行われるよう、特にお願いいたします。

 なお、本定例会においては、初回の質問、答弁ともに自席において行っていただくことにします。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 日程第2、一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) おはようございます。12番、高橋政悦です。

 通告に従いまして、2点について質問いたします。

 まず、9月定例会、議案第87号として提案、可決されました清水町小中学校情報機器及び清水町小学校情報通信ネットワーク機器の導入についてで、このときに、12月をめどに整備できる予定であるとの説明を受けていましたので、それを踏まえて学校のICT環境整備とICTを活用した学習活動の充実について、質問させていただきます。

 まず、1人1台端末と高速大容量の通信ネットワーク整備について、現在の状況及び配布基準、管理の仕方、更新年月日、破損時の対応策等について、お伺いいたします。

 また、文部科学省がGIGAスクール構想の中で、新学習指導要領の情報教育、ICT活用、教育関係のポイントとして、小学校は2020年から、中学校は2021年度からというふうに全面実施するということになっていますけれども、清水町は、それに遅れることなくスケジュールを立てているのかどうか、どうなっているか伺わせていただきます。

 さらに、教員のICT、要するに情報通信技術の指導力、これも不安なところですけれども、十分な対策が取られているのかどうか、お伺いするところと、それより先に小学校のプログラミング教育に関して、必修化に伴うカリキュラム等々、これもあんまり一般には公開されていないところだと思うので、通常授業でのICT活用方法、いわゆる文科省が言っている学びの深化、学びの転換を達成するとうたっておりますけれども、そのステップを清水町はどのように考えているか。

 また、新型コロナウイルス、今まさに渦中でありますけれども、これプラス、インフルエンザ等で毎年のように学級閉鎖とか学校閉鎖、学年閉鎖等々になったときに、休校になったときの、せっかくのアイテムを入手したわけですから、そのオンライン学習システムの構築等について、どのように考えているか、お伺いいたしたいと思います。

 続きまして、2点目として、事業執行状況とリスクマネジメントについて。これは、リスクマネジメントは、当然町長のことですけれども。

 現在、新型コロナウイルスの影響で、本来執行すべき事業について、2020年の事業ではありますけれども、かなりの制約を受けているということは認識しております。東京をはじめ北海道、神奈川、大阪など、終息に向かうどころか感染拡大している状況であり、各自治体は感染対策に追われて、予算的にもコロナに対する多くの補正予算を組まざるを得ない状況であると思います。

 そんな現況下で、清水町が策定した令和2年度事業の中で、今年度、執行が難しくなったこと、つまり中止したり、縮小したりした事業、さらに今後、中止にせざるを得ない事業などについて、お伺いいたします。

 また、町長にあっては、コロナ禍の中、東京では警戒レベル3から4、要するに一番やばいレベルだよと言われていた11月に2度も関東圏へ出張されている。これは公務であったというのは分かるのですけれども、リスクを顧みず事業執行に邁進されたことについて、町民としては、それが評価できるのかどうか。詳細についても分からないので、その辺も教えていただきたいのと、町長が持つリスクマネジメントに対する考え方をお伺いいたします。

 以上、2点について、よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 学校のICT環境整備とICTを活用した学習活動の充実について、お答えをいたします。

 1人1台端末と高速大容量の通信ネットワークを整備するGIGAスクール構想につきましては、当初、国は5か年をかけて順次整備をする方針でしたが、コロナ禍により休校措置などが行われたことを背景に、学びの保障を確保することの重要性から前倒しで補助金が予算措置され、本町においても補正予算を計上し、整備を行っているところであります。

 先日、学校内の無線LAN構築とタブレット型PCの配置が終了し、タブレットは全児童生徒分に加え、指導用及び予備機、合計725台を配置しております。

 管理につきましては、鍵のかかる充電保管庫を設置し、充電を行いながら厳重に管理いたします。

 更新年限に関しましては、まだ決めておりませんが、このたび採用した端末は、ブラウザーを基点にソフトを活用し、データも上限なくクラウド上に保管するため、構造がシンプルで故障が少ないと考えられますので、5年程度を目途に更新していた従前の機器と比べ、更新のサイクルは長くなるものと考えております。

 また、落下などへの耐久性に優れたものを導入しておりますが、破損への備えとして、予備機を配置して対応いたします。

 新学習指導要領は、小学校が今年度から、中学校は来年度から全面実施となっております。その中で、学校においてICT環境を整え、それを適切に活用した学習活動の充実を図ることが明記されております。

 本町においては、これまでも中学校へは既に3年前から1人1台タブレットを配置し小学校においてもコンピューター教室のパソコンのほかに、グループ学習で使用できる数台のタブレットを配置しておりました。

 また、小中学校には大型モニターや実物投影機等の関連機器も配置し、小学校で必修化されたプログラミング的思考に基づく授業や、中学校の技術家庭科でプログラミングを体験できる教材を使った授業も行われているところです。

 今般、全児童生徒へタブレットPCの配置を行い、ICT環境がさらに充実いたしますので、新学習指導要領におけるICT活用を必須とする学習活動の推進を図ってまいります。

 教員の指導力につきましては、個々の教員によって差があるかと思いますが、近年、道教委や十勝教育研究センター等が開催する研修事業においてもICT教育やプログラミング教育に関わる研修が実施されておりますので、これらを通じてプログラミング教育の指導方法や、事業におけるICT機器の活用方法などを学んでいます。

 また、今回のタブレット導入に伴う教職員に対する研修会を年明けから本格的に実施するとともに、清水町教育研究所内に立ち上げたICT活用ワーキングチームにおいては、活用実技研修や活用事例の作成などに取り組んでいただいております。

 先ほど申し上げたとおり、中学校では既に日常的に1人1台のタブレットを活用した授業が行われておりますので、その経験を小学校での授業等に生かすよう連携を図りたいと考えております。

 今後は、平常時においてもタブレットを自宅に持ち帰って、宿題や予習、復習等を行うことにより、今回のコロナ禍と同様の事態や災害の発生等により長期の休校になった際も、児童生徒の学びを止めないため、自宅学習やオンラインによる授業を実施することが必須であると考えております。これには、御家庭におけるインターネット環境の整備やWi─Fiの使用について保護者の理解が必要となりますので、丁寧に説明を行ってまいります。

 これらのことを踏まえ、学校におけるICTを活用した学習活動につきましては、子供たちに対する正しい使い方の指導方法の検討も含めて、ICT活用ワーキングチームとも連携しながら推進してまいります。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 次の答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、私のほうから、高橋政悦議員の大きな項目の2番目、事業執行状況とリスクマネジメントについてのお答えをさせていただきます。

 新型コロナウイルスの影響により、執行が難しくなった事業につきましては、例えば十勝清水肉・丼まつりは、内容を組み替えて実施をしてきたところであります。

 また、敬老会や新年交礼会は中止とし、成人式は8月に延期するなど、各種イベント、行事に影響が出ている状況であります。

 町主催の会議、イベントにつきましては、年内は中止または延期、各種健診は1月以降へ延期としているところであります。

 また、1月以降につきましては、参集人員や内容を個別に検討し、3密、換気など、感染防止対策が十分確保できる場合は開催することとし、リモート会議などを可能な限り取り入れることとしております。

 次に、私の11月の2度の出張についてのお答えで、その部分についてのお答えであります。

 11月10日から12日につきましては、最初の出張ですけれども、10日につきましては、こちらを朝出発して昼に東京に着きまして、午後の安心・安全の道づくりを求める全国大会に出席をしております。

 夕方16時からはNHKを訪問し、大河ドラマ「青天を衝け」の制作ディレクターに清水町のPR動画を紹介し、ぜひ、来年から始まる大河ドラマに清水町を撮影地として取り上げてほしいという依頼をしてきたところであります。昨年11月頃にもお願いをしたのですけれども、もう実際、今年は、今現在撮影に入っているということで、最後のぎりぎりのタイミングではなかったかなという思いを持っているところでございます。

 11日の午前につきましては、渋沢記念財団の所在地である北区役所、北区の王子にありますけれども、その区役所を訪問し、北区の区長、商工会議所会頭、観光協会長と経済交流について、お話をいたしました。特に来春、2月頃と聞いておりますけれども、オープンする北区の中の大河ドラマ館での物販販売等の可能性とか、そういうものについて協議をしてきたところでございます。

 11日の午後ですけれども、災害復旧促進全国大会に出席をしております。

 12日に入りまして、午後につきましては、治水事業促進全国大会に参加をし、その夜に清水町に帰町したところであります。

 後半の部分のほうですけれども、11月19日から22日までの出張につきましては、19日午後から、北海道「命のみち」づくりを求める東京大会に参加をしております。

 そのすぐ後に、15時からは、ネクスコ東日本株式会社に道東道、清水─トマム、あるいはトマム─占冠、あるいは清水─千歳恵庭までの間の4車線化の早期実現の要望をしてきたところでありまして、このときには4班に分かれて要望は実施をして、私はネクスコ東日本株式会社に行ってきたところでございます。

 20日午後には、農業農村整備の集いに参加をさせていただきました。

 また、21日、さいたま市大宮区での開催、とかちしみず物産展を応援に行ったところでございます。その中で11時30分からは、さいたま市長と、このとかちしみず物産展の会場で懇談をし、今後も継続した物産交流について前向きな話合いを実施したところでございます。

 14時からは、東京北区にまた赴き、リニューアルオープンしたばかりの渋沢栄一資料館を見学して、そこの館長から詳しく説明を受けたところでございます。新たな発見もしたところでございます。

 その後、21日ですけれども18時頃、大宮区の物産展会場にまた戻りまして、19時までということでありましたので戻りました。そこで18時30分頃に職員が新型コロナウイルス感染症の陽性となる見込みであるとの連絡を受けたところでございます。

 翌日、22日午前10時30分、東京は朝7時ぐらいに出てきたのですけれども、清水町に帰町をいたしました。これは予定どおりの、22日には清水町での行事がありましたので、そこに参加するために朝早く戻ったところでございます。

 出張に際しましては、関東圏の状況は承知しておりましたが、主催者において、感染対策が十分取られているとの案内を得ていたこと、さらには高速道路や災害復旧、治水事業、農村整備の推進は、今後の清水町にとって重要であると判断したためでございます。

 さらに、渋沢栄一翁つながりにより、NHKの全国放送で清水町を撮影地にしてほしいと要望したこと、さらにまた、東京北区や人口の多いさいたま市との経済交流は、今後の町政を進める上でやはり重要と判断したため、新型コロナウイルス感染防止を徹底した中で出張をしたところであります。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) それでは、再質問させていただきますが、まずは教育委員会のほうから。

 まず、答弁の中にあった清水町教育研究所という表現がありましたけれども、私、勉強不足で、その名前を聞いたのが初めてでございます。それはどんなところで、どんなメンバー構成なのか、まず教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 清水町教育研究所につきましては、町内の校長、教頭あるいは教諭からなっている組織でございます。

 その中で、本町の教育に対する種々の、教育研究所という名前のとおり、今回であればICTの件ですとか、時々の教育に対する各種課題について、本町としてどういうふうに進めていくのがいいのかということを研究というか、話をしていただきまして、その成果を参考にさせていただいて、町の教育を進めていくという組織でございます。

 構成につきましては、先ほど申し上げたように教員の方々が構成メンバーというふうになってございます。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) メンバー構成、教員の方が中心だというのは分かるのですけど、それは具体的に何名なのか。それと、答弁の中にありました研究所の中のICTのワーキングチームというのが、そのうちの何名なのか、その辺、具体的にちょっと教えてもらえますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 研究所のメンバーにつきましては、ごめんなさい、今、手元に資料がないものですから、はっきりした人数はお答えできないのですけれども、ワーキングチームにつきましては5名の方にお願いしてございます。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 今すぐに答えられないぐらい、あやふやな会としか聞こえないのですけれども、それは置いておきまして、結局ICTのワーキングチームがその中の5名の方に、一応教育委員会が、それらに対する方針、最終決定機関であるのは間違いないですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) そのとおりでございます。その中で、やはりICTにできるだけ詳しい方に今後の方針をお話ししていただいて、そこを参考にさせていただいて、最終的な決定は教育委員会で行います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 私、前にも質問したのですけど、質問したというか意見を言わせてもらったということになるのか。当然のように、教育委員会というのは、議事録、公開されますよね。当然のように、今回9月の段階でICT環境を整えるということが決まって、その後、その方針について、入る前に、当然のように教育委員会のほうで検討されていると思うのですけど、それもこのICTワーキングチームの説明もありの、結局こういう方針でいこうというのはもう打ち出されているはずなのですが、今年の4月28日以降、ホームページにも、教育委員会があったのかなかったのか、全然公開されていない。これ私、去年も言いましたよね。全く公開しない。そのときに公開すると、ちゃんとやっていきますと言ったあなた方。それに対して、高橋の言うことなんか聞けないよというつもりなのか、忘れていたのか、もしくは教育委員会が開催されていないのか、その辺についていかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 教育委員会は、当然、開催しております。その中で、当然、決定事項があるのですけれども、そちらのほうで、今回のICTであれば、当然、補正予算の計上もございますので、その中で御説明しているところでございます。

 ホームページの掲載につきましては、昨年も御指摘をいただいて、しっかりやっていきますというお答えをさせていただいたところです。それで、そのとおりやるということで進めていたのですけれども、これは本当に謝るしかないのですけれども、ちょっと手続がうまくいっておりませんで、ホームページのほうに掲載できていませんでしたので、申し訳なく、謝らせていただきたいと思います。失礼しました。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) こんなことは言いたくないのですけど、きちんと教育委員会のほうで最終決定するに当たって、その経過が全然見えていない。今回質問して、これだけ答弁出してきましたよね。であれば、そのICTワーキングチームに諮問したことに対して、こんな答えが返ってきたので、教育委員会の中で検討して、今回の答弁につながるような結果を出してきたということだと思うのですよね。であれば、そのときの、せめて議事録みたいなのは提示できますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 教育委員会の議事録、お出しは当然できます。

 その中での議論なのですけれども、細かい部分については、教育委員会の中で全ての部分、議論はしていない部分もございます。教育長の考えの中で進めている部分もありますので、今回の答弁の中でお答えしたことが、全て教育委員会の中で決定事項になっているということではありませんので、議事録の中に、今回の答弁内容が全て教育委員会で決定というところにはなってございません。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 最終決定が教育委員会だと言っていながら、先に今回の答弁の中に教育長の思いだけで走っている部分もあるみたいな今の答弁だと思うのですけど、それはちょっとおかしな話ではないかなという気がしますが。できれば、教育委員会で検討された内容等が分かる議事録なり資料なり、何か今提示していただいて、それを見た上で次の質問をしたいと思うのですが、どうでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

○学校教育課長(大尾 智) お答えします。

 教育委員会の議事録、ちょっとお時間頂ければ御用意できると思います。

○議長(桜井崇裕) お諮りします。今、高橋議員のほうから資料請求の要求がありましたが、資料請求することでよろしいでしょうか。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) すみません。休憩します。

(午前10時34分)

○議長(桜井崇裕) 再開します。

(午前10時35分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 失礼しました。一般審議の場合は資料請求ができますけれども、一般質問の中ではできないということでございますので、そこら辺を訂正させていただきます。

 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) すみません。では、結構です。

 それでは、ちょっと具体的な内容について質問していきたいと思います。

 まず、1人1台のタブレット等々の整備について、ほかの自治体の中には、数が少ないのかもしれないけど、中には、1人、専属で1台ずつ貸与して、それを更新まで使い続けるみたいな自治体もあるのですけど、答弁の中では清水はそうではなくて、クラスにドーンと人数分あって、それを誰がどれを使うか、分け隔てなく使い回すみたいな感じのイメージなのですけど、それでよろしいですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) それにつきましては、現在、中学校も、保管庫の中に入っているパソコンに関しましては番号等がついておりまして、おおむね壊れない限りは同じものを使っている形でございます。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) つまり、小学校もそのようにするという認識でよろしいですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 今回はクラウド式でございますので、必ずしも端末の中に、その子供が作ったいろいろなものが保存されていくということではありませんので、ある程度の融通は利くとは思いますけれども、大体、持ち帰るということも含めまして、同じものを使っていくことになるのではないかというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) ということは、ほぼほぼ同じものを使い続けることになるかなということですね。

 あと、ふだんの管理については、クラスなのかな、充電器の保管庫に置いておく。これが、例えば普通に家庭に持ち帰って使うようになったときの持ち帰るためのケース、充電器等々はどんなふうに考えておられますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 今、実際にどんな状態で持ち帰らせるかということに関しまして検討中でございます。

 ただ、充電器につきましては、保管庫のほうに既に設置をしてしまっているもの以外に、長期の休み等で使う場合には、当然家庭の中でも充電が必要になってまいりますので、それ用のものを別途用意しております。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 今回、数名の保護者の方から私のところに、こういう一般質問をするから、ついでに聞いてほしいということがあったのですけど。前に補正予算で出たネット環境の整備について、今回そのアンケート調査があったみたいで、その内容を、私、あまり見ていないというか、全然見ていないので、聞いたことについて。

 要は、光回線を引いている御家庭、これに関しては何が増えようが負担は増えるわけではない。だけど、光回線の環境にない地区、農村地区とかは、モバイルWi─Fiを導入してみんなで使っているところもありますけど、その契約形態によって、質問の内容が環境にあるかないかでくくられていて、実際モバイルWi─Fiを使っている御家庭では、例えばこのICTの端末を使うことによって使えるギガ数というのが増えたら負担金額が多くなる。だけど、全くないところは町から貸し出しますよということであったと思うのですけど、平等かといったら平等ではないということになるのですけど、その辺はどのように考えておられますか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今回、タブレットが導入されましたので、年明け3学期には、できれば家に持ち帰って使っていただくと、将来のそういう長期の休みとかに備えて、まずは一度お持ち帰りいただこうという前段の部分で調査をさせていただきました。

 その中で、やはりどういう環境にあるかというのが大事なのですけれども、前に補正で計上させていただいたモバイルWi─Fiにつきましては、そういうインターネットを引ける環境のないところの方についてお貸しするということなのです。それで、高橋議員がおっしゃるとおり、確かに今、そういう環境設定をつくっていただいている方についても負担が増えるという部分が出てくるかなとは思うのですけれども、そちらにつきましては、今、現にある方については、そちらを使わせていただくということで進めていきたいということで。それで町のほうでも令和3年度中にインターネットが全町で使える環境になりますので、そういった場合には、もう使える環境ということで、各御家庭でそういう環境を整えていただけるようにお願いしながらやっていくという形を想定してございます。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 多分、今の話だと納得されない御家庭があるかとは思いますが、もう少し考えていただかないと、結果的に、その環境にある、なしという返答に対して、ありませんと言ったら、それ以上負担が増えないわけですよね、その御家庭の。そういうことなのか。ということは、町としてモバイルルーターを全部用意しなければならない。この間の補正予算で考えていたものよりもはるかに多いものになると、それでいいのか。それとも、もっと違う工夫をするのか。その辺、今答えられなければ、今は答えられないでもいいけど、今言ったように、とにかくそういう環境をつくっていただいた家庭には、そのまま我慢してもらうとかではなく、ちゃんとした方針を立てていただきたいのですが、いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 今回の持ち帰りに関しましては、まだまだ実際にやってみなければ分からないところ、たくさんございます。そういう中で、その都度、丁寧に御説明をします。

 それから、もちろん、今議員がおっしゃったような、いろいろな御不満だったり御不安だったり、そういうことに関しましても御意見としてしっかり承りながら、修正をしていくということになると思います。急に1年生から6年生まで、また、中学1年生から3年生まで全員が毎日持ち帰るということができるとは、なかなか思えません。まずは学校の中で、その端末を通常の授業の中で使っていく。そして、何かあったときに備えて持ち帰って使えるような状態をつくっていくためには少し時間がかかると思いますので、そういう中で、いろいろな御意見を頂戴しながら調整をしていきたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) はっきり言って、この導入が決まるとき、議会にかかったとき、9月ですよ。そこから、当然のようにそれを議題に出していたことは、その前からやれると思っていたのですよね。当然のようにそのまま進めて、いざ入ってみて、やってみなければ分からないなんて、そんな事業なんかないと思うのですけど。本当に教育委員会、遅すぎる。ほかの状況、先に入れているところありますよね、そこの情報とかも全部取り寄せて、こんな不具合、こんな不具合とやっていくのが本当なのに、やってみなければ分からないなんていう答弁は、当然のように聞けない。もう少し違う答弁をお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 文部科学省が緊急に、今ある端末をコロナの休校の際に持ち帰りなさいというふうにしたときも、本当に緊急の状態で、セキュリティーに関しても、それからWi─Fi環境に対しても、できるところから、できる部分についてやりなさいという状況だったのは確かなのです。

 そういう中で、私どもも試行錯誤をしております。そして各自治体も同じように試行錯誤をしております。そういう情報を各自治体と共有していることも確かですし、少しずつGIGAスクール構想の、この持ち帰りに関して、GIGAスクール構想、最初は自宅で使うということがもともとの目的ではなかったわけですけれども、そこに今回のコロナウイルスの感染症の拡大のことがありまして、長い休校が続いた中で、そのことが大きく取り上げられてきた、クローズアップされてきたということで、そういう中でそれぞれの自治体も、それから文科省も、次々と軌道修正をしながら進めていくことになると思います。

 私どもも、そのような形で進めていくしか方法がないというのも事実でございます。今までなかった環境を一遍につくるわけですから、それは丁寧に御説明をしながらやっていくのが、私の中では当たり前のことであるというふうに思います。いきなり最初から整えばいいですけれども、それが必ずしも最初から整うかというと、正直言わせていただきますけれども、全てがスタートの段階から整っているということにはならないのが現実でございます。御理解をいただきたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 申し訳ないですけれども、文科省がどうのこうのではなくて、あなた方には時間があったはずだと私は申し上げております。それをやらずに、いざ、ハードが整った段階からアンケートを取ったり、そんなのは後手後手に回っていて、いろいろ試行錯誤しているなんていう状態ではない。全くもって変な話で。で、これからどうしようどうしようって。

 そうではなくて、最終決定は教育委員会なのでしょう。教育委員会がリードを取って、ほかの町の見本になるようなまねをすればよかったのではないかと思うけど、それはできない。それは無理な話だという今の答弁だと思うのですけど、それは教育委員会、清水町として無理なのではなくて、あなたの限界なのか、もしくは世間一般でいう行政的にはこれ以上無理だということなのか、どちらなのでしょう。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 私の限界かどうかは何とも申せませんが、どこの自治体もこの問題については初めての経験ですので、いろいろな試行錯誤をしていくということだと思います。

 清水町においても、よりよい環境をつくるために努力してまいりたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) そのような答えしかできないとは思います。

 あと、具体的にもう少しだけ質問させてもらいますけど、例えば持って帰ったとき、もし家でスイッチを入れたけど入らないとか、詳しい御両親、保護者の方がおられれば、その方がやれると思うけれども、苦手な方もおられる。そのときに対応するのは学校なのか、学校教育課なのか、その辺の運用について伺います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 そちらについては、当然、保護者から学校のほうに連絡を入れていただいて対応する形を取っていきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) つまり、教員の方々が対応していただけるということですね。

 それを踏まえて、私、厚生文教常任委員会なのですけど、毎年のように教員の仕事量が多い等々、意見書を出せと言われて、検討した上で意見書を出しているのですけれど、もう少し教員の、教育のしやすい環境を整えれというような意見書ですよね。それに対して今回のICT絡みで、要するに講習会やら活用事例研究会とか、いろいろなのはあると思うのですけど、そこには参加させられるは、パソコンの不具合を、朝、電話が来て動かない等々の対応。それって、我々委員会が出した意見書に逆行するような、そういう指示というのですか、それらに対してどのようにお考えですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) お答えいたします。

 先ほどお答えいたしました、そういうパソコンの不具合等、もし時間外の中でありましたら、当然管理職が対応するという形になるかと思います。管理職が長くなっていいのかという問題も、またあるかと思いますけれども、一般の教員の方には、できるだけ勤務時間の中での対応をお願いしたいというふうに。

 あと、答弁書の中に書きましたICTの研修会等につきましては、冬休み中の開催、平日の昼間の開催を考えてございますので、先生方も冬休みといっても勤務がございますので、その中で研修を行っていただくと。

 あと、そのICTの推進チームの検討についても、夕方ですね、授業終了後から勤務時間の範囲内で会合を持っていただくとか、できるだけ教職員の時間外労働が長くならないような形で対応していきたいというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) それでは、1問目に対しては、最後の質問でございます。

 世の中、ネット環境がすごくて、当然のようにいろいろなところからサイバー攻撃であったり、プライバシーの問題であったり、油断をするとそこに入り込まれて、いろいろなことが起こるという状況だというのは御存じだと思いますけど、それに対する対策というのは何か取られていますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) 今回は、外に持ち出したときの安全性を考えて、そのようなことが起きないように、いろいろなセキュリティーのソフトの対策をしております。さらに、クラウドの環境でございますので、そういう部分でもオンプレミスから見ると影響が少ないということもあるかと思います。

 そういう中で、子供たちに、ICTというのは非常に便利ではあるけれども、危険性も伴うということについても、しっかりと教育をしていく必要がありますので、そのことについても、今、使い方のルール等も用意をして教育をしてまいります。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 今の答弁、当たり前の話、セキュリティーソフトを使うというのは分かります。当然の話ですよね。

 ただ、万が一そういう事態になった。例えば1人の子のデータ等々が流出したとか、そういうことになったときの対策というのはどのように対応しようとしているのか、お伺いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) そのようなデータ流出等が起きないように最善を尽くしておりますけれども、その中で、もしもそういうようなことが起きるということの可能性も含めまして、しっかりと準備をしてまいりたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) ぜひ早急に、そういう体制を整えてから運用されるようにお願いいたします。

 続きまして、2点目に関して......。

○議長(桜井崇裕) 高橋議員、次の質問に入る前に、休憩をしたいというふうに思います。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 休憩します。

(午前10時57分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午前11時10分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。

 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) それでは、2番目のコロナ関連といいますか、リスクマネジメント関連について再質問させていただきます。

 まず、コロナウイルスに関連して、町が行っている情報公開、ホームページ等々見させていただいていますけれども、コロナの情報については、清水町のホームページであるにもかかわらず、道から来た市町村長宛ての文章がそのまま貼り付けられていて、どうも清水町民としては、これって、よその町のことみたいなイメージを受けてしまうし、ありきたりの話しかない。その話と、テレビ報道とかで見るものとちょっと違うなという気もするし、それによって町民の皆さん、何が本当なのか、よく分からなくなっているというところもあるし、できれば清水町長宛てに道から来たものをかみ砕いて、今、清水町はこんな感じだから、こんなふうに感染拡大防止に努めていきましょうという町長の言葉で説明されているのであれば納得できるところなのですけれども、道から来た文章をそのままというのはどうかなと思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 企画課長。

○企画課長(前田 真) 今、御指摘のあったようなこと、確かに私ども、北海道から来た文書をリンク先に貼り付けて、皆さんに周知しているのは事実でございます。私どもも、できるだけ分かりやすい情報をということで工夫はしているものの、今言ったように保健所から流れてきていたり、あるいは北海道から流れてきている情報というのを貼り付けざるを得ないということもございます。こちらは、北海道や振興局が指示したものを住民に周知してほしいという指示の下、やっていることでございます。

 ただ、確かに、かみ砕いた分かりやすい文章になっているかというと、そうではないところもあると思いますので、今後できるだけ分かりやすい情報の提供には努めてまいりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) そのようによろしくお願いしたいと思います。

 あと、町長の答弁の中に出張先というか出かけ先の主催者、要するに相手側の主催者において感染対策が十分取られているから、安心してとは言わないけれども、それで出張に踏み切ったというような答弁ございましたけれども、それに関して、相手方はそのようにしてもらった。では、行く側として何か対策を取っていたかというところをちょっと質問したいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) これに関しては、町としても、それから私としても、自分が感染しないようにということも含めて、しっかりと予防といいますか、そういうものを徹底した流れ、それからまた移動だとかそういった面も含めて、11月の中旬から2週間にわたって、その出張については自分自身も感染しないように、あるいは、もし無症状の中で感染していたとしたら困りますので、そういった中で感染をさせないようにということの中で気を遣いながら手指の消毒、それからマスクも、例えば不織布のマスクを、その頃からちょうど言われていて、飛沫感染が一番だというようなことも言われていましたので、不織布のマスクを使うだとか、それから手指で、移動したときに、そういう会場に行ったらそれなりの予防が徹底されていたけれども、途中、例えば地下鉄の公衆トイレに入ったりするとそういうのができないような状況がある場合もあるので、自分としてはポケットに消毒綿だとかそういうのも用意して、使い捨てのやつ、そういうのを用意しながら、感染しない、あるいは持ち込まない、運ばない、そういうことも含めて、自分としてはそういうのを徹底しながら出張に行ったところでございます。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 当然のように町長、そのような配慮はしていたというのは分かるのですけれども、そもそも町長には、役場職員はもとより町民の健康等について必要な配慮をするという安全配慮義務があると思います。そんな中で、今回その物産展には職員の方々、関東圏へ出張させたというのもあると思うのですけれども、その後、当然のようにこういうことに気をつけなさいよという指示はしたと思うのですけど、例えば関東圏へ行って帰ってきた後、どうしなさい、こうしなさいという指示があったのかないのか。あったとしたら、どんな指示をしたのか、もしくはそこは大人の解釈だから、ちゃんと自分で管理しなさいということだったのか、その辺についてちょっと御説明願います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 私は、北海道もそうでしたけど、まだ十勝はそうでもなかったのですけれども、北海道も増えてきていたし、それから関東圏、いわゆる埼玉と特に東京の部分については増えてきていると、ステージがちょっと上がってきているというような情報もありましたので、行くときはもちろん気をつけるのですけれども、帰ってきたら数日休ませましょうと、そういうようなことは指示をしておりましたけれども、逆にいろいろなことの中で感染した人がいたりだとか、あるいは結果的にそういうふうになってしまったので、その指示は有効にといいますか、あるいはできるような状況でなくなったのですけれども、当然気をつけましょうと。それから持ち込まないようにと、こっちにも持ち込まないようにというようなことの中で、結果的には実現はできなかったけれども、そんな思いは具体的に持って伝えていたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) それでは、ちょっと違う角度からというか、日本の菅総理、「自助、共助、公助」というのを理念として掲げられているところなのですけれども、国にとってみれば、各地方自治体というのは自助で何とかしなさい、それでできなければ道で助けてもらいなさい、それができなければ国が助けますよというようなイメージなのだと思うのですけど、清水町民にしてみたら、自分たちでできないことは何らかの組織でみんなに集まってやってもらって、最後のとりでが清水町だというイメージで、コロナに関してはいろいろな給付金等々を出していただいて、これでいきなさいということなのだと思うのですけど、要するに、これから清水町の公助の部分として、町民に向けてどんなふうに考えているかお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) まず、公助の部分で、自分としては被害を出さない、町から出さないだとかそういうことは、残念ながらそんな結果になってしまったのですけど、感染者を出さないだとか、そんなのは残念な思いをしているところでございますけれども、今後のいろいろなことの中で経済対策だとかそういったこと、町としてしっかりとやっていきながら、先日、年内の商工会、商工業者への給付金、年末ですので、皆さん、お金の要るようなところ、たくさんあると思いまして、そんな事業も皆さんに承認をいただきながらやったところでございますけれども。今後においても、年は明けても経済状況を、そういった面で重視しながら、いろいろな政策等を打っていきたいなと。

 あるいは、町民の政策についても、先日、窓の換気を十分にしてくださいだとかそういうことをお話ししていますので、灯油の支援、1万円分の灯油を、例年だと90円超えなかったらやっていなかったのですけれども、今年の場合には特別という、コロナ対策ということもありまして、そんなことの中で非課税世帯を中心にして、あるいはひとり親だとかそういったところに支援をするように、安心して予防だとかそういったことができるようにというようなこともありました。

 それから、もう一つは大事なこと。これは、先日、日赤の院長とも相談をさせていただいたのですけれども、コロナ、このワクチンの関係、まだまだ早いと言いながらも、すぐ清水町においても、あるいは日本においても、今、英国と米国がやっておりますけれども、そんなことの中で、うちもいち早くそういったことができるように、日赤さんの力を借りながら、日赤はやっぱり全国的な組織でありますので、インフルエンザのときもそうだったのですけれども、早めにいっぱい確保してくださいということで、十分にやっていただいて、高齢者の人は無料ということもあって安心してやっていただいて、まだ少し余裕はあるというお話でしたけれど、よそは底をついているときに、事前にそういう打合せをしながらやってきたという、予防も徹底的にやるし、今後のワクチンについても、いろいろなことの中で経費もかかったりだとか、それから具体的に言うと70度だか80度のマイナス、それを貯蔵するものが要るだとか、そういったことになって、国からの補助も来そうなのだけれども、万が一いろいろなことがあってあれしたら、うちでしっかりとそのための事前準備もしておいてくださいというような話で、町民をいち早くこのコロナの不安から救えるような、そんな準備をしながら進んでいるところでございます。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) ワクチンの情報、私も初めて聞きました。それらは、町民が安心できる話だと思います。

 今、町長の中から年内に給付する話が出たので、18日の日ですか、我々議員みんな賛成して認定されたところですけれども。私、ちょっと質問した中で、質問し終わってから、ふと思ったことがあって、パーセンテージで金額を区切って給付する内容なのですが、後でちょっとあれって思ったのが、こんな人がいるかいないかは別として、パターンとして、例えば前年度収入30万円だった業者が今年5万円だからといって、結論としたら60%以上減収しているから5万円当たるということになると、何もしないほうがもうかるというような、こんな事業者がいるかどうかというのは別問題として、つまり算定基礎となるそれがちょっとおかしいかなという気もしていたのですが、だからどうだと、18日の結果がどうだというわけではありません。要するに、出す、出さないで、出すことに賛成した我々がいるのですから。町長の中で、次年度、年明けてからもそういうことがあるとすれば、その辺もいろいろ考えて給付基準を決めていただきたいという希望といいますか、質問にしなければならないので、そういうことは検討していただけるかどうか伺います。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) この給付の事業については3度目、2度目は前のところのちょっと足りない部分を補って月数を延ばしただとか、そういうことの中ですけれども。この基本にあるのは、今、高橋議員が言ったようなことは起きないように、何ぼパーセントが大きくても30万円あった人が5万円になったらすごいですよね。でも、これを差引きすると25万円減少したことになります。これを超えないようなあれを打っています、超えないように。何ぼ60%でも25万円を超えないように。60%だと50万円もらえるけれども、25万円を超えないようにというのは、もう一つの防波堤というか、ちゃんとした基準を設けておりますので、そういったことがないけれども。

 国においては、いろいろなことの中で、こういうのは、今の例であっても、50%以上減少している人が100万円をもらっただとか、そういったことが実際にはあって、清水の中でも、そういう制度ですから、ちゃんとした中で申請してもらった人もいるということにはなっているのですけれども、うちの場合については、そういう基準というのを2段階にして設けておりますので、そういう不公平はないかなという思いを持っていますので、よろしくお願いをしたいなと思います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) すみません、私の質問がちょっと足りなかったとこもあって、いわゆる今問題というか不満に思っている方、とりあえず一番上、これが250万円以上ということで、これが180万円ぐらいだとそこから幾ら減収していても50万円限度なので、少なくとも、要するにその減収した分、つまりゼロ%から19%までは該当しませんよ、要するに2割カットですよね。であれば、180万円減収しましたということになったとき、150万円でも100万円でもいいのですけど、100万円減収しましたとしたところに、20%カットして80万円権利としてあるよとなると、その80万円、補填するというような、一律そういうふうに考えていけば平等なのかなというのもあるし、上のほうで、何だ結局50万円かと。100万円というのは、そう数が多いわけではないだろうから、そういうふうに考えてくれると、結局そういう大きな事業者というのは従業員もいるわけで、そこに対する支払い等々考えると、そんなふうに考えていっていただけたらなと思いますが、いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁。

 町長。

○町長(阿部一男) この刻みの基準の段階の部分については、予算のときにも、先日の18日にも、そんな意見はございました。

 そんな中で、今回はこういうことがなって、すぐに私が商工会長とお話をして、多分こういうような、年末を迎えて、師走を迎えて、ひどい状況になるというのはもう想像がつきましたので、11月の多分25日前後だったと思います、そのときにしっかりとした対策をするから、一番いい方法を商工会として皆さんの意見を聞いた中で持ってきてもらいたいと、それで検討させてもらいたいということの中で進めてきた中で、今みたいな意見はちょっと届いてはいなかったのです。ただ、それがあれだということではなくて。

 もし、そういうところがあるとすれば、また、多分これで終わらない可能性もあるでしょうし、そんなことも含めた中で、次の、もしやるような状況になれば、そんなことも含めて商工会と十分協議をしていただきながら、商工会から上がってきたことを、結果的にはそのまま実施をしたということがあるので、これで大丈夫かなという思いも持っていましたし、少し遠慮していた部分もあったのかもしれないですけれども、そんなことも含めながら次のところに生かしていきたいと、そんなふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 12番、高橋政悦議員。

○12番(高橋政悦) 商工会、町内の商工業者、取りまとめていただいている組織でありますけれども、役場として商工会の話、意見等々をもちろん把握するのは当然ですけれども、それ以外の業者等々の話も聞くような姿勢があってこそ、町民みんなになると思いますので、それらに関して商工観光課長等と、率先していろいろな意見を集約していく努力が必要かと思いますけれども、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今の御意見のとおり、いろいろと我々独自でも情報をしっかりとつかみながら、町民の皆さん、あるいはこの場合は商工の皆さんの思いを、いろいろな支援の中でしっかりと実施していければなという思いは持っていますので、うちの調査や何かも、期間的には厳しい状況はありますけれども、商工会へ入っていない人も結構いるのです、この給付金をもらっている人で。そういったものも含めて、情報をしっかりと集めて政策に反映したいと思います。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 次に、6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 6番、佐藤幸一です。議長の許可をいただきましたので、通告に従って質問させていただきます。

 質問に入る前に、新型コロナウイルスに感染されました本町役場職員をはじめ全国の感染者の皆さんに心からお見舞いを申し上げます。いまだ療養中の方も大勢おられますが、一日も早い回復を御祈念申し上げます。また、このコロナウイルス感染症が一日も早く終息することを切に願うものであります。

 では、質問に入ります。2項目、7点質問いたします。

 まず、新型コロナウイルス感染症について伺います。

 1点目は、当感染症に対する町長の認識について伺います。町長はある会議で、コロナウイルスは手洗い、うがい、マスク着用で防止できますと話したと聞きましたが、その程度の認識だったのか伺います。

 2点目は、日本医師会の中川会長は、11月の連休前に「我慢の3連休」と呼びかけていたにもかかわらず、町長は11月21日のフェイスブックに、さいたま市大宮区でとかちしみず物産展がにぎわっていますと投稿しておりますが、なぜこの時期に開催しなければならなかったのか伺います。

 3点目は、役場職員の感染は、いつ、何時に、どこで知ったのか、そしてどのように対応したのか伺います。

 4点目は、役場職員感染に関する情報提供が遅く、多くの町民が不安を抱きましたが、町長の見解をお聞きいたします。

 5点目は、これは議会としても要望しておりますが、保育所、幼稚園、小中高等学校における定期的なPCR検査を行う考えはないか伺います。

 次に、しみず温泉フロイデの不法看板の撤去について伺います。9月定例会の決算審査において、不法看板について法的措置を講じて撤去すると答弁がありましたが、現在の進捗状況について伺います。

(「これ言っていない、6番」と呼ぶ者あり)

 申し訳ございません、さきに戻りますが、感染症についての6番、町民のPCR検査費用を助成する考えはないか伺います。

 以上、2項目7点、御答弁をいただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、私のほうから、まずは大項目の1の新型コロナウイルス感染症、その小項目1、町長の認識について伺うということで御答弁をさせていただきます。

 その前に、ここにない状況の御質問をされた、入っていたので、手洗い、うがい、消毒、それで全部終わるというような発言をしたというのですけど、一部といいますか、ほかも含めて、この部分に多分発言したのも、ひょっとしたらあったのかもしれません。これは大事だよということは言っていましたので、そのほかにも、皆さん気をつけようと、当然そのときには言っていると思うのですけど、この部分だけ引っ張り出されたらそんなふうになってしまいますけれども、多分それだけでは終わっていないと思います。ちょっと、はっきりとどういう状況だったかは分かりませんけれども。そのことをまずお答えをさせていただきながら答弁に、これから具体的なものに入っていきたいと思います。

 新型コロナウイルス感染症に対する認識についてですけれども、新型コロナウイルス感染症は、現在、全国的に感染者が急増しており、また、多くの方が亡くなられるなど、世界的に猛威を振るっております。

 また、清水町におきましても地域経済に大きな影響を与えるとともに、町民の皆様にも大きな不安を与え、生活スタイルを一変させている状況となっております。

 この感染症は、人からの飛沫、もしくは接触により感染するもので、感染防止のために、とにかく手指の消毒が重要であります。

 この困難を乗り越えるために、国、都道府県、市町村が一体となって取り組んでいかなければならないという認識を持っているところでございます。

 次に、2点目でありますけれども、全国的に感染症が増加している中、埼玉で物産展を開催した理由を問うということでございますけれども、これは清水町出身の方が代表というか、具体的には共同代表を務めるさいたま市の会社から、ふるさとである、清水町出身ですから、清水町の良質な特産品を広めるために、とかちしみず物産展を11月21日から23日の3連休において、さいたま市大宮区の駅前の東日本情報発信施設で開催したいとのお話があったところでございます。これは、大分早くにあったところでございます。清水町の特産品だけを取扱い販売するということで、今回の物産展をきっかけに清水町と埼玉県の方とのつながりも期待でき、清水町をPRする絶好の機会であったことから、町としても物産販売、観光PRや移住相談を行い、事業に協力をしたところでございます。

 今回の物産展の開催時期につきましては、先ほどもちょっと触れましたけれども、主催者側が5か月前より開催日程を決めて準備を進めておりました。開催に当たっては来場者の入場制限を行い、体温の自動測定を行うなど、サーモグラフィーを設置するなど、密にならないようなコロナ感染予防対策を十分に行い開催するという連絡も受けたところで、予定どおり、私といたしましては応援に行ってきたところでございます。

 続きまして、小項目3、4、5、まとめてお答えをさせていただきます。

 小項目3の職員の感染はいつどこで知り、どのような対応を取ったかですけれども、11月21日土曜日の午後6時20分頃に十勝振興局より、職員1名が陽性となる見込みで、まだ、このときには確定でありませんけれども見込みであるとの連絡があったところであります。そして、私は埼玉にいましたので、6時半頃だったと思います、直ちにといえば直ちにですけれども、私のところに、こういう状況で見込みになるというような連絡を受けたところでございます。

 この連絡を受けまして、副町長以下関係職員により対応を協議し、各課長に対し所属職員の健康状態の確認を指示するとともに、1階フロアで勤務する職員を直ちに自宅待機とし、もう土曜日だったので、当然出勤する者も少ない、次の日からも出勤は、普通はないのですけれども、自宅でしっかり待機するようにという連絡をして、保健所の指示に基づき、感染拡大防止のため、職員名簿及び座席表の提供を行うとともに、庁舎1階の共有スペースの消毒を直ちに実施したところでございます。

 また、職員の健康状態を確認し、体調不良の職員が5名確認されたことから、翌22日に抗原検査、これは、すぐ結果が出る部分でございます。抗原検査を実施することになり、調査結果4名の陽性が確認されたところでございます。この結果、集団感染の可能性があることにより、保健所の指示により、11月22日から25日にかけて職員172名のPCR検査を実施し、最終的には31名の感染を確認したところであります。

 この間、感染した職員の職場全てを消毒するとともに、職員の感染及び濃厚接触者により自宅待機となり通常業務が困難な関係課を11月24日から閉鎖し、臨時受付窓口を開設し、25日からはPCR検査の結果、陰性とされた職員により、緊急を要する業務の対応を行ってきました。

 また、公衆浴場を除く公共施設につきましても、安全が確認された12月8日まで閉鎖をしたところであります。

 次に、小項目4番目の質問に対するお答えであります。町民への情報提供についてですが、町としましては個人情報に配慮し、正確な情報を北海道からの感染情報の発表に遅延なく防災情報無線及び町ホームページにおいて情報発信してきたところでありますが、お伝えできることに限りがあり、町民の皆様に不安を与えた部分もあろうかと思いますが、御理解をいただきたいと思います。

 次に、小項目5の保育所、幼稚園、学校の職員及び教員の定期的なPCR検査の実施についてでありますが、今回の役場における新型コロナウイルス感染症の発生を受け、役場及び保健福祉センターへの往来のある保育所、幼稚園の職員について抗原検査を実施し、陰性が確認されたところでございます。

 保育所、幼稚園、学校の職員及び教員の定期的なPCR検査の実施につきましては、1日当たりの検査件数に限りがあり、行政検査に影響を与える可能性があることから、感染者が確認されるなど、PCR検査の実施が必要と判断される場合に実施してまいりたいと考えております。

 次に、(6)町民のPCR検査の費用を助成する考えはないかということで、その質問にお答えをいたします。

 PCR検査については、保健所や医師の判断により行われる行政検査が基本であり、健康保険が適用され患者の自己負担はないとされております。しかし、町内でも一部の医療機関において、本人の希望により自由診療でのPCR検査が行われており、それぞれの医療機関が設定した費用の負担が生じることになっております。

 町民の中にも感染の不安を抱える方がいらっしゃると思いますが、9月の定例会の一般質問にもお答えしたとおり、PCR検査を実施しても、その時点だけの検査結果であり、ずっと不安が解消されるものでないことから、一般町民に関する検査費用の助成は考えていないところでございます。

 なお、町職員の新型コロナウイルス感染症集団感染を受けて、役場庁舎、保健福祉センター、文化センター、御影支所において委託業務等に従事する方については、町が費用を負担して検査を受けていただいたところであります。

 次に、大項目2、しみず温泉フロイデの不法看板の撤去についての御質問にお答えをしたいと思います。

 しみず温泉フロイデの不法占用看板につきましては、現在、弁護士に状況及び対応について相談している状況であります。

 今後の考え方として、看板の差押えを行い、解体、撤去し、鉄くずとしての処分、売り払う方法や不法占拠扱いとしての裁判を行い、撤去する方法等を検討している状況であり、看板の状況や解体のための資料収集及び費用の積算を行っているところであります。

 いずれにしても、相手側の財産の問題でもあることから、今後の対応についても慎重に進めたいと考えております。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 新型コロナ感染症について町長の認識を伺います。

 町長は、職員の皆さんの健康を守る責任があるはずでございまして、重症者は死にも至るという感染症なのですが、町長の認識の甘さが役場庁内に蔓延し、気の緩みが生じ、それが蔓延した結果だと思います。行政の長としての認識を再度伺います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) このコロナの発生から、すぐに清水町としても感染症対策本部、本部に格上げしたのは5回目か10回目ぐらいだったと思うのですけど、それまでの連絡会みたいのを通じて、ずっとやってきた経過があって、コロナについてはしっかりと職員に対しても、自分がかからない、感染しないようにということで、その場その場に応じて、それから全国あるいは北海道、十勝の状況等も含めた中で、しっかりと自分がかからないような方法を考えながら行動しなさいと、そんなようなことも指示していた経過はございますけれども、結果としてこのような状況になってしまい、私の認識が怠慢だというような、甘かったというようなところを、そう言われれば、それはそれとして真摯に受け止めて反省しなければならないところはありますけれども。最後は、やっぱり職員の意識の問題だとかそんなところを変えられなかったことについては、変えられなかったというか変えてきたつもりでいるのですけれども、結果としてそれがこういうふうなものにつながったということにつきましては、大変残念に思うところでございます。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 職員の皆さんの健康を守っていただきたいと思います。

 次の質問に入ります。埼玉物産展でございます。日本医師会の中川会長は、連休前に「我慢の秋の3連休」と国民にステイホームを求めておりましたが、そのことについてはどう捉えていたのかお聞きいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 埼玉の物産展の開催は、町が主催ではありません。ずっと相談を受けていたので、それらについて応援はするよというようなことの中で、いろいろ話合いをしながら応援をしてきたところでありますけれども、最終的に主催者が実施するよというようなことで、そして先ほどもちょっと出ましたように感染症予防対策、具体的には、結構広い、実施したところの会場だったのですけれども、一度に40人以上にならないようにやります、それから体温も測定します、手指の消毒についてはしっかりと実施しますという、そういう安全を取った中でやるという連絡を受けましたので、当初の予定どおり応援に行って、いろいろと協力をしながらやってきたところであります。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) いろいろな対策をしたようなことをお聞きいたしましたが、結果的に職員が帰ってこられない、入院をしたといった実態がございます。この時期の物産展を中止しようとは考えなかったのか、お聞きいたします。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) ですから、主催者はうちでないので、私が中止すると言っても、そんなような状況にはならない。あくまでも主催者は、やりますので応援をお願いします。ですから、できる範囲内で、私も1日ですけれども、そんな中で、しかもそこにいた時間というのは数時間、3時間も、結果的にいたかどうかは、いろいろ別の用事も足しておりましたので、そんな状況でありますので、これは私が安全性を確認した中で大丈夫だな、東京出張も含めて、そういうところの中で重要な位置づけにしたところでございますので、そういう判断の中で協力はさせてもらったと、そんな状況でございます。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 結果的に、先ほども申し上げましたが、職員1人が帰ってこられない、入院をしたといったような事実がございます。コロナウイルスに対する町長の認識がその程度だと分かりましたので、次の質問に入ります。

 職員の感染者、町長のフェイスブックは21日の午後3時41分に投稿されています。町長が職員の感染を聞いたのはその後になりますが、すぐ清水に戻ろうとは考えなかったのか、お聞きいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) さいたま市の大宮区にいましたので、6時半です、私が連絡を受けたのは。それからは、帰ってくる、どう考えても東京羽田まで出てだとか、そういうことになります。そうすると、当初、次の日の朝早い便で清水に帰って来る予定を持っていたので、その予定どおりの行動が一番早い、清水に帰ってくる方法かなということでありましたので、すぐに帰るということは物理的にできない状況でありました。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 帰ってこられなかった、でございます。これは危機管理の関係でちょっと総務課長にお聞きをいたしますが、町長が出張する場合、交通の手配や宿泊先の確保は総務課で行っているのか、お聞きいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 秘書担当しておりますので、私からお答えさせていただきたいと思います。

 町長が出張をする際の交通機関等の手配につきましては、町長自身が、それぞれの都合もありますので手配しているという状況でございます。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 総務課で手配しているということですか。

○議長(桜井崇裕) 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 総務課で手配はしておりません。町長が自身で手配して、その行程については、きちんと総務課が報告を受けて把握している状況でございます。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) それでは、今回の出張も、どこに宿泊していたのかは押さえておりませんね。携帯電話があってもつながらないような場合もありますので、その際、宿泊先に伝言する方法もあるのですから、分からないということについては、宿泊先を公にしていないのか。町長、どうしてこれ公にしていないのですか、お聞きいたします。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 今回はいろいろな関係団体だとか何かもありますし、宿泊している場所はちゃんと、そういったところにも連絡をしてほしいだとかそういうのがありましたので、どこに宿泊するというのは連絡をしているところでございます。一番状況のいい、東京の北区にも行くし、埼玉にも行くし、埼玉は北区から1時間以内で行けるというような状況もありましたので、そこを拠点に出張をして、宿泊施設にしているところでございます。宿泊場所や何かについても、しっかりと総務のほうに伝えているところでございます。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

○6番(佐藤幸一) はい、終わります。

○議長(桜井崇裕) 全部。

○6番(佐藤幸一) その点については終わりたいと思います。

 フロイデの看板について、お聞きをしたいと思います。3か月経過したにかかわらず、全く済んでおりません。もっとスピード感を持って取り組んでほしいのですが、今後の予定についてお聞きいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 先ほど町長からも答弁させていただきましたけれども、今、弁護士の先生に相談をしながら進めているところでございます。

 ただ、コロナウイルスの関係で、11月の中ぐらいから事務準備が進んでおりませんので、大変申し訳なく思っております。今後におきましては、先ほど答弁で申し上げましたとおり、費用の積算だとか資料収集をしまして、対応について早急に検討を進めていきたいというふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 6番、佐藤幸一議員。

○6番(佐藤幸一) 一日も早く不法看板が撤去されることを真剣に取り組んでいただきたいが、前回も申し上げましたとおり、一般の方が通りますと、温泉まで行く人が何人かおられます。そこで、やっぱり清水町も評判が悪くなりますので、一日も早い撤去をお願いしたいのですが、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) なるべく早く撤去できれば一番いいのですけれども、その辺、費用もどれぐらいかかるかということも、今まだ試算中でございますので、そういった面も含めまして検討してまいりたいなと考えてございます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。

(午前11時57分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後1時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。

 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 8番、口田邦男でございます。通告によりまして、3件について質問させていただきます。

 まず、1件目につきましては、新型コロナクラスターによる風評被害と町民に対する影響についてお伺いをします。今回は多くの議員が取り上げておりますので、なるべく重複を避けるよう、私はコロナクラスターによる風評被害と影響についてお伺いをしたいと思っております。

 残念ながら、このたび、役場内でコロナが発生し、クラスターへと進んでしまいました。誠にあってはならない場所での出来事であります。役場は町の心臓部であり、職員だけの問題ではなく、町の機能が麻痺し、町民に大きな影響を与えることになってしまいました。まだコロナ自体は終息をしたわけではございませんが、まずは役場の機能回復を第一に、町民に対しての信頼回復をどう進めていくか、町長の考えをお伺いいたします。

 2件目、井戸水の水質検査の進捗状況と今後ということでお伺いいたします。

 水質汚染は、御影の農家の井戸から水質基準の7倍の亜硝酸態窒素が検出されたのが始まりでありました。連日のように新聞報道があり、地下水を利用しているものは非常に不安な毎日を過ごしていました。しかしながら、町からの情報はなく、住民の不安が増したのも紛れもない事実でございます。そうした中、希望する全員の井戸の水質検査を行っておりますが、現在の進捗状況と今後についてお伺いいたします。

 1つ目、住民に対して、もう少し早い時期に情報発信はできなかったか。

 2つ目、水質検査に当たり、道とのつながりはどうなっているのか。

 3点目、基準超えの井戸に対する浄水器の対応はどうなっているか。

 4番目、環境省によると、現時点での汚染の原因は過剰な施肥、家畜排せつ物の不適正処理などが要因であると考えるというふうになっておりますが、これはいかがでしょうか。

 5番目、公共施設の水質は大丈夫か。

 6点目、原因究明はどこまで行うことになっておりますか。

 以上が2点目でございます。

 次、3件目でございますけれども、ハポネタイへの協力とはということで質問させていただきます。

 「ハポネタイ」はアイヌ語で「母なる森」の意味であり、2006年、アイヌであることを喜び、表現する場所を求めて、旭山の地に森を購入いたしまして、ハポネタイと名づけて活動を展開しておりましたが、残念ながら体調不良となりまして、13年を最後に、活動を休止しております。このたび、森の売却も検討していたということでございますが、しかし、清水町からの今後の活動の協力の申し出があったと、そういうことで再開を決めたということでございますが、アイヌの文化に対しての協力は大事なことであると思いますが、町長の考えをお伺いいたします。

 まずは、ハポネタイの活動内容についてお伺いいたします。

 もう一点は、活動に対しての協力の申し出、その内容についてお伺いをいたします。

 以上、3件、よろしくお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、口田議員の御質問にお答えをしたいと思います。

 まず、大項目1の新型コロナウイルスによる風評被害と町民に対しての影響ということであります。

 今般の役場における新型コロナウイルス感染症の集団感染の発生により、町民の皆様に大きな不安が広がったことにより、急激な消費の冷え込みが起きております。特に、飲食業を中心に年末年始の予約がキャンセルになるなど、町内経済に大きな影響が出ているものと認識しております。

 役場の機能につきましては、ほぼ、通常業務に回復してきたところでありますので、今後におきましては新型コロナウイルスの感染防止に万全を期するとともに、減速した町内経済の回復に向けて、中小企業緊急支援事業、新たなまたプレミアム商品券事業などの支援を実施することにより、町民の生活支援に全力を挙げてまいりたいと考えております。

 続きまして、大項目2、井戸水の水質検査の状況について、(1)から(6)まで、順次続けてお答えをしていきたいと思います。少し長くなりますけれども、御了承をいただきたいと思います。

 1点目の住民に対する情報発信についてでありますけれども、農村地区の井戸水の水質については、平成18年より清水町農業環境整備推進協議会が、任意抽出により、清水町全域の水質検査を実施しており、平成26年度からは亜硝酸態窒素の項目についても水質検査を行い、平成30年まで、亜硝酸態窒素については基準値を超える箇所はない状況でありました。

 10月の8日に御影地域の方から、新たに掘削した井戸水において、自主検査した結果、亜硝酸態窒素が検出されているとの報告があり、町として実態調査を行う旨、回答をいたしました。10月14日と15日に字御影、字旭山、字羽帯、字清水の各地区から抽出した49か所の井戸水について水質検査を実施いたしました。22日に水質検査の確定値を受理し、3地区の井戸水から硝酸態窒素が検出されていましたが、地域の偏りや広範囲な汚染状況はなく、緊急性はないものと判断をし、各世帯に結果をお知らせいたしました。このときには、一番問題になっている亜硝酸については、基準以上のものは検出されませんでした。

 井戸水は、厚生省が定める飲用井戸等衛生対策要領や北海道飲用井戸等衛生対策要領で各設置者が適正に維持管理を行い、水質についても自主的に検査することが望ましいとされております。

 広範囲に汚染される大規模な汚染原因があれば、飲用の停止など、地域への周知を行うべきですが、各個別の水質状況によるものであり、周知の必要はないものと判断をいたしました。

 町といたしましては、亜硝酸態窒素及び硝酸態窒素の検出箇所が点在していることから、町民の健康の確保と汚染状況の調査を目的に、給水区域を含む全町内において、井戸水を飲用に利用している世帯を対象に緊急的に水質検査の実施を行うことを決定し、10月26日より受付を開始し、28日以降、採水を行ったところであります。

 実態調査により、町内の水質現状把握を行い、その結果から水質検査の実施を決定してきた状況であります。それぞれ迅速に対応し、適時適切に周知等を行ってきたと考えております。

 2点目の水質検査に当たり、北海道との関わりについてでございます。

 10月13日に帯広保健所と協議を行い、経過と現状の情報共有を行い、22日には水質検査の結果による対応について、十勝総合振興局の環境担当部門も含め、協議を行っております。

 10月28日からの水質検査の採水について、帯広保健所等の職員の同行をいただきながら、井戸水の維持管理についての説明を行ってきております。併せて、亜硝酸態窒素の簡易水質検査キットの提供をいただき、採水訪問時に簡易キットによる検査を実施してきております。また、各世帯に対し、水質検査の結果の送付後に、帯広保健所から電話により、基準値を超えた世帯に対し、井戸水の維持管理等についての指導が行われております。

 3点目の基準超えの井戸に対する浄水器の対応についてお答えいたします。

 未給水区域において、硝酸態窒素、亜硝酸態窒素を含む水質検査項目において、基準値を超えている項目がある場合には浄水器の補助対象となり、設置経費の2分の1、上限50万円までを補助しております。今回の水質検査の実施に伴い、補助件数の増加を見込み、予算の増額を行ってきたところです。ただし、給水区域においては水道施設の導入を優先するため、補助対象から除外をしております。

 4点目の汚染の要因についてですが、環境省の水・大気環境局が作成している資料において、硝酸性窒素による地下水汚染の主な原因として、農地で用いられる肥料、家畜のふん尿、生活排水と記載がされています。平成11年に硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素を合わせた項目が水質環境基準健康項目に追加され、北海道においては、清水町内3か所を含む、道内約9,500か所の地下水の常時監視が実施されています。

 清水町においては、農業環境整備推進協議会において、水質検査の実施、検査結果に基づいた指導・啓発を行ってきたところです。平成30年に同協議会は解散しておりますが、清水町地域農業再生協議会において、啓発などの事業について、引き続き取り組んでいるところでございます。

 5点目の公共施設の水質についての質問にお答えをいたします。

 井戸水を飲用に利用する場合の施設設備等の維持管理、衛生確保については設置者が行うこととされておりますので、井戸水を利用している公共施設については、町が年1回、水質調査を行っております。1か所、pH値が水質基準に適合していないため、飲用水に利用しないよう周知しながら対応していますが、それ以外の公共施設については水質基準に適合していることを確認しております。

 6点目の原因究明については、十勝総合振興局と連携して、現地調査を11月25日に予定しておりましたが、コロナウイルスの感染状況から延期としております。

 今後におきまして、敷地内及び近隣の汚染源等の有無の確認や井戸の掘削状況の聞き取りなどを行い、独立行政法人北海道地質研究所の協力をいただきながら、今後の対策を含めた原因究明を実施してまいりたいと考えております。

 以上、井戸水関係の答弁とさせていただきます。

 次に、大項目の3点目、ハポネタイへの協力とはということで、(1)(2)、小項目、併せて答弁をさせていただきます。

 私がハポネタイの存在を初めて知ったのは、昨年6月の十勝毎日新聞の報道でございます。旭山の森の中からアイヌ文化を発信してきましたが、活動を休止し、6年が経過し、その活動に一区切りをつけ、拠点を手放すという新聞記事の内容でございました。

 報道を受け、7月に私と企画課長、商工観光課長とともに現地の様子を確認し、代表の方とお話をする機会を得ました。以前の代表である母親が、この拠点を整備するために相当苦労されていたのを間近で見ていたため、手放すにはかなりの葛藤があったようですが、母親の体調が芳しくないとのこと、御自身もこの拠点への思い入れが強すぎて疲れてしまったこと、できれば今までの思いを継承してくれる人に施設を購入してほしい等のお話がありました。

 町といたしましては、場所を含め、それらの事情を確認したかったこと、個人史等、資料がたくさんあったため、それらの保存に関すること、さらにアイヌ施策推進法が施行されたこと等、今後において協力できることがあれば伝えてほしい旨を説明したところでございます。

 続きまして、小項目についてお答えをさせていただきます。

 1点目でございますけれども、ハポネタイの活動は、アイヌ文化を単なる伝統的な儀式として捉えるだけでなく、現代を生きるアイヌが、自分たちで新たなアイヌ文化を創出することを目指していると伺っております。

 平成23年5月にはアイヌアートのフェスティバル事業「FOREST STORY」~アートの実り 母なる森から~というイベントに清水町教育委員会や北海道が後援しており、その前後もイベントに対し名義後援とチラシの提示をしてきたところでございます。イベントでは、アート展示、ライブや演劇、アイヌの伝統住居チセづくり等、様々なことを手がけていたようであります。

 2点目でございますが、ハポネタイの計画が具体的になった際には相談に乗りたいと考えております。ハポネタイの代表は、以前の活動で地元との関わりが薄かったことを気にかけており、今後、事業を再開する際には地域の人たちと連携を深めていきたいとの意欲を持っているようです。

 9月末には、東京でアイヌアート展を開催したとのお話も伺っております。

 活動していた当時と比較すると、現在はアイヌ施策推進法が施行され、アイヌ政策推進交付金等、様々な支援制度も充実しております。ハポネタイの活動が、今後、どう展開していくのかを見守りながら、それらの支援制度の活動や地元との関わりを深めるための支援など、協力できることを考えていきたいと思っております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) それでは、再質問させていただきたいと思います。

 まず1点目のコロナ関係でございますけれども、私の質問の中で、あってはならない場所というふうに書いてありますけれども、あってはならない場所、この認識は、町長、どうお考えですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 役場というのは、大事な機能を持った地域の中枢の部分でありますので、そういった意味でクラスターが発生したということについては、町民の皆さんに不便をおかけした点については、本当に申し訳ないなという思いでございます。そんなところですね、まず。いいですか。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) それで、このコロナの事の起こりは、初期対応の遅れがあったのではないかというふうに思うのですけれども。総務課長にちょっとお伺いしますけど、総務課長、これが耳に入ったのはいつですか。総務課長の耳に入ったのは何日ですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 私のところに入ったのは、21日の夜に、午後6時半過ぎに副町長のほうから連絡が入りまして、陽性の可能性の職員が出たということで連絡がありまして、その後、急遽、関係職員が集まって協議をしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 副町長は何日に情報をキャッチしましたか。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 21日の18時20分頃、十勝振興局からの連絡を受けてございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。

 そういうことは分かりましたけれども、この初期対応が遅れ、これが言わばクラスターに結びついたのではないかなというふうに思っているのですけれども、その認識というのはどうですか。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 連絡、18時20分に受けまして、すぐ町長に18時30分頃、電話で報告をいたしました。そうしまして、総務課の課長を含め、総務課、企画課等の管理職を含めまして、19時30分までに役場に集まって打合わせをするということで準備を進めまして、実際に早い人で19時から集まりまして、打合せをしまして、北海道保健所との打合せ等を随時進めてまいった次第でございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 私は素人で何も分かりませんけれども、何か初期の判断ミスがあったのでないかなというふうに思えてならないのだけれども、そんなことはないというふうに理解してよろしいですか。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 初期の取り進めについては、特段、遅れたとか、対応が悪かったというふうには考えてございません。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) この件に関しましては、職員の方々も大変な目に遭ったと、大変御苦労をかけたというふうに思っております。

 が、しかし、それ以上に、町民は大変な影響を受けたと、こういうふうに思っているわけでございますけれども、これに対してのその認識ですね、それをちょっとお伺いしたいなと、改めてお伺いします。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 町民の皆様には、役場を一時的に閉鎖して、業務の一部しか実際にはできなかったといった部分で、大変御迷惑をおかけしたということにつきましては、おわびを申し上げたいと思ってございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) それは、確かにもちろん、そのとおりでございますが、そのほかの町民に対して、町民にどれだけ迷惑をかけたと、間接的に迷惑をかけているということを認識しているかどうかということだ。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 町民の皆様にも御心配をおかけし、役場の業務が滞ったことによって、本当に多種、様々な方面において、経済活動を含めまして御迷惑をおかけしたということで、誠に残念に思っておりますし、おわびを申し上げたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 役場のクラスターですか、終息したというふうに言っておりますけれども、これから町民に対しての信頼回復、これが大きな問題ではないかなというふうに思っております。本町の最高責任者である町長、この大きな使命が、今後、かかっているのではないかなというふうに思っておりますけれども、改めて、今後に対して、町長の考えをお伺いします。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 答弁でもお答えしておりますように、役場の迷惑については、心配だとかそういう部分については、今、副町長のほうからお話ししましたけれども、経済についてもちょこっと触れましたけれども、私も経済を急には、せっかく回復基調にある中、順調にきていたのもありますけれども、そういう中で急激な落ち込みを与えたということにつきましては、そのような状況に陥る原因をつくったということについては、今後、経済の回復をしっかりと行うべく、対策をしっかりと打っていきたいなと思いますけれども。

 今、十勝も含め、清水町以外でも、本当に経済が落ち込んでいます。そんな状況の中で、国だとか、状況の中で相談しながら、あるいはいろいろな北海道も含めて相談をしながら、しっかりとそういう対策等も取っていければなというのはありますけれども、どこも落ち込んでいるといいながらも、やはり11月の20日過ぎから落ち込んでいるところは、うちが一番最初に落ち込んだという、そういう点も含めて、清水町はなおさら、この経済の復興、回復対策をしっかりとやっていく必要があるかなと、そんな思いを持って、この間の18日にも補正を通させていただき、皆さんから承認決定をいただいたところでありますけれども、今後についても状況をしっかりと把握した中で、町民が安心して生活をしていけるような政策を打っていければと、そんなふうに思っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。この件につきましては、後ほど2名の議員さんが、またあるようでございますので、私からは、この程度で収めておきます。

 次に移ります。

 次は井戸水の関係でございますけれども、今いろいろと御説明をいただきました。町でやっていることに対しましては、そのとおりで間違いないことをやっておられるというふうに思っておりますよ。それでいいと思います。町の責任としては果たしているというふうに思います。

 が、しかし、前にも言ったけれども、これが分かった時点から、我々住民に分かるまではかなりの、半月以上の時間が経過しているわけです。その間のことを私は言っているので、もう少し何とか、途中経過でもいいから住民に対して発信してくれなかったのかなと、できなかったかなと、何が理由にできなかったのだろうというふうに、何か、その謎めいたものがあるわけさ。そこを私は言いたいので、やっていること自体は、それに対してどうのこうのと言うつもりはありません。情報が欲しかったと、その点についてどうお考えか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 情報の提供についての御質問というふうにお伺いしました。

 先ほど、町長から答弁した内容と重複いたしますけれども、10月6日に御影地域の方から亜硝酸態窒素が検出されたというお話がありました。町としては、その亜硝酸態窒素が限定的なのか、地域的なのか、広範囲にわたるものかといったような情報を確認しなければ、対策等も打てない、動くこともできないということから、一定程度の範囲、今回については未給水区域である字御影、旭山、羽帯、字清水について、49地点、抽出をして、地域的な汚染状況というのを確認しようという手続といいましょうか、対応を取ってきたところです。

 結果としては、実態調査を行った中では点在をしている、地域的な汚染状況はないということでしたので、緊急性はないし、地域に対しての危機的な、そういったような情報提供も不要だというふうな判断をしてまいりました。

 一方では、新聞報道もあって、それは町ではなくて、そういったような情報を持っている方からの情報提供によって新聞報道がされたわけですけれども、そのことによって住民の方、不安に思っている方がおりますので、亜硝酸態窒素の検出はなかった、その情報提供があった方以外にはなかったのですけれども、硝酸態窒素の汚染状況について不安を持っている方がいるので、全町的に水質検査を実施してきたというところでございます。

 町としては、まずは実態調査の状況から動いてきたというところですので、御理解いただきたいと思います。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 今、課長、御説明していただきましたけど、そのとおりなのです。あなたの言うのは、そのとおり。やろうとしていることも、そのとおり。理解できます。

 だが、しかし、我々住民としては、新聞に出た、あの時点から半月ですよ、半月まで情報がないのですよ、町からは。新聞では毎日毎日どんどん、危ないよ、危ないよと。家庭では、井戸水飲んだら駄目だよと子供らに言っている。それ以前に、やっぱり発生してすぐに、町としてはこういう方向で進めますからという情報が1つあってもいいのではないかという、それを言っているのです。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 住民の方が不安に思っているという状況の中で、町として、それに対応した情報提供ができなかったかというようなお話かと思います。

 今回、新聞報道等された亜硝酸態窒素につきましては、平成26年の水質基準に単独で追加されたという項目だというふうに聞いています。その中で、今回、私どももいろいろ調べた中で、水質基準としては0.04を超えるかというふうな水質基準が設けられておりますけれども、水質基準は飲用の部分として定められているものでございます。新聞報道等でブルーベビー症候群ですとか、その他の影響等について書かれている情報が提供されましたけれども、水質基準を少しでも超えたから、そういったような状況になるかというと、そういうふうなことではないというふうに認識をしておりました。なので、町としては、そういったようなことではなくて、実態の把握とともに、その後の対策を含めて提供することが最善であるという判断をしてきたところでございます。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 課長の言うせりふはもう十分承知しているし、そのとおりだというふうに思うのだけれども、我々町民の身になってみてくれないかということなのです。いかに不安だったか、半月余りは。どうなっているのだと。

 さっきから言ったように、新聞で危ないよ、危ないよと報道されている。町からは何も、一言も何もない。どうなっていくのだろうという不安があったのです。だから、その不安のないような方法はなかったのかというふうに私は言っている。そんな、ああした、こうした、どうのとか、そんなことは、あなたたちがやっていることは間違いないよ、これ。順序としては間違いない。それ以前の、思いやりだな、これは一つの、町民に対しての。これが欠けているのではないかということを私は言いたい。

 町長、どうですか、これ。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) これにつきましては、10月8日に、最初にそういう状況を、井戸水利用者の方が私のところにきてから、どうしようかということも含めて、今ここにいる町民生活課長、それから、ずっと昔からこういう水質検査をやっている農林課長、それから水道課長と、この3者と私と、もちろん総務課も入ったりしながら、どうしようということで、随分、協議というか、一部は悩みながら、片一方ではどんどんそういう報道が、いかにもすごいような報道が出るのだけれども。

 実は、これ、水質検査を始めたのも、私が農林課のときのあれで、ずっとその経過等も知ってございました。だから、今回こういうことで、亜硝酸ということで、新しく出てきたやつがどうなのだと、最初ちょっと私も認識、26年から、こういう概念が出てきたということで、ちょうど役場を離れていたときでございますので、その辺びっくりといいますか、ちょっと混乱したところもあったのですけれども、よくよくいろいろ調べてみると、30年まで、結局は去年1年だけやっていないだけで、30年までのデータを見たときに、亜硝酸のデータも実は26年からあったのです。そして、この新しく掘った井戸の近くのところからは全然亜硝酸のデータは出ておりませんでしたので、これは何か変だぞということの中でいったときに、新しく掘ったところに何かあるのかな、深井戸を掘ったところに何かあるのかなということの中でいったときに、まず、大丈夫だろうと。かえって、危ないですよという、そういうはっきりしたものがないことの報道のほうが、今にして思えば、今、検査中ですからねということぐらいは出せばよかったかなということはありますけれども、でも今、危ないですよということで出したほうが、余計、皆さんは混乱と不安に陥るのではないかと、そういう思いを持って、実は出さないでいました。

 その結果、30年までのデータと、それから今合わせたデータと、新たにやった50点ぐらいのデータと、それから、その後200点ぐらいになっているのだけれども、そのデータを見ると、そのところの考察というか、あれは間違いではなかったなという思いは今も持っているところで。新たにちょこっとあれしたところも、みんな新しい深井戸の状況で、ほとんどの人がそのままの状況であれば何でもないというようなデータが出ておりましたので、その辺は相当悩みながら、逆に不確かな情報は出さないほうがいいなということの中で、出さないできたところです。

 先ほど言いましたように、もし、ちょこっと反省するというところがあれば、今、慎重に調査しておりますのでという、判断をしておりますのでということは、ひょっとしたら、どこまで出せるか難しい表現になると思うのだけれども、そこのところはあってもよかったなと思うのですけれども、こうやってきた方向性をしっかりと見定めながら、どんなふうになっていくかなという、そういう判断は間違っていなく、今のような状況になって、その判断どおりの、これから、まだ200点しかやっていませんので、どういう状況になるか分かりませんけれども、そのときの判断は間違っていなかったのではなかったかなという思い、それについては評価をいただいておりますけれども、そんな思いを持って、片一方ではどんどんあおられるし、そういうことの中で自分としては悩みながら、一番みんなが不安にならないような方法を、確かな情報を出したほうがいいという思いを持ちながらやってきたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 今、町長いろいろ説明された、そのとおりだと思う。間違いだとは思っておりません。私も立場がそうだったら、そういうふうにします。

 ただ、さっき言ったように、ちょっとしたこと。今、町はこういうふうに進めようと思っています。これでいい。これで納得するわけよ、町民は。それが一言も何もなしでは納得のしようがないでしょ。だから、さっきから言うように、ちょっとした思いやりだよと。今後はひとつ、よろしく、この点やってもらえますか。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 今のちょっとしたところも駄目だというのであれば、そのとおりで、今後については、そのちょっとしたことも含めてしっかりといろいろな、こういう場合ばかりでなくて、いろいろなところの情報発信というのは、役場は大事な、それこそ中枢でありますので、私、今回のクラスターや何かでもちょっと書きましたけれども、いろいろな情報に惑わされないで、しっかりとした情報を、我々も皆さんが思っているほど、思っているほどというか、隠しているだとかいろいろなことを言われて今回もきたのですけれども、そんなことは毛頭ございませんので、しっかりとした情報を今後も、これは信頼度の問題ですけれども、しっかりとした情報を発信し続けるようにしていきたいなというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 浄水器の関係でちょっと御質問させていただきますけれども、検査結果、浄水器を設置しなさいという状態になった場合、結果が出てから浄水器を設置するまで、何日ぐらいかかるのかなと。

 それと、メーカーの関係ですね。メーカーはいろいろあると思うけれども、これらに対しての指導や何かをしているのか、これちょっと確認します。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 水道課長。

○水道課長(小林 進) 何日ぐらいかかるのかという形なのですけれども、基本的に浄水器補助を出すに当たっては、水質基準の検査、水質検査をしていただき、基準オーバーをした場合に対象となるということになりますので、今回もいろいろ出しておりますけれども、水質基準につきまして大体2週間程度かかるというような形になっております。

 その結果を見て、それに見合う、水質基準をオーバーした、水質をクリアというか取る浄水器を選定してもらうような形になるのですけれども、それにつきましては、うちのほうでどこどこの会社とか、どこどこのメーカーとか、そういうことはありません。ただ、こういうところが扱っておりますよとか、町内業者に対しても、今後そういうような形の中で、相談があったらこういう会社があるということを紹介してくれというような話はしたりしております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 今、課長が言ったように、浄水器の対応は、町としてはそれでいいと思う。

 だけど、浄水器設置するまで1週間ぐらいかかると、その間の対応というのは、何か町で、こうしたほうがいいのではないの、ああしたほうがいいのではないのというような指導というか、そういった面はどうですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 検査結果が出てから、その水質検査項目で水質基準に合わない項目に対応する浄水器が設置されるまでの間ということですよね。

 基本的には、井戸水については個人の所有物ですから、個人の方が維持管理をして、水質についても個人の責任において確保していくということになっております。なので、第一義的には水質基準に適合していない場合については、保健所としては飲まないでくださいという飲用指導があります、もちろん。で、個人として飲み水を用意してくださいねというふうなお話はすると思います。そこで、個人で飲み水等の確保ができればよろしいのですけれども、もしも、例えば高齢であるとか、移動手段がないとか、そういったような状況があれば、町のほうに御相談いただければ対応はしたいなというふうに考えております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。

 汚染の原因についてですけれども、先ほど町長の答弁にあったように、これは環境省、何かそんな訳の分からない、私たちには訳が分かりませんけれども、そこによると施肥の問題、それから堆肥の問題、それが原因だよと。原因だとは言っておりません、それが原因と考えられるというような状態でございますけれども、これらに対する認識というのかな、これはどういうふうに考えておられますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 確かに、過剰な施肥というのは影響があるものかとは思います。ただ、堆肥につきましても、畑の地力の維持という部分では土づくりに必要なものであります。できる限り、生産者の皆さんには土壌分析をしていただいて、今後とも化学肥料の減肥、また適正な堆肥の施肥というのを努めていただければと考えております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) それで、これは堆肥もある程度原因しているというような話もありますので、ちょっとお伺いしますけれども、今バイオのあれやっているのですね、その消化液というものがあるのです。これは、その窒素には関係ないのかどうか、そこら辺ちょっとお伺いしますけれども。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) バイオガスの消化液でございますけれども、消化液につきましても完熟堆肥と同じ、土づくりには適した肥料と認識しております。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 硝酸態の関係はあるのですね。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 全ての肥料は、堆肥であろうが、それから消化液、消化液は、また有機質とは違うのですけれども、堆肥は有機質ですよね。消化液はどちらかというとアンモニア態窒素が入っています。普通の肥料と同じようにアンモニア態窒素がほとんどです。それから普通の肥料。これはもうアンモニアの肥料が主体になって、たまには硝酸肥料も即効性を求めるために必要な場合がありますけれども。このどれを取ってみても、最後は作物に吸われるときは硝酸態窒素になって吸われるのです。その硝酸態窒素は人体に、過剰になれば、あるいは亜硝酸になって悪いものがあれば、そうなれば人体にはあまりいい影響ではないということは言われているけれども、この硝酸態窒素というのは作物には最高で、一番重要な栄養素です。そこに、この根本的な部分の問題解決が、結構、大変だという。今まで何十年も研究しているけれども、結局は最後まで、これからまたいろいろなこと、我々がデータを提出してやりますけれども、そんな中で、なかなか完全に、これが解決の一番の方法だというのはないというふうに思います。

 それともう一つ、これは過剰な施肥でなくても条件がよければ、口田議員のところも肥料をいっぱい、アンモニア態の肥料をやると思います、化成肥料でやると思います。条件がよければ、水と空気と温度があれば硝酸態窒素になります。その辺にふらふら、土の中で浮いています。うまく作物に吸われればいいけれども、ちょっともたもたしている間に、作物の大きさだとか、いろいろなことがあって、条件がよくていっぱい溶け出てきたときに作物に吸われなく、ちょっとその後に大雨が降ったら下に流れます。

 そういったところで、必ずしも過剰施肥でなくても害を与える場合があるので、すごく難しいところがあるので、生産と、こういう環境安全というようないろいろなことを考えると、どんなところの中で難しい状況に、なっていくかというのが、今後予想がつかない部分もあるけれども、そういう作物の生理と、我々の環境という難しい場面があるので、なかなか一朝一夕には解決していかない部分があって、それは農業者の皆さんもよく知っていて、あんまりこの問題をやると、いろいろなことがまた出るよというようなことも最近言われ出してきていることですし、その辺についてはしっかりと町民のみんなが、農業者も含めてみんなが、あるいは井戸水を使っている人のコンセンサスを得られるような、そんな方向に持っていければなというふうに考えておりますけれども、完璧な方法というのは難しいかなと思っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 分かりました。

 私、なぜこの問題取り上げたかといいますと、御影の、町の上水道のもとになる、あそこはポンプアップして貯水槽か何かがあるはずなのです。どうですか。どういう仕組みになっていますか。まずは御影の上水道。

○議長(桜井崇裕) 水道課長。

○水道課長(小林 進) 今お話ししたとおり、深井戸で水をくみ上げて、消毒をして、配水池にためて供給をしている状態です。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 今課長の言ったように、御影の上水道、地下水をくみ上げていると。その200メートル上側に、ある消化液の貯蔵施設があります。コンクリートでぴちっとなっているならまだしも、土を土盛りしてビニールを張って、そこにためているのです。絶対浸透しないと言われるかもしれませんけど、今はしないかもしれない。あれ、まず間違いなく浸透するのではないかなというふうに心配しているのです。200メートルですよ、200メートル上側だよ、御影の上水道のくみ上げているところの。地下に浸透していって、それが影響するおそれがないのかなという心配をしているけれども、その点はどうですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 確かに消化液、タンクにためるような形で設置されている設置者がおります。かなり頑丈なタンクと聞いていますけれども、破裂のおそれがないかといえば、万が一の場合に備えて、水道課長と一緒に、その設置者とどのような対策が取れるのかということで、ちょっと時間はかかっていましたけれども、タンクが破裂した際のためおきというのでしょうか、落盤後、そこにシートを張って、そこに十分にためられるような対策は講じていただいているところです。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 今課長、タンクとおっしゃいましたけれども、もちろんタンクもあります。タンク以外に、今やっているのは土盛りして何もないですよ、普通の平らなところに土盛りして、ビニールを敷いて、そこへためている。現地見ましたか。見ていないでしょ。最近のことですよ、これは。見ていないでしょ、現地。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) このコロナになってからは現地のほうは行っていないのですけれども、その前に、対策はある程度講じたという段階で見させていただいております。あくまでも、土を掘って盛土をしてビニールシートを張っているところなのですけれども、あくまでもタンクが破裂した際にためる場所ということで確認はしております。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) いや、私は、その詳しいことは分かりませんよ、どういう仕掛けになっているか分かりませんけれども、私が見る限りは、道路越しだけれども、土盛りして、そこにためていると、簡単な装置でやっていると。それが、今言ったようにあふれた場合の避難措置というふうに、今、課長はおっしゃいましたけど、それなら分からないわけでもないけれども。でも、見たところ、何かたまっていたな。再度ちょっと調査してください。

○議長(桜井崇裕) 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 再度調査してまいりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) この件の最後でございますけれども、原因究明についてちょっとお伺いしますけれども。これについては、私は、やっぱり、あそこの地で出たのだから、あの近辺でいいから何か所かボーリングして、地層をはっきりしたほうがいいのではないかと、そのほうが安全ではないかと思うのだけれども、そこら辺のことはどうなっていますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 先ほど町長から原因究明の答弁をさせていただいた中で、11月25日に予定していたという話をさせてもらいました。

 今、口田議員がおっしゃったようなボーリング調査という部分では、実は予定をしていません。

 十勝総合振興局の環境部局との協議の中で、どういったような原因究明方法というのでしょうか、確認方法がいいかということを打合わせしながら進めてきたのですけれども、ボーリング調査等はせずに、まずは御影地域の方、新しく掘削した井戸のごく近くに、もともとの浅井戸があって、そちらのほうでは特に検出をされていないという状況ですし、今回49か所、水質検査をした状況のデータもありますので、ボーリング調査はせずに、一定程度、今回の新しく掘削した状況については業者ですとか、そういったような方から聞き取りなどしながら確認をしていきますけれども、周辺の土地の利用状況ですとか、そんなようなものを確認しながら、地質研究所の協力をいただきながら原因究明を、それと今後の対策についても協議をしていきたいと、そういうふうに考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) そういうことであれば仕方ないけれども。私は何でこんなことを言うかといったら、あの地帯的には、さっき言ったように御影の上水道の井戸があるわけよ。だから、そうなると、あの地層はどうなっているかなということで心配でしょ。だから、ここはこういう地層だから亜硝酸態の心配はないよというような地点をある程度出してくれれば安心につながるのではないかなと思って、私は言っているのですけれども、どうですか。

○議長(桜井崇裕) 町民生活課長。

○町民生活課長(斉木良博) 地層等については、先ほどお話しさせていただいた独立行政法人の地質研究所について、その文献等ですとか、今までの情報データがありますので、そちらを参考にしながら進めるというのが一番効率的だなというふうに思ってございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 次に移ります。

 最後でございますけれども、ハポネタイ、これについては私もあんまり内容はわかりませんけれども、先ほど答弁でいろいろと御説明がございました。私はこの問題、何で取り上げたかというと、予算にも関わってくるのではないかなという心配があったので、これをあえて取り上げてみました。

 というのも、やっている方がもうやめたいと、森を売りたいというにもかかわらず、町のほうから、応援するからという一言で、またやることに決めたということでございますので、どんな約束をしたのかなと。やめようとするやつをやめたのだから、よっぽどの約束でなかったら、そんな気にならないのではないかなということで、その約束内容、どういう約束なのか。ただ口先だけのものか、そこら辺も含めて、ちょっとお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁願います。

 企画課長。

○企画課長(前田 真) お答えいたします。

 先ほど町長のほうからお話があったとおり、僕ら、ハポネタイの存在を、昨年まで全く、恥ずかしながら存じ上げておりませんでした。何をされているかということも分からなかったので、現地に行って代表の方とお話をしました。そのときには、答弁にあったとおり、建物を売却したいというお話がありました。

 さすがに、町がその建物を購入するというのは、予算的になかなか難しいというのもあるので、中を拝見したところ、たくさんの写真だったり文献だったり、自分の力でためたものがたくさんあったのです。そういったものを、北海道内にはアイヌに関する図書館や博物館というのがたくさんあるので、そういったところの引継ぎ等をお手伝いできることがあればお手伝いしたいということと、あとは、もう金銭的にも厳しいというお話があったので、今は、かつてと違ってアイヌ施策の推進法というのができて、かなり有利な補助金等もありますよということはお話ししました。

 というのも、当時いろいろなことを手がけていたらしいのですが、私の事前の勉強によると、当時手がけていたことのほとんどは補助金の対象になるようです。補助金も、普通の2分の1補助とかではなくて、10分の8補助金をもらうようななかなか優れた補助金なので、もし、いろいろなことをやるのであれば、そういった相談というのも乗っていけるよというお話はさせてもらったところです。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) 私も昔、1回か2回、行ったことはあるのです。何か催物をやっているときに行ってみたことがありますけれども、夜に行ったものだから、どこにあるのか、さっぱり行けない。そして私、昼間行ってみたけど、わからない、どこにあるか。それから、ある人に聞いて、どこにあるのかと聞いたら教えてくれました。でも、行けないのですよ。道はない。橋がない。そういう現状を見たとき、遠くから見たらかなり建物はあって、まだ何とかなりそうだなというふうな雰囲気はあったけれども、これ道路もないのに、一体全体、町はどんな約束したのだろうと、それを知りたかったものだから。道路をつけてあげますよ、何をしますよというような、それまでの約束をしたのかなと思ったものだから、今、お尋ねしています。

○議長(桜井崇裕) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 私も、そのとき初めて訪れて驚きました。災害で相当打撃を受けた地域なのですよね。道路だったり橋だったりというのが今も、復旧されたとはいえ、車1台ぐらいがぎりぎり通れるぐらいの場所に建っているようです。建てた当時は、小さなバスであれば、ぎりぎり近くまで行けるような林道や何かも整備していたらしいです。ここの代表の方が。ただ、今私が訪れたときには、もうそういった雰囲気もなく、とても町有施設としては活用できないなという判断をしました。もちろん、従来どおりに道路等も整備するに当たっては本人がすることになるので、そういった金銭負担も考えて、本人は諦めて手放すという決断をしたということは、そのときには伺っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 8番、口田邦男議員。

○8番(口田邦男) その程度の協力要請をしただけのものかい。もっと何か意味あってのことではないの。町でこういうことをしたいから、協力すると言ったって、ただ口先だけで協力するのではなく、やっぱり町としてはこういうことを考えていますから、ぜひひとつ何とか考えてもらえないかというような要請の仕方をしたのか。

○議長(桜井崇裕) 企画課長。

○企画課長(前田 真) 繰り返しの答弁になるかもしれないのですけれども、行くまで、どんな建物か、どんなところに建っているかも分からないで訪れたのです。

 ただ、アイヌ施策推進法というのは、かつてアイヌの人たちの福祉だったり文化を振興するという目的でつくられていた法律なのですが、去年から新しい法律になって、文化振興に加えて観光振興だったり産業振興だったり、そういったことに補助金が活用できるという話はあらかじめ、私も担当ですので、そういったことは勉強して伺った次第です。お話しした結果、場所も確認できて、本人の意思も確認できたので、そういったことがあるよというお話をしたのみでございます。

 本当は具体的なアイデアを持って代表にお会いできれば、今この場で口田議員にも、いろいろなお話ができるのですが、そこまでのアイデアもなく、本人から、まず話を伺うということでお会いしたというのが現実でございます。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

○8番(口田邦男) 分かりました。終わります。

○議長(桜井崇裕) はい。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) ここで休憩をします。

(午前2時04分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後2時15分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。

 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 4番、日本共産党、中河つる子です。

今回は保育士に慰労金をという件名で質問します。

 新型コロナウイルスの感染症拡大の下で、感染症予防や直接、検査・治療に携わる医療・介護従事者に慰労金が、9月の議会後に支給されました。それは大変よかったと思います。

 保育所、学童保育所で働く保育士さんたちは、2月に学校が一斉休校となる中、危機的な状況の下で子育てをしながら働く医療や介護従事者をはじめ、働く保護者の子供さんたちを受け入れ、社会生活の維持と命を守る人たちのために保育を続けてきました。

 保育士さんたちは子供さんとのスキンシップや言葉がけが不可欠です。マスク着用やソーシャルディスタンスの確保が難しい中、医療や介護従事者と同様に不要不急な外出を控え、かつ多大な負担感やストレスと闘いながら懸命に子供さんたちの保育に従事してきました。その保育士さんたちに医療・介護従事者と同様に慰労金を支給し、その労に報いてあげるべきではないでしょうか。町長の考えをお伺いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、中河議員の御質問にお答えいたします。

 新型コロナウイルス感染症の拡大によって、医療・福祉施設等は人同士が直接接する必要があり、感染のリスクや感染対策などの大きな負担があるものと考えられ、医療・介護従事者のほか、保育士にも慰労金を支給してはとの御意見でございますけれども、保育所等の小さなお子さんを預かる保育施設等においては、新型コロナウイルス感染症だけではなく常にインフルエンザやノロウイルス、その他、様々な感染症が広がらないよう注意を払いながら運営を行っているところです。先般は町独自の、福祉施設や医療施設等の従事者に対し慰労金の支給をしたところですが、町職員については対象外としたところであります。

 また、他の市町村での保育士等の慰労金の支給の状況については、道内では支給している市町村もありますけれども、十勝管内では支給しているところはない状況です。支給している市町村については、比較的、民間の保育所等が多くあるところにあるようです。その中でも公立施設については対象外にする市町村もあります。

 そのような状況ですので、今後の感染状況や国等の状況にもよりますけれども、現段階での支給は、清水町の場合には町職員であるということも含めて、今の段階では支給は考えられるような状況ではないということで、私もそういう思いは十分酌んであげたいのですけれども、さっき言いましたように町職員を特別にというようなことが、職業によって決められた部分ではなくて、職種だとか危険だとか、そういう部分によって決めがない部分もありますので、出してあげたいなという部分、本当にストレスや何かがたまって大変だと思うのですけれども、なかなか、ちょっと今の状況の中では支給できるような状況にはないということで、どうぞ御理解をいただきたいなというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 4番、中河つる子議員。

○4番(中河つる子) 保育所の保育士さんたちはコロナばかりではなく、今言われたようにインフルエンザやノロウイルスなど毎年のように流行し、その中で働いています。ですが、この新型コロナは、2月、3月頃は未知の部分が多く、危険を感じながらも、手探りの中で予防しながら保育もするという状況だったと思われます。そういう中で、頑張っておられた保育士さんたちにもエールを送り、励ましの気持ちを伝えたらと思うのです。コロナはまだまだ続きますので、今後も見守っていきたいと思います。

 また、新型コロナについてですが、新型コロナの特徴は、本人も知らないうちに感染し感染させる点が恐ろしいところと、厚生文教常任委員会に私も属していますが、その所管事務調査でも報告しています。今回の役場のクラスターも、そういう中での出来事と思われます。新型コロナのことを自然災害だと広島県の知事は言っています。町民からは、「よくこれだけで止めた」また「防災無線で逐一知らせてくれて事実がわかってよかった」との声も聞かれます。私もクラスターの状況を防災無線で全戸に放送し、終結に至るまでを発表したことはよかったと思っています。今後は安心して役場に行くことができます。

 12月7日付の十勝毎日新聞の「まちの声」に次のような声が載っていました。題は「コロナ禍を超えて職員の回復を願う」という清水町の町民の声です。「清水町役場のコロナに罹患された方々の早い御回復を願っています」ちょっと飛ばしまして、「未知の事態で何か起きたときこそ、お互いを思い知恵を出し合い解決していく姿を子供たちは見ています。皆様が元気に復帰し、いろいろな立場の子供や大人がうれしく安心できる清水町になっていくことを願います。アイスホッケーに第九の町、教育の四季がある町。きっと乗り越えましょう。みんなが笑顔でいられるように」という声です。

 このように、応援している町民はたくさんいます。これからも、より一層、町民に寄り添った仕事をしていってほしいと思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 私もいろいろな、情報等を発信するように心がけて、正確な情報をできるだけわかりやすく、そしてたくさん発信できるようにというようなことを心がけているところであります。

 しかし、今回、町広報だとかそういう中にもいろいろなことをさせていただいたし、それから防災無線のメッセージでもいろいろしたところでありますけれども、今のような「頑張れ」という応援をしてくれる人もたくさんいますし、それからまた、「何をやっているのだ」というようなお叱りの声も、最初のうちはたくさんこうやっていただいた状況でございます。

 どちらにしても、一つ一つ、それらの意見をしっかりと受け止めて、今後のいろいろな糧にしていきたいなと思いますし、今の「頑張れ」という情報は、そういう声を届けていただいたり、あちこちから出てくること、本当に感謝をしたいと思います。

 それから、先ほども言いましたようにお叱りをいっぱい受けておりますので、それらも反省の材料にして今後に生かしていきたいと、そんな思いも持っておりますので、どうぞよろしくお願いをしたいと思います。ありがとうございます。

○議長(桜井崇裕) よろしいですか。

○4番(中河つる子) 以上で終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) お諮りします。

本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。

これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。

よって、本日はこれをもって散会することに決定しました。

明日は午前10時に会議を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 本日はこれで散会します。

(午後2時24分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317