令和2年第7回定例会会議録(12月22日_日程第1_一般質問 鈴木孝寿議員)

○議長(桜井崇裕) 次に、5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 鈴木でございます。議長の許可を得ましたので、質問をさせていただきたいと思います。

 まずは、役場職員のコロナに感染されてしまった方、また長期間にわたって濃厚接触になられて仕事ができなかった方に、本当にお見舞い申し上げます。また、元気だった職員が一生懸命支えてくれたという、本当に清水町役場ようやく復活してきたなあということで、また、みんなと一緒に頑張りたいなあというふうに思っております。本当に皆さんの御苦労をねぎらいたいというふうに思ってございます。

 さて、あまり感情的にならずに今日はいきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 まず、保育所、こども園、また今、川上議員も言われましたけれども、この給食提供の考え方について御質問させていただきます。

 本年4月から始まった保育所等の給食事業の外部委託は、当初より見切り発車的な要素が多々見られ、併せてコロナウイルス感染症の影響から、保護者に対して、提供給食の中身の説明もなくこれまで経過しております。今後の事業の継続性の是非を含め、安全な食材を提供する上での給食事業について、お伺いをします。ダブっている部分は質問の中で割愛していきますので、よろしくお願いします。

 2番目、コロナウイルス感染症の役場クラスター発生に伴う発生源としての責任についても、非常に厳しく書いていますし、国内初というのはちょっと間違いなのですね。道内初だったということもありまして、ちょっと一読させていただきます。

 なぜここまで拡大したのか、日頃からどのような対策をとっていたのか、住民生活に多大な影響を与えたことをどのように考えていますか。多くの町民を恐怖に落とし入れてしまったクラスター発生事案は、国内初ではなく道内初の自治体クラスターのちょっと恥ずかしい事案であります。近隣市町村や町内事業所に比べても、職員の健康管理または感染症対策の対処、整備も非常に少ないと感じ、これは危機意識が欠如していたのではないかというふうに私は考えております。

 また、11月以降、感染症拡大の厳戒態勢下においても、毎週のように、これも昨日質問がありましたが、東京、埼玉などへ出張を繰り返す状況を見て、その危機意識、若干欠落されているのではないかなと。その結果としてクラスターが発生したと強く指摘したいと思っています。

 町民の安全と安心を守る役割が現実として崩れてしまった。さらに経済状況も今、最悪へと導いた責任は、やはり重大かなと思っています。町民に対する謝罪が今もない状況で、町長としてどのような自覚を持って、今後、町政を担っていくのかお伺いをしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 柔らかくという質問でありますので、私もそのように、さすがにニコッとしては答えられませんけれども、答えたいと思います。

 まず、第1点目の保育所、こども園の給食提供の考え方ということでございます。

 本町の保育所及び認定こども園については、今年4月から給食業務を委託しているところです。これは改めて言うまでもないことですけれども。新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか思うように進めることができないところもありましたが、少しずつではありますが軌道に乗ってきたところと感じているところでございます。

 保護者の皆様に対しましては、毎月の給食だよりの中で献立等をお知らせしているところですので、今後もより分かりやすい情報の提供ができるよう、委託業者と相談をして進めてまいりたいと考えております。

 給食につきましては、今後も保育士等の意見を聞き、子供の嗜好調査なども行いながら、栄養バランスも十分配慮した上で改善を行い、おいしく安全な給食が提供できるよう継続して進めてまいりたいと考えております。

 続いて、大項目2のコロナウイルス感染症の役場クラスター発生に伴うということに対する答弁をさせていただきます。

 初めに、町民に対する謝罪がないとの御指摘ですが、町民の皆様に対しましては11月27日、12月4日、11日、18日に町長からのメッセージとして防災無線及び町ホームページにおいてお詫びを申し上げているところでございます。また、広報「しみず」12月号におきましても、町民の皆様へとしてお詫びも含めたメッセージを申し上げているところであります。

 次に、町長としてどのような自覚を持ってという、町政を担っているかということにつきましては、町民の皆様の安全、安心を守るために感染防止拡大に全力で取り組むとともに、町民の民様にとって一層暮らしやすい清水町を作っていくという思いを持って、全力でこれからも取り組んでいき、あるいは今までも取り組んできたし、これからも取り組んでいくと思っているところであります。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それでは、給食の関係からさせていただきます。

 先ほど川上議員からもありましたけれども、まず、特記仕様書の中で50%以上の前年実績を含めてやると言ったのが、現実的に今、守られていないということは、まず議会に対して約束をした部分ができていない。この部分について3月までに何とか改善できる余地はあるのかどうかを確認したいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 当初、もう半年以上経過した中で、十分買えていません。年間を通しては、やっぱり5割、なかなか今の状況ではちょっと難しいという状況は、もちろん皆さん分かるかと思うのですが、今、何とか5割に近づくように、業者さんに努力していただいておりますので、年度末までには、月の使用量の半分ぐらいまでには何とかなるのかなというふうには、今、考えているところです。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 何とかなればいいのですけど、ならなかったときにはやはりそれはちょっと問題になるかなと。約束は約束でございますので、それを受けて議会が約束をしたのではなくて、これ町民との約束ですから、そこはしっかりと果たしていただきたいと思っています。

 これの関係については、職員の関係でいろいろありました。附帯決議に関しては、附帯決議が3月にありましたね。この部分についてはどのような状況になっているか御説明いただければと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) できるだけ待遇は落とさないようにというお話をさせてもらいました。給与等についても、今、手当等を出していただくようにして、何とかあまり下がらないように、金額的には下がっていないということで確認をしております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 想定するときには、ぜひ一覧表を出してほしいなと思うのですけど、ただし、去年の数値と今の数値を変えるのではなくて、もし役場に今いたら2号職員として働いていたときの金額と、現在の状況をしっかりとそれを加味した上で、ぜひ計算して、どこかの場面で附帯決議の部分ですから、しっかりやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 給食のことは、本当に子供たちの0歳から小学校に上がるまでです。家庭によっては一つの食事かもしれませんけど、とある家庭によって、その状況によっては、この給食の占める子供たちの栄養バランスが一番大変なところだというふうに私も認識しています。そういうところで調べてきた、先ほどあまり再質問がなかったですし、私も質問をしていく上でやっぱりどうしても必要だと思って、いろいろなことを調べてみました。町で考える、農業の町の清水町ということで考えた上で、食育というのがやっぱり大事だと思うのですけど、この食育に関してこの給食、レオックさんが今提供していますけど、給食その辺の打ち合わせというのは、課長、あったのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 食育等については、もちろん先ほども川上議員のときの答弁にもありましたとおり、保育所等では厚生労働省の指針に基づいていろいろ気をつかって、保育の中にいろいろと気をつけるように含めております。

 特に、今、ほぼ毎月、ちょっとコロナで毎月はできないかもしれませんけれども、町の栄養士が子供のところに行って栄養指導をするというようなこともしていますので、そういったことで対応をしているところでございます。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今の厚労省のということで、町の食育計画は特に考えていない。それも、当然、入れた上で行動をしているということでよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 町の食育等も考えながら、その辺は管理しているところでありますし、自分のところで畑を作ったりしながら、そういった食育の活動にもつなげていければというふうに考えています。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そこでちょっと私も調べていくと、やっぱりちょっとおかしなところも出てきまして、本年3月の町長の執行方針がございました。その中の4番、町の資源を活かした活力あるまちづくり、クリーン農業と資源循環型のまちづくりの記述の中に、「また食育を通して心身の健康を守り、豊かな食文化を継承していくことが重要であり、関係団体の協力を得ながら食育計画を推進してまいります。」この食育計画というのはやっぱり大事だと思って、食育計画を調べました。あるのは知っていたのですが、そうすると2ページに、「なお、この計画期間は平成27年度から平成31年度までの5年間」となっています。食育計画はもう既に切れています。

 町政執行方針の中にあるけど、これが切れているということは、今計画がないですよね。これはどういうことなのか説明していただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 確かに今言われたように31年度までということになってございます。

 今、北海道のほうでも食育計画、また総合計画が来年度から策定される予定となってございます。それに合わせて食育計画もずらした中で立てて行こうということで検討してまいりました。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ということは、31年から今年なんかは特にそうだけど、食育計画を推進していきますというけど、ないですよね。ということは町政執行方針も整合性がとれていないですよ。こういうことがやっぱり本当に大丈夫なのだろうかと。例えば給食一つとってもちゃんと皆さんで相談しているのか、やっているのかというのがちょっと不思議に思うのですけど、これ町長、副町長いかがですか、今の状況を鑑みて。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 食育計画、今現在はないと言った状況でございまして、先ほど担当課長も申しましたけれども、新年度に向けて新たな計画として見直す部分は見直す中で進めてまいりたいと思います。今年度1年空いていることについては、大変申し訳なく思ってございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 大きな問題だと思いますけど、しっかりやっていきましょう。よろしくお願いします。

 それと同時に、結局、この給食事業はどうしたらいいのかということを考えて、結論から言うと、まずいろいろな海外産の話が出ました。そして、僕も全国に友人、知人が多いものですから、レオックさんの情報をよく知っている方がいらっしゃいまして、中国産という話もありましたけど、実はタイやマレーシア、東南アジアからもたくさん入っています。これ中国とか東南アジアだから悪いと言っているわけではないのです。それを今度、判断していただくのは子供ではなくて保護者だと思うのです。保護者にぜひ今のこの提供の状況を知らせた上で、体験の食事会等々をするべきだと思うのですけど、それがいまだにできていない。

 給食通信はあると思っていますけれども、それができていないのはちょっとどうかと思うのですけど、これをやった上で、親とかおじいちゃん、おばあちゃんとかも皆心配をしていることですから、そこで判断していくということも一つだと思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 試食会等という話がありました。

 本当は3月ぐらいにも施設を町民の方に見ていただこうとか、給食を食べていただこうとかいろいろなことを思いながら、せっかく町の大変な予算を使って建てた保育所でありますので、本当に町民の皆さんに見ていただきたいし、中に入っていただきたいという思いをずっと持っているところですけれども、なかなか今年の初めからそれを許さない状況がずっとありました。そんな中で、今、本当に給食を食べていただきたいというふうに思っています。

 食材のお話がありましたけれども、やはり日本の自給率という話、カロリーベースで言えば4割を切っている。6割を輸入に頼らざるを得ないということを考えると、各海外の食材を使うということは、これはもう避けることができないということです。その中で、やはり地元のものをなるべく使いたいという思いはもちろん持っていますので、その辺はまた委託業者ともお話をしながら進めてまいりたいというふうに考えています。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それらを含めて、実際どういうものを出しているのかというのを、本当に親御さんに説明してください。例えば、肉、魚をどういうふうに調理するか、清水の給食のところでは聞いていない。ちょっと友人から聞いたのですけど、レオックさんで働いている友人から聞きましたけど、魚なんて焼く前にボイルする。肉なんて焼く前にボイルする。そして焼く。それはもう要は感染症、いわゆる食中毒を防ぐためにはどうしようもないという話になっています。今までとは違います。魚はパサパサ、肉はモソモソ、それで何の食育になるのかなあということがございますので、ぜひ親御さんに判断してもらうようにお願いをしたいと思いますが、今一度答えていただければ食育の問題、給食の問題は終わりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 実際に作った給食も出して、こういうものを今日は作りましたよ、食べましたよというものを展示させてもらっています。もし機会があれば、本当に親御さんにも食べていただきたいと考えていますので、その辺はもうちょっと検討をさせていただければと思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 次の質問に行きますか。

○5番(鈴木孝寿) いやいや、この質問です。すみません、継続します。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そうではなくて、何かの機会ではなくて、ぜひ機会を作ってほしいのです。それじゃないと、今まで最初に言ったように議会との約束もあり、附帯決議もあったけど、この後、これにいくためにはやっぱりあと保護者の方に判断してもらうしかないのです。機会を作ってではなく、ぜひ機会を作ってください。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今の状況、このような状況ですのでなかなか難しいところもありますけれども、何とか頑張って作っていきたいなと考えています。

 以上です。

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○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

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○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それでは、次、大項目2のコロナウイルス感染症の役場クラスター発生に伴う発生源としての責任についてというところに入りたいと思います。

 まず初めに、最近、私のところに「鈴木議員は、よく出歩いて、飲食店で会食し、酒を飲み、自粛を全くしていない」という、何かお叱りの電話が来ている。ただ、私にしてみたら、私の体調を鑑みて、本当に体には気をつけてくださいというような、私は、そういうふうに思っておりますが。これ、企画のほうの広報を含めてちゃんと言ってほしいのですが、自粛していないですよね。時短営業を頼んでいないですよね。

 飲食店は、もう、がらがらだから、やはりみんなで応援しなければならないし、小売の店も商店街も応援していかなければならない。私のそこを指摘されることの意味が分からない。ただ、きっと、書き方が激しかったものですから、町長の支持される方というか、そういう方々から、やはり僕は結構悪者に見えているみたいなので、そういう指摘があったのかなと思いますけど、ぜひ、広報で、そういう部分、ぜひ、もう、町長も言っているように、普段と変わらない、これまでと変わらないようにできるだけいろいろなところに使ってくれというところを、ぜひ、ぜひ、やってほしいなと思います。

 あともう一点、企画課にちょっとお願いしたいというか、旭川でコロナのクラスターが出た。その後、すぐにコロナウイルスに対するふるさと納税の基金を増設したらしい。ものすごく集まったよと。集めるためにやるというのも変なのですけど、ただ、それも一つ、今の状況下においては、そういう項目の基金があってもいいのかなと、それをぜひ検討してほしいなと思います。これは、普通の意見ですので、聞き流してもらって結構でございます。

 さて、コロナウイルス感染症が、今年の春先から出ておりました。様々な企業、清水で言えばニッテンさんとかホクレンさんとか名前出していますけど、プリマさん、もちろん農協さん、特に大きいところなんかは、その頃からもう体温測定は必須、必ず提出、ペーパーにして提出する。でも、聞き及びますと、清水町役場は「測ってきなさい」程度で終わっていると。

 この体温測定というのは非常に大事で、日常のまず自分たちの管理をしていく上では必要だったのですけど、それを総務課というかコロナ対策本部では特に必要としていなかった。その結果が、今回、こういう部分にも、直接は引き金にはならないけれども、昨日、町長の中で、感染拡大は職員の意識が低かったとは言わないけど、職員の意識が甘かった部分もあるというところで言っていますけど、まず、最低限のところ、仕組みとしてつくっていなかったのが、今回の、一つの原因ではないかなというふうに思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 確かに職員に対しては、日頃の健康管理を十分注意して、体調が悪い場合については、病院を受診するなり自宅待機するなりということで指導はしておりました。ただ、議員がおっしゃられたように体温です。そういったものの提出まで求めていなかったというのが実態であります。

 その辺も含めまして、現在は、コロナが発生してからになりますけれども、各課長において職員の体温ないし健康状況を毎日チェックするような形で、現在は進めているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今言った企業、会社等において、やはりデスクの周りにはつい立て、もしくはビニールのぶら下げ、それは、近隣の町村もそうだったのでしょうけど、非常に町内ではそういうことを徹底していましたけど、清水町役場は、要はクラスターの後に設置したという形になっています。もちろん、カウンターから一般町民と話をするところにはビニールをぶら下げるなどいろいろなことをしていましたけど、肝心な、ほかでもやっているようなことをあまりやらなかったのは、今となってはなぜできなかったか。それは、やはり反省するべきだと思うのですけど、どのような見解を持っているかお聞きします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 席の間のパネルといいますか、飛沫防止のパネルにつきましては、当初検討はしました。ただ、役場の電話の配置の関係もありまして、やはり共同で使っているということもありましたので、設置することによってちょっと不便が出るのではないかということもありましたので、その辺については、マスクをしっかり着用して消毒の徹底ということで対応できるというふうな判断をしたところですけれども、今回、実際にここまで感染が広がったという状況を受けまして、完全ではないのですけれども、ちょっと少しサイズを小さくした中でパネルを設置して飛沫防止ということで取り組んだところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 出てしまった以上は、もうしようがないのですけど、やはり、ただ、今、ヨーロッパでも変異型のコロナウイルスが出てきたらとかなんとかとありますし、やはり、これからも継続してやっていかなければならないと思いますので、ちょっと遅きには失していますけど、将来的にもやはり使えるものですし、これは、飛沫感染は特に一番注意しなければならない部分なので、ぜひ、ぜひ、注意して今後やっていただきたいと思います。

 ちなみに、6月、9月に、私、コロナ関係の質問をしています。発生した場合はどうするのですかと言ったら、そのときに合わせて臨機応変に対応するとありましたけれども、実際、こういうふうになってしまって、やはり先ほど川上議員からも指摘があったように、その後、業務継続計画というか、そういうのは、まだ、今、さっと私も見たのですけど、まだちょっとした、もうちょっと細かくどういうふうにやっていくかというのは、やはり初動も含めてどういうふうに反応していくのかというきまりがなかなか見受けられないと思います。

 今回起きてそれをつくる。もしくは、つくっている最中か、今後つくる予定があるか、もうちょっと詳しい行動計画みたいなそういう予定はありますか。

○議長(桜井崇裕) 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 業務継続計画につきましては、一度策定して、それを運用してきたところでございますけれども、実際、やはりこういう事態になりますと、やはり使い勝手が悪いですとか、やはり不足している部分も多々あるかと思います。その部分は、今回の経験を踏まえて、他町の継続計画もありますので、それ等も参考にしながら、見直しを進めていきたいと思っております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひ早急に、第2、第3の、やはりもう皆さんが一番最初に、一番経験値が高いので、何をしなければならないのかというのは、もう大体分かると思いますので、ぜひ、それをやって、もう継続してやっていっていただければと思います。

 さて、ここから若干内容に入っていくのですけど、先ほど川上議員も質問しておりましたし、昨日もしておりました。ちょっと違った角度から質問をしたいと思います。

 まず、コロナ発生が11月21日18時20分、振興局から電話があって、18時30分、総務、企画等々の職員が来て、対策本部で集まったというのは間違いないですよね、先ほどの答弁で。

 ちょっと僕がここでいろいろ調査をした結果、何かおかしいなというのがいっぱい出てくるわけです。

 11月21日土曜日に、1階フロアの課長に連絡をして、コロナが出たので、朝9時ぐらいだったと思います。職員の健康チェックをしてくれと、9時ぐらいだと思います。

 どこの課か、総務課なので総務課長が言われたのでしょうか。それとも、副町長が指示したのでしょうか。それとも、そのような事実はないのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 時間はちょっとはっきり8時から9時ぐらいだと思うのですけれども、集まりまして、各課に手分けをして、総務課長を含め、私も含めまして手分けをして全課長に指示を出しまして、健康チェックをしてほしいということで指示をしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 時間が早いから、遅いからと僕は怒っているわけではないのです。実は、これは、何のために言うかと。18日の補正予算のとき、私、質問しました。もし、動きを止められたのであれば、損害、このコロナによって濃厚接触になられた町民で、仕事ができなかったり、商売ができなかったりという方が結構おります。

 その方の補填をどういう形でできないかなということで、今回、今、質問しますので、もう一回聞いていてください。

 11月21日の午前の段階で話をしたということは、多分、金曜日の夜、どうなのですか、今、認めましたよね。何か違うことありますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 21日土曜日の午後、夜の6時20分に副町長のところに連絡がありまして、その後、私が受けたのが、午後6時30分過ぎです。そして、緊急に午後7時半までに集まるということで集まりまして、そこで、いろいろ対策を協議しまして、保健所との調整もありまして、その後、午後8時、9時頃について、各課長に電話等で指示をして職員の健康管理をしたということで、午前でなくて午後になります。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 午前の段階で、そういうメールが出回っているのを私は確認させていただきました。誰が指示したのでしょうか。勝手に誰か知らない人がやっているのですか。全くその事実はないのですか。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 今、お話しいただきましたメールの件につきましては、一切、私どものほうで指示したものではございません。何かの間違いではないでしょうか、確認をお願いします。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 間違いかもしれないということですね、私が言っていることが。分かりました。

 では、もう一点、お聞きします。金曜日の段階で、金曜日の、時間こそ聞いていないのですけど、どうも出たらしいと、ある総務か企画のどちらかの課長さんから住民に一本電話が入っています。そんな事実はありますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 私が陽性の可能性があると確認したのが、副町長から電話をいただいた土曜日の午後6時30分過ぎですので、それ以前については、職員からそういった可能性があるという話は全く聞いておりませんので、そういったことは、私自身はございません。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そうですか。私が聞いて、そのメールを見たのが、ちょっとある意味聞いてみたいと思います。例えば1階フロアの課長さん。今の話から、これを違うとは言えないでしょうけど、ただ、この後、重要な話になってきますけど、確認してくれという程度の連絡が3課を中心にあったと聞いております。

 例えば、これは聞いていいのかな、いいでしょうね。

 小林課長のところには、そういう連絡はあったか。そして、いつ職員の健康確認をしたか、お聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 水道課長。

○水道課長(小林 進) 今、総務課長が言われたとおり、ちょっと時間までは明確に覚えておりませんけれども、夜に職員の健康管理を確認してくれという連絡はございました。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 水かけ論になるかもしれないので、これについては一旦置いて、置かせていただいて、事実確認を最後、私のほうでもう一回したいと思います。そういう話もございましたので、ひとつ申し上げたいと思います。

 さて、話が変わりまして、埼玉県の話は昨日も出ております。昨日、町長が高橋議員の質問の中で、もし誰か一緒に、今回埼玉に行った、帰ってきたらリスクマネジメントの関係で何日間か休ませようと思っていたという発言がございました。

 その前の週にも職員と行っていると思いますし、東京に行っている職員もほかにいるというような話を聞いております。その方々は、東京行って、埼玉行って、埼玉行ったかどうか知りませんけど、東京行った後にどのような勤務体系を取られたのか。私が知っている範囲では二人ぐらいいらっしゃると思いますけど、勤務体系はどういうふうになったか、お聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 2名、道外の出張をしている、そして、帰ってきて通常に勤務している、あたっているということでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 昨日の話では、帰ってきたら休ませる、もしくは、そういう健康観察をするというような町長の答弁がありましたけど、実際には、それはしていなかったし、する予定もなかったということで理解してよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 昨日の高橋議員の質問に答えたのは後半の部分で、前半と後半がちょうど1週間、1週間以上あったのですけれども、特に後半は埼玉のそういう比較的人混み、ちゃんと3密にならないように入場制限もしていたのですけれども、そのような状況がありましたので、後半の部分については、そういうような、もし行ったとしたならば、その後、少し休んで、逆にかかっていないか、感染していないかどうかというのは確認するような状況を取らせたいと思っていましたけれども、そんなふうにはならなかったということです。

 だから、前半の部分については、本当に気をつけながら、いろいろと私も行動しておりましたので、そんな状況をしようというような中では動きませんでしたので、後半はそういう思いを持って、埼玉という、そういうイベントだったので、そういう思いを持って進めていたところであります。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 先ほど体温測定の話もしました。企業は、札幌・東京には、不要不急の本当にもう行かなくていいというかできるだけ行くなということで、今回、行かれている。農協さんあたりは、行ったら1週間休めとかというふうになっているようでございます。

 ほかのところは、もう絶対行かせないという話もありますし、農協さんも、今、全く行かせるつもりもないというような。今、埼玉であるからとか。それは、総務課で何か規程を、もしくは、コロナ本部会議で規程をつくってやっているのでしょうか。何か規程ありますか。

 それ、今、町長言われたやつの根拠となる、どういうふうにやるか。それとも、それを責めているわけではない。感情的ではなくて、事実はあるからちょっと休めというような、そのぐらいの話なのか。別にどっちに行っても全然かまわないのですけど。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 特に本部のほうで出張に対して決めているということはございませんけれども、必要があれば、勤務免除というような扱いで対応することになるかなというふうに思っております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 僕もちょっと昨日、おとといと調べて、誰が行ったのかというのを入手しました。これ、社会教育課長も、土曜日、部下が行かれていると聞いていますけど、そういう指示等々は最初からあったか、なかったか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 11月21日の日に当課の職員が東京北区のほうに町長の出張と同行しているところでございます。時間帯については、約1時間半から2時間程度、渋沢記念財団の記念館を同行している出張を行っております。なお、この出張に際しまして、事前に戻ってきてから、帰庁した後から休みを取るようにという指示については、私のほうについては受けてはおりません。

 当該職員は、22日の日に、実際は中止になりましたけれども、とかち文化の集いというイベントがございましたので、その業務のほうに朝から従事をしていたということでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この辺をどうのこうのではなくて、やはりルールをつくっていきましょう、みんなでちゃんと。ここ行ったら、こうする、どうする。特に、今、東京なんてやはり一番厳しいところで、北海道は大分よくなってきましたけど、そこはやはり皆さんしっかり考えて、今後、ルールをつくらないと、やはり持ち込ませない、持っていかないというのは必要だと思いますので、ぜひルールをつくってやってほしいと思います。

 さて、質問を変えて。

 その埼玉に行ったのが、この定住・移住のメンバーも行かれたと。私自身も建設協会の会員ですので、大体のことは分かっています。その中に、二世会というのがあります。

 今回、行くに当たって、これ、佐藤議員からの、昨日の質問にもありました。そこの会議のときに、東京や埼玉出張には、マスクと手指の消毒をすることによって、そうそうコロナ感染はしないよというような質問をして、町長は、もちろん、その前と前後にあるというふうにお話をしておりましたが、それを聞いた参加者というか、非常に、「えっ、そういう認識なの。うち、もし持ち込んだら、子供とか、じいちゃん、ばあちゃんとか、大変なことになるよね」と思いながらいたというのは、紛れもない事実でございます。

 今回は、建設協会、いわゆる二世会という方々で定住・移住の協議会のほうで参加していると思います。多くの人が非常に疑問を持った中で行った。ごめんなさい、その前に聞くのが、今回、定住・移住の関係をやった。その予算で行っていると聞いていますけど、いろいろなところ、ネットを調べても、そこの会場で定住・移住フェアやっているという、清水町がやっているという外部発信は一つもなかった。なかったのです。見受けられなかったのです、ネット上では。

 お聞きしたいのは、何件ぐらい成果があったのかなと、何人ぐらい来たのかなと。それ、もしあれば教えてください。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 今回、さいたま市のとかちしみず物産展を行ったわけですけど、その1日目です。21日について、移住・定住の業務に関しては、鈴木議員がおっしゃったように、建設業協会に委託して業務を進めているところですけど、その会議の中で、今回、埼玉県さいたま市の物産展があるので、それと併せて移住の、今回いろいろ東京などで移住フェアを行っていないので、埼玉のほうに行ったらどうかという提案がありまして、協議した結果、1日だけ行きましょうというような形になりました。

 それで、移住フェアというような形でPRはしていないのですけど、チラシ等に暮らし・観光フェアですか、そういうような書き方で出しております。移住ということで話をしたらよかったのですけど、相手方もあるものですから、一応、暮らし・観光というような言い方で、内容については移住フェアということで、これに先立ちまして、実際にこちらで、関東圏、東京で移住フェアをやっております。今までです。その方々に案内をして、関東圏の方に案内して、さいたま市のほうでこういうフェアがあるので、もし、足を運んでいただけるのであれば足を運んでいただきたいということでお話をして、たしか4名か5名ぐらい、そういう形で来たというふうには聞いております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ゼロでなくてよかったというふうに安堵しています。ただ、この時期に行くというのが、やはりちょっと懐疑的な、本当によかったのか、悪かったのかといったら、やはりあれですし、ただ、ちょっとここ1点だけ、私も建設業を営んでいる人間として、私は町の仕事は何もしていませんからあれなのですけど、断れない関係なのです。町長は発注者であって、この人たちは受注者なのです。発注者と受注者の関係で、行くぞと言われたら、行かざるを得ない。

 これ、課長、来年3月の予算を組むときに、やはり、これ、そういう部分でやはり機能を今回しなかったのではないか。要は、危険な地域に、今、行ってはいけないのではないかという指摘が多々ある中で、やはりこれは協議会形式にして、その中に建協も入っていただいて、ちゃんと町としてバランスが取れた協議会にしないと、ちょっとまずいのではないかなというふうに思っていますので、ぜひ、検討してみてください。

 出張するときに本人から聞いたわけではないですけれども、もうすごく周りから有名な話で、皆さん、覚悟を持って行っているのだと。もし、うつったらうつったで、それは自己責任というか自分の責任だと言って行っているのです。でも、それってどうなのかなと思うのです。

 それは、みんな、発注者と受注者の関係だからそう言っているのかと思ったりもしますけど、やはり、その証拠に、証拠にというわけではないですけど、帰ってきたら御影診療所で抗原検査を受ける予約、町長も入っていましたよね、たしか。入っていたそうです、当初。

 帰ってきた人たちも、建協は抗原検査を受けるということで言っていました。これはやはり普通の出来事ではないなと思っています。加えて、それは多分、建協で金を出すのだと。もしくは個人で出すのでしょうけど。そういうような話で予約を入れているという事実があって。そこまでして行くものなのかなというように思うのですが、その今の感覚は、私の感覚が間違っているのか。戦地に赴くぐらいの気持ちで行くというのが正しいのか。もちろん、帰ってきたらリスクヘッジ、リスク管理をするよと。俺はうつっていないと。

 その後、皆さん、1週間、2週間、自宅というか、自宅ではないところにいたという話まで聞くと、やはりこれは、今回やはり、どういうときには行ってはいけないとか、行っていいとかというのも、きまりをつくったほうがいいのではないかなと思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 前段というか、全部ではないですけど、私が答えるのは全部ではないですけれども、例えば今、御影の診療所に予約していたというのは、それは、私も知りません。

 ただ、予約したのは、たまたまそこに行った、埼玉に行った人が町から同行した職員と前の晩に会食をしておりまして、そこで多分、濃厚接触者に指定されたのだと思います。

 それで、帰ってきてから検査を受けるように、そういうふうな状況があって検査を受けたという報告は本人たちから聞いております。ただ、その中に私がどうして入るのかはちょっと分からないですけれども、御影に予約しただとか、そういったことはありませんし、私が帰ってきてすぐに抗原検査は終わりました。22日です。帰ってきてすぐに10時からやったのですよね、抗原検査は。22日の10時からやったのです。

 そして、帰って、10時20分に帰ってきたので、その途中だったかもしれませんけれども、あるいは、帰ってきてすぐだったかもしれないけど、22日に抗原検査の5人の検査が終わって、4人陽性が出て、昨日の前日の1人と合わせてクラスターになりますと。ですから、今度は行政検査で町長とすぐ2階の職員からと、これは、月曜日からいろいろなことの中で新たに出なくて、最低限であっても役場の業務を停止させないためにも普通のPCR検査を受けてくださいというようなことが、順番で51人、私も副町長も含めて1時か1時半だったと思うのですけれども、PCR検査を受けたという経過でございます。ですから、そんな事実はさすがにありませんので、よろしくお願いしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 先ほど、町長が、私は全部の答弁とは言わなかったので、ほかに答弁あるのなら、お願いします。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 建設業協会については、21日から23日が、その埼玉の物産展でしたので、出張については20日に行っております。21日の日の時間が11時から夜の19時までということなので、朝に会場の準備ですか、そういうのも含めて、実際の1日目の業務も含めて一緒にいる対象職員というか、うちのほうから行った職員と一緒にいる時間が長かったものですから、多分、濃厚接触者ということで、PCR検査を受けたというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 町長の分の予約を入れたかどうか町長は知らないというお話ですけど、実は、清水の中では結構有名な話になっていまして、それ、もしよろしければ、後で確認してみてください。

 ただ、それが、いい、悪いと言っているのではないのです。でも、そのぐらいの町民が出て、そこで帰ってきたらPCR検査、もしくは抗原検査を受けるという、そういう時期にやはり行くべきではなかったなというのは、やはり今となれば思うわけです。であれば、やはりそのときに、最初のスタートに戻りますけど、コロナ本部会議で、例えば職員の出張扱いについても、レベル3とか、人数的に、レベルが何ぼになったら、その地域をまたいでいくということは、もうできない、しないとか、やれないとかというふうにしないと、町民が持って帰ってこられても困るし、今回みたいな場合も困るし、非常に不安に陥ってしまうのです。それをぜひ本部会議のほうで、そういう要綱も含めて作ってほしいと思うのですが、総務課長、いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今の部分については、今の状況で私たちが行ったときよりも、さらに全国的に厳しくなっているような状況がありますので、また、こういうような結果として地元でクラスターが発生したというようなこともいろいろ出て、そういったことがあるので、簡単に出張するだとかそういうことにはならないと思うのですけど、そういうきまりなどはしっかりとつくっていきたいとは思います。

 ただ、ちょっとだけ確認したいのですけど、これ、行く前に予約したということですか。それは、さすがにないと思います。私も帰ってきてから、この行った3人と連絡を取りながらあれしたのですけれども、伝えたときには、前の日に会食をしたと。私は入っていませんでしたけれども、会食をしたという話も聞いていたので、ひょっとしたら濃厚接触者になる可能性があるねということも含めてあれしたのです。

 ですので、帰ってきてから濃厚接触者と指定されるまでに本人が心配をして予約をしたという話の流れなら納得はするのですけれども、行く前から予約をしていたというのは何となく、ちょっと分かりませんけれども、聞いてみなければ分かりませんけど、これはタイムラグがあるのではないかなというふうに思います。

 ただ、そういうような状況が結果として、皆さん、いろいろなことの中で、今、非常に町も、過去にずっとやってきた移住、このフェアだとか移住推進の事業の中で、何人かが、今になって帰ってきて成果が表れて移住してきているという人が何人か出てきましたので、この流れは閉ざしたくない部分があって、東京のフェアは10月、12月の10日だかにいつもやっているようなやつはやるということだったのですが、うちらは、それには参加しないで、今回、埼玉があるので、そういうやつに参加して、それから、過去に来た人にまた案内をして、そういうような状況に、また、今、せっかくいい流れにある移住関係をもう少し増やしていければなと。

 おかげさまで、今までの間、こういう移住が増えているおかげで、普通だともう年度内に、この1年の、年度内に、普通で行くと50人ぐらい、清水町の人口は50人以上減っているような、過去の例から見るとそういう例があるのですけれども、今のところ12月までの、11月いっぱいにおいては、微増だけれども今年の4月からプラスのような状況にあるので、こういう流れも重要視したかったというところがあって、私もそれなりの覚悟を持って、この部分も含めて、それから道路の大事な部門、それから、農地整備の大事な部門、こういうことで、今、私が行かなければ、4車線化の部分も、せっかくいい流れに持ってきていますので、そんなものも含めてしっかりと要請をして、これからの清水のそういったプラス面をさらに、交通の要衝として今まできた歴史があって、それをさらに4車線化を1日でも早くやってもらうことによって、それが実現して、清水のまちづくりには大事なことではないかなと、そんな思いもあり、経済交流の部分も進めたらすごくプラスになるなと、そういう思いで多少のあれはあったのですけれども、覚悟を持って、その代わりしっかりと予防対策を徹底した中で自分としては行ったと、そういう経過がございます。

 ちょっと質問以外のところも答えたかもしれないですけれども、そういう経過がありますのでお答えさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) どちらにしても、一般論から言っても、この時期に行くというのは、やはり少しちょっと違うかなと思っています。それは、もう一度検証していただきたい。そして、町長からも依頼したという話も当然、建協、ぜひ行ってほしいという依頼もあったというふうに聞いておりますので、そういう、元々が受注者と発注者の関係ですから、やはり誤解を生まないためにも、やはりこれは一つの協議会をつくって、協議会のメンバーの中に建協が入って行くという、町民主体の中で運営していくというのが健全になると思いますので、ぜひ、それは検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 さて、川上議員が午前中に質問した中で、若干気になる点がありましたので、私ももちろんするつもりのものがございますので、まず、埼玉に行ったときに町長が聞くわけです。そして、主催者に町長が伝えたというような話もありました。

 町長、今回は、21日の19時半頃、協会の皆さんと参加者の方と会食に行かれたと。それが受注者と発注者、今回は言いません。それは、普通の一般論として、やはり十勝から、清水町から行ったら夕食を共にするのは普通のことだと思うのですけど、それは、19時半頃で間違いないですね。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 10時半。

○5番(鈴木孝寿) 19時半。

○町長(阿部一男) 19時半には、このこともあって、コロナのこともあって、厳重にマスクをした中で食べるときだけ取ってだとか、そういったことを含めて、ひょっとしたら濃厚接触者に、同行した3人はなるかもしれないので、そんなことに気をつけながら1時間以内で、私としては先に帰ったところでございますけど、19時半には、ちょうど19時半ぐらいにはそこにいたかなと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 私が、○○東日本の会場で、主催者の方のお話を聞くと、役場の職員から主催者に、コロナが発生した事実を伝えたのが19時50分と聞いております。町長が、もう会食に行かれた後だという時間を聞いてございます。

 高橋課長にお聞きしますけど、そちらの職員から、これ、やはり主催者に伝えなければならないよねというような電話が来たかと思いますけれども、もちろん、これ伝えないとまずいということの指示はしましたか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 私も、PCRの陽性というのを受けまして、埼玉に出張している担当職員と話しました。そのときに、ちょっと詳細は覚えていないのですけど、もちろん、そういうのも含めて、濃厚接触者に当たる可能性があるということで、その辺については主催者も含めて連絡しなければならないねということは伝えたと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 町長が帰ってから伝えているのです。町長、職員に対しては、「今回、まだ分からないから伝えるな」と言ったと聞きました。もちろん、詳細がまだ分からないのかなと思ってあれなのですけど、それ、今、課長もそういう電話を受けたということを認めた。

 これ、逆に副町長にお聞きしたいのですけど、町長にはどういう内容でお伝えしたのかお聞きします。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 私の話ではありませんけれども、私が「伝えるな」という話ではないと思います。

 私、現に、その向こうの主催者の人と電話をしながら濃厚接触者になる可能性もあるというようなことも含めて、そこのセンター長、電話を聞きまして、センター長に連絡を取れと、本人に、同行していた本人、もうすぐ帰しました、ホテルに帰しましたので、すぐ連絡を取って事情を説明しなさいと。そういう話を私からしたところでありまして、実際に電話を、私が、そのセンター長に電話をしたのは、ひょっとしたら次の日だったかもしれません。本人から詳しい状況を知った中で、センター長が、向こうのセンター長が判断することもいっぱい出てくると思いますので、そういう可能性があるということを本人に必ず電話番号を伝えて連絡を取ってくださいということで、電話番号を伝えました。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 私が、十勝総合振興局から連絡を受けて、21日土曜日の18時30分、町長に携帯電話で、うちの職員が陽性の見込みだということをお伝えしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 主催者の方、仮にKさんとします。物すごい時差があるのです、今、言っていることと。何かおかしいなということで、聞きました。聞いた上で私は言っています。町長は、それを言わずに会食のほうに行きました。

 なぜ、18時半に分かっていて、そこの会場にいながら19時30分の会食に移動するのですか。そのときに一言も発していないですよね、主催者のKさんに。「私は指示しています」と言っても、何の指示もなく帰られています。

 そして、今、きっとメールを確認していると思いますけど、○○東日本の支配人に電話しろという指示をしていると思います。

 私、それを断片的に聞いて、そして、さらに主催者のほうの時間帯を確認したところ、やはり、そこに町長はいたけど、町長は何も言わずに帰っていったよと。その後、高橋課長に確認をして、やはりこれは言わなければならないよと。絶対駄目だ、僕もその人も濃厚接触の可能性があるから、全ての人に迷惑かけるからということで、22日は、濃厚接触者の場合は、営業は22日いいですけど、その後、PCR検査受けて陽性が確定したと。23日に全館閉鎖して消毒作業に入ったわけです。

 町長が「言った」と言っても、時間帯が合わないのです。町長の行動の時間が。それとも言ったつもりでいたのですか。(発言する者あり)ごめんなさいね、これ、まだ。

 これ、一番大事な話なのです。何が起きたかというと、まず、施設に対してそれを隠すという、結局、職員がちゃんと機転を利かせて、課長と連携をして、やはり言わなければならないということでやったと。それは、本当にナイスプレーと、いいプレーだなと。でも、もしかしたら、これ、業務命令違反しているのかなと。でも、これ、公務員として当たり前のことをしたというふうに私は思っています。

 ここまで調べるの、結構、私のほうでいろいろなところで聞きながらやっていましたので、大変だったのですが、これは間違いない事実だと思います。これ、正直言ったら、百条委員会ものですよ。

 なぜかというと、施設に対しては、これ、偽計業務妨害に当たるし、さいたま市民に対し、もしくは埼玉県民に対しても、それを内々に終わらせようとするならば、これは何の罪になるのですか。悪意を持ってやる。

 ただ、僕は、町長が、そこまで悪意があるとは思っていないのです。多分、ちょっと待てと、考える時間をよこせということで、そのまま食事に行ったと思っているのです。ただ、その後、明確な指示は出していないはずなのです。話せというぐらいしか。

 これ、やはり、今となって、やはりその動きに対して、自分はそう思ったかもしれないけど、やっていること、言っていること、指示していることは、やはり間違っていたということは、やはりあると思うのです。

 やはりそういうところも、やはりもう一度思い出しながら修正してほしいなと。その上で、反省した上で、今後どうしていくかということをやっていただきたいと思います。いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 今、メール、ごめんなさいね、こういうときにメール見て。それのほうが確実だと思いますので、20時23分にセンター長の携帯の電話番号を報告いただいたところですから、多分、電話の履歴はもう消えておりますのであれですけれども、すぐその後、担当の人に「すぐ電話が行くから、いろいろな対応をしっかりしなさい」ということで連絡はしていると思いますし、私、そのときにひょっとしたら私からの直接電話ではないかもしれないです。

 それは、今、ちょっと思い出すと、直接電話ではなくて、そこにいた同行者の人たちが、ちょうど私、小一時間ほどというお話をしましたけれども、すぐ電話をするようにということで、この電話番号を教えた可能性はありますけれども、私にセンター長の電話番号は、そこの主催者のKさんですか、Kさんからは、20時23分に来ておりまして、その後、すぐ、そういう手配をした中で、私は、ここのところを退散しております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 18時30分に知っている。18時30分ですよね、知ったの。そして、20時23分、もう約2時間とは言わないですけど、2時間後です。知った段階で、もちろん、19時までの開会なのですよね、店が。そこまでやるにしても、本当だったら、そこの時点でやはり考えなければならないわけです。

 なぜ、町長は、その2時間、約2時間、いや、ごめんなさい、1時間40分後にそういう指示になるのか。やはりそこは、トップとしての責任は免れないですよね。なぜ、その場所で言わなかったのか。

 この1時間、1時間半はたいしたことないかもしれないです。でも、その後、対策を練ったりするのに、みんな時間外が発生するわけです。施設は施設で、それで黙っていて、次の日になったらどうなっていくかと。偽計業務妨害とは言わない。そんなことは、さっきから言っているけど。

 ただ、一番心配なのは、埼玉県民の方、市民の方に迷惑をかけるかもしれない、かけていたかもしれない。そこは、やはり首長として、聞いた時点で何らかの手を打たなければならなかった。それを打てなかったのは、何なのでしょうか。これだけの時間差があったのは何なのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) まず、職員が陽性になったという連絡を受けて、その人の濃厚接触というようなことも含めていくと、私と同行した職員が濃厚接触になったかどうかという部分を、まず、確認をしなければいけない部分もありましたので、そういうことでしたし、それから、私は、この会場に長い時間いたわけではないですけれども、勤務といいますか、そこのところの手伝いの様子を見ていて、この職員が、先ほどの前日に飲んだのは別として、食事、飲んだのは別として、この職員が濃厚接触者に、この職員から濃厚接触者になる可能性というのは少ないなというところも判断の材料になったところでありまして、現に埼玉の保健所ではっきりは聞いておりませんが、「そこの会場での濃厚接触者はいないよ」ということで、後で聞いたときに言われた状況はございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) しかし、事実としては、2時間、約1時間40分ほっておいた。この事実は動きません。その間、何をしていたのですかと言ったら、同行者と一緒に食事をしていた。食事に行く前にやるべきことは絶対あるのです。

 今回は、町民ではないからいいのですか。埼玉県民だからよかったのですか。そう取られては困るわけです。だから、やはりここは、時間差があって、なぜ言えなかったのかというのは、謝るべきなのです。

 私、言っている感覚が最近違うかなと思うのですけど、私の言っていることが間違っていますか。2時間近く黙っているって何なのですか。いや、何かこれを聞いて、ちょっと悲しくなるのです。何か泣きたくなるぐらいつらい気持ちになるのです。

 どうしていいかあれですけど、間違いなく、その事実があったことはもう明白でございますので、いいのですけど、その後、本当にご自身で、やはりいろいろなところに、○○東日本の支配人にも正式にわびを入れたかどうかも知りませんけど、下手すると大惨事になるぐらいの話ですから、これはちょっと危機管理、初日の高橋議員が言っていたリスクマネジメントの部分も含めて、これ、リスクマネジメントというよりも、これ人の健康とかそういうのは一番かかっていますので、ここは強く、強く、猛省を促したいと思います。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317