令和2年第7回定例会会議録(12月22日_日程第1_一般質問 中島里司議員)

○議長(桜井崇裕) 次に、9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 9番、中島里司。

 私も多分この議会、議事堂というか、それぞれの、立場が違った中もありますけれども、この一般質問で全議員が一つの項目を、共有と言ったらおかしいけど、それに質問をした例は私の記憶では初めてではないかなと思っています。それだけ、やはり、関心が強いというより、町民の方々も含め不安な案件かなという思いでした。

 それで、一般質問も7人目ということで、正直言って多分質疑で全部終わっちゃって、私が聞くことはないだろうという思いもあったのですが。まあ、それはそれとして。また、町長も同じ項目で質問を受けて、答えるのも大変だろうなという思いをしながら聞かせていただいておりました。

 それでは、質問をさせていただきます。

 通告によりまして、大きな1番として、コロナによって町民の安心、安全なまちづくりが、これはまだ検証は続いていますけど、一時的とはいえ崩れたと、今後の対応ということでございます。清水町ばかりではなくて、市町村の行政のトップの方は絶えず住民等の安心・安全が絶対的な使命だろうと私は思っています。

 それから、それに付随して、行政の中でいろいろな立案なり、執行を進めていっているのだろうなと、私はそういう、あまり難しい考えではなくて、単純に考えてそういうものなのだろうなと。やっぱり住民の安心・安全が、こういう立場であっても、行政のトップの役目だろうというふうに思っております。

 それから、そういうことを思いながら、全員協議会でもお聞きしていますけれども、本年2月から、庁舎内に新型コロナウイルス感染症対策本部を設置していたのにと、そういう思いがありまして、結果的には残念だというふうに思っています。

 残念ということは、私は規範とかそうではなくて、何か打つ手はあったのではないかなと。ゼロということはないにしても、何か打つ手があったのではないかなという思いがしています。

 その中で、対策本部では、道などが発表している情報を共有していただけで、対応について協議されていなかったのではないかと。これは、項目でいったら1つ目かなというふうに思っています。

 次に、今年度の流行語大賞は「3密」ということに決まっております。この通告した後に、日本漢字検定協会ですか、今年の一字と、漢字一文字ということで「密」というのが発表になって、お寺の前でお坊さんが立派な筆で見事な字を書いたのが「密」の一字でございます。

 そういうことで、今年度は、この「密」というのがいろいろあったのかなと。私はこの「密」という字を見たときに、あまりいい捉え方をしていなかったのです。印象ですよ、私の印象。「密」という字の印象が、3密ということで、そのときは何とも思っていなかったのですが、一文字ということの中で出たら、「密」というのは、密か、密かに、隙間がない、込み入っている、細かい、詳しい、と解釈はたくさんあります、これは。

 私は、ぱっとこの「密」を見たときに、一字を見たときに、その「密」にくっつけた字が、どちらかというと秘密とか、あまりいい印象を、この一字からは感じませんでした。秘密とか密会とか密談、そういう感じで、この漢字を見ましたけれども。

 それで、町長がこういうときに、行政全般を捉えている。あるいは、それに対して責任ある行動という部分からいきますと、先ほどのお話の中でも、町長なりに状況判断をして行動したのだろうなと思いながらも、「密」を避けていますという言葉は、ちょっと私は疑問を持ちます。

 というのは、時間が短いからいいと言えばいいけど、そちらのほうへ行ったら必ず東京をどこか通らなければならないですね。そうすると、最近行ったことないから分からないけど、密によってということは、飛行機の中は、テレビで見たときは非常に空調がいいとか、電車もそうなのかも分かりませんけど、やはり人混みは少なくとも清水町よりかは何十倍も多いわけですね。私たちから見たら一般的に密というふうに捉えざるを得ない。

 ただ、今日もテレビで言っていた方にお医者さんはいましたけど、マスクは絶対だよということを言っていました。だから、そういう部分の予防というのは当然出て、やって、行動しているのは分かるのですけれども。それは町長自らの考え方です。

 今回、この項目を上げたのは、町民を同伴させたということ、これをちょっと疑問に思っています。それを徹底的に追及するとか、そんな気はありません。それで、ここに項目として上げさせてもらったわけですが、その辺についてお答え願いたい。

 町民の方、誰がどうとか何人とかではなくて、先ほど、当初申し上げた安心・安全な町として、選挙期間中に何回もこの言葉は多分使っておられると思います。そういう中にあって、今後、町民にどう安心・安全な町として、これはどう対応するかというのは、コロナに対して今後どう対応するかということにもなると思います。その辺について、お答えいただきたいと思います。

 2番目に、通学路の街灯ということを書いていますが、今年は、それは急になったものではないみたいですが、今年は特に雪が少ないので、かなり早くから周りが暗いから、街灯によっては、かなり、上を見れば明るい感じはするけど、路面についてはかなり暗いという感じがするところが、ちょっと話がありまして調べてみたら、そういうところは何箇所かありました。

 たまたま部活で遅くなったと子供が言っていましたので、そういうところについては、これは街路灯ということだから、管理している建設課になるのだろうけれども、本来私はそういうところを学校からも聞き取ってほしいなという思いで、ここにあの質問をさせていただくことにしたのですが。これも子供たちの安心・安全な通学路の確保ということになろうかと思います。

 以上2点、よろしくお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、中島議員の大きな2項目について、順次お答えをさせていただきます。

 まず、第1項目の新型コロナウイルス関係についての質問の答弁でございます。

 本町の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、本年2月に新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、対応を行ってきたところであります。

 対策本部では当然、道などが発表する情報及び取組方針などの情報共有をするとともに、役場、庁舎を含めた公共施設での新型コロナウイルス感染拡大防止の取組並びに新型コロナウイルス感染症対策をした各種事業の実施について協議を行ってきたところであります。

 次に、町長としての私の行動に対する意識についてでありますけれども、各種会議、事業の実施については、3密を回避すべく感染防止に努めてきたところであります。さらに、私自身の会議等への出席及び出張に際しましても、感染防止に努めてきたところであります。

 しかしながら、このような集団感染が発生してしまい、町民の皆様に御迷惑と御心配をおかけしたことに対し、大変残念に思い、申し訳なく思っているところでございます。このような感染拡大を二度と起こさないように、感染防止対策を強化し、町民の皆様に安心していただけるよう取り組んでまいりたいと思います。

 また、職場内の人間関係につきまして、新型コロナウイルスによる差別があってはなりませんので、そのようなことがないように、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。

 次に、2点目です。通学路の街灯について答弁をさせていただきます。

 年数の経過による照度の減少については、一般的にはあまり影響が出ないと言われております。なお、現在の街灯照明は、水銀やLEDの白色灯とナトリウムのオレンジ灯が混在しており、オレンジ灯は温かさを感じる色合いとなっている一方、白色灯と比べると、少し暗く感じることもあると思います。

 通学路の街灯については、教育委員会と安全確保に向けた確認、協議により、必要に応じてLED化の改善など図ってきたところでもありますし、今後においても、その改善へ積極的に進めていきたいと、そのように思うところでございます。

 終わります。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) それでは1点目から。大きな1点です。これは1、2、3と書いておりませんけれども、この質問の中身については3つぐらいかなというふうに考えております。

 これにつきましては、最初に申し上げた感染対策本部の役割ということで、「道などが発表している情報及び取組方針などを情報共有するとともに」という書き方をしているのですが、これは道、国とか、そういうところから出たときに、清水町はどうなのだろうということで捉えていかなければならないだろうと。

 私は先ほど川上議員でしたか、町の中で新型インフルエンザ等対応業務継続計画というものが載っていますが、これに沿ってという今回の対応、それに沿ったものになっているのか対応をお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 先ほど川上議員の答弁でお答えしましたとおり、業務継続計画に沿いまして、ただ今回のコロナウイルスはかなり広範囲に広がったというところもありますので、その辺につきましては、その状況に応じて、その計画を参考にしながら、元にしながら、状況に応じた対応を行ったところでございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 参考にしながらということは、新型コロナウイルスに対しての、2月につくった感染対策本部、ここには具体的なものはないですよね。情報なりいろいろな、そういうものを共有していたという部分だけで、特別こうしよう、ああしよう、こういうときにはああしよう、こういうときにはこうしようという、そういうものは、まだ持ち合わせていなかったという理解でよろしいですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) まず業務継続計画につきましては、役場の業務を、いかに感染者が出たときに継続していくかということを目的に計画しているものでございます。

 また、この対策本部につきましては、今回の新型コロナの感染症発生に伴いまして、改めて設置要綱をつくった上で感染症対策本部を設置してございます。その中でコロナ感染症の対策、情報提供ですとか、予防対策、学校対策等々を話し合っている状況でございます。

 また、この感染症対策本部につきましては、国のいわゆる特措法が、緊急事態宣言が発令された場合については、その特措法に基づく対策本部になるというような組織の位置づけとなってございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今、特措法云々と言っていたけれども、これは財政的裏づけがあると理解していいのかい。国に沿ってやっているということは、そういう状況になったときには、国から支援、そういう財政的な支援というのはあると理解していいですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) この特措法に基づく財源につきましては、特措法に基づいて、感染者となった場合の病院としての対応方法、あとは感染者への個人負担の問題等々の規定はございますけれども、それを受ける自治体側の財政措置というものはされていないという状況でございまして、ないが故に臨時交付金という形で制度化されたというふうに認識してございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 財政的裏づけがあれば、国のある部分では方針に従っていかなければなりませんが、清水町は清水町独自の風土がありますから、それに沿っていくのが本来だろうというふうに思っておりましたので、聞いてみました。

 それで、ちょっと話題が変わりますけれども。これはちょっと出していいのかな、新聞名を言っていいのかな、勝毎だけど。12月12日土曜日の新聞に、隣町でコロナが発生したときの対応が非常に分かりやすく書いてありました。

 支局長にはちょっと事前に、もしや一般質問でちょっと資料として使わせていただきたいということをお断りしてから言いますので、具体的に読み上げませんけれども、私でもすぐに理解できました。

 その新型コロナに対しての、中身を見る前に、「早く広く検査で抑制。情報発信に努め、混乱も回避」これは本当に非常に、私はあまり文章を作るのも読むのも下手くそですけど、私でもこれはすぐ分かりました。非常に明快なコロナに対してのことだろうなと。

 当然インフルエンザとは根本的に全然違います。そのインフルエンザとコロナの違い。町長、副町長、総務課長、どなたでもいいのですけど、インフルエンザとコロナの違いを一言で言っていただければと思うのですが、どういうふうに感じていますか。お一人、どなたでも結構です。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) この新型コロナウイルスにつきましては、インフルエンザは当然、今、ワクチンですとか予防接種ですとか治療薬がある感染症ですけれども、この新型コロナウイルスについては、まだそういったものは確立されていないということで、非常に防ぎようがないというか、かなり防いで対応していくのが難しい感染症なのかなというふうな認識を持っております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) そういう考え方もあろうかと思いますが、私はふだん暇ですから、テレビのいろいろな先生方、解説者が出てくるテレビを、暇なものですから、ついつい見ているわけですけど。

 そのお話の中で、インフルとコロナの違いは何だろうというのは、症状が出ない、全く出ない人がいるのです。そういう人がいるわけでしょう、無症状の、それが違うのですよ。

 だから、インフルエンザと同じだという発想をしている人がいると聞いたことがあるけど、それは裏がないから言えないけれども、もし、そういう考え方をしているならば、私はコロナで一番怖いのは無症状感染者だと思っています。大体ほかの場合は熱が出たり、お腹を壊したり、いろいろな症状が出てきて、無症状というのはないですよね、私が記憶しているのは。

 だけど、コロナだけはそういう現象があるから、菌をまきやすくなっているわけですよね。であれば、菌をまいているということは、無症状の方がそういう伝染をしやすくなっていることですから、こういう新聞のこういう記事をしっかり見ていただいて、共有の重要性を、認識を町民の方にしてもらうということも。

 また、保健所の指示、道の指示という話がありますけれども、ここでは、これは役所ではないですから、民間の方ですから、対応の仕方は若干変わると思いますけど。ここに、その名前は言いませんけど、「保健所も手一杯なので、指示を待たずに検査対象者を決めて実施する必要があると判断した」と。発症した施設の責任者のコメントです。これが本来言う、早く広く。

 そして、それぞれの、ここから当然役場にもいっているのでしょうけれども、私が聞いたところでは、学校にはもう通知が入っていたそうです。こういう人が、要するにコロナに感染した方がいますということを、学校にも即、その日のうちに通知、連絡が入ったそうです。

 うちの町は違いますよね。混乱を招いたら困るからって、いつ発信したのか分からないから。特に介護施設等についても、ほかの方も言っていたかも分かりませんが、介護施設等についても発信が遅れていますよね。ちょっと介護施設の方にはあまりお会いすることもないけど、この前偶然会ったら、やっぱり連絡が全くないと。何で介護施設が怖がっているのかというと、入っている方は体の不自由な方とか、お年をとって体が自由にならない方が多いのです。密着でなかったら介護はできないですね。

 だから、そういうところは、本来どういう状況であっても、そういう疑いが出た時点で、少なくとも施設に対しては、私は連絡を取るべきだろうと。これは後で言っていることです。現状で、今ですから。

 そういうものを踏まえて、対策本部で、仮に出たときにという協議がされていたのかどうか、改めてその辺まで。もし出た場合にという協議はされましたか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、議員から介護施設にというような話がありましたので、ちょっと私のほうから答弁させていただきますけれども。今回の役場の集団感染に向けては、22日、最初の発表があった日だと思いますけれども、その日から発表があるたびに、介護施設のほうには連絡はさせていただいております。施設の中でどういった情報共有がされたのかまでは承知していませんけれども、一応役場の中での発生ですので、ここは隠さずに情報は伝えております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 教育委員会が学校にどういう形で通知を、いつしましたか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 行政報告の中でも報告させていただきましたけれども、23日の午後から臨時の校長会議を開きまして、その中で情報共有を図ったところでございます。

 各保護者宛てのメールを23日の日に、全国、全道的にも感染が広がる中、本町でも発生しましたので、改めて保護者におかれましては感染対策をしていただくようお願いするというメールを、まず1回目に出しました。その後、もう一度12月1日にメールの発信をしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 私は、早い遅いは言う気はありませんけれども。これは、今は学校関係、教育委員会が見ているのは、ほかにもちょっとあるけれども。施設等に対しても、そういうものは速やかに。別に校長会を開かなくたって、まず電話で。当然それは、臨時校長会を開きますよというときは、こういう案件でやりますよということは、先に言っているのだよね。そういうことだよね。そしたら、ほかの施設にはどういう形で伝えましたか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。(発言する者あり)

○学校教育課長(大尾 智) それは学校以外の施設。(発言する者あり)ごめんなさい。幼稚園は子育ての担当でしたので、私、学校教育のほうでは、学校長を集めさせていただいて、臨時校長会議でお知らせしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) うちの保育所と幼稚園等については、全部町立でございますので、私のほうに一報が入った時点で、すぐ所長等に連絡をしております。

 以上です。

○社会教育課参事(佐々木亘) 社会体育施設につきましては、23日の日に、それぞれ指定管理のほうに連絡をしたところでございます。それぞれ赴いて、直接会って話をしております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) まず、これにつきましては、こうやってお話ししていると、傾向がはっきり見えないのです。私は今回7人目ということでの、あれですが。これらを含めて早急に。もう発症してから22日ですか、21日か22日。職員の方も休んでいた、出勤できない状況の中で、ある程度そろった中で、もう少し何か具体的なものを。

 今回の、これはある部分で言えば、職員が先鋒を切って経験したのですから。そのいいか悪いかは別として体験しているわけですから、経験したのですから、そういう方たちの意見を聞いて。早急に、これは簡単に終息するとは思えませんから、早急にしっかりした時系列を町で持つ必要があるのではないですか。

 だって範囲が狭いもの。全部に一人一人ではなくて、それぞれの団体なり町民に対して、町民には防災無線があるわけだから。格好いいことだけではなくて、生のスタイルを伝達していく。そういうものをちゃんと時系列として、対策本部というのですか、対応ということで、早急にやっぱり用意する必要があると思うのですが。その辺について、この対策本部で、そういう協議をこれから改めて持つということは、町長いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 今、職員もようやく、前からお話ししておりますように、ほぼ全員元気になって職場復帰をしてきて、今までの遅れた部分の仕事を取り返すところで、今、頑張っているところでありますけれども。

 今後におきましては、いずれにしましても、こういうふうになった役場のクラスターの発生の部分も含めて。だから、混乱を与えたということも含めて、しっかりといろいろな人から調査だとか聞き取り調査だとか、いろいろなことをしながら検証をして、皆さんにお伝えでき得る範囲内で、あれだとしたら、どこかでお伝えできればなというふうに思っています。

 やっぱり、プライバシーのことがありますので、そんなことも含めて、できるだけその検証結果についても皆さんにお知らせをしたいなというふうに思っております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) これは、お伝えできることはではなくて、全部お伝えするべきです。そしたら、いろいろなうわさとか不確定な部分がだんだん消えるのです。もう私も本当に、私は情報が遅いほうですから、私のところを聞いているときは、かなり広がっているのかなと思いますけど。事実関係か事実関係でないかというのは、分からないようなことは、今回結構入ってきておりました。

 だから、系統化しておいて、町がちゃんとそういうものを持っていれば、私はそういうときが来たときには、こうこうこうだから、こういうふうでこうだよとかという説明ができるのですよね。

 これは、本当にちょっと、あっけに取られるかな。町長、これは個人的な見解でいいのですけど、コロナはいつ頃下火になるか。それは今の状況下の中で、町長はどういう読みをしています。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今回の議会を通じて、一番難しい質問ではないかと思います。

 実際に私は、ひょっとしたら年内に終息するような状況もあるかなと。いろいろな科学者というか医療関係の人の本や何かを読んだりしてきたときに、確かに秋口の、あるいは冬場にかけてのインフルエンザのように、冬になったら多く出るだとか、そういうこともいっぱいあったのですけれども。いろいろなところの中で、ひょっとしたら年内ぐらいに終息するのかなということも含めてあったのですけれども。

 ところが、やっぱり今回のこの恐ろしいところがありまして、ウイルスが変異しているだとか、そんなこともありましたし。やっぱりいろいろな仮説がことごとく打ち砕かれているというような現象もありまして。

 先ほど言いましたように、一番難しい質問のことの中でいくと、やはりこのワクチンが出るまでは決して油断できるものではないし、まだまだ猛威を振るうところは出てくるのではないかなと。

 ただ、やっぱり外出自粛だとか、いろいろなことの中で、そういったことをしっかりと注意をしながらやっていけば、あくまでも経済との関係はありますけれども、そんなところの中でいけば、このぐらいで終わる場面もあるだろうし。でもやっぱり、終息するのはワクチンを待ってというようなことになるかなというふうに思います。

 ただ、これも、ワクチンも九十何%というその効果だとか、それから副作用があるだとか、ワクチンというのはどんなワクチンでも副作用というのはありますので、それをどこで折り合いをつけていくだとか、そういったことも含めた中で不確定な要素は大きいのですけれども。

 まずは第一弾として、3月にも打てるというような話もありますし、6月までだと6,000万のワクチンが確保できるだとか、そんな話もあるのですけれども。それまでは、警戒は緩めることは絶対できないなというふうな思いを持っているところであります。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今、町長が言われたとおり、極端な言い方をすれば見通しは立てられない。ただ、今、世界の医療関係の方々の頭脳というのはすばらしいものがあると私は日頃思っていますから、町長が言われたように何らかの対策ができる薬は当然出てくるだろうと。

 だけど、これがほかの病気と違ってすぐゼロになるとは、ちょっと今のところ、まだそういう想像はできないですよね。ただその薬が出る、ワクチンが出る、それを待ってということになると思いますが。

 ただその間、出たときに、やはり町としてしっかり、速やかに。町民にできる限り不安を与えない。そういうものを、先ほど対策を練る、考えるということですから。忙しい中でしょうけど、コロナに感染して、先月も21日から、22日から対応した忙しさから見たら、それをつくっておいたほうが楽ですから。その辺を忙しい中、新年度の予算もあるけど、ぜひ町民にそれを速やかに、オープンにできるようにしていただきたい。

 そのときにはぜひこれを、いま一度目を通していただきたい。非常に私は分かりやすく書いてあると思っています。これは別に、私は新聞社を宣伝するのではなくて、この中身を読んで、これに対して、これに沿ってある程度対応をしていけば方向は見えるだろうというふうに思います。その辺をぜひ一読していただきたいと思います。

 次に移ります。

 3密云々ということで、町長が十分気をつけて、当然のことですけど行動している。これは私どもだって、どこかよそへ行くときは当然マスクをして。今、私よりかは子供たちというか小さな子たちのほうが、かえって消毒や何かがちょっとあったらすぐやると。あれはもう生活習慣になっているのかな。私が忘れても、そういうことを子供たちもやる。これは自然な形だと思うのですが。

 この辺を見たときに、やはり町長は、自分らはそうだと思うけれども、これからはもう少し、さっき言ったワクチンとか来年に何とかと言っていますけど、私は海外でやっていることだから、即日本に入ってくるかどうかは分かりませんけど、多少時間をずらしてでも確実な行政に取り組むという部分では、今後の行動についても。逆に言うと町民が心配している。町長の体は大丈夫かな。よそへ行ってうつってこないだろうなと心配している方もいますから。批判している方もいますけど、心配している方もいますから。その辺を承知した上で、行動については今後やはり緊急度を町長なりに判断して、行動して、体を壊さないように私は希望しておきたいというふうに思います。何かそれに対してはありますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁がありましたら。

 町長。

○町長(阿部一男) 緊急度というお話、それを十分考慮しながらということです。緊急度と重要度も含めていろいろなことの中で今後も気をつけながら、まだまだコロナは収まらないということをしっかり頭に入れながら、自分としては今後の行動についてはそれこそどこからもいろいろ言われなくて済むような、しっかりとした意識を持ってあるいは認識を持って行動したいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 町長、町長の思いで行動することは、これは先ほど重要性とかありますけど。これはやはり、今、私が申し上げた、町民も町長の行動に対して心配している面もあるのです。批判ではなくて心配している方もいます。そういう方が、少なくとも理解できるような行事、仕事、内容、そういう中での行動を私は希望しておきたいというふうに。

 だから、町長の思いだけではなくて、町民もどう捉えるかということもある程度は考えの中に含めていただきたいということを希望して、次に移ります。

 安心・安全なまちづくり。これはどなたも選挙のときは必ず言う言葉です。これは、首長として当然の役目ですから。その辺を考えたときに、どういうふうに町長はゆっくり、改めて説明していくのか。

 ということは、この中に出てくるのは、やはり今後の対策というのは、今までどうのこうのではなくて今後の、今までのことを経験にして、対策についてはこうしますよと言ったら、町民の方は少し安心する。

 ですから、先ほどのそういう対応について、忙しいでしょうけれども可能な限り早い時間にそれをお示しいただくという形が、町民が安心・安全な町というふうに理解できるのかなというふうに思いますが、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) ただいまの質問の部分については、今後においても、例えば12月号で広報するなり載せていただいたということですけど。特に今後ということになりますと、また1月の15日に広報が出ますので、そういったことも含めて、今後の町民が安心できるような、そういう対応をすべく方向性なり、そんなものを示していければなと。

 コロナにかからないこともあれですけれども、今後の生活のいろいろな面で安心して清水町で生活できるのかと、そんなことも含めていろいろと対策なり、今後のまちづくりについては考えていきたいと、そのように思います。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) これは、今、職員に対しては最後になりますけど。これは本当に大変なことだと思うのですが、職員間に、なぜ私はこんな質問をするかといったら、決して、今、私の考えだけではありません。町民の方で、これは批判でも何でもないのです。雰囲気が非常に悪い。これはコロナが原因ではないですが、その前からそういう話はちらっと聞いていますが。私は人それぞれの感じ方だと思っていますけど。

 だけど、これによってコロナで拍車がかかってというのは、いろいろな部分で職員が執行に対して不信感というか、そういうものを持っている職員がいるのではないかと。そういう思いを私は総務課長の話を聞いていて思いました。職員にいちいち聞きはしませんけれども、そういうことを、このコロナによってまた拍車がかかるようなことのないように。

 それと、これは町長しかないです。訓示で自信を持って、職員を一つにまとめるのだと。訓示というのは年末にありますよね、新年度もありますね、年明けにありますね、町長が職員の前でお話しする機会。それは今までと違ったしっかりした強い気持ちを持って、私は訓示なりで発信してもらいたい。その辺については、ちょっとお覚悟をいただければと思うのですが、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今の御意見なり中島議員のお話を十分かみしめながら、しっかりと受け止めながら、訓示ばかりではなくて今後の業務の遂行に当たっていきたいと、そんなふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今、町長にしっかりしたお話をしていただきました。これは取り巻きの方も職員に対して一番大事なのは言葉遣いです。態度です。その辺を、今の町長の思いを聞いているという部分で、しっかりした職員と、上から目線ばかりではなくて、しっかりとした、ある部分では同じ目線で職員と接していただきたいということを望んでおきます。

 休憩時間ですけど、すぐに終わりますので、2番目に移ります。

 通学路について、これは非常に私としては、もうちょっと突っ込んでほしいなと思ったのですが。というのは、今、通学路的な部分、本当に市街地についてはかなり明るくなっています。

 これは、私が言っているのは、どこどことは言っていませんけれども、大体検討はつくと思います、通学路の中で。その中で、これは昔からそうなのですけど、街灯というのはブームがあったのです。オレンジ灯は温かいからといって、もうかなり清水も日勝峠から見たら、オレンジ灯はまだ残っているよね。そういうことで、ブームがあったのですが。

 これは、市街地の中にあるのはいいけど、私が今言っているのは、周りに住宅がないところを言っていますから、これからいくと、やはり暗い。だから、ここは経年でこうなるのかなと素人なりにふと思ったのですが。

 通らないということであれば、いま一度早急に全部取り替えなくてもいいから、やっぱり今年中にというのは難しいから年度内に一つや二つ、やっぱりこれは飛び飛びでもいいから、見やすくするという考え方で取り組んでいただきたいと思うのですが。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 今の御質問の街灯なのですけれども、市街地、本当の中心部は結構連続でついておりまして、結構郊外部でも通学路というところは実際的にはあるとは思います。それで、教育委員会の答弁のほうにもちょっと、町長の答弁のほうにもあったような形なのですけれども、教育委員会とまずは現地の確認をとって、暗い部分、オレンジ灯ですので暗く感じる部分が多分あると思います。その部分に関しましては部分的解決の中で、ちょっとしていきたいという形と。

 それともう一点が、今現在、昔は水銀灯、それはあったのですが、2020年の6月から製造中止になっております。それに加えまして、まだ確かな情報ではないのですけれども、そのオレンジ色のナトリウム灯、こちらのほうも将来的にはなくなるだろうというような形もありますので、今後におきましては、その状況に応じた中で、それぞれできるものから対応をしていきたいということで考えております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今、担当課長からお話がありました。これは教育委員会としても、実際にそういうところを見て、あるいは先生方に子供たちから。ずっと広い範囲はだめだよ。少なくとも学校の子供がちょうど集まってくる道路、通学路、そういうところについては、教育委員会は忙しいでしょうから先生方にお願いして。ああ、だめか。先生方も仕事がある。

 だけど、結局はそういう連携を取らなければ、ついでのときに見に行くというわけにはいかないから、その辺について、校長会にもその旨お願いしておくと。そして、情報をいただくということを、しっかり会議のときに伝えてほしいのですけど、いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今、中島議員がおっしゃったとおり、なかなか我々も現場に行って確認作業というのはなかなかできないところでありますので、やはり現場の声といいますか、先生方あるいは保護者あるいは子供たちの声をしっかり拾い上げて、担当課、建設課のほうに伝えていかなければならないと思いますので。今、おっしゃったように校長会議なり、そういう場で伝えて情報をいただくようにしていきたいというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) これで、一般質問を終わります。

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