令和2年第7回定例会会議録(12月22日)

○議長(桜井崇裕) これより本日の会議を開きます。

(午前10時00分)

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○議長(桜井崇裕) 日程第1、一般質問を行います。

 順番に発言を許します。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 2番、川上均でございます。

 冒頭ですけれども、このたび、不可抗力とはいえ、健康管理を怠り、昨日の本会議を欠席いたしまして、議員としての職務を全うできなかったことに対しまして、町民の皆様、関係者の皆様に心よりおわびを申し上げます。

 では、私の一般質問のほうに入りたいと思います。

 大項目に沿って11点の質問をさせていただきます。

 大項目1、役場における新型コロナクラスター発生の責任の所在と今後の対応でございます。

 今回、役場の新型コロナクラスター発生の結果、町民に大きな不安と損害、飲食業を中心に消費の落ち込みと農畜産物も含め、多くの風評被害をもたらしました。9月の一般質問で、今後のコロナ対策について7つの質問をしましたが、結果的にそれを生かすことができなかったことは、非常に残念であり、教訓として今後生かしてもらいたく町長の考えを伺います。

 1点目、町民の命と健康を守ることが、町としての一番の使命と考えます。今回、特に命に直接関わる高齢者施設、医療現場等での感染拡大が懸念され、施設や病院でも大変腐心されたと聞いております。上士幌町や足寄町でもPCR検査に町が助成することを決定した今、町費による行政検査以外の検査の拡大について、なぜできないのか、予算の関係か、それ以外に何か理由があるのか、町長の考えを伺います。

 2点目、無症状感染者の自宅療養は、かねてから家庭内感染が強く危惧されていました。家庭内感染は、家庭にとどまらず、保育所や学校、または職場への感染拡大を招く要因にもなります。農業研修会館を軽症者用施設として活用し、家庭内感染を防止することについて、再度町長の考えを伺います。

 3点目、清水町新型インフルエンザ等対応業務継続計画、いわゆるBCPが10月に策定されておりますが、今回どのように活用されたのか、今後の課題は何かを伺います。

 4点目、今回のクラスター化は、町の対応が不適切で、町民からは人災と言われております。ここまで拡大した原因及び町長の責任の所在について、考えをお伺いします。

 5点目、町の緊急支援事業給付金(年末給付金)の算定表で、上限50万円と100万円の差があり過ぎるとの声を多数聞いております。もっと事業者の声を聴き、この差を埋める細やかな対応ができないか、町長の考えを伺います。

 6点目、コロナ禍により世帯収入が減少し、またはアルバイト収入が減り、就学の継続が困難な大学生の世帯に対し、町として一時金等を支給できないか、伺います。

 大項目2点目、地元の食材を使用しない保育所給食の委託は、直ちに見直すべきということです。

 令和2年度から始まった新保育所及び御影こども園の給食委託では、新鮮でおいしい安心、安全の地場産食材が使用されず、大部分が外国産冷凍食材であると聞いております。町の未来を担う子供たちが、新鮮な四季折々の恵みを食することは、食育を考える上でも大変重要と考えております。

 今後、この給食をどのように改善し、充実していくのか、町長の考えを伺います。

 1点目、食材の大部分が外国産、特に中国産冷凍食材であると聞いていますが、それは確かでしょうか。町長は承知しているのか、現状をどう捉えているのか、伺います。

 2点目、給食業務委託仕様書では、本町における国内での食料生産拠点の自負に応えるため、町内での生産される農畜産物の積極的使用をはじめ、食材の購入については、町内で納入実績のある業者からおおむね50%を購入することを遵守事項としていますが、現状では何%調達されているのか、伺います。そして今後、この仕様書どおりに50%を購入することが可能なのかどうかを伺います。

 3点目、町長は、食育をどう考え、現状をどう捉えているのか、伺います。

 4点目、委託費が5,600万円、これは直営時と比較して1,200万円アップしていますが、費用対効果をどう考えているのか、お伺いします。

 5点目、調査の状況から、今後、仕様書にある地元購入50%調達は、非常に困難であると言わざるを得ません。これは明確な契約違反ではないでしょうか。この契約違反を放置するのでしょうか。保護者の給食に対する不安をできる限り払拭し、かつ費用対効果にも反する今回の給食委託を直ちに見直すべきと考えますが、町長の考えを伺います。

 以上でございます。よろしくお願いいたします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、川上議員の御質問にお答えをしたいと思います。

 その前に、川上議員が気をつけていたにもかかわらず、体調を崩してしまったということで、皆さんにおわびといいますか、申し訳ないということでありましたけれども、私からもお見舞いを申し上げます。本当に大変なことだと思います。お互いにそういうものは気をつけていかなければならないかなというふうに思います。

 さて、質問、それぞれ多くの項目がありましたけれども、全体、まず第1問の質問に、具体的な質問にお答えする前に、一つだけちょっと。これもお答えということになるかと思いますけれども、冒頭、今回の役場新型コロナクラスター発生の結果、町民に大きな不安と損害を与えて、消費の落ち込みと、それから農畜産物も含めて農畜産物が、役場のクラスターが清水の農畜産物に大きな影響を与えたという表現は、何か間違いでないかなというような気がしますので、どこからそういう情報を、私も農家の人と相当な付き合いがありますけれども、こういったお話は聞いたことがありませんし、どこから情報を得たのかな。

 確かに今回、新型コロナウイルスの中で、今議会にも請願書ですか、全体的に落ち込みがあるからという請願書は受けておりますけれども、それは例えば、清水の小豆(しょうず)だとか、そういうものは、クラスターによって人の動きがなくなって、非常にそういうものの中でお土産品が売れなくなった。小豆(あずき)を、あんこを使うようなお土産品というのが多いから、そういうようなことの中で、今まで十勝や北海道全域から、春先から小豆(しょうず)が低迷しただとか、在庫があるだとか、価格が低迷しているというお話は聞いたことがありますけれども、清水のこの役場のクラスターが農畜産物をこういうふうに被害をもたらした。これが風評被害だという表現は、逆にこういうことを使われると、それが風評被害をもたらすのではないかなというふうに感じますので、よろしくお願いしたいと思います。それが私の最初の答弁ではありませんけれども、答弁ということにさせていただきたいと思います。

 それからもう一つ、次に、第1点目、お話をさせていただきます。

 第1項目めのお答えでございます。町費による行政検査以外の検査拡大をなぜできないのかという質問に対するお答えです。

 町内において、自由診療によるPCR検査を実施していない機関にその理由をお聞きしたところ、1日当たりの検査件数には限りがあることから、行政検査に影響を与えては困るためとのことであり、診療等に緊急性のあるPCR検査に対する影響について、医療機関の懸念があることが理由の一つであります。

 また、医療機関や高齢者施設においては、各地でクラスターが発生しており、従事者は常に感染のリスクと向かい合いながら業務に当たられていることから、一度検査を受けたとしても、その不安を払拭できるものではないと考えておりますので、川上議員の御質問に対しては、今のところ考えていないというようなことでありますので、そういうふうに答弁をさせていただきます。

 これは、昨日、あるいはその前の予算だとか、そういうことの中でも、そういう表明はさせていただいているところでございます。

 次に、小項目2のコロナウイルス感染症の陽性が判明した場合には、感染症法により感染防止のため隔離療養に御協力いただくことになり、保健所において医療機関や宿泊療養施設への入院等の調整が行われることになっております。

 軽症や無症状の場合、宿泊療養施設で療養していただくケースが多く、十勝管内においても帯広市内のホテルを借り上げて、11月30日より宿泊療養施設が開設されたことであり、本町の感染した職員の軽症の人もここに実際に療養をしたところでございます。

 この宿泊療養施設は、看護師が常駐し、電話で入所者から症状を聞き取って、容態の急変などに備えるとともに、看護師等のスタッフは、感染者と過ごす空間を完全に分離して、接触しない仕組みで運営されており、最大で190人程度の受入れが可能な施設であることから、本町の農業研修会館を宿泊療養施設として活用することは考えられない状況にあります。やるとしても相当難しいということの中で、こういうような答弁とさせていただきました。

 実はいろいろと私、以前にも、以前というか、先日、日赤の先生に医療機関というお話はしましたけれども、具体的には、日赤の先生にこのPCR検査だとか、そういったものをどうしたらいいというお話を聞いたときに、質問をして、いろいろなことで、今日、今、答えを出したような状況でありますけれども、その後、17日に日赤の院長から、これは名前を公表してもといいと。清水町で集団発生したCOVID─19に関するCOVID─19協力医療機関としての立場からということで、所感をいただいております。

 その中のちょっと1行だけ紹介をさせていただきます。

 清水町と、私と日赤の院長との間で、まだこういう十勝管内等で、こういうふうにコロナウイルス感染が蔓延する前に、日赤の先生に、「いろいろとこれからのことについて町と協力しながらしっかりとした対応をお願いします」という要望をしてきたのですけれども、私はもうそのことは既に失念しておりましたけれども、改めて日赤の院長から、町長と約束したことをしっかりと果たしています。現在、帯広市以外でCOVID─19の受入れをしているのは、19市町村の中で3病院であると。そのうちの清水赤十字病院がやっていると。その3病院の中に入っているから、しっかりと大丈夫だよということでありましたし、それから、そういうような改めて大丈夫だからねというようなお話をしていただいたので、このような新たに清水町の中で施設をつくるというのは、療養施設をつくるというのは、今の状況の中では考えられない状況でございます。

 さらにまた、そうですね、考えられない状況だということでお伝えさせていただきたいし、この190人の療養施設に対して、管内で一丸となって、この療養施設をしっかりと運営していくために頑張ってやろうということで、実は当番制で協力者を要請されて、清水町から2名だったかな。2名だったよね。2名の割当てというか、協力してもらえるのだったらお願いしたいということで、うちの割当ては、たしか3月だと思ったのですけれども、そういうような状況で要請されたりして、管内一円としてそういうようなことをやっている状況がございますので、町として独自のやつは、それこそリスク管理だとか、いろいろなことをあれすると、到底できるような状況にはないということで、その辺も付け加えてお伝えさせていただきたいと思います。

 それから、抜けましたけれども、この日赤病院には、感染した職員も相当数お世話になって、しっかりと容態を診ていただいて無事退院することができたことをお伝えさせていただきます。

 それから、次に3点目の質問と4点目の質問に一括でお答えをさせていただきます。

 3点目の質問ですけれども、このたびの職員における新型コロナウイルスへの感染については、さきに定めました清水町新型インフルエンザ等対応業務継続計画に基づき、職員に自宅待機の指示をしたところでございます。

 具体的には、陽性が確認された当初、陽性患者をはじめ、濃厚接触者となる可能性のある職員は、全て自宅待機にするとともに健康状態を確認したところであります。

 その後、保健所の指示に基づき、陽性者は入院措置、濃厚接触者及び庁舎に出入りする全ての職員がPCR検査を受け、職員それぞれの感染状況が確認され、濃厚接触職場が確定されたところであります。

 役場業務につきましては、陽性患者あるいは濃厚接触者が複数の課に及び多数となったことから、通常体制での業務継続は不可能と判断し、窓口業務を原則停止し、業務継続計画に記載されている優先して行うべき業務を継続することといたしました。しかしながら、現在の業務はセキュリティー対策がされており、されたシステムで行うものが多く、応援職員では操作できない業務もあり、皆様の御要望全てに対応することができなく、御不便をおかけしたことと思います。

 今後の課題といたしましては、今回のように複数の課が一度に濃厚接触職場となったときに対応ができる職員の数をどのように確保するのか、また応援職員がスムーズに業務ができるよう、業務手順のマニュアル化を図ることなどが挙げられます。今後、今回の業務対応の状況を踏まえ、十分検討を進めてまいりたいと考えております。ちょっとすみません。

 さて、4番目の質問にお答えをさせていただきます。

 この質問、川上議員に言っている質問の答弁の文書の前に、改めてちょっと私のほうから一言、これも答弁のうちですけれども、させていただきます。

 初めの頃、この役場のクラスターに集団感染となった状況の中では、初めの頃は役場にお叱りの苦情がたくさん寄せられました。そのほとんどが、いろいろと本当にきついお言葉もたくさんあったのですけれども、私の知っている限りでは、人災と表現した人はおりませんでした。

 今回の質問に、人災と言われることの表現です。誰かがうわさしているという話で、実際にあったかもしれないのですけれども、役場にはそういったことがないのですけれども、川上議員はどのように、本当にこれは人災だと思うのかということの確認をもしできればしたいと思います。ただ、これは私から質問する何物もないので、川上議員が答えるか答えないかは自由であります。

 町長に対してだとしても、この人災が、感染して苦しんでいる人たちもいる中で、感染療養者に対し人災だと迫るのは、感染者31人を悪だとすることになり、本当にそういう意味では、感染した者がしっかりと今頑張って仕事に復帰しているので、申し訳ないと私に、もし私に対してだとあれば、それは謝らなければならないことだと思いますけれども、みんなと一緒になって復帰した職員も含めて、今までの仕事の遅れを挽回していきながら頑張っていきたいなと思っているところでございます。

 そして、感染がここまで拡大した原因についてということで、現時点で特定できませんが、原因については特定できませんが、マスクの着用、手洗い、消毒の徹底、会食の制限などを指示してきたものの、新型コロナウイルスに感染した職員で、無症状または軽症の者も複数いたことから、感染に気づかず勤務していた可能性もあり、職場内で感染が拡大した要因の一つと考えられます。

 また、責任の所在につきましても、町民に感染対策を呼びかける立場にありながら、役場内にクラスターを発生させたことに対しまして、大変申し訳なく残念に思っているところであります。こういうお答えをさせていただきたいと思います。

 次に、5番目の町の緊急支援給付の部分についてのことのお答えでございます。

 昨日も、あるいは予算のときについても、この問題についてはいろいろと答弁させていただきました。改めて質問がありましたので答えさせていただきますけれども、小項目5の町の緊急支援対策給付金(年末給付)の上限の差についてでありますけれども、緊急支援事業給付金については、新型コロナウイルス感染症の影響により、売上げが減少した町内中小企業者に対し、これまで特に影響が大きかった令和2年3月から6月までの期間を対象に、二度にわたり実施し、延べ132件、32,647,000円の給付金を交付したところでございます。

 今回の年末給付金に関しては、管内の新型コロナウイルス感染症の感染拡大に加え、役場内のクラスター発生により忘年会等の予約がキャンセルになるなど、飲食業をはじめとする関連業種の売上げが急激に落ち込んだことにより、年末に向けて緊急支援策として実施をしてきたところです。

 給付金の額の算定に当たりましては、商工会からの意見・要望も踏まえ、調整をしながら進めております。これまで二度の給付金事業と同じく、前年の売上額と比較して20%以上減少した対象者に対し、売上げ減少割合に応じて20万円、35万円、50万円と段階的に上限を設定して給付を行います。しかし、売上げ減少割合による給付だけでは、最高でも50万円の支給にとどまることから、売上げ減少額が特に大きな事業者についての影響を考慮し、別枠として、売上げ減少額が250万円以上の事業者に対して100万円の給付額を定めたところであります。

 具体的にはこういうことですけれども、昨日もいろいろな状況の中でお答えした経過があるのですけれども、これらについては、年末に給付をしたいと。こういう師走を迎えて皆さん大変なところに、そういうこともあって商工会からの要望もあって、こういうお答えを、こういう事業を計画させてもらったのですけれども、これはあくまでも年末の部分であって、その後の経過を踏まえながら、年明け早々にまたいろいろな経過を、このコロナウイルスの経済の状況も判断した中で支援策等を打つ必要があると判断をしたならば、こういったことも今寄せられている意見も参考にしながら、またそういったことをやるようなつもりでいますので、その辺についても御理解をいただきたいと思います。

 次に、大項目2の御質問についてお答えをしたいと思います。

 小項目1、2、3、4、5を合わせて一括でお答えをしたいと思います。

 少し長くなりますけれども、御了承いただきたいと思います。

 まず、小項目1の問題について、質問についてでありますけれども、食材の大部分が外国産ではないかとの質問でありますけれども、現在、保育所やこども園で提供している給食については、昼食と補食(おやつ)を提供しております。そのうち補食については、果物や牛乳、クッキー等であり、ほとんどは町内で購入されているか、一般に流通しているものであります。

 そして、昼食のうちの副食については、葉物野菜などの野菜の一部が安定的に提供するために、中国等で加工されたものが使用されています。また魚については、幼児が食べやすいように魚の骨を処理するなどのために、中国等で加工されているものを使用しております。肉類については全て国産のものを使用しております。

 このように野菜の一部や魚などで外国から輸入したものを使用しておりますが、それらは全て安全管理が徹底し、各種の検査を行った上で使用をしています。このような状況は私も承知しているところであり、今後も安全な給食が提供できるよう、委託業者ともよく協議をしながら進めてまいりたいと考えております。

 次に、小項目2の食材の輸入先についての御質問にお答えを、購入先についてのお答えをいたします。

 今年度の前半については、さきの厚生文教常任委員会でも何度か報告させていただいたとおり、新型コロナウイルス感染症の影響により、委託業者と町内の業者との打合せが十分できない中でありましたので、調達が難しい状況でありました。その後、少しずつではありますが、調達量を増やしており、現在は一月の食材の4割近くが町内で調達できるようになりました。今後もさらに増やすように、委託業者と協力して進めてまいりたいと考えております。

 次に、小項目3、食育についてでありますが、本町におきましては、平成27年3月に清水町食育推進計画を策定し、安心・安全な農畜産物の生産や健全な食生活の実践、そして町民の生涯にわたる健康で豊かな生活の実現に向けて取り組んでいるところであります。

 現状については、関係団体などで構成しています食育推進会議での各種事業の協議会での各種事業の実施や、関係する機関や団体でも既に地産地消の推進に取り組んでいただいており、食育への関心は高まりつつあると考えていますが、引き続き関係機関や生産者との連携を図りながら、町民への理解を踏まえてまいりたいと考えております。

 保育所等においては、厚生労働省や保育指針や食育に関する指針等により、楽しく食べる子供に成長していくことを期待し、お腹がすくリズムの持てる子供、一緒に食べたい人がいる子供、食べたいもの、好きなものが増える子供等を目標に進めております。

 次に、小項目4番目の委託費の関係の御質問です。

 委託費については、委託前と比較して1,200万円ほど増加していることについて、これも何度か過去の御質問の中で答弁させていただいておりますが、給食業務については、専任の栄養士が配置され、今まで町の栄養士が行っておりました。

 献立の作成や栄養価の計算等もその栄養士が行っておりますし、今まで所長などが行っていた調理員の勤務の手配や衛生管理なども委託者に任せることができるようになりました。そのために町の栄養士や所長等が本来の業務に注力できますので、決して少ない額ではないと。それらを換算すると決して少ない額ではないと判断をし、適当な経費と考えているところでございます。

 次に、小項目5の町内での食材の調達についての質問ですが、先ほど、小項目2のところで答弁をしたとおり、現在は、一月の食材のうち、4割近くが町内で調達できるようになりました。今後もさらに町内で調達できるよういろいろと検討しているところでありますし、今年度については、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、委託業者の努力だけでは難しい状況であったと十分理解できるところであります。このような中でありますので、今すぐ契約を見直すことは考えておりません。

 以上、私からの答弁とさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 次の答弁を求めます。

 教育長。

○教育長(三澤吏佐子) それでは、私からは、大項目の1点目、小項目の6点目についてお答えをいたします。

 9月定例議会でも同様の御質問があり、また本定例会の初日でも答弁をさせていただいたところですが、現在、町としては、個別の世帯や個人の収入減少に対する助成は実施していないところであります。つきましては、コロナ禍による収入減等により、就学が困難な状況になっている大学生の世帯等への一時金等の支給による援助を実施する予定はありません。

 なお、町の奨学金制度につきましては、無利子で返還免除規程もあり、また年間を通じて申請を受け付けていますので、利用していただけるよう引き続き周知に努めてまいります。

 以上でございます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 最初に、町長から農畜産物の風評被害についてということでお話がありましたけれども、実際私が聞いているのは、農協ですね。JAの農協にやはり多くの問合せがあったということと、応援のメッセージも多いのですけれども、心理的な風評被害が実際にはあったと。そして取引業者も確認してくる等の事態が、私はやはり風評被害というのはどういうものかと、なかなか定義は難しいのですけれども、これはやはり風評被害ではないのかということで質問させていただいたところでございます。まずは、これは町長の風評被害に対するお話でしたので、そういうふうに私が聞いているということでお答えさせていただきたいと思います。

 まず第1に、1点目ですけれども、医療機関と、日赤の院長先生と話をされていて、1日当たりの検査件数には限りがあると。そして、あまり増えたら行政検査に影響があるということで答弁があったのですけれども、逆に医療機関の、日赤も含めた医療機関のキャパシティーが増えれば、これは実施するということでよろしいのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) その前にお答えを頂きましたので、風評──清水の農畜産物への被害ということで、それらは、私もいろいろなことがありましたので、農協にも確認をし、はっきりとないという意見を聞いておりますので、その辺も申し上げさせていただきたいと思います。

 それで、キャパシティーが上がればということですけれども、先ほど言いましたように、それぞれ北海道が中心になって、こういう対応については、国ももちろんですけれども、一番の中心は北海道がそういうことの中でやっております。

 その中で、もちろん北海道ですから十勝振興局と十分連携を取りながらでありますけれども、190人の療養者の軽症者の療養所をホテルで確保したという情報も入っている中で、うちがリスクを負った中でそういったことをするというのは、今のところ考えていない状況であります。しっかりと先ほども言いましたように、振興局と連携を取りながら今後も対応していきたいと思いますので、町独自のということは、何回も言いますけれども、考えられない状況でございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 町長は、振興局、保健所と協議しながらとおっしゃるのですけれども、これはやはり町民の命と健康を守るのが、僕は町長の使命だと思うのです。道がどういうふうに言おうと、やはり町民の命が最優先と考えたときに、どうしてそういう発想になるのかというのが僕は不思議でなりません。

 例えば、町民の人、PCR検査を受けたい。例えば施設に家族が入っているから、お見舞いに行きたいけど、やはりPCR検査で陽性にならないと入れてもらえない。医療機関もそうですし、例えば札幌に出かけて、急用な用事でどうしても行かないとならなかったけれども、帰ってきた後、心配だと。PCR検査を受けたい。そういう要望というのはあると思うのですよね。そういうやっぱり町民の不安に対して安心感を与えるというのが町政だと思うのですけれども、その点について、町長、もう一度考えをお聞きします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 一問一答ですけど、最初の部分の道との協議の中でということでありますけれども、しっかりと清水の日赤にも、うちらはお世話になり、それから先ほど言った帯広のホテルにもこうお世話になった経過があって、それらのことをいろいろずっと考えますと、町として今そのリスク管理だとか、そういったことの中で、やろう、やりますと言っても、できるような状況にはないので、それから場所だとかいろいろなことを考えますと、かえってそこが。(発言する者あり)うん。そういうように思いますので、改めてその部分については、しっかりと中心の機関であります道や保健所と協議をしながら、いろいろなことの中で応援できるものは応援しながら、この難局を乗り切っていけると、そんな思いを持っているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) それと、答弁の中で、何回もこの間聞いているのですけれども、一度検査を受けただけでは不安は払拭できないとおっしゃるのですが、これは僕も何回も言っているから、議長から何回も言うなと言われる理由は、昨日そういう話もあったのですけれども、例えば12月13日の道新によると、旭川厚生病院の感染拡大の防止は、結局無症状状態の職員の検査の徹底が鍵であるということで、新聞報道もされているのですよね。そういった部分で、やはりそういう無症状者のリスクを少しずつ、少しでもやっぱり解消するということが鍵だと思うのですけれども、そういう考えにならないのか、お聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 無症状者のリスク、確かにそういうのがありますけれども、うちがそれをやることによって一瞬の安心を得ただけであって、それらについては、何もその後の行動だとか、そういったものの安全性を担保にするものは一つもないので、それらについては、今のところ、うちの状況の中では、そういうふうなあらかじめ希望者に対するPCR検査の補助を出せだとか、それらについて支援をするというような思いには、先ほどの日赤の先生のお言葉もありましたように、このことについて相談をしたときに、私もそう思いますよという言葉もいただいて、いろいろなことを考えると、町民の安心・安全を守るためのこの部分が大事な政策とは私としては思えないので、その部分については実施する考えは今のところ持っていない状況でございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 何回聞いても同じだと思いますので、次に移りますけれども、例えば、清水町の高齢者施設は検査を求めているのですよね。そういうお話を町長は、そういう施設側とお話をしたことがあるのかどうか、お答えいただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 検査を求めているというよりも、今回いろいろなというか、うちのクラスターの中で、続きの建物が一緒のところの施設については非常に危機感を感じて、逆に自主的にやるというようなことがありましたので、それはやっぱりうちのクラスターの影響の中で、そんなことになってしまったということの中で、その部分については全部負担をさせていただくというふうなことでありました。

 そのほかの部分について、それらについては具体的にあるかもしれませんけれども、全てのところがそういう部分を持っていると、そんな判断には立てない状況でございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 僕が聞いたところですけれども、例えば、せせらぎ荘ですね。施設長から、やはり検査はしたいと。でも、1回検査をするのに500万円かかると。これはとてもじゃないけど、施設はできないと言うのですよね。

 そこで、ちょっとお聞きしたいのですけれども、国のPCR検査に対する何か補助金というのは、あるのか、ないのか、お聞きしたいと思いますけれども、町長、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 国の費用負担ということですけれども、国から医療機関とか、高齢者施設については、何かこうそういった発熱者とか、そういった出た場合には、積極的に検査を行ってほしいということで、国のほうから通知は出されております。当然その部分については、施設医療機関向けの交付金の対象になるという通知が出されております。医療機関と福祉施設については、そういった文書が国のほうから出されているところです。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) そうですよね。ありますよね。これは町長とか、副町長は承知していますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 承知してございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) この制度というのは、厚生労働省が、9月30日の発文書で出しているのですけれども、令和2年度新型コロナウイルス感染症の流行下における一定の高齢者等への検査助成事業、いわゆる疾病予防対策事業費等の補助金でございます。

 これは何かといいますと、高齢者65歳以上、個人ですね、これは。65歳以上の高齢者または基礎疾患のある方がPCRの検査を希望した場合、町が主体となって保健所と相談して、町が主体となって実施するとなったら検査費用の半分が助成される制度ですね。

 半分、例えば2万円を補正と想定すると、1万円が国から補助がされると。そして、例えば個人負担2,000円としたら、残りの18,000円が国と町の分担となる、補助金となる制度ですね。

 なおかつ、この町の負担分については、新型コロナウイルス感染症の交付金ですか、の制度も、後ほど充当されるということで、実際には町の持ち出しがなくなるということですよね。そういう制度があるので、多分、上士幌、足寄、新得等も個人の希望者に対して検査をやるということを打ち出したと思うのですけれども、これについては、いかがなのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、川上議員がおっしゃったのは、医療機関とか福祉施設向けではなくて、あくまでも65歳以上の高齢者、一般の高齢者の方に向けた助成制度だと思います。

 この制度は、当然町のほうにも通知が来ておりますけれども、内容的には、やはりその自費の検査ですので、一番前提となるのは、行政検査に影響を与えないようにという条件が付けられておりますので、事前に医療機関とか、あと保健所とか協議した上で事業計画を立てるということになっております。それで、本町としては、それは今のところ取り組んでいない状況です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 町長はどういうお考えでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今、保健福祉課長の言ったとおり、打合せは、そういうようなことの中でしております。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) そうですね。新得、足寄、上士幌ではできる。でも、うちではできないということで、確認をしたいと思います。

 続きまして、この中で高齢者施設の入所者、そして職員については、除外されるとなっています。確かに。ただし、感染拡大が続いている拡大の地域については、国としては、積極的にこういう高齢者施設の入所者職員について、積極的に行政検査をするよう自治体に求めているということをこの文書の中では示しております。そういった中で、なぜ高齢者施設、行政検査です。これはね。これは行政検査ですけれども、なぜそれができないのかを町長にお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、川上議員がおっしゃっている高齢者、それは高齢者施設とか医療機関に向けて働きかけがあるというのは、市町村ではなくて、あくまでも都道府県に対しての働きかけかと思っております。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 今、書類がちょっとよく見えないのであれなのですけれども、であれば、都道府県に対して求めればいいのではないですか、町が主体的となって。うちは今クラスターでこんなになっているから何とかやってくれと。うちの高齢者施設だって心配しているのですよ、高齢者施設の施設長は。いつクラスターが飛び火するか分からないという、緊急事態のときに全く目を向けてもらえないという、そういうときになぜこういう制度があるのに、保健所にそれを求めないのかというのが僕は不思議でならないのですけれども、町長、それについてどういうお考えでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) クラスターは、清水の役場のクラスターについては終息をしておりますので、これからこの絶対とは言えませんけれども、役場クラスター関係の中で、大きく清水町にそういうほかの感染者が出るということはないと思います。

 ただ、ずっと封じ込めやなんかをしてきておりましたので、それはないと思いますけれども、ただ、管内の状況は、結構それなりに数字は上がってきている状況にありますけれども、清水がそれらについて、その管内の状況をさらに上回ってというか、そういうこのウイルスが蔓延して感染が拡大しているということは、今のところそういうふうな認識はしておりませんので、これらのPCR検査についていろいろなことが言われておりますけれども、今後のいろいろなことを考えていくと、一瞬の安心だけを求めるためにクラスターを、このPCR検査をするということは、私としては、先ほどの話合い、論議の経過からして、今もってそういう立場には立てないところでありまして、管内も3つやっていると言っていますけれども、よその町村はやらないとはっきり答えているところもあり、いろいろなことがありますので、私としては、そういうお答えをさせていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 要するに町長としては、必要があれば、自分で勝手にやってくれということだと認識しました。

 続いて、2点目について御質問をしたいと思います。

 今回、最終的に、職員で自宅療養をした人は何名だったか、教えてください。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 今回、自宅療養した者は、まず感染したものが、入院を含めまして31名、それから濃厚接触者として最終的に確定したのが、38名ということで、合わせますと、69名になります。

 強制隔離された31名のうち、入院した職員が29名で、2人は自宅療養で終わったということでございます。そのほかに濃厚接触者が38名いたという状況でございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) では、自宅療養をした職員の中で、これ実際に家庭内感染はしていなかったのか、していたのか、そこら辺は把握しておりますか。

○議長(桜井崇裕) 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) それにつきましては、詳細な情報というのは、役場以外の者については、役場のほうに情報が来ないものですから、はっきりとは確認しておりません。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) これ、情報の在り方ですけれども、これ危機管理として、やはり家庭内感染があったのかどうかというのは、役場で確認する必要があるのではないでしょうか。ましてや役場の職員ですからね。職員の中でもう大変だと思います。僕、聞いている中でも。やはり子供がいたら、学校に行って、もしうつったらどうするのだ。奥さんは働いていて、その職場で感染が広がったらどうするのだ。高齢者と同居したら、高齢者にうつってもし亡くなったらどうするのだと。非常に心配している中で、そういう情報が全くないと。だからこれはやはり今後の対応の中で、そういう情報は少なくとも保健所に強く要請して、行政としてやはり把握するべきだと思うのですけど、いかがでしょうか。町長の考えをお伺いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 今の件につきましては、患者情報に関わるプライバシー保護の観点から、情報公開におのずと限界があるということは、御理解いただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) これはプライバシーの問題ではないと思うのです。危機管理の問題だと思うのです。プライバシーと言っていられますか、これ。これ町民にどんどん広がったらどうするのですか、これ。これはやっぱり危機管理がなっていないとしか、僕は思えないのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 議員のお話にありますけれども、これは、やっぱり患者自身の個人のプライバシーに関わる情報でございます。それ以上のものはございませんので、御理解いただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 話は変わります。農業研修会館が......。

○議長(桜井崇裕) 川上議員、次に変わる前に休憩を取りたいと思います。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 休憩します。

(午前10時58分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き、会議を開きます。

(午前11時10分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。

 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 農業研修会館を使用しないというのは確認しました。ただ、やはり危機意識の問題だと思うのですけれども、帯広市では先日、道新にも出ていましたけれども、道新か勝毎かちょっと忘れましたけれども、帯広市では学校の教室を検証作業に使用することを今、検討に入ったということを報道されていました。ここはやっぱり危機意識なのかどうなのか分かりませんが、そういう帯広市では、もう既に具体的に入っているということだけ御承知おきいただきたいと思います。

 続きまして、3番目を飛ばしまして、4番目です。

 昨日の答弁でありました、初日、土曜日に最初の陽性者がPCR検査で発見されまして、町長が連絡を受けたのは18時半頃と、そのときその現場に対しまして、町長はほかの同行者や関係者に対しましてどのような指示なり確認をしたか、教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 私は、さいたま市の大宮区にいましたので、電話をいただいて、同行者についてはホテルに戻って、すぐ次の指示を待ちなさいと、保健所から濃厚接触者に指定される可能性が十分ありますので、次の指示を待ちなさいということで、すぐホテルに帰るようにさせました。

 それから、町の状況については、これからみんな集まっていろいろとその後の協議をするけれども、副町長以下しっかりと対応するということで連絡を受けました。その後、夜になって健康がちょっと不良の人がいるという情報も調査した中で得ましたので、しっかりと次の日の朝早くに、PCRよりも早い抗原検査を受けるように、いろいろひょっとしたら感染が広がっている可能性があるから、PCR検査を受けるようにしましたという報告を、それはもう夜中を過ぎていて、次の日の朝だったと思うのですけれども、こちらのほうではそういう段取りをして、清水町内の病院に、PCR検査を受けられるように夜中に頼んだというふうな情報も得ておりました。

 そんなことでしっかりと対応をするように、改めて指示をそのときしたところでございますけれども、私の指示前にしっかりと対応してくれたなという思いを持っています。その後、予定どおりなのですけれども、朝早く出て10時半に清水に着く飛行機で帰ってきたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 時間がありませんので、ちょっと私の質問だけに答えていただきたかったのですけれども、同行者、その職員は分かりますけど、そのほかには町の関係者だとか向こうの関係に対しては、どのような確認や指示をされたかどうかをお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) まだ、どういう状況かはっきり分からないこともありまして、向こうのセンター、会場の町の人には、今こういうことの中で濃厚接触者に指定される可能性の高い人がいるので、ホテルで待機していますというようなことの連絡はさせていただいたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ちょっと先ほどの答弁と重なりますけれども、副町長は連絡を受けて17時半までに関係職員を召集して、その中で対応を図ったということなのですけれども、もう一度、具体的にそのとき集まったときにどういう対応をしたかを教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 私が最初、振興局から連絡を受けたのは18時20分頃でございます。その後、19時30分までに役場に総務課、管理職、企画課含めて召集をかけたということでございます。

 私が役場に到着したのは19時20分頃だと思いますけれども、職場に近い職員はその前に来てございました。そして、保健所からの指示により、職員の座席の配置図及び職員名簿等のデータを保健所に送るべく準備をしまして、ファックスで保健所にすぐ情報を提供して、保健所の指示を待っていたところでございます。

 保健所の指示によりまして、1階の共有スペース、トイレ、ロッカー等、職員が使う共有スペースを速やかに消毒しなさいという指示を受けまして、いる職員で消毒を実施しました。

 それと、各課長職に対しまして、夜8時ぐらいだったと思いますけれども、全各課の職員に対して健康状況の聞き取りを電話でするように指示を申し上げまして、各課長がそれぞれの職員に対して、健康状況の確認を行い、その後、確認を行った結果、体調不良の職員が5名いることが分かりましたので、この情報を保健所に伝えたという状況でございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 保健所の指示を仰いだということだと思うのですけれども、そのとき速やかに全職員に対しまして、陽性者が出たから明日からの行動を自粛してくれとか、行動を自粛した中で全員のPCR検査をやるということを決めて、保健所に強く要請をしなかったかどうかを教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 電話で各課長に各職員の健康情報を聞き取った際に、不要不急の外出はしないと、基本的に自宅にいるということは申し伝えてございます。

 それと、PCR検査の件でございますけれども、ちょうど分かったのが土曜日の夜でしたので、保健所とはPCR検査を含めてやり取りはさせていただきました。保健所とのやり取りの中で、5名体調不良者がいるといった状況を伝えた際に、次の日、日曜日ですけれども、保健所としては、通常、日曜、休みの日、祭日については医療機関に対してPCRをお願いするということはできないのだけれども、5名の体調不良者がいるということが分かったので、何とか日曜日にその検査を、対応してもらえる医療機関を探すので、連絡を待ってほしいということで話がありました。

 それで、保健所が町内の医療機関に、夜遅かったのですけれども、連絡を取ってその5名の体調不良者に対して抗原検査を行ってもらえる医療機関が確保できたので、翌日10時にその医療機関で受診をするようになりました、という連絡を受けた状況でございます。

 議員がおっしゃるように、全職員のPCR検査ということでございますけれども、あいにく日曜日、次の日は祭日でございました。それで、急な対応はなかなか難しいということも保健所のほうでお話をされまして、翌日、職員のうちの一部でございますけれども、51人のPCR検査をすることができたと、できる状況を作ったので、その職員を選んでほしいといった状況がございまして、日曜日ですけれども51人のPCR検査を実施したところでございます。その後も続きますけれども、一応、初期の状況はそういった対応状況ございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) そうですね。今月号の広報「しみず」によると、11月22日に55名の検査をやったということなのですけど。ここがちょっと不思議なのですけれども、陽性者が分かって、庁舎の2階、3階の職員からPCR検査をやったと出ているのですけれども、本来はやっぱり1階が一番濃厚接触者も多いし、陽性者が出たということで、1階からやるのが本来だと思うのですけど、なぜこういうふうになったのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) その5名の体調不良者の検査結果がすぐ出まして、その5名のうち4名が陽性だということでございます。そして、その4名の机の配置を見ると、役場庁舎1階の職員ということで、保健所の判断として、1階に広がりがあるという状況を踏まえて、当然、濃厚接触者になる職場が1階の大まかな大部分の課になるという保健所の認識でございました。

 それで、月曜日は祭日でございますけれども、火曜日からの行政の運営、窓口業務に際しまして、1階の職員を除いて1階の業務を対応できる職員については、2階の職員から配置をしようということで、先に2階の職員の健康状況を明らかにして、結果、陰性の職員を火曜日からの1階の業務に当てるといった方針をもって、2階の職員の検査を先行したところでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ただ、実際には火曜日からの業務については、1階の職員も一部出ていましたよね。防災無線では火曜日からの業務は検査で陰性になった職員が対応しているから安心してくださいということで、放送があったと思うのですけれども、実際に聞いたら、PCR検査を受けて結果が出てないのに、火曜日に出て窓口業務をやった。そして、水曜日に陽性の結果が出て周りが慌てたという話を聞いているのです。これは事実でしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 今の話ですけれども、火曜日に業務を開始した、再開をした日でございますけれども、その日に結果が出ていない職員も一部おりました。町としては職員のPCR検査の結果が出てございませんでしたので、基本的には休ませる、自宅待機にするということでしたけれども、どうしても業務上、一部の管理職に出てもらわざるを得ない状況がございました。それで検査結果は出ていないのですけれども、直接、住民と接しない、あくまでも事務室内での事務処理ということで、住民との直接な接触はさせないということで業務をさせた部分はございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 確認ですので、理解しました。

 では、これはPCR検査が一遍に、本来は連休中、土曜日が分かって日曜、月曜の中で全員できればよかったのでしょうけど、キャパシティー問題もあるからできなかったのでしょうけれども、やはりこれは先ほども言いましたけど、職員にとっては誰が陽性者であって、誰が濃厚接触者か、連休中だから情報がないと分からない。そうすると自分がひょっとしたら陽性者かもしれないし、濃厚接触者かもしれない。陽性者かもしれない、そういったときに子供の学校だとか、親だとか奥さんの仕事だとか、家族の方がやっぱり心配になると思うのですよね。そういう部分も判断できなかったのかなと、PCR検査の優先順位として。分かるには分かるのですけど、そういうことも僕はあると思いますけれども。

 ちょっと時間がないのではしょりますけれども、これら職員に対しまして、非常に精神的な負担が陽性者になった方は多い、これは報道でも言われております。ですので、実際に陽性者となった方とか家族に対する心のケアというのは、どういうふうに考えているかを教えていただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 当然、その陽性になった方ですとか、濃厚接触者になった方に対しては、町長のコメントにもあるように、そういった差別とかそういった誹謗中傷はないようにしておりますし、職員においても、そういったことは原課のほうに申し上げておりますし、職員のそういった相談窓口ということで、心のケアについても相談を受けられる体制ということで周知しておりますので、そういったことも含めて対応してまいりたいと考えてございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 併せて、今回のやっぱり陽性者というのは、公務災害の対象になるのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 今回の病名については最終的に確認しなければならない事項でありますが、ただ、公務災害として認定されたとしても費用負担が個人にありませんので、実質的なメリットというか、手続きというのは発生しないのではないかと想像しておりますけれども、最終的には事務局に確認しなければならないと思います。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) ちょっと言い忘れたのですけれども、先ほど職員の方で不安になっている人が多くいたということで、これ、自主的に自分で抗原検査を受けた人がいるみたいなのです。そして総務課に相談したら、自分の金で、自分で検査をやってくれと言われたと。これ事実でしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) その後体調が悪い、体調不良、熱があるとか、せきの症状があるといった方については、医療機関のほうに相談して受診をいたただきたいというふうな形で話したことはございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) これ以上は、ちょっと時間の都合でお話はしませんけれども、これらを含めてちょっと対応がかなりまずかったのではないか。それで職員間からは、僕が聞いているのはやっぱりこれは完全に職員に対する人災だと、僕は聞いています。僕はそう思っています。時間がありませんので、次の質問に移ります。

 5番、6番は省略をさせていただきまして、保育所の給食の問題でございます。

 先日、1問目ですけれども、中国産の食品も、外国産の食品であることも認識していることなのですけれども、親御さんの大部分の方は知らないですよね、こういう中身について。僕がこういう話をたまたましたときに、やはり親御さんというのは、子供に対する食事というのはかなり気にしているのに、保育所でこういうものを食べさせているのですかという話になったとき、信じられないという話もされていました。安全・安心という部分ならそうかもしれないのですけれども、町長が外国産食材というのですけど、僕がいう認識は、またちょっと違うのです。これどのように調理されているか分かっていますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 調理というのは、例えば冷凍食品を加工するという、そういったことでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 言います。冷凍食品ですよ、全部。野菜も魚も肉も全部が冷凍食品、それがほとんど中国産の冷凍食品と聞いています。どのように調理するかといいますと、冷凍食品ですから自然解凍をする。その後、食中毒防止のためにボイルする。そしてその後、それぞれの魚なり肉を炒めるなり煮るなりして調理するということなのです。こういう食べ物は果たして本当においしいのでしょうか。そこら辺はどういう認識をされているか町長にお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 私もモニターをやっているわけでもないし、あれなのですけれども、特に、この給食がおいしくないというお話は伝わってはおりません。このやっていただいている事業所については、管内も含め全道でいろいろとこういうものも含めて、同じような状況の中で安全を確認しながらやっていただいていると思っておりますので、多少、そういう話は最初のころは伺ったことはありますけれども、いろいろ調査をしてみると、それと同じものが、例えば清水であれば清水の保育所、それから御影の保育所と伝わっていますけれども、例えば御影に行ってあれしたときには、同じ材料でやっているけど、そんな話は出ていませんよとか、そんな状況の中で確認をさせてもらいながらやっているところでございます。

 ただ、本当の詳しいあれは分かりません。この間、カレーライスは肉の提供があったときに食べて、2度ほどしましたけれども、そのとき普通に、もし冷凍野菜を使っていたとしても、私としては本当に、味付けはいいなというような判断をしたところでございます。子供たちも喜んで食べていて、提供いただいた肉がいっぱい入っていたから余計そうだったのかもしれませんけど、そんな認識はしているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) おいしくないか、おいしいか聞いてないというのですけど、これ保育士の皆さんも、みんなおいしくないと言っていますよ。変わってから。それから、僕が聞いたところによると、あまりこれ言ったらあれなのですけれども、作っている人がおいしくないと言っています。はっきり言って。これどうするのですか。こういうものを食べさせて、町長が食べたものはやっぱりおいしいですよ、地元の牛肉、これは絶対おいしいに決まっていますよ。例えば、しゃぶしゃぶがあったとして、高級な牛肉でも何でもいいのですけれども、さっと通して食べたら確かにおいしいですよ。でもそれは面倒くさいからといってバっと入れて、ぐじゃぐじゃっと、しばらく置いてから食べたら、もう脂も溶けて繊維だけになって、スカスカになっちゃって、これ幾ら味付け、いいポン酢を使ったって絶対おいしくないと思うのです。そういうものを実際に給食で食べているということを認識していただきたいと思いますけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) おいしくないというのは、いつ聞いたか分からないのですけれども、当初、委託を始めたときに、御影のこども園ももちろん提供していますけど、その際、御影のほうは全然、おいしくいただいていますというお話を、私は聞いています。

 清水においては大量調理になって、たくさんの新しい機械を使用するようになりました。やっぱり調理員も最初のうちは慣れなくて、なかなか使いこなせていないところがあったので、最初は味のばらつきがあったとか、そういうことを私は聞いていました。その後、最近はどうだいと話を聞きましたところ、全然、味についてはおいしくなっているよという話を聞いていますので、いつ聞いたのか分からないですけれども、今はそういうことはないというふうに私は聞いております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) それはそうですよね。おいしくないとみんなが言っていたら何とかしようと考えるのが当たり前ですから、それで調理員の皆さんが努力して味付けを、レシピを変えて何とか食べられるように作っているというのが現状だと思います。

 続いて、2番目の項目に入りますけれども、現在、4割の食材が調達されているというところなのですけど、4割といったって昨年も質問したのですけれども、直営でやっていたとき、100%とは言いませんけれども、かなりのものを優先的に町内産、町内産がなければ管内産、管内産がなければ道内産、どうしてもなければ国内産という形で食材を調達したと思うのですけど、これ50%って最低だと思うのです。これはやはりもとどおり8割、9割に少なくとも戻すのが、今まで給食を提供していた側の責任だと思うのですけど、それについての考えは、町長いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今の質問の中で、レシピを変更してという話がありましたけれども、レシピ等については、栄養士がきちんと計算した中で調味料の量からきちんと管理しておりますので、勝手に調理員がレシピを変えるということはあってはならないことですので、その辺はお伝えしておきます。

 また、食材の購入ですけれども、先ほどもこれをずっと委員会でもお話ししているとおり、新型コロナウイルスのせいにしていると言われてもしょうがないですけれども、そのせいでなかなか業者と打合せできなかったというのがあって、本当に現場の業者の方も努力はしていただいたのですけど、なかなかうまく調達ができなくて、今、ようやく4割程度までできるようになってきました。6割、8割でできればいいのですけれども、やはり会社のいろいろな調達のルートとかもありまして、そう簡単に全部が全部うちの施設だけで、何割も調達するというのはなかなか難しい状況であるということは御理解いただきたいというふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 課長、それは違うと思うのです。これはやはり管理ができないからではないでしょうか。「せせらぎ」に聞いたら、「せせらぎ」はレオックを使っていますよね、同じ業者。「せせらぎ」に聞いたらほとんど地元産を使っていると言うのです。なぜ「せせらぎ」でできて、うちでできないのか。これは結局、管理ができないから。去年の12月も言ったけれども、最終的に管理がきちんとできるかどうかというお話をさせていただいたと思うのですが、結局、できないからではないですか。課長はもう3月で退職するからいなくなるし、職員だって異動になる。これは誰が責任を持って管理するのですか。それについて、町長はどう考えているかお聞かせ願いたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 「せせらぎ」のお話がありましたけど、私が業者に連絡したところ、全てレオックの食材を使っていますよと返事をいただいていますので、ちょっとその辺はかみ合っていないのですが、私はそういうふうに聞いております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 私はそういうふうに聞いています。水掛け論になるからいいのですけれども。

 あと4番目、委託費の問題ですね。答弁の中では専任の栄養士、保育所の所長の負担が減ったというのですけど、直営だってできるのではないですか。600万円出して直営で栄養士をつければいいだけの話ですから。600万円あれば栄養士はつくと思うのです。それを今までは保健福祉課の管理栄養士に兼務させていた。栄養士の人も町長に言った。「何とか保育所に栄養士さんをつけてくれ」と「私の仕事が半分しかできないのだから、片手間で」という話は聞いています。所長が大変だったら残り600万円出して事務員を1人採用したらいいのではないですか。なぜこれを委託でしなければならないのか、これおかしいと思うのです。

 町長がどういうふうに考えているのか、お聞かせ願いたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 栄養士を1人雇うと、600万円ではもちろん、本人の給料は五、六百万円ですけれども、町の負担もありますし、1人雇うと1,000万円ぐらいいくのではないかと私は考えております。

 また、栄養士を1人つけていただいております。さらに調理の責任者もきちんとついていただいておりますので、金額からいけば、もちろん大きな金額ではありますけれども、その分の効果、機能はあるものと思っております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 時間ですので、いずれにしても、僕これだけの問題、やっぱり大きな問題だと思うのです。委託費1,200万円は高い。食材は地元産を、今4割ですけど、残り6割は使われていない。味も落ちている。誰が喜ぶのですか、これ。誰も喜ばないと思うのです。委託というのはどこから出た話なのですか。原課からですか、それとも違うところから出た話なのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) これは、以前からもう何回もお話していると思います。やはり職員の調理員の確保ですとか、栄養士のきちんとした対応ですとか、やはり今の状況ではなかなか直営では難しくなる。そして、定員200人が入ると職員含めて250食とかの食事を作らなくてはいけない。そんな中で現場を、その当時は臨時職員でしたので、臨時の調理員に任せていいのかという問題もありました。そのように雇えばいいでしょうという話もあるかもしれないのですけれども、そうなると、今の委託費よりもずっと高くなってしまうということが考えられますので、委託ということで考えたところでございます。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 2番、川上均議員。

○2番(川上 均) 納得できないですね。納得できないのは僕だから仕方ないですけれども。このまま見直さないという答弁があったのですけれども、僕はやっぱり認められないと思うのです。はっきり言って。多分、当初予算3月にこのまま出てくると思うのですけれども、これ私も含めて、多くの議員は認められないし、多分認めないということになると思っていますので、それを断言して今回の質問を終わります。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 3月のことですので、私はまだいますので、一応、お話はさせていただきたいと思いますけれども、もしその時点で委託できないということになれば、4月以降、給食を提供することが難しくなるということも考えられますので、その辺はよく御理解いただきたいというふうに思います。

 以上です。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 次に、5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 鈴木でございます。議長の許可を得ましたので、質問をさせていただきたいと思います。

 まずは、役場職員のコロナに感染されてしまった方、また長期間にわたって濃厚接触になられて仕事ができなかった方に、本当にお見舞い申し上げます。また、元気だった職員が一生懸命支えてくれたという、本当に清水町役場ようやく復活してきたなあということで、また、みんなと一緒に頑張りたいなあというふうに思っております。本当に皆さんの御苦労をねぎらいたいというふうに思ってございます。

 さて、あまり感情的にならずに今日はいきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。

 まず、保育所、こども園、また今、川上議員も言われましたけれども、この給食提供の考え方について御質問させていただきます。

 本年4月から始まった保育所等の給食事業の外部委託は、当初より見切り発車的な要素が多々見られ、併せてコロナウイルス感染症の影響から、保護者に対して、提供給食の中身の説明もなくこれまで経過しております。今後の事業の継続性の是非を含め、安全な食材を提供する上での給食事業について、お伺いをします。ダブっている部分は質問の中で割愛していきますので、よろしくお願いします。

 2番目、コロナウイルス感染症の役場クラスター発生に伴う発生源としての責任についても、非常に厳しく書いていますし、国内初というのはちょっと間違いなのですね。道内初だったということもありまして、ちょっと一読させていただきます。

 なぜここまで拡大したのか、日頃からどのような対策をとっていたのか、住民生活に多大な影響を与えたことをどのように考えていますか。多くの町民を恐怖に落とし入れてしまったクラスター発生事案は、国内初ではなく道内初の自治体クラスターのちょっと恥ずかしい事案であります。近隣市町村や町内事業所に比べても、職員の健康管理または感染症対策の対処、整備も非常に少ないと感じ、これは危機意識が欠如していたのではないかというふうに私は考えております。

 また、11月以降、感染症拡大の厳戒態勢下においても、毎週のように、これも昨日質問がありましたが、東京、埼玉などへ出張を繰り返す状況を見て、その危機意識、若干欠落されているのではないかなと。その結果としてクラスターが発生したと強く指摘したいと思っています。

 町民の安全と安心を守る役割が現実として崩れてしまった。さらに経済状況も今、最悪へと導いた責任は、やはり重大かなと思っています。町民に対する謝罪が今もない状況で、町長としてどのような自覚を持って、今後、町政を担っていくのかお伺いをしたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 柔らかくという質問でありますので、私もそのように、さすがにニコッとしては答えられませんけれども、答えたいと思います。

 まず、第1点目の保育所、こども園の給食提供の考え方ということでございます。

 本町の保育所及び認定こども園については、今年4月から給食業務を委託しているところです。これは改めて言うまでもないことですけれども。新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか思うように進めることができないところもありましたが、少しずつではありますが軌道に乗ってきたところと感じているところでございます。

 保護者の皆様に対しましては、毎月の給食だよりの中で献立等をお知らせしているところですので、今後もより分かりやすい情報の提供ができるよう、委託業者と相談をして進めてまいりたいと考えております。

 給食につきましては、今後も保育士等の意見を聞き、子供の嗜好調査なども行いながら、栄養バランスも十分配慮した上で改善を行い、おいしく安全な給食が提供できるよう継続して進めてまいりたいと考えております。

 続いて、大項目2のコロナウイルス感染症の役場クラスター発生に伴うということに対する答弁をさせていただきます。

 初めに、町民に対する謝罪がないとの御指摘ですが、町民の皆様に対しましては11月27日、12月4日、11日、18日に町長からのメッセージとして防災無線及び町ホームページにおいてお詫びを申し上げているところでございます。また、広報「しみず」12月号におきましても、町民の皆様へとしてお詫びも含めたメッセージを申し上げているところであります。

 次に、町長としてどのような自覚を持ってという、町政を担っているかということにつきましては、町民の皆様の安全、安心を守るために感染防止拡大に全力で取り組むとともに、町民の民様にとって一層暮らしやすい清水町を作っていくという思いを持って、全力でこれからも取り組んでいき、あるいは今までも取り組んできたし、これからも取り組んでいくと思っているところであります。

 以上、答弁とさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それでは、給食の関係からさせていただきます。

 先ほど川上議員からもありましたけれども、まず、特記仕様書の中で50%以上の前年実績を含めてやると言ったのが、現実的に今、守られていないということは、まず議会に対して約束をした部分ができていない。この部分について3月までに何とか改善できる余地はあるのかどうかを確認したいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 当初、もう半年以上経過した中で、十分買えていません。年間を通しては、やっぱり5割、なかなか今の状況ではちょっと難しいという状況は、もちろん皆さん分かるかと思うのですが、今、何とか5割に近づくように、業者さんに努力していただいておりますので、年度末までには、月の使用量の半分ぐらいまでには何とかなるのかなというふうには、今、考えているところです。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 何とかなればいいのですけど、ならなかったときにはやはりそれはちょっと問題になるかなと。約束は約束でございますので、それを受けて議会が約束をしたのではなくて、これ町民との約束ですから、そこはしっかりと果たしていただきたいと思っています。

 これの関係については、職員の関係でいろいろありました。附帯決議に関しては、附帯決議が3月にありましたね。この部分についてはどのような状況になっているか御説明いただければと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) できるだけ待遇は落とさないようにというお話をさせてもらいました。給与等についても、今、手当等を出していただくようにして、何とかあまり下がらないように、金額的には下がっていないということで確認をしております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 想定するときには、ぜひ一覧表を出してほしいなと思うのですけど、ただし、去年の数値と今の数値を変えるのではなくて、もし役場に今いたら2号職員として働いていたときの金額と、現在の状況をしっかりとそれを加味した上で、ぜひ計算して、どこかの場面で附帯決議の部分ですから、しっかりやっていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。

 給食のことは、本当に子供たちの0歳から小学校に上がるまでです。家庭によっては一つの食事かもしれませんけど、とある家庭によって、その状況によっては、この給食の占める子供たちの栄養バランスが一番大変なところだというふうに私も認識しています。そういうところで調べてきた、先ほどあまり再質問がなかったですし、私も質問をしていく上でやっぱりどうしても必要だと思って、いろいろなことを調べてみました。町で考える、農業の町の清水町ということで考えた上で、食育というのがやっぱり大事だと思うのですけど、この食育に関してこの給食、レオックさんが今提供していますけど、給食その辺の打ち合わせというのは、課長、あったのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 食育等については、もちろん先ほども川上議員のときの答弁にもありましたとおり、保育所等では厚生労働省の指針に基づいていろいろ気をつかって、保育の中にいろいろと気をつけるように含めております。

 特に、今、ほぼ毎月、ちょっとコロナで毎月はできないかもしれませんけれども、町の栄養士が子供のところに行って栄養指導をするというようなこともしていますので、そういったことで対応をしているところでございます。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今の厚労省のということで、町の食育計画は特に考えていない。それも、当然、入れた上で行動をしているということでよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 町の食育等も考えながら、その辺は管理しているところでありますし、自分のところで畑を作ったりしながら、そういった食育の活動にもつなげていければというふうに考えています。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そこでちょっと私も調べていくと、やっぱりちょっとおかしなところも出てきまして、本年3月の町長の執行方針がございました。その中の4番、町の資源を活かした活力あるまちづくり、クリーン農業と資源循環型のまちづくりの記述の中に、「また食育を通して心身の健康を守り、豊かな食文化を継承していくことが重要であり、関係団体の協力を得ながら食育計画を推進してまいります。」この食育計画というのはやっぱり大事だと思って、食育計画を調べました。あるのは知っていたのですが、そうすると2ページに、「なお、この計画期間は平成27年度から平成31年度までの5年間」となっています。食育計画はもう既に切れています。

 町政執行方針の中にあるけど、これが切れているということは、今計画がないですよね。これはどういうことなのか説明していただきたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 農林課長。

○農林課長(寺岡治彦) 確かに今言われたように31年度までということになってございます。

 今、北海道のほうでも食育計画、また総合計画が来年度から策定される予定となってございます。それに合わせて食育計画もずらした中で立てて行こうということで検討してまいりました。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ということは、31年から今年なんかは特にそうだけど、食育計画を推進していきますというけど、ないですよね。ということは町政執行方針も整合性がとれていないですよ。こういうことがやっぱり本当に大丈夫なのだろうかと。例えば給食一つとってもちゃんと皆さんで相談しているのか、やっているのかというのがちょっと不思議に思うのですけど、これ町長、副町長いかがですか、今の状況を鑑みて。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 食育計画、今現在はないと言った状況でございまして、先ほど担当課長も申しましたけれども、新年度に向けて新たな計画として見直す部分は見直す中で進めてまいりたいと思います。今年度1年空いていることについては、大変申し訳なく思ってございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 大きな問題だと思いますけど、しっかりやっていきましょう。よろしくお願いします。

 それと同時に、結局、この給食事業はどうしたらいいのかということを考えて、結論から言うと、まずいろいろな海外産の話が出ました。そして、僕も全国に友人、知人が多いものですから、レオックさんの情報をよく知っている方がいらっしゃいまして、中国産という話もありましたけど、実はタイやマレーシア、東南アジアからもたくさん入っています。これ中国とか東南アジアだから悪いと言っているわけではないのです。それを今度、判断していただくのは子供ではなくて保護者だと思うのです。保護者にぜひ今のこの提供の状況を知らせた上で、体験の食事会等々をするべきだと思うのですけど、それがいまだにできていない。

 給食通信はあると思っていますけれども、それができていないのはちょっとどうかと思うのですけど、これをやった上で、親とかおじいちゃん、おばあちゃんとかも皆心配をしていることですから、そこで判断していくということも一つだと思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 試食会等という話がありました。

 本当は3月ぐらいにも施設を町民の方に見ていただこうとか、給食を食べていただこうとかいろいろなことを思いながら、せっかく町の大変な予算を使って建てた保育所でありますので、本当に町民の皆さんに見ていただきたいし、中に入っていただきたいという思いをずっと持っているところですけれども、なかなか今年の初めからそれを許さない状況がずっとありました。そんな中で、今、本当に給食を食べていただきたいというふうに思っています。

 食材のお話がありましたけれども、やはり日本の自給率という話、カロリーベースで言えば4割を切っている。6割を輸入に頼らざるを得ないということを考えると、各海外の食材を使うということは、これはもう避けることができないということです。その中で、やはり地元のものをなるべく使いたいという思いはもちろん持っていますので、その辺はまた委託業者ともお話をしながら進めてまいりたいというふうに考えています。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それらを含めて、実際どういうものを出しているのかというのを、本当に親御さんに説明してください。例えば、肉、魚をどういうふうに調理するか、清水の給食のところでは聞いていない。ちょっと友人から聞いたのですけど、レオックさんで働いている友人から聞きましたけど、魚なんて焼く前にボイルする。肉なんて焼く前にボイルする。そして焼く。それはもう要は感染症、いわゆる食中毒を防ぐためにはどうしようもないという話になっています。今までとは違います。魚はパサパサ、肉はモソモソ、それで何の食育になるのかなあということがございますので、ぜひ親御さんに判断してもらうようにお願いをしたいと思いますが、今一度答えていただければ食育の問題、給食の問題は終わりたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 実際に作った給食も出して、こういうものを今日は作りましたよ、食べましたよというものを展示させてもらっています。もし機会があれば、本当に親御さんにも食べていただきたいと考えていますので、その辺はもうちょっと検討をさせていただければと思います。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 次の質問に行きますか。

○5番(鈴木孝寿) いやいや、この質問です。すみません、継続します。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そうではなくて、何かの機会ではなくて、ぜひ機会を作ってほしいのです。それじゃないと、今まで最初に言ったように議会との約束もあり、附帯決議もあったけど、この後、これにいくためにはやっぱりあと保護者の方に判断してもらうしかないのです。機会を作ってではなく、ぜひ機会を作ってください。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) 今の状況、このような状況ですのでなかなか難しいところもありますけれども、何とか頑張って作っていきたいなと考えています。

 以上です。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) ここで休憩します。

(午後0時02分)

○議長(桜井崇裕) 休憩前に引き続き会議を開きます。

(午後1時00分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○議長(桜井崇裕) 一般質問を続けます。

 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) それでは、次、大項目2のコロナウイルス感染症の役場クラスター発生に伴う発生源としての責任についてというところに入りたいと思います。

 まず初めに、最近、私のところに「鈴木議員は、よく出歩いて、飲食店で会食し、酒を飲み、自粛を全くしていない」という、何かお叱りの電話が来ている。ただ、私にしてみたら、私の体調を鑑みて、本当に体には気をつけてくださいというような、私は、そういうふうに思っておりますが。これ、企画のほうの広報を含めてちゃんと言ってほしいのですが、自粛していないですよね。時短営業を頼んでいないですよね。

 飲食店は、もう、がらがらだから、やはりみんなで応援しなければならないし、小売の店も商店街も応援していかなければならない。私のそこを指摘されることの意味が分からない。ただ、きっと、書き方が激しかったものですから、町長の支持される方というか、そういう方々から、やはり僕は結構悪者に見えているみたいなので、そういう指摘があったのかなと思いますけど、ぜひ、広報で、そういう部分、ぜひ、もう、町長も言っているように、普段と変わらない、これまでと変わらないようにできるだけいろいろなところに使ってくれというところを、ぜひ、ぜひ、やってほしいなと思います。

 あともう一点、企画課にちょっとお願いしたいというか、旭川でコロナのクラスターが出た。その後、すぐにコロナウイルスに対するふるさと納税の基金を増設したらしい。ものすごく集まったよと。集めるためにやるというのも変なのですけど、ただ、それも一つ、今の状況下においては、そういう項目の基金があってもいいのかなと、それをぜひ検討してほしいなと思います。これは、普通の意見ですので、聞き流してもらって結構でございます。

 さて、コロナウイルス感染症が、今年の春先から出ておりました。様々な企業、清水で言えばニッテンさんとかホクレンさんとか名前出していますけど、プリマさん、もちろん農協さん、特に大きいところなんかは、その頃からもう体温測定は必須、必ず提出、ペーパーにして提出する。でも、聞き及びますと、清水町役場は「測ってきなさい」程度で終わっていると。

 この体温測定というのは非常に大事で、日常のまず自分たちの管理をしていく上では必要だったのですけど、それを総務課というかコロナ対策本部では特に必要としていなかった。その結果が、今回、こういう部分にも、直接は引き金にはならないけれども、昨日、町長の中で、感染拡大は職員の意識が低かったとは言わないけど、職員の意識が甘かった部分もあるというところで言っていますけど、まず、最低限のところ、仕組みとしてつくっていなかったのが、今回の、一つの原因ではないかなというふうに思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 確かに職員に対しては、日頃の健康管理を十分注意して、体調が悪い場合については、病院を受診するなり自宅待機するなりということで指導はしておりました。ただ、議員がおっしゃられたように体温です。そういったものの提出まで求めていなかったというのが実態であります。

 その辺も含めまして、現在は、コロナが発生してからになりますけれども、各課長において職員の体温ないし健康状況を毎日チェックするような形で、現在は進めているところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 今言った企業、会社等において、やはりデスクの周りにはつい立て、もしくはビニールのぶら下げ、それは、近隣の町村もそうだったのでしょうけど、非常に町内ではそういうことを徹底していましたけど、清水町役場は、要はクラスターの後に設置したという形になっています。もちろん、カウンターから一般町民と話をするところにはビニールをぶら下げるなどいろいろなことをしていましたけど、肝心な、ほかでもやっているようなことをあまりやらなかったのは、今となってはなぜできなかったか。それは、やはり反省するべきだと思うのですけど、どのような見解を持っているかお聞きします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 席の間のパネルといいますか、飛沫防止のパネルにつきましては、当初検討はしました。ただ、役場の電話の配置の関係もありまして、やはり共同で使っているということもありましたので、設置することによってちょっと不便が出るのではないかということもありましたので、その辺については、マスクをしっかり着用して消毒の徹底ということで対応できるというふうな判断をしたところですけれども、今回、実際にここまで感染が広がったという状況を受けまして、完全ではないのですけれども、ちょっと少しサイズを小さくした中でパネルを設置して飛沫防止ということで取り組んだところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 出てしまった以上は、もうしようがないのですけど、やはり、ただ、今、ヨーロッパでも変異型のコロナウイルスが出てきたらとかなんとかとありますし、やはり、これからも継続してやっていかなければならないと思いますので、ちょっと遅きには失していますけど、将来的にもやはり使えるものですし、これは、飛沫感染は特に一番注意しなければならない部分なので、ぜひ、ぜひ、注意して今後やっていただきたいと思います。

 ちなみに、6月、9月に、私、コロナ関係の質問をしています。発生した場合はどうするのですかと言ったら、そのときに合わせて臨機応変に対応するとありましたけれども、実際、こういうふうになってしまって、やはり先ほど川上議員からも指摘があったように、その後、業務継続計画というか、そういうのは、まだ、今、さっと私も見たのですけど、まだちょっとした、もうちょっと細かくどういうふうにやっていくかというのは、やはり初動も含めてどういうふうに反応していくのかというきまりがなかなか見受けられないと思います。

 今回起きてそれをつくる。もしくは、つくっている最中か、今後つくる予定があるか、もうちょっと詳しい行動計画みたいなそういう予定はありますか。

○議長(桜井崇裕) 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) 業務継続計画につきましては、一度策定して、それを運用してきたところでございますけれども、実際、やはりこういう事態になりますと、やはり使い勝手が悪いですとか、やはり不足している部分も多々あるかと思います。その部分は、今回の経験を踏まえて、他町の継続計画もありますので、それ等も参考にしながら、見直しを進めていきたいと思っております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ぜひ早急に、第2、第3の、やはりもう皆さんが一番最初に、一番経験値が高いので、何をしなければならないのかというのは、もう大体分かると思いますので、ぜひ、それをやって、もう継続してやっていっていただければと思います。

 さて、ここから若干内容に入っていくのですけど、先ほど川上議員も質問しておりましたし、昨日もしておりました。ちょっと違った角度から質問をしたいと思います。

 まず、コロナ発生が11月21日18時20分、振興局から電話があって、18時30分、総務、企画等々の職員が来て、対策本部で集まったというのは間違いないですよね、先ほどの答弁で。

 ちょっと僕がここでいろいろ調査をした結果、何かおかしいなというのがいっぱい出てくるわけです。

 11月21日土曜日に、1階フロアの課長に連絡をして、コロナが出たので、朝9時ぐらいだったと思います。職員の健康チェックをしてくれと、9時ぐらいだと思います。

 どこの課か、総務課なので総務課長が言われたのでしょうか。それとも、副町長が指示したのでしょうか。それとも、そのような事実はないのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 時間はちょっとはっきり8時から9時ぐらいだと思うのですけれども、集まりまして、各課に手分けをして、総務課長を含め、私も含めまして手分けをして全課長に指示を出しまして、健康チェックをしてほしいということで指示をしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 時間が早いから、遅いからと僕は怒っているわけではないのです。実は、これは、何のために言うかと。18日の補正予算のとき、私、質問しました。もし、動きを止められたのであれば、損害、このコロナによって濃厚接触になられた町民で、仕事ができなかったり、商売ができなかったりという方が結構おります。

 その方の補填をどういう形でできないかなということで、今回、今、質問しますので、もう一回聞いていてください。

 11月21日の午前の段階で話をしたということは、多分、金曜日の夜、どうなのですか、今、認めましたよね。何か違うことありますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 21日土曜日の午後、夜の6時20分に副町長のところに連絡がありまして、その後、私が受けたのが、午後6時30分過ぎです。そして、緊急に午後7時半までに集まるということで集まりまして、そこで、いろいろ対策を協議しまして、保健所との調整もありまして、その後、午後8時、9時頃について、各課長に電話等で指示をして職員の健康管理をしたということで、午前でなくて午後になります。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 午前の段階で、そういうメールが出回っているのを私は確認させていただきました。誰が指示したのでしょうか。勝手に誰か知らない人がやっているのですか。全くその事実はないのですか。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 今、お話しいただきましたメールの件につきましては、一切、私どものほうで指示したものではございません。何かの間違いではないでしょうか、確認をお願いします。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 間違いかもしれないということですね、私が言っていることが。分かりました。

 では、もう一点、お聞きします。金曜日の段階で、金曜日の、時間こそ聞いていないのですけど、どうも出たらしいと、ある総務か企画のどちらかの課長さんから住民に一本電話が入っています。そんな事実はありますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 私が陽性の可能性があると確認したのが、副町長から電話をいただいた土曜日の午後6時30分過ぎですので、それ以前については、職員からそういった可能性があるという話は全く聞いておりませんので、そういったことは、私自身はございません。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) そうですか。私が聞いて、そのメールを見たのが、ちょっとある意味聞いてみたいと思います。例えば1階フロアの課長さん。今の話から、これを違うとは言えないでしょうけど、ただ、この後、重要な話になってきますけど、確認してくれという程度の連絡が3課を中心にあったと聞いております。

 例えば、これは聞いていいのかな、いいでしょうね。

 小林課長のところには、そういう連絡はあったか。そして、いつ職員の健康確認をしたか、お聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 水道課長。

○水道課長(小林 進) 今、総務課長が言われたとおり、ちょっと時間までは明確に覚えておりませんけれども、夜に職員の健康管理を確認してくれという連絡はございました。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 水かけ論になるかもしれないので、これについては一旦置いて、置かせていただいて、事実確認を最後、私のほうでもう一回したいと思います。そういう話もございましたので、ひとつ申し上げたいと思います。

 さて、話が変わりまして、埼玉県の話は昨日も出ております。昨日、町長が高橋議員の質問の中で、もし誰か一緒に、今回埼玉に行った、帰ってきたらリスクマネジメントの関係で何日間か休ませようと思っていたという発言がございました。

 その前の週にも職員と行っていると思いますし、東京に行っている職員もほかにいるというような話を聞いております。その方々は、東京行って、埼玉行って、埼玉行ったかどうか知りませんけど、東京行った後にどのような勤務体系を取られたのか。私が知っている範囲では二人ぐらいいらっしゃると思いますけど、勤務体系はどういうふうになったか、お聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 副町長。

○副町長(山本 司) 2名、道外の出張をしている、そして、帰ってきて通常に勤務している、あたっているということでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 昨日の話では、帰ってきたら休ませる、もしくは、そういう健康観察をするというような町長の答弁がありましたけど、実際には、それはしていなかったし、する予定もなかったということで理解してよろしいでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 昨日の高橋議員の質問に答えたのは後半の部分で、前半と後半がちょうど1週間、1週間以上あったのですけれども、特に後半は埼玉のそういう比較的人混み、ちゃんと3密にならないように入場制限もしていたのですけれども、そのような状況がありましたので、後半の部分については、そういうような、もし行ったとしたならば、その後、少し休んで、逆にかかっていないか、感染していないかどうかというのは確認するような状況を取らせたいと思っていましたけれども、そんなふうにはならなかったということです。

 だから、前半の部分については、本当に気をつけながら、いろいろと私も行動しておりましたので、そんな状況をしようというような中では動きませんでしたので、後半はそういう思いを持って、埼玉という、そういうイベントだったので、そういう思いを持って進めていたところであります。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 先ほど体温測定の話もしました。企業は、札幌・東京には、不要不急の本当にもう行かなくていいというかできるだけ行くなということで、今回、行かれている。農協さんあたりは、行ったら1週間休めとかというふうになっているようでございます。

 ほかのところは、もう絶対行かせないという話もありますし、農協さんも、今、全く行かせるつもりもないというような。今、埼玉であるからとか。それは、総務課で何か規程を、もしくは、コロナ本部会議で規程をつくってやっているのでしょうか。何か規程ありますか。

 それ、今、町長言われたやつの根拠となる、どういうふうにやるか。それとも、それを責めているわけではない。感情的ではなくて、事実はあるからちょっと休めというような、そのぐらいの話なのか。別にどっちに行っても全然かまわないのですけど。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 特に本部のほうで出張に対して決めているということはございませんけれども、必要があれば、勤務免除というような扱いで対応することになるかなというふうに思っております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 僕もちょっと昨日、おとといと調べて、誰が行ったのかというのを入手しました。これ、社会教育課長も、土曜日、部下が行かれていると聞いていますけど、そういう指示等々は最初からあったか、なかったか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 社会教育課長。

○社会教育課長(藤田哲也) 11月21日の日に当課の職員が東京北区のほうに町長の出張と同行しているところでございます。時間帯については、約1時間半から2時間程度、渋沢記念財団の記念館を同行している出張を行っております。なお、この出張に際しまして、事前に戻ってきてから、帰庁した後から休みを取るようにという指示については、私のほうについては受けてはおりません。

 当該職員は、22日の日に、実際は中止になりましたけれども、とかち文化の集いというイベントがございましたので、その業務のほうに朝から従事をしていたということでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) この辺をどうのこうのではなくて、やはりルールをつくっていきましょう、みんなでちゃんと。ここ行ったら、こうする、どうする。特に、今、東京なんてやはり一番厳しいところで、北海道は大分よくなってきましたけど、そこはやはり皆さんしっかり考えて、今後、ルールをつくらないと、やはり持ち込ませない、持っていかないというのは必要だと思いますので、ぜひルールをつくってやってほしいと思います。

 さて、質問を変えて。

 その埼玉に行ったのが、この定住・移住のメンバーも行かれたと。私自身も建設協会の会員ですので、大体のことは分かっています。その中に、二世会というのがあります。

 今回、行くに当たって、これ、佐藤議員からの、昨日の質問にもありました。そこの会議のときに、東京や埼玉出張には、マスクと手指の消毒をすることによって、そうそうコロナ感染はしないよというような質問をして、町長は、もちろん、その前と前後にあるというふうにお話をしておりましたが、それを聞いた参加者というか、非常に、「えっ、そういう認識なの。うち、もし持ち込んだら、子供とか、じいちゃん、ばあちゃんとか、大変なことになるよね」と思いながらいたというのは、紛れもない事実でございます。

 今回は、建設協会、いわゆる二世会という方々で定住・移住の協議会のほうで参加していると思います。多くの人が非常に疑問を持った中で行った。ごめんなさい、その前に聞くのが、今回、定住・移住の関係をやった。その予算で行っていると聞いていますけど、いろいろなところ、ネットを調べても、そこの会場で定住・移住フェアやっているという、清水町がやっているという外部発信は一つもなかった。なかったのです。見受けられなかったのです、ネット上では。

 お聞きしたいのは、何件ぐらい成果があったのかなと、何人ぐらい来たのかなと。それ、もしあれば教えてください。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 今回、さいたま市のとかちしみず物産展を行ったわけですけど、その1日目です。21日について、移住・定住の業務に関しては、鈴木議員がおっしゃったように、建設業協会に委託して業務を進めているところですけど、その会議の中で、今回、埼玉県さいたま市の物産展があるので、それと併せて移住の、今回いろいろ東京などで移住フェアを行っていないので、埼玉のほうに行ったらどうかという提案がありまして、協議した結果、1日だけ行きましょうというような形になりました。

 それで、移住フェアというような形でPRはしていないのですけど、チラシ等に暮らし・観光フェアですか、そういうような書き方で出しております。移住ということで話をしたらよかったのですけど、相手方もあるものですから、一応、暮らし・観光というような言い方で、内容については移住フェアということで、これに先立ちまして、実際にこちらで、関東圏、東京で移住フェアをやっております。今までです。その方々に案内をして、関東圏の方に案内して、さいたま市のほうでこういうフェアがあるので、もし、足を運んでいただけるのであれば足を運んでいただきたいということでお話をして、たしか4名か5名ぐらい、そういう形で来たというふうには聞いております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) ゼロでなくてよかったというふうに安堵しています。ただ、この時期に行くというのが、やはりちょっと懐疑的な、本当によかったのか、悪かったのかといったら、やはりあれですし、ただ、ちょっとここ1点だけ、私も建設業を営んでいる人間として、私は町の仕事は何もしていませんからあれなのですけど、断れない関係なのです。町長は発注者であって、この人たちは受注者なのです。発注者と受注者の関係で、行くぞと言われたら、行かざるを得ない。

 これ、課長、来年3月の予算を組むときに、やはり、これ、そういう部分でやはり機能を今回しなかったのではないか。要は、危険な地域に、今、行ってはいけないのではないかという指摘が多々ある中で、やはりこれは協議会形式にして、その中に建協も入っていただいて、ちゃんと町としてバランスが取れた協議会にしないと、ちょっとまずいのではないかなというふうに思っていますので、ぜひ、検討してみてください。

 出張するときに本人から聞いたわけではないですけれども、もうすごく周りから有名な話で、皆さん、覚悟を持って行っているのだと。もし、うつったらうつったで、それは自己責任というか自分の責任だと言って行っているのです。でも、それってどうなのかなと思うのです。

 それは、みんな、発注者と受注者の関係だからそう言っているのかと思ったりもしますけど、やはり、その証拠に、証拠にというわけではないですけど、帰ってきたら御影診療所で抗原検査を受ける予約、町長も入っていましたよね、たしか。入っていたそうです、当初。

 帰ってきた人たちも、建協は抗原検査を受けるということで言っていました。これはやはり普通の出来事ではないなと思っています。加えて、それは多分、建協で金を出すのだと。もしくは個人で出すのでしょうけど。そういうような話で予約を入れているという事実があって。そこまでして行くものなのかなというように思うのですが、その今の感覚は、私の感覚が間違っているのか。戦地に赴くぐらいの気持ちで行くというのが正しいのか。もちろん、帰ってきたらリスクヘッジ、リスク管理をするよと。俺はうつっていないと。

 その後、皆さん、1週間、2週間、自宅というか、自宅ではないところにいたという話まで聞くと、やはりこれは、今回やはり、どういうときには行ってはいけないとか、行っていいとかというのも、きまりをつくったほうがいいのではないかなと思うのですけど、いかがでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 前段というか、全部ではないですけど、私が答えるのは全部ではないですけれども、例えば今、御影の診療所に予約していたというのは、それは、私も知りません。

 ただ、予約したのは、たまたまそこに行った、埼玉に行った人が町から同行した職員と前の晩に会食をしておりまして、そこで多分、濃厚接触者に指定されたのだと思います。

 それで、帰ってきてから検査を受けるように、そういうふうな状況があって検査を受けたという報告は本人たちから聞いております。ただ、その中に私がどうして入るのかはちょっと分からないですけれども、御影に予約しただとか、そういったことはありませんし、私が帰ってきてすぐに抗原検査は終わりました。22日です。帰ってきてすぐに10時からやったのですよね、抗原検査は。22日の10時からやったのです。

 そして、帰って、10時20分に帰ってきたので、その途中だったかもしれませんけれども、あるいは、帰ってきてすぐだったかもしれないけど、22日に抗原検査の5人の検査が終わって、4人陽性が出て、昨日の前日の1人と合わせてクラスターになりますと。ですから、今度は行政検査で町長とすぐ2階の職員からと、これは、月曜日からいろいろなことの中で新たに出なくて、最低限であっても役場の業務を停止させないためにも普通のPCR検査を受けてくださいというようなことが、順番で51人、私も副町長も含めて1時か1時半だったと思うのですけれども、PCR検査を受けたという経過でございます。ですから、そんな事実はさすがにありませんので、よろしくお願いしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 先ほど、町長が、私は全部の答弁とは言わなかったので、ほかに答弁あるのなら、お願いします。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 建設業協会については、21日から23日が、その埼玉の物産展でしたので、出張については20日に行っております。21日の日の時間が11時から夜の19時までということなので、朝に会場の準備ですか、そういうのも含めて、実際の1日目の業務も含めて一緒にいる対象職員というか、うちのほうから行った職員と一緒にいる時間が長かったものですから、多分、濃厚接触者ということで、PCR検査を受けたというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 町長の分の予約を入れたかどうか町長は知らないというお話ですけど、実は、清水の中では結構有名な話になっていまして、それ、もしよろしければ、後で確認してみてください。

 ただ、それが、いい、悪いと言っているのではないのです。でも、そのぐらいの町民が出て、そこで帰ってきたらPCR検査、もしくは抗原検査を受けるという、そういう時期にやはり行くべきではなかったなというのは、やはり今となれば思うわけです。であれば、やはりそのときに、最初のスタートに戻りますけど、コロナ本部会議で、例えば職員の出張扱いについても、レベル3とか、人数的に、レベルが何ぼになったら、その地域をまたいでいくということは、もうできない、しないとか、やれないとかというふうにしないと、町民が持って帰ってこられても困るし、今回みたいな場合も困るし、非常に不安に陥ってしまうのです。それをぜひ本部会議のほうで、そういう要綱も含めて作ってほしいと思うのですが、総務課長、いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今の部分については、今の状況で私たちが行ったときよりも、さらに全国的に厳しくなっているような状況がありますので、また、こういうような結果として地元でクラスターが発生したというようなこともいろいろ出て、そういったことがあるので、簡単に出張するだとかそういうことにはならないと思うのですけど、そういうきまりなどはしっかりとつくっていきたいとは思います。

 ただ、ちょっとだけ確認したいのですけど、これ、行く前に予約したということですか。それは、さすがにないと思います。私も帰ってきてから、この行った3人と連絡を取りながらあれしたのですけれども、伝えたときには、前の日に会食をしたと。私は入っていませんでしたけれども、会食をしたという話も聞いていたので、ひょっとしたら濃厚接触者になる可能性があるねということも含めてあれしたのです。

 ですので、帰ってきてから濃厚接触者と指定されるまでに本人が心配をして予約をしたという話の流れなら納得はするのですけれども、行く前から予約をしていたというのは何となく、ちょっと分かりませんけれども、聞いてみなければ分かりませんけど、これはタイムラグがあるのではないかなというふうに思います。

 ただ、そういうような状況が結果として、皆さん、いろいろなことの中で、今、非常に町も、過去にずっとやってきた移住、このフェアだとか移住推進の事業の中で、何人かが、今になって帰ってきて成果が表れて移住してきているという人が何人か出てきましたので、この流れは閉ざしたくない部分があって、東京のフェアは10月、12月の10日だかにいつもやっているようなやつはやるということだったのですが、うちらは、それには参加しないで、今回、埼玉があるので、そういうやつに参加して、それから、過去に来た人にまた案内をして、そういうような状況に、また、今、せっかくいい流れにある移住関係をもう少し増やしていければなと。

 おかげさまで、今までの間、こういう移住が増えているおかげで、普通だともう年度内に、この1年の、年度内に、普通で行くと50人ぐらい、清水町の人口は50人以上減っているような、過去の例から見るとそういう例があるのですけれども、今のところ12月までの、11月いっぱいにおいては、微増だけれども今年の4月からプラスのような状況にあるので、こういう流れも重要視したかったというところがあって、私もそれなりの覚悟を持って、この部分も含めて、それから道路の大事な部門、それから、農地整備の大事な部門、こういうことで、今、私が行かなければ、4車線化の部分も、せっかくいい流れに持ってきていますので、そんなものも含めてしっかりと要請をして、これからの清水のそういったプラス面をさらに、交通の要衝として今まできた歴史があって、それをさらに4車線化を1日でも早くやってもらうことによって、それが実現して、清水のまちづくりには大事なことではないかなと、そんな思いもあり、経済交流の部分も進めたらすごくプラスになるなと、そういう思いで多少のあれはあったのですけれども、覚悟を持って、その代わりしっかりと予防対策を徹底した中で自分としては行ったと、そういう経過がございます。

 ちょっと質問以外のところも答えたかもしれないですけれども、そういう経過がありますのでお答えさせていただきます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) どちらにしても、一般論から言っても、この時期に行くというのは、やはり少しちょっと違うかなと思っています。それは、もう一度検証していただきたい。そして、町長からも依頼したという話も当然、建協、ぜひ行ってほしいという依頼もあったというふうに聞いておりますので、そういう、元々が受注者と発注者の関係ですから、やはり誤解を生まないためにも、やはりこれは一つの協議会をつくって、協議会のメンバーの中に建協が入って行くという、町民主体の中で運営していくというのが健全になると思いますので、ぜひ、それは検討していただきたいと思います。よろしくお願いします。

 さて、川上議員が午前中に質問した中で、若干気になる点がありましたので、私ももちろんするつもりのものがございますので、まず、埼玉に行ったときに町長が聞くわけです。そして、主催者に町長が伝えたというような話もありました。

 町長、今回は、21日の19時半頃、協会の皆さんと参加者の方と会食に行かれたと。それが受注者と発注者、今回は言いません。それは、普通の一般論として、やはり十勝から、清水町から行ったら夕食を共にするのは普通のことだと思うのですけど、それは、19時半頃で間違いないですね。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 10時半。

○5番(鈴木孝寿) 19時半。

○町長(阿部一男) 19時半には、このこともあって、コロナのこともあって、厳重にマスクをした中で食べるときだけ取ってだとか、そういったことを含めて、ひょっとしたら濃厚接触者に、同行した3人はなるかもしれないので、そんなことに気をつけながら1時間以内で、私としては先に帰ったところでございますけど、19時半には、ちょうど19時半ぐらいにはそこにいたかなと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 私が、○○東日本の会場で、主催者の方のお話を聞くと、役場の職員から主催者に、コロナが発生した事実を伝えたのが19時50分と聞いております。町長が、もう会食に行かれた後だという時間を聞いてございます。

 高橋課長にお聞きしますけど、そちらの職員から、これ、やはり主催者に伝えなければならないよねというような電話が来たかと思いますけれども、もちろん、これ伝えないとまずいということの指示はしましたか。

○議長(桜井崇裕) 商工観光課長。

○商工観光課長(高橋英二) 私も、PCRの陽性というのを受けまして、埼玉に出張している担当職員と話しました。そのときに、ちょっと詳細は覚えていないのですけど、もちろん、そういうのも含めて、濃厚接触者に当たる可能性があるということで、その辺については主催者も含めて連絡しなければならないねということは伝えたと思います。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 町長が帰ってから伝えているのです。町長、職員に対しては、「今回、まだ分からないから伝えるな」と言ったと聞きました。もちろん、詳細がまだ分からないのかなと思ってあれなのですけど、それ、今、課長もそういう電話を受けたということを認めた。

 これ、逆に副町長にお聞きしたいのですけど、町長にはどういう内容でお伝えしたのかお聞きします。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 私の話ではありませんけれども、私が「伝えるな」という話ではないと思います。

 私、現に、その向こうの主催者の人と電話をしながら濃厚接触者になる可能性もあるというようなことも含めて、そこのセンター長、電話を聞きまして、センター長に連絡を取れと、本人に、同行していた本人、もうすぐ帰しました、ホテルに帰しましたので、すぐ連絡を取って事情を説明しなさいと。そういう話を私からしたところでありまして、実際に電話を、私が、そのセンター長に電話をしたのは、ひょっとしたら次の日だったかもしれません。本人から詳しい状況を知った中で、センター長が、向こうのセンター長が判断することもいっぱい出てくると思いますので、そういう可能性があるということを本人に必ず電話番号を伝えて連絡を取ってくださいということで、電話番号を伝えました。

○議長(桜井崇裕) 副町長。

○副町長(山本 司) 私が、十勝総合振興局から連絡を受けて、21日土曜日の18時30分、町長に携帯電話で、うちの職員が陽性の見込みだということをお伝えしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 主催者の方、仮にKさんとします。物すごい時差があるのです、今、言っていることと。何かおかしいなということで、聞きました。聞いた上で私は言っています。町長は、それを言わずに会食のほうに行きました。

 なぜ、18時半に分かっていて、そこの会場にいながら19時30分の会食に移動するのですか。そのときに一言も発していないですよね、主催者のKさんに。「私は指示しています」と言っても、何の指示もなく帰られています。

 そして、今、きっとメールを確認していると思いますけど、○○東日本の支配人に電話しろという指示をしていると思います。

 私、それを断片的に聞いて、そして、さらに主催者のほうの時間帯を確認したところ、やはり、そこに町長はいたけど、町長は何も言わずに帰っていったよと。その後、高橋課長に確認をして、やはりこれは言わなければならないよと。絶対駄目だ、僕もその人も濃厚接触の可能性があるから、全ての人に迷惑かけるからということで、22日は、濃厚接触者の場合は、営業は22日いいですけど、その後、PCR検査受けて陽性が確定したと。23日に全館閉鎖して消毒作業に入ったわけです。

 町長が「言った」と言っても、時間帯が合わないのです。町長の行動の時間が。それとも言ったつもりでいたのですか。(発言する者あり)ごめんなさいね、これ、まだ。

 これ、一番大事な話なのです。何が起きたかというと、まず、施設に対してそれを隠すという、結局、職員がちゃんと機転を利かせて、課長と連携をして、やはり言わなければならないということでやったと。それは、本当にナイスプレーと、いいプレーだなと。でも、もしかしたら、これ、業務命令違反しているのかなと。でも、これ、公務員として当たり前のことをしたというふうに私は思っています。

 ここまで調べるの、結構、私のほうでいろいろなところで聞きながらやっていましたので、大変だったのですが、これは間違いない事実だと思います。これ、正直言ったら、百条委員会ものですよ。

 なぜかというと、施設に対しては、これ、偽計業務妨害に当たるし、さいたま市民に対し、もしくは埼玉県民に対しても、それを内々に終わらせようとするならば、これは何の罪になるのですか。悪意を持ってやる。

 ただ、僕は、町長が、そこまで悪意があるとは思っていないのです。多分、ちょっと待てと、考える時間をよこせということで、そのまま食事に行ったと思っているのです。ただ、その後、明確な指示は出していないはずなのです。話せというぐらいしか。

 これ、やはり、今となって、やはりその動きに対して、自分はそう思ったかもしれないけど、やっていること、言っていること、指示していることは、やはり間違っていたということは、やはりあると思うのです。

 やはりそういうところも、やはりもう一度思い出しながら修正してほしいなと。その上で、反省した上で、今後どうしていくかということをやっていただきたいと思います。いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 今、メール、ごめんなさいね、こういうときにメール見て。それのほうが確実だと思いますので、20時23分にセンター長の携帯の電話番号を報告いただいたところですから、多分、電話の履歴はもう消えておりますのであれですけれども、すぐその後、担当の人に「すぐ電話が行くから、いろいろな対応をしっかりしなさい」ということで連絡はしていると思いますし、私、そのときにひょっとしたら私からの直接電話ではないかもしれないです。

 それは、今、ちょっと思い出すと、直接電話ではなくて、そこにいた同行者の人たちが、ちょうど私、小一時間ほどというお話をしましたけれども、すぐ電話をするようにということで、この電話番号を教えた可能性はありますけれども、私にセンター長の電話番号は、そこの主催者のKさんですか、Kさんからは、20時23分に来ておりまして、その後、すぐ、そういう手配をした中で、私は、ここのところを退散しております。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) 18時30分に知っている。18時30分ですよね、知ったの。そして、20時23分、もう約2時間とは言わないですけど、2時間後です。知った段階で、もちろん、19時までの開会なのですよね、店が。そこまでやるにしても、本当だったら、そこの時点でやはり考えなければならないわけです。

 なぜ、町長は、その2時間、約2時間、いや、ごめんなさい、1時間40分後にそういう指示になるのか。やはりそこは、トップとしての責任は免れないですよね。なぜ、その場所で言わなかったのか。

 この1時間、1時間半はたいしたことないかもしれないです。でも、その後、対策を練ったりするのに、みんな時間外が発生するわけです。施設は施設で、それで黙っていて、次の日になったらどうなっていくかと。偽計業務妨害とは言わない。そんなことは、さっきから言っているけど。

 ただ、一番心配なのは、埼玉県民の方、市民の方に迷惑をかけるかもしれない、かけていたかもしれない。そこは、やはり首長として、聞いた時点で何らかの手を打たなければならなかった。それを打てなかったのは、何なのでしょうか。これだけの時間差があったのは何なのでしょうか。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) まず、職員が陽性になったという連絡を受けて、その人の濃厚接触というようなことも含めていくと、私と同行した職員が濃厚接触になったかどうかという部分を、まず、確認をしなければいけない部分もありましたので、そういうことでしたし、それから、私は、この会場に長い時間いたわけではないですけれども、勤務といいますか、そこのところの手伝いの様子を見ていて、この職員が、先ほどの前日に飲んだのは別として、食事、飲んだのは別として、この職員が濃厚接触者に、この職員から濃厚接触者になる可能性というのは少ないなというところも判断の材料になったところでありまして、現に埼玉の保健所ではっきりは聞いておりませんが、「そこの会場での濃厚接触者はいないよ」ということで、後で聞いたときに言われた状況はございます。

○議長(桜井崇裕) 5番、鈴木孝寿議員。

○5番(鈴木孝寿) しかし、事実としては、2時間、約1時間40分ほっておいた。この事実は動きません。その間、何をしていたのですかと言ったら、同行者と一緒に食事をしていた。食事に行く前にやるべきことは絶対あるのです。

 今回は、町民ではないからいいのですか。埼玉県民だからよかったのですか。そう取られては困るわけです。だから、やはりここは、時間差があって、なぜ言えなかったのかというのは、謝るべきなのです。

 私、言っている感覚が最近違うかなと思うのですけど、私の言っていることが間違っていますか。2時間近く黙っているって何なのですか。いや、何かこれを聞いて、ちょっと悲しくなるのです。何か泣きたくなるぐらいつらい気持ちになるのです。

 どうしていいかあれですけど、間違いなく、その事実があったことはもう明白でございますので、いいのですけど、その後、本当にご自身で、やはりいろいろなところに、○○東日本の支配人にも正式にわびを入れたかどうかも知りませんけど、下手すると大惨事になるぐらいの話ですから、これはちょっと危機管理、初日の高橋議員が言っていたリスクマネジメントの部分も含めて、これ、リスクマネジメントというよりも、これ人の健康とかそういうのは一番かかっていますので、ここは強く、強く、猛省を促したいと思います。

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○議長(桜井崇裕) 次に、9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 9番、中島里司。

 私も多分この議会、議事堂というか、それぞれの、立場が違った中もありますけれども、この一般質問で全議員が一つの項目を、共有と言ったらおかしいけど、それに質問をした例は私の記憶では初めてではないかなと思っています。それだけ、やはり、関心が強いというより、町民の方々も含め不安な案件かなという思いでした。

 それで、一般質問も7人目ということで、正直言って多分質疑で全部終わっちゃって、私が聞くことはないだろうという思いもあったのですが。まあ、それはそれとして。また、町長も同じ項目で質問を受けて、答えるのも大変だろうなという思いをしながら聞かせていただいておりました。

 それでは、質問をさせていただきます。

 通告によりまして、大きな1番として、コロナによって町民の安心、安全なまちづくりが、これはまだ検証は続いていますけど、一時的とはいえ崩れたと、今後の対応ということでございます。清水町ばかりではなくて、市町村の行政のトップの方は絶えず住民等の安心・安全が絶対的な使命だろうと私は思っています。

 それから、それに付随して、行政の中でいろいろな立案なり、執行を進めていっているのだろうなと、私はそういう、あまり難しい考えではなくて、単純に考えてそういうものなのだろうなと。やっぱり住民の安心・安全が、こういう立場であっても、行政のトップの役目だろうというふうに思っております。

 それから、そういうことを思いながら、全員協議会でもお聞きしていますけれども、本年2月から、庁舎内に新型コロナウイルス感染症対策本部を設置していたのにと、そういう思いがありまして、結果的には残念だというふうに思っています。

 残念ということは、私は規範とかそうではなくて、何か打つ手はあったのではないかなと。ゼロということはないにしても、何か打つ手があったのではないかなという思いがしています。

 その中で、対策本部では、道などが発表している情報を共有していただけで、対応について協議されていなかったのではないかと。これは、項目でいったら1つ目かなというふうに思っています。

 次に、今年度の流行語大賞は「3密」ということに決まっております。この通告した後に、日本漢字検定協会ですか、今年の一字と、漢字一文字ということで「密」というのが発表になって、お寺の前でお坊さんが立派な筆で見事な字を書いたのが「密」の一字でございます。

 そういうことで、今年度は、この「密」というのがいろいろあったのかなと。私はこの「密」という字を見たときに、あまりいい捉え方をしていなかったのです。印象ですよ、私の印象。「密」という字の印象が、3密ということで、そのときは何とも思っていなかったのですが、一文字ということの中で出たら、「密」というのは、密か、密かに、隙間がない、込み入っている、細かい、詳しい、と解釈はたくさんあります、これは。

 私は、ぱっとこの「密」を見たときに、一字を見たときに、その「密」にくっつけた字が、どちらかというと秘密とか、あまりいい印象を、この一字からは感じませんでした。秘密とか密会とか密談、そういう感じで、この漢字を見ましたけれども。

 それで、町長がこういうときに、行政全般を捉えている。あるいは、それに対して責任ある行動という部分からいきますと、先ほどのお話の中でも、町長なりに状況判断をして行動したのだろうなと思いながらも、「密」を避けていますという言葉は、ちょっと私は疑問を持ちます。

 というのは、時間が短いからいいと言えばいいけど、そちらのほうへ行ったら必ず東京をどこか通らなければならないですね。そうすると、最近行ったことないから分からないけど、密によってということは、飛行機の中は、テレビで見たときは非常に空調がいいとか、電車もそうなのかも分かりませんけど、やはり人混みは少なくとも清水町よりかは何十倍も多いわけですね。私たちから見たら一般的に密というふうに捉えざるを得ない。

 ただ、今日もテレビで言っていた方にお医者さんはいましたけど、マスクは絶対だよということを言っていました。だから、そういう部分の予防というのは当然出て、やって、行動しているのは分かるのですけれども。それは町長自らの考え方です。

 今回、この項目を上げたのは、町民を同伴させたということ、これをちょっと疑問に思っています。それを徹底的に追及するとか、そんな気はありません。それで、ここに項目として上げさせてもらったわけですが、その辺についてお答え願いたい。

 町民の方、誰がどうとか何人とかではなくて、先ほど、当初申し上げた安心・安全な町として、選挙期間中に何回もこの言葉は多分使っておられると思います。そういう中にあって、今後、町民にどう安心・安全な町として、これはどう対応するかというのは、コロナに対して今後どう対応するかということにもなると思います。その辺について、お答えいただきたいと思います。

 2番目に、通学路の街灯ということを書いていますが、今年は、それは急になったものではないみたいですが、今年は特に雪が少ないので、かなり早くから周りが暗いから、街灯によっては、かなり、上を見れば明るい感じはするけど、路面についてはかなり暗いという感じがするところが、ちょっと話がありまして調べてみたら、そういうところは何箇所かありました。

 たまたま部活で遅くなったと子供が言っていましたので、そういうところについては、これは街路灯ということだから、管理している建設課になるのだろうけれども、本来私はそういうところを学校からも聞き取ってほしいなという思いで、ここにあの質問をさせていただくことにしたのですが。これも子供たちの安心・安全な通学路の確保ということになろうかと思います。

 以上2点、よろしくお願いします。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) それでは、中島議員の大きな2項目について、順次お答えをさせていただきます。

 まず、第1項目の新型コロナウイルス関係についての質問の答弁でございます。

 本町の新型コロナウイルス感染症対策につきましては、本年2月に新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、対応を行ってきたところであります。

 対策本部では当然、道などが発表する情報及び取組方針などの情報共有をするとともに、役場、庁舎を含めた公共施設での新型コロナウイルス感染拡大防止の取組並びに新型コロナウイルス感染症対策をした各種事業の実施について協議を行ってきたところであります。

 次に、町長としての私の行動に対する意識についてでありますけれども、各種会議、事業の実施については、3密を回避すべく感染防止に努めてきたところであります。さらに、私自身の会議等への出席及び出張に際しましても、感染防止に努めてきたところであります。

 しかしながら、このような集団感染が発生してしまい、町民の皆様に御迷惑と御心配をおかけしたことに対し、大変残念に思い、申し訳なく思っているところでございます。このような感染拡大を二度と起こさないように、感染防止対策を強化し、町民の皆様に安心していただけるよう取り組んでまいりたいと思います。

 また、職場内の人間関係につきまして、新型コロナウイルスによる差別があってはなりませんので、そのようなことがないように、しっかりと取り組んでまいりたいと思います。

 次に、2点目です。通学路の街灯について答弁をさせていただきます。

 年数の経過による照度の減少については、一般的にはあまり影響が出ないと言われております。なお、現在の街灯照明は、水銀やLEDの白色灯とナトリウムのオレンジ灯が混在しており、オレンジ灯は温かさを感じる色合いとなっている一方、白色灯と比べると、少し暗く感じることもあると思います。

 通学路の街灯については、教育委員会と安全確保に向けた確認、協議により、必要に応じてLED化の改善など図ってきたところでもありますし、今後においても、その改善へ積極的に進めていきたいと、そのように思うところでございます。

 終わります。

○議長(桜井崇裕) 質問を受けます。

 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) それでは1点目から。大きな1点です。これは1、2、3と書いておりませんけれども、この質問の中身については3つぐらいかなというふうに考えております。

 これにつきましては、最初に申し上げた感染対策本部の役割ということで、「道などが発表している情報及び取組方針などを情報共有するとともに」という書き方をしているのですが、これは道、国とか、そういうところから出たときに、清水町はどうなのだろうということで捉えていかなければならないだろうと。

 私は先ほど川上議員でしたか、町の中で新型インフルエンザ等対応業務継続計画というものが載っていますが、これに沿ってという今回の対応、それに沿ったものになっているのか対応をお聞きしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) 先ほど川上議員の答弁でお答えしましたとおり、業務継続計画に沿いまして、ただ今回のコロナウイルスはかなり広範囲に広がったというところもありますので、その辺につきましては、その状況に応じて、その計画を参考にしながら、元にしながら、状況に応じた対応を行ったところでございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 参考にしながらということは、新型コロナウイルスに対しての、2月につくった感染対策本部、ここには具体的なものはないですよね。情報なりいろいろな、そういうものを共有していたという部分だけで、特別こうしよう、ああしよう、こういうときにはああしよう、こういうときにはこうしようという、そういうものは、まだ持ち合わせていなかったという理解でよろしいですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) まず業務継続計画につきましては、役場の業務を、いかに感染者が出たときに継続していくかということを目的に計画しているものでございます。

 また、この対策本部につきましては、今回の新型コロナの感染症発生に伴いまして、改めて設置要綱をつくった上で感染症対策本部を設置してございます。その中でコロナ感染症の対策、情報提供ですとか、予防対策、学校対策等々を話し合っている状況でございます。

 また、この感染症対策本部につきましては、国のいわゆる特措法が、緊急事態宣言が発令された場合については、その特措法に基づく対策本部になるというような組織の位置づけとなってございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今、特措法云々と言っていたけれども、これは財政的裏づけがあると理解していいのかい。国に沿ってやっているということは、そういう状況になったときには、国から支援、そういう財政的な支援というのはあると理解していいですか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課参事。

○総務課参事(鈴木 聡) この特措法に基づく財源につきましては、特措法に基づいて、感染者となった場合の病院としての対応方法、あとは感染者への個人負担の問題等々の規定はございますけれども、それを受ける自治体側の財政措置というものはされていないという状況でございまして、ないが故に臨時交付金という形で制度化されたというふうに認識してございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 財政的裏づけがあれば、国のある部分では方針に従っていかなければなりませんが、清水町は清水町独自の風土がありますから、それに沿っていくのが本来だろうというふうに思っておりましたので、聞いてみました。

 それで、ちょっと話題が変わりますけれども。これはちょっと出していいのかな、新聞名を言っていいのかな、勝毎だけど。12月12日土曜日の新聞に、隣町でコロナが発生したときの対応が非常に分かりやすく書いてありました。

 支局長にはちょっと事前に、もしや一般質問でちょっと資料として使わせていただきたいということをお断りしてから言いますので、具体的に読み上げませんけれども、私でもすぐに理解できました。

 その新型コロナに対しての、中身を見る前に、「早く広く検査で抑制。情報発信に努め、混乱も回避」これは本当に非常に、私はあまり文章を作るのも読むのも下手くそですけど、私でもこれはすぐ分かりました。非常に明快なコロナに対してのことだろうなと。

 当然インフルエンザとは根本的に全然違います。そのインフルエンザとコロナの違い。町長、副町長、総務課長、どなたでもいいのですけど、インフルエンザとコロナの違いを一言で言っていただければと思うのですが、どういうふうに感じていますか。お一人、どなたでも結構です。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 総務課長。

○総務課長(神谷昌彦) この新型コロナウイルスにつきましては、インフルエンザは当然、今、ワクチンですとか予防接種ですとか治療薬がある感染症ですけれども、この新型コロナウイルスについては、まだそういったものは確立されていないということで、非常に防ぎようがないというか、かなり防いで対応していくのが難しい感染症なのかなというふうな認識を持っております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) そういう考え方もあろうかと思いますが、私はふだん暇ですから、テレビのいろいろな先生方、解説者が出てくるテレビを、暇なものですから、ついつい見ているわけですけど。

 そのお話の中で、インフルとコロナの違いは何だろうというのは、症状が出ない、全く出ない人がいるのです。そういう人がいるわけでしょう、無症状の、それが違うのですよ。

 だから、インフルエンザと同じだという発想をしている人がいると聞いたことがあるけど、それは裏がないから言えないけれども、もし、そういう考え方をしているならば、私はコロナで一番怖いのは無症状感染者だと思っています。大体ほかの場合は熱が出たり、お腹を壊したり、いろいろな症状が出てきて、無症状というのはないですよね、私が記憶しているのは。

 だけど、コロナだけはそういう現象があるから、菌をまきやすくなっているわけですよね。であれば、菌をまいているということは、無症状の方がそういう伝染をしやすくなっていることですから、こういう新聞のこういう記事をしっかり見ていただいて、共有の重要性を、認識を町民の方にしてもらうということも。

 また、保健所の指示、道の指示という話がありますけれども、ここでは、これは役所ではないですから、民間の方ですから、対応の仕方は若干変わると思いますけど。ここに、その名前は言いませんけど、「保健所も手一杯なので、指示を待たずに検査対象者を決めて実施する必要があると判断した」と。発症した施設の責任者のコメントです。これが本来言う、早く広く。

 そして、それぞれの、ここから当然役場にもいっているのでしょうけれども、私が聞いたところでは、学校にはもう通知が入っていたそうです。こういう人が、要するにコロナに感染した方がいますということを、学校にも即、その日のうちに通知、連絡が入ったそうです。

 うちの町は違いますよね。混乱を招いたら困るからって、いつ発信したのか分からないから。特に介護施設等についても、ほかの方も言っていたかも分かりませんが、介護施設等についても発信が遅れていますよね。ちょっと介護施設の方にはあまりお会いすることもないけど、この前偶然会ったら、やっぱり連絡が全くないと。何で介護施設が怖がっているのかというと、入っている方は体の不自由な方とか、お年をとって体が自由にならない方が多いのです。密着でなかったら介護はできないですね。

 だから、そういうところは、本来どういう状況であっても、そういう疑いが出た時点で、少なくとも施設に対しては、私は連絡を取るべきだろうと。これは後で言っていることです。現状で、今ですから。

 そういうものを踏まえて、対策本部で、仮に出たときにという協議がされていたのかどうか、改めてその辺まで。もし出た場合にという協議はされましたか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 保健福祉課長。

○保健福祉課長(佐藤秀美) 今、議員から介護施設にというような話がありましたので、ちょっと私のほうから答弁させていただきますけれども。今回の役場の集団感染に向けては、22日、最初の発表があった日だと思いますけれども、その日から発表があるたびに、介護施設のほうには連絡はさせていただいております。施設の中でどういった情報共有がされたのかまでは承知していませんけれども、一応役場の中での発生ですので、ここは隠さずに情報は伝えております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 教育委員会が学校にどういう形で通知を、いつしましたか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 行政報告の中でも報告させていただきましたけれども、23日の午後から臨時の校長会議を開きまして、その中で情報共有を図ったところでございます。

 各保護者宛てのメールを23日の日に、全国、全道的にも感染が広がる中、本町でも発生しましたので、改めて保護者におかれましては感染対策をしていただくようお願いするというメールを、まず1回目に出しました。その後、もう一度12月1日にメールの発信をしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 私は、早い遅いは言う気はありませんけれども。これは、今は学校関係、教育委員会が見ているのは、ほかにもちょっとあるけれども。施設等に対しても、そういうものは速やかに。別に校長会を開かなくたって、まず電話で。当然それは、臨時校長会を開きますよというときは、こういう案件でやりますよということは、先に言っているのだよね。そういうことだよね。そしたら、ほかの施設にはどういう形で伝えましたか。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。(発言する者あり)

○学校教育課長(大尾 智) それは学校以外の施設。(発言する者あり)ごめんなさい。幼稚園は子育ての担当でしたので、私、学校教育のほうでは、学校長を集めさせていただいて、臨時校長会議でお知らせしたところでございます。

○議長(桜井崇裕) 子育て支援課長。

○子育て支援課長(逢坂 登) うちの保育所と幼稚園等については、全部町立でございますので、私のほうに一報が入った時点で、すぐ所長等に連絡をしております。

 以上です。

○社会教育課参事(佐々木亘) 社会体育施設につきましては、23日の日に、それぞれ指定管理のほうに連絡をしたところでございます。それぞれ赴いて、直接会って話をしております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) まず、これにつきましては、こうやってお話ししていると、傾向がはっきり見えないのです。私は今回7人目ということでの、あれですが。これらを含めて早急に。もう発症してから22日ですか、21日か22日。職員の方も休んでいた、出勤できない状況の中で、ある程度そろった中で、もう少し何か具体的なものを。

 今回の、これはある部分で言えば、職員が先鋒を切って経験したのですから。そのいいか悪いかは別として体験しているわけですから、経験したのですから、そういう方たちの意見を聞いて。早急に、これは簡単に終息するとは思えませんから、早急にしっかりした時系列を町で持つ必要があるのではないですか。

 だって範囲が狭いもの。全部に一人一人ではなくて、それぞれの団体なり町民に対して、町民には防災無線があるわけだから。格好いいことだけではなくて、生のスタイルを伝達していく。そういうものをちゃんと時系列として、対策本部というのですか、対応ということで、早急にやっぱり用意する必要があると思うのですが。その辺について、この対策本部で、そういう協議をこれから改めて持つということは、町長いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 町長。

○町長(阿部一男) 今、職員もようやく、前からお話ししておりますように、ほぼ全員元気になって職場復帰をしてきて、今までの遅れた部分の仕事を取り返すところで、今、頑張っているところでありますけれども。

 今後におきましては、いずれにしましても、こういうふうになった役場のクラスターの発生の部分も含めて。だから、混乱を与えたということも含めて、しっかりといろいろな人から調査だとか聞き取り調査だとか、いろいろなことをしながら検証をして、皆さんにお伝えでき得る範囲内で、あれだとしたら、どこかでお伝えできればなというふうに思っています。

 やっぱり、プライバシーのことがありますので、そんなことも含めて、できるだけその検証結果についても皆さんにお知らせをしたいなというふうに思っております。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) これは、お伝えできることはではなくて、全部お伝えするべきです。そしたら、いろいろなうわさとか不確定な部分がだんだん消えるのです。もう私も本当に、私は情報が遅いほうですから、私のところを聞いているときは、かなり広がっているのかなと思いますけど。事実関係か事実関係でないかというのは、分からないようなことは、今回結構入ってきておりました。

 だから、系統化しておいて、町がちゃんとそういうものを持っていれば、私はそういうときが来たときには、こうこうこうだから、こういうふうでこうだよとかという説明ができるのですよね。

 これは、本当にちょっと、あっけに取られるかな。町長、これは個人的な見解でいいのですけど、コロナはいつ頃下火になるか。それは今の状況下の中で、町長はどういう読みをしています。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今回の議会を通じて、一番難しい質問ではないかと思います。

 実際に私は、ひょっとしたら年内に終息するような状況もあるかなと。いろいろな科学者というか医療関係の人の本や何かを読んだりしてきたときに、確かに秋口の、あるいは冬場にかけてのインフルエンザのように、冬になったら多く出るだとか、そういうこともいっぱいあったのですけれども。いろいろなところの中で、ひょっとしたら年内ぐらいに終息するのかなということも含めてあったのですけれども。

 ところが、やっぱり今回のこの恐ろしいところがありまして、ウイルスが変異しているだとか、そんなこともありましたし。やっぱりいろいろな仮説がことごとく打ち砕かれているというような現象もありまして。

 先ほど言いましたように、一番難しい質問のことの中でいくと、やはりこのワクチンが出るまでは決して油断できるものではないし、まだまだ猛威を振るうところは出てくるのではないかなと。

 ただ、やっぱり外出自粛だとか、いろいろなことの中で、そういったことをしっかりと注意をしながらやっていけば、あくまでも経済との関係はありますけれども、そんなところの中でいけば、このぐらいで終わる場面もあるだろうし。でもやっぱり、終息するのはワクチンを待ってというようなことになるかなというふうに思います。

 ただ、これも、ワクチンも九十何%というその効果だとか、それから副作用があるだとか、ワクチンというのはどんなワクチンでも副作用というのはありますので、それをどこで折り合いをつけていくだとか、そういったことも含めた中で不確定な要素は大きいのですけれども。

 まずは第一弾として、3月にも打てるというような話もありますし、6月までだと6,000万のワクチンが確保できるだとか、そんな話もあるのですけれども。それまでは、警戒は緩めることは絶対できないなというふうな思いを持っているところであります。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今、町長が言われたとおり、極端な言い方をすれば見通しは立てられない。ただ、今、世界の医療関係の方々の頭脳というのはすばらしいものがあると私は日頃思っていますから、町長が言われたように何らかの対策ができる薬は当然出てくるだろうと。

 だけど、これがほかの病気と違ってすぐゼロになるとは、ちょっと今のところ、まだそういう想像はできないですよね。ただその薬が出る、ワクチンが出る、それを待ってということになると思いますが。

 ただその間、出たときに、やはり町としてしっかり、速やかに。町民にできる限り不安を与えない。そういうものを、先ほど対策を練る、考えるということですから。忙しい中でしょうけど、コロナに感染して、先月も21日から、22日から対応した忙しさから見たら、それをつくっておいたほうが楽ですから。その辺を忙しい中、新年度の予算もあるけど、ぜひ町民にそれを速やかに、オープンにできるようにしていただきたい。

 そのときにはぜひこれを、いま一度目を通していただきたい。非常に私は分かりやすく書いてあると思っています。これは別に、私は新聞社を宣伝するのではなくて、この中身を読んで、これに対して、これに沿ってある程度対応をしていけば方向は見えるだろうというふうに思います。その辺をぜひ一読していただきたいと思います。

 次に移ります。

 3密云々ということで、町長が十分気をつけて、当然のことですけど行動している。これは私どもだって、どこかよそへ行くときは当然マスクをして。今、私よりかは子供たちというか小さな子たちのほうが、かえって消毒や何かがちょっとあったらすぐやると。あれはもう生活習慣になっているのかな。私が忘れても、そういうことを子供たちもやる。これは自然な形だと思うのですが。

 この辺を見たときに、やはり町長は、自分らはそうだと思うけれども、これからはもう少し、さっき言ったワクチンとか来年に何とかと言っていますけど、私は海外でやっていることだから、即日本に入ってくるかどうかは分かりませんけど、多少時間をずらしてでも確実な行政に取り組むという部分では、今後の行動についても。逆に言うと町民が心配している。町長の体は大丈夫かな。よそへ行ってうつってこないだろうなと心配している方もいますから。批判している方もいますけど、心配している方もいますから。その辺を承知した上で、行動については今後やはり緊急度を町長なりに判断して、行動して、体を壊さないように私は希望しておきたいというふうに思います。何かそれに対してはありますか。

○議長(桜井崇裕) 答弁がありましたら。

 町長。

○町長(阿部一男) 緊急度というお話、それを十分考慮しながらということです。緊急度と重要度も含めていろいろなことの中で今後も気をつけながら、まだまだコロナは収まらないということをしっかり頭に入れながら、自分としては今後の行動についてはそれこそどこからもいろいろ言われなくて済むような、しっかりとした意識を持ってあるいは認識を持って行動したいというふうに思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 町長、町長の思いで行動することは、これは先ほど重要性とかありますけど。これはやはり、今、私が申し上げた、町民も町長の行動に対して心配している面もあるのです。批判ではなくて心配している方もいます。そういう方が、少なくとも理解できるような行事、仕事、内容、そういう中での行動を私は希望しておきたいというふうに。

 だから、町長の思いだけではなくて、町民もどう捉えるかということもある程度は考えの中に含めていただきたいということを希望して、次に移ります。

 安心・安全なまちづくり。これはどなたも選挙のときは必ず言う言葉です。これは、首長として当然の役目ですから。その辺を考えたときに、どういうふうに町長はゆっくり、改めて説明していくのか。

 ということは、この中に出てくるのは、やはり今後の対策というのは、今までどうのこうのではなくて今後の、今までのことを経験にして、対策についてはこうしますよと言ったら、町民の方は少し安心する。

 ですから、先ほどのそういう対応について、忙しいでしょうけれども可能な限り早い時間にそれをお示しいただくという形が、町民が安心・安全な町というふうに理解できるのかなというふうに思いますが、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) ただいまの質問の部分については、今後においても、例えば12月号で広報するなり載せていただいたということですけど。特に今後ということになりますと、また1月の15日に広報が出ますので、そういったことも含めて、今後の町民が安心できるような、そういう対応をすべく方向性なり、そんなものを示していければなと。

 コロナにかからないこともあれですけれども、今後の生活のいろいろな面で安心して清水町で生活できるのかと、そんなことも含めていろいろと対策なり、今後のまちづくりについては考えていきたいと、そのように思います。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) これは、今、職員に対しては最後になりますけど。これは本当に大変なことだと思うのですが、職員間に、なぜ私はこんな質問をするかといったら、決して、今、私の考えだけではありません。町民の方で、これは批判でも何でもないのです。雰囲気が非常に悪い。これはコロナが原因ではないですが、その前からそういう話はちらっと聞いていますが。私は人それぞれの感じ方だと思っていますけど。

 だけど、これによってコロナで拍車がかかってというのは、いろいろな部分で職員が執行に対して不信感というか、そういうものを持っている職員がいるのではないかと。そういう思いを私は総務課長の話を聞いていて思いました。職員にいちいち聞きはしませんけれども、そういうことを、このコロナによってまた拍車がかかるようなことのないように。

 それと、これは町長しかないです。訓示で自信を持って、職員を一つにまとめるのだと。訓示というのは年末にありますよね、新年度もありますね、年明けにありますね、町長が職員の前でお話しする機会。それは今までと違ったしっかりした強い気持ちを持って、私は訓示なりで発信してもらいたい。その辺については、ちょっとお覚悟をいただければと思うのですが、いかがでしょう。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 町長。

○町長(阿部一男) 今の御意見なり中島議員のお話を十分かみしめながら、しっかりと受け止めながら、訓示ばかりではなくて今後の業務の遂行に当たっていきたいと、そんなふうに思います。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今、町長にしっかりしたお話をしていただきました。これは取り巻きの方も職員に対して一番大事なのは言葉遣いです。態度です。その辺を、今の町長の思いを聞いているという部分で、しっかりした職員と、上から目線ばかりではなくて、しっかりとした、ある部分では同じ目線で職員と接していただきたいということを望んでおきます。

 休憩時間ですけど、すぐに終わりますので、2番目に移ります。

 通学路について、これは非常に私としては、もうちょっと突っ込んでほしいなと思ったのですが。というのは、今、通学路的な部分、本当に市街地についてはかなり明るくなっています。

 これは、私が言っているのは、どこどことは言っていませんけれども、大体検討はつくと思います、通学路の中で。その中で、これは昔からそうなのですけど、街灯というのはブームがあったのです。オレンジ灯は温かいからといって、もうかなり清水も日勝峠から見たら、オレンジ灯はまだ残っているよね。そういうことで、ブームがあったのですが。

 これは、市街地の中にあるのはいいけど、私が今言っているのは、周りに住宅がないところを言っていますから、これからいくと、やはり暗い。だから、ここは経年でこうなるのかなと素人なりにふと思ったのですが。

 通らないということであれば、いま一度早急に全部取り替えなくてもいいから、やっぱり今年中にというのは難しいから年度内に一つや二つ、やっぱりこれは飛び飛びでもいいから、見やすくするという考え方で取り組んでいただきたいと思うのですが。

○議長(桜井崇裕) 答弁を求めます。

 建設課長。

○建設課長(内澤 悟) 今の御質問の街灯なのですけれども、市街地、本当の中心部は結構連続でついておりまして、結構郊外部でも通学路というところは実際的にはあるとは思います。それで、教育委員会の答弁のほうにもちょっと、町長の答弁のほうにもあったような形なのですけれども、教育委員会とまずは現地の確認をとって、暗い部分、オレンジ灯ですので暗く感じる部分が多分あると思います。その部分に関しましては部分的解決の中で、ちょっとしていきたいという形と。

 それともう一点が、今現在、昔は水銀灯、それはあったのですが、2020年の6月から製造中止になっております。それに加えまして、まだ確かな情報ではないのですけれども、そのオレンジ色のナトリウム灯、こちらのほうも将来的にはなくなるだろうというような形もありますので、今後におきましては、その状況に応じた中で、それぞれできるものから対応をしていきたいということで考えております。

 以上です。

○議長(桜井崇裕) 9番、中島里司議員。

○9番(中島里司) 今、担当課長からお話がありました。これは教育委員会としても、実際にそういうところを見て、あるいは先生方に子供たちから。ずっと広い範囲はだめだよ。少なくとも学校の子供がちょうど集まってくる道路、通学路、そういうところについては、教育委員会は忙しいでしょうから先生方にお願いして。ああ、だめか。先生方も仕事がある。

 だけど、結局はそういう連携を取らなければ、ついでのときに見に行くというわけにはいかないから、その辺について、校長会にもその旨お願いしておくと。そして、情報をいただくということを、しっかり会議のときに伝えてほしいのですけど、いかがですか。

○議長(桜井崇裕) 学校教育課長。

○学校教育課長(大尾 智) 今、中島議員がおっしゃったとおり、なかなか我々も現場に行って確認作業というのはなかなかできないところでありますので、やはり現場の声といいますか、先生方あるいは保護者あるいは子供たちの声をしっかり拾い上げて、担当課、建設課のほうに伝えていかなければならないと思いますので。今、おっしゃったように校長会議なり、そういう場で伝えて情報をいただくようにしていきたいというふうに考えております。

○議長(桜井崇裕) これで、一般質問を終わります。

 以上で、本日の日程は全部終了しました。

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○議長(桜井崇裕) お諮りします。

 議事の都合により、12月23日、24日の2日間は休会にしたいと思います。これに御異議はありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(桜井崇裕) 異議なしと認めます。よって、12月23、24の2日間は休会することに決定しました。

 12月25日は午前10時に会議を開きます。

 本日は、これで散会します。

(午後3時06分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317