平成29年第10回定例会会議録(12月12日)

○議長(加来良明) これから本日の会議を開きます。本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

 

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○議長(加来良明)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  会議録署名議員は会議規則第126条の規定により議長において

      9番 中島里司 議員

  10番  奥秋康子 議員

  11番  安田 薫 議員     を指名します。

 

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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。

 おはかりします。

 本定例会の会期は本日から12月19日までの8日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 会期は、本日から12月19日までの8日間に決定しました。

 

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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。

 

(諸般の報告 事務局長 朗読)

 

○議長(加来良明) これで、諸般の報告を終わります。

 

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○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。

町長。

 

○町長(阿部一男) 行政報告をいたします。

 強風による被害状況について

 先月11 日に日本海の前線を伴った低気圧が急速に発達しながら北東に進み、北海道付近を通過した影響に伴う強風による被害状況につきまして、ご報告申し上げます。

 清水消防署の観測では11日午前から12日夕方まで最大瞬間風速10メートルを超える西風が吹き荒れ、11 日の午後4時54分には25.2メートルを記録しました。

この影響による被害につきましては、清水町老人健康増進センターで、11日夕方に屋根のトタンや下地の一部がはがれるなどしたため、担当課及び消防により応急対応を行ったところであります。

 また、清水町文化会館正面入り口玄関ドアの一部破損、町道及び清水公園内の倒木などの被害がありましたが、それぞれ担当課で対応し、人的な被害はありませんでした。

 なお、老人健康増進センターの屋根飛散防止経費に係る補正予算を本定例会にご提案させていただいておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 以上、強風による被害状況についての行政報告とします。 

 

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑ありましたら、許可します。

 質疑はありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これで行政報告は終わりました。

 

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○議長(加来良明) 日程第5、議案第107号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第108号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第109号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定について、議案第110号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第111号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第112号、平成29年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について、議案第113号、平成29年度清水町水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、議案第114号、平成29年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定について、以上8件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 初めに、議案第107号及び議案第108号について

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 初めに事前に送付いたしました議案に一部訂正がありまして、冒頭ご訂正いただいたことに対しまして、深くお詫び申し上げます。今後このようなことがないように、十分注意してまいりますのでよろしくお願いいたします。

 それでは、議案第107号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第108号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、2件関連がございますので、一括してご説明申し上げます。

 常勤特別職員の給与に関する条例については、例規集1巻の4,451頁、清水町職員の給与に関する条例につきましては、例規集1巻の4,501頁に掲載してございます。今回の条例改正の一部改正につきましては、国家公務員にかかります本年度の人事院勧告が8月8日に公表され、この勧告に準じまして所要の改正を行うものでございます。改正の内容につきましては、2点ございます。

 まず1点目といたしまして、勤勉手当の支給割合を0.1か月分引き上げまして、年間1.8ヶ月とすることです。

 2点目といたしまして、民間企業の格差0.15%を埋めるために、初任給を1千円引き上げ、さらに若年層も同様の改定を行い、給料表の水準を平均で0.2%引き上げるものでございます。これに伴いまして、関連条例の改正を行うものでございます。新旧対照表に沿ってご説明いたしますので、議案説明資料の5頁をご覧いただきたいと思います。

 最初の議案第107号につきましては、町長・副町長及び教育長の期末手当を6月支給分につきましては100分の212.5に、12月支給分を100分の227.5に改め、附則におきまして平成29年12月に支給する期末手当は、支給割合を100分の232.5とし、既に支給されている期末手当につきましては改正後の給与条例の内払とみなすものでございます。

 議案説明資料の6頁をご覧ください。議案第108号は一般職に関わります改正でございまして、第16条の2の改定は、一般職員の勤勉手当につきまして100分の85を100分の90に改正するものでございます。なお、現在再任用職員はおりませんが、同様に勤勉手当につきまして100分の40を100分の42.5に改正いたします。さらに別表第1及び別表第2の改正にあっては、若年層に重点を置き、給料表を平均で0.2%改定するものでございます。

 説明資料の17頁をご覧ください。附則といたしまして第1項には施行期日を定め、この条例は公布の日から施行いたします。第2項といたしまして、給料表の改正は平成29年4月1日から適用し、勤勉手当の改正は平成29年12月1日から適用する規定を設けてございます。第3項は、平成29年度に限り、12月の勤勉手当で支給率を調整するものでございます。第4項につきましては、給与条例改正前に支給された給与は、改正後の規定による給与の内払とみなすことを定めてございます。更に第5項は、改正後の給与条例適用につきまして必要な事項を別に定める規定を置いてございます。

 以上で、議案第107号及び議案第108号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 次に、議案第109号から議案第114号までについて。

 副町長。

 

〇副町長(金田正樹) 補正予算6件につきまして、一括して説明をさせていただきます。 

 議案第109号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定についてご説明をいたします。

 総額に225,093千円を追加し、それぞれの総額を8,794,066千円とするものです。

 それでは、歳入より説明をいたします。12頁をお開き願います。

 12款1項1目、民生費負担金、1節1番、老人入所者費用負担金につきましては、養護老人ホーム入所者の増により1,787千円の追加です。

 2節1番の保育所入所児童保護者負担金につきましては、入所児童の増により605千円の追加です。

 13款1項4目、土木使用料につきましては、清水公園ボートの今年度利用が終了し、収入額が確定したことから180千円の減額です。

 5目、教育使用料につきましては、幼稚園児童の増により保育料・入園料合わせて288千円の追加です。

 2項1目、総務手数料につきましては、地籍図等の提供数が増加していることから420千円の追加です。

 下13頁にまいります。14款1項1目、民生費国庫負担金につきましては、育成医療給付費の伸びに伴いまして国庫負担分303千円の追加です。

 2項1目、総務費国庫補助金、2節1番であります戸籍住民基本台帳費補助金、社会保障・税番号制度システム整備費補助金につきましては、婚姻前の旧姓表示に伴う住民基本台帳システムの改修にかかります補助金1,653千円の追加です。

 10節1番、情報化推進費補助金につきましては、特定個人情報データ標準レイアウトの改正に伴うシステム改修にかかります補助金856千円の追加です。

 2目、民生費国庫補助金、1節3番であります福祉・介護職員処遇改善加算の取得促進特別支援事業補助金、これにつきましては、事業費確定により216千円を減額し、次4番の障害者自立支援給付支払等システム事業補助金につきましては、来年4月施行の制度改正等に伴う改修経費にかかります補助金500千円の追加です。

 5目、土木費国庫補助金につきましては、橋梁長寿命化事業にかかります国庫補助金の交付額決定に伴いまして15,075千円の減額です。

 1番下の7目、災害費国庫補助金につきましては、円山調整池機械設備の復旧工事にかかります補助金として18,550千円の追加です。

 次14頁にまいります。15款1項1目、民生費道負担金につきましては、育成医療給付費の伸びに伴いまして、道負担分の151千円の追加です。

 2目、衛生費道負担金につきましては、後期高齢者医療保険基盤安定負担金の確定に伴いまして888千円の減額です。

 次に2項1目、総務費道補助金、同じく2目、民生費道補助金、4目、農林業費道補助金につきましては、それぞれ交付金の内示による補正でございます。

 17款1項2目、特定寄附金につきましては、まず教育振興への指定寄附1件と図書購入の指定寄附1件を受領し、特定寄附金として62千円の追加です。また、災害復旧への指定寄附3件を受領いたしまして、台風10号にかかる寄附金1,622千円の追加です。

 下15頁にまいります。18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として70,989千円の追加です。

 2目、公共施設建設等基金繰入金につきましては、充当事業の歳出予算補正に伴いまして2,440千円の減額です。

 20款3項2目、御影診療所整備資金貸付金収入につきましては、歯科開設に伴う経費増加により、資金繰り負担軽減のために貸付金償還の期間猶予の申し出を受けまして、平成29年11月から平成30年10月までの間、償還期間を猶予いたしますことから貸付金収入2,984千円の減額です。

 5項2目、保育所受託事業収入につきましては、児童2名の広域入所により383千円の追加です。

 次16頁にまいります。21款1項3目、土木債、4目、消防債、5目、教育債につきましては、事業費及び起債対象経費の確定に伴いそれぞれ減額をするものです。

 7目、災害債につきましては、災害復旧事業費の追加に伴いまして152,400千円の追加です。

 次に17頁にまいりまして、歳出の補正ですが、最初に人件費の補正につきましては、給与費明細書により一括して説明いたしますので、45頁をお開き願います。

 議案第107号並びに議案第108号によります人事院勧告に準じた給与改定等による予算の補正です。

 まず、給与費明細書の1、特別職ですが、1番下の比較の欄をご覧ください。長等の区分で期末手当210千円の増。共済費で167千円の減。合計で43千円の増となります。

 次46頁。2、一般職です。上段の比較欄をご覧ください。給料で1,233千円の減。職員手当で10,074千円の増。共済費で6,288千円の増。合計で15,129千円の増となります。職員手当並びに増減の明細につきましては、説明を省略させていただきます。

 恐れ入ります。17頁までお戻り願います。ただいま人件費にかかります補正を説明いたしましたので、各目に計上しております人件費につきましては、説明を省略させていただきますので、ご了承をお願いいたします。

 17頁の下段から18頁にまいります。

 2款1項3目、財産管理費、17節12番、道有住宅及び敷地購入費につきましては、清水市街における移住体験用住宅及び農業研修生、農業従事者等の一時宿泊施設の整備に向けまして、旧農業改良普及員住宅2棟4戸及び敷地の購入経費として5,742千円の追加です。

 18節10番、庁用車両購入費につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 6目、企画費、19節10番、十勝圏複合事務組合負担金につきましては、平成30年4月の十勝圏複合事務組合と十勝環境複合事務組合の組織統合に伴いまして臨時経費の追加が発生したため負担金110千円の追加です。

 19節30番、地方バス路線維持費補助金165千円の追加、並びに19節34番、コミュニティバス運行事業補助金257千円の追加につきましては、運行コストの増加等による補助金の追加です。

 12目、情報化推進費、13節30番、社会保障・税番号制度システム整備業務委託料につきましては、特定個人情報データの標準レイアウトの改版に伴いまして、システム改修経費1,286千円の追加です。

 13目、災害対策費、13節51番、防災行政無線基本設計委託料につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 19頁は人件費ですので、とばしていただきまして、20頁の上段になります。

 3項1目、戸籍住民基本台帳費、13節42番、住民基本台帳システム改修委託料につきましては、婚姻前の旧姓表示を行うシステム改修経費として1,653千円の追加です。

 21頁にまいります。3款1項1目、社会福祉総務費につきましては、これは特定財源と人件費の補正です。

 3目、老人福祉費、20節10番、老人施設入所措置費につきましては、養護老人ホーム入所者が増となったことから1,491千円の追加です。

 28節10番、介護保険特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正予算に伴い1,069千円の追加です。

 4目、障害福祉費、13節31番、障害者福祉システム改修業務委託料につきましては、来年4月施行の制度改正等に伴うシステム改修経費864千円の追加です。

 次22頁の中段になります。6目、老人福祉センター運営費につきましては、これは特定財源のみの補正です。その他は全て人件費です。

 23頁の上段になります。2項1目、児童福祉総務費、8節12番、子育てサポート事業報償につきましては、子育てサポートの利用増加に伴いまして131千円の追加です。

 次23頁から24頁にかかります、2目、保育所運営費、4節20番、臨時職員共済費720千円の減額。

 7節10番、臨時職員賃金842千円の減額につきましては、長期臨時保育士の欠員によるものでございます。

 7節11番、代替職員賃金につきましては、長期臨時保育士の欠員及び低年齢の入所児童が増加したことにより6,142千円の追加です。

 11節15番、燃料費(灯油)です。562千円の追加。18番、燃料費(LPガス)291千円の追加。40番、電気料、116千円の追加。次24頁に進みまして、45番、水道料、465千円の追加につきましては、それぞれ消費・使用料が増加しておりますことから補正をするものでございます。

 50番、施設修繕料につきましては、第一保育所ボイラー調節系統の修繕箇所の増加に伴いまして500千円の増加です。

 3目、児童措置費、23節10番、国庫道費負担金返還金につきましては、平成28年度実績確定に伴う児童手当国庫・道費負担金の返還金52千円の追加です。

 20節18番、育成医療給付費につきましては、給付費の伸びによりまして608千円の追加です。

 25頁の上になります。5目、学童クラブ運営費、7節11番、代替職員賃金につきましては、執行見込みにより775千円の減額です。

 次25頁中段から26頁になりますけれども、4款1項1目、保健衛生総務費です。

28節10番、国民健康保険特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正予算に伴い9,681千円の減額です。

26頁に進みまして、19節13番、北海道後期高齢者医療広域連合市町村負担金につきましては、前年度給付費負担金の確定精算によりまして1,988千円の追加です。

 28節12番、後期高齢者医療保険特別会計繰出金につきましては、特別会計の補正予算に伴いまして43千円の追加です。

 その下13番、後期高齢者医療保険基盤安定繰出金につきましては、額確定に伴いまして1,184千円の減額です。

 15節11番、御影診療所リハビリ棟外構工事につきましては、事業費確定により不用額の減額でございます。

 19節15番、清水赤十字病院運営費補助金につきましては、地域包括ケア病床に伴う病棟のトイレ改修、さらには理学療法士の配置ならびに内視鏡室の整備のために概ね26,000千円以上の経費が増加しているということから、赤十字病院より本年度の運営費補助の増額要望がございました。地域医療確保のため病院経営の支援として補助金13,000千円を追加するものです。

 27頁の上段になります、5目、公衆浴場管理費、15節26番、公衆浴場給水給湯配管洗い場改修工事につきましては、浴室配管の劣化による漏水のため改修経費として2,277千円の追加です。

 27頁の1番下になりますけれども、6款1項1目、農業委員会費につきましては、特定財源と人件費の補正です。

 28頁にまいります。1番下段になります、6目、土地改良事業費につきましては、平成28年度台風10号により被災した農地の排水・地力増強のための町独自の支援策として、被災農業者耕作条件改善事業補助金を追加するものでございます。概略を申し上げますと、災害復旧工事後の農地におきまして、耕作条件改善事業により暗渠整備、除礫、土層改良を実施した場合の受益者負担金を軽減するもので、暗渠整備、除礫の場合は受益者負担金の2分の1、土層改良の場合は受益者負担金の全額を補助するものです。補正額は本年度の事業完了分に対します補助金200千円の追加です。なお、本支援策は平成33年度までの5か年間の実施を予定しており、5か年間での補助金総額は20,000千円程度と見込んでおります。

 29頁をとばして進みまして、30頁上段にまいります。

 7款1項1目、商工振興費につきましては、補助対象件数の増加により清水町商工業活性化店舗開店等支援事業補助金1,233千円の追加です。

 2目、観光費につきましては、地域おこし協力隊員の2名の退職欠員により任用経費をそれぞれ減額するもので合わせまして5,516千円の減額となります。

 30頁から31頁になります、3目、観光施設費につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 32頁にまいります。8款2項1目、道路維持費につきましては、13節54番、道路維持管理委託料、14節10番、重機械類運搬車借上料につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 19節11番、函渠はく落対策工事負担金につきましては、工事経費の増額に伴う東日本高速道路株式会社との協定変更のために工事負担金985千円の追加です。

 32頁下段から33頁上段に係ります、3目、道路新設改良費ならびに33頁下段から34頁にかかりますが、4項2目、公園管理費につきましては、それぞれ事業費確定による不用額の減額です。

 34頁の下段から35頁にまいります。9款1項2目、消防団費につきましては、特定財源のみの補正です。

 10款1項1目、教育委員会費につきましては、教育振興目的の指定寄附1件を受けたことから、教育基金積立金13千円の追加です。

 3目、教員住宅費ならびに36頁に進みまして2項1目、小学校管理費につきましては、事業費確定による不用額の減額です、

 3項1目、中学校管理費につきましては、中学校指導助手の雇用を要しなくなったことから賃金1,110千円の減額です。

 2目、スクールバス管理費につきましては、特定財源のみの補正です。

 下の37頁です。4項1目、幼稚園管理費につきましては、4節21番、臨時職員共済費425千円の減額、7節10番、臨時職員賃金1,796千円の減額につきましては、長期臨時教諭の欠員による減額でございます。

 11番、代替職員賃金につきましては、長期臨時教諭の欠員による代替配置により446千円の追加です。

 38頁にまいります。5項3目、文化会館費につきましては、新電力移行時における電気料の積算が過少だったことから予算不足が見込まれますため1,444千円の追加です。

 4目、図書館・郷土史料館費につきましては、18節10番、図書館資料につきましては、図書購入への指定寄附1件を受けまして49千円の追加です。

 15節、工事請負費につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 39頁中ほどになります、6項2目、体育施設費につきましては、11節50番、施設修繕料(社会体育施設分)につきましては、修繕箇所が増加しておりますことから500千円の追加です。

 15節、工事請負費につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 39頁から40頁にかかりますが、3目、学校給食管理費ならびに40頁の11款1項1目、道路橋梁災害復旧費につきましては、いずれも事業費確定による不用額の減額です。

 下の41頁にまいります。4項1目、その他公共施設災害復旧費につきましては、行政報告をいたしました11月11日の強風被害によるものでございます。老人健康増進センター屋根飛散防止工事362千円の追加です。

 12款1項1目、元金と2目、利子につきましては、10年金利見直し・元利均等償還方式により借入れをいたしました起債償還の利率引き下げと平成28年度分の起債借入利率の確定によりまして、長期債償還元金を1,011千円追加し、長期債償還利子を3,449千円減額するものです。

 42頁にまいります。13款1項1目、行政費につきましては、事業費確定による不用額の減額です。

 15款1項1目、公共土木施設災害復旧費になります。15節10番、道路橋梁災害復旧工事につきましては、道営の道路橋梁災害復旧事業負担金で予算計上しておりました清水南1条仲道路(石山橋)、この復旧工事費19,000千円、これが北海道との協議により町発注工事となりましたこと、また補正予算(第3号)で測量調査設計委託料を計上しておりました佐幌川暁橋等5か所の復旧工事費89,800千円の追加によるものです。合わせまして108,800千円の追加です。

 19節10番、道営道路橋梁災害復旧事業負担金につきましては、先ほどの清水南1条仲道路の復旧経費19,000千円の工事請負費への予算組替えによるもので減額でございます。

 43頁にまいります。2目、農林施設災害復旧費です。

 13節51番、農地災害復旧計画変更申請書作成委託料につきましては、補助災害の変更申請書作成の委託経費692千円の追加です。

 15節10番、農地・農業用施設災害復旧工事につきましては、設計完了による羽帯幹線排水路災害復旧工事費の計上ですとか被災排水路障害木伐採工事費の増加等によりまして93,221千円の追加です。

 19節30番、農地災害自己復旧支援補助金につきましては、平成28年度台風10号による被災農地の復旧にかかります町独自の支援策の予算計上です。昨年の被災後、本年6月30日までに農業者において農地復旧を行ったケースに対し補助金を交付するもので、農業者が自らの手によって復旧を実施した場合は、国庫補助災害の積算基準によりまして算定した額の2分の1、なお、1つの圃場につき上限を13万円として助成するものです。また、農業者が土木施工業者に発注し復旧を実施した場合につきましては、国庫補助災害の積算基準により算定した額と実工事費のいずれか低い額の2分の1、これは1つの圃場につき上限40万円としまして助成をするものでございます。補正額は8,000千円の追加です。

 15節10番、農業用水施設災害復旧工事につきましては、円山調整池機械設備復旧にかかる経費として21,800千円の追加です。

 19節30番、被災農業者経営体育成支援事業補助金(町独自分)につきましては、平成28年台風10号による農業用施設・機械の復旧にかかります町独自の支援策の予算計上です。農業者の敷地内での取り付け道路ですとか橋、また格納庫等の施設周辺の土砂流出、各種農業用機械の修理経費等で国庫補助による被災農業者経営体育成支援事業の補助対象外となった部分に対して、町独自の補助を行うものでございます。補助率は復旧経費の3分の1で、被災1件につきまして50万円を限度として助成するものです。補正額は8,833千円の追加でございます。

 次44頁にまいります。3目、公共施設災害復旧費につきましては、北海道におけるペケレベツ川災害復旧計画により、現在ホクレンと共有設置をしておりますペケレベツ川第1取水口の仮設導水管、これを移設する必要が生じましたことから、移設費用の町負担分として2,703千円の追加です。

 次に、地方債の補正につきまして説明をいたします。6頁までお戻り願います。

 第2表、地方債補正です。過疎対策事業につきましては清水北2条仲道路改良舗装整備事業、それとスクールバス購入事業、給食センターの厨房設備整備事業の町債補正に伴いまして起債発行限度額を150,900千円から146,200千円に4,700千円引き下げをするものです。

 次の緊急防災・減災事業につきましては、消防団無線機器整備事業の町債補正に伴いまして起債発行限度額を9,700千円から8,000千円に1,700千円を引き下げるものです。

 災害復旧事業(補助災害)です。これにつきましては、補助災害復旧事業の町債補正に伴い起債発行限度額を196,700千円から199,300千円に2,600千円を引き上げるものです。

 その下の災害復旧事業(単独災害)につきましては、単独災害復旧事業の町債補正に伴いまして起債発行限度額を38,900千円から188,700千円に149,800千円引き上げるものでございます。

 次に下の7頁にまいりまして、債務負担行為の補正です。

 第3表、債務負担行為補正につきましては、御影公民館公務補業務委託につきまして、5年ごとの入札実施による受託事業者の決定を行っているところであり、平成30年度の業務委託に際し、本年度内に入札を実施する必要がありますことから、債務負担行為を設定するものです。期間は平成30年度とし、限度額は3,562千円です。

 次8頁にまいりまして、繰越明許費の設定です。

 第4表、繰越明許費につきましては、工事完了が次年度となる災害復旧事業費を繰り越すものです。

 15款1項、道路橋梁河川災害復旧事業で108,800千円、農業用水施設災害復旧事業で209,900千円の設定です。

 以上で一般会計補正予算(第9号)の説明といたします。

 続きまして、議案第110号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてご説明をいたします。

 総額から43,525千円を減額し、それぞれの総額を1,510,041千円とするものです。

 歳入よりご説明をいたします。5頁をお開きください。

 2款1項1目、療養給付費等負担金につきましては、一般被保険者の療養給付費及び療養費減額による負担金の交付見込額14,400千円の減額です。

同じく2目につきましては、国保事業報告システム改修にかかる経費について全額国庫補助対象となったことにより324千円の増額です。

 3款1項1目、療養給付費等交付金につきましては、退職被保険者の療養給付費の減に伴う交付見込額の減額分5,159千円の減額です。

 8款1項1目、一般会計繰入金につきましては、人件費補正に伴う財源として319千円の追加と次6頁にまいりますが、その他一般会計繰入金として一般被保険者の療養給付費の減に伴いまして10,000千円の減額です。

 同じ2項1目、国民健康保険基金繰入金につきましても、一般被保険者の療養給付費の減に伴いまして14,609千円を減額するものでございます。

 次に下の7頁、歳出にまいります。

 1款1項1目、一般管理費につきましては、合計で26千円の追加です。2節、3節、4節につきましては、一般会計同様、給与改定に伴いまして319千円の増。詳細につきましては、後段に添付しております給与費明細書を参照願います。9節の旅費につきましては、広域化にかかります普通旅費の増。13節の委託料324千円の減額につきましては、歳入でも少し触れましたが、国保事業報告システムが北海道において構築することとなり、全額補助対象でありますシステム改修費用、委託料から負担金へと変更することに伴う減額です。

 2目、国保連合会負担金につきましては、ただいま説明いたしました、道で行うことになったシステム改修費等の負担分1,024千円の追加でございます。

 8頁にまいります。2款1項、療養諸費、2項の高額療養費、その下、5項の葬祭費につきましては、それぞれ支出見込みに伴う増額です。

 9頁の1番下になります、3款1項1目、後期高齢者支援金、135千円の増額。

 次の頁にまいりまして、6款1項1目、介護納付金460千円の減額につきましては、本年度納付金等の確定により増減をするものでございます。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の説明でございます。

 続きまして、議案第111号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてご説明申し上げます。

 総額から1,141千円を減額し、それぞれの総額を163,095千円とするものです。

 歳入よりご説明いたします。5頁をお開き願います。

 2款、繰入金、1節、事務費繰入金につきましては、給与改定に伴いまして43千円の増額です。

 2節、保健基盤安定繰入金につきましては、負担金の確定に伴いまして1,184千円の減額です。

 6頁の歳出にまいります。

 1款、総務費につきましては、給与改定に伴いまして43千円の増です。詳細につきましては、7頁以降の給与費明細書を参照願います。

 2款、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、歳入と同様、負担金の確定によりまして1,184千円の減額です。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の説明でございます。

 続きまして、議案第112号、平成29年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定について説明をいたします。

 総額に1,529千円を追加し、それぞれの総額を1,141,144千円とするものです。

 歳入よりご説明いたします。5頁をお開き願います。

 2款、国庫支出金につきましては、介護保険事務処理システム改修に伴う補助金460千円の追加です。

 6款、繰入金につきましては、給与改定に伴う人件費分で530千円、事務処理システム改修費と合計で539千円の増額です。

 歳出にまいります。6頁をお開き願います。

 1款、総務費及び4款、地域支援事業費における2節、3節、4節、合計で530千円になりますが、給与改定に伴う増額です。詳細につきましては、8頁以降の給与費明細書を参照願います。

 まず、1款1項1目、一般管理費、13節、委託料につきましては、介護保険事務処理システム改修経費として929千円の追加です。

 3項1目、介護認定審査会費につきましては、審査会事務局であります芽室町の職員給与等の変更に伴いまして負担金70千円の追加です。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。

 続きまして議案第113号、平成29年度清水町水道事業会計補正予算(第4号)の設定についてご説明をいたします。

 まず第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、事業費用の既定額に2,625千円を追加し、費用総額を497,328千円とするものです。

 第3条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の既定額に162千円を追加し、28,059千円に改めるものでございます。

 2頁をお開き願います。収益的収入はありませんので、収益的支出の内訳について説明をいたします。

 1款1項1目7節、修繕費につきましては、美蔓浄水場施設のストレーナーが破損したことによりまして972千円の追加です。

 8節、動力費につきましては、熊牛浄水場において給水水量の増加に伴う電力量の増加、また御影浄水場におきましては、浅井戸の摂取水量の減少により深井戸の稼働時間が増加したことに伴う電力量の増加によりまして1,491千円を追加するものです。

 3目、総係費につきましては、給与改定に伴い合計で162千円の追加です。詳細につきましては次頁以降の給与費明細書を参照願います。

 以上、水道事業会計補正予算(第4号)の説明といたします。

 最後になります、議案第114号、平成29年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定について説明をいたします。

 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、事業費用の既定額に306千円を追加し、費用総額を311,248千円とするものです。

 第3条、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の既定額に306千円を追加し、24,664千円に改めるものでございます。

 2頁、3頁をお開き願います。補正内容は給与改定に伴う人件費の補正のみで、公共下水道事業、集落排水事業合わせて306千円の追加です。なお、詳細につきましては、次頁以降の給与費明細書を参照願います。

 以上で、下水道事業会計補正予算(第3号)の説明といたします。

 以上で、一括しての補正予算の提案説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで休憩します。      (午前11時07分)

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時20分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 議案第109号の一般会計補正予算についてお伺いいたします。

 私、前回の一般質問で、農地の復旧について一般質問したわけでございますけれども、先ほどの報告の中で被災農業者耕作条件改善事業、これは平成33年まで5か年補助するということでございましたし、町単独で農地災害自己復旧支援補助金、あるいは被災農業者経営体育成支援事業ということで、それぞれ支援をしていただけるということで大変評価をしたいというふうに思いますし、これに向けては早期に取りまとめてしっかりと関係機関と対応して、そういう支援をしていただきたいと思いますが、それについてお伺いしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 大変ありがたいお言葉でございます。これにつきまして今副町長のほうからご提案させていただきましたけれども、3つの事業を自己復旧の関係につきましてと農地耕作条件、それと農業者経営体育成支援事業の補助金なのですけれども、これにつきましては、昨年からうちのほう農協・関係機関と現地を踏査しながら積み上げたものがございますので、それに対していち早く速やかに執行していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 私は2問お尋ねをさせていただきます。前後いたしますが、1点目に今行政報告でもされましたけれども、非常に近年風が強くて何が起きるか分からないというような情勢下にありますが、私どもの町は相当古い建物、公共施設もありますので、今回の老人福祉センターがあれだけの風で大きく剥がれて飛散をしたということを、私の家の近くですので、消防車も来てる何かなと思ってみたところ、自分で確認をしてえらい風だなと思ったのですけれども、この施設の改修・修理等について30数万円補助している。このことについてどうのこうのではないのですが、うちの町の公共施設、古い施設含めてこれから冬にかけて屋根に雪が乗るから飛ばなければいいのですけれども、そういうようなことで人災に結びつくようなことになると大変なことになりますので、過去、街路灯についても全部切って小さいものに植え替えたほうがいいのではないかという話もしたことがありますけれども、そういう面から再度確認をしていただいて、もう安全だと。大丈夫だなというくらいまでしたほうがいいのではないかと。当然、私一般質問でもすることになっていますけれども、空き家の対策も含めて、非常に強い風が吹くと私も家の横で一輪車が飛ぶと思っていなかったのですけれども、一輪車ないないと思ったらとんでもないほうへ飛んでいることが今年ありまして、これは軽い子どもなら飛ばされそうな風だって吹いておりますので、そこを今一度しっかりやってほしいということをまずこの辺をお願いをしておきたいと思います。

 2点目です。日赤の補助金関係についてちょっとお尋ねをいたしますが、本年の5月でしたか、院長先生、議会に来ていただいて病院の運営、そして院長の考え方等についてつぶさに説明をされました。その際に、院長は1億円なんて安いものだと。極端に言ったとしますけれども、他町村で町立病院を持っている病院というのは、そういうものではないと、私もそう思います。従って、前に言われたPFI方式を含めて新たな提案をされておりますが、この関係について病院等々といろいろと話し合いを深めているのかどうか。そして、今回補正額13,000千円ですか、トータルにすると新年度予算を含めて今まで13,000千円入れると、そのほかの救急指定病院等々の関係は抜いて、80,000千円になるわけですけれども、これで今年度の日赤病院からの補助金はないと、大丈夫だと、黒字でしっかりと推移していけると、なおかつ聞き及ぶところでは今、日赤病院につきましても、訪問看護で医師が自ら町民のところへ出向いて診療してくださっているということも聞いておりますので、そういうことも含めて病院の希望等も含めてしっかりと受け止めて町民の願いに叶う日赤病院にしてほしいなと、こういうことがありますので、ぜひお願いをしたいと思います。よろしくお願いします。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 災害に対します公共施設の安全性の確認というかたちでのご質問かと思いますが、過日行われました風に関してですが、大雪それから大雨の際には、それぞれ公共施設につきまして被害状況を取りまとめると共に、施設の安全性を確認し報告いただいているところでございます。ただ、突発的に確認しても、どうしても突発的な風等によって災害に遭うということもありますけれども、その都度その都度その辺の点検・安全確認はさせていただいておりますので、今後もその辺を十分徹底していきたいというふうに思っております。

 

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 今ご質問いただきましたPFIの関係でございます。日赤の院長からご提案もいただきまして、我々もそのことについては調べさせていただきました。十勝振興局等に確認させていただきまして、PFIというのは公共事業を建設する時に民間の資金によって建設し、そしていろいろなノウハウを持っている民間事業者にそれを運営してもらう。近年では帯広市の総合体育館、これが今新しい事例だということでありまして、今の日赤の病棟は30年経過するところでございますけれども、既存の施設というのはなかなか難しいお話ですということをお伺いさせていただいたところです。このことについては日赤病院の事務所のほうにお伝えさせていただいているところでございます。

 それから、日赤の今後のことでございますけれども、私ども四半期ごとに日赤病院から状況を報告いただいています。4月から9月までの上半期ということでご報告いただいた中では、約33,000千円程度の黒字を現在持っていると。それから9月末までですから、3か月ちょっと過ぎようとしておりますけれども、この状態を何とか維持していただいて、経営していただきたいということは事務所のほうにもお伝えさせていただいておりますし、そういったことで今までもご努力いただいていると思いますけれども、今後についてもそのような努力をしていただいて、経営をして頂ければよろしいかなということをお伝えさせていただいているところであります。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 強風による屋根の飛散については、総務課長から説明をいただきましたが、その都度ということでありますが、現状ではああいう施設というのはあまりないのかなという押さえ方も今したところですが、誰もが老人福祉センターのゴルフ場の屋根が飛ぶとは誰もが、まさかあんなところがと。あれを見ると我々の家だって屋根飛ぶなというような錯覚すら起こすのではないかというくらいな気がしたものですから。現地を私が見たところでも、軒天というのか張っている底が全部腐っていますよね。あれを完全に修復するということになると、溶接技術から何から全部必要になってくるのだろうと。300千円やそこらでなんてどうやって直せせるのかなと私は心配しているのですが、追って一般質問でもそういう話が出るようですから深く入りませんけれども、そういうこと含めてぜひしっかりと問題意識を持ってこれからの強風対策に取り組んでほしいと私は思っているのですが、その辺についてどうでしょう。

 

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 11月11日土曜日でございましたけれども、私も夕方に連絡を受けまして現地に赴きました時には、もう既に消防職員の方もいらしていたという状況です。一般的には屋内ゲートボール場ということでしたけれども、鉄板も長尺でして結構1枚の面積も大きい鉄板でしたけれども、地面に落ちていたという状況でございました。近隣の住宅からはいろいろな被害があったということの報告は今のところないので、そういうことかなというふうには今押さえてございます。今後は、あの状態で一冬まず越したいということで、屋根の鉄板類が飛散しないようなネット状になるかと思いますけれども、そういったもので一部囲いまして、近隣住宅への被害が及ばないような対策を講じさせていただくと。その後あの施設をどうするかということはまだ決定してございません。被害を受けて一月しか経ってございませんので、関係団体等々といろいろまた協議させていただいて、どうしたらいいかということについてまた後々決めさせていただいて、いろいろな提案をさせていただきたいなというふうに考えているところであります。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) はい、分かりました。日赤病院の関係ですが、以前は医療懇談会が年に1回くらいだろうと思うのですけれども、程度かなという感じを受けていたのですが、今課長の説明では以前と違って病院とは結構頻繁にコンタクトを取って、病院の希望なり要望なりも受けているとこういう認識をしていいのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 以前と違ってと言われるとちょっとあれですけれども、私なりには日赤の事務所のほうとは連絡は私なりには取り合わせていただいて、対応させていただいているところであります。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 現在、黒字ということを先ほど言われましたけれども、これを受けて今年度については現在このままで推移するのかなと、そんな感じもちょっと受けているのですが、病院の運営そのものについて相当努力をされていて黒字になっているのだろうと思いますけれども、そういう認識でよろしいですか。

 

○議長(加来良明) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 病院の運営につきましてですけれども、今年の1月から地域包括ケア病床8床、6月に入りまして更に4床転換しまして、そういった対応をしまして、医療報酬的にも有利だというお話をお伺いしています。その中でそういういろいろな取り組みをされているということで、病院側としても最大限の経営の努力をされているということで、私どもは認識しているということでございます。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 今、原議員から質疑出されていました、日赤の助成のことについてお伺いいたしたいのですが、これまでも何年間日赤に対する財政的な支援ということをしてきたのですけれども、その議論の際にとかく数字だけで、赤字黒字だけの議論が先行するといいますか、赤字だったら職員の人件費を下げてしまえばいいんだとか、それから無くなってもいいんだみたいな乱暴な意見もあったかというふうに思います。大事なことは、清水町として考えた上、町民の立場で考えてみた場合に、清水町民の健康をどのように維持し、守っていくかという視点を自治体として持っていなければならないのではないかなというふうに思います。過去、一般質問でもしましたけれども、例えばこの13,000千円を助成したとしたら、それに対しての助成しただけに見合った医療的結果・成果が上がっているのかどうか。それを評価する能力を町が持っているのかどうか。そこら辺を私はずっと気にしてきたのです。そこのところはやっぱり単にお金の出し方をどうのこうのではなくて、町民の健康を守るという観点から医療的なニーズ、介護のニーズ、例えば地域リハビリのニーズだとかそういうものがどこにあるのかということをやっぱり分析して、計画を立てていくという視点が必要ではないかと思うのです。医療計画は道がやるべきことだというふうに言ってしまえば、それまでですけれども、やはりそのことを考えた時には町としてもそれなりの評価をしていく、それだけの能力を持たなければならないのではないかと思います。そういったところで町長の立場で何かご意見があったら伺いたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 日頃からいろいろと幅広く、一番にあるのは議員がおっしゃられたように町民の健康をどうやって守っていくか。それは過去もそうでしたし今後においてもそういうところだと思います。それ以外の何物でもないと思いますので、今後においてもそういう視点の中でしっかりといろいろなことを医療・福祉・介護あるいはそればかりではなくて、そんなことの中でしっかりと判断していきたいなというふうに思います。

 

○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 先ほど原議員のほうからもありましたように、自前の国保病院を持っている自治体とそうではない自治体の清水町の比較もされていましたけれども、実際問題は病院に対する助成の問題だけではなくて、国保会計それから介護保険、一般会計から繰入金を出しているわけですから、それも含めて予防医学的な措置も考えながらこの問題を考えていくべきだと思いますので、ぜひともそこら辺の担当課なり町長なりのご意見をお伺いいたしたいと思います。こういう議論をする場が意外にないのですよね。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) 最後の言葉だけ聞き取れなかったのですけれども。

 

○3番(北村光明) 例えば予算のことで審議していく場合、国保保険のところに限って議論する。それは介護保険と絡まっている・・・。(中断)

 

○議長(加来良明) 北村議員。指名していないのに勝手に立って発言することは、許可を得てから発言をお願いいたします。

 

○3番(北村光明) はい、分かりました。

 

○議長(加来良明) 先ほどの最後の答弁が聞き取れないということですので、そこの説明を簡単にお願いいたします。

 

○3番(北村光明) 町が町民の健康を守るために支出している額は、単に医療機関に対する助成金だけではないというふうに私は言ったつもりなんです。それは、国民健康保険といいますか国保の会計の中にも一般会計から繰入金を入れています。それから、介護保険にもそういうものがあります。それを統合して考えていく視点が必要ではないかというふうに考えているのですが、そこら辺についていかがでしょうか。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 先ほどの答弁と重複する場面もあると思いますけれども、私は常々今回のいろいろな経過の中で町長に就任してから特にこの健康予防だとか、そういったことを重点に、予防がまず1番だなと、それから早期発見だなと、そういうことの中で総合的にいろいろな政策を打ちながら実施しておりますので、単にどこかの会計というような視点でものを考えたことはありませんので、その辺は了解をいただきたいなというふうに思います。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより議案第107号、常勤特別職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第107号は、原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより議案第108号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第108号は、原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより議案第109号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第9号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第109号は、原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより議案第110号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第110号は、原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより議案第111号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第111号は、原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより議案第112号、平成29年度清水町介護保険特別会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第112号は、原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより議案第113号、平成29年度清水町水道事業会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第113号は、原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより議案第114号、平成29年度清水町下水道事業会計補正予算(第3号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第114号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで休憩します。      (午前11時43分)

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第6、委員会調査の中間報告についてを議題とします。

 議会活性化特別委員会から、委員会調査の中間報告をしたいとの申し出があります。

 おはかりします。

 本件は、申し出のとおり報告を受けることに、ご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議会活性化特別委員会の中間報告を受けることに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 暫時休憩します。        (午後1時00分)

 

(委員会報告書 配付)

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時01分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 委員会報告書を朗読させます。

 事務局長。

 

(議会活性化特別委員会中間報告書 事務局長 朗読)

 

○議長(加来良明) 本件に関して、委員長の中間報告を求めます。

 議会活性化特別委員会委員長 原紀夫議員。

 

○委員長(原 紀夫) ただいま事務局から昨年1回目、本年本日2回目ということで、中間報告をさせていただくことといたしました。ご存知のとおり、非常に重たい課題を本委員会は課せられておりまして、今までの委員会の回数等を見ても昨年は7回、今年は既に18回の委員会を開催し、非常にこの深みのある議論をさせていただいているところでございます。特に、ただいま説明をいたしました10項目の中では、町民の皆さんが議会を理解し、より近づくためにどうするかという視点においてやはり議会広報に厚みを持って、自ら議員が手を下して作っていくということが大事ではないかと、こういうところから常任委員会を別途設けるということにしたわけでございます。そのほか一問一答の導入であるとかもろもろの事案につきまして、それぞれの議員の皆さんの思いを受け止めて議論をしたところでございますので、よろしくご審議のほどをお願いをいたします。

 

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 議会活性化特別委員会の中間報告は、報告済とします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第7、所管事務調査についてを議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。

 事務局。

 

(委員会報告書 事務局 朗読)

 

○議長(加来良明) 本件に関して、委員長の報告を求めます。

 初めに、総務産業常任委員会委員長 桜井崇裕議員。

 

○委員長(桜井崇裕) 先ほど事務局のほうから朗読されましたとおり、本委員会は今清水町の全産業において人材不足・担い手不足が深刻な状況にある中で、どういった現実的な課題と対策があるのかを調べる調査となりました。その中で今まで町として農林課なり商工観光課なり、いろいろなかたちの中で町として支援できること、また支援すべきこと、いろいろな支援策を提供してきておりますが、現状の中でどういった問題があるのか、そういうものをしっかり見直すために町としてもプロジェクトチームを作って、そういう対応をしたいということでございますので、しっかりその状況を見極めるということで再調査をしたところでございますけれども、企画課を入れて平成30年度末までに作りたいと、本委員会としてはなるべく早く町長を中心としてそういったものを早く進めていただいて、各関係機関あるいはいろいろな情報を得て清水の支援できること、本当にすべきことをしっかり構築していただきたいというふうに思います。

 それと災害復旧状況についての調査を行いました。新たに見つかった部分もありますし、早く発注をしていただいてしっかり現状復旧をしていただきたいと。今回の災害、大変な被害でありますけれども、それぞれ復旧が進んでいるところでございます。しかしながら、この復旧も現状復帰が基本でございますので、将来に向けて減災あるいは防災の観点から、しっかりとした施策というものも将来的には考えていかなければならないのではないかというふうに結論づけております。現場を見せていただきました。そういった中で本委員会としては1日も早い復旧を願うところでございます。

 以上、報告といたします。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 次に、厚生文教常任委員会委員長 木村好孝議員。

 

○委員長(木村好孝) ただいま事務局に調査報告を読み上げていただきましたが、保育所・幼稚園の統合、認定こども園の意向に向けた新たな施設建設ということで、安全で安心な環境の下での子どものよりよい育ちの実現のためには、財政状況や町民ニーズに応えた今後の積極的な意見反映の役割、そのことを果たしていく上での今回の調査は大変意義ある内容の視察であったことを報告いたします。

 委員会の意見では、財源の問題に集中していろいろな意見が出されていました。民間委託も含めた検討も必要ではないかという意見もありましたし、また町財政が大変ゆるくない状況、公共施設の改築等も進めなければならない状況の中で、第一の課題として財政問題、この問題に地域的な条件、更に自然条件を最大限に生かした町ならではの建設イメージを明らかにしていくことが挙げられています。また、第二の課題としては、保護者を始め、幼稚園・保育所の職員はもとより、行政に関わる全ての職員の意見反映に基づく地域ぐるみの子育て施設の建設、運営方針の確立が必要であることも意見として出されています。この2つの課題は両施設に共通する建築に向けての方向性を持つものであったと思います。これらの課題を柱に据えて、ぜひ取り組みを進めていただくことを強調して報告といたします。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 おはかりします。

 議事の都合により、12月13日は休会にしたいと思います。

これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

よって、12月13日は休会することに決定しました。

12月14日は午前10時に会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 本日はこれで散会します。(午後1時46分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317