平成29年第10回定例会会議録(12月15日_日程第1_一般質問 口田邦男議員)

○議長(加来良明) 一般質問を続けます。

 次に、8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) 今定例会の最後の質問者となりました。通告によりまして、2項目について質問させていただきます。

 まず1項目については町長、2項目目については教育委員会と、そういうかたちになると思いますので、よろしくお願いいたします。

 まず1項目目でございますけれども、食の拠点構想とはどういうことなのだということで質問させていただきます。

 日勝道路が再開されました。被災から1年2か月ぶり、10月28日でした。その折に町長は新聞紙上で、食の拠点づくりについて述べられております。清水公園を再開発し、復興・復旧につなげることを検討しているというふうに書かれておりました。この基本的な考えと進捗状況についてお伺いをいたしたいというふうに思っております。

 また、道の駅については過去から何回も議論がなされておりますが、私も過去に一般質問で伺った経過がありますが、いまだにその方向性というのが出ておりません。町長の考える食の拠点とは、道の駅とは全く違うものか、それらに対してお伺いをしたいと思います。

 現在、観光協会の事務局である商工観光課がハーモニープラザと千年の森で観光PRや物産販売を行っております。その結果によれば、今後の本町の物販・観光の方向性を見出すと、そういう目的で行われているというふうに思っておりますが、それらについての現在の進捗状況についてお伺いをしたいというふうに思います。

 これら全てを網羅した全体の食の拠点づくりが必要だと思いますが、町長の考えをお伺いいたします。

 次2項目目でございますけれども、子どものインターネット社会への対応はということでお伺いをいたします。

 私は、インターネットについてはあまり詳しくございません。中でもスマートフォンは非常に便利なものであります。しかし、一方で使い方によっては大変恐ろしいものであるというふうに認識しております。スマートフォンを持っていれば、誰でも犯罪に染まる危険性があり、今では高校生はもちろん、中学生や小学生まで被害にあっているのが現実の姿であります。インターネット社会で子どもたちの間で何が起きているのかを実態に目を向けて、インターネット社会を介しての誘惑から子どもを守る手立てを考える必要があるのではないかというふうに考えておりますが、いかがなものでございましょうか。

 スマートフォンがある限り、被害は発生します。特に親や学校は、どの子どもにも起こり得る実態から目をそらすことなく、些細な異変を見逃さないことが必要であるというふうに言われております。本町においても例外ではございません。これからの対応策についてお伺いをしたいと思います。

 以上、2点について質問いたします。よろしく答弁をお願いします。

 

○議長(加来良明)答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) それでは口田議員のご質問にお答えをさせていただきます。

 食の拠点づくりについての基本的な部分についてでございますけれども、日勝峠や道東自動車道十勝清水インターチェンジにつながる国道274号は、人の流れが最も活発で、両所の降り口にある清水公園を食の拠点として再開発し、復旧を復興につなげることを検討しております。食としては、本町には十勝清水牛玉ステーキ丼や十勝牛とろ丼などの知名度の高いものがあり、拠点としては、4景+1に位置付けた清水公園と公園内の飲食店が交流人口の集客に効果をもたらし、ここから情報発信することにより、町内飲食店や4景+1の景勝地等への誘導に繋ぐことができるものと考えております。また、トラックマーケットによる農産物の産直市を開催できる場所としても有効であると考えており、公園の利用と一体的な休憩型観光による賑わいの創出が可能と考えております。

 2番目の食の拠点づくりについての進捗状況の部分でございますけれども、次年度に向けて商工観光課及び建設課により検討を開始しております。清水公園施設の利用促進のため、池とパークゴルフ場を中心とした区域の中で、池の一部に安全対策を施し管理を充実させ、安心安全な公園施設の運営を目指し、また、賑わい創出のためトラックマーケットのイベント開催や観光情報の発信機能の充実を図るため公園内飲食店の利用などについて、現在、関係者の方々と様々な意見交換をする中で、できる限り実施可能なことについて検討を加えてまいります。

 続いて道の駅とは全く違うものかという部分についての答弁になろうかと思います。道の駅が持つ機能、休憩機能、情報発信機能、地域との連携機能、この機能については、どれも交流人口を呼び込むものとして、大切な要素と考えております。今回新聞に取り上げられました食の拠点構想につきましては、新たな大規模施設の建設にはこだわらず、清水公園の既存施設や事業を活用し、道の駅が持つ機能を確保することを目的として本町独自の設置スタイルで整備を目指すものであります。

 全てを網羅した食の拠点づくりが必要だと思うがという部分の回答になるかと思います。次です。

 平成28年度から平成30年度まで情報発信拠点整備検討・実践事業として、目標を食、特産品、振興をキーワードとして、町外の観光客を増加させるを掲げ、現在、関係団体、観光協会、商工会、JA、町などで組織する検討・実践部会において、特産品や食の振興・実践について検討を加えています。また、本町の資源である食について、町内で生産された農畜産物を活用し、飲食店と連携したキャンペーンの実施等を検討しており、今後、食の拠点づくりへ向けた取り組みを更に進めてまいりたいと考えております。

 以上、答弁とさせていただきます。

 

○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。

 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) それでは口田議員の2項目目、インターネット社会への子どもの対応について、お答えをさせていただきます。

 情報社会の進展には光と影があると言われています。教育の情報化は、情報教育の充実やICTの活用などにより学習の意欲や関心を高め、各教科の学習内容の理解を深めたり、障害を持った子どもたちにより分かりやすく学習するためのツールとして、情報化の光の面をより充実させていくことが求められています。しかし、スマートフォンやSNS等の急速な普及は、ネット上のいじめや犯罪への誘引、長時間の利用による生活習慣の乱れなど情報化の影の面が拡大、低年齢化しているとの報道をよく耳にするところであります。

 本町における対応といたしましては、しみず教育の四季推進協議会において、平成26年度及び平成27年度の子どもフォーラムや推進協議会において、各学校での利用状況や児童生徒の意見、保護者等の考えなどを聞き、児童生徒、家庭、学校それぞれにおける実施事項を定めたしみずソーシャルメディアガイドラインとしてまとめ、各学校を通じ周知をしている状況であります。

 児童生徒においては、小学生は9時以降、中学生は10時以降の利用をしないことや、フィルタリングの設定、個人情報の書き込みの禁止、他人の悪口などを投稿しない、トラブルに巻き込まれたり、巻き込まれそうになったときには親や先生に相談することなどを定めている状況であります。

 家庭においては、フィルタリングを必ず設定し解除させないこと。家庭における利用に関するルールを定めること。子どもの利用状況を把握することなどを定めているところでもあります。

 学校においては、児童生徒及び保護者に対する啓発活動を実施すること。児童生徒による主体的な取り組みを推奨することなどを定めたところでもあります。

 各学校においては、携帯電話事業者やアプリ開設事業者、警察など外部講師を招聘した学習会のほか、朝の会やホームルーム、技術家庭、総合的学習の時間、道徳などの授業においてインターネットや情報モラルについての教育を実施している状況であります。

 また、道教委においては、専門業者に委託したネットパトロールを行い、SNSなどに書き込まれた個人情報などを定期的に検索、調査し、その結果を各市町村に報告をいただいているところです。各学校においても、定期的にネットパトロールを行い状況の把握に努めております。

 今後におきましても、しみずソーシャルメディアガイドラインの周知徹底を図り、子どもたちがしっかりとした情報モラルを身につけ、犯罪やいじめに巻き込まれないよう取り組みを進めてまいります。

 以上、教育委員会からの答弁とさせていただきます。

 

○議長(加来良明) 質問を受けます。

8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) まず食の拠点の関係でございますけれども、ただいま町長からいろいろ説明がございました。説明を聞く限りにおいては、たいしたことないなと率直な意見。現状の姿の中でちょっと毛の生えたことをやる。これが休憩型観光だなんてお題を考えたことではないなというふうに感じるのだけれども、いやいや、違うよと、前とはこういうふうに違うよ、これは目新しいお客さんを引き付けるこういうものがあるのだよということもあったら一つ述べてください。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 休憩型観光という言葉を使い出しました。前回の新聞記事もそうですし、その前の勝毎の記事でも実はそういうようなこと、あるいはその時も含めて使ってございます。というのは、うちには残念ながら宿泊、いわゆる観光に対応するような宿泊施設がないという最大の弱点があります。そういった中で、どういうふうなことの中で交流人口を増やしていくかというようなことをいろいろ考えさせていただいた時に、食という武器があるのではないかということを、みなさんも思っていることかと思いますけれども、そういったことを持っております。そしてその食は、先ほども言いましたように牛玉丼ばかりではなく、十勝牛とろ丼、これは全国で満腹選手権で実は今年度優勝しているような、全国的に名前の大きなものです。そういうものもあります。昔から伝統的に豚丼のおいしい店もあります。それから、ラーメンも賑わっていておいしくてすごいというそういうところもあります。それからまた、そばもよそからずっと来ていて、いろいろなそういうところの中で店が流行っているところもいっぱいあります。そういったことをいろいろ総合すると、この清水が持っている1番の武器である食を売りにして、外からの交流人口を深めるというのが1番いい方法ではないかなと、そういうところに達したところでございます。そして、そこのちょっとした拠点に清水公園がせっかく玄関口にありますので、清水公園を今までもいろいろなことがあったのでしょうけれども、ちょっとした拠点に持っていくということの中で、そこからそこに来ていただいた人を町に食事を取りにずっと町の中に下りてきてもらう、あるいは国道274号線あるいは38号線沿いの食堂にずっと下りてもらう、そういうことを1番PRしていくことによって、1番外からの交流人口を増やしながら休んでいっていただいて、昼食を取っていただいて、そしてまたちょっとした清水の4景+1の景観を見ていただいてというのが1番いいかなということの中で考えたところでございまして、大きな施設を建てた中で今財政的なこともありますし、大きなそういったものを建てた中で、ここが道の駅だよというようなことの考えになるには、まだちょっと自分としてはそういう考えを持てないところでございまして、とにかくこの食の武器を大きくPRすることによって新たに新年度から雑誌等も通じて、例えば食の月間みたいなもの、あるいは週間みたいなものを設けて1週間毎月こういうイベントをもっておいしい食を食べにきてください、清水のおいしい丼を食べてください、ラーメンを食べてください、そういったような情報を発信してたくさんのそういったお客を集めて、町の振興を図っていきたいなと、まずはそういうところから始めていきたいなと思うところでございます。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) 今町長のおっしゃる方法も一理、誠にだめだとは言いません。一つの方法だなというふうにも考えておりますけれども、町長だったら、もうちょっとなるほどなというようなことをやられるのかなと思ったけれども、さほどでもないなというような考えが第一。というのは、いいのだけれども、あそこの場所で果たしてそれができるか。まず駐車場が狭いでしょう。そんなことで旅行者をあそこへ集めてどうのこうのということは、まず不可能だろうと。まず乗用車が主流になるだろうと。トラック関係は入れる幅があるはずがないんだし、そこでやっぱり1番大事なのは、いかにして清水町で車を停めてもらうか。それからがスタートではないかなというふうに思うのです。そうするとやはり大きな駐車場がいるぞと。これがこの面に対してのスタートラインではないかというふうに思っておりますが、その点についてはどうお考えですか。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) たいしたことないという発想かもしれませんけれども、たいしたことのないことを大きなことにつなげていければなというふうに、まずは考えているところでございまして、それから駐車場が狭いのも十分承知してございまして、だからあそこをちょっとした拠点の案内所みたいにして、おいしいところに全部通して、各店舗には駐車場がたくさんあります。そこにいっぱい停めてもらう。そういう構想のはじめでございます。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) だから、いいんですよ。結構な発案だし、いいと思います。でも、私にしてみたら物足りないということでの発言でございます。あまり気にしないでください。ということで、私はやっぱり集客力があるのはやはり道の駅という看板。これがやはり集客力につながっていくのではないかというふうに思っておりますので、道の駅の看板はやっぱり掲げる必要があるのではないかということを常々思っているのだけれども、それにはいろいろ財政的な問題もあるから、すぐには答えが出ないかもしれませんけれども、その道の駅に対しての将来の、今すぐにとは言いませんけれども、将来この考えについて町長はどうお考えか。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) 私は今回日勝峠が開通して、清水ドライブインにお客さんが戻ってきたと。日勝峠の交通量は20%増だけれども、先日聞いたらそれどころではない、戻ってきたと。あそこのいろいろなところにもちろん何回か行かせていただいて、今年も行かせていただいて、いろいろなことで事実上あそこが道の駅ではないかなという思いを持っているところでございます。ただ、それを指定するかだとかそういうことではなくて、そういう機能も立派に果たしているところは清水町にあるのだということも含めて、今度の部分のところはまた別な意味での食の拠点にして、限定しながら、あそこのドライブインは観光のいろいろなものも売っておりますし、食も相当、例えば牛玉丼はあそこの売上げが1番多かったりなんかして、それから観光バスも来ます。そういったところと更に連携をして、そこで溢れた人達、これから溢れてくるように頑張りたいと思います。溢れてきた人達あるいはまた食を目指して来た人たちをちゃんと町の中に誘導して、いっぱいお金を落として、おいしいものを食べてもらってお金を落としてもらう、まずそこから始めようと。そして、大きな投信のかかる道の駅というのはやはり、昨日からも話題になっていますように今後のいろいろなことの施設を考えていったときにリスクも大きいし、過去からいろいろなことの中でそういう構想が上がっては、ちょっとだけしか進まないで断ち切れしたという反省点も踏まえた中でいくと、今のやり方で頑張ってやっていきたいなということで、まずはそのことで頑張ろうと思って進めていくと。そういう考えに達したところでございます。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) 食の拠点については町長のお考えに対して反対はしませんよ。反対はしませんけれども、今言った道の駅が将来どういう考えでいるのかなと。もう全然道の駅は本町では将来的にも考えませんと結論づければ、それなりのやり方、進め方もあると思いますので、そこら辺の腹構えというのを聞きたいのだけれども。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) 全く考えていないわけではないと言ったら、また質問がくるかと思いますけれども。何が何でもここをということではなくて、いろいろなこういうことの中から今まで道の駅ということが何度も構想が、すごい進んだわけではないけれども、ちょっとしたことで意見がいろいろ皆さんから置かれて、下火になってきて、いつの間にかまたどうなってきた、それがまた清水公園の再開発についてもそうですけれども、その中で将来絶対そういうことではないということではなくて、ここから始めてそれが私は先ほど清水ドライブインがもう道の駅の事実上のものだという話をしましたけれども、ここともう1つ清水の中に道の駅と言われるようなところが出来上がってくることも、流れとしてはそういう流れになればいいなというような思いを持って今進めるところでございます。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) 早い話が、当面と言ったらいいのか、どこら辺まではなるかわからないけれども、道の駅は考えられないというふうに結論づけていいのですね、町長の考えとしては。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) 当面というのはどのくらいの期間を言うかちょっと難しいところですけれども、そこそこの当面で、近いうちのところでは考えはないけれども、遠いところ、中間くらいですね。そのような中では道の駅という看板を添えれば、またプラス効果が出てくるのではないかなと。今ある大きなものの中でやっていく時に先ほども言いましたようにリスクだとかそんなことも考えると、今考えていることから進めていって、そこに繋げていければいいなと。だから、考えていないことではないけれども、今すぐということではないということでご答弁させていただきます。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) 結構です。町長のお考えは安全パイですね。そういう方法はいいのではないかなとは私も思います。そこで、実は話がずれるかもしれないけれども、過去にトラック協会の休憩所というのが御影でどうのこうのという話になってパーになった話がありますよね。それ今現在どういうかたちで進んでいるのかということは別に協議したことがあるのかないのか、その話があるのかないかも含めて一つ。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 口田議員のご質問についてお答えいたします。民主党政権の時にそういうお話が出て、現在ソーラー施設が設置されている御影の入り口のところに計画がございました。ある程度、十勝のトラック協会さんが骨を折っていただきまして、全国のトラック協会の役員さんまで来て視察までいきましたが、政権交代になったということで立ち消えになって以降、そのお話はなくなったというふうに聞いております。それ以後の協議的なことは行ってございません。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) そんなこともちらりと思い浮かんだので、あれは一体どうなっているのかなということを思い浮かべた時に、トラック協会さんもああいう構想があったのだから、トラック協会の休憩所、これ本町と、今コンビニで過疎地帯で一生懸命に出店しているセイコーマートあたりあるでしょ。そういった三者で合同で一つ一つ出資して、道の駅なんかできないかなと、そんな話し合いも町が中心になって、ちょっと研究したらどうかなという考えがあるのだけれども、いやいや、そんなことは必要ないですよと言われるとそれまでだけれども、町長どうですか。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) トラック協会の話は私も昔ちょこっとだけ聞いたことがあって、ほとんど商工観光課長が答えたようにほとんど進まないまま終わってしまって、ただいろいろなことを考えると、やっぱりトラックの運転手さんって休憩も含めてだし、清水にはおかげさまで大きなセブンイレブン2つとも大型トラックが停まって、またよりみち情報館にも私たまにわざわざあそこまで行ってトイレを利用するのですけれども、結構夜に停まっていたり何かしてありますけれども、やっぱりコンビニでお弁当を食べてというのが主流になって大きな、さっき言った牛玉を食べるだとか、そんなところではなくて、運転手さんというのは精神的には大変ですけれども、肉体的には少しほかの重労働に比べると大変な部分はあるのですけれども、すごくいっぱいカロリーを摂るというような状況にない人がたくさんいて、そのようなこともいろいろ考えますと、今議員からご案内いただいたトラック協会との打ち合わせだとか、そういったことについては大きく発展する部分はあるのかなというようなことを考えますと、もうちょっと検討はしますけれども、多分そのような状況にはなってこないのではないかなと。一度そういう構想も完全に潰れてしまいましたし、そういうことにはなってこないのではないかなという思いを今持っています。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) それなら仕方ないということになるのかもしれませんけれども、いずれにしても本町だけで何でもやるということにはならないので、やっぱりいろいろなものを競合しながら、助け合いながら物事を進めていくという方法を取らなかったら、町単独ではなかなかできませんよ。そのような方向であらゆる機関を一つターゲットに立てながら、共存・共栄の中で一つ進めていただきたいなというふうに思っておりますので、今後に期待をしております。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) いろいろな方といろいろな機関といろいろな団体と協議、それから検討するというのは大いにやっていこうと思っていますので、トラック協会に限らずいろいろな機会あるごとに、まずこの公園構想についても、商工会や観光協会とは十分打ち合わせをしながら進んできておりますし、そのようなことでもっともっとアンテナを広く持ちながら進めていきたいとは思うところでございます。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) 次に教育委員会の関係でございますけれども、このネット関係、私は全くこのネットについてはわかりません。それでいろいろな問題があるので、今言ったネットの中でも、そんな中でネットの問題に対して一応我が我がとどのようなものかとわからないと、対応策考えれと言ったって、我々第三者の目でどうのこうと言ったって、なかなかできない。そこで、あなた方の知っている知識でいいから説明を願いたいなというふうに思うものはあるのですよ。それは何故かと言うと、ネットのサイト、出会い系サイトとかコミュニティサイトとかというサイトがあるらしいのだけれども、これは一体全体どういうものなのかなと。

(一時中断)

 

○8番(口田邦男) 発言できません。

 

○議長(加来良明) 質問をお願いいたします。続けて。

 

○8番(口田邦男) 質問の妨害です。

 

○議長(加来良明) 質問をお願いいたします。

 

○8番(口田邦男) そのサイトについての説明を願いたいなというふうに思っているのだけれども、わからなかったらわからないでいいですよ。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 今のご質問ですけれども、いわゆるコミュニティサイトという部分については、フェイスブックですとかツイッターだとか、そういったようなかたちでスマートフォンですとかコンピューターを持っている方が登録をして、それぞれの出来事ですとか思いを述べて、それに対して登録されている人、もしくは友達申請とかというかたちを言いますが、お互いに発言を許す方、投稿を許す方の中で意見交流をするとかというものがコミュニティサイトというふうに思っております。それから、ほかのサイトですけれども、いろいろなサイトあります。JKサイトというのは、女子高生だったりということだと思うのですけれども、それらの情報について一方的に流したり、いろいろな誘引をしたりするサイトがあるように聞いています。それについては私実際は見たことございませんので、詳細な内容についてはちょっとわかりません。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) わからないのならば質問しても仕方がありませんけれども、ネットについてやっぱりいろいろな犯罪やら何かに染まっていくのは事実でございますので、それが親に聞いても親は多分うちの子に限ってはそんなことはないと、学校はうちの生徒にはそんなことはない、町に言わせればうちの町にそんなものはないだろうというふうに答えられるだろうと思いますが、でも現実はないとは言えない。先ほどの答えの中でいろいろな機関でそういった対応をなされているようでございますけれども、そういった相談の窓口というものはあるのですか、今。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 先ほど教育長から答弁させていただいた中で、清水ソーシャルメディアガイドラインというものを策定しました。この内容の中では各家庭・学校、そして本人達がそれぞれこういったようなことを守りましょう。こういったようなかたちで今後対応していきましょうということを定めております。定めた中には、トラブルという部分もあって、そこに巻き込まれそうになったり、トラブルという部分に巻き込まれた時には学校や先生、それから親に相談をしましょうというようなことを記載をしています。周知をしているところでございます。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) 今先ほど言ったように、親それから学校、町もそうだけれども、多分わからないだろうというふうに思います。あってもね。それで第三者の目でちょっと変だぞというふうに気がついた場合に、どういった対応をしたらいいのかなということなのですよ。もしそういう対応策があれば一つお答え願いたい。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) それぞれのトラブルによって対応策は違うのかなというふうに考えます。いわゆる架空の請求ですとか、そういったような部分については消費者協会なりあると思いますし、犯罪的な部分については警察等が当然窓口になるかと思います。その場合については、保護者・学校、そして教育委員会等に相談をいただきながら適切な対応をしていきたいというふうに思います。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) このネット関係というのは非常に難しくて、これでこうやったらいいとかああやったらいいとか、そういうものではないというふうに思いますけれども、でもこれからこれが大問題、いろいろと問題になってくる機会が多くなるということは間違いない。それに対しての対応策というのは事前にいろいろとやっぱり協議して考えておく必要があるというふうに私は思いますが、これからどうするかということだけ一つお聞かせください。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) インターネット等にかかるトラブル、それから使用にかかる情報モラル・使用方法について口田議員がご指摘されているとおり、いろいろな状況があると思います。ですが、1番大事なのはトラブルに巻き込まれないような対応をしていくということだと思います。しっかりとした情報モラルを身につけるとか、インターネット・SNS等についての知識を持つとかということだと思います。自分の身を自分で守るというような知識をつけていくことだと思っています。そういったような面でしみず教育の四季では、保護者・児童生徒含めて協議・議論をして、ソーシャルメディアガイドラインというのを作りました。その中で1番重要なのは、各家庭で議論をしてください、子どもと話し合った中でルールを決めてくださいということを決めました。保護者も含めて情報・知識を得て、可能な範囲の中でそういうトラブルに巻き込まれない対応をしていこうということです。学校についてはいろいろなかたちで啓発活動しましょうというふうにしています。個別でいうとauですとかドコモですとかLINEですとか、そういったような実際に運営をしている会社の方に来てもらって、お話をしていただいて情報モラル・使い方、そういったことについて児童生徒、時にはPTAも含めて学習会をしているというふうに聞いています。まずは、正しい使い方、情報モラルを身につけるような対策を行っていくことが重要かなということで、このガイドラインを作って、今後についても周知をしながら実際にしていけるように努めてまいりたいと思います。

 

○議長(加来良明) 8番、口田邦男議員。

 

○8番(口田邦男) ぜひ、こういう面から子どもたちを守っていただきたいというふうに考えておりますので、今後ともよろしくお願い申し上げまして質問を終わらせていただきます。

 

○議長(加来良明) これで、一般質問を終わります。

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