平成29年第10回定例会会議録(12月19日)

○議長(加来良明) これより本日の会議を開きます。(午前10時00分)

 

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○議長(加来良明) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

 

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○議長(加来良明) 日程第1、行政報告を行います。町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 行政報告を申し上げます。

 JR羽帯駅の廃止について、ご報告申し上げます。

 羽帯駅につきましては、本年6月30 日にJR釧路支社より職員が来庁し、JR北海道が道内各線区の運営の見直しに取組んでおり、老朽構造物の維持・更新も難しい中、1日の平均乗降が1名以下と利用が著しく少ない駅の廃止を進めてきており、羽帯駅についてはほぼ利用がないことから、次のダイヤ改正の際に廃止したいとの方針が示されました。存続の方法がないかJRに確認しましたが、地元の負担による存続は可能であるものの、毎年多額の経費が必要であり利用の実態から町による運営は難しいと判断し、上羽帯地域と羽帯地域の皆様に状況を説明し、廃止については止むを得ないとの確認を得て、JRに同意の意向を伝えていたところです。

 JR羽帯駅の廃止につきましては、平成30年3月17日に実施するダイヤ改正の中で、根室本線の普通列車全便について羽帯駅の停車を行わないこととし、羽帯駅を廃止することが発表されました。

 町としては今後、地域の住民の皆様の交通手段が一つ失われることから、コミュニティパスの羽帯での乗降の確保と、民間で運行されている路線バス「清水高校スクール線」の羽帯での乗降を確保するよう調整しており、影響が最小限になるよう努めて参ります。

 以上、JR羽帯駅の廃止についての行政報告といたします。

 

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら、許可します。

 質疑はありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これで行政報告は終わりました。

 

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○議長(加来良明) 日程第2、議案第106号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 議案第106号につきまして提案理由の説明をさせていただきます。

 職員の育児休暇に関する条例につきましては、例規集第1巻3,831頁に登載してございます。

 今回の一部改正は、雇用保険法等の一部を改正する法律において、原則1歳までである育児休業を6か月延長しても保育所に入れない場合に限り、更に6か月延長し2歳まで可能にする等の改正が行われ、地方公務員の育児休業に関する法律においても非常勤職員の育児休暇について同様の改正があり、人事院規則関連条項が改正されたことから、国家公務員に準じている育児休業に関する条例について一部を改正するものでございます。

 改正内容につきましては、議案説明資料の新旧対照表に沿ってご説明いたしますので、新旧対照表の1頁をご覧いただきたいと思います。

 最初の第2条第3号、ア(イ)にかかる改正ですが、育児休業期間を1歳6か月から2歳に引き上げるための改正を行うものでございます。

 次に第2条の3、第2号の改正ですが、地方公務員の育児休業等の法律の改正により、当該子の養育の事情を考慮して、特に必要として条例に定める場合に該当する場合は、2歳に達する日まで育児休業をすることができることとされたことから、条例第2条の4を1条繰り下げ、第2条の5とし、新たに条例第2条の4を加え、特に必要な要件を規定したことから次条を加えました。更に新旧対照表の2頁になりますが、合わせまして何か月のかを、カタカナの「ヶ」をひらがなの「か」に文言の整理を行ってございます。

 第2条の3、第3号の改正も同様に文言の整理を行うものでございます。

 次に第2条の4、育児休業法第2条第1項の条例で定める場合は、先ほど説明したとおり養育の事情を考慮して、特に必要な項目を規定したものでございます。当該子が1歳6か月に達した日以後も当該子の養育休業が必要な項目を定めてございます。

 次に第2条の5につきましては、第2条の4を1条繰り下げを行ったものでございます。

 次に第3条第6号改正は、育児休業の取得理由に保育所・認定こども園・事業所内保育事業所等の利用申し込みをしているが、当面その利用ができない場合を追加し、同条7号において新たに規定した第2条の4を追加してございます。

 4頁になります。第4条及び第10条においても同様に、育児休業を取得する事由に保育所等の利用申し込みを行っているが、当面その利用ができない場合を追加をしてございます。

 附則といたしまして、改正する条例の施行日は平成30年1月1日としてございます。

 以上、議案第106号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の提案説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第106号、職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第106号は、原案のとおり可決されました。

 

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○議長(加来良明) 日程第3、議案第117号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定についてを議題とします。

本案について、提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) それでは提案理由の説明を申し上げます。

 議案第117号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定についてご説明をいたします。

 総額に3,400千円を追加し、それぞれの総額を8,797,466千円とするものです。

 補正予算の内容につきましては、12月6日に清水町からスポーツ選手の夢の舞台であります平昌オリンピックの日本代表として2名が選ばれました。代表となられました選手を応援するための予算を追加するものでございます。

 1番最後のページの6頁7頁をお開き願います。

 まず6頁の歳入です。18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として3,400千円を追加するものです。

 下の7頁にまいりまして、歳出について説明いたします。

 10款6項1目、保健体育総務費、8節の報償費です。

 10番の出場選手支援費につきましては、代表に選ばれました選手2名の激励金及び町長賞贈呈の経費として230千円の追加です。

 11番の出場選手激励事業報償につきましては、NPO法人清水町アイスホッケー協会が計画実施します激励事業への助成です。アイスホッケー協会におかれましては、町の助成と個人あるいは企業からの協賛によりまして壮行会・寄せ書き・ポスターの作成、またパブリックビューイング、それとオリンピック応援観戦ツアー、報告会等の激励事業を計画しておりまして、町からの助成はパブリックビューイング開催経費180千円、あとオリンピック応援観戦ツアー参加者助成に2,600千円、合わせて2,780千円です。なお、応援観戦ツアーは小中高校生8名と引率者2名、計10名を予定しており、1名あたりの旅費は30万円程度と見込まれておりますので、小中高校生の自己負担が50千円程度となるような助成を行うものでございます。

 11節、需用費につきましては、役場庁舎・御影支所の懸垂幕、またアイスアリーナの横断幕、これらの作成にかかります経費として390千円の追加です。

 オリンピック日本代表の誕生は町の明るい話題でありまして、町民の皆様と一緒に応援をしてまいりたいと思います。

 以上、一般会計補正予算(第10号)の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第117号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第10号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第117号は、原案のとおり可決されました。

 

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○議長(加来良明) 日程第4、議案第115号、清水町教育委員会委員の任命についてを議題とします。

提出者より説明を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 議案第115号について、説明を申し上げます。

 清水町教育委員会委員の任命につきまして、議会の同意を求めるものでございます。

 任命をする方といたしまして、北3条にお住まいの三澤吏佐子様です。

 本年12月19日をもって、3期目の任期を終えるところですが、再度任命をいたしたく、議会の同意を求めるものです。

 以上、よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第115号、清水町教育委員会委員の任命についてを採決します。

 おはかりします。

 本件は、これに同意することに、ご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第115号は、同意することに決定しました。

 

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○議長(加来良明) 日程第5、議案第116号、人権擁護委員候補者の推薦についてを議題とします。

提出者より説明を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 議案第116号について説明を申し上げます。

 このたび、人権擁護委員に新たに委員として推薦したいと思いますので、議会の同意を求めるものです。

 推薦候補者は、南2条にお住まいの伊藤香織様です。

 前任者の任期が6月30日となっておりまして、このたび退任の希望により伊藤氏を人権擁護委員として推薦したいと思いますので、よろしくお願いをいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 議案第116号については、人権擁護委員候補者の推薦にあたり求められている意見を適任とすることにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第116号は、人権擁護委員候補者の推薦にあたり求められている意見を適任とすることに決定しました。

 

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○議長(加来良明) 日程第6、所管事務等の調査についてを議題とします。

 会議規則第72条及び第74条の規定により、お手元に配付しましたとおり、総務産業常任委員会から、地域公共交通の取り組みについて、その他所管に関する事項について、厚生文教常任委員会から、国民健康保険の広域化について、文化センターの改修について、給食センターの運営について、その他所管に関する事項について、議会運営委員会から、議会の運営とその諸規定について、議長の諮問に関する事項について所管事務等の調査の申し出があります。

 おはかりします。

 所管事務等の調査の申し出について、申し出のとおり承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、本申し出のとおり承認されました。

 

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○議長(加来良明) これをもって、この会議に付された議件は全て終了しましたので会議を閉じます。

 

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○議長(加来良明) 以上をもって、平成29年第10回清水町議会定例会を閉会します。(午前10時17分)

 

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317