○委員長(原 紀夫) これより、議案第19号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計予算、251頁、258頁から287頁までの審査を行います。
担当課長に申し上げます。
予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。
町民生活課長。
○町民生活課長(中村富志男) 国民健康保険特別会計に係りましてご説明を申し上げます。
251頁をお開き願います。
予算の総額は1,546,000千円で、前年度予算に比べ15,000千円の減額、率にして1%減となっております。
予算の構成、内容につきましては、例年同様であり大きな変更はございません。
256頁から257頁をお開き願います。歳入でも増減の主な要因につきましては、まず3款の療養給付費等交付金につきましては、退職者医療制度の段階的廃止に伴う交付金の減額が見込まれ、15,000千円の減としております。
5款の道支出金につきましては、近年の交付実績から26,980千円の減額、6款の共同事業交付金につきましても、同様に近年の実績から25,000千円の増額を見込んでいるところです。
8款の繰入金につきましては、主に歳出における各種拠出金の減少等により26,860千円の減額としたところです。
次に歳出についてですが、2款の保険給付費につきましては、過去4年間程の医療費実績、特に退職者医療費の減少から、全体で3,336千円の減額の見込みを立てたところでございます。
3款の後期高齢者支援金等につきましては、社保基金のシミュレーション結果により、4,902千円の減、6款の介護給付金につきましては、国のシミュレーション結果により、3,972千円の減額としています。
7款の共同事業拠出金につきましては、北海道国保連合会が示す、高額医療費共同事業保険財政共同安定化事業の拠出金見込額で7,188千円の減額としています。
最後に、国保会計は本来、国保税や基金、国・道等の各種交付金で運営されることが望ましい形ですが、基金の減少等により一般会計から繰り出させていただかなければなりませんことに、引き続きご理解をお願い申し上げます。
以上、国民健康保険特別会計に係っての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○委員長(原 紀夫) これから歳入歳出一括して質疑を行います。
質疑ありませんか。
木村委員。
○委員(木村好孝) 歳入のほうで253頁でも説明が関連してあったんですが、繰入金の一般会計からの繰入金の予算がですね、説明予算に関する資料説明にあった基準外収入不足の補填分の大幅な減少によるものと確認してよろしいんですよね。
○委員長(原 紀夫)
○保険係長(角谷貴良) 法定外一般繰入金の減少ですけれども、今委員仰せられたとおりで問題ありません。
○委員長(原 紀夫) 木村委員。
○委員(木村好孝) そうすると大幅減少と政府の18年度からの国保都道府県化に向けてのですね、低所得者の多い保険者対策としての2015年度からの約170,000,000千円の財政措置と関わりがあるのでしょうか伺います。
○委員長(原 紀夫) 保険係長。
○保険係長(角谷貴良) 直接的な法定外一般繰入金の減少は直接的には結びつかないものと思っております。大きな要因としては、やはり加入者の減少にも伴いますけれども、保険給付費そのものが例年よりも下がってきているんではないかという見込みを立てたことによるものです。
○委員長(原 紀夫) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長(原 紀夫) 質疑なしと認めます。
○委員長(原 紀夫) これで、議案第19号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計予算の審査を終わります。