○議長(加来良明) 日程第17、意見案第1号、地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書についてを議題とします。
職員に意見書案を朗読させます。
事務局。
○係長(宇都宮学) 意見書案を朗読いたします。
地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書
地方分権時代を迎えた今日、地方公共団体の自由度が拡大し、自主性及び自立性の高まりが求められる中、住民の代表機関である地方議会の果たすべき役割と責任が格段に重くなっている。
また、地方議会議員の活動も幅広い分野に及ぶとともに、より積極的な活動が求められている。
しかしながら、前回の統一地方選挙において、町村では議員への立候補者が減少し、無投票当選が増加するなど、住民の関心の低下や地方議会議員のなり手不足が大きな問題となっている。
こうした中、地方議会議員の年金制度を時代に相応しいものにすることが、議員を志す新たな人材確保の一方策につながっていくと考える。
よって、国民の幅広い政治参加や地方議会における人材確保の観点から、地方議会議員の厚生年金制度加入のための法整備を早急に実現するよう強く要望する。
○議長(加来良明) 本案について、提案理由の説明を求めます。
髙橋政悦議員。
○4番(髙橋政悦) この意見案第1号ですが、全国議長会での取り組みでありまして、議員のなり手不足対策のひとつの方策として、厚生年金制度への加入を求める内容となっております。趣旨をご理解いただきますよう、お願いいたします。
○議長(加来良明) これから、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、意見案第1号、地方議会議員の厚生年金制度への加入を求める意見書についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、意見案第1号は原案のとおり可決されました。
提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、財務大臣、厚生労働大臣、内閣官房長官といたします。