平成29年第4回定例会会議録(3月17日_日程第2)

○議長(加来良明) 日程第2、議案第10号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案第12号、清水町学校体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について、議案第18号、平成29年度清水町一般会計予算の設定について、議案第19号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第20号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第21号、平成29年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第22号、平成29年度清水町水道事業会計予算の設定について、議案第23号、平成29年度清水町下水道事業会計予算の設定について、以上8件を一括議題とします。

 職員に委員会報告書を朗読させます。

 事務局長。

 

(委員会報告書 事務局長 朗読)

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 一括議題としました8件の議案についての委員長報告は、会議規則第40条第3項の規定に基づき、省略することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、委員長報告は省略することに決定しました。

 

○議長(加来良明) これから、条例の制定、予算の設定について、順次、討論・採決を行います。

 

○議長(加来良明) これより、議案第10号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第10号、清水町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。

 議案第10号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第12号、清水町学校体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第12号、清水町学校体育施設使用料条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。

 議案第12号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第18号、平成29年度清水町一般会計予算の設定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(挙手者あり)

 

○議長(加来良明) 討論がありますので、順次討論を行います。

 委員長の報告は原案可決ですので、まず、原案に反対者の発言を許します。

 

(挙手者なし)

 

○議長(加来良明) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) それでは、平成29年度一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論を行います。平成29年度の予算は、今年、町長選挙の年であることから、町の予算はいわゆる骨格予算となったと理解しております。一般会計予算90億4千万円の額は、前年度に比して12億円、パーセントにしますと15.3%の増額となっておりました。

 しかしながら、昨年の台風10号がもたらした災害の復旧・復興を図ることを考えるならば、これまでの予算のあり方と同じ趣旨でいいとは思われないところであります。

 通常収支そのものは10億6千万円の減となっておりますが、昨年の清水小学校水泳プールの建設と美蔓地区の国営事業でありますが、かんがい事業の分が減った分とみなすと、災害復旧予算として、さらに22億6千万円を計上したことを考えるならば、今年度も財政的には大変厳しい状況にあるのではないかと思います。

 通常収支の分と言えども、その内容の検証と減額を図っていたと考えております。阿部町長が今町長選挙に訴えられましたように、災害の復旧・復興は道路や橋などのインフラ整備だけに留まりません。当然、これは急がなければなりませんが、それらの復旧ができれば、それで完了ということではありません。将来的に、禍根を残さずに夢と展望のある町となるような復興政策が図られるべきでありますし、その具体的な実行ある政策が求められるべきであります。

 さて、第5期清水町総合計画の基本計画は、もうスタートしているとともに、平成27年度に策定されました清水町人口ビジョン・総合戦略、あるいは第2期十勝定住自立圏共生ビジョン、フードバレーとかちなど、戦略的ビジョンがたくさんあります。目下、自主的な事業展開とその成果を目に見えるものにしていかなければならないと考えるところであります。

 事業費の大きなものや後年度負担を伴うものの事業の執行にあたっては、入札業者等の選定、あるいは価額において慎重な判断が求められるところであります。

 阿部町政の平成29年度町政執行方針に則って予算執行となっているものと存じます。

予算審査特別委員会は、実質2日間審議されましたが、骨格予算であることを意識した上での質疑になったと認識しているところでございます。

 その中で出されました予算編成の説明を受け、質疑応答がありました。個々の質疑に関わる事業につきましては、特段政策予算として、補正予算の審議の際に十分な審議が求められるところではないかと考えております。

 今定例会におきましては、基本的には適正な予算執行がなされている編制案が策定されたものと判断いたします。

 予算執行にあたっては、具体的には中学校に導入予定のデスクトップ、ノートパソコン、タブレットの選定にあたりましても、現場教師の意見を取り入れた決定がなされるべきだということを考え、切にその辺のところをお願いしたいと思います。

 他にも保育所の地震対策、清水赤十字病院の救急医療、小児救急医療、さらには不採算地区医療、透析需要の現状把握について把握し、それに相応しい助成資金の執行に努められますよう、効果的な対策をしていただきたいと思います。

 阿部町長が選挙公約に掲げられました5つの約束と43の宣言に基づく、今後の政策展開には大いに期待するところであります。学校給食と食育の課題、少人数学級、空き家対策、空き家の利活用の協議組織の設置、年金生活者の国民保険・介護保険の経済的負担の状況の把握、認知症予防のための啓蒙活動と健康増進運動との連携、あるいは町営墓地、共同塚などのお話しもこれまでありましたが、これらの事業と合わせて、他にも予算編成された事業につきましては、本町の発展に不可欠なものであり、基盤産業の発展につながり、同時に町民の福祉の増進に寄与するものと考えます。

 清水町は、産業構造から見れば、農畜産業業者のほか、医療、福祉、介護のヘルスケア領域に従事する人口と職場が多いと分析されています。

 人口減少時代において、若者が働ける場とその職場の確保については、この辺にヒントがあるのではないでしょうか。

 さて、予算審査の質疑と説明において、平成29年度の予算編成は、基本的な町民ニーズに応えたものだと評価いたしてあるところでございます。予算執行にあたりましては、予算審査特別委員会で出されました重要な意見、質疑等の提案を取り込み、町民に寄り添った政策を推進したことを切望いたします。

 最後に、本町の基幹産業であります、農畜産業の復興・復旧を願いつつ、関係者との連携強化、事業が推進・発展されますことを、そのことに努めていただきますよう、町民並びに関係各位にご理解とご配慮をお願いしたいということで、賛成討論といたします。

 

○議長(加来良明) 次に、原案に賛成者の発言を許します。

 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 平成29年度一般会計予算に賛成の立場で討論をいたします。

 今回、提案をされました平成29年度一般会計予算総額90億4千万円につきましては、前年度比12億円、15.3%の増でございます。

 この主な増額の要因となりましたのは、昨年の台風10号災害による甚大な被害を受け、その復旧事業に22億6千万円が計上されました。一刻も早く町民が安心をして生活ができるために、災害復旧に全力で取り組んでいただきたいと考えております。

 本年は、町長選挙が執行され、骨格予算編成となっておりますが、義務的経費、最低限の必要な政策的経費が盛り込まれておりまして、政策の方向性につきましては、町長の考えに賛同できるものであります。

清水町は長年にわたり、財政健全化に取り組んでまいりました。そのため、現在に至ってしまった老朽化をした保育所など、有事の時に安心して預けられる新たな施設の整備が急がれるのではないかと思われます。

 新年度に入って、阿部町長の政策的予算が提案されてくることになろうかと思われます。しかし、国の政策、地方財政措置、経済情勢の変化など、不透明であるかと思われますが、当然、その点、十分に考慮をされ、執行・ご提案されることとなると思われます。

 本年度予算はさることながら、将来に禍根を残さないために町長の公約、「一歩ずつ、着実に前に未来の清水町をつくります」の町政に期待をし、平成29年度一般会計予算に賛成の立場で討論といたします。

 

○議長(加来良明) 次に、同じく原案に賛成者の発言を許します。

 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 平成29年度清水町一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論をさせていただきます。

 新年度の一般会計予算の総額は、清水町町長選挙のため、政策的事業を抑えた骨格予算編成となりましたが、災害復旧事業分22億6千万円を除きますと、67億8千万円と、前年度と比較し13.5%の減となりました。

 今まで、公債費等の是正により、健全化を図ってきた予算編成でしたが、昨年の台風10号により甚大な被害を受け、歳入面では税収等の減少、歳出面では多額の復旧経費が必要となるところであります。復旧事業を推進していく上で、財政運営への影響を避けられない状況になったと考えますが、医療、福祉、子育て支援等の継続性など、必要な事業については予算化されており、また今後において、公共施設の老朽化への財政需要も大きいことから、基金の取り崩しを極力抑え、財源を有効に活用した予算だと考えます。

 先の一般質問に対する答弁にもありましたように、今後、早い時期に政策的な予算が提案されてくることになると思います。

 少子高齢化による医療、介護等の扶助的経費の増加傾向は強まっており、財政の見通しは大変厳しい状況にありますが、以前として不透明な経済状況を的確に捉え、災害復旧に力を注ぎつつ、子育てや教育施策、農業施策を充実し、高齢者には安心して生活できるような環境をつくるために、各種事業に取り組んでいただくことを強く要望し、賛成討論とさせていただきます。

 

○議長(加来良明) 次に、同じく原案に賛成者の発言を許します。

 

(挙手者なし)

 

○議長(加来良明) これで、討論を終わります。

 

○議長(加来良明) これより、議案第18号、平成29年度清水町一般会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。

 議案第18号は、委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第19号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第19号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。

 議案第19号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第20号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、討論を行います。

討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第20号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。

 議案第20号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第21号、平成29年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、討論を行います。

討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第21号、平成29年度清水町介護保険特別会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。

 議案第21号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第22号、平成29年度清水町水道事業会計予算の設定について、討論を行います。

討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第22号、平成29年度清水町水道事業会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。

 議案第22号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第23号、平成29年度清水町下水道事業会計予算の設定について、討論を行います。

討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第23号、平成29年度下水道事業会計予算の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案に対する委員長の報告は、原案可決です。

 議案第23号は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317