平成29年第4回定例会会議録(3月17日_日程第7)

○議長(加来良明) 日程第7、議案第16号、清水町労働者福祉資金融資条例を廃止する条例の制定について、議案第17号、清水町季節労働者生活資金貸付条例を廃止する条例の制定について、以上2件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 廃止条例2件にかかる提案説明をさせていただきます。

 まず、議案第16号、清水町労働者福祉資金融資条例を廃止する条例の制定について、及び議案第17号、清水町季節労働者生活資金貸付条例を廃止する条例の制定について、この2つの条例につきましては関連がありますので、合わせてご説明をいたします。

 関係条例につきましては、例規集第2巻、3,341頁及び3,363頁に登載してございます。

 両廃止条例の附則におきまして、施行期日は平成29年4月1日からとしております。

 また、現在、両条例におきまして実行されている案件がございませんので、経過措置に係る適用規定はございません。

 提案理由といたしましては、昭和48年に労働者の福祉厚生を図る目的に、清水町労働者福祉資金融資条例を制定、さらに昭和52年に季節労働者の生活安定を図ることを目的に、清水町季節労働者生活資金貸付条例を制定し、労働者全般に対する生活資金等の安定的な貸付制度を運用してまいりましたが、労働者福祉資金は平成11年度から実績はなく、季節労働者生活資金は平成14年度から、途中平成25年度に1件実績はございましたが、その後実績がない状況でございます。

 制度の運用開始時より、お知らせ版等により町民に対し周知を図ってきたところではございますが、実質的な運用促進には至っていない状況にあります。これは、条例の制定当初と比較いたしますと、近年、金利が安定的に低い水準に保たれており、また金融機関の個人向け教育資金、生活資金関連の金融消費、特に貸付審査が比較的緩やかなカードローン等が充実し、労働者を含む一般の町民にとって選択の幅が広がっているものと推測しております。また、今後、このような状況は続くものと思われます。

 よって、既存制度の活用実績がないことと金融機関の商品構成の充実などから考え、この2つの融資貸付制度は他の制度により充足できるものと判断いたしましたので、両条例につきまして廃止することといたしました。

 なお、北海道が運用する労働者福祉資金融資制度や社会福祉協議会を窓口とした生活資金貸付制度などがあることから、適宜町民の皆さまへ周知に努め、制度への理解を図ってまいりたいと考えております。

 以上、提案理由とさせていただきますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第16号、清水町労働者福祉資金融資条例を廃止する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第17号、清水町季節労働者生活資金貸付条例を廃止する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。

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