平成29年第5回臨時会会議録(4月28日_日程第5)

 

○議長(加来良明) 日程第5、議案第37号、専決処分の承認を求めることについて、議案第38号、専決処分の承認を求めることについて、以上、2件を一括議題とします。本案について、提案理由の説明を求めます。

 初めに、議案第37号について。

 税務課長。

 

○税務課長(小林秀文) 議案第37号の清水町過疎地域における固定資産税の免除に関する条例の一部を改正する条例の専決処分の報告及びその承認につきまして、ご説明を申し上げます。

 例規集では、第1巻7,607頁からの登載になっております。今回の改正につきましては、本条例の根拠法令であります、過疎地域自立促進特別措置法の一部を改正する法律が平成29年3月31日に公布、4月1日から施行されたことにより、法律の改正内容に合わせて、関係条文を改正し、専決処分を行ったものでございます。

 条例の改正内容といたしましては、お手元の新旧対照表1頁に掲載のとおり、第1条に規定しております、固定資産税の課税免除となる対象業種について、今回の法律改正により、情報通信技術利用事業を除外し、新たに農林水産物等販売事業が追加されたため、所要の改正を行ったものでございます。

 以上、提案理由のご説明とさせていただきます。ご審議の程よろしくお願い申し上げます。

 

○議長(加来良明) 次に、議案第38号について。

 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 議案第38号、専決処分第4号におきまして、改正いたしました、清水町企業立地促進条例の一部を改正する条例について提案理由及び改正内容等についてご説明申し上げます。

 例規集につきましては、第1款2,555頁からでございます。

 提案理由といたしましては、先に、税務課長よりご説明いたしました、過疎地域自立促進特別措置法の一部改正に伴う、税務課所管の条例の改正に関連いたしまして、当課所管の当該条例において、6次産業化など、地場産品を地域振興につなげるものとして、農林水産物等販売事業を規定し、当該事業に係る設備投資を促し、町内で生産される産品を生かした産業を振興させ、更には、雇用につなげることが可能になるように、町内企業支援の観点から対象範囲を拡大するものであります。なお、この法律が平成29年3月31日公布、4月1日施行のため、専決処分により改正いたしましたことを申し添えます。

 次に、説明資料その1、2頁の新旧対照表をご覧ください。改正内容についてご説明いたします。

 まず、第1条の改正につきましては、新たに規定する、農林水産物等販売の文言を追加するものであります。

 続いて、第2条の改正は、第1条で追加した、農林水産物等販売業の用語の定義(過疎地域内において生産された農林水産物又は当該農林水産物を原料若しくは材料として製造、加工若しくは調理をしたものを店舗において主に他の地域の者に販売することを目的とする事業をいう。)を規定するため、第5号を第6号に繰り下げ、その後に第5号として定義を追加するものであります。

 続いて、第4条第1項の改正は、新たに規定する農林水産物等販売事業の文言を追加するものでございます。

 附則といたしましては、施行期日を平成29年4月1日からといたします。

 以上、提案理由といたしますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) ただいまの、専決処分の関係で、今説明を受けた、農林水産物等販売業を新設して、そのことによって本町の中でも、なんとか事業を行っていただいて、補助金も出るということを含めて、これから進んでいくであろうという見込みというか、そういう可能性というか、そういうのはどういうように見ているのでしょう。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 原議員の質問にお答えをいたします。現在、私どもが昨年から取り組んでおります情報発信拠点整備の事業の中で、検討実践会議を開いております。その中で、清水農協さん、商工会さん、私どもも観光協会の事務局を兼ねているということと、あとは、役場、企画課、農林課サイドでその協議関係の会議体を設けておりまして、今、物産振興についていろいろ協議を進めているところでございます。その中で、いろいろ意見が出ている中を精査すれば、そういうような事業に転換するということも想定するという内容が出てくる可能性が現在ございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 端的な言い方をすると、農協さんあたり、黒にんにくなどそういうものに力を入れてやっている。その他もろもろありますが、3,600万円が上限になっていますけれども、なんとか国の金を引き出して、清水町の中で生かしていきたいということであれば、町として率先してそういうところに働きかけていくという姿勢なのかどうかをお尋ねします。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 現在のところ、この条例につきましては、町独自の施策として推進しておりまして、額については、出たときというか、出る状況が判断できたときに、また中身の検討をしたいと考えてございますので、現状としては現状の範囲の中で想定をしていきたいと考えております。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第37号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は、承認することにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第37号は、承認することに決定しました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第38号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は、承認することにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第38号は、承認することに決定しました。

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