平成29年第6回定例会会議録(6月26日_日程第3_一般質問 桜井崇裕議員)

○議長(加来良明) 一般質問を続けます。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 議長の許可を得ましたので、通告に基づきまして一般質問をしたいと思います。

 清水版の「暮らしガイド」を町民に配布してはどうかということで質問したいと思います。町の各種情報は広報紙やホームページで発信していますが、昨年の台風災害を受け、防災計画を見直し、平成27年10月に全戸配布した防災ガイドマップの内容を変更して今年度全戸に配布するとしていますが、防災ガイドマップだけではなく、町民の安全・安心で快適な暮らしにつながる本町の様々な制度や手続き、公共施設などの各種情報、地域情報をわかりやすく紹介するような保存版冊子として、新たに転入してきた方にも本町のことをよく知ってもらえる、暮らしに必要なことがよくわかるような防災ガイドマップも含めた冊子を作成し、町民に配布することを望みますが、その所見をお伺いいたします。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) それではただいまの桜井議員の質問にお答えしたいと思います。

 防災ガイドマップを含めた保存版の暮らしガイドを作成し、町民に配布してはどうかというご質問ですが、現在町では広報しみずやお知らせ版、ホームページなどを通じ生活情報を発信しております。また、転入者や子育て世帯など対象や内容が限定されるものについては、それぞれ個別にお知らせをしているところであります。防災ガイドマップにつきましては、今年度改訂版を発行することとしているところですが、その内容につきましては今後も随時見直しを行い、改定していきたいと考えております。今回の発行には間に合いませんけれども、今議員のご提案いただいた、内容につきまして、新年度に向けて暮らし全般について役立つガイド、例えば新しいまちづくり政策などを十分に盛り込んだ町内、町外、特に移住や定住促進などにもつながるほうがいいと思いますので、町外にも向けたPR紙を作成していきたいと考えております。いずれにしても新年度に向かってそれを進めていきたいと思っております。

 

○議長(加来良明) 質問を受けます。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 今回の台風災害においての防災マップの見直しについては、やはり今回の災害を受けて見直さなければならないことを含めた中で町民に配布するということでございますので、そういう認識は持っております。しかしながら、今回台風で被害を受けたということはわかります。だけれども、防災の関係でいえば地震もあり火事もあり、いろいろな災害が想定されます。冬の災害防災もあろうかと思います。そういったものも含めて町民の安心・安全につながるようなものがしっかりと町民に周知徹底できるようなものをやはり作っていかなければいけないのではないかと思うわけでございますので、そういったものも含めて防災計画の中で、いろいろなものができるのかできないかという点についてお答えをいただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 総務課参事。

 

○総務課参事(山本 司) 今お話でございましたとおり、防災ガイドマップにつきましては現在ハザードマップ、これは道が指定する水位周知河川の指定を受けた後、公表されるものですから、それを基に危険箇所の周知はそのハザードマップの中でしてまいります。それと日頃からの防災への心がけ、またいざという時の備え、風水害以外の地震災害等も含めました災害時の対応、その辺の中身も充実させた中で内容を更新し、配布をさせていただきたいと考えてございます。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) ぜひとも、町民のために、清水町のために、いろいろな災害を想定される中で防災というものについての新たな認識を持ったわけですから、しっかりとその対策をお願いしたいと思います。また、暮らし方ガイドについては私も今年度は間に合うとは思っていませんけれども、来年度に向けて前向きに対応したいというような町長の答弁もいただきました。定住などいろいろ含めて、新しく住まわれる方のためにそういったもの、役立つようなという意見もいただきましたし、実際に私、議員をやっていても、町の手続きについて、わからない部分もかなりあります。新たに町の政策ということも必要だと思いますけれども、まず基本的な、生まれたらどういう手続きがいるのか、亡くなったらどういう手続きがいるのか、結婚したらどういう手続きがいるのか、そういったものをしっかりと、当たり前のことかもしれないけれども、そういったものを町民にしっかりお示しできるような、それと、こういう町としての政策を清水町がやっているんだと、子育てについては高校生まで無料化しているんだよというようなものをしっかり周知できるような、町民がこれを見たらわかるようなものをやはり作っていくべきではないかと思うので、そういった面についてぜひ作っていただきたいと思いますがどうでしょう。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 暮らしガイドということで、先ほどまちづくりの政策などを盛り込んでということでございますけれども、いま議員がおっしゃられたこともできるだけ盛り込みながら、先ほど言いましたように町民が見ても、そしてまた町外の人が見ても、また観光ガイドとはちょっと違う中身でしっかりと清水のまちが理解できるような部分を、そういった面も持ち合わせた中で新しいガイドを作っていきたいと、そんなふうに思います。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) これ実は帯広市がそういうガイドを発行しています。見た方もいると思います。今いろいろな全道各地の町村、管内でも、これから10年20年、町の職員として、若いそういう人たちが中心となって、そういうまちづくりガイドみたいなものを作っていこうという動きも出ているわけです。清水町は職員の年齢構成がいびつで中間が少ない、そういう答弁もいただきましたけれども、やはり町民のためにいろいろな担当課があろうかと思いますけれども、いろいろな担当課が一つになって、町民のためにそういったものを作るということが、これからは必要ではないかと思うのですが、それについてはいかがでしょう。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) 職員の年齢構成だとか、そういうことに課題があることは確かでございますし、そういうものに関わらずしっかりとした暮らしを政策をPR、そしてまた一部手続きも含めた中で、ただ私も帯広のガイドは参考に見せてもらいましたけれども、あそこまでのボリュームというようなことも考えるところもございますので、その辺は先ほども言いましたように新年度に向かってでございますので、いろいろと何が1番、予算も含めてそういったガイドになるかも含めて、しっかりとした喜ばれるようなガイドを作っていければと思っております。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 多くは語らないですが、ぜひとも、本当にお金をかければいいというものではないので、ぜひとも清水町らしい、清水町民のために役立つような、本当に、保存版のそういったものをぜひとも来年度に作っていただきたいと申し上げまして、私の質問を終わりたいと思います。

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