平成29年第8回定例会会議録(9月13日_日程第5)

○議長(加来良明) 日程第5、報告第2号、健全化判断比率の報告について、報告第3号、資金不足比率の報告について、以上、2件を一括議題とします。

 提出者より提案理由の一括説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 報告第2号、健全化判断比率の報告について及び報告第3号、資金不足比率の報告についての2件について、一括してご説明させていただきます。

 健全化判断比率及び資金不足比率は既にご承知のとおり、いずれも地方公共団体の財政の健全化に関する法律、一般的には財政健全化法と言っておりますが、これに基づきまして、監査委員の審査を経て議会に報告させていただき、公表することが義務付けられているところでございます。平成28年度の決算に基づき、算定した各比率を報告するものでございます。健全化判断比率及び資金不足比率につきましては、それぞれ算定結果と合わせて説明資料を添付させていただいておりますので、簡単にご説明をさせていただきます。

 最初に報告第2号、健全化判断比率についてご説明申し上げます。

 報告いたします健全化判断比率につきましては、実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率と将来負担比率の4つの指標でございます。

議案1頁目の上段1、健全化判断比率の状況(平成28年度決算)をご覧いただきたいと思います。この表につきましては、左側が本町の算定比率で右側が法令に定められている早期健全化基準・財政再生基準となる比率でございます。財政の健全性として早期健全化基準は黄色信号、財政再建基準は赤信号と言われるものでございます。各比率ごとの状況でございますが、中段2の実質赤字比率・連結実質赤字比率の状況(平成28年度決算)に記載のとおり、一般会計の収支が黒字か赤字かを示す実質赤字比率につきましては、実質収支額163,535千円で黒字となっており、一般会計のほか本町の全ての会計の収支を足し合わせて、町のトータルとしての収支が黒字か赤字かを示す連結実質赤字比率につきましても、実質収支と資金剰余額の合計が364,075千円で黒字となってございます。

 2頁にまいりまして、3、実質公債費比率の状況(平成28年度決算)でございますが、ご承知のとおり実質公債費比率は一般会計の標準的な年間収入が、借金の返済にどの程度充てられたかを過去3年間平均で示す指標となってございます。算定結果としましては、平成26年度から平成28年度までの3か年平均で6.9%となったところであり、前年度算定値7.9%に対しまして1.0%下回ったところでございます。

 3頁にまいりまして、4、将来負担比率の状況(平成28年度決算)でございますが、将来負担比率は地方債の現在高など一般会計が背負っている将来負担、いわゆる借金が、一般会計の標準的な年間収入に比べ、どの程度の大きさであるかを示す指標でございます。平成28年度の算定結果は25.6%で、前年度算定値28.1%を2.5%下回ったところでございます。

 続きまして、報告第3号、資金不足比率の報告についてご説明させていただきます。

 議案1頁の1、資金不足比率の状況(平成28年度決算)をご覧いただきたいと思います。

 資金不足比率は、公営企業会計における事業規模に対する資金不足額の割合のことで、公営企業の経営状況を示す指標でございます。算定対象となります水道事業会計・下水道事業会計のいずれも資金剰余額を生じており、資金不足額は発生しておりませんので、資金不足比率もハイフン表示となってございます。

 以上、報告第2号及び報告第3号の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 報告事項ですが、質疑がありましたら、許可します。

 質疑はありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 報告第2号及び報告第3号は、報告済とします。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317