○議長(加来良明) 日程第7、議案第85号、平成28年度清水町下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを議題とします。
本案について、提案理由の説明を求めます。
水道課長。
○水道課長(堀 秀徳) 議案第85号、平成28年度清水町下水道事業会計未処分利益剰余金の処分について提案事項及び理由をご説明いたします。提案事項につきましては、平成28年度清水町下水道事業会計未処分利益剰余金48,495,722円のうち、37,062,462円を組入資本金として処分することについて、地方公営企業法第32条第2項の規定により、議会の議決を求めるものであります。
提案理由につきましては、収益的収入である使用料などの下水道事業収益から収益的支出である動力費などの水道事業費用を差し引いた純利益に繰越利益剰余金を加えた未処分利益剰余金48,495,722円のうちから、組入資本金として37,062,462円を利益剰余金として処分するものであります。組入資本金への積み立てについては、平成26年度決算から組入資本金制度が廃止されたことにより、減債積立金を使用して企業債を償還した場合、その使用した額に相当する額は未処分利益剰余金となったためであります。組入資本金制度が廃止されたことで、未処分利益剰余金に使用済みの金額が混在するため、使用済額と未使用額との区分を明確にする必要があることから、使用済みの未処分利益剰余金を組入資本金へ積み立てるため議会へ提案するものです。未処分利益剰余金の処分につきましては、地方公営企業法第32条第2項の規定に基づき、議会の議決を得ることとして提案するものでございます。
以上、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。
○議長(加来良明) これより、質疑を行います。
質疑ありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) 水道課長。
○水道課長(堀 秀徳) 今の説明の訂正をさせていいただきます。提案事項につきまして平成28年度清水町下水道事業会計未処分利益剰余金48,495,722円と申し上げましたが、48,495,772円の誤りです。訂正申し上げます。
○議長(加来良明) ただ今訂正ありましたけれども、質疑ありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。
○議長(加来良明) これより、討論を行います。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(加来良明) 討論なしと認めます。
○議長(加来良明) これより議案第85号、平成28年度清水町下水道事業会計未処分利益剰余金の処分についてを採決します。
この採決は、起立によって行います。
本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。
(賛成者起立)
○議長(加来良明) 起立多数です。
よって、議案第85号は、原案のとおり可決されました。