平成29年第8回定例会会議録(9月25日_日程第2 決算 一般会計予備費)

○議長(加来良明) 第14款、予備費、第1項、予備費、265頁・266頁の質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 予備費についてですが、例年項目的にはこのくらいあるのかなという感じで過去のほうもちょっと見てみたのですが、今年これ私もどこで質問していいのかと思っていましたが、この中でやはり最後、266頁の1番下段になりますが、やはり今原議員も質問で給食関係ということで挙がりました。ただ、金額が多いから少ないからではないのですが、私はたまたま金額が突出していたので、ちょっと関心を持っていたのですが、今原議員とのやり取りの中で、12月に補正が組まれている。その後のことについて課長はいろいろ説明をしていたわけですが、どんな理由があっても1,000千円、12月の補正の1,000千円は議会で議決をいただきました。この1,800千円は議決の必要のないという理由が何かあったのかどうか。これ論理的には問題ないのかもわからないですけれども、私たちの立場からいったら1,000千円は議決もらいました、1,800千円はいろいろな諸事業で議会を経由しないで支出しましたと。そして、この決算で始めて議員として中身が分かってきた。こういう流れというのはあまり好ましいとは思わないのですが、その辺について何かあれば。担当課としては先ほどと同じ話になるかも。今後どういうふうにして対応していくかということになろうと思うのですが。単純に思えばそう思っちゃうんですよね、1,000千円ならいいけど、1,800千円はいらないんだよと。そうならないだろうということを改めて、課長ちょっときつい質問になるかもしれないけれど、認識としてお聞かせ願えればと思います。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 今中島議員おっしゃったとおり1,000千円については、議決を経て予算を執行するというものでありましたし、逆に予備費充当についてはそれを上回る金額でありながら議決がない状態で充当をし、支出をしているという状況でございます。こちらの不足額について判明した時点で、教育委員会と総務課で協議をさせていただきました。1点は、それぞれ発注済みのものですからそれぞれ請求書がきて支出をしなければならないという状況等もあって、どのような対応をしていくかということで検討させていただいた中で予備費を充当させていただいたという経過でございます。今後の部分については、先ほど原議員の質問でお話をさせていただきましたが、やはり献立を作る栄養士とそれから予算を管理する事務の職員との連携がうまくいかなかったということが原因だということで思っておりますので、その連携も口頭でしていたということがありましたから、書面で毎月管理をしていこうということでそういったような方法を考えました。先ほどの説明と重複しますけれども、毎月毎月登校日が確定しておりますので、小学生が例えば何食だとか中学生については何食、先生についても何食というのが食数立てられますので、それを毎月の賄材料費を使う上限として目標上限額を設定し、それぞれの月の献立についてはいろいろなメニューを考えるのですけれども、それぞれの食材を発注した原料の価格について積み上げて1か月の上限額に間に合うように上限内に収まるようなかたちで管理をしていこうということで今進めています。ただ、先ほど申しましたとおり、野菜等については価格が確定していないという部分がございますが、そちらについては請求書をいただいた時点で確定額と精査をしながら、その月以降の発注について反映をさせていくというような対応をしています。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 今課長のお話を伺って、後ろ向きではなくて前向きにということで私は理解しておりますし、いろいろ答弁もご苦労されているようにも感じます。こういうことは前を見ながら、ないように内部で十分協議をして、書類等々にもするというお話も聞いていますので、その辺について0ということはありえないと思います。注文先がかなり広いと思っていますので、その辺は若干理解をしながらもできるだけこういうことのないようにお願いを希望しておきます。それで、先ほど私が申し上げた執行側に対してのことなのですが、こういう問題はやはり補正を組んだ1,000千円とこの1,800千円が議会に対して何の報告がなかった。これはたぶんそのまま通過していったら、そのままだったと思います。ということは、議員としての立場でそういうことを、議会の開催でたぶん3月に間に合わなかったのだろうなと私は勝手に推測しています。そうなってくると、何らかの場で全員協議会だってやっているのだから、そういう場でやはり執行側からあるいは教育委員会のほうから、こういうことがありましたとかという報告があってもいいのではないか。これは執行側になるのですが、今一度、議会議員が13人いるということを改めてご認識いただいて、その辺にある程度の報告が必要であるというふうに私は思っていますので、その点について執行側の、今後ないとは思いますけれども、これだけ踏まえればどういうふうに感じ取られていて、これからもそういうことがあったらどう対応するか、本会議・臨時議会に間に合わなければ全員協議会というものがあるわけですから、その場でも報告をすべきではなかったかと思うのですが、その点について執行側のお考えを伺いたいというふうに思います。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 予備費の充当の関係でございます。今担当課長からいろいろ説明をさせていただきましたが、その中で予算がちょっとという言い方をしていましたので、僕はちょっとではないと思っているのですが。この1,800千円というのは非常に大きい金額で、重要なことだと考えております。相談に来まして、今までの過程がどうだったのか、これからはどういう対策をしていくのかということを詳しく聞きました。それについては今課長が話したとおりでございます。そのとおりいけば、これからはということがないかなと思います。ただ、議会の中でお話をしなかったということでご指摘を受けました。議会を軽視したということではございません。時期的なものもございまして、予算の中で予備費、私どもに5,000千円持たせていただいておりますので、その範囲の中で使わせてもらったという押さえでいますけれども、このやり方が本当に良かったのかというのは1番疑問に残ることでございます。法的には問題ありませんが、検討を要する進め方だったかなとは思っております。今後、必ず全員協議会等にお話をさせてもらう。ケースによって違うのでここで「はい」とは言いませんけれども、できるだけ情報的なものはお示しした中で、健全な行政運営といいますか、経理といいますか、そこら辺は進めてまいりたいと思っております。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 質問にもならないかも分からないですが、今副町長のお話を聞いて、今後議員にもということで、私は議会軽視とは言っていないので、議員にも知らせてもらいたいというお話をしていますので、そこまできついことは言う気はないので。ただ、これも全部予備費を報告してくださいとかということを私は言っているのではない。ただ、これに関してはすべきだっただろうということ申し上げているので、その辺全てではなくて必要に応じて執行側でよく判断をしていただいて、議員に知らせるべきものは知らせていただくという手続きを取っていただきたいということを改めてご答弁いただいて、「します」ということだけで結構ですから、今一度ご答弁願います。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 私もそういうつもりで5,000千円いただいておりますので、その中で、ケースによっていろいろあると思います。相手のあることも出てくるかと思います。すぐにやらなければならないということもあるかと思いますので、そのケースによって報告させていただく、うちでやらせていただくということで判断をしていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) この予備費に関わっての要望なのですが、備考欄にコード番号というのか。

 

○議長(加来良明) 原議員。要望はありませんので、質疑ですのでそれを踏まえて質問をお願いします。

 

○7番(原 紀夫) わかりました。踏まえて質問をさせていただきます。この備考欄に括弧書きでどこに使っていたか用途を入れていただくと、目も悪くなっているので、これどこだったかなと探すのが大変なので、そこは入れるべきでないかと思うのですが、いかがでしょう。

 

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○議長(加来良明) ここで休憩します。     

 

○議長(加来良明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 

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○議長(加来良明) ただいま緊急事態が発生しましたので、今日はこの辺で延会にしたいと思います。

 明日は原議員の質問から始めます。原議員の質問が途中になっていますので、原議員の質疑から開始いたします。 

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