平成29年第8回定例会会議録(9月25日_日程第2 決算 一般会計商工費)

○議長(加来良明) 第7款、商工費、第1項、商工費、177頁から182頁の質疑を行います。

 質疑はありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 一連の商工観光課を含めたイベントの関係でお尋ねをいたしますが、昨日新得はそば祭り、鹿追は産業まつり、清水は行くだけとこんなことがありましたが、以前から思っていることなのですが、うちのまちのイベントというのは、去年は災害がありましたのであれですが、駅前のスペースで絶えず行っているのですが、新得のそば祭り、それから鹿追が一連の公共施設の広いところでやっているのを見て、昨日はイベントを見に行ったのではないのですけれども、偶然、こんなことをやっているのかと思ってちょっと寄ったのですが、素晴らしい。人が多く集まって盛り上がっていたのを見て、羨ましい限りだなと思って見てきたのですが、次年度に向けてスペース的にあの駅前をやめて、この一連の公共施設の清水町の役場・文化センター・清水公園・日赤の横含めて保健福祉センター、この範囲をまとめきって何か大きな、清水もやるなと言われるようなイベントができるようなものを考えてほしいなと老婆心ながら思っているのですが、そのようなことを商工観光課含めて考えたことがあるのかないのか。ないとすれば考えたいということになるのかどうか、この辺をちょっとお聞かせください。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 今原議員ご指摘のとおり、本町にとっては町が主催いたします大きなイベントというのは、現在ない状況にございます。されど、JAさんの6月の十勝若牛アスパラまつり、それから商工会さんが主催いたします夏の清流まつり、もしくは御影地区であります御影フェスティバル等々は、本町が誇れるイベントとなってございます。過去におきましては、清水町の資源でありました乾麺の生産をモチーフにしました、432メートルのそうめん流し、これは全道津々浦々まで周知いたしまして多くの方が来町いたしました。この当時、25年前程度になりますが、このような大きなイベントはどこの町もやってございませんでした。その当時は町・商工会・JA・観光協会が協力して町を盛り上げようということで、更には産業の振興を図りながら交流人口も増やすということで一致団結してやった経過がございます。その後、いろいろな変遷を経まして、O-157の状況が出まして、やっぱり食べるものについてはなかなかできなくなった状況がございまして、尻つぼみになりまして今に至っている状況にございますが、その間、町の有志が牛玉ステーキ丼などの食につながるようなことを考えまして、町内ではないのですが、全道的に全国的にも本町は素晴らしい町だということを周知しているものがございまして、今はそういうものを考えながら商工観光課・観光協会・商工会・JAは、そういうものをモチーフにしながら、また何かできないかということの検討を始めた段階でございます。原議員がおっしゃるとおり駅前の元気まつりについては、手狭という部分は否めない状況にございます。昨年はできなかったのですが、一昨年前はある程度のお客様が来られて、ちょっと盛り上がりが出てまいりました。今年については新たに補助金を増額していただきまして、周知を図り、職種を増やしながら、この元気まつりというものを少しボリュームをつけていこうというふうに考えてございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 後段で申し上げたスペースが、今課長も言われるように現行の場所では手狭だというような話をされていますが、昨日鹿追で感じたのはずいぶん子どもが多いなと。子どもが多いということは、親御さんもセットで来ているんですよね。私も漫画的なゴレンジャーだとかジュウレンジャーだなんて、まだやっているのかなと思ったのだけれども、ぐるっと見て回ったところ、子どもを抱きかかえて大騒ぎしていると。こういうことでまだ人が集まるんだと思って感心していたのですが、うちの町もどういう方向になるか分かりませんが、清水の祭りが、年に1回ある祭りが、町民が本当に車いすを押されて来るくらい広いところで、噴水を真ん中においてあのスペースで考えてやれば相当人が集まるのではないかと私は昨日感じておりまして、新得のそば祭りもしかり、イベントを含めて相当努力をして工夫していると。町民も含めて。そこを見てきましたので町民にも力を借りなければならないところが相当あると思うのですけれども、その辺も含めて今日や明日なんてことにはなりませんけれども、常日頃からそういう力が発揮できるようなことを今課長が答えられましたけれども、私も聞きながら考えてみたら私が営林署にいるときから商工観光課におられたので、長く居るだけあって何でも本当に覚えているなと感心したのですけれども、それもぜひ生かしてほしいなと。スキー場も無くなった。何も無くなった。そうめん流しも無くなった。無くなったものを盛り返すのはなかなか大変ですけれども、非常に前向きに取り組んでくれる町長でありますので、ぜひ町民総出で、職員総出で案を出し合う、町民からも意見を聞くということを含めて頑張ってほしいと思いますがどうでしょう。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 大変ありがたいご意見をありがとうございます。やはりお子様連れという部分は、私たちイベントを考える上ではとても重要な要素だと思っております。特に戦隊ショーなどは私なんかも心うきうきして見たいなと思う要素の一つでございまして、なんとかそういうものを入れた中で町民に喜んでいただける楽しいイベントをつくりあげていきたいと思いますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 住宅リフォームの太陽光の関係ですけれども、町の中を車で走って見る限りでは、新たなものはないのかなという感じがしているのですが、このシステムについて以前急遽どんどんあちこちでやっておりましたけれども、今改めて増えていく状況にあるのか、そのまま収まっているのかこの辺どうなんでしょう。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 家庭の太陽光の設置については、増えているという状況は聞いてございませんし、実際私どもがリフォームで対応する太陽光の施設については現在のところ利用はございません。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○商工観光課長(高金信昭) 新電力、電気料を安く少してでもということで、帯広市を含めてあちらこちらで相当手を入れているようでありますけれども、うちもたぶん新電力に手を入れているだろうと思うのですけれども、経費を安く上げて効果を出すということは、先ほどのあれではないですけれども、一連の30億円基金が貯まってきているからといって安心していられない状況なので、こういうところも含めて業者も含めて努力してほしいなと常々思っているところでありまして、うちの町に今電気も含めていろいろありますけれども、この中で言っている企業の誘致も含めて、バイオエタノールの工場があのままで訳がわからなくなっているという中で、その辺の動きが、これからこういう動きがあって、これから先が見えてきつつあるという事情を含めてあればちょっと教えてほしい。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 住宅については、太陽光のシステムの対価と新電力による契約の対価といろいろな制度があって、それをユーザーである町民の方はいろいろ検討されていて、いろいろな選択肢が増えたということは喜ばしいことだと思います。実際、太陽光につきましては住宅は、設備費がわりとかさむのではないかというようなお話はよく聞くところであります。企業につきましては、新たに太陽光をつくったところが御影に1か所ございました。まだまだそういう部分で電気をつくりながら売電していくということがつくられていくのではないかなというふうに考えておりまして、若干の伸びしろはあるのかなというふうに考えております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 182頁の日勝展望台のトイレの清掃委託料がありますが、私は昨年の災害以降、行きもできない中だから相当減額されているのかなと思ったところそうでもないのだけれども、これはどういうことでしょうか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) この内容につきましては、主要成果表の137頁に書いてありますけれども、災害で8月末から使えないような状態になっていますけれども、春先のトイレの水を確保するための委託関係の運搬等々の事業費として1,658,967円ということで、金額については変更がない実績になっております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 現地へ行けるという状況だったのでしょうか。現地へ今一連の言われたことの事業が行われると。水を運ぶかなんか、そういうことを言われたのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 現地へは行ける状態でしたけれども、8月に国道が通行止めになった以降は展望台トイレとしては使用はできなかったということです。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 観光費、頁でいきますと178頁です。地域おこし協力隊員のことについてお伺いします。昨年の賃金などを比べてみると増額されているのですけれど、人数が増えたのではないかなというふうに思っています。それで、今後の来年以降などこの人達の活躍によってどういった成果が挙がっているのかちょっとお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 商工観光課所管の協力隊員は、年度当初は4名ございました。途中2名が欠員となりまして、最終的には2名の協力隊員でうちの観光移住の部分の業務を担っていただきました。特に今、情報発信拠点整備ということで駅前のハーモニープラザ及び千年の森で物産販売、特に食と物産を先ほど言った連携をしている商工会・JA・観光協会の部分の中で物産販売を中心にやっております。千年の森でインバウンド、それから国内の旅行者に対して本町の物産を販売をしておりまして、数字的には昨年は台風10号の影響がありまして芳しくない状況でございましたが、ある程度本町の物産も売れるということがだんだん分かってまいりましたので、そういう部分で担っていただいております。

 

○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) それなりの努力の成果が挙がっているというふうにお聞きいたしました。それで、いわゆる定住・移住促進ということでいけば、この人達がどのぐらいまでいるのか、例えば清水町の町民として残れるような状況とかそういった観点から見るとどういう状況なのか。臨時職員としてみれば賃金が高いのではないかなと、ほかの人と比べて高いかなという気もしないでもないのですけれど、そこら辺もお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 商工観光課長。

 

○商工観光課長(高金信昭) 私どもの所管の隊員につきましては、いろいろヒアリングをいたしましたところ、2名についてはできれば本町に在住したいという考えでございまして、今続けている業務が継続してできればなというふうには考えております。さらには、もしそれが叶わない場合については町内の業者、今携わっているのは物産関係の部分で紹介等をして、できるだけ本町に残っていただきたいというような努力を図ってまいりたいと考えております。

 

○議長(加来良明) 賃金について。

 

○商工観光課長(高金信昭) 賃金につきましては、これは協力隊に対する基本的な賃金の基準がございまして、それに伴いましてお支払をしております。若干高いという部分がございますが、単年単年で契約更新となりますので、その辺の安定化を図るために若干高い賃金になっているというふうに考えております。

 

○議長(加来良明) 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) せっかく清水町のためにそれだけの成果といいますか、貢献していただいたので、できれば清水町民として定住していただくのが望ましいなと思いますし、そういった事業も町として継続する体制も必要かなと思いますが、そこら辺の検討は今後の課題だということでしょうか。ちょっとお聞きします。

 

○議長(加来良明) 企画課長。

 

○企画課長(田本尚彦) 地域おこし協力隊の配置につきまして、商工観光課の費目に限らず、教育費ですとか企画費にも配置をしている隊員がいます。将来的な部分につきましては、これまでやってきております業務、協力隊の方にはいろいろな業務をやっていただいておりますが、今お話のあったように将来的な定住あるいは隊員として実行していきたい業務が将来の定住のときにスキルとしてつながるようなもの、こういったものを検討・選択をしてまた配置については対応してまいりたいと考えております。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 先ほど原さんが言われた日勝展望台のトイレのことなのですけれども、使われていないのに減額がないのかなと言われていたのですけれど、14のところ見ると予算額が1,994,760円になっていて、実質は1,658,967円。これだけ減額されていることですよね。成果表見ると。違いますか。それで原さんが納得いかないって言っているのでしょう。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) そのとおりでございます。昨年の成果表でいきますと、日勝峠のトイレの関係は1,994,000円何がしでございます。台風以後の清掃分が減額されてきますので、春先の水の運搬については変わりませんけれども、そういうことで1,660,000円くらいになっていますので、300,000円程度減額ということでございます。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) そういうことで分かりました。それと、消費生活相談業務のことなのですけれども、成果表の138頁。昨年、消費生活センターの方が1人になったとか言われていて、大変だとかと言われていたのですけれど、今も1名の方でやっているのですか。2名でやっているのですか。

 

○議長(加来良明) 町民生活課参事。

 

○町民生活課参事(宮脇武弘) 現在は2名で相談業務にあたっております。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 2名でやっているならよろしいです。素晴らしい成果が出ていますので、このように頑張ってやっていただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 質疑ですので、質疑で終わっていただきたいと思います。以後、よろしくお願いいたします。

 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 以上で、商工費の質疑を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317