平成29年第9回臨時会会議録(11月6日)

○議長(加来良明) 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

 

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○議長(加来良明) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  会議録署名議員は、会議規則第126条の規定により、議長において

 6番 木村好孝 議員

 7番 原 紀夫 議員

 8番 口田邦男 議員    を指名します。

 

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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。

 おはかりします。

 本臨時会の会期は、本日1日にしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 会期は、本日1日と決定しました。

 

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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。

 事務局長。

 

(諸般の報告 事務局長 朗読)

  

○議長(加来良明) これで諸般の報告を終わります。

 

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○議長(加来良明) 日程第4、議案第103号、損害賠償の額の決定及び和解について、議案第102号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定について、以上2件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 初めに、議案第103号について

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 議案第103号、損害賠償の額の決定及び和解につきまして、提案理由の説明をさせていただきます。

 事故の概要につきましては、平成29年10月6日、午前10時30分頃、清水町字清水第3線の町道清水御影間道路を清水市街地から芽室方向に向かい走行中、道路の穴に車輪が落ち、議案書に記載の相手方が運転する自動車のタイヤ及びアルミホイールに損害を与えたものです。

 道路状況につきましては、日常パトロール等を実施し補修等をしておりましたが、事故を防ぐことができなかったものです。相手方と話し合いをし、町の過失割合を50%とし、103,240円を支払うことで和解をしたところであり、示談書を取り交わすこととなっております。今後このような事故が起こらないよう十分注意し対応したいと考えております。

 なお、賠償金につきましては、本臨時会に補正予算を提案させていただきましたので、よろしくお願いいたします。

 以上、提案理由の説明とさせていただきます。

 

○議長(加来良明) 次に、議案第102号について

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) それでは、議案第102号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定についてご説明をいたします。

 総額に14,879千円を追加し、それぞれの総額を8,568,973千円とするものです。

 歳入よりご説明をいたします。6頁をお開き願います。

 13款2項2目、民生手数料、2節4番、高齢者等短期入所事業手数料につきましては、高齢者等の短期入所の利用が増えていることから手数料584千円の追加です。

 その下5番、介護予防ケアプラン作成手数料につきましても、介護予防ケアプランの作成が大きく伸びてきたことから手数料3,800千円の追加です。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として10,391千円の追加です。

 20款4項3目、雑入につきましては、ただいま議案第103号で説明をいたしました損害賠償につきまして、全国町村会総合賠償保障保険の対象となりますことから保険料104千円の追加です。

 その下、7頁にまいりまして、歳出につきましてご説明をいたします。

 2款2項2目、税務総務費につきましては、還付金・還付加算金の増により200千円の追加です。

 3款1項5目、在宅支援費、13節50番、介護予防ケアプラン作成委託料につきましては、歳入よりご説明をいたしました、介護予防ケアプラン作成の委託が大きく伸びてきたことから2,100千円の追加です。

 その下、53番の高齢者等短期入所事業委託料につきましても、高齢者等の短期入所者の利用が大きく伸びてきたことから3,257千円を追加するものです。

 次に7目、保健福祉センター費につきましては、保健福祉センター車両庫シャッターの劣化から、部品が落下する恐れがあるために修繕工事経費として1,253千円の追加です。

 8頁にまいります。4款2項2目、清掃センター費につきましては、清掃センター焼却炉の側壁が崩落の恐れがあるため、最小限の補修工事経費として1,566千円の追加です。

 8款2項1目、道路維持費、11節52番、車両修繕料につきましては、道路管理車両の車検時に新たな修繕箇所が発見されたことから修繕経費として700千円の追加です。

 22節12番、道路管理事故賠償金につきましては、損害賠償により歳入と同額の104千円の追加です。

 2目、除雪対策費につきましては、除雪ショベルが故障により修理不能となり、代替車両の借上げにより対応するための関係費の補正です。

 まず、11節52番、車両修繕料、12節51番、車検等手数料につきましては、除雪ショベルの車検を取り止めたことにより合わせて287千円の減額です。

 14節11番、除雪車借上料につきましては、除雪ショベルの代替車両を借上げるための経費として借上料2,592千円の追加です。

 下9頁にまいります。13款1項1目、行政費につきましては、臨時職員の死亡に伴いまして退職金の支払が発生したため退職報奨金2,378千円の追加です。

 15款1項3目、公共施設災害復旧費につきましては、昨年の台風10号で被災をしました清水公園池につきまして、オープン前の4月にボート運航の安全確保のため仮復旧工事を実施をしていたところですが、利用期間終了後に本復旧を実施するため災害復旧工事経費として1,016千円を追加するものです。

 以上、一般会計補正予算(第8号)の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 8頁、除雪に関してなのですが、これは今副町長の説明でショベルが使用不能になったのでということでございました。これは、単純に使用不能という場合に、あとほかに何台あるのかは知りませんけれども、これは除雪シーズンが終わった後、定期点検等をしていれば乗れなくなるか、要するに使えるか使えないかというのはシーズンの頭ではなくて、シーズンの終わりにわかるのではないかなと。ですから、私はタイミング云々ではなくて、やはり機器類というのは定期点検をしっかりして、長持ちさせるべきであろうというふうに今説明を聞いて思いました。過去においても一度、牧場に機械があった時に、ぎりぎりまで使って予算を付けて、これはいろいろあったようですが、予算要求もしていなくて、結果的に修理をしたら倍以上もかかったという過去の例が記憶にあります。やはり、機器というのは定期点検をしっかりして少しでも長く使う。使えるものは。その辺ができなかったのかどうかが1点と、除雪のシーズンですから2点聞きたいのですが、車両借上料になっていますけれども、除雪の積算基準単価というのは過去から変更していないのかどうか。詳しくはここで聞いてもわかりませんので、除雪に対する委託料、委託する業者に対しての積算基準は変更になっていないのかどうか。

 もう1点。3点目として、昨今、災害で地元業者は大変多忙を極めているというお話を聞いています。その中にあって、「もう除雪なんかやっていられないよ」というようなお話も耳にしています。これについて、やはりそういう状況の中では単価の値上げとか、あるいは無理な条件等を町に出してくる可能性もないとは言えないと思います。この辺については、いろいろな部分で地元企業優先というかたちで取り組んでいる。これは基本的に大事なことだと思いますが、町民が犠牲になるような優先ということにはならないというふうに思いますので、多忙につき協力できないのではないか、これは断言ではないのですが、「除雪はやっていられない」というような話をしている方がいたというのを耳にしていますので、この辺について町として把握しているのかどうか、この3点についてお伺いしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 1点目の点検等はちゃんとしているのかということでございますけれども、この車両については昭和62年の車両になります。30年を経過しておりまして、今回こういったかたちで急遽出てきたことでありますけれども、元々このショベルにつきましては、平成30年で更新する予定で事務を進めておりました。今回そういったことで車検を受けないでリースで4か月間、12月から3月までを補正をさせていただいて新年度につきましては今のところ補助事業で更新をする予定で事務を進めているところです。

 2点目の除雪の積算基準の変更はあるのかということですが、基本的には変わらないのですけれども、労務単価、道単価などを参考にしておりますので、その部分についての変更はあります。

 3点目の災害等で町内業者、除雪をしていいただいている業者にやってもらえないのではないかということですけれども、先週、今シーズンの除雪の会議をさせていただきました。事前にいろいろと協議をしていただいて、うちの場合Aブロック・Bブロック・Cブロックというかたちでやっておりますけれども、基本的に今シーズンも請負というか、やっていただくということで今準備を進めているところです。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 平成30年ということで、ショベルについては更新する予定だったということですが、これについては2,592千円、これを使って点検をちゃんとしたら平成30年ではなくてもう2、3年使えるのではないかなと。リース代を修繕費としても、修繕できないほど傷んでいるという副町長の説明だったのですけれども、理解をせざるを得ないのかな。要するに修理しても、例えば部品がないとかそういう意味合いでもう使えないということなのか、それについてお答え願いたいと思います。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 現在の車両を修繕したらどのくらいかかるかということで見積もり、積算はしていたのですけれども、全体で4,000千円程度かかり、比較してリースのほうが安いということで、今シーズンはリースにより、事務を進めるということで結論したところであります。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) それでは次、3点目の除雪協議会というか何かあるのでしょうけれども、そこでも既に会議が終わって昨年同様の業者に協力を得ることができたという理解を今したんですよね。その中で、やはりそういう協議会の中でもう終わっているのか、また開くのかわかりませんけれども、業者間での除雪の結果、非常にきれいにする業者と正直言って上っ面をびゅーと走っていく業者がいるので、この辺はやはり個々に説明はできないと思いますので、そういう協議会、みんなが集まった場でやはり担当課のほうからそういうことを周知しておく必要があると思いますが、今後その協議会が開催される予定があるかどうか。なければ文書でやはりどこの業者がやっても同じように路面的な部分を除雪しているというようなかたちを取っていただきたいと思うのですが、その周知方、課長はどのように考えておられるかお答えをいただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 除雪会議、協議会というものではないのですけれども、除雪会議の中で3つの企業体の方を呼んで、今言われた除雪のやり方、天気にもよるのですが、急ぐ場合は1路線を確保しながら全路線を回るとか、そういった仕様を提示しているところでありますので、今後はそういった会議の開催は予定はしておりませんけれども、シーズン、もう11月上旬になりますので、今後事務的に契約を進めていく予定で事務を進めています。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 議案第103号の損害賠償のことについてお伺いしたいと思いますが、穴があって物損事故に遭われた方がいると。そして定期的に穴の点検もしている中で起きた事故であるということでありましたけれども、場合によっては重大な事故に結びつく可能性もあるということの観点から、やはり点検についてはしっかりと、事故があったからではなくて私も小さな穴とかいろいろなものを見ますけれども、そういったものをしっかり、重要な事故に結びつく可能性があるという観点で、しっかりした対応をしていただきたいと思いますが、その点いかがでしょうか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 農村部の舗装の場合、30年くらい前に防塵処理というか農道砂利道の上に舗装をしたところが結構あります。町内のそういった場所を調査しながら、今回該当する路線、清水御影間道路につきましては、国道38号線からの入り口の部分の事案でしたけれども、ここについては平成31年度からオーバーレイをやるように今のところ総合計画の中で計画をしておりまして、ほかの農村部の町道につきましても、亀の甲、それから穴等がひどいところについては随時整備をしていくということで進めております。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 私のほうから2点お尋ねをいたします。1点目につきましては、今桜井議員も触れておりましたが、損害賠償の決定の額の和解の部分に関わるのですが、前回の議会でもちょっと指摘をさせていただきましたが、道路が今回の災害によって、例えば3メートル60の道幅が広がって4メートル近くなるというのは、鎮圧をして舗装が潰れて横になるという状況なのですけれども、そういう道があるということで今ダンプが走り何が走りという情景があるのですが、以前申し上げた高校の通りをずっと延長していって八十八ヶ所を越えていく、今災害工事を行っているところに至る橋から手前の道なのですが、あの状況にずっとしておいたときに、ダンプカーが道が潰れていて横転したということになったときに、あれは道道であれば町に関わらないのかもしれませんが、どうも気になるという面がありまして、現地を見てという話を以前されておりましたが、私が以前質問した時から見て相当進んでいると。進むということは下がりますからそちらのほうに走っていて力がかかるから、なお舗装が潰れて広がっていくという情景がありますので、これから凍結時期に入りますが、そのまましばれて、もってくれればいいのだけれども、大丈夫なのかなと素人目で見て、そんな気がしているところなのですが、私が今指摘をした道路について点検をし、その後対応しているのかどうかまず1点目はこの件についてお伺いをしたい。

 2点目、8頁の清掃センター費の1,566千円の工事請負費の関係ですが、昨年の議会で4、5百万かけて多分修理をして終わっているところだろうと私は認識をしているのですが、この箇所がまた同じように現在壊れているのか、年度当初に全く予算案の中に補修工事等がなかったので私はうまくいっているのだなという認識をしていたのですが、今回改めて補修料というのが出てきましたので、この辺についてはたぶんレンガという話をされていましたから内部のことだろうと思いますが、現在私も時々ごみを持って行くのですけれども、燃焼させているという状況なのですが、このまま使い切っていくとひどいことになるから火を止めたときに修理をするという感覚で予算書に提案をしているのか、この辺についてお伺いをさせていただきたい。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 1点目の町道、清水11号道路の路肩部分の舗装の改修の関係です。以前にご指摘を受けて現場のほうを見させていただきました。先ほどの農村部の舗装の改修計画と同じくこの路線につきましては、平成34年に全面的に道道の北清水清水線の交差点から山側に向かってひどいところについてはオーバーレイをすることで、今のところ総合計画で予定をしております。その中で予算を計上する予定です。近々に部分的にひどいところについては、降雪前に現場を確認して再度点検をしたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

○議長(加来良明) 次の答弁を求めます。

 町民生活課参事。

 

○町民生活課参事(宮脇武弘) 前回と箇所が違う場所の側壁の防火レンガに傷があって、焚き続けると崩落の恐れがあるということで今回補正を組ませていただきました。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 町道の鎮圧というのかその箇所ですが、担当課で現地を確認してこのままではまずいなという判断をして、今そういう答弁をされたのかなと思うのですが、現地を見られているようですので再度お尋ねをさせていただきたいのですが、以前申し上げた時から見たら相当下がっていて、広がっていてという感じで見ているのですが、今後あそこにダンプカーが重量物をどんどん運んでいかなければいいのだけれども、あそこには途中にチップ工場等もありますし、相当重いものを運搬するということが数あるのですが、もし何かあった時には100%町の責任が問われるということになるのではないか。こういうことを私は危惧しているものですから申し上げたのですが、現状を見た限りでは年度内は大丈夫だろうと。新しい計画の中で予算付けをしているので心配ないと。応急措置をちょっとすればいいと見ているのか、この辺ちょっと再度お尋ねをさせていただきたい。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 現場を確認してそういったかたちで平成34年まで、ちょっと間は空きますけれども、その間は部分補修等で対応して、そういったかたちで進めていきたいと考えております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 部分補修といっても私が言っているのは、今は大丈夫なのですかと。今年は手をつけなくてもいいのですかという心配をして言っているのですが、今課長が言われた分については、今年の中でなんとか部分補修しないとまずいなという認識をしているのか。まだまだ先送りして部分補修していいと認識しているのか。この辺をもう一度確認させてください。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 現在のところ大々的な補修は必要ないという考えで、先ほどの答弁としたところです。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) ごみの焼却場の関係ですが、昨年四百数十万円かけて補修をしたところではなくて、違うところのレンガが崩れそうだからということですが、これはごみの焼却場というのは以前もお話をしたことがあるのですが、毎日燃焼し続けていればいいのだけれども、火を止めるとそういうことになるのだという話は以前から聞いているのですが、これを帯広のくりりんセンターへ移す前まで、先ほどの中島議員ではありませんけれども、使えるものはどうせ使わないのだから長く使って、そのまま終わりにして何とか新しく移転するまでにはそのまま使い切るということは不可能なのかどうか、この辺どうなのでしょう。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 町民生活課参事。

 

○町民生活課参事(宮脇武弘) 昨年も今回もそうですけれども、副町長からも説明がありましたように、必要最低限という中で補修をしておりまして、その中で見つかった今回の補修でございます。考え方は、センターが再来年3月までの活用を図るという前提で見つかって、最低限の補修をしていくと。今後出てくればの話ですが、今後もそういうような考え方でいきたいというふうに考えております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 崩れるのではないかという予測をして補修料を充てているのですが、崩れないかもしれないということもあるのではないかいう気もするのですが、もし崩れたとして、少ない箇所で持ちこたえられるのであれば崩れたとしてもそのまま動かすとどういう状況になるのかを考えたことがあるのかどうか、この辺どうなのでしょう。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町民生活課参事。

 

○町民生活課参事(宮脇武弘) あまり専門的な知識はございませんけれども、内部の耐熱のためのレンガが昨年、今年と補修をしているというような状況でございますので、耐熱する機能が果たせないとなると炉全体が使用不能になるということになるのではないかというふうに思います。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 これで質疑を終わります。

 

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第103号、損害賠償の額の決定及び和解についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第103号は、原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第102号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第8号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第102号は、原案のとおり可決されました。

 

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○議長(加来良明) 日程第5、議案第104号、工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆)

 議案第104号、工事請負契約の締結の議決事項の変更について提案理由の説明を申し上げます。

 平成29年8月23日開催の臨時会で議決をいただきました、議案第83号、御影12号道路(平和橋)災害復旧工事の契約金額が設計変更により変更になりましたことから提案するものでございます。

 契約金額の変更の主な要因といたしましては、沈下した橋脚を撤去し、再生するため、川の流水や土砂が入らないように橋脚を囲うように鉄板を土中に打ち込む工事を行ったところですが、昨年の災害査定時に比べまして春先の雪解け水ですとか、台風等の降雨によりまして現場の土砂量が増しており、作業の安全性を確保するため橋脚を囲む鉄板の強度を高める必要が生じたことによるものでございます。当初の積算にあっては、厚さ13ミリメートル、深さ130ミリメートルの鋼板94枚を、厚さ15ミリメートル、深さ170ミリメートルに変更することで工事金額が増額となったものでございます。このため、契約金額が変更前176,245,200円が変更後197,575,200円となり、21,330,000円の増額となったものでございます。なお、契約金額につきましては、消費税込みの金額でございます。

 以上、議案第104号の提案理由とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 今臨時会で2件の設計変更が出ているのですが、どちらにしても変更額としては大きい。今提案説明の中で簡単にすっと流した説明になっていますけれども、工事現場は降雨だとか、発注した後の現場での大きな変更。天災というかそういう部分で、今お話があった8月の臨時会で議決した後、その大きな変更が出てくるほど被害が出たのかどうか。すっと課長が説明されたので、そういうことがあったのかなという感覚をしていたのですけれども、これがまず1点目。

 2点目、土留め板の厚さを変更するということ。これは要するに原因なんですよね。何が原因なのというところが。要するに災害とか天災的な部分があったからということと、もう1つ、これは今全部コンサルですよね、設計は。現場を把握しているわけではないのだけれども、捉えようによっては単純ミスなんですよね。最初から13を15.5にしていればこんな問題は出てこないし、災害の最中だったから業者もコンサルも忙しかったという、言い訳というよりは現状そうだったというのはある程度理解しています。大変だっただろうと、忙しかっただろうと。ですが、これは場合によっては単純な設計的な検討の不足ではないかなというふうに感じて今お話を聞きました。そういうことからいったら、設計変更したらだめだとかいいとか言っているのではなくて、流れとして現実に職員も町も災害対応についてはすごく力を入れている。これは理解している。災害は最後の締めくくり、災害の起きている状況や締めくくりは現場なのです。技術屋なのです。不足気味です。どうやって見ても職員の数が少ない。だから、場合によっては体調を崩す職員も出てくるだろうと思っています。それだけプレッシャーがかかっているのです。国からの支援もいただいているようですが、この方は期限付きですから。こういう設計コンサルから上がってきたものに対して目を通すという時間が職員にもないのですね。これを職員が発見できるかどうかはちょっと疑問がありますけれども。その辺からいくと、どうもコンサルに対して、設計変更はコンサルがしたのですね。設計変更のための積算はコンサルに委ねたのですね。それか建設業者か。どちらにしても設計変更した金が、誰かどこかで支出が伴っているかどうか、この3つについて質問したいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 概要につきましては、先ほど総務課長のほうから説明をしましたけれども、考え方として当初設計時と現在の現場状況に誤差が発見されたということでの大きな設計変更内容となっております。内容については、仮設工が主なものでありまして、現場で安全に作業するにあたって、矢板等の規格変更が必要になったというのが大きな要因となっております。 また、仮設の中で重機・機械を、矢板を打つ機械を使うのですけれども、その積算の中で当初は北海道に1台あるのを使うということでの積算でありましたけれども、こういった災害時、北海道の機械が使えないような状況になった事実がございまして、本州の横浜のほうから重機を運搬することが必要になってきたという事情もありまして、矢板を打つとき、それから最後に矢板を抜くのですけれども、そういった運搬費等々でこういった金額になっております。いずれにいたしましても、コンサルに発注、短い時間で査定用設計書それから実施に向けての設計等々を組んでいるわけですけれども、今後そういった変更がないように、現場それから技術者としてチェックをしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

 

○議長(加来良明) 3項目目についての答弁は、積算をコンサルタントがしたのか、現場から請負業者が対応したのかという質問があったのですけれども。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 監督員から設計変更、その前に現場のほうから積算、こういうかたちで変更をしたいということで協議し、あとは積算のコンサルのほうと協議して、こういった内容に至ったところであります。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 課長、私が聞いているのは、1つだけなのですけれども、先のほうのことはいいとして、今2つ目、3つ目のコンサルか業者かということで、それは協議した上でそうなったということなのですけれども、この積算をこれだけの、112%アップの根拠、計算したのは誰ですかと聞いている。実際に入札に関わることなのですけれども、今町で入札前に設計額を公表していますよね。だから、それに対して入札をしてきているわけですね。今工事が始まって業者から監督員にこれは無理だという積算申出があった。本来は入札時に業者はそれは無理だよと、こういう厚さでなかったらこの設計金額ではできませんよと場合によってはそういうものがあって然るべき時もある。一度受けてしまうと本来はそれで契約したものを誠実に着実に実行しなくてはならない、仕上げなければならないのが基本なのです。だけど、たまたま事前に公表されているから、それに従ってやったのだからということで、業者の責任、入札した者の札に対しての責任というのは一切なくなっている。だから、積算を誰がしたかというのはそこに大変問題がある。それと、コンサルに出した場合にそのコンサルが設計変更分の費用を請求していないか。サービス工事でやったのかどうかということを聞きたい。ほかのことを言ったことは、入札の在り方には問題がある。今回お答えはいらないですけれども、私は常々疑問を持っていますので。今お聞きしているのは誰がやってそこに費用が発生しなかったかどうかということをお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) そういった設計変更に伴う積算について費用は伴っておりません。積算技術センターのほうで積算をして、監督員のほうでチェック等をしてこういった事務を進めているところです。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 私もこの設計変更の関係でちょっとお尋ねをさせていただきたいのですが、この工事に関係しての上流から下流までの一連の部分で鹿追出張所が2回にわたって町民の説明会を行いました。私は2度も出席をさせていただいているのですが、その中で被災者のほうから今やっている工事についてこういうふうにしてほしい、ああしてほしいという要望がいろいろ出ているのですが、この要望を受けて新たに工事が今進んでいるわけですが、受けて途中から変更をして工事の中に組み込んだりしたときに、今言われた一連の工事の変更ということが発生するわけですが、この掛かり増しの費用、逆の時もあるのかもしれませんが、今回のこの12号道路の関係では25,000千円ほど変更しているのですが、激甚災害指定を受けていて、勉強不足で申し訳ないのですが、最終的に工事が完了した後に改めてこの分については町が負担してくださいよと新たな負担の発生というのはないのか、この辺について聞きたいのですがいかがでしょう。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 既定予算の中で執行しておりますので、そういった197,575,200円ということで、最終的にはこれに対しての補助率、基本80%で激甚になりまして、92.3%の国からの補助があるということであります。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 国からの補助の枠を飛び抜けないということを言われたのですか。どうでしょう。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 今回増えた分に対しての国の補助は対象となります。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第104号、工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第104号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第6、議案第105号、工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 議案第105号の提案理由のご説明を申し上げます。

 平成29年4月28日開催の臨時会におきまして議決をいただきました、議案第44号、羽帯24地区町営牧場災害復旧工事の契約金額の設計変更によりまして変更になりますことから、提案するものでございます。

 契約金額の主な変更要因といたしましては、災害査定時に土砂の堆積量を18,724立米と想定し設計しておりましたが、実際に工事に入ると想像以上に深く土石が堆積しておりまして2,198立米の増量となってございます。総体で20,922立米となったことから、掘削及び運搬に要する費用が増加いたしまして工事金額が増額となったものでございます。このため契約金額が変更前52,704,000円が変更後66,571,200円となり、13,867,200円の増額となったところでございます。なお、金額につきましては消費税含めての金額となってございます。

 以上、議案第105号の提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) これはまた原因が若干違うのですけれども、これこそさっきの雨とか何とか関係なしなのですね。現状にあったもので設計の時の数字と違いました。まだありましたと。だから、運賃等々がかかるので26%くらいアップしているのですね。これが要するに入札をして、地下に埋まっていたものではない。地上にあるものを。さっきお話しした、それを業者が現場もろくに見ないで、町が事前に公表した設計金額によって入札をするからこういう現象が出る。今時代はどうかわかりませんが、昔は業者が、その工事をやりたいと希望している業者は、それぞれ現場に必ず行ったんです。行って状況を見て参考数値というのがありましたから、それを見てどうだったかという積算をした上で札を入れてきていた。最近はおそらく業者が積算をしていない。現場の入札をするのに現場を把握して札を入れようとしているのではない。町が示された設計価格に沿ってどうするかということでやっている。現場を把握していない。だからこういう現象が起きる。この場合ははっきりしているわけでしょう。現場に何回か行ったら、その山を見たら、この工事のかなり大きなウエイトを占めていると思うのです。設計の中で。その土量が合っているか間違っているかどうなのかということは、普通は見ますよ。本当に現場を把握した上でということになったら。だから、この辺について現場把握できなかったら、これはコンサル。どこのコンサルかわからないけれども、コンサルは何を見てやったのと。なんぼ忙しくても。忙しかったからというのは災害だったから去年あたりはそういうふうに思いますけれども。この2点ですね。要するにこれは現場ではないのです。入札を実施する者として、これは入札の在り方というものを、業者がその工事に対する現状、入札前にある程度は把握をしていたかどうかということに私は大きな疑問を持っていますので、そういうものについて入札の在り方というのは考える必要があるというふうに私は思っています。現場を把握した上で札を入れてくださいということなのです。公示された設計書で判断しないで、それと現場をちゃんと照らし合わせて札を入れてもらいたいということを望むのですが、その入札の在り方について変えなさいとは言いませんけれども、今後はやはりもう少し内容を検討するという考えを持っていただきたいと思うのですが、この辺は執行側の考え方だと思いますので、その辺いかがかなと。今回の工事だけではないですから。工事全体のことを言っていますので、それがまず1点。

 それと業者に対する、これはある分ではペナルティですね。この地上にあるものを把握できなかった。この辺についてはどのように考えているか。この2点についてお聞きをしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) まず1点目の入札の在り方。設計書だけではなくて、現場を見ることも必要ではないかという話でございます。特に先ほど議員もおっしゃっていましたように、災害だということで急いで設計したということもあるかと思いますけれども、そこら辺が入札の段階でどの程度まで理解をしてもらうか。何かいい方法があるか。その辺につきましてはこれから検討をしてまいりたいと思います。

 それと、ペナルティの関係でございますが、当初は設計どおりやって札を入れていただいて現場で土砂の量等が違うということでなかなか想定ができなかったものがあったかと思います。そういうことで現在はペナルティは考えておりません。

 

○議長(加来良明) 答弁ありますか。一応、2項目の答弁、副町長からありましたけれども、課長のほうからありますか。

 

(「ありません」との声あり)

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) ペナルティを検討するしない、変更するしないという前提ではなくて、今この災害でこれだけ工事件数が増えて、地元の業者優先という考え方で取り組んでいる。町として異議を申し立てる。これは非常に難しいです。ですけれども、業者自体が、ちょっと厳しい言い方になりますけれども、もう少し競争意識をお互いに持った上で札を入れてもらいたいというふうに思っています。というのは、これがその1つなんです。現場を把握したらその金額で札を入れられるかどうか出てくるはずなんです。まずその辺からいくと、その辺を改めて発注者の責任として、しっかり業者に対しての申し入れとしてやっぱり良いかたちで町民が、地元業者優先でもちゃんとやってくれている、大きな変更もない、そういうものをやはり見出す必要があると思います。議会ですからあまり変なことは言えないので。やはり自覚を促すという部分で今一度、業者がみんな一堂に会する会議というのはないのでしょうが、何らかのかたちで伝達をして指導を強めていただきたいと思いますが、その辺についてはいかがでしょうか。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 工事の執行、入札にあたって競争意識をもっと持っていただきたい、これは私どもも同じものでございます。大事な税金を使っての工事ですから、少しでも安くあげてもらいたいというのはございます。ただ、今回につきましては決して高く実施をしているということではございません。まず、復旧を早くやってもらうということで、若干先ほど言った数値の違い等があったかとは思います。住民のために早く工事を実施しなければならないということがありまして、こういうことも起こったことかと思いますが、今後そこら辺についてはいろいろ検討して進めていく予定でおります。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第105号、工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第105号は、原案のとおり可決されました。

 

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○議長(加来良明) これで本日の日程は、全部終了しました。

 会議を閉じます。

 

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○議長(加来良明) 平成29年第9回清水町議会臨時会を閉会します。(午前11時00分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317