平成30年第2回定例会会議録(3月12日_日程第4_一般質問 奥秋康子議員)

○議長(加来良明) 一般質問を続けます。

 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 今回2項目につきまして質問をさせていただきます。

 まず最初に、職員不祥事根絶の取り組みについてお伺いをいたします。

 町民が安心をして生活できるのは、公務員の常日頃の努力と存在のおかげであると、私をはじめ町民の多くは感謝をし、ひそかな期待を寄せているところでございます。

 しかし、近年全国的にひっきりなしに起こるごく一部の地方公務員などの汚職や不祥事によって、住民の信頼・期待感が薄れてしまったような気がいたします。それで質問をいたします。

 今回、清水町役場内でもセクハラ行為の事実を認め、管理職員が依願退職をした事案が発生いたしました。このような状況をどのように感じ、どのように再発防止を図っていくのか伺います。

 2番目に、懲戒処分基準を見直すことも必要だと感じます。セクハラ案件は懲戒免職に値するのではないでしょうか。

 3番目に、職場内にセクハラ等を醸成する雰囲気があるのか、特定の所属なのか、意識アンケートを実施するなどして確かめる必要があると思いますがいかがでしょうか。

 4番目として、以前も課徴収の事務的ミス、このたびの一連の事案は規範意識が欠け、個人の問題で生じた不祥事として済む問題ではないと考えます。今後、職務内外においてもコンプライアンスの意識を遵守するための取り組みが必要ではないかと考えますがいかがでしょうか。

 町長の所見をうかがいます。

 次、2項目目として、持続可能な財政運営を推進するためにお尋ねをいたします。

 平成30年度、町長の施策方針では5点の重点施策について記述があり、国の補助金・交付金や特定財源、新たな町債、また、有利な起債などを活用し。英知を結集しての予算編成だったと推測をいたします。

 清水町は長年、健全な財政運営を図るため、債権管理の強化、大規模な公共建築物の抑制など、財政改革を進めてまいりました。その結果、財政健全化判断比率など主要な財政指標は比較的良好な数値が維持されているように見えます。

 しかし、少子高齢化や人口減少、多様化する行政課題への対応、特に公共建築物の建替え、施設の老朽化による維持補修費の増加など、財政運営は厳しい経営環境の中にあると考えます。長期的な計画、起債などは、現在及び将来の町民の負担であり、意思決定に参加できない者によっても担われるものであると考えます。

 町の財政は、町民の厳粛な信託と付託に基づくもので、今、私たちができることは、将来に向けても健全な財政運営を行っていくための不断の行政改革に取り組むべきであると思います。

 先日、財政担当課より清水町中期財政推計(平成30年度~34年度)の説明を受けましたが、今後、長期的な財政構造の変化として、超高齢・人口減社会の進展等により、扶助費の増加や様々な課題を考慮した財政運営を行う必要があると考えまして、次の件について町長の所信を伺います。

 清水町の財務規則、予算編成の基本原則に基づいての予算編成であると思われますが、公共施設の耐震化と併せ、新たな設備内容などの拡大がありますが、今年度における管理運営費や公債費などの義務的な財政負担を増大させることにもなります。それが必要かどうか、事前に十分な検討を行い、適正なものと判断したのでしょうか。まちづくりを進めるには、職員一人ひとりが財政状況をしっかり認識し、施策の推進、財政の健全化の両立をはかる予算編成に取り組むべきではないでしょうか。

 2つ目に、予算原案作成に向けた予算編成ルールを明確に示すことが必要ではないでしょうか。予算編成方針及び各課からの予算要求の手順や予算案が出来上がるまでの予算編成過程について、よくわからないのが私の実感でございます。予算編成に向けてどのようなことに留意して編成されたのか、具体的内容をお示しいただきたいと思います。

 3番目に、予算編成ルール、また、予算編成過程の透明化を求めたいと思います。今後、具体的にルールなどを明文化することにより、町民への情報提供ということでホームページに掲載し公表することにより、町民からの意見を聞くこともできます。さらに、理解と協力を得ることにもなります。これらを参考にしながら予算編成の最終案を決定してはいかがでしょうか。

 以上、町長のお考えを伺いまして、1回目の質問を終わります。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) それでは奥秋議員のご質問をお答えしたいと思います。

 まず1点目のご質問ですけれども、最初にこのたびの不祥事につきましては、職員の見本となるべき管理職が起こした事案であり、誠に遺憾であるとともに、町民の皆様の信頼を裏切る結果となりましたこと、心よりお詫び申し上げます。

 今回の事案を受けて、全体の奉仕者としての使命を深く自覚し、不祥事の未然防止と服務規律の保持に一層努めるよう職員に通知したところであります。

 今後においては、既に策定しております、職場におけるセクシャル・ハラスメントの防止に関する要綱を職員に周知し、再発防止に努めるとともに、町民の皆様からの信頼回復に努めてまいります。

 以上、1点目の答弁でございます。

 次に2点目の答弁をさせていただきます。このたびの事案に対する処分については、管理職の職員を停職6か月の懲戒処分としたところであります。処分の内容を決定するにあたっては、関係法令や国家公務員における基準、他の自治体における事例などを参考とし、事案の詳細について調査した上で清水町職員の懲戒処分等の基準等に関する規定に照らし決定をいたしました。

 懲戒処分については、一律に判断することは難しく、今後も個々の事案の状況により判断していく考えであります。

 続いて3点目の質問にお答えさせていただきます。職場内にセクハラ等を醸成する雰囲気があるかというご質問でございます。

 職場内にセクハラ等を醸成する環境はないと信じておりますが、このたび、このようなことが生じたことは冒頭でも申し上げたとおり、誠に遺憾に感ずるところであります。

 セクハラ等に関する意識アンケートが必要ではないかとのご質問ですが、セクハラ等の問題については、とても丁寧かつ慎重に扱う必要があると考えております。アンケートに対し積極的な回答が得られるのか、また不利益が発生しないアンケートの方法をどのようにしたらいいのか、課題が多いのが現実であります。

 このようなことから、先に述べました、職場におけるセクシャル・ハラスメントの防止に関する要綱において、相談窓口を総務課の職員や保健師と定めているほか、第三者による相談窓口として北海道町村職員共済組合が行っている電話相談窓口もありますので、適切に対応してまいりたいと思っております。

 最後に4点目のご質問のお答えをいたします。今後、職務内外においてもコンプライアンスの意識を遵守するための取り組みが必要ではないかと考えるがいかがかについてでございます。

 地方公共団体の業務につきましては、全てが法令等に基づき執行するものであり、コンプライアンスを徹底することは重要であります。そのため、広域研修として実施されるコンプライアンス研修に管理職を参加させるなど、法令遵守の取り組みを進めているところであり、今後においても管理職だけではなく、職員全てがコンプライアンスへの意識を徹底するため、研修等を積極的に取り組んでまいりたいと考えております。

 続きまして大きな項目の2点目、財政に関する答弁でございます。

 まず1点目のご質問についてでありますが、予算編成にあたっては各課からの予算要求前に臨時庁議を開催の上、予算編成方針を各課長並びに職員へ通知し、財政状況が依然厳しい中での予算編成であること、また予算編成の基本的な考え方を示し、各種施策とともにコストの意識を持ち、効率的な行政運営を推進するよう指示しているところであり、施策の推進と財政健全化の両立を図るよう予算編成に取り組んできたところでございます。

 2点目の予算編成ルールを明確に示すべきとのご質問につきましては、先ほど申しました予算編成方針が第1のルールということになります。また、各課予算要求の前に、総合計画における実施計画ヒアリングを実施しており、各種施策の視点、考え方、コスト面等について各課と論議の上、私から方向性や注意点等を示し、予算要求に進んでいるところであり、これが第2のルールということになると考えております。

 また、予算編成の具体的な留意点については、総務課調整段階では主に経常コストの事業費精査に留意し、副町長査定では施策の推進状況や有効性、さらに緊急度・優先度に力点が置かれ、私の査定では副町長査定までの経過を踏まえ、新規・拡充施策を中心に選挙公約も含めまして、各種施策の方向性を再確認し、町民や関係団体との一体感を作り出していけるかという点、また効果的な事業となっているかという点を特に留意したところであります。

 3点目の予算編成過程のホームページの公表についてですが、いくつかの市町村で各課からの当初予算要求状況をホームページで公表しているようですが、多くの市町村が款別予算要求額や各課別要求額の集計状況に留まっているようです。本町でも予算要求額集計結果だけを公表することは可能ですが、具体的な事業毎の内容と要求額を整理し公表するためには、11月から開始する予算編成や予算編成前に行う総合計画実施計画ヒアリングのスケジュールの前倒しが必要となったり、前倒しに伴い国の予算動向との整合で予算編成事務が煩雑になったりしてきていますので、職員体制の検討も必要となってくると考えるところです。そして、最も重要な町民の意見を求めるという点については、各地域と町づくり懇談会や各種関係団体との協議を実施し、予算編成を進めているところであり、こうしたことからホームページ公表による意見募集は考えないところでありますので、ご理解をお願いしたいと思います。

 以上、ご質問に対するお答えとさせていただきます。

 

○議長(加来良明) 質問を受けます。

10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) それでは、再質問をさせていただきます。非常に残念なことに、このような不祥事が起きてしまいました。職員は全体の奉仕者でございます。その中でやはり職員としてのコンプライアンスも当然ながら、社会人としての、なかなか資質に欠けているという部分もあるかと思いますし、また一人のごく一部の職員の不祥事のために、全体がこのような再教育を受けるようなことになるというのも、なかなか職員にしてみれば不満なところがありますが、やはりこの事案が発生した時に、もう少し早く職員間の中で状況提供ができなかったのかということの、何か新聞報道を通じて職員も知ったというようなことも聞いておりますが、それは情報不足ではなかったのかと思いますが、いかがでしょう。その点はどうでしょうか。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 職員に情報提供するのが遅かったのではないかという質問かと思います。これにつきましては、いろいろ事実関係を調べて、また相手の考え等も聞きまして、相手というか両方ですね、そういうこともありまして、このような時期になりました。たまたま新聞報道のほうが先に出ましたが、1日2日の違いの前後だったのですが、どの程度までお知らせをしたらいいのかと。その辺で十分考えた中での判断であの時期になったところでございます。

 

○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 今後においても、職場におけるセクシャル・ハラスメントの防止に関する要綱があるということでございますが、この要綱は職員にはまだ周知ができていないということなのでしょうか。周知ができていなかったからこういうことになったのかということなのでしょうか。今後どのようなことで、これをしていこうというのか。いかがでしょう。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 実際、要綱等はございます。ただ、積極的にこの要綱を周知していたということはちょっと欠けていたのかなと思います。こういうのがありますよとばんきり言っているというのは、欠けていたかと思います。ただ、今回こういう事態が起こりましたので、改めて周知をして、窓口体制もいろいろ整備して、進めていく考えでおります。

 

○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) こういう事案が起きてしまって、これが本当に今後どうつなげるかということなのですけれども、やはり一過性のものにするような印象を受けたところなのですが、どうしてもこういうことは時間が経ってしまうと認識が薄れてしまって、職員一人ひとりがコンプライアンス意識を高い水準で持ち続けるというのは、なかなか難しいと思いますが、十数年前にもこのようなことがあったようにも記憶をしておりますが、そういう中でやはり定期的にそれぞれの課内でも注意喚起を促すということも私は大事ではないかなと、職場の中で全体の意識の向上を図るためには、定期的にそういうことも必要ではないのかなと思いますがいかがでしょう。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) そのような対応は非常に必要なことだと思います。まず各課の中でいろいろなアンテナを長くして、個人の状況等を掴むように課の中で進めていくことも必要かと思います。

 

○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 懲戒処分の関係ですけれども、清水町の職員の懲戒の手続き及び効果に関する規則などは、本当に具体的に何もうたっていないのです。そういう中でこれからのこともありますので、地方公務員法第29条では懲戒の3のところで、全体の奉仕者たるにふさわしくない非行があった場合は、懲戒をどうするというような文言が入っておりますけれども、こういうものも改めて清水町の条例に具体的に入れるということは考えられませんか。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 現在、懲戒処分等の基準表を基にしまして、今回の処分はしたところでございます。それぞれ、懲戒処分審査委員会、いろいろな職員からなる委員会の中で、さらには国家公務員、ほかの自治体もいろいろ参考にしながら今回の処分を出させていただいたところでございます。これから、こんなことは出てほしくないということを第一に思っておりますが、そこの基準については順次、またほかのも参考にしながら検討していく必要はあるかと思います。

 

○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 二度とあってはならないことですので、こういうことは再び起こらないように、職員・管理職もこれからしっかりとコンプライアンスの研修などもしていくということでございますので、それに期待をしておきたいと思いますが、今の第三者の相談窓口があるということもありますけれども、これなんかには特にまた新入職員なんかはなかなか理解できないと思いますけれども、それを周知するのはどのようにしたらいいと思いますか。事が起きてからでは難しいと思いますので、事前にどのような方法をしたらいいと思いますか。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 今年も多くの職員が入ってくるようになるかと思います。特に、この職員体制は別日程で町の制度からいろいろ詳しく説明をしております。その中で、こういうことがあれば必ず相談しなさいよというような指導を徹底していきます。

 

○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 理解しました。それでは次に、持続可能な財政運営をということで、再度お尋ねをしたいと思います。予算の事務規則では、予算の編成方針を義務づけてやっていただいているわけでございますが、今のこの答弁ではなかなか難しいところもありますけれども、町民にも理解してもらうためには、もう少し具体的に文言なんかを書いて、町民にも示していただくというのも私は一つの方法だなと思うのですけれども、それは難しいでしょうか。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹)確認をさせてください。予算編成方針を町民の方にお知らせをするということでございますか。

 

○10番(奥秋康子) はい。編成方針からルール、どのようなことで今年は予算をしたというルールです。方針です。

 

○議長(加来良明) 奥秋議員。手を挙げてもう一度具体的に質問してください。

 

○10番(奥秋康子) 予算編成方針の重要性というものをしっかり認識して、その内容をできる限り具体的に表現すれば各担当の予算要求者から編成方針の内容が具体的に理解できるようになるのではないかなと思いますが、先ほどの答弁ですと、どのようなかたちで担当の者に予算編成の内容を知らせているのかわかりませんでしたので、そこら辺は、言っていることわかりますか。具体的な内容は出ているのかどうか。この答弁ですと文言しか出ていませんので、わかりますか。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 予算編成方針が職員までどのように伝わっているかということでよろしいでしょうか。予算編成方針、事前に11月の頭になりますけれども、全課長職を集めて新年度の方針につきましては、町長の考え方も含めて説明をしております。最大限財源を確保すること、歳出につきましては、節減をするようというような内容のものでございます。ペーパーで配付しまして、それぞれ各課に持ち帰りまして、課の中の課内会議と言っていますけれども、その中で課の職員を全員集めて課長のほうからそれを伝達して、予算見積り作業にあたるような段取りでございます。

 

○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 非常に厳しい財政の中でこのような予算編成をされるということは、本当に大変なことだと思うのですけれども、今回の公共の大きな施設の中で、大きな予算が出てきましたけれども、そういう中で今までにないものを新たに設備の拡大をしていくというものもありました。そういうのは今まで38年経過した建物の中に本当にそれが必要なのかということも含めて、どこまで検討されたのかなというのが私は理解できなかったものですから、そういうものは本当に職員に伝わっているのかいないのかというのがありまして、今回質問したわけですけれども、それは担当職員も全て理解をしているということでよろしいでしょうか。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 38年の施設、文化センターのことかと思いますが、今回の件につきましては、特に数年前から耐震関係でいつやるかということで検討してきました。今回、昨年の総合計画の作成時に全体の予算、今実施計画もやっております。基本計画も今までやってきました。その段階で整備をしていくということで、何回も実は予算の関係で、僕らの査定する立場としては、もう少し減額できないかということで打ち合わせはしてきました。最終的に、今回のような予算になったわけでございますけれども、どの程度の整備にするかとなると思うのですけれども、最大限の整備はできるかと思っております。

 

○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 耐震化と老朽化に伴った工事でありますので、やはり最低限といってもあれだけの大きな金額になるのかもしれないけれども、やはり町民にそのお話を時々伺ったこともございますが、やっぱり必要でないものもあるとも伺っておりますので、よほどここらも再度検討はしてくださると言ってもなかなかそれは難しいと思いますが、やはり慎重にやっていただきたいなというような思いで、今回お尋ねをしているわけでございますが...。

 

○議長(加来良明) 奥秋議員、予算内容については、予算審査特別委員会で審査することになっておりますので、予算編成の過程についての申し出について質疑を続けてください。

 

○10番(奥秋康子) この予算編成の流れというものは、例えば、これだけかかるのだけれども、町民に理解をしてもらうためにも予算編成の流れというものをホームページや何かに掲載するというのも一つの方法だと思うのです。そうすれば、こんなに努力してやっぱりこれだけ必要なんだなということが町民も理解をしてくれますし、もう既にそれに取り組んでいる町村もありますので、清水町はそれをするのには人材も足りないようなことをおっしゃいますけれども、それは私は難しくないと思いますが。町民に公表することは、ぜひとも考えていただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 予算編成の流れを町民の皆様に報告・公表するべきではないかというご質問だと思いますが、決して予算のルール・流れというのを意識的に公表していないということではございません。たまたま方法が、ほかの町村でもやっているというところがありますが、何点か私どもはそこら辺も調べております。いつから始まって、こういう結果になりましたよと、予算案がこういうようになりましたよというお知らせはできるのですが、それ以上の詳細につきますと、なかなか容量的なものも含めまして、予算見積書を頁数でいけば600頁か700頁くらいになるのですけれども、それは当然無理な話ですけれども、本当に流れしか説明ができなくなっているところでありまして、今後に向けてどのような方法がいいかというのは検討して、これからできる範囲での分について公表していく考えでおります。

 

○議長(加来良明) 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 全部詳細にやるということ当然無理な話です。やはり、大きな新規事業だとか、大型の予算を組む時などは特にそういうものはホームページなどに載せていただいてというものもありますので、全体とは言いませんので、副町長は前向きに考えてくれていました。これから検討するわけですけれども、11月くらいまでは時間がありますけれども、来年度に向けてはなんとか段取りしていただけますか。

 

○議長(加来良明) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 今議員おっしゃられたのは、たぶん新規事業の施策シートみたいな内容のものを考えているのかなと思っておりますが、公表する中に町民の皆さんに、どの程度のものかまだ私どももつかみきれていないのですが、施策シートの分であれば実質的に問題があります。11月というのは、国の予算の方針がまだ出ていないものですから、非常に不安定な要素の中での公表になりますので、そこら辺は時期的に検討させていただきます。

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