平成30年第2回定例会会議録(3月6日_日程第4)

○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。

 町長及び教育委員会から行政報告の申し出がありました。

 これを許可します。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 行政報告を3点申し上げます。

 まず1点目、除雪車両による物損事故について。

 除雪車両( ショベル) による物損事故につきまして、ご報告申し上げます。

 物損事故は、平成30年2月13日午後1時5分頃、清水町御影西2条2丁目の町道御影西1条仲道路において、雪山を除雪するため当該道路進行中、対向車線からダンプカーの進行があり、それを避けようと除雪車両のパケット部を上昇させたところ、誤って北海道電力株式会社所有の電柱支線に接触し、本柱上部及び支線を損傷させたものであります。

 北海道電力株式会社に対しての損害賠償につきましては、現在、電柱が仮復旧の状態であり、本復旧工事に数か月かかる見込みのため、工事が全て終了し損害賠償額が確定後、本件に係る議案及び補正予算をご提案してまいりたいと考えております。なお、運転手の怪我及び除雪車両の損傷はありませんでした。

 除雪業務につきましては、運転手に対して、再発防止に向け指導の徹底を図るとともに、より一層慎重に業務を行うよう指揮監督してまいります。

 以上、除雪車両による物損事故についての行政報告とします。

 続いて2点目になります、除雪車両( 町貸与車両) による物損事故について。

 除雪車両( ショベル) による物損事故につきまして、ご報告申し上げます。

 物損事故は、平成30年3月2日午前11時40分頃、清水町御影東2条3丁目の町道御影3丁目西道路において、町が委託業者に貸与している車両が除雪作業中、バックする際の確認、不注意により、後方に停まっていた一般車両に衝突したものであります。

 損害賠償につきましては、修繕見積もり及び査定に日数を要するため損害賠償額が確定後、本件に係る議案及び補正予算をご提案してまいりたいと考えております。なお、相手方及び運転手に怪我はありませんでした。

 除雪業務につきましては、委託業者に対して、再発防止に向け指導の徹底を図るとともに、より一層慎重に業務を行うよう指揮監督してまいります。

 以上、除雪車両による物損事故についての行政報告とします。

 続きまして3点目、大雪・強風による対応と被害状況についてご報告申し上げます。

 3月1日から2日にかけての大雪・強風による対応とその被害について、ご報告申し上げます。

 1日午前7時ごろから降り始めた雪は、2日未明まで降り続き約60センチメートルの大雪となりました。

 清水消防署の観測ではその後、西北西の風が強まり、3日夕方まで最大瞬間風速10メートルを超える強風が吹き荒れました。

 町では、2月28日午後に、気象情報により職員に対し除雪や公共施設の管理について注意喚起を行ったところです。

 1日午前6時14分には大雪警報が発表され、2日夕方まで強風が続くとの情報により、朝から警戒・配備体制をとり、各種行事の延期等の働きかけ、小中学校の繰上げ下校や休校、幼稚園の休園、保育所タクシーの運休などできるだけ外出しないよう措置をとったところであります。また、高齢者宅の除雪体制や町道の除雪体制の確認を行ったところであります。

 1日から2日にかけては、災害と除雪対応で複数の職員が待機し、電話対応や立ち往生した車両の救出等に当たったところであり、2日午前9時30分からは庁内会議を開催し、大雪・強風被害の状況と対応策について協議し、情報共有を行ったところであります。

 今後も気象情報又は警報を受け、警戒する必要が生じた場合は災害情報連絡会議による警戒・配備体制をとるとともに、さらに被害が大規模に拡大される場合には、災害対策本部を設置し万全を期してまいります。

 被害状況は現在調査中であり、畜舎等の農業施設被害が18件発生しましたが、公共施設の被害はありません。

 以上、大雪と強風による対応と被害状況についての行政報告とします。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) それでは、1件の行政報告をさせていただきます。

 スクールパスによる物損事故につきまして、ご報告申し上げます。

 平成30年2月28日午前9時5分頃、御影小学校4年生の総合的学習の時間の活動を行うため、芽室町東1条3丁目交差点を東方向に直進しようとした際に、南方向に向かっている軽自動車と接触し、双方の車両が損傷いたしました。

 被害状況ですが、相手方車両は運手席側の車体側面の損傷、スクールバスは車両前方のバンパー及びランプ類を破損しました。

 事故原因は、委託業者の運転業務員が一時停止の標識を見落として走行したため事故が発生いたしました。

 なお、乗車中の児童生徒及び相手方につきましては、運転業務員が直ちに確認し、この事故による怪我はありませんでしたので、物損事故として取り進めてまいります。

 今回、事故を起こしたスクールバスにつきましては、町と委託業者との委託契約に基づき、町が自動車損害賠償保険により損害賠償するものでありますが、事故の再発防止に万全を期するとともに、より一層の安全運転管理の徹底による安全運行に努めるよう指揮監督してまいります。

 以上、スクールバスによる物損事故についての行政報告といたします。

 

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。

 質疑はありますか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 大変な大雪で町民誰もが大変難儀したことと思うのですが・・・。

 

○議長(加来良明) 原議員。何点か先に申し上げてから、お願いします。

 

○7番(原 紀夫) ショベルの事故について1点お尋ねするのと、スクールバスに関しても同じように1点の質問をお願いいたします。

 ショベルの事故につきましては、過去も右折をする際に引っ掛けたということがありまして、幸いなことに事故が小さな事故であって、人身事故ではなかったということが不幸中の幸いなのですが、隣町でも大きな事故が発生したとかいろいろございます。

 お尋ねしたいのは、除雪の際に朝我々が寝ている時間帯の中で除雪をする際もありますし、加えて日中に除雪をするといろいろありますが、誘導の関係で除雪車に誘導車が付いていて、誘導して除雪しているところも見受けられるわけですが、私どもの町ではこういう誘導についてはどういうことを言ってやられているのか。この点について、まずお尋ねをいたします。

 それからスクールバスの関係・・・。

 

○議長(加来良明) 原議員。一問一答ですので。

 

○7番(原 紀夫) 失礼いたしました。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 誘導員の関係ですけれども、1点目の直営の除雪車両等の作業の場合については、うちのパトロールカー、ジープが付いて、そういったかたちで確認をすることを基本にしております。それから、2点目の貸与のショベルについての事故については、業者のほうでパトロール、そういった車を前後、前か後ろに付けるということで指導をしております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 誘導車を付けていると、今言われていたような事故は起きないと私は判断をしているのですが、本件のこの事故については、誘導車はいなかったという判断でよろしいですか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) たまたまほかのルートを、1点目の3月2日の部分については御影の一斉排雪の初日だったわけなのですけれども、その部分について近くにはうちのジープ等が付いていなかったということであります。

 あと御影の民間業者の関係につきましても、これについては日中やったのですけれども、その部分についてはたまたま近くにパトロール、そういった車がいなかったということであります。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 大変忙しい中で努力されていることは重々承知をしているわけですが、この件に関しては、もしこれ以上の事故になると大変なことになるという認識で、再度厳しく指導してほしいとお願いをするのですが、これについて今までと違う方法で厳しく指導するということであればいいのですが、その辺はどうなのでしょう。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 言われたとおり、基本的には日常からそういった指導はしているわけですけれども、気象状況等、吹雪等について細心の注意を払うように、うちの直営の運転手それから業者について指導をしていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) スクールバスの関係です。これも然り、幸いなことに大きな事故にならなかったと。乗務員が一時停止の標識を見落として事故を起こしたなんていうのは、まさにこのスクールバスの運転者としては不適格と言わざるを得ないような事故だと私は認識をしております。従いまして、これも然り、子どもを巻き込んだりするとえらいことになりますので、より厳しい指導を強調しておきたいと思いますが、いかがでしょう。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 指導につきましてですが、今回の事故、まず一時停止を見落としたという状況につきましては、総合的学習の時間で芽室町内の事業所にお伺いする時に、学校の先生が付いて運行していたのですけれども、その場所を聞きながら運行していたという状況の中で、一時停止を見落としたということを聞いてございます。今後の指導につきましても、もちろん厳しく、今回についてしているわけですけれども、業務改善計画書というものを出していただきまして、運行先の場所ですとかそういったような部分につきまして、事前に確認をするなど今後留意をして運転に努めていく考えであります。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 行政報告の大雪・強風による対応ということで、これは3点ほどお聞きしたい。難しいことではありません。町としての基本的な考え方を確認、そしてお願いなのですが、文章を全面的に見ると、私の知識不足かもわかりませんが、何か事務処理上こうまとめましたという文章にしか見えません。いろいろ感じるところがあるのですが、特に中段から下のほうの災害と除雪対応で複数の職員が待機し、電話対応や立ち往生した車両云々、これ現場の人の考え方、私意見はいりません。現実に現場に行っていない理事者側の態度で、あの状況の中で現実に可能であったかどうかということをまず1点お聞きしたい。電話を受けて、救出に行きました。これだけの人数どの程度の範囲で私は留守番させたか知りませんが、それは理事者として一応でもいいからうまくいっていたと思うのかどうかお聞きしたい。これは批判とかそうではなくて、何年かぶりの大雪ですから、いろいろな部分で教訓として、今後まとめの中にある対策本部等をおつくりになられるということですから、これは理解しているのですが、現状の評価というか捉え方というのはちょっと甘すぎないかなということで、まず1点目のご質問をさせていただきました。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 総務課参事。

 

○総務課参事(山本 司) 当日の体制として、行政報告で記載している内容につきまして、少し詳しく申し上げたいと思います。複数の職員が残って対応したという部分でございます。現実には1日から2日の朝まで大雪の中、町に対する除雪の問い合わせ・苦情等、数十件の電話がございました。具体的には防災担当の総務課職員が朝まで残っているのが3名、建設課の職員につきましては、5時半の勤務終了後も大雪が降っていましたので、建設課も複数の職員が残りまして、最終的に夜10時まで建設課の職員は在庁しておりました。そのあとも除雪等に関する電話等を受けまして、非常時、当然救急時、救急車が出動するような事態も想定しなくてはいけないので、そういったときの除雪車の誘導、除雪車が付いて現地まで誘導するというようなことも当然考えた中で、建設課の職員は、10時以降は庁舎にはいませんでしたが、緊急連絡体制ということで電話がつながるという体制を取りながら朝まで備えたところでございます。

 あと、町場の中でも役場周辺においても吹き溜まり、車両が埋まって動けなくなっているという状況もございまして、いた職員の中で脱出を手伝ったということがあります。完全な全ての解消には至らなかったかもしれませんけれども、複数の体制で対処してきたということでございます。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 理事者の考え方というか、対応というのを聞きたかったのですが、担当参事ということで。実際に今説明していただいたとおりの状況であって、これを踏まえた中で、その一つとして対策本部を設けていくのだという流れになったという理解をしておいてもよろしいでしょうか。

 

○議長(加来良明) 総務課参事。

 

○総務課参事(山本 司) 今回の我々の準備といいますか、災害対策本部の設置まで至らないという判断の中で、当初の気象情報、数年に一度の大雪、大風が発生するという情報を基に災害情報連絡会議、災害対策本部の前段の会議でございますけれども、その会議を設置して複数の職員で警戒・配備体制を取って様子を見たと。その状況がますます悪化する、大規模な災害に至るような状況が見込まれれば、災害情報連絡会議を拡大して、最終的に災害対策本部の設置を視野に準備をしたという流れでございます。状況によっては、全職員による対応まで、最終的な対応としては行き着くところまで考えた中での準備体制ということで、ご理解いただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 私1問で3回続けて質問することはあまりないのですが、今の説明で、災害という言葉を使うから私はちょっと違うと。今回、数年に一度というのか久しぶりのことだから、私も全て把握してお話ししているわけではないけれども、まず、第一に国道・高速・JRが止まった。だけれども災害ではない。私は、結局は災害対策本部を設置してというのは、災害対策本部というのは、一昨年の災害のようなときにはつくるということになっているのでしょう。現実にあるわけでしょう。私は、豪雪と大雪対策だけで十分ではないかなと。そういう意味で本部を設けて実施するということであれば、災害という大きな枠にしてしまうから、何かわかりづらい。今回も一昨年の災害とは全然中身が違うわけでしょう。日常生活で、本当は車とかであまり出歩かないとかテレビ等々でもやっていたけれども、あれが基本なのだけれども、どうしてもという方がいる。日常生活上に即影響があった。長く被害を受けているのではなく短時間なのです。時間的に期間的にも。そういうものに対して、即対応するというような体制というのが、災害にはあたらないので、今言った災害対策本部なんてことになったら、これは明日大雪でもあまり深く考えないなという感じがしたのですが、私の認識が違ったらそれだけ一言だけ、違うなら違うよと、こういう考えだよと言っていただいても結構ですから、お願いします。

 

○議長(加来良明) 総務課参事。

 

○総務課参事(山本 司) 私どもの町の地域防災計画の中に、災害の種類というのが明記されてございます。一般的には風水害、あと地震が一般的でございますけれども、当町のように積雪寒冷地におきましては、雪害というものも一つの項目に入ってございます。同じような捉え方で雪害に対しても備え、準備、災害が悪化しないようにというか、事前準備を含めての災害対策本部の設置基準というものも含めて、我々は雪害についてもほかの災害と同様に考えて準備しているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 2点目に移ります。3点と言いましたけれども、今ルールのお話を伺っていて、2問に縮小いたしまして、2点目最後の質問とさせていただきます。

 警戒配備体制を取るという文脈、これ言葉尻を取るのではないです。この文面全体を見て私が感じたのは、昔、直営で除排雪を行っていた時代だったら、私は職員が会議、打ち合わせと職員間でやって、その職員、その現業課のほうに流せば、仕事はスムーズにいったのです。いっていたと思います。今、役場内で現状を把握しながら、どういう体制を取るか指示しようかといったときに、役場自体では車を持っていないのでしょう。貸与しているのでしょう。そうなってくると、運転手がいない。結局は指示系統がなければ動かないだろうと。そうしたら、役場の中でいろいろな会議をやって、いろいろな文章をまとめたって、町民にしてみたらそのかたちが全然見えない。だから私は、その中で十分、昔の除雪体制等々、要するに重機を町が持って運転手の方がいてという状況とは全然違うので、現状を踏まえた中で、やはり業界、その除雪の委託会社等の窓口をしっかり持って、いろいろな路上で困っている方がいたら、そういう方に伝達して流せるようなかたちを取る必要があると私は思っています。役場内でいろいろ集まって、会議で集まって緊急にどうのこうのと言うけれども、誰が現場をやるのですかといったら、役場ではないじゃないですか。委託団体の運転手の方たちにお願いしなければならないじゃないですか。その体制がどうもできていない。今、1日と2日のことと書いてありますけれども、実際に支障をきたしたのは3日ではないですか、町の中で。雪が止んで、雪が溶けて、車の渋滞等が起きたのは3日が多かったのではないですか。そういったときに、重機の音はほとんど聞こえませんでした。ということは、全くそういう体制が取れていない。ただ、職員の方については、たまたま苦情が入ると路面で溶けた水を底のほうに流すように、職員自らがやっていたようです。これだって、実際のそういう実務的な作業というのは、業者の方にお願いをして速やかにやるのが筋ではないですか。それはお金が伴いますよ。だから、体制というものを私は、先だってちらっとお話しも出しましたけれども、この短期間の町民の生活の不便さを解消するためには、もちろん町も大事です。町の職員も。それから業界も現状を共有してもらうような体制をつくらなければ、業界と仲良くしたらどうのこうのなんて、そんな次元の話ではないからね、これは。だから、私はそういうところから考えたら、どうも事務方ではなくて、それは町長自体が協力要請をしなければだめです。こうやって頑張ってくれ、こういう困ったときは。私も町のために頑張っていると。業界の方にもそのために協力してくれという話をして担当者が伝えていけば、私はおのずとスムーズにいくと思う。批判しているとか、そうではないです。今回の学びとして私は捉えさせていただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか。業界と今回の1つの実例を基にして、詳しい話はいいですけれども、一度話し合ってみてスムーズな作業体制を取れるようなことをお願いしておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) 5年ぶりのこういった大雪の被害でしたので、大雪は過去に何度もありますけれども、そんな状況もありましたので、5年前といっても特にオホーツク管内がすごい状況でしたので、本当に5年ぶり以上の被害ではなかったかな、大雪ではなかったかなと思います。その中で、いろいろ町民の皆さんからも苦情・問い合わせ等あり、先ほど言ったように職員も対応してきましたけれども、特にそれらのことも教訓にしながら、実際に今中島議員が言われたように、委託している部分が多いですので、そういったところもスムーズにできるような、今回のこの部分を教訓にして、今後の体制をしっかりと、大雪に対しての災害防止に向けてその部分も加えた中でしっかりと対応してまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 大雪のことでちょっと聞きたいのですけれども、今回みたいなこういう爆弾低気圧だって気象庁から早くから十勝地方は大雪だって、こういう情報が流れて警戒しているわけですけれども、中間地点で除雪するというような検討はなされなかったのかどうか聞きたいのですけれども。

 

○議長(加来良明) 西山議員。質問は1項目ですね。

 

○12番(西山輝和) 質問は1項目でよろしいです。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 警戒が出たあと、具体的に言いますと、3月1日の午前10時半からパトロールを開始いたしまして、午後2時現在で降雪量がまだ10センチ程度ということで、その段階で農村部の除雪が必要だということで、午後3時から農村部の除雪を出動させた経緯があります。農村部については約6時間程度作業がかかったわけですけれども、その後また集中して市街地も含めて約60センチの降雪があり、その段階で翌日の3月2日午前3時から一斉に市街地・農村部の吹雪を含めて除雪をするということで判断をした経緯があります。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 今の除雪のことはわかったのですけれども、町の中、そういう状況というのは御影の支所とか消防とかに連絡して、その情報は入れているのかどうか。私の記憶では、2時までに御影地域では20センチ町の中で降っているのです。それで、5時に40センチ降っているのです。その時点で60センチ積もっているのですよ。町の中で車が動くわけないでしょう。FFの車でも60センチ降ったら動かないですよ。交差点という交差点、みんな車が止まっていて、押し合いへし合いでみんなしてよっこらせよっこらせと押しても、全然追いつかないです。仕事から帰ってくる車も。6時から10時までそのあと20センチ降って、あなた方は60センチ、清水消防署で60センチと言っているけれども、御影のほうは80センチ降っているのですよ。そんな状況で1回も除雪に入らないなんて、ちゃんと爆弾低気圧で十勝地方は大雪だと言っているのに、何でもっときちんと対応して、4時くらいの早いうちに除雪を1回済ませておけば、次の日だって楽ではないですか。半分の時間で済むのではないですか。なぜそういうことを考えられないのですか。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) その時点の判断がこういった遅れになりまして、皆さんにいろいろご迷惑をかけたという事実はありますので、今後こういった体制をスムーズに。ただ気象状況、今回のように積雪が1日あって、その次に風が1日ついたという事例がなかったので、こういった結果を受けて、今後こういったことがスムーズに、除雪体制ができるように考えていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) そう言うしかないのですけれども、学校のほうは早めにきちんと対応して、休みだと早いうちから連絡が来て、ずいぶん良い判断をしているなと思って感心していたのですけれども、やはり町の中というのはものすごくひどいので、もう少し目配りしてやっていただかないと。先ほどここにも書いてあったように、職員が車を押して出す場面がたくさんあったと言っていますけれども、御影市街の中はみんなが出てきて、押し合いへし合いで一生懸命ショベルを持ってきては、周りの近所の人にショベルを頼んできては、家の前まではねていってもらって押していくという、そういう状況ばかりだったので、もう少しきちんと対応をしっかりできるように考えてください。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 今言われたことを今後検討して、対応を考えていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 5番、佐藤幸一議員。

 

○5番(佐藤幸一) 除雪については一般質問でもやろうと思いましたが、その点につきましては、過去の除雪について質問させていただきますが、今回の3月1日、2日の除雪についてお伺いいたしたいと思います。

 ただいま町の中では交差点を含めて、大変な大雪なままでございます。そして足元も大変悪いです。しばれて車の跡がつきまして、大きな車両だったらまだスムーズに運行しておりますが、軽がわだちに入りましたら、みなさん苦労しております。今回の除雪の対応はいつ頃になるのでしょうか。お聞きいたします。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 一度雨が降りまして、そのあとしばれて、わだち等で路面状況が悪いということで、昨日から除雪機械を使いまして、西文化・旧市街方面、今日は本通り周辺、何日かはかかるのですけれども、そういったことで路面のざくざくというかそういった路面整正の作業。あと御影市街についてもそういった作業を実施中であります。

 

○議長(加来良明) 今後について。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 今後については、近々にそういった排雪、いずれにしても2月に一度排雪はしているわけでありますけれども、そういった見通しが悪いところ、道路の幅員が狭いところがありますので、排雪等・・・。

 すみません。一応明日から御影市街・清水市街の排雪を考えているところであります。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 1点だけ大雪の関係でお聞きしたいと思いますが、小中学校の繰上下校・休校あるいは幼稚園の休園、それはわかるのですけれども、保育所タクシーの運休ということでありますけれども、保育所の連絡網というか、休所にするということは、徹底されなかったようなことも聞いておりますので、そこら辺のことはどうなっているのでしょう。

 

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(逢坂 登) 幼稚園は早くから学校と合わせて休園を決めておりました。保育所につきましては、通常どおり開いております。タクシーにつきましては農村部スクールバスと同様に運行が危険だということで、保育所の通所タクシーについては運休しますということで、該当される方には保育所を通じて連絡をさせていただいたところです。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) そういうことであれば、もしも自分で送っていくような親がいた場合に、自分の判断で今日はもう無理だから休みにしようと、そういうことになるのですか。

 

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(逢坂 登) そのとおりです。実際に第一保育所・第二保育所につきましては、約半数のお子さんが通所されてきております。御影につきましても3割程度のお子さんが通所されております。そういう状況でした。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) やはり学校と同じように、父兄の方あるいは保育所の先生方、いろいろなかたちの中でそういった場合の連絡網というのは、やはり構築すべきではないかと思いますので、できるかできないかをお聞きして終わりたいと思います。

 

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(逢坂 登) 休所の場合にはすぐ連絡網を回すようにしておりますので、そういう対応をしております。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これで行政報告は終わりました。

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