平成30年第2回定例会会議録(3月6日)

○議長(加来良明) これから本日の会議を開きます。本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

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○議長(加来良明)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は会議規則第126条の規定により議長において

 3番 北村光明 議員

 4番 高橋政悦 議員

 5番 佐藤幸一 議員     を指名いたします。

 

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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。

 おはかりします。

 本定例会の会期は本日から3月20日までの15日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 会期は、本日から3月20日までの15日間に決定しました。

 

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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。

 事務局長。

 

(諸般の報告 事務局長 朗読)

 

○議長(加来良明) これで、諸般の報告を終わります。

 

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○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。

 町長及び教育委員会から行政報告の申し出がありました。

 これを許可します。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 行政報告を3点申し上げます。

 まず1点目、除雪車両による物損事故について。

 除雪車両( ショベル) による物損事故につきまして、ご報告申し上げます。

 物損事故は、平成30年2月13日午後1時5分頃、清水町御影西2条2丁目の町道御影西1条仲道路において、雪山を除雪するため当該道路進行中、対向車線からダンプカーの進行があり、それを避けようと除雪車両のパケット部を上昇させたところ、誤って北海道電力株式会社所有の電柱支線に接触し、本柱上部及び支線を損傷させたものであります。

 北海道電力株式会社に対しての損害賠償につきましては、現在、電柱が仮復旧の状態であり、本復旧工事に数か月かかる見込みのため、工事が全て終了し損害賠償額が確定後、本件に係る議案及び補正予算をご提案してまいりたいと考えております。なお、運転手の怪我及び除雪車両の損傷はありませんでした。

 除雪業務につきましては、運転手に対して、再発防止に向け指導の徹底を図るとともに、より一層慎重に業務を行うよう指揮監督してまいります。

 以上、除雪車両による物損事故についての行政報告とします。

 続いて2点目になります、除雪車両( 町貸与車両) による物損事故について。

 除雪車両( ショベル) による物損事故につきまして、ご報告申し上げます。

 物損事故は、平成30年3月2日午前11時40分頃、清水町御影東2条3丁目の町道御影3丁目西道路において、町が委託業者に貸与している車両が除雪作業中、バックする際の確認、不注意により、後方に停まっていた一般車両に衝突したものであります。

 損害賠償につきましては、修繕見積もり及び査定に日数を要するため損害賠償額が確定後、本件に係る議案及び補正予算をご提案してまいりたいと考えております。なお、相手方及び運転手に怪我はありませんでした。

 除雪業務につきましては、委託業者に対して、再発防止に向け指導の徹底を図るとともに、より一層慎重に業務を行うよう指揮監督してまいります。

 以上、除雪車両による物損事故についての行政報告とします。

 続きまして3点目、大雪・強風による対応と被害状況についてご報告申し上げます。

 3月1日から2日にかけての大雪・強風による対応とその被害について、ご報告申し上げます。

 1日午前7時ごろから降り始めた雪は、2日未明まで降り続き約60センチメートルの大雪となりました。

 清水消防署の観測ではその後、西北西の風が強まり、3日夕方まで最大瞬間風速10メートルを超える強風が吹き荒れました。

 町では、2月28日午後に、気象情報により職員に対し除雪や公共施設の管理について注意喚起を行ったところです。

 1日午前6時14分には大雪警報が発表され、2日夕方まで強風が続くとの情報により、朝から警戒・配備体制をとり、各種行事の延期等の働きかけ、小中学校の繰上げ下校や休校、幼稚園の休園、保育所タクシーの運休などできるだけ外出しないよう措置をとったところであります。また、高齢者宅の除雪体制や町道の除雪体制の確認を行ったところであります。

 1日から2日にかけては、災害と除雪対応で複数の職員が待機し、電話対応や立ち往生した車両の救出等に当たったところであり、2日午前9時30分からは庁内会議を開催し、大雪・強風被害の状況と対応策について協議し、情報共有を行ったところであります。

 今後も気象情報又は警報を受け、警戒する必要が生じた場合は災害情報連絡会議による警戒・配備体制をとるとともに、さらに被害が大規模に拡大される場合には、災害対策本部を設置し万全を期してまいります。

 被害状況は現在調査中であり、畜舎等の農業施設被害が18件発生しましたが、公共施設の被害はありません。

 以上、大雪と強風による対応と被害状況についての行政報告とします。

 

○議長(加来良明) 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) それでは、1件の行政報告をさせていただきます。

 スクールパスによる物損事故につきまして、ご報告申し上げます。

 平成30年2月28日午前9時5分頃、御影小学校4年生の総合的学習の時間の活動を行うため、芽室町東1条3丁目交差点を東方向に直進しようとした際に、南方向に向かっている軽自動車と接触し、双方の車両が損傷いたしました。

 被害状況ですが、相手方車両は運手席側の車体側面の損傷、スクールバスは車両前方のバンパー及びランプ類を破損しました。

 事故原因は、委託業者の運転業務員が一時停止の標識を見落として走行したため事故が発生いたしました。

 なお、乗車中の児童生徒及び相手方につきましては、運転業務員が直ちに確認し、この事故による怪我はありませんでしたので、物損事故として取り進めてまいります。

 今回、事故を起こしたスクールバスにつきましては、町と委託業者との委託契約に基づき、町が自動車損害賠償保険により損害賠償するものでありますが、事故の再発防止に万全を期するとともに、より一層の安全運転管理の徹底による安全運行に努めるよう指揮監督してまいります。

 以上、スクールバスによる物損事故についての行政報告といたします。

 

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑がありましたら許可します。

 質疑はありますか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 大変な大雪で町民誰もが大変難儀したことと思うのですが・・・。

 

○議長(加来良明) 原議員。何点か先に申し上げてから、お願いします。

 

○7番(原 紀夫) ショベルの事故について1点お尋ねするのと、スクールバスに関しても同じように1点の質問をお願いいたします。

 ショベルの事故につきましては、過去も右折をする際に引っ掛けたということがありまして、幸いなことに事故が小さな事故であって、人身事故ではなかったということが不幸中の幸いなのですが、隣町でも大きな事故が発生したとかいろいろございます。

 お尋ねしたいのは、除雪の際に朝我々が寝ている時間帯の中で除雪をする際もありますし、加えて日中に除雪をするといろいろありますが、誘導の関係で除雪車に誘導車が付いていて、誘導して除雪しているところも見受けられるわけですが、私どもの町ではこういう誘導についてはどういうことを言ってやられているのか。この点について、まずお尋ねをいたします。

 それからスクールバスの関係・・・。

 

○議長(加来良明) 原議員。一問一答ですので。

 

○7番(原 紀夫) 失礼いたしました。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 誘導員の関係ですけれども、1点目の直営の除雪車両等の作業の場合については、うちのパトロールカー、ジープが付いて、そういったかたちで確認をすることを基本にしております。それから、2点目の貸与のショベルについての事故については、業者のほうでパトロール、そういった車を前後、前か後ろに付けるということで指導をしております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 誘導車を付けていると、今言われていたような事故は起きないと私は判断をしているのですが、本件のこの事故については、誘導車はいなかったという判断でよろしいですか。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) たまたまほかのルートを、1点目の3月2日の部分については御影の一斉排雪の初日だったわけなのですけれども、その部分について近くにはうちのジープ等が付いていなかったということであります。

 あと御影の民間業者の関係につきましても、これについては日中やったのですけれども、その部分についてはたまたま近くにパトロール、そういった車がいなかったということであります。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 大変忙しい中で努力されていることは重々承知をしているわけですが、この件に関しては、もしこれ以上の事故になると大変なことになるという認識で、再度厳しく指導してほしいとお願いをするのですが、これについて今までと違う方法で厳しく指導するということであればいいのですが、その辺はどうなのでしょう。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 言われたとおり、基本的には日常からそういった指導はしているわけですけれども、気象状況等、吹雪等について細心の注意を払うように、うちの直営の運転手それから業者について指導をしていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) スクールバスの関係です。これも然り、幸いなことに大きな事故にならなかったと。乗務員が一時停止の標識を見落として事故を起こしたなんていうのは、まさにこのスクールバスの運転者としては不適格と言わざるを得ないような事故だと私は認識をしております。従いまして、これも然り、子どもを巻き込んだりするとえらいことになりますので、より厳しい指導を強調しておきたいと思いますが、いかがでしょう。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 指導につきましてですが、今回の事故、まず一時停止を見落としたという状況につきましては、総合的学習の時間で芽室町内の事業所にお伺いする時に、学校の先生が付いて運行していたのですけれども、その場所を聞きながら運行していたという状況の中で、一時停止を見落としたということを聞いてございます。今後の指導につきましても、もちろん厳しく、今回についてしているわけですけれども、業務改善計画書というものを出していただきまして、運行先の場所ですとかそういったような部分につきまして、事前に確認をするなど今後留意をして運転に努めていく考えであります。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 行政報告の大雪・強風による対応ということで、これは3点ほどお聞きしたい。難しいことではありません。町としての基本的な考え方を確認、そしてお願いなのですが、文章を全面的に見ると、私の知識不足かもわかりませんが、何か事務処理上こうまとめましたという文章にしか見えません。いろいろ感じるところがあるのですが、特に中段から下のほうの災害と除雪対応で複数の職員が待機し、電話対応や立ち往生した車両云々、これ現場の人の考え方、私意見はいりません。現実に現場に行っていない理事者側の態度で、あの状況の中で現実に可能であったかどうかということをまず1点お聞きしたい。電話を受けて、救出に行きました。これだけの人数どの程度の範囲で私は留守番させたか知りませんが、それは理事者として一応でもいいからうまくいっていたと思うのかどうかお聞きしたい。これは批判とかそうではなくて、何年かぶりの大雪ですから、いろいろな部分で教訓として、今後まとめの中にある対策本部等をおつくりになられるということですから、これは理解しているのですが、現状の評価というか捉え方というのはちょっと甘すぎないかなということで、まず1点目のご質問をさせていただきました。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 総務課参事。

 

○総務課参事(山本 司) 当日の体制として、行政報告で記載している内容につきまして、少し詳しく申し上げたいと思います。複数の職員が残って対応したという部分でございます。現実には1日から2日の朝まで大雪の中、町に対する除雪の問い合わせ・苦情等、数十件の電話がございました。具体的には防災担当の総務課職員が朝まで残っているのが3名、建設課の職員につきましては、5時半の勤務終了後も大雪が降っていましたので、建設課も複数の職員が残りまして、最終的に夜10時まで建設課の職員は在庁しておりました。そのあとも除雪等に関する電話等を受けまして、非常時、当然救急時、救急車が出動するような事態も想定しなくてはいけないので、そういったときの除雪車の誘導、除雪車が付いて現地まで誘導するというようなことも当然考えた中で、建設課の職員は、10時以降は庁舎にはいませんでしたが、緊急連絡体制ということで電話がつながるという体制を取りながら朝まで備えたところでございます。

 あと、町場の中でも役場周辺においても吹き溜まり、車両が埋まって動けなくなっているという状況もございまして、いた職員の中で脱出を手伝ったということがあります。完全な全ての解消には至らなかったかもしれませんけれども、複数の体制で対処してきたということでございます。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 理事者の考え方というか、対応というのを聞きたかったのですが、担当参事ということで。実際に今説明していただいたとおりの状況であって、これを踏まえた中で、その一つとして対策本部を設けていくのだという流れになったという理解をしておいてもよろしいでしょうか。

 

○議長(加来良明) 総務課参事。

 

○総務課参事(山本 司) 今回の我々の準備といいますか、災害対策本部の設置まで至らないという判断の中で、当初の気象情報、数年に一度の大雪、大風が発生するという情報を基に災害情報連絡会議、災害対策本部の前段の会議でございますけれども、その会議を設置して複数の職員で警戒・配備体制を取って様子を見たと。その状況がますます悪化する、大規模な災害に至るような状況が見込まれれば、災害情報連絡会議を拡大して、最終的に災害対策本部の設置を視野に準備をしたという流れでございます。状況によっては、全職員による対応まで、最終的な対応としては行き着くところまで考えた中での準備体制ということで、ご理解いただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 私1問で3回続けて質問することはあまりないのですが、今の説明で、災害という言葉を使うから私はちょっと違うと。今回、数年に一度というのか久しぶりのことだから、私も全て把握してお話ししているわけではないけれども、まず、第一に国道・高速・JRが止まった。だけれども災害ではない。私は、結局は災害対策本部を設置してというのは、災害対策本部というのは、一昨年の災害のようなときにはつくるということになっているのでしょう。現実にあるわけでしょう。私は、豪雪と大雪対策だけで十分ではないかなと。そういう意味で本部を設けて実施するということであれば、災害という大きな枠にしてしまうから、何かわかりづらい。今回も一昨年の災害とは全然中身が違うわけでしょう。日常生活で、本当は車とかであまり出歩かないとかテレビ等々でもやっていたけれども、あれが基本なのだけれども、どうしてもという方がいる。日常生活上に即影響があった。長く被害を受けているのではなく短時間なのです。時間的に期間的にも。そういうものに対して、即対応するというような体制というのが、災害にはあたらないので、今言った災害対策本部なんてことになったら、これは明日大雪でもあまり深く考えないなという感じがしたのですが、私の認識が違ったらそれだけ一言だけ、違うなら違うよと、こういう考えだよと言っていただいても結構ですから、お願いします。

 

○議長(加来良明) 総務課参事。

 

○総務課参事(山本 司) 私どもの町の地域防災計画の中に、災害の種類というのが明記されてございます。一般的には風水害、あと地震が一般的でございますけれども、当町のように積雪寒冷地におきましては、雪害というものも一つの項目に入ってございます。同じような捉え方で雪害に対しても備え、準備、災害が悪化しないようにというか、事前準備を含めての災害対策本部の設置基準というものも含めて、我々は雪害についてもほかの災害と同様に考えて準備しているということでございますので、ご理解いただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 2点目に移ります。3点と言いましたけれども、今ルールのお話を伺っていて、2問に縮小いたしまして、2点目最後の質問とさせていただきます。

 警戒配備体制を取るという文脈、これ言葉尻を取るのではないです。この文面全体を見て私が感じたのは、昔、直営で除排雪を行っていた時代だったら、私は職員が会議、打ち合わせと職員間でやって、その職員、その現業課のほうに流せば、仕事はスムーズにいったのです。いっていたと思います。今、役場内で現状を把握しながら、どういう体制を取るか指示しようかといったときに、役場自体では車を持っていないのでしょう。貸与しているのでしょう。そうなってくると、運転手がいない。結局は指示系統がなければ動かないだろうと。そうしたら、役場の中でいろいろな会議をやって、いろいろな文章をまとめたって、町民にしてみたらそのかたちが全然見えない。だから私は、その中で十分、昔の除雪体制等々、要するに重機を町が持って運転手の方がいてという状況とは全然違うので、現状を踏まえた中で、やはり業界、その除雪の委託会社等の窓口をしっかり持って、いろいろな路上で困っている方がいたら、そういう方に伝達して流せるようなかたちを取る必要があると私は思っています。役場内でいろいろ集まって、会議で集まって緊急にどうのこうのと言うけれども、誰が現場をやるのですかといったら、役場ではないじゃないですか。委託団体の運転手の方たちにお願いしなければならないじゃないですか。その体制がどうもできていない。今、1日と2日のことと書いてありますけれども、実際に支障をきたしたのは3日ではないですか、町の中で。雪が止んで、雪が溶けて、車の渋滞等が起きたのは3日が多かったのではないですか。そういったときに、重機の音はほとんど聞こえませんでした。ということは、全くそういう体制が取れていない。ただ、職員の方については、たまたま苦情が入ると路面で溶けた水を底のほうに流すように、職員自らがやっていたようです。これだって、実際のそういう実務的な作業というのは、業者の方にお願いをして速やかにやるのが筋ではないですか。それはお金が伴いますよ。だから、体制というものを私は、先だってちらっとお話しも出しましたけれども、この短期間の町民の生活の不便さを解消するためには、もちろん町も大事です。町の職員も。それから業界も現状を共有してもらうような体制をつくらなければ、業界と仲良くしたらどうのこうのなんて、そんな次元の話ではないからね、これは。だから、私はそういうところから考えたら、どうも事務方ではなくて、それは町長自体が協力要請をしなければだめです。こうやって頑張ってくれ、こういう困ったときは。私も町のために頑張っていると。業界の方にもそのために協力してくれという話をして担当者が伝えていけば、私はおのずとスムーズにいくと思う。批判しているとか、そうではないです。今回の学びとして私は捉えさせていただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか。業界と今回の1つの実例を基にして、詳しい話はいいですけれども、一度話し合ってみてスムーズな作業体制を取れるようなことをお願いしておきたいと思いますが、いかがでしょうか。

 

○議長(加来良明) 町長。

 

○町長(阿部一男) 5年ぶりのこういった大雪の被害でしたので、大雪は過去に何度もありますけれども、そんな状況もありましたので、5年前といっても特にオホーツク管内がすごい状況でしたので、本当に5年ぶり以上の被害ではなかったかな、大雪ではなかったかなと思います。その中で、いろいろ町民の皆さんからも苦情・問い合わせ等あり、先ほど言ったように職員も対応してきましたけれども、特にそれらのことも教訓にしながら、実際に今中島議員が言われたように、委託している部分が多いですので、そういったところもスムーズにできるような、今回のこの部分を教訓にして、今後の体制をしっかりと、大雪に対しての災害防止に向けてその部分も加えた中でしっかりと対応してまいりたいと思いますので、ご理解のほどよろしくお願いしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 大雪のことでちょっと聞きたいのですけれども、今回みたいなこういう爆弾低気圧だって気象庁から早くから十勝地方は大雪だって、こういう情報が流れて警戒しているわけですけれども、中間地点で除雪するというような検討はなされなかったのかどうか聞きたいのですけれども。

 

○議長(加来良明) 西山議員。質問は1項目ですね。

 

○12番(西山輝和) 質問は1項目でよろしいです。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 警戒が出たあと、具体的に言いますと、3月1日の午前10時半からパトロールを開始いたしまして、午後2時現在で降雪量がまだ10センチ程度ということで、その段階で農村部の除雪が必要だということで、午後3時から農村部の除雪を出動させた経緯があります。農村部については約6時間程度作業がかかったわけですけれども、その後また集中して市街地も含めて約60センチの降雪があり、その段階で翌日の3月2日午前3時から一斉に市街地・農村部の吹雪を含めて除雪をするということで判断をした経緯があります。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) 今の除雪のことはわかったのですけれども、町の中、そういう状況というのは御影の支所とか消防とかに連絡して、その情報は入れているのかどうか。私の記憶では、2時までに御影地域では20センチ町の中で降っているのです。それで、5時に40センチ降っているのです。その時点で60センチ積もっているのですよ。町の中で車が動くわけないでしょう。FFの車でも60センチ降ったら動かないですよ。交差点という交差点、みんな車が止まっていて、押し合いへし合いでみんなしてよっこらせよっこらせと押しても、全然追いつかないです。仕事から帰ってくる車も。6時から10時までそのあと20センチ降って、あなた方は60センチ、清水消防署で60センチと言っているけれども、御影のほうは80センチ降っているのですよ。そんな状況で1回も除雪に入らないなんて、ちゃんと爆弾低気圧で十勝地方は大雪だと言っているのに、何でもっときちんと対応して、4時くらいの早いうちに除雪を1回済ませておけば、次の日だって楽ではないですか。半分の時間で済むのではないですか。なぜそういうことを考えられないのですか。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) その時点の判断がこういった遅れになりまして、皆さんにいろいろご迷惑をかけたという事実はありますので、今後こういった体制をスムーズに。ただ気象状況、今回のように積雪が1日あって、その次に風が1日ついたという事例がなかったので、こういった結果を受けて、今後こういったことがスムーズに、除雪体制ができるように考えていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 12番、西山輝和議員。

 

○12番(西山輝和) そう言うしかないのですけれども、学校のほうは早めにきちんと対応して、休みだと早いうちから連絡が来て、ずいぶん良い判断をしているなと思って感心していたのですけれども、やはり町の中というのはものすごくひどいので、もう少し目配りしてやっていただかないと。先ほどここにも書いてあったように、職員が車を押して出す場面がたくさんあったと言っていますけれども、御影市街の中はみんなが出てきて、押し合いへし合いで一生懸命ショベルを持ってきては、周りの近所の人にショベルを頼んできては、家の前まではねていってもらって押していくという、そういう状況ばかりだったので、もう少しきちんと対応をしっかりできるように考えてください。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 今言われたことを今後検討して、対応を考えていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 5番、佐藤幸一議員。

 

○5番(佐藤幸一) 除雪については一般質問でもやろうと思いましたが、その点につきましては、過去の除雪について質問させていただきますが、今回の3月1日、2日の除雪についてお伺いいたしたいと思います。

 ただいま町の中では交差点を含めて、大変な大雪なままでございます。そして足元も大変悪いです。しばれて車の跡がつきまして、大きな車両だったらまだスムーズに運行しておりますが、軽がわだちに入りましたら、みなさん苦労しております。今回の除雪の対応はいつ頃になるのでしょうか。お聞きいたします。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 一度雨が降りまして、そのあとしばれて、わだち等で路面状況が悪いということで、昨日から除雪機械を使いまして、西文化・旧市街方面、今日は本通り周辺、何日かはかかるのですけれども、そういったことで路面のざくざくというかそういった路面整正の作業。あと御影市街についてもそういった作業を実施中であります。

 

○議長(加来良明) 今後について。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 今後については、近々にそういった排雪、いずれにしても2月に一度排雪はしているわけでありますけれども、そういった見通しが悪いところ、道路の幅員が狭いところがありますので、排雪等・・・。

 すみません。一応明日から御影市街・清水市街の排雪を考えているところであります。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 1点だけ大雪の関係でお聞きしたいと思いますが、小中学校の繰上下校・休校あるいは幼稚園の休園、それはわかるのですけれども、保育所タクシーの運休ということでありますけれども、保育所の連絡網というか、休所にするということは、徹底されなかったようなことも聞いておりますので、そこら辺のことはどうなっているのでしょう。

 

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(逢坂 登) 幼稚園は早くから学校と合わせて休園を決めておりました。保育所につきましては、通常どおり開いております。タクシーにつきましては農村部スクールバスと同様に運行が危険だということで、保育所の通所タクシーについては運休しますということで、該当される方には保育所を通じて連絡をさせていただいたところです。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) そういうことであれば、もしも自分で送っていくような親がいた場合に、自分の判断で今日はもう無理だから休みにしようと、そういうことになるのですか。

 

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(逢坂 登) そのとおりです。実際に第一保育所・第二保育所につきましては、約半数のお子さんが通所されてきております。御影につきましても3割程度のお子さんが通所されております。そういう状況でした。

 

○議長(加来良明) 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) やはり学校と同じように、父兄の方あるいは保育所の先生方、いろいろなかたちの中でそういった場合の連絡網というのは、やはり構築すべきではないかと思いますので、できるかできないかをお聞きして終わりたいと思います。

 

○議長(加来良明) 子育て支援課長。

 

○子育て支援課長(逢坂 登) 休所の場合にはすぐ連絡網を回すようにしておりますので、そういう対応をしております。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これで行政報告は終わりました。

 

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○議長(加来良明) ここで休憩します。      (午前11時03分)

 

○議長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時15分)

 

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○議長(加来良明) 日程第5、議案第5号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 議案第5号、専決処分の承認を求めることについてご説明をいたします。

専決処分第1号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第12号)の設定でございます。

 総額に2,535千円を追加し、それぞれの総額を8,853,729千円とするものです。

 補正予算の内容につきましては、児童手当の不足額を追加するものでございます。児童手当につきましては、6月・10月・2月の3回の定時払いとなっておりますが、10月分の支払い終了後において出生者・転入者の増加にかかる執行見通しが不十分だったため予算不足となり、このたび2月定時払いを行うにあたり予算の追加が必要になったことから、専決処分にて予算措置をしたものでございます。

 歳入よりご説明を申し上げます。6頁をお開き願います。

 14款1項1目、民生費国庫負担金につきましては、児童手当にかかります国庫負担分として2,086千円の追加です。

 15款1項1目、民生費道負担金につきましても、児童手当にかかります道費負担分として208千円の追加です。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算にかかります調整額として241千円の追加です。

 下の7頁、歳出です。

 3款2項3目、児童措置費につきましては、児童手当2,535千円の追加です。

 以上、専決処分第1号の一般会計補正予算(第12号)の説明とさせていただきますが、予算執行状況及び見通しの甘さにより、専決処分より予算措置となりましたことをお詫びを申し上げますとともに、ご承認よろしくお願い申し上げます。

 

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第5号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第5号は承認することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第6、議案第6号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 続きまして議案第6号、専決処分の承認を求めることについてご説明いたします。

 専決処分第2号、平成29年度清水町水道事業会計補正予算(第5号)の設定です。

 補正内容は、漏水事故による配水管修繕費の追加です。

 第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、水道事業費用の既定額に717千円を追加し、498,045千円とするものでございます。

 2頁をお開き願います。収益的収入はありませんので、支出の補正の内訳について説明をいたします。

 1款1項2目4節、修繕費につきましては、1月29日発生の南4条5丁目3番地1地先における漏水事故による配水管本管の修繕費として717千円を追加したものでございます。

 以上、専決処分第2号、平成29年度清水町水道事業会計補正予算(第5号)の説明といたします。ご承認よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第6号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は承認することにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第6号は承認することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第7、町政執行方針について、町長より平成30年度町政執行方針を述べていただきます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 平成30年度町政執行方針について申し上げます。

 

Ⅰ はじめに

 

 平成30年第2回清水町議会定例会の開会にあたり、新年度の町政執行方針と施策について、議員各位と町民の皆様に概要を申し上げます。

 

 私が町長に就任してから、1年2ヶ月が経過しました。この間、関係団体との懇談、各種行事への参加など貴重な機会を通して、関係各位の思いやご意見を伺うとともに、私の考えをお伝えし、公約に掲げた5つの約束と43 の宣言の実現に向け邁進してまいりました。

 

 一方、国内に目を向けると、我が国の経済情勢は雇用・所得環境の改善が続くなか、緩やかな景気回復基調が続くことを期待されていますが、その先行きについては予断を許さない状況にあります。

 

 また、本町の財政状況については、これまで公債費の抑制等により健全化を図って参りましたが、今後においても施設整備にかかる財政需要が大きく見込まれ、文化センタ一大規模改修や保育所の建設に加えて、少子高齢化による医療・介護等の扶助的経費が増加傾向にあり、財政の見通しは依然厳しい状況であります。

 

 こうした中、平成30年度は私が予算編成から携わり、町政執行全般において、実質スタートの年となります。

 

 災害復興や人口減少対策、高齢化社会への対応、産業の振興、地域コミュニティの充実など、これまで地域を形成してきたものを維持、向上させていくには、町民の皆様、議会、そして行政が一体となり対話を重ねながら「まちづくり」を進めることが大変重要であり、ここに、新年度の主要な施策につきまして基本的な考え方を「まちづくり計画」に沿って、分野別にご説明させていただきます。

 

Ⅱ 地方財政と予算概要

 

 平成30年度の地方財政計画では、「経済財政運営と改草の基本方針2017」を踏まえ、働き方改革や人材投資、子ども・子育て支援等に適切に対応するとともに、地域の実情に応じ自主性・主体性を最大限発揮して地方創生等を推進することができるよう安定的な税財政基盤を確保することを重点とし、その財政規模は86兆9,000億円、前年度比O.3パーセントの増となり、地方交付税の出口ベースにあっては、歳出特別枠の廃止等により16兆85億円、前年度比2.0パーセントの減となりました。

 

 本町の本年度当初予算につきましては一般会計が94億1,000万円、前年度当初予算比4. 1パーセント増、また一般会計と3特別会計、2公営企業会計を合わせた予算総額は131億1,689万5千円、前年比O.1パーセントの増であります。

 

 主要財源の地方交付税につきましては、歳出特別枠の廃止や公債費参入額の減、基準財政収入額の増等により、28億円、前年度比6.0パーセントの減とし予算計上したところであります。

 

Ⅲ 主要政策の推進

 

1 自然と共生する安全で快適なまちづくり

 ◆自然環境の保全と環境との共生として

 森林は、人々が安全で安心して生活するために不可欠な多面的機能を有しており、大切な森林を守り育てていくため森林整備計画及び森林経営計画に基づく適正管理のもと継続的整備により自然環境の保全に努めてまいります。また、被災を受けた森林復旧については、関係機関と連携し1日でも早い復旧と災害に強い山づくりを進めてまいります。

 限りある資源を有効活用しながら、ごみ減量化と再資源化を図り、ごみの分別や排出方法、リサイクル等の推進に努めるとともに、平成31年度からのごみ処理の広域化に向けて、スムーズに移行できるよう準備を進めてまいります。

 町道の整備につきましては、道路整備計画に基づき道路改良及び舗装工事並びに橋梁修繕工事を実施してまいりますとともに、国道、道道の整備につきましては、国や道へ積極的な要請をしてまいります。

 また、道路橋梁災害復旧工事につきましては、町民の皆様が安心して生活できる環境を整えるために、1 日でも早い工事の完成を目指してまいります。

 ◆すべての世代が交流し住みやすいまちづくりとして

 町民の日常生活の交通手段確保は、高齢化の進展とともに更に大きな課題となっており、コミュニティバスの運行に加えて農村部の乗合タクシーと清水帯広間バスの運行に取り組み、車を持たない方や運転に不安を感じて免許を返納する方の日常を支えるよう、更なる利便性向上に努めてまいります。

 老朽化が進んでいる町営住宅の建替や改修を計画的に進め、今後の住環境の整備に努めてまいりますとともに、転入や転居のための「空き家、空き地、賃貸住宅などの情報」を提供し、民間との連携を深めてまいります。

 また、子育て世代、賃貸住宅居住世代の新築や中古住宅の取得に対し支援するとともに、住宅リフォーム制度を拡充した中で定住促進を図り、多様な世代が住みやすい住環境の整備に取り組んでまいります。

 また、空き家の放置は大きく社会問題化しており、課題の解決に努めてまいります。

 ◆緑豊かな森と水に親しむまちづくり

 花や樹木にあふれ心和む環境を目指して、春と秋の町内一斉清掃やクリーン・ディ、花いっぱい運動等、各団体と連携して、爽やかで美しいまちづくりに取り組んでまいります。

 地域の大切な資源である自然環境を守り育てるために、河川、公園、緑地の維持管理に努めてまいります。

 ◆町民相互の支え合いと暮らしの安全安心

 町民が犯罪被害に遭わないよう関係機関と連携し、犯罪の抑止、事件事故の未然防止など、安全安心な暮らしの確保に努めてまいります。

 また、消費者トラブルは年々、形態の多様化と巧妙化によって一層悪質化しており、国の基金等を活用しながら持続的に体制の維持・強化を図り、今後も消費生活相談等による問題解決への支援拡充を行い、関係団体等との情報共有を進め、未然防止を図ってまいります。

 

2 誰もが健康で思いやりのあふれるまちづくり

 ◆町民の健康と健康づくり意識

 健康寿命の高いまちづくりを目指し住民自ら健康づくりに取り組むことができるよう、保健・医療・福祉の関係機関と連携し、町民の健康づくり活動を支援する各種事業を実施してまいります。

 また、各種検診の受診率の向上を図るとともに、きめ細かな健康指導に努めてまいります。

 国民健康保険事業につきましては、本年度から制度改正により都道府県と市町村がともに運営主体となります。円滑な広域化を進めるとともに、安定運営を図るため引き続き保険税徴収率の向上と特定健診事業等の推進による給付費の抑制に努め、被保険者の負担軽減を図ってまいります。

 ◆高齢者の暮らしと社会参画や障がい者の社会参加

 高齢者の方が、可能な限り住み慣れた地域で日常生活が営めるように、地域包括支援センターを中心に医療・介護・福祉の連携を強化し、各種事業を実施してまいります。

 また、介護保険事業につきましては、第7期清水町高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画に基づき、円滑な運営を図ってまいります。

 第5期清水町障がい福祉計画に基づき、障がいのある方が自立した生活を送ることができるよう、相談支援の充実に努めるとともに、関係団体と連携を強化し安心して生活できる環境の整備に努めてまいります。

 ◆すべての世代が交流し支え合うまち

 世代間の交流は互いに有意義であることから、共生型事業の推進を図るとともに、地域カフェや地域サロン事業を推進してまいります。

 ◆まちぐるみで子育て世帯を支え応援するまち

 安心して子育てができるよう、お子さんの発達や子育てに関する相談体制を引き続き充実させるとともに、保育料の軽減、出産祝金支給等により子育て世帯の支援を継続してまいります。

 また、より良い子どもの育成環境を整備するため、保育所建設に向けた実施設計及び運営方法等に関する検討を進めてまいります。

 ◆安心して暮らせるまち

 国が進める働き方改革の取組みをより身近なものとするために、町内事業者に啓蒙を図り、生産性向上とともに就業機会の拡大や意欲・能力を十分発揮できる職場環境づくりを目指してまいります。

 また、労働災害や職業病の防止などの労働安全を目指し、事業者及び従業員の意識を高めてまいります。

 

3 新しい時代を担う人材を育むまちづくり

 ◆家庭・学校・地域がともに推進する教育のまちづくり

 未来を担う子どもたちが心豊かにたくましく成長し、健やかに充実した生活を送ることは、私たちの願いであり、使命でもあります。

 教育の振興としましては、「清水町教育大綱」 に基づき、教育委員会との連携を強化してまいります。

 学校教育につきましては、教育理念である「心響」と実践指標"しみず「教育の四季」 "の普及と実践のため、幼保・小連携、少人数教育や特別支援教育の充実、修学旅行費の保護者負担軽減、ICTの活用などの方策により次世代を担う子どもたちの生きるカを育んでまいります。

 また、町を担う人材として成長できるよう、家庭・学校・地域が一体となり地域全体で子どもたちの学びを支援する「コミュニティ・スクール」の導入について、引き続き検討を進めるとともに、総合学科先進校として特色ある教育活動を展開しております清水高等学校との連携と関係団体への支援を強化してまいります。

 ◆文化とスポーツ・レクリエーションに親しむまちづくりとして

 感動や生きる喜びをもたらし、創造性を育むため、文化芸術に触れる機会を提供するとともに、文化の継承活動を支援してまいります。

 また、心身ともに健康であるために、ニュースポーツの普及や体を動かす習慣を身に付ける機会を提供してまいります。

 ◆学びの成果を活かすまち

 まちづくりは「人づくり」であり、生涯を通して主体的に学ぶ学習機会の提供や、しみず読書の日の浸透を図り、学びの成果がまちづくりに活かされるよう魅力ある人材の育成を推進してまいります。

 

4 町の資源を活かした活力あるまちづくり

 ◆クリーンな農業と資源循環型のまちづくりとして

 農業は食料の安定供給は勿論のこと、関連する多くの企業が地域経済や社会を支える重要な役割を担っており、安全で良質な農畜産物の生産確保に向けて、各種施策とクリーンな農業を推進してまいります。

 また、食育を通して、心身の健康を守り、豊かな食文化を継承していくことが重要であり、関係団体の協力を得ながら食育計画を推進してまいります。

 ◆経営基盤の確立と後継者が働きやすいまちづくりとして

 基幹産業である農業を持続するため、畑作農業の推進に向けた合理的な輪作体系の確立と畑作振興事業の充実を図ってまいります。

 また、酪農経営の大型化に伴い、バイオマスを活用した家畜糞尿の有効利用を推進し、乳牛の育成期におけるコスト低減や労働力の軽減を図るための自動機械化を推進してまいります。

 担い手対策につきましては、農業従事者の住居整備を行い、関係機関と連携しながら研修の機会を設け、担い手の技能向上を図り後継者対策や花嫁対策事業を推進してまいります。

 農業基盤整備につきましては、道営事業で現在3地区の基盤整備を進めており、本年度は新たに1地区の事業着手を進めてまいります。

 また、団体営事業の継続により暗渠整備を補完的に進め、被災農地の基盤整備による負担を支援し、異常気象に負けない強い農業づくりに向けた基盤整備事業を推進し、農畜産物の生産性を高めてまいります。

 ◆まちの資源を活かした産業の振興と連携の促進や地域の資源を活かした観光産業の創出

 情報発信拠点整備事業により設置し、3年目を迎える十勝清水観光情報ステーションの取組みにつきましては、観光情報等の発信を促進し地域資源を活かした事業創出と付加価値の高い特産品の開発など、地域産業の振興につなげてまいります。

 また、現在は休止しております清水公圏内事業所の再開を支援し、交流人口の増加に向けて「食」による観光振興に取り組んでまいります。

 ◆商業の活性化と異世代が集う多機能型まち

 本町の消費経済状況は、今もなお厳しい状況が続いております。

 人口減少や高齢化等により消費購買力は減退しており、経済行動の先行きは不透明でありますので、広域的な経済圏域の確保を進めてまいります。

 また、町内事業所の継続的な事業展開を支援するため、引き続き中小企業近代化資金の貸付制度の拡充を行い、新規参入時の事業資金の確保について支援してまいります。

 

5 みんなで創る協働のまちづくり

 ◆町民誰もが参加する協働のまち

 広報紙や町ホームページは、まちの今を知る情報発信源としてよりわかりやすく町民視点に立った情報の提供に努め、まちづくりへの参加の契機となるよう内容の充実に取り組んでまいります。

また、いきいきふるさとづくり基金には、本町のまちづくりを応援したいと思う方々から寄附をいただいており、寄附者の思いを効果的な施策に繋げ、寄附者への町内特産品贈呈により、町の産業活性化と魅力の発信にも取り組んでまいります。

 移住定住促進事業については、ワンストップ窓口において本町の医療、福祉、教育、雇用、住宅及び移住体験住宅等の多様な情報を確実に提供してまいります。

 また、関東圏を中心に行ってきた移住相談会については、移住体験の実績が増加傾向である関西圏まで範囲を広げ、本町の魅力を積極的に発信し移住促進に努めてまいります。

 ◆効率的でわかりやすい行政運営として

 町民自らが地域のことを考え、多くの意見を反映したまちづくり計画を基に、町民、地域、企業等関係機関とともに課題の解決に取り組み、人口減少に立ち向かう活力あるまちづくりの推進に取り組んでまいります。

 ◆広域行政の推進として

 人・モノ・金の都市部への集中が止まない中で、地方の自治体を取り巻く環境はなお一層厳しくなっております。

 住民に身近な行政サービスや地域活性化の効果的で効率的な実施に向けて、第2期十勝定住自立圏共生ビジョンを推進し、十勝圏全体の連携事業に取り組んでまいります。

 

Ⅳ むすび

 

 以上、平成30年度の町政運営にあたり、方針と施策の一端を述べさせていただきましたが、将来を見据え、時代の流れに沿った取り組みを着実に進めることにより、町民の皆様に「住んでよかった」、「今後も住み続けたい」と幸福感を実感頂けるよう、第5期清水町まちづくり計画の将来像にあります「みんなで活き生き豊さ育むまちとかちしみず」の実現を図ってまいります。

 

 そのためには、職員と一丸となって各種施策に取り組んでいくことは勿論のこと、住民各位それぞれの立場、環境で積極的に町政に参画していただくことをお願いするとともに、議員各位をはじめ町民の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げ、町政執行方針といたします。

 

 平成30年3月6日

 清水町長 阿 部 一 男

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第8、教育行政執行方針について、教育長より平成30年度教育行政執行方針を述べていただきます。

 なお、教育長の体調を考慮し、初めの部分を教育長に、その後は学校教育課長が代読いたします。議会運営委員会で了承していますので、ご了承いただきます。

 教育長。

 

○教育長(伊藤 登) 

 

Ⅰ はじめに

 

 平成30年第2回清水町議会定例会の開会にあたり、新年度の清水町教育委員会の所管行政の執行に関する主要な方針について、議員各位と町民の皆様に概要を申し上げます。

 

 昨年3月に告示された新学習指導要領は、子どもたちが、未来の社会を切り拓いていくための資質・能力を一層確実に育成するとともに、社会に聞かれた教育課程を実現していくことが示されています。

 

 子どもたちが社会的に自立した人間として、わが国や地域の伝統や文化に立脚した広い視野を持ち、理想を描き、それを実現しようとするため、主体的に学び、必要な情報を取捨選択しながら、知識や技能を深めて、自分の人生を切り拓いていく大人になることが、学校教育を通じて育てたい子どもたちの姿の一つであると考えています。

 

 清水町教育委員会といたしましては、教育理念を「心響」、実践指標を"しみず「教育の四季」"とし、学校・家庭・地域が一体となって、将来の地域を担う人材を育成するため「心かよわせ、互いに響き合う感性豊かな教育」を推進してまいります。

 

 さらに、「清水町教育大綱」に基づいた総合教育会議における町長との協議・調整により、教育の政治的中立性、継続性・安定性を確保しつつ、町長部局との連携を強化してまいります。

 

○学校教育課長(斉木良博) それでは、以降について代読させていただきます。

 

Ⅱ 学校教育の推進

 

 学習指導要領の改訂においては、将来を見据えた子どもたちの「生きる」を具体化するため、各教科等の教育内容について横断的な視点から学習内容を充実することが求められており、教育課程の実施に必要な体制を確保し、組織的かつ計画的に各学校の教育活動の質の向上を目指すとともに、地域とのつながりの中で学び、自ら地域を担っていくことを実感できる学びを実現するため「コミュニティ・スクール」の導入に向けて引き続き検討を進めてまいります。

 

 また、小中学校の修学旅行にかかる経費の助成を拡大するとともに、就学奨励費の入学準備金の支給時期を早めるなど、保護者負担の軽減を図ってまいります。

 

 1 確かな学力の育成

 変化の激しい社会の中で、主体的に学び必要な情報を判断し活用することができる情報活用能力の育成が学習指導要領の総則に記載されています。

 中学校においては、平成29年度に一人1台のタブレット型コンピューターを配置したICT環境を整備しました。このICT環境を最大限に活用して、理解度を高める授業の展開など、基礎学力の向上に努めるとともに、情報モラルも含めICTを適切に活用できる力を育ててまいります。

 また、分かりやすい授業を展開するために、教職員の授業力の向上に向けて校内外の研修体制の充実や指導方法の工夫改善に努めてまいります。

 4月に実施する全国学力・学習状況調査においては、調査結果で明らかになった成果や課題を踏まえ、学力向上のための取組方針を作成し、各学校における指導充実の視点と、家庭での実践例を示し、学習習慣の定着や生活習慣の確立など学校と家庭と連携して学力の向上に努めます。

 

 2 豊かな心と健やかな体を育む教育の推進

 小学校においては、今年度から道徳が特別の教科として全面実施され、子どもたちがよりよい人生を送るため、地域や社会との関わりや、学んだことを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力の育成に取り組んでまいります。

 また、いじめについては、未然防止、早期発見、早期対応に努め、道徳教育をはじめとして全ての教育活動において、生命を大切にする心、思いやりの心、感謝の心、互いに支え合う心など、子どもたちの発達段階に応じた規範意識や倫理感を育む活動を、家庭・学校・地域とともに推進してまいります。

 子どもたちが楽しく健康的に日々の活動を行うため、その源となる体力の向上健康の増進については、学校の教育活動全体での指導と合わせて家庭や地域との連携を図ります。

 

 3 子どもの安心・安全教育の推進

 安全で安心した子どもたちの生活環境を確保するため、登下校時における通学路等のパトロールボランティアの協力を得て、保護者や地域ぐるみの取組を推進してまいります。

 また、災害の実体験を踏まえた防災教育や、低年齢化する情報機器の所持に対応した情報モラル教育につきましても、実態に即した指導を家庭、学校と連携して進めてまいります。

 

 4 特別支援教育の推進

 生涯にわたって切れ目のない支援を目指した清水町障がい福祉計画に基づき関係機関との連携を推進するとともに、特別な支援を必要とする児童生徒一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導や支援に努め、特別支援教育支援員の配置などにより支援体制の充実を図ります。

 

 5 幼保小中の連携の推進

 保育所・幼稚園から小学校へ進む子供たちが活き活きと成長できるよう「保育」と「教育」の違いを踏まえたなめらかな接続を進めるため、幼児と児童の交流活動や保育士など関係者と連携した取組を実施するとともに、保育活動と教育活動の連続性を踏まえた教育の工夫、改善を推進してまいります。

 また、学習内容の連続性を踏まえ、小学校と中学校の連携についても進めてまいります。

 

 6 清水高等学校の振興

 総合学科先進校として特色ある教育活動を展開しております清水高等学校との連携と関係団体への支援を強めてまいります。

 

 7 しみず「教育の四季」の推進

 町民総ぐるみで、子どもたちの健全育成を目指した"しみず「教育の四季」"の取組は、四季を通して、家庭・学校・地域が一体となって感性あふれる表情豊かな子どもを育てるために実践している教育実践活動です。

 より多くの町民が次代を担う子どもたちの生きる力を育て、文化のまちに息づく、感性豊かな郷土を担う人材の育成を目指す本町の特色ある活動として引き続き実践してまいります。

 

Ⅲ バスの運行及び学校給食の運営方針

 

 1 スクー ルバス等の運行

 スクールパスにつきましては、全路線を運行委託しますが、引き続き遠距離児童・生徒の通学手段として安全な運行に努めてまいります。

 

 2 学校給食の推進

 学校給食につきましては、地元産の食材を多く利用したメニューを取り入れ、子どもたちが食に興味や関心を高められる食育活動を進めてまいります。

また、調理環境の整備を図り、何よりも安全で信頼される、学校給食の提供に努めてまいります。

 

Ⅳ 社会教育の充実

 町民が充実した生活を送るため、学びの環境整備に努めるとともに、それぞれのライフステージに応じた多様な学びの場を提供し、主体的に地域をつくる人材を育ててまいります。

 

 1 社会教育活動の推進

 各種活動団体の情報を発信し、団体活動の活性化を図るとともに、公民館講座の充実に努め、学ぶ意欲を引出し、いきいきとした地域づくりを推進してまいります。

 公民館につきましては、町民の皆さんが気軽に利用していただける社会教育活動の拠点として、その運営に努めます。

 

 2 文化芸術活動の推進

 町民一人ひとりが心豊かに潤いのある生活を送るため、子どもから大人まで、文化芸術に触れる機会並びに芸術鑑賞の場を提供するとともに、地域の文化を次世代につなげてまいります。

 施設改修としましては、文化センターの耐震化並びに老朽化した施設設備の更新等による大規模改修を行ってまいります。

 

 3 スポーツ・レクリエーション活動の推進

 各年代やそれぞれの体力に応じた「町民一人1スポーツ」を目指し、スポーツ推進委員並びに関係機関の協力をいただきながら、ニュースポーツの普及など、町民の皆さんの体力向上と健康づくりを推進してまいります。

 施設改修としましては、アイスアリーナの屋根改修工事を行ってまいります。

 また、アイスアリーナや体育施設等につきましては、引き続き指定管理者と連携を密にスポーツの振興を図ってまいります。

 

 4 図書館の運営

 地域を支える情報の拠点として、町民の生涯学習の支えとなるように、また町民の読書要求と学習意欲に応えられる資料を収集・提供してまいります。

 子どもたちの読書活動につきましては、学校図書館との連携を深め、移動図書館など本に親しんでもらう環境づくりのため、図書館サービスの充実に努めてまいります。

 しみず「教育の四季」推進協議会で定めました、毎月19日の「読書の日」の普及により、幅広い世代に本に興味を持ってもらえる事業を展開し、「町民のふれあいの場」としての図書館を目指してまいります。

 

Ⅴ むすび

 

 以上、平成30年度の教育行政執行に関する主要な方針について申し上げました。

 本年度も本町の教育・文化・スポーツの振興と生涯学習社会の構築に最善の努力を傾けてまいりますので、議員並びに関係各位の温かいご支援と積極的なご協力をお願い申し上げ、教育行政執行方針といたします。

 

 平成30年3月6日

 清水町教育委員会 教育長 伊 藤  登

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで休憩します。      (午前11時59分)

 

○議長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後1時00分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第9、議員提出議案第1号、清水町議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。

 職員に議員提出議案を朗読させます。

 事務局。

 

(議員提出議案 事務局 朗読) 

 

○議長(加来良明) 本案について提案理由の説明を求めます。

 原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) ただいま事務局から説明をいたしました、清水町議会委員会条例の一部を改正する条例の提案説明を申し上げます。

 今回の条例改正につきましては、昨年12月の定例会で議会活性化特別委員会から中間報告を行ったところでありますが、議会活性化特別委員会で提起をした10項目がございますが、このうちわかりやすい議会広報の作成の調査・検討結果に基づきまして3月から広報広聴常任委員会を設置することを決めたために、さらに、標準の委員会条例に基づいて文言等の整理を行うために議会委員会条例の一部を改正するものであります。

 改正内容につきましては、ただいま事務局から説明をされたとおり、広報広聴常任委員会の人数を6名として新たに所管事項として4項目を規定し、第7条第1項に広報広聴常任委員は他のいずれかの常任委員を兼ねる旨のただし書きを追加し、そのほかは標準委員会条例に基づく改正となっております。先ほど説明をいたしましたとおり、附則といたしまして、本定例会の2日目になります平成30年3月12日を施行日としているということを申し添えて、報告といたします。よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議員提出議案第1号、清水町議会委員会条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議員提出議案第1号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第10、議案第13号、清水町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 保健福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(横山美貴子) 議案第13号、清水町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定について、ご説明いたします。

 介護の認定を受けた方が介護保険サービスを利用するには、ケアマネージャーが利用者の家族や希望に応じた介護計画、ケアプランを作成し、ケアプランに基づいてサービスを利用いたします。そのケアマネージャーの介護事業所である居宅介護支援事業所の指定、指導権限が平成30年4月1日より都道府県から市町村へ権限移譲されることより、その指定基準等について定めるものでございます。北海道からの権限移譲となることから、北海道の基準条例を参考に制定いたしますが、3年ごとに行われます介護保険制度の見直しにおいて、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律等の規定によりまして、介護保険法が改正され、従うべき基準となる国の基準等も改正されました。本条例の制定には、北海道の基準条例を参考にしながらも一部変更となる国の基準条例を加えた条例を制定いたします。

 施行月日につきましては、国の改正の介護保険の施行月日が平成30年4月1日であることから、本町におきましても平成30年4月1日といたします。

 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 ただ今議題となっております、議案第13号、清水町指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の制定については、厚生文教常任委員会に付託することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第13号は厚生文教常任委員会に付託することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第11、議案第15号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第16号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案第18号、清水町老人健康増進センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定について、議案第19号、平成30年度清水町一般会計予算の設定について、議案第20号、平成30年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定について、議案第21号、平成30年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定について、議案第22号、平成30年度清水町介護保険特別会計予算の設定について、議案第23号、平成30年度清水町水道事業会計予算の設定について、議案第24号、平成30年度清水町下水道事業会計予算の設定について、以上9件を一括議題とします。

 提案者より、提案理由の一括説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 平成30年度予算のご審議をお願いするにあたりまして、概要をご説明いたします。

 なお、条例の一部改正等につきましては、別途説明をさせていただきます。

 事前に資料といたしましてA4横版の予算に関する資料、27頁のものでございます。それと、A4縦版の平成30年度予算に関する資料の説明、これ両面刷り1枚のものでございます。これをお配りしております。予算に関する資料に沿って説明をさせていただきますが、資料の説明と見比べながらご覧願います。

 予算に関する資料の1頁をお開きください。

 平成30年度清水町予算(案)総括表といたしまして、一般会計及び特別会計・企業会計の予算額を前年度と比較するかたちで掲載をしております。一般会計・3特別会計及び2企業会計の予算総額は13,116,895千円で、前年度比17,995千円、0.1%の増となったところです。

 一般会計の予算額につきましては、9,410,000千円で、前年度比370,000千円、4.1%の増です。概要につきましては、2頁の平成30年度一般会計予算(案)歳入歳出対比表で説明をいたします。

 特別会計につきましては、国民健康保険特別会計は1,354,000千円で、国保広域化に伴い予算構造が変更となりまして、前年度比192,000千円、12.4%の減です。

 後期高齢者医療保険特別会計は166,200千円で、後期高齢者医療広域連合納付金の納付金増によりまして前年度比2,200千円、1.3%の増。

 介護保険特別会計は1,129,800千円で保険給付費の増等によりまして前年度比17,100千円、1.5%の増となったところでございます。

 次に企業会計ですが、水道事業会計は収益的支出と資本的支出を合わせまして513,935千円で、災害復旧工事の事業完了等によりまして前年度比182,665千円、26.2%の減です。

 下水道事業会計につきましては542,960千円で、施設の長寿命化計画策定等によりまして前年度比3,360千円、0.6%の増となりました。

 次に2頁にまいります。平成30年度一般会計予算(案)歳入歳出対比表でございます。一般会計の歳入歳出をそれぞれ款別で掲載をしております。一般会計の予算額は先ほど申し上げましたとおり9,410,000千円で、前年度比370,000千円、4.1%の増となります。

 災害費を除く通常収支分は8,111,000千円、骨格編成でありました前年度の比較で1,331,000千円、19.6%の増。平成28年度台風10号による災害費につきましては1,299,000千円、前年度比961,000千円、42.5%の減となっております。

 予算に関する資料の3頁、4頁の平成30年度一般会計予算(案)総括表につきましては、款別の歳出予算額と特定財源内訳・一般財源内訳を記載したものでございます。

 次に5頁から12頁にかけましては、一般会計・特別会計の主な事業内容等の一覧でございます。

 13頁は一般会計繰出金等の内容。

 14頁は債務残高・基金残高の推移状況。

 15頁は地方債・債務負担行為にかかります年度別償還予定表です。

 次に16頁から26頁にかけましては、複数年度の実施計画となります大型建設事業等につきまして記載をした主要事業施策シートです。

 最後27頁は参考といたしまして、平成28年台風10号災害にかかる災害復旧費の執行見込みを掲載しております。

 以上、簡単ですが、平成30年度の予算の概要につきまして申し上げました。関連条例等とともに、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 ただ今議題となっています9件の議案につきましては、議長を除く11人の委員で構成する平成30年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 

○議長(加来良明) よって、一括議題となっています9件の議案につきましては、議長を除く11人の委員で構成する平成30年度予算審査特別委員会を設置し、これに付託し、審査することに決定しました。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 平成30年度予算審査特別委員会に地方自治法第98条第1項の検閲・検査権を委任したいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、平成30年度予算審査特別委員会に地方自治法第98条第1項の検閲・検査権を委任することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第12、議案第7号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定について、議案第8号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、議案第9号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第6号)の設定について、議案第10号、平成29年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、議案第11号、平成29年度清水町水道事業会計補正予算(第6号)の設定について、議案第12号、平成29年度清水町下水道事業会計補正予算(第4号)の設定について、以上6件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) それでは、一括して説明をさせていただきます。

 議案第7号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定について、ご説明をいたします。

 総額から508,739千円を減額し、それぞれの総額を8,344,990千円とするものです。

 歳入よりご説明いたします。10頁をお開き願います。

 12款1項1目、民生費負担金、1節の老人福祉費負担金につきましては、養護老人ホーム入所者の増により99千円の追加です。

 2節、保育所運営費負担金につきましては、一時保育利用者の増により190千円の追加です。

 3目、農林業費負担金については、それぞれ決算見込みによる増減補正です。

 次に10頁下段から11頁上段にかかります、13款1項、各目の使用料につきましては、それぞれ決算見込みによる増減補正です。

 11頁中段です。

 14款1項1目、民生費国庫負担金、1節、老人福祉費負担金につきましては、決算見込みにより97千円の減額です。

 2節、障害福祉費負担金につきましては、障害福祉サービス利用者増等により12,098千円の追加です。

 3目、災害費国庫負担金につきましては、道路橋梁河川災害復旧工事費の減に伴いまして327,003千円の減額です

 次に11頁下段から12頁にまいりますが、2項2目、民生費国庫補助金、12頁に進みまして、6目、教育費国庫補助金、7目、災害費国庫補助金、並びに、3項1目、総務費国庫委託金につきましては、それぞれ決算見込み、もしくは額の確定による補正でございます。

 12頁下段でございます。

 15款1項1目、民生費道負担金、2節、老人福祉費負担金につきましては、決算見込みにより48千円の減額です。

 3節、障害福祉費負担金につきましては、障害福祉サービス利用者の増等により6,049千円の追加です。

 下の13頁にまいります。

 3目、災害費道負担金につきましては、額の確定により87千円の減額です。

 中段から次の14頁にまいります。

 2項1目、総務費道補助金につきましては、額の確定により300千円の減額です。

 2目、民生費道補助金につきましては、補助金交付決定により4,570千円の追加です。

 4目、農林業費道補助金につきましては、それぞれ額の確定による補正でございます。

 14頁です。

 7目、教育費道補助金につきましては、補助対象経費の減により75千円の減額です。

 16款、財産収入、1項2目につきましては、それぞれ決算見込み、もしくは額の確定による補正でございます。

 下15頁です。

 17款1項2目、特定寄附金、1節1番、特定寄附金につきましては、消防団事業への指定寄附16件で56千円、高齢者福祉への指定寄附2件13,467千円、きずな園運営事業への指定寄附1件300千円を受領し、合わせまして13,823千円の追加です。

  1節2番、いきいきふるさとづくり寄附金につきましては、決算見込みにより13,000千円の減額です。

 また、1節3番、台風10号に係る寄附金につきましては、災害復旧への指定寄附13件を受領し1,040千円の追加です。

 18款1項4目、いきいきふるさとづくり基金繰入金につきましては、充当事業の歳出減に伴いまして100千円の減額です。

 15頁下段から16頁にまいります。

 20款4項3目、雑入につきましては、それぞれ決算見込みによる補正でございます。

 16頁に進みまして、21款1項、町債につきましては、起債対象事業費の減額に伴うそれぞれの減額でございます。

 次17頁にまいりまして、歳出の補正につきましてご説明いたします。

 17頁の1款、議会費から44頁の15款、災害費まで、今回の歳出補正は、そのほとんどが事業費確定、もしくは決算見込みによる不用額の整理となりますので、増額補正の項目につきましてご説明をいたします。

  1款1項1目、議会費、1節12番、委員長報酬につきましては、広報広聴常任委員会新設に伴い16千円の追加です。

  2款1項1目、一般管理費、19節11番  職員研修負担金(十勝定住自立圏)につきましては、負担金見込額の増によりまして6千円の追加です。

 以下、ずっと減額が続きます。18頁、19頁、20頁と進みまして、21頁までいきます。

  21頁中段、3款1項3目、老人福祉費、20節、扶助費、10番、老人施設入所措置費につきましては、養護老人ホーム入所者の増により659千円の追加です。

 その下、25節10番、老人福祉基金積立金につきましては、高齢者福祉目的の指定寄附2件を受けまして、基金積立金13,467千円の追加です。

 21頁下段から22頁、4目、障害福祉費、20節10番、自立支援給付費につきましては、障害福祉サービス利用者の増等によりまして24,196千円の追加です。

 ずっと事業費確定等によります減額が続きまして、24頁の中段です。

 3款2項2目、保育所運営費、23節11番、国庫道費補助金返還金につきましては、子ども・子育て支援交付金等の実績確定に伴いまして1,846千円の追加です。

 4目、きずな園運営費、11節、需用費、並びに18節、備品購入費につきましては、きずな園運営事業への指定寄附1件を受けまして、合わせて300千円の追加です。

 26頁にまいります。上段です。

 4款1項2目、保健予防費、13節61番、大腸がん検診委託料につきましては、受診申込者の増により57千円の追加です。

 次に減額がずっと続きまして、28頁までいきます。

  6款1項3目、農業振興費、19節51番、経営体育成支援事業補助金につきましては、補助採択が増額となりましたことから補助金3,000千円の追加です。

  29頁になります。

 6目、土地改良事業費、19節11番、国営事業償還負担金につきましては、農家負担分の繰上償還に伴いまして1,513千円の追加です。

  その下12番、土地改良事業団体等負担金につきましては、事業費増に伴い38千円の追加です。

  13節53番、農地耕作条件改善事業調査設計委託料につきましては、基盤整備にかかる設計単価の増により3,461千円の追加です。

  19節10番、道営草地整備事業(清水地区)負担金につきましては、道補助分が本町会計を経由する間接補助となりましたことから8,077千円の追加です。

 次に林業費と減額補正が続きまして、32頁の中段になります。

  32頁、2項3目、森林整備事業費につきましては、補助対象となる造林面積の増により429千円の追加です。

 次33頁の一番下です。

 8款4項1目、都市計画総務費、11節40番、電気料(公設灯、地下道分)につきましては、当初見込んでいた電気料の値上げ分に不足が見込まれるため784千円の追加でございます。

 34頁からは土木費、その下消防費、次にいきまして教育費、災害復旧費につきまして、事業費精算、不用額等の整備でございます。

 41頁下段になります。

 13款2項1目、基金費につきましては、今回の補正予算調整額として財政調整基金積立金29,376千円の追加です。

 次に42頁から災害費の委託料並びに工事費等の精算が続きまして、最後になりますが44頁。

 15款1項4目、水道施設災害復旧費、28節10番、水道復旧事業支出金につきましては、水道施設補助災害復旧にかかります厚生労働省補助金は、経費変動による増額変更が認められず、単独分の事業費が大きく増加をしましたことから38,000千円の追加です。

 45頁から47頁までにつきましては、今回の補正予算にかかります給与費明細書となっております。説明は省略をさせていただきます。

 次に地方債の補正につきまして説明いたします。5頁にお戻り願います。

 第2表、地方債補正です。先程、歳入予算におきまして、町債の減額につきましてご説明をいたしました。地方債の限度額につきましても、町債減額に合わせて変更するものです。過疎対策事業から単独災害復旧事業まで5事業の減額です。

 次に6頁にまいりまして、繰越明許費の補正です。

 第3表、繰越明許費補正につきましては、次年度の予算執行となります事業につきまして、繰越明許費を設定するものです。

 6款1項、農地耕作条件改善事業で119,792千円、15款1項、農地・農業用施設災害復旧事業で84,700千円の設定です。

 以上、一般会計補正予算(第13号)の説明でございます。

 続きまして、議案第8号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額から44,875千円を減額し、それぞれの総額を1,465,166千円とするものです。

 歳入よりご説明いたします。5頁をお開き願います。

 補正内容は交付決定見込み、また変更交付決定通知等により減額補正をするものです。

 2款、国庫支出金は、療養給付費、高額医療費共同事業、合わせて27,155千円。

 3款、療養給付費等交付金は2,548千円、5款、道支出金は国庫と同額の2,856千円の減額です。

 6頁にまいります。

 6款、共同事業交付金につきましても、交付決定通知により合わせて5,975千円の減額です。

 8款、一般会計繰入金につきましては、歳入歳出の財源調整分として3節、6節合わせまして6,341千円の減額です。

 次、歳出にまいります。7頁でございます。

 1款1項1目、一般管理費につきましては、臨時職員退職に伴う賃金等1,805千円の減額です。

 2款、保険給付費、8頁までいきますが、いずれも支出額見込みによる減額です。

 最後9頁、7款、共同事業拠出金につきましても、拠出金額の確定による減額でございます。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の説明です。

 続きまして、議案第9号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第6号)の設定についてご説明申し上げます。

 総額から2,584千円を減額し、それぞれの総額を160,673千円とするものでございます。

 歳入よりご説明申し上げます。5頁をお開き願います。

 1款、後期高齢者医療保険料につきましては、2月までの賦課状況等を基に、1目、特別徴収保険料を4,384千円減額し、2目、現年分普通徴収保険料を2,449千円増額するものでございます。

 2款、繰入金につきましては、事務費繰入金につきまして広域連合への前年度分の事務費負担金の精算を今年度の負担金で調整をすることから、負担金分649千円の減額です。

 次に6頁、歳出です。

 2款、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、保険料の見込額の変更に伴い、保険料分で1,935千円の減額。共通経費分で649千円の減額です。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第6号)の説明です。

 続きまして、議案第10号、平成29年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額から32,070千円を減額し、それぞれの総額を1,109,074千円とするものです。

 歳入よりご説明を申し上げます。5頁をお開きください。

 1款、保険料につきましては、2月末までの賦課状況等を基に、特別徴収保険料を2,961千円増額し、普通徴収保険料を5,205千円減額するものです。

 2款、国庫支出金、次の頁にまいりまして、3款、支払基金交付金、その下4款、道支出金につきましては、交付決定額並びに内示額の通知に基づきそれぞれ減額をするものです。

 下7頁の6款、繰入金のうち1項、一般会計繰入金につきましては、事業計画の変更、事務費の変更、軽減事業の見込みにより合わせて4,408千円の減額です。

 2項、介護給付費準備基金繰入金につきましては、今回の補正予算差し引き分2,389千円の減額です。

 次8頁、歳出です。

 1款3項、介護認定審査会費につきましては、訪問調査委託件数の減少により150千円の減額です。

 2款、保険給付費につきましては、2月までの支払い実績と今後の見込みを基に精査し補正をしております。

 1目、居宅介護サービス給付費は、23,960千円の増。

 3目、施設介護サービス給付費は、37,150千円の減。

 6目、居宅介護サービス計画給付費は、870千円の増額です。

 2項、1目、高額介護サービス費につきましては、5,000千円の減額。

 次10頁ですが、3項1目、高額医療合算介護サービス費は、400千円増額し、4項1目、特定入所者介護サービス費につきましては、8,000千円を減額するものです。

 4款、地域支援事業費につきましても、実績等に基づき事業見込額を歳出し、それぞれ減額をするものです。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第4号)の説明です。

 続きまして、議案第11号、平成29年度清水町水道事業会計補正予算(第6号)の設定についてご説明をいたします。

 第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、第1項で平成28年度台風10号により被災した、取水口及び石山橋配水管の災害復旧修繕費の確定により災害復旧修繕費を112,161千円、企業債37,300千円に、なお書きを変更するものです。

 第2項では、水道事業収益の既定額から10,353千円を減額し、457,637千円とし、水道事業費用の既定額から31,392千円を減額し、466,653千円とするものです。

 下の第3条、資本的収入及び支出の補正につきましては、資本的支出額に対し、不足する財源の補填として過年度より当年度損益勘定留保資金55,811千円及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額5,423千円を充当するものです。

 第2項では資本的収入の既定額から22,346千円を減額し、資本的収入の総額を117,754千円とし、裏の頁にいきますが、資本的支出の既定額から22,612千円を減額し、資本的支出の総額を178,988千円とするものです。

 第4条、企業債の補正につきましては、災害復旧事業並びに配水管更新事業、浄水場機器更新事業の事業費確定により借入金の額をそれぞれ減額変更するものです。

 第5条、他会計からの補助金につきましては、平成28年台風10号及び平成29年台風18号災害による災害復旧修繕費の確定によりまして既定額1,253千円に37,967千円を追加し、39,220千円とするものです。

 収益的収入及び支出の内訳について説明をいたします。4頁をお開き願います。

 収益的収入では、1款1項1目1節、水道料金につきましては、使用水量の減少により3,000千円の減額です。

 2項3目1節、長期前受金戻入につきましては、有形固定資産除却費の確定により2,434千円の減額です。

 3項1目1節、災害復旧費国庫補助金につきましては、平成28年台風10号により被災した取水口及び石山橋配水管の災害復旧修繕費の確定に伴い42,886千円を減額するものです。

 2節、一般会計補助金につきましては、台風10号被害の修繕費のうち国庫補助対象外及び起債対象外となった修繕費の財源として、一般会計からの補助金38,000千円を増額し、平成29年台風18号の被害による第2浄水場にかかる災害復旧経費の確定により33千円を減額するものです。差し引きまして、37,967千円の計上となります。

 5頁の収益的支出、1款1項5目1節、固定資産除却費につきましては、額の確定により2,469千円の減額です。

 2項2目1節、消費税及び地方消費税につきましては、決算確定見込みにより1,618千円の追加です。

 3目1節、その他雑支出につきましては、重要給水施設配水管更新工事等の工事費の確定に伴いまして565千円減額するものです。

 3項2目1節、修繕費につきましては、台風による第2浄水場の屋上防水シート、災害復旧修繕費の確定により29,976千円の減額でございます。

 6頁にまいります。

 資本的収入では、1款1項1目1節、上水道事業債につきまして、配水管更新事業の事業費確定により14,400千円の減額。浄水場の機器更新事業の事業費確定により300千円を減額するものです。

 2項1目1節、工事補償金につきましては、清水北2条仲道路水道管布設替工事の事業費確定によりまして779千円の減額です。

 3項1目1節、国庫補助金につきましては、重要給水施設配水管更新工事にかかる補助金の確定見込みにより6,867千円の減額です。

 7頁の資本的支出では、1款1項1目1節、工事請負費につきまして、清水8丁目道路ほか3路線の配水管布設替等工事費及び熊牛浄水場の計装機器更新工事費の確定に伴いまして、合わせて22,612千円の減額です。

 以上、水道事業会計補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第12号、平成29年度清水町下水道事業会計補正予算(第4号)の設定について説明をいたします。

 第2条、収益的収入及び支出の補正につきましては、下水道事業収益の既定額から3,216千円を減額し、収入総額を288,840千円とし、下水道事業費用の既定額から2,621千円を減額し、支出総額を308,627千円とするものです。

 第3条、資本的収入及び支出の補正につきましては、資本的支出の既定額から4,816千円を減額し、資本的支出の総額を217,784千円とするものです。なお、資本的支出額に対し、不足する財源の補填としまして過年度より当年度分損益勘定留保資金から48,126千円、及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額612千円を充当するものです。

 3頁をお開きください。公共下水道事業収益的収入の内訳です。

 1款1項1目1節、下水道使用料につきましては、使用水量の減少により1,520千円の減額です。

 次4頁の資本的支出です。

 1款1項1目1節、工事請負費につきましては、汚水管布設替等工事の額の確定によりまして3,710千円の減額です。

 下の5頁、集落排水事業収益的収入の内訳につきまして説明をいたします。

 1款2項2目1節、長期前受金戻入につきましては、有形固定資産除却費の確定により1,696千円の減額です。

 収益的支出につきましては、1款1項5目1節、固定資産除却費につきまして、有形固定資産除却費の確定により2,621千円を減額するものです。

 最後になります。6頁をご覧ください。

 集落排水事業資本的支出の内訳でございます。

 1款1項1目1節、委託料につきましては、機能強化対策工事にかかる水量算定資料と策定委託料の確定によりまして466千円の減額です。

 2節、工事請負費につきましては、汚水管布設替等工事の確定により640千円を減額するものです。

 以上、下水道事業会計補正予算(第4号)の説明といたします。

 以上、一括しての提案理由の説明といたします。ご審議よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第7号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第13号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第8号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第5号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第9号、平成29年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第6号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第10号、平成29年度清水町介護保険特別会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第10号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第11号、平成29年度清水町水道事業会計補正予算(第6号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第11号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第12号、平成29年度清水町下水道事業会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第12号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで休憩します。       (午後1時59分)

 

○議長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後2時10分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第13、議案第35号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第14号)の設定について、議案第36号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第6号)の設定について、以上2件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 議案第35号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第14号)の設定について説明をいたします。

 総額に 100,582 千円を追加し、それぞれの総額を8,445,572千円とするものです。

 補正予算の内容につきましては、養育医療給付費の追加、さらには大雪によります除雪関連経費の追加、国の補正予算に伴います小・中学校の煙突用断熱材改修事業にかかる予算の追加です。

 それでは、歳入よりご説明いたします。8頁をお開き願います。

 12款1項2目、衛生費負担金につきましては、養育医療給付費、これの追加に伴います徴収金 14千円の追加です。

 14款1項2目、衛生費国庫負担金につきましても、養育医療給付費の追加に伴います国庫負担金38千円の追加です。

 2項6目、教育費国庫補助金につきましては、国の補正予算で清水小学校・御影小学校・清水中学校の煙突用断熱材改修事業への学校施設環境改善交付金、これの内示を受けましたことから国庫補助金12,796千円の追加です。

 15款1項2目、衛生費道負担金につきましては、養育医療給付費追加に伴います道費負担金19千円の追加です。

 下の9頁です。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として44,515千円を追加するものでございます。

 21款1項5目、教育債につきましては、学校煙突用断熱材改修事業、これの財源として43,200千円の追加です。

 次に10頁にまいりまして、歳出につきまして説明をいたします。

  4款1項2目、保健予防費につきましては、養育医療給付費が医療機関からの過誤請求により増加となったことから養育医療給付費として91千円を追加するものです。

 8款2項2目、除雪対策費 、7節10番、臨時職員賃金が350千円、13節50番、町道除雪委託料40,300千円の追加につきましては、このたびの大雪により除排雪にかかります経費として、合わせて40,650千円の追加です。

 下11頁にまいります。

 10款2項1目、小学校管理費、13節、委託料391千円、15節、工事請負費が35,677千円、3項1目、中学校管理費、15節、工事請負費、19,973千円につきましては、国の補正予算に伴いまして清水小・御影小・清水中の煙突の改修事業、これの補助内示を受けましたことから、それぞれ追加をするものでございます。

 12頁にまいります。

 13款1項1目、行政費につきましては、市街地排雪作業等にかかります職員の時間外手当として3,800千円の追加です。

 13頁から14頁にまいります。

 給与費明細書でございます。今回の補正予算における一般職、人件費の補正分となります。13頁中段の比較欄をご覧ください。職員手当3,800千円の増となります。

 次に地方債につきまして説明をいたします。3頁にお戻り願います。

 第2表、地方債補正です。先程、歳入で町債の補正についてご説明いたしましたが、学校煙突用断熱材改修事業につきまして、補正予算債にかかります限度額の設定を行うものです。学校施設整備事業債として限度額は43,200千円でございます。

 次に4頁にまいりまして、繰越明許費の補正です。

 第3表、繰越明許費です。

 学校煙突用断熱材改修事業につきまして、次年度での予算執行となりますことから、小学校煙突用断熱材改修事業で36,068千円、中学校煙突用断熱材改修事業で19,973千円の設定です。

 以上、一般会計補正予算(第14号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第36号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第6号)の設定について、ご説明を申し上げます。

 総額に13,048千円を追加し、それぞれの総額を1,478,214千円とするものです。補正内容は平成28年度の療養給付費負担金及び介護納付金の確定に伴いまして、超過交付額返還にかかる返還金の増額補正です。

 5頁、歳入において精算還付金の財源として基金より13,048千円を繰入れし、次6頁、歳出では交付金等精算還付金として同額の13,048千円を追加するものです。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第6号)の説明です。

 以上で一括しての説明を終わります。よろしくご審議をお願いしたします。

 

○議長(加来良明) これより一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 10頁の土木費の除雪対策費の関係で、ちょっとお尋ねをいたします。1問のみでございます。

 実は、今回40,000千円、12月では30,000千円ですか、付けているのですけれども、大きな額を除雪費として毎年増えているのですけれども、この除雪に関して本町は特にお年寄りが多くなってきておりますので、私の住まいの近所も、先ほど昼帰ったところ、朝方車が通れなかったのですけれども、通れるようになっておりましたので、安心したところなのですけれども、普通の一般道だけを業者は朝早く4時か5時頃、ダーと押していってくれているのですけれども、そのことによって正に自分の玄関先に雪が、どの家庭もそうなのですけれども、溜まると。これは町にいかに厳しくやって、あんなところにはねたらだめだと言ったって、不可能なことで、私は致し方ないと思っているのですが、町民がそこの場所から除雪が終わったあと、排雪をする、それぞれ自分の家庭でいろいろな機械を持っていたり、いろいろあるのですけれども、その雪の投げ場所が無くて困っているという実態がございます。特に私のところの前は、会社がA社とB社がいろいろありまして、A社は一方的に奥からダーと押してきて、町有地が畑のところがありまして、結構広いのですけれども、そこに山のように積んで奥のほうに押し込んでくれれば我々も何とか家の溜まった雪を持っていって押せるのですけれども、全くそんなことができないということがありまして、過日、除雪に来た時にそのローダーの方を止めて、私ちょっとお願いをした。「何とかもう少し奥まで押し込んでくれないか。ここは町有地なのだと。私、町に説明しておくから、ここは雪を投げても全く問題は無いところだから押し込んでくれ。」という話をして、なんとか押せるように、雪が投げられるようにしたところ、1時間か2時間したら山みたいになっているからどうしたのかと思ったら、近くの方がローダーを借りてきて、私が開けてもらったところに山積みに積んで、投げるところがなくなったと。隣近所の人も、何であんなところに押したのだろうと、こんなのが結構あるのです。

 何をお願いしたいか。これから除雪を、これから降ってくれなくていいのですけれども、広い町有地がありますので、あの場所をもう少し遠慮しないで、入口に雪を溜め込まないで、奥まで押し込んでいただければ、町に雪を押してくれなんていいませんので、我々は根性かけて雪をそちらに投げたいと思っているので、何とかそういう配慮をしてもらえないかと。たぶんどこの場所を言っているかわかると思うのですけれども、お答えできたらお願いします。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 場所の特定はできないのですけれども、町有地、要は削ったあとの各入り口というか、玄関先、ある程度ひどいところについては業者等が修正等はするのですけれども、基本的には開けっ放しと言ったら失礼ですけれども、そういったかたちで処理をさせていただいています。

 それから、近くに公用地というか、そういうところについては、あまり奥までは押せないのですけれども、ある程度道路敷地の端のほうというか、そういったところについてはある程度押していると思うのですけれども、あとは交差点の部分についても、雪山にしてしまうと、また交通安全上、支障をきたすということで、その場所場所においていろいろ苦労しながら業者もやっていると思うのですけれども、公用地に投げるというか、投げてもいいですよとか、そういった部分については今のところ考えてはいないのですけれども、うちの建設課サイドではそういったかたちで今のところは判断しているところです。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 今のところ考えていないのではなくて、町民がそういう面で困っているので、間違いなく町有地で畑ですから、今、歩道かその辺で止めていてという話をされていましたけれども、奥へ押し込んでも全く問題はないような場所があるとすれば、そういうところは業者にお願いをして、ちょっと広めにずっと押し込んでくれということで、それで済む話だと思うのです。間違いなく。無理難題を言ってどうのこうのではなくて、業者がもう一押しか二押しずっと奥まで押し込んでくれれば、その辺の住民も喜ぶ。いや、助かった。広くしてくれてということになるよということになるのだけれども、今のところはA社とB社が競って、片方がまっすぐきたらそれは終わり。今度逆のほうから来た人は(動きを動作で示す)すると、押したところにがばっと雪が溜まって、両方から行けなくなると。この間あったのですけれども、そんな状況も起きていますので、お互いに協力し合ってやるとか、そういうかたちができていれば、こんなことあり得ないはずなのだけれども、そういう現象が起きたりしておりますので、現実問題としてお願いしているので、ぜひ何とか、今年はもう降ってほしくないのだけれども、思いっきり広く押してもらうと。大きな機械で力がたっぷりありますし、そこを押したからといって、町の公共施設が壊れるとかということは全くありませんので、ぜひそういう配慮をしてほしい。担当課長の責任でお願いしたいと思う。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 今言われる、場所はだいたいわかりましたけれども、道路予定地というか、そういう敷地の部分かとは思いますけれども、現況はそういう畑だと思いますけれども、また雪山にしたあとは春先の融雪時期に、例えば近隣の方に迷惑をかけるとか、そういった場合もあるので、その部分については現場等を確認して、考え検討していきたいなとは思います。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 前任の課長時代に私のほうからお願いをして、今言われたように公営住宅のほうからローダーで持ってきて、雪を畑に入れると下のほうにバラスがある。その畑を作っている方が、いやいや、あんなバラスなんて入れられたら困るということがありまして、そのとおりだなと思ったので、担当課にお願いをして、絶対にあそこにそういうものは入れない、雪だけということを、上手く言ったなと思ったのだけれども、全くそういうことをしてくれないので、あえてお願いをしているのでよろしくお願いします。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 現地を確認して、ちょっと考えていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 同じ項目なのですが、除雪に関しまして、実際には質問項目2点です。

 1点目は、教育委員会の今回のこのような状況の中で、通学路に指定している道路で、かつ、歩道がしっかりしていない部分、これらについてたぶんこういう状況なので、現地を全路線私は確認しているかということではなくて、歩車道の区分けがはっきりしていない道路について、一応通学路として指定しているのだから、それらの現状はどうなのかということを、委員会なり学校なり、学校の先生はちょっと無理だと思うのだけれども、その辺を今まで把握したことはあるかどうか。真冬の雪とはちょっと違うので、今回は特に量も多く降って、そして雨が降ってより雪そのものが重くなったと。そういう状況の中で、ざくざくというか、かつ、子どもたちが通学する時は、ざくざくになっているのが溶ける前であって、溶け終わって夕方凍り出してからまた帰ってくるという状況があるので、それらについて教育委員会と連携を取ってほしいと思うので、その辺を実際に把握をしなさいとかではなくて、今までそういうことを話題にしてやったかどうか、それだけお聞かせ願えればと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 通学路の除雪の状況の教育委員会としての対応・状況・把握ですけれども、日常的にも通学路の状況については学校と連携を取りながら確認をしているところです。例えば、冬休み明けですとか、そういった中で学校が通学路等を確認し、教育委員会に連絡をいただいて、建設課で除雪のお願いするというような対応をしてございます。一部、歩道の設置状況というか、そういった部分で機械が入れない等の部分はありますが、その部分については何らかのかたちで対応をしているところです。今回の雪の部分についても大量の雪が降りましたので、教育委員会と学校と情報把握・共有をしながら対応をしている状況でございます。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 今私が聞いているのは、今までも云々だけれども、今回はやはり雪の状況を見て一律で、そういうただ見る、情報を得るのではなくて、雪の状況で判断して、今回みたいな雪は年に、何年間に1回の話だけれども、そういう時こそ子どもたちの安全を守ってやる必要があるだろうということで、学校任せだけではなくて、委員会のほうも現地調査等々をしながら子どもたちの安全確保をしていただきたい。当然、通学路ですから、中学生も小学生も通るわけです。それらも含めて今後とも対応の仕方について内部検討していただければと。これは雪が降るたびにとは言いません。状況を判断した上で委員会なり学校なりの行動を期待したいのですが、その辺についての可能性。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 雪の状況に応じて教育委員会としてもそれぞれの通学路の除雪状況、それから歩行が可能かどうかという状況について確認をさせていただこうと思います。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 2点目に移ります。これで終わります。今度は建設課のほうなのですが、要するに歩車道の区分のない道路というのは、道路敷地幅が狭いのです。市街地の大きなところはたぶん、予算をみて雪投げもするのだと思います。除雪だけではなくて、投げるだろうと思います。ところがそういう道路幅がなくて、当然、歩車道がはっきり作れないという状況の中で、それを車道分だけはねていくような状況、実をいうと子どもたちの歩き方というのは、縦に歩けとたぶん学校で指導していると思うのだけれども、これは無理です。自分たちで歩く時、話しながら縦で話はしないでしょう。たとえ2人でも横並びで歓談しながら歩いているのです。指導は縦というのは建前です。そうならないというのが現実なので。除雪の時に通学路全線とは言いません。歩道があるところはちゃんと歩道が付いているのだから、歩道を歩きなさいと指導しているはずですから。区分がないところについては建設課のほうで、そういうところは運転する、除雪する担当の方に、ここは通学路ですよと。こことここは特にということでそういう指導をしていただきたいと思うのですが、それは可能かどうか。子どもたちが多く通る道路ということで、そういう指導ができるかどうかをまずお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 先ほど学校教育課長からもお話がありましたけれども、通学路と道路については通学時間や下校時間に合わないようなかたちで作業等々はしているわけで、今言った歩車道を、縁石がないところのある程度狭い道路というか、そういうところについてはなるべく広めに拡幅とか歩行者が通るということを前提に、子どもたちが通るということを前提に業者のほうにそういった路線については、指導をしていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 9番、中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 今課長のほうから子どもたちが登下校しない時間帯にということは、イコール朝方早いです。早いということは、はっきり言って下が凍っています。そうしたら上だけ、でこぼこになっている状況の上っ面をただ削っていっている状況。私は、登下校ではない時というのは、ある部分では、これは今、明日からやると言って先ほど答弁ありましたけれども、現実問題として今時期ですと。ある程度暖かい、氷が溶けている状況の中でやるべきだと思うのです。天気予報で気温状況を調べて。たまたま今朝見たら、私は金曜日にやれと言いませんけれども、金曜日はプラス7度くらいの気温と予報で出ていました。そこまで引っ張れとは言いませんけれども、普段もそういうちょっとした配慮で同じ作業量でもその道路を利用する方の気持ちというのは、全く変わると思うのです。その辺も、私は特別なことをやってくれと言っているのではないのです。時間をずらすことによって、より効果が上がるのではないのということを今聞いているのですが、それらについても今後、真冬はあまり気にしていません。今回のようなときに限ってそういう配慮も。ただ一律何十センチ降ったからこうしたではなくて、雪の状況、路面状況というのを、現状を把握した上で、同じお金を使うのであれば効果を上げていただく。そういう部分についても配慮した作業に取り組んでいただきたい。たぶん、その段階になったら建設課の職員はかなり疲れていると思います。そこまでいくまでには。ですけれども、もう一頑張りしていただいて、より良い成果を挙げていただきたいと思うのですが、その辺について、課長にちょっと酷なお願いみたいな意見になるわけですが、その辺についても今後の対応、時間帯についても検討していただく、これはいただくだけで結構です。可能であればやっていただきたいということを申し添えて、考え方をお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 朝寒くて日中溶けて、またしばれてというか、いろいろな気温の変化があるのは議員ご承知かと思います。今言われた場所、具体的に5丁目から下側に向かって中学校に向かう通学路というか、そういった幅員が狭くて片側が1メートルほどの歩道の部分、例えばそういった場所を拡幅するにしても、民地側に飛ばせないとか反対側が空き地で何も支障がないところであれば、拡幅とかはできるのですけれども、そういった条件が整うところについては、溶けている時間帯、雪質にもよりますけれども、そういったかたちで子どもたちが安全に通れるような除雪作業を考えていきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 4番、高橋政悦議員。

 

○4番(高橋政悦) 参考までにでも結構なのですけれども、12頁の時間外手当3,800千円。先ほどの説明でちょっと聞き間違いかもしれないのですけれども、除雪にかかわるものと聞きましたが、これって算定基礎として何名が対象で何時間くらい見積もっているのかちょっとお聞かせ願いたいと思います。

 

○議長(加来良明) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 職員の時間外に対する積算のご質問かと思います。この積算につきましては、明日から約10日前後、それから除雪時間につきましては5時半からと6時半から6時までという状況の中で、勤務時間の前後を時間外として算出しております。1日10名から15名の範囲の中で、マックス15名というようなかたちの中で積算をさせていただいたところでございます。

 

○議長(加来良明) 4番、高橋政悦議員。

 

○4番(高橋政悦) ピンとこないのだけれども、ちょっと多いのではないかと思うのですが、これは5時半から6時までというのは夜ということですか。

○議長(加来良明) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) すみません。きちんと説明できなくて。作業時間につきましては、早朝の5時半から夕方の6時までの作業時間を設定してございます。その中で勤務時間につきましては、8時45分から5時半までですので、その前後につきましては時間外対応をすると。更に平日だけではなくて、今期間としては土・日曜日も入りますので、その分についても積算をさせていただいております。

 

○議長(加来良明) 4番、高橋政悦議員。

 

○4番(高橋政悦) 1日1名あたり多くて2、3時間の時間外で10日間と考えると、若干多すぎるのかなという気もするのですが、それは算定の中でそう出たということなのですね。わかりました。

 

○議長(加来良明) 答弁求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 算定して時間外の、例えば平日であれば1.25倍、休日であれば1.5倍とか、そういった積算の中の数値を用いまして、今回10日間で15名の算定をさせていただていて、この数字を積算してございますので、ご理解いただきたいと思います。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第35号、平成29年度清水町一般会計補正予算(第14号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第36号、平成29年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第6号)の設定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第14、議案第25号、工事請負契約の締結についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 議案第25号、工事請負契約の締結について、提案理由のご説明を申し上げます。

 工事名につきましては、円山調整池災害復旧工事(機械設備工事)でございます。

 方法ですが、平成30年2月15日に4社による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。指名業者につきましては、協和加工株式会社札幌支店、株式会社前澤エンジニアリングサービス北海道営業所、株式会社楢崎製作所、水機テクノス株式会社北海道営業所の4社でございます。

 契約金額につきましては、消費税を含めまして159,840,000円でございます。

 契約の相手方ですが、札幌市中央区南2条西6丁目17番地、株式会社前澤エンジニアリングサービス北海道営業所、所長、宇都宮正でございます。

 次に工事の概要についてですが、本工事につきましては、平成28年台風10号により被災を受けました円山調整池の機械設備であります洗砂設備、砂を洗う設備です。それとか、電動弁、除砂装置等の入れ替えを行う工事となります。

 なお、工期といたしましては、各種機械は発注後の受注生産となることから日数がかかりますので、契約の日から平成31年2月28日を予定してございます。なお、落札率につきましては、95.16%となってございます。

 以上、議案第25号の提案説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第25号、工事請負契約の締結についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第15、議案第26号、工事請負契約の締結について、議案第27号、工事請負契約の締結について、議案第28号、工事請負契約の締結について、以上3件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 引き続き私の方から議案第26号、議案第27号、議案第28号の排水路災害復旧にかかります工事請負契約について、一括して提案理由の説明を申し上げます。

 最初に議案第26号です。

 工事名につきましては、平成30年度排水路災害復旧工事その8(鉄南2)になります。

 方法につきましては、平成30年2月15日、3社によります指名競争入札の結果、落札によるものでございます。

 指名業者につきましては、河井ローダー建設株式会社清水支店、清水開発工業株式会社、御影建設工業の3社でございます。

 契約金額につきましては、消費税を含めまして52,812,000円。

 契約の相手方は、清水町御影東1条2丁目16番地、河井ローダー建設株式会社清水支店、取締役清水支店長、奥山幹男でございます。

 この工事の概要につきましては、補助事業による排水路の災害復旧工事で、復旧延長が686.7メートル、掘削が92立方メートル、盛土が1,051立方メートル、護岸ブロックの布設替えが908平方メートル。それと新設によりますのは、1,205平方メートルの工事を行うものでございます。

 工期といたしましては、契約の日から平成30年12月21日を予定してございます。なお、落札率につきましては、97.94%となってございます。

 続きまして議案第27号についてご説明申し上げます。

 工事名につきましては、平成30年度排水路災害復旧工事その13(中野1)でございます。

 方法につきましては、議案第26号と同様に平成30年2月15日に3社による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。指名業者につきましては、清水開発工業株式会社、田村建設株式会社、御影建設工業株式会社の3社でございます。

 契約金額につきましては、消費税も含めまして62,532,000円。

 契約の相手方は、清水町字清水728番地1、清水開発工業株式会社、代表取締役、佐藤伊久磨でございます。

 この工事概要につきましては、先ほど議案第26号でご説明したとおり、補助事業による排水路の災害復旧工事で、復旧延長が1,110.35メートル、篭マットの設置が90平米、護岸ブロックの新設が1,892平米の工事を行うものでございます。

 工期といたしましては、議案第26号と同様に、契約の日から平成30年12月21日となってございます。なお、落札率につきましては、98.48%となっております。

 最後に、議案第28号についてご説明申し上げます。

 工事名につきましては、平成30年度排水路災害復旧工事その23(平和)でございます。

 方法につきましては、前段の2件と同様に平成30年2月15日に3社による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。指名業者につきましては、河井ローダー建設株式会社清水支店、清水開発工業株式会社、田村建設株式会社の3社でございます。

 契約金額につきましては、消費税を含めまして76,226,400円となってございます。

 契約の相手方ですが、清水町南4条西4丁目11番地1、田村建設株式会社、代表取締役、田村敏裕でございます。

 この工事の概要につきましてですが、復旧延長が1,191.3メートル、掘削が231立方メートル、盛土につきましては1,160立方メートルの盛土を行います。護岸ブロックの布設替えが1,245平方メートル、ブロックの新設につきましては1,871平方メートルの工事を行うものでございます。

 工期といたしましては、前2議案と同様に契約の日から平成30年12月21日を予定してございます。なお、落札率につきましては98.4%となってございます。

 以上、議案第26号、議案第27号、議案第28号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第26号、工事請負契約の締結についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第27号、工事請負契約の締結についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第28号、工事請負契約の締結についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第16、議案第29号、工事請負契約の締結の議決事項の変更について、議案第30号、工事請負契約の締結の議決事項の変更について、以上2件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 引き続きまして私のほうから議案第29号、議案第30号の工事請負契約の締結の議決事項の変更について、一括して提案理由のご説明を申し上げます。

 最初に議案第29号についてご説明申し上げます。

 平成29年11月6日開催の臨時会で議決をいただきました、議案第104号、御影12号道路(平和橋)災害復旧工事の契約金額が設計変更により、変更になりましたことから提案するものでございます。

 契約金額の主な変更要因といたしましては、橋脚を包む鉄板を引き抜く際の工事方法について、設計当初は特殊な作業機械で鋼板を振動させながら引き抜く方式、CHV方式といいますが、その方式を予定してございましたが、現場の状況から判断し、より安価で施工が可能な油圧式機械による引き抜く工法、油圧工法に変更することによりまして工事金額が減額となったものでございます。このため、契約金額が変更前197,575,200円が変更後185,781,600円となり、11,793,600円の減額となったものでございます。なお、金額につきましては、消費税を含んだ金額でございます。

 続きまして、議案第30号についてご説明いたします。

 平成29年8月23日開催の臨時会で議決いただきました、議案第84号、平成29年度排水路災害復旧工事その13(中野1)の契約金額が設計変更によりまして変更になりましたことから、このたび提案するものでございます。

 契約金額の主な変更要因といたしましては、現場において盛土に使用する土取場から現場までの運搬距離が短くなったこと。さらに、コンクリート構造の取り壊し量が当初設計より少なかったことによりまして、工事金額が減額となったものでございます。このため契約金額が変更前85,748,760円が変更後84,207,600円となりまして、1,541,160円の減額となったものでございます。なお、この金額につきましても、消費税を含んだ金額となってございます。

 以上、議案第29号、議案第30号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第29号、工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第30号、工事請負契約の締結の議決事項の変更についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第17、議案第32号、町道の路線廃止について、議案第33号、町道の路線認定について、以上2件を一括議題とします。

 本案について、提案理由の一括説明を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 資料については、議案説明資料の15頁から17頁のA3版の図面をご覧ください。

 議案第32号、町道の路線廃止について、議案第33号、町道の路線認定について関連がありますので、一括して提案理由の説明をさせていただきます。

 最初に、町道の路線廃止及び認定議案の一覧表に記載しております路線番号14番、23番、24番、304番関連について説明いたします。

 この路線については、道道清水大樹線関連でございまして、現在国道274号線の日勝峠側を基点とした清水第8線、御影南5線経由、旭山市街方面の道道と、国道38号線、御影本通5丁目を基点としたクランク型に御影南5線までの道道路線がある状況にあります。清水第8線のほうが交通量が多い関係もあり、北海道と協議を重ねた結果、このたび協議が整い清水町へ御影本通5丁目から1丁目を経由し、御影9号を御影南5線と交点するまでの区間、資料2の図面の赤線区間が清水町へ移管される運びとなります。

 具体的に説明いたします。資料1をご覧ください。

 紫色で示した区間の路線番号14番、町道清水石山昭和間道路を全延長廃止いたします。そして、道道と御影9号との交差点部より旭山昭和地区側までの赤線部分を新規認定いたします。

 路線名については、御影南5線道路とし、延長が2199.5メートルとなります。

 続きまして資料2をご覧ください。拡大図のほうをご覧ください。緑色で示した3つの区間、23番の御影1丁目道路、304番の御影本通道路、24番の御影9号道路を一旦廃止し、それぞれ北海道から移管される区間の道路と接続する赤線部分を加える路線変更となります。

 なお、延長につきましては、御影1丁目道路については1651.3メートル、御影本通道路は593.6メートル、御影9号道路は2286.8メートルとなります。

 続きまして、その他の路線の廃止認定について説明をいたします。

 5路線ありますけれども、いずれも災害後の道路状況を調査し、不特定多数の利用者がなく、かつ、利用の可能性のある地権者・関係機関に廃止しても差し支えないかの確認を取り、協議が整ったということでの路線変更ということでございます。

 資料3のその他、路線廃止・認定位置図をご覧ください。

 1番左の日勝峠側をご覧ください。赤色①の下の紫色の線ですけれども、日勝スキー場道路については、全延長廃止となります。

 次に赤色②の緑線の石山9号道路については、一旦全延長廃止し、通行できる部分、赤線部分を新規に認定します。

 続いて赤色③の紫色の線、側道石山4号道路については、全延長廃止でございます。

 次に赤色④の短い紫部分、側道石山3号道路についても全延長廃止となります。詳細について拡大図をご覧ください。

 最後に1番下の図面をご覧ください。

 赤色⑤の緑線、旭山10号道路については一旦全延長廃止し、通行できる部分赤線部分を新規に認定いたします。

 その他の路線で認定する延長については、資料3の上の部分の表の備考欄に記載のとおりであります。

 以上、提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 1問だけお願いします。単純な質問で申し訳ないのですけれども、今回のこの路線廃止によって、今まで除雪をしていたものは全く今後は除雪をされないとか、そういう現象というのは起きてくるのかどうか、この辺についてお願いします。

 

○議長(加来良明) 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) そういった変化はありません。従来、道道がやっていたとおり除雪を町が実施するというかたちになります。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより一括して討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第32号、町道の路線廃止についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。

 

○議長(加来良明) これより、議案第33号、町道の路線認定についてを採決します。

 この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで休憩します。       (午後3時04分)

 

○議長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。 (午後3時15分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第18、請願第16号、地方公務員法及び地方自治法の一部改正における新たな一般職非常勤職員の処遇改善と雇用安定に関する意見書の請願についてを議題とします。

 請願文書表を朗読させます。

 事務局長。

 

(請願文書表 事務局長 朗読)

 

○議長(加来良明) 本案について、紹介議員の説明を求めます。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 請願について説明をさせていただきます。

 事務局で朗読していただきましたように、昨年5月11日に地方公務員法それから地方自治法の一部改定がありまして、その中でこれまで臨時職員・非常勤と呼ばれている職種の人たちの位置付けを明確にし、そして会計年度任用職員ということで整理していくということに法律がなりましたので、それについて、この請願は国に対しての要請事項であります。

 1番目として、各自治体へ周知徹底し、実態把握に努めるように調査をしなさいということ。

 2番目、新たなる一般職非常勤職員制度についての財源についても、その確保を確実に行うようにすること。

 3番目、今いる臨時職員等の職員の移行にあたっては、雇用の確保、継続の確保、それから条件等についても維持するように各自治体に適切な指導を行いなさいということです。

 4番目、非常勤の会計年度任用職員についての労働条件は、同一労働同一賃金の趣旨にのっとって、パートタイム労働者の趣旨などを適用しながら反映されるように、自治法改正をお願いしますということの趣旨でございます。

 以上、私のほうからの説明とさせていただきます。請願者は日本労働組合総連合会北海道連合会清水地区連合会、会長名、喜多進で出ております。

 

○議長(加来良明) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 ただ今議題となっています、請願第16号、地方公務員法及び地方自治法の一部改正における新たな一般職非常勤職員の処遇改善と雇用安定に関する意見書の請願については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第16号は、総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第19、所管事務調査についてを議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。

 事務局。

 

(委員会報告書 事務局 朗読)

 

○議長(加来良明) 本件に関して、委員長の報告を求めます。

 初めに、総務産業常任委員会委員長 桜井崇裕議員。

 

○委員長(桜井崇裕) 今回の所管事務調査、地域公共交通の取り組みについて調査をいたしました。従来から行われておりますコミュニティバス、その現状と地域公共交通について、その現状と課題について調査をさせていただきました。

 その結果、従来から行われているコミュニティバスの見直し案と新たな実証実験を実施しようとする2つの公共交通の在り方について説明を受けて、その課題と実施しようとするものについて調査を行いました。

 高齢化が進む中で本当に地域公共交通の在り方というのは、これから極めて大切なことになってくるかと思いますけれども、利用する方にも工夫をしていただいて、町民が気兼ねなく、そしてコミュニティバス等を本当に住民の足として使えるような施策が充実されることが望まれると思います。そういったことで調査といたしたということで報告したいと思います。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 次に、厚生文教常任委員会委員長 安田薫議員。

 

○委員長(安田 薫) 厚生文教常任委員会の所管事務調査についてご報告いたします。

 前木村委員長の後を継ぎまして、3つの項目、朝9時からしっかり調査・検討しました。3つについて報告させていただきます。

 まず、文化センターの改修についてですが、先ほど事務局に読んでいただきました。また、最後の頁には資料として載っております。この金額を初めて見た時には、私ども全員がやはり財政健全化が話題になっている中で、大ホールの改修3億円というのがありまして、これは何とか削れないかということが大きな疑問で、たくさんの議員からそういう話がありました。そう言いながらも、今回の改修工事は、先ほど言いましたけれども、施設を安全で長期的に使うため、最低限必要な改修であるとの説明を受けました。委員からは先ほど申しましたように、財政面の関係から何とか削れるところは削ってほしいというような意見がたくさんありました。

 続きまして、給食センターの運営につきましては、先ほど申し上げたとおりですけれども、これも平成28年度に賄い材料費のところで大きな金額の予備充当があった学校給食実態積算書がありましたが、積算書をしっかり作成し、予算額の支払額を管理するよう改善がしっかりされていたということです。また、先ほどありましたが、窓越しでしか見られなかったのですけれども、整然ときれいな様子でした。しかしながら、床についてはやはり今後改善が必要ではないかなということを、委員皆さんも感じておりました。給食センターでそのあと、学校給食の献立をいただきながら、もろもろの話をし、昼から国民健康保険の広域化について説明を受けました。

 これは、平成30年4月から財政運営を都道府県単位で行うとの制度改正が行われることから、その内容について担当課から説明を受けて調査を実施しました。この中で委員からはいろいろな質問がありました。最後の総括に載っておりますけれども、このような意見がありました。今後しっかり委員会としては都道府県への移行後の国保事業費の納付、また状況を注視しながら包括的な視点で考えていくとし、所管事務調査といたします。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 おはかりします。

 議事の都合により、3月7日から3月11日までの5日間は休会にしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、3月7日から3月11日までの5日間は休会することに決定しました。3月12日は午前10時に会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 本日はこれで散会します。(午後3時47分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317