平成30年度予算審査特別委員会(3月14日_民生費関連条例)

○委員長(奥秋康子) これより一般会計関連条例の審査をします。

 議案第18号清水町老人健康増進センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定について審査します。それでは条例内容を説明願います。

 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 議案第18号、清水町老人健康増進センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定につきましてご説明を申し上げます。例規集では第2巻3681頁に登載されてございます。議案の説明資料では9頁ということになってございます。

 それでは、条例廃止の理由についてご説明申し上げます。老人健康増進センターにつきましては、昨年の12月定例会におきまして行政報告をさせていただきましたけれども、11月11日の強風により施設に相当の被害を受け、現在は付近の町民に被害がないよう飛散防止の措置をとらせていただいているところであります。

 復旧につきましても検討させていただきました。けれども、多額の費用が必要になるということから、平成30年度の予算におきまして解体撤去する方針とさせていただいたところであります。そのことから、本定例会にこの条例の廃止を提案させていただくということに至ってございます。

 なお、解体撤去のことにつきましては、関係する団体の皆様にご説明を申し上げましてご理解を得ているところであります。附則といたしまして第1項で廃止する条例は平成30年4月から施行することとし、附則第2項および第3項では清水町世代間交流センター条例および清水町川東ゲートボール場条例のそれぞれの別表中に老人健康増進センターの文言を規定してございます。その文言を削る改正の措置をとることを規定させていただいております。

 以上、清水町老人健康増進センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定につきましてのご説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 屋根の下のほうが飛ぶ前に家族葬の施設にしたらどうだということを含めて提案をさせていただいた経緯もありますので若干お尋ねをさせていただきます。ただ今の課長の説明では修理費が相当多額になるという説明でした。解体費と、修理はどの程度の修理を修理としているのか、今回風害で壊れた分だけの修理ではなくて、その他もろもろまでで多額といわれるのか、解体費とその辺を含めて差額がどのくらいになるのかについて教えてください。

 

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 解体にかかる経費ですけれども、建設課の積算で2,100万円から2,200万円。中身ですけれども、失礼しました。修繕にかかる費用が2,100万円から2,200万円ということで、修繕です。修繕の内容は建てて30数年経っておりますので、今回トタン等が飛散した上で中の鉄骨等の腐食が激しくて、そういったところからやはり修繕していかなければならないということで、現状のままトタンをふいたりしてもまた同じようなことが想定されることから、そういったところも直す必要があると、これが最低限だと考えております。今回、新年度の予算で解体にかかる経費ですけれども、予算書の96頁でございます。中段の工事請負費の15番。健康増進センター解体撤去工事9,170千円の予算をみているということでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 1,000万円かからないと。かたや直すと2,000万円超えると。差額1,000万円なのですが、この施設を活かすことについて検討はしていると思うのですけれども、以前、私の質問の時にはそういう方向を言われておりましたので、その辺についてはどうなのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 修繕して活かすということも検討させていただきました。先ほど条例の説明の中でも申し上げたとおり、修繕等も検討させていただきましたけれども、やはり2,100万円、2,200万円をかけて、30数年経っていますので、その中でこれをまたそのまま使うということになると、むしろまた違うことで、あの用地をこのあとどういうものになるかというのはいろいろありますけれども、今は決めておりませんけれども、そんな中でまた新たなものが必要であればつくっていくということもあるかもしれませんけれども、今回はあのまま使うということはやはり難しいと。2,100万円、2,200万円をかけてそのまま使うということはやはり難しいということでの判断で、解体撤去という判断をさせていただいたということです。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) それは担当課で判断したのではなくて、専門家の意見も取り入れて判断したというように理解していいのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) もちろん私どもも検討させていただきましたし、解体撤去にかかる費用の積算も建築で実質させていただきました。このことの決定も役場内で協議させていただいて、その上での決定ということでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 寂しいなという気がちょっとしますけれども、今のところ更地にしてその後どうするかは考えると、こういうことですか。

 

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 一応更地にいたしますけれども、その後どのような使用をするかということにはまだ至っておりません。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 これで関連条例の審査を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317