平成30年度予算審査特別委員会(3月14日_農林業費)

○委員長(奥秋康子) これより、第6款農林業費、132頁から151頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 農業委員会局長。

 

○農業委員会局長(池守輝人) 農業委員会に関する予算なのですが、132頁から133頁の1目農業委員会費、148頁8目、農地移動適正化斡旋事業の2つでございます。

 大きく変わった点でございますけれども、1目の農業委員会費は昨年度当初と比較いたしまして4,481千円の増ということになってございますが、要因といたしましては、人件費、人事異動による給与をはじめとした職員の人件費の増加ということになってございますので、よろしくお願いいたします。大変簡単でございますけれども、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 私のほうから6款、農林業費のうち農林課所管事業についてご説明申し上げます。

農林業費の総額は1,432,280千円で、昨年度と比較して422,432千円の増額でございます。主な増額につきましては、御影地区の国営畑作事業繰上償還金の614,053千円が主な増額の理由でございます。

 最初に農業振興費、135頁中段15節です。工事請負費10番農業振興貸付住宅改修工事でございます。5,815千円ですが、担い手対策住宅として3戸分の住宅改修費でございます。

 続きましてその下、負担金、補助及び交付金、下段35番の畑作総合振興事業補助金11,960千円はJAに対する継続的な補助でございますが、そのうち甜菜増反対策として御影の育苗センターの更新に伴い、利用料増額の支援拡充として1,080千円が含まれております。

 次に、牧場費142頁でございます。下段19節、負担金、補助及び交付金、10番、道営農業農村整備事業負担金3,240千円は、新たに平成31年度から実施する道営草地整備事業で、草地造成及び更新、牛舎新築の調査費の負担金でございます。

 次に、土地改良事業費、143頁下段、19節、負担金、補助及び交付金11番、国営事業償還負担金614,053千円は先ほど最初に申し上げましたが、御影地区国営畑作事業繰上償還金で町分の負担金を3か年で償還し利子軽減を図るものでございます。

 続きまして、145頁の19節、負担金、補助及び交付金106,621千円ですが、道営事業負担金で11番から13番の3地区が実際に実施している地区でございます。その下14番が新規地区でございます。下佐幌・人舞地区でございます。

 以上、農林課所管の主な予算説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) 水道課長。

 

○水道課長(堀 秀徳) 農林業費のうち水道課が所管いたします予算の主な変更箇所についてご説明を申し上げます。

 145頁から147頁1項7目、農業用水管理費のうち146頁から147頁の御影地区農業用水管理事務の13節委託料は水源調査業務委託終了のため2,754千円の減が主な変更箇所となってございます。

 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) これから順次質疑に入ります。

 第6款1項1目、農業委員会費132頁、133頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項2目、農業総務費、133頁、134頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子)次に、第6款1項3目農業振興費134頁から137頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 桜井委員。

 

○委員(桜井崇裕) 135頁の農業振興貸付住宅改修工事、これは担い手に3軒ほどの予算を設けて貸すということなのですが、農家があって担い手のために住宅を建てるとそういうものに対するものなのかどうなのかを確認したいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長補佐。

 

○農林課長補佐(渡邊義春) 農業振興貸付住宅改修工事でございますけれども、これにつきましては町の方で普及センターの職員の方が入っていました道の共済住宅を取得しましたので、それの活用といたしまして、南8条9丁目の桂町の住宅につきましては、これは1棟2戸なのですけれども、そのうち1戸は移住体験住宅のほうに使いまして、1戸につきましては担い手の宿泊研修住宅ということで本州のほうから清水のほうでお嫁さんになってみたい方の短期だとか、短期の農業研修生の方を受け入れする住宅でございます。もう一つが南10条10丁目の公園東町の方でございますけれども、これも1棟2戸でございますけれども、こちらにつきましては農協さんのほうに貸付をいたしまして、農協さんのほうがヘルパーだとか農家の従業員の方の短期の方に活用していただくことで貸し付ける予定の中の改修工事でございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 高橋委員。

 

○委員(高橋政悦) 134頁、アグリビジネススクール、これは2年目ということですかね。

 

○委員長(奥秋康子) 農政係長。

 

○農政係長(奥田啓司) 3年目の事業でございます。

 

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

 

○委員(高橋政悦) 中身がちょっとわからないので、アグリビジネススクールはどんなカリキュラムでやっているのか。こちらの予算書では講師等謝礼になっていますけれども、こっちの資料では講師謝礼等となっているのですがどのように違うのか。

 

○委員長(奥秋康子) 農政係長。

 

○農政係長(奥田啓司) 申し訳ございません。今委員からご指摘のありました事業でございますが、平成30年度に予定しておりますのは、受講者、農業を経営されている比較的若い世代の農業者を対象にさせていただいております。平成29年度におきましては対象が17名で、その受講者をうけて、運営委員会、実際の講師、シンポジウム、大きく3つの事業を予定しております。運営委員会につきましては小樽商科大学、酪農学園大学、帯広畜産大学からカリキュラムの提示をいただいて運営委員会でもんでおります。その中で選考された講師が、予定としては年6回、帯広畜産大学、小樽商科大学から先生に来ていただいて、農業の授業を受けてもらうと。そのアグリビジネススクールの総括とさせていただいて、年度末にシンポジウムもしくは講演会を開催させていただいて、講演会等となっておりますけれども、その3つの事業を含めてそういう表記にさせていただいております。以上でございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項4目畜産業費137頁から139頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 大谷委員。

 

○委員(大谷昭宣) 138頁の清水町バイオマス利活用促進事業補助金というのはどういう補助金でしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長補佐。

 

○農林課長補佐(渡邊義春) 清水町バイオマス利活用促進事業補助金でございますけれども、これにつきましては1戸の畜産農家さんが利用のバイオマスガスプラントを、4年目になりますけれども、そちらのほうの固定資産税相当分の補助と、29年の6月頃から稼働いたしました御影にあります大規模な法人の関連会社が経営しておりますバイオガスプラントの固定資産税相当分でございますけれども、これにつきましては500万円上限ということになっております。これにつきましては、1か所5年の補助金ということで実施をしております。

 

○委員長(奥秋康子) 大谷委員。

 

○委員(大谷昭宣) 今上限が500万円ということですけれども、1戸500万円ということだと思うのですけれど、バイオマスは今、共同型の大きなプラントもできる予定ですけれども、それでも500万円というのは変わらずということなのでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長補佐。

 

○農林課長補佐(渡邊義春) 今複数戸で建設中の集中型につきましては集中型でございますので、上限については500万円ではないかたちで今調整を図る予定でございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 大谷議員のほうで質問がありました、バイオマス関係についてちょっとお尋ねさせていただきます。十勝管内では牛の数を含めて相当、全道、全国でも規模の大きな町ですので、最終的にはこのバイオマス発電について高く電気の売れる時にやればいいのだけれども、安くなるとなかなか手が出せないということも含めて、私どもの町で最終的にこのぐらいの数は必要だと、従って最低限町も協力して、農協とも相談をして最低限これくらいの戸数は設置をした方がいいというような考えであるとか計画であるとか、そういうものはあるのかないのかとなるとどうなのでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今、美蔓のほうで共同型のものが造られております。今後あとどれくらい必要なのかという話でしょうけれども、今のところは1か所をこの次の共同型として農協さんと含めて検討はしている最中でございます。ただし、やはり売電というのが基本条件であって、売電をしないとどうしても維持のお金が出てこないということもあるものですから、なかなか売電をやっていくと、次に羽帯を検討しているところでございますけれども、ほかにもあと2、3か所は最終的には必要になるのではいかと考えております。ただし、やはり売電についてはかなり影響があると考えております。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 新聞等でも今課長が言われたように、今の時期はちょっと良いようですけれども、いつがたっといくかわからないような面もあるのかということもあるのですけれども、我々一度、別海のほうへ行って視察をしてきた経緯がありまして、大手が手を出していて非常に大きなかたちでやられているのですが、私どもの町としてもそういう働きかけをしていって、なんとか中央のほうへ出向いて行って、十勝清水とはこういう素晴らしい町だと、ぜひこっちへ持ってきてくれないかという働きかけをするようなことはできないのかできるのかというと、どうなのでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 別海に入っている業者さんとか、そういうところについてはうちのほうも一応話を聞いております。うちのほうもかなり大きな家畜屋さんもたくさんございますので、そういう大きなところについては、別海あたりは1戸1戸で、個人個人でやっているところが多いところでございますので、いろいろな話を聞いて清水町に合うかどうかという検討は可能かと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 士幌だとか上士幌だとか、頑張っている町もあるのですけれども、消化液について効果がないとかあるとかあるのですけれども、今のところ大学を含めて研究している中で、これは一般の肥料、野菜を育てるとか草だとかいろいろあるのですけれども、そういうものにも相当効果があるということが実証されていて、これからバイオを進めていく中で、広くあちらこちらに広めていくということはできる可能性があるのかないのかというとどうなのでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) やはり消化液についてはかなり有効だというかたちになっております。そういう結果も出ておりますので昨年から各地域に行って、当然バイオガスから消化液も出てきますので、そういう有効活用というかたちの中で、関係の方だとかそういうところの、「畑に撒けないか」だとか、「有効的ですよ」というようなことは、各農事組合だとか関係者に活用をしていただきたいと説明をしております。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 一連のバイオガス発電を進めていく中で、町がどういう関わり方をするかということについて今、美蔓、下美蔓でしたか、あちらのほうに造られようとしているものというのは、生協だとかあちらこちらそんな話になっていますけれども、町が積極的に関わっていって農協とタイアップしてやるとか、そういう構想というのは今のところあるのかないのか、あるのは固定資産税程度かというのはどうなのでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 今現在考えているのは固定資産税程度でございますけれども、先ほど言いましたように農協さんと関わりながら、町が知らないということではなく、清水の農業委員会の畜産関係がウェイトを占めるような町村でございますので、その辺については積極的に加わっていきたいと考えております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありますか。

 桜井委員。

 

○委員(桜井崇裕) バイオマス関連について聞きたいと思いますが、以前から悪臭対策だとか、かなりバイオマスでは臭いが減るという効果もありますし、消化液についてはかなり効果があると。だけれども今いろいろと牛の病気だとか、ある程度の温度があれば雑草の種も死滅するとか、病原菌も死滅するとか、そういった基準というのはある程度しっかり持たないといけないと思うのです。循環型農業を目指すということもわかるのですが、いろいろなことが想定されるので、そういった基準というのをやはりしっかり持たないといけないと。あと、いかにこの、一番牧草を刈ったあとに撒くとか、小麦を刈ったあとに撒くとかというのはいいのですけれども、どうしても溢れてしまった場合にどうするのか。雪の上に撒くようなことはあってはならないし、そういったことも、しっかりとした基準的なものというのは今後されるのかどうかというのをお聞きしたい。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 確かに基準とかそういうものについては今の段階ではございませんけれども、今後については一応考えていかなければいけないと思っております。たしかにうちのほうで、循環型というかたちの環境の中で、撒くのが有効だと今答弁させていただきましたけれども、それにつきましても畑作関係の方とか、各農家さんの撒く方の、受けの方の調整も十分させていただきながら、このバイオガスプラントについての活用を有効にしていきたいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかにありますか。

 桜井委員。

 

○委員(桜井崇裕) 本当に畜産も大規模になってそういった糞尿対策、それと畑作のほうもありますので、しっかり循環型の農業を築くためにいろいろな問題もあろうかと思いますけれども、町も積極的に参加していただいて、農協と合わせて支援をしていただきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 桜井委員が言われたとおりバイオガスの本当に有効的な循環型の農業ができるように努力していきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 西山委員。

 

○委員(西山輝和) バイオのことでお聞きしたいのですけれども、先ほど売電するのがなかなか難しいということを言われたのですけれども、やはりそういう電気ができたものを行政が買うという、そういうようなことはできないわけですか。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) これは北電さんとの関わり合いになります。先ほど羽帯に計画があるという話があったのですけれども、その電気を御影の変電所のほうに引っ張っていかなければならないというかたちに、必ずそういうような施設が、北電さんの変電所を通らなければいけない。ほかの地域にまた造ろうとした時に、そういう変電施設がない。それとか、最終的に今の国の制度上、買い取りが下落したというようなかたちの中でそれができないというかたちがあるものですから、町で買うとか、そういうかたちにはならないと思います。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 西山委員。

 

○委員(西山輝和) わかりました。簡単に、電気ができたらこっちで買ってあげればいいかと思ったのですが、そういう具合にはいかない。個人の周りの住宅に、個人経営の農家に売るとか、そういう具合にはなかなか、変電所がない限りできないという、そういう仕組みになっているのか。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) まるっきり使えないというわけではございません。自分の敷地内でバイオマスプラントを動かすための電気とか、そういうのは自分のところで使ってもらっても結構だと思いますし、仮に隣近所に何かあったとして、そこ一帯として何かをやることもいいと思いますけれども、北電さんのほうに売電をするにはそういう仕組みになっているということです。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 口田委員。

 

○委員(口田邦男) 言うまいかどうかと考えていたけれども、たびたび、バイオでの関係なのだけれども、バイオについては課長にも言っているし、いろいろな方々にもこれはやらなくてはだめだよと。清水町は全道一か全国一か知らないけれどもいろいろな成績があると。ああ良かった良かったと喜んでいる場合と違うと。清水町は酪農家だけの町ではないのだと。それ以外の方もいっぱい住んでいる。やはり公害問題も第一に考えなかったら。これからの時代は。やはり住みやすい町といえば。清水に来たら臭くて臭くてどうにもならないような所に誰が来ますか。もっと住みやすい町にするためにもこれは率先して進めなくてはいけない問題だと常々私は思っているのだけれども、では誰がやるのだと。生産者がやりなさい。農協がやりなさい。行政はちょっとと言う場合ではない。やるからにはやはり行政が先導を切って、うちの町の方向性はこういくのだと。やりましょうという音頭取りをやはり行政がやらなかったらまずいのではないかと思うのだけれども、その答えは。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 以前から、口田委員のほうからそういう環境問題についてもご意見が出ているということで私も存じております。先ほどの答弁の中で、循環型を目指した中でも、臭気問題を解決をしていかなければいけないということも一つの要因として含めて考えております。町長のほうからも大規模農業の中で循環型の執行方針も必要だと思うのですけれども、当然町が知らない、農協だとか地域がやるのだ、個人がやるのだとかそういうことは全然考えておりません。率先して農協さんとも、誰がやるとかというのではなくて、そういう問題については積極的に考えなくてはいけないと町は考えておりますのでよろしくお願いしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) ということで、この問題についてはある程度積極的に動いてほしいということで町長、町長の決意。みんなに対してのね。ぜひお聞かせ願いたい。

 

○委員長(奥秋康子) 町長。

 

○町長(阿部一男) ただ今、農林課長からもお話がありましたように、執行方針にはもちろんうたっていますし、それから、私のマニフェストの中にも結構上段のほうにバイオガスプラントの普及というようなこともうたっておりまして、今はたまたま計画があるやつの流れに沿って支援をしてくということでございますけれども、ほかの部分については売電も含めた中でうまくやっていかないと、農業経営が最終的に糞尿処理ばっかりのほうにお金がかかって、農業経営もしっかりとしていった中でやっていかなくてはなりませんので、そういった部分を今後応援しながらということにもなるでしょうし、とにかく臭いの問題というのは相当私も気にしているところでありますし、いわゆるまちづくりという面で、今後についても先ほど農林課長が言ったように、もう何箇所かというところの中についてはやはり積極的に進めていくというような話し合いの中に入って、あるいはリードしてというかたちの中で、そんなことは十分考えておりますのでよろしくお願いしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) ありがとうございます。とにかくこれをこれから、売電どうのこうのと非常に難しい問題が出てくると思います。とにかく積極的に努力されるようお願い申し上げます。以上終わります。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項5目牧場費139頁から142頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 大谷委員。

 

○委員(大谷昭宣) 140頁の車両修繕費6,394千円と出ているわけですけれど結構高額なような気がしますけれども、実際どういう中身になっているのか。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) 修繕費の関係でございますが、車両修繕料、牧場にはトラクターをはじめ、トラック、ダンプ、その他オートバイ等も含めまして多数の車両系の機械がございます。これに関して、修繕費等がございますけれども、主にはそのダンプ等の車検代であるとか、トラックに関してはメーカーの点検整備であるとか、その他突発的に壊れた部分の機械修繕等も含めましてトータルでこれだけの金額になっております。牧場の管理用機械トータルで合わせますと総額で約1億5,000万円くらいの実際の購入経費といいますか、購入額になっておりますので、その分の修繕料というかたちになっております。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 大谷委員。

 

○委員(大谷昭宣) 今のはわかりました。141頁のもう一つ、粗飼料収穫運搬作業委託料9,252千円。すごく高額に感じるのですけれどもこの辺はどうでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) 粗飼料収穫運搬作業委託料でございます。9,252千円とご指摘のとおり大変高額でございますが、中身といたしましては牧場の草地、採草面積が約200ヘクタールほどあります。このうちの120ヘクタールほどを委託収穫して作業を進めていこうと考えております。これは1番2番ともにですけれども、これに関わる経費というかたちでこの金額になってございます。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 大谷委員。

 

○委員(大谷昭宣) これはあくまでも粗飼料の運搬のダンプ等の運搬費ということですか。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) そのとおりでございます。失礼しました。切り込みセットおよび運搬ということでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 大谷委員。

 

○委員(大谷昭宣) セットということは例えば自走のハーベスター料金とかそれも入っているということですか。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) そのとおりでございます。

 

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。ほかに。

 桜井委員。

 

○委員(桜井崇裕) 関連してお聞きしたいと思いますが、草地肥料散布委託料、堆肥運搬委託料、粗飼料運搬委託料、これは同じ業者がされているのか、お聞きしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) いえ、同じ業者という部分ではございません。一応堆肥散布運搬につきましては2社ほどから見積もりをいただきまして、安いほうでやらせていただきます。ただ粗飼料運搬委託作業につきましては町内では1社しかやるところがございませんので1社で随意契約というかたちでやらせていただいております。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 口田委員。

 

○委員(口田邦男) 一点だけ聞かせてください。昨年、トラクター100何馬力という大きなトラクター、1千何百万円、買ったのだけれども、たぶんこの機械で、トラクターで作業をすると今までの作業機が壊れてしまうと思っていたのですよ。その状態をまずお知らせ願いたいのと、たしか次年度は大きな作業機を買うという予算が出てくるだろうと思ったのだけれども、見たところ出てこない。どういう使い方をしているのかということをお知らせ願いたい。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) 昨年購入させていただきました大型のトラクターでございますけれども、先ほど申し上げましたとおり200ヘクタールの飼料調整のそれ以外の部分の80ヘクタールの部分につきましては、その大型機械を利用させていただいて収穫作業等を行っています。そのほかに堆肥散布も全て業者でやっているわけではございませんので自分で賄える部分で、堆肥散布、約30ヘクタールから50ヘクタールほどは自賄で散布しております。またそのほかにスラリーといいますか糞尿の散布もスラリータンカーで散布しておりますのでそちらのほうで利用しております。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) あまりよくわからなかったけれども、大した使っていないということで理解してよろしいですか。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) ご指摘の使用形態なのですけれども、決して使っていないという部分ではございませんので、年間、新しく購入した機械も去年だけで250時間動いております。なのでかなり稼働率は高いほうかと私は考えておりますが。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) わかりました。いいですよ。とにかくトラクターは大きいから無理して動かして壊さないように、大事に使ってください。終わります。

 

○委員長(奥秋康子)答弁を求めます。

 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) おっしゃるとおり、せっかく買っていただいた機械でございますので、日常点検管理を十分に行いながら大事に使っていきたいと考えております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありますか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 牧場の関係、これから畜舎等も含めていろいろ建てなくてはいけない施設もあるのですが、以前も話に出ておりましたが、職員2名とその他臨時職員で対応していると。この臨時職員がなかなか集まらないということで苦労しているのではないかと思っているのですけれども、現状はどうなのでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) 町営牧場の人員体制でございますけれども、おっしゃるとおり、正職員が2名、長期臨時職員が9名(このうち1名は事務)、さらに、夏だけの短期臨時職員が7名でございます。合計18名で今年度、30年度は実施していきますが、前年度は基本的に短期臨時職員の方を10名集めようとしたところなかなか応募がない中で、作業委託等の補正を認めていただいた部分でございますけれども、実際非常に厳しい状況であることは間違いありません。ですが、今年度の予算のとおり粗飼料収穫委託等々の部分で予算を認めていただいておりますので、その中で十分なしっかりとした管理をしていきたいと考えております。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 満度に、臨時職員等で、若くて活動的な職員が集まると、委託にまわさなくてもいい部分が、今の答弁ではちょっと聞こえてきたのですけれども、そういう部分はあるのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) 決してそういう意味合いで申し上げたわけではございません。確かに人がいれば何とかその中でやっていきたいとも考えるわけでございますけれども、実際に短期の人、夏だけの人は集まり難い状況にありますので、その状況を踏まえて更に効率よく運営していくには今回のような委託業務を増やしていくようなかたちで考えたところでございます。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) なかなか人が集まりづらいと。臨時の部分で集まりづらいというご苦労をされているのは重々わかるのですが、私でさえも77になって結構元気なので、60代の後半なんていうのは現役世代で、けっこういるのではないかと思うのだけれども、最高齢者は何歳なのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) 基本的に臨時職員規定の中では、63歳までというかたちにはなってございます。ただし、人が集まらないという状況の中で、決裁をいただいて基本的に経験者に限っては63歳を越えた方も3名おります。その中で一番高齢の方は30年度で考えますと68歳というかたちになります。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 現役世代で頑張ってこられて今も継続して68歳の方が活躍されているというのは非常に良いことで、これからの社会、清水町は特にそういうところを強調していくと町も良くなるのではないかと思うので、これからその不足分については経験者であればぜひ採用して頑張ってもらうというぐらいの気迫でぜひ頑張ってほしいと思うのですがどうですか。

 

○委員長(奥秋康子) 牧場長。

 

○牧場長(水野秀明) 先ほど申し上げましたとおり、臨時職員規定という規則もございます。ですが、このような状況の中で致し方ないという部分で認めていただいている部分ではございますが、委員のおっしゃるとおり、68歳でもいなければ非常に困るというぐらいの方でございます。この辺の方に協力いただきながら一緒にやっていければと考えております。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 町長にお尋ねをいたします。今68歳の方が頑張っていると。何がしか能力があって元気な人であれば清水町の牧場は使ってくれるというようなかたちにぜひしてほしいと。今はきまりがあるからということを強調されておりましたけれども、きまりを外して、68歳まで使っているわけですから、元気な人であれば70過ぎたっていいじゃないですか。どうでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) そのとおりで、今までも特例で認めておりますので、そうしなくては集まらないし、どんどん委託のほうに行ってしまうと経費の不効率な部分が出てきますので、それは本当に集まらないから今困っているのですけれども、しっかりとした作業を担えるような人が応募してくれれば年齢に関係なくとは言いませんけれどもどんどん採用していきたいと。むしろそういうことを希望した中で、期待した中で募集もかけていると思うのですけれども、今後もやっていきたいと思います。ただ、現実はとにかく職員が牧場ばかりではないですけれども、牧場もそういうような人が集まらないという状況は、年々厳しい状況は続いてきているところでございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。質疑を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) ここで暫時休憩をします。

 

○委員長(奥秋康子)休憩前に引き続き会議を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 皆さんに申し上げます。議場の温度が大変上昇してまいりましたので、各自上着を脱いで調整をしていただきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) それでは次に、第6款1項6目、土地改良事業費、143頁から145頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款1項7目、農業用水管理費、145頁から147頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子)次に、第6款1項8目、農地移動適正化斡旋事業費、148頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款2項1目、林業振興費、148頁から150頁の審査を行います。質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款2項2目、町有林整備費、150頁、151頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第6款2項3目、森林整備事業費、151頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで農林業費の審査を終わります。

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