平成30年度予算審査特別委員会(3月15日_教育費)

○委員長(奥秋康子) これより、第10款、教育費、175頁から228頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 学校教育課が所管しております新年度予算におきまして、特に説明を要する点、説明をさせていただきます。

 まず、10款幼稚園費も含まれますけれども、教育費全体では1,448,720千円、一般会計に占める割合は、15.4%です。その中で学校教育課に関わる予算につきましては、464,639千円、前年度と比較して26,213千円増となっております。

 では、順に主な増減理由について説明をさせていただきます。

 175頁でございます。1目、教育委員会費でございます。前年対比95千円の減となってございます。内容としましては昨年度、教育委員の道外研修を行いました。その費用弁償を524千円計上しておりましたが、その分が減となっております。

 それから、教育総務事務費の関係ですが、学校歯科医1名30年度増となりまして、141千円増額となってございます。旅費につきましては隔年で参加しております全国学校歯科医保健研究会学校歯科医の参加を見込んでおりまして、費用弁償172千円を計上してございます。

 177頁になります。2目、教育振興費でございます。前年度対比で17,734千円の増となってございます。内訳としましては、予算に関する資料の25頁、主要事業シートで掲載をしておりますけれども、小中学校の修学旅行の経費の助成について増額をしてございます。小学校1万円、中学校3万円を上限としてそれぞれ2分の1を助成するということで2,148千円の増ということになってございます。

 それから、コミュニティスクールの導入に向けて、関連する報償費、旅費、消耗品等合計で286千円を計上してございます。英語指導助手につきましては、30年度に1名が交代となりますので、帰国にかかる旅費、受入にかかる経費等を計上してございます。

 179頁負担金、補助及び交付金の19番ですが、十勝圏複合事務組合の負担金(十勝教育研修センター分)でございます。こちらにつきましては十勝環境複合事務組合と統合されまして、清水町全体としては各部局の負担金は減額になりますが、教育研修センター分につきましては共通経費が案分されて増額324千円の増となってございます。

 続きまして、180頁コンピュータ教育事業でございます。29年度中学校のパソコンの更新が終了いたしました。修繕料ですとか、回線使用料、コンピュータソフト、メールサーバー保守委託料、それから備荒資金組合の償還金等、合計で12,983千円増額となってございます。

 181頁から182頁にかけまして、高校振興事業を掲載しています。29年度の予算につきましては補正後2,540千円ございましたが、4,000千円ということで1,460千円増ということになってございます。清水高校の4間口維持のため、進学希望者に対する支援の拡充等を予定しております。詳細につきましては高校振興会の役員会等の中で検討協議をしてまいります。

 さらに、総合学科となりまして、20期生が卒業する節目の年になります。清水高校の特色である、生産技術系の成果を町の活性化に活用するという事業を予定しておりまして、合計1,460千円の増額ということになってございます。

 183頁下段から小学校費でございます。38,624千円の増となってございます。こちらにつきましては、新学習指導要領への移行措置として、小学校5、6年生の英語活動の時数が増加になります。その部分で英語活動講師の賃金、127千円増額となってございます。

 学校備品、185頁になりますけれども、小学校、清水小学校のジュニアブラスバンド部の楽器の更新を順次していきたいと、527千円を計上してございます。

 185頁下段、小学校運営用公用車管理事務でございますが、こちらにつきましては今年度2台の車検費用を計上していたため、274千円減となってございます。

 188頁になります。小学校プール維持管理事業でございます。これにつきましては今年度清水小学校プールを完成いたしました。30年度におきましては、燃料費ですとか清掃委託料、29年度の使用実績等からの増額。それと、御影小学校プール換気扇の修繕費等を見込み、2,648千円増額となってございます。清水小学校プールの開設期間につきましては、29年度は6月1日から9月末まで開設をいたしましたが、29年度の利用状況を勘案して、開設期間を決定したいと考えてございます。

 189頁から小学校施設改修・整備事業でございます。31,114千円増となってございますが、こちらにつきましては小学校の煙突のアスベストのっ除去改修工事でございますが、2月に国の補正予算に関わる補助の交付決定を受けまして、今議会初日、29年度予算で補正予算をさせていただきました。30年度当初予算に計上しています部分につきましては、次回の補正予算提案時に減額をしたいと思ってございます。

 そのほか、清水小学校の地下タンク内コーティング工事、2,665千円を計上してございます。

 190頁です。中学校費でございます。前年と対比して1,145千円の増となってございます。主な理由としましては清水中学校のブラスバンド部の楽器購入に670千円、清水中の家庭科室と理科室、御影中の保健室、冷蔵庫の購入を予定しておりまして、268千円計上してございます。

 194頁をお開き下さい。中学校の施設改修整備事業でございます。こちらにつきましては御影中学校の女子トイレ、2階の女子トイレの洋式化工事でございます。1,500千円計上してございます。同じ頁、194頁2目、スクールバス管理費でございます。今年度スクールバスの更新が終了したことによりまして、22,260千円の減となってございます。195頁、町民バス運行事業を掲載しております。委託料、運行委託料が645千円ほど増加になっておりますが、冬タイヤの購入によるものでございます。

 頁飛びます。223頁、6項、保健体育費の3目、学校給食費でございます。こちらにつきましては、6,384千円の減となってございます。主な理由としましては次のページに、賄材料費が掲載してございますが、提供する児童生徒数の減がございまして、931千円の減となってございます。それから、29年度、連続炊飯システムを更新しておりますので、工事費等の減がございます。30年度におきましては、厨房の排水溝の補修工事、食器洗浄機の補修、フードスライサー等の調理機器の更新等を予定してございます。今後とも施設の衛生管理に努めるとともに、地元産食材の活用と食育に取り組んでまいります。

 以上学校教育課に関わる予算の説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、社会教育課長。

 

○社会教育課長(神谷昌彦) 第10款、教育費の、社会教育課に関わる新規事業等についてご説明申し上げます。

 初めに206頁をお開き願いたいと思います。5項、社会教育費、3目、文化会館費の、文化会館施設管理につきまして、中段にございます15節、工事請負費ですけれども、文化センター大規模改修工事としまして、598,334千円を計上しているところでございます。これにつきましては、平成26年度に実施いたしました耐震診断によりまして、耐震基準を満たしていないという診断結果を得ております。また、昭和55年開館以来、今年で築38年を経過することによりまして、老朽化、経年劣化が著しく、一部機器等に不具合が生じる等、施設の機能低下が著しいことから、平成27年度に基本構想、平成28年度に設備等点検調査及び基本設計、そして平成29年度に実施設計を行いまして、それに基づきまして、平成30年度、31年度の2か年で文化センターの耐震化ならびに老朽化、経年劣化による大規模改修を実施しまして、文化センター本来の機能の維持を図ってまいりたいというものでございます。また、合わせまして大規模改修工事に伴います工事管理委託料としまして、その上の段にありますけれども7,442千円を計上しているところでございます。

 続きまして、209頁をお開き願いたいと思います。中段ほどですが、4目図書館、郷土史料館費の、図書館、郷土史料館施設管理の15節、工事請負費でございます。図書館非常灯交換工事としまして2,808千円を計上しているところであります。これにつきましては、昨年、停電年次点検を行った際、館内非常用照明に不点灯等の機能不全が判明しましたので、建築基準法施行令の規定により改善の必要があることから、修繕工事を実施するものでございます。

 続きまして、221頁をお開き願いたいと思います。中段ほどですけれども、6項、保健体育費、2目、体育施設費の社会体育施設運営事業の15節工事請負費でございます。体育館正面窓枠補修工事としまして927千円を計上しているところでございます。これにつきましては体育館正面玄関入り口の窓枠の鉄骨の根元部分が腐食によりまして穴が開いている状態となっていることから、補修工事を行うものでございます

 続きまして222頁をお開き願いたいと思います。同じく2目、体育施設費のアイスアリーナ等施設運営事業につきまして、15節、工事請負費でございます。アイスアリーナの雨漏り改修としまして、屋根改修工事に49,580千円、除湿機1台分の交換工事としまして、1,523千円、冷却塔充填材の交換工事として3,060千円を計上しているところでございます。

 以上、教育費に関わる社会教育課関係の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) これから順次質疑に入ります。第10款、1項1目、教育委員会費、175頁から177頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村委員。

 

○委員(北村光明) 175頁の教育委員、教育指導幹人件費、これについてお伺いいたします。この構成の人数と、それから簡単な役割についてお教え下さい。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 教育指導幹の人数、それから役割というご質問でございます。教育指導幹については1名、学校教育課に在籍してございます。主に、小中学校の連絡調整、それから学習内容、教育内容の指導等にあたってございます。以上でございます。

 

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。北村委員。

 

○委員(北村光明) 教育委員は4名でよろしかったですか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) はい、教育委員は4名でございます。教育指導幹の部分、若干補足をさせていただきます。清水町の教育の基軸として、しみず「教育の四季」という宣言をしてございます。その「教育の四季」の周知徹底という部分で保育所ですとか幼稚園、小中学校についても周知徹底の説明を担当させてございます。それから、教育相談等の業務についても指導幹の方で対応させていただいております。教育委員につきましては4名でございます。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) 基本的には例えば法的なことの裏づけとか、例えば教育実践の経験者であるとかという条件はあるのでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 教育指導幹についてでございますか。教育指導幹につきましては道教委等の方針といいましょうか、その中で指導主事を置くことが望ましい、置きなさいというような通知といいましょうか、指導がございまして、清水町については教育指導幹という名称で雇用して、業務にあたっていただいているということでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) 続きまして、14節、学校支援委員という、この役割を教えてください。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長補佐。

 

○学校教育課長補佐(大尾 智) 学校支援員につきましては、一般的には学校評議委員という言葉がおなじみかと思いますけれども、地域の方々に委員になっていただきまして、その方々からのご意見をいただきながら学校運営に生かしている。もちろん学校のほうから、学校の運営状況ですとか、年に3回会議を開きまして、ご説明しながらご意見をいただいて、それを学校運営に生かしているという、そのための委員さんでございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第10款、1項2目、教育振興費、177頁から182頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 中島委員。

 

○委員(中島里司) 182頁の高校の振興会の補助金、増額になっています。増額理由はいろいろあるのでしょうけれども、その説明の中で進学について力を入れていくという話です。これも大事なことだと思っています。ただ私が、前にもちょっと触れたことがありますけれども、定員割れした時に、町としてはどう対応するのだということ。それを思えば、町がもう少し積極的にその振興会、振興会にポンと補助金をあげて、あとお好きなようにと。ただ、振興のためによろしく頼みますよという程度で終わっているような気がしてしょうがない。それで私は増額になっているのは大いに結構だと思っています。その使い道として教育委員会、振興会に全てあれするのではなくて、こういうこともちょっと検討してください。そして清水高校に向かってくる子どもたちを一人でも増やしてください。というようなことをやはり教育委員会でちゃんと協議して、どこに重点を置くかと。町の高校教育の方針として、道立だからとは言っていられないのですよ。その辺も含めてどういう意図で増やして、どういう伝達をしているか。期待をして増額しているのかということで、何かあれば、教育委員会議でそういう協議がされたことがあるかどうか。定員を確保するためにどういうことをやればいいのだろうと、どういうことを考えればいいのだろうと、そういう協議というのはありましたか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 高校振興会の支援内容でございます。こちらにつきましては、まず町長部局といいましょうか、町長との意見懇談をする教育総合会議というものがございます。その中で、町長と教育委員との意見交換の中で、清水高校の振興についても協議をしてきた経過がございます。その後、教育委員会と清水高校と、次年度といいますか、30年度どのような対策をしていけばいいかという部分について逐一連絡を取り合いながら、連携をしながら検討をしているところでございます。

 今年度、次年度の新入学生に向けての状況についても、互いに情報共有をしながら分析等については高校のほうでやっていただきますけれども、今後合格者が確定した後の対応についても教育委員会と連携しながら、振興会、高校と一体となって進めていきたいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

 

○委員(中島里司) 次の質問になりますけれども、実は振興会で非常に高校に対していろいろな集いや何かも開いて、19年経って、もう20年ということだけれども、本当に素晴らしい高校になっているな、子どもたちが全く変わったなと、スタート時点から見たら。去年の集いで強く実感をして、嬉しく思っていました。そういう中で清水の公民館でやったからだめだというわけではないけれども、どうも今教育委員会がやっているのは町に、要するに内の中で、内輪でやっている傾向があるので、もうちょっと外に発信を、振興会と教育委員会がバックアップしながら、お金を出せばいいということではなくてバックアップしながら、やはり外に向けたPRをしなければ、割合を言う気はないけれども、実際には地元の生徒が全員来てくださっても、全員にならないのでしょ、今。そういう中にあったら他所から清水高校に行きたいという、そういうPRをもっともっと、学校で前の校長に聞いた時には、営業に歩いていたようだったけれども、それをもっともっと積極的にやってもいいのではないかというのをですね、なぜ改めて言っているのかというと、この振興会で予算が増えて、とんでもないところから、事実ではないと思っていますけれども、振興会の予算が増えたけれども、使い切れなかったからジャージでも買ってやるかというような、それは冗談だと思います。当然。そんな思い方をされていると。冗談でもそれはまずいなという思いの中で、やはり必ず補助金に伴った結果が出るような、教育委員会のほうも担当者だけではなくて教育委員会も町のほうも頑張ってもらいたい。その補助金を生かしてもらいたい。効果をあげてほしい。その手立てをもう一度、今一度やはり振興会も学校も高校も含めて、もちろん、中学校の校長方も交えて、教育委員会として方針を示して、やはり力強くバックアップして、ある部分ではお願いする部分もある。そういう体制というのを30年度、要するに31年度に向けてぜひ力を入れていただきたいと思うのですが、その辺は、まず協議から入るわけですけれども、今一度協議をより深めていただきたいと思うのですが、その辺の考え方はいかがでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) まず一点目といいましょうか、総合学科を語る集い、内輪的な開催ではないか、開催内容ではないかということでございました。一つの課題と考えておりますし、今年度開催した中では近隣町にもご案内させていただいて周知をさせていただいて参加者等についても募ったところですが、数名の参加をいただいたという状況でございます。 

 開催内容については高校、振興会の中で協議をしていきながら充実を図っていきたいと思っております。管外、町外への周知の部分ですが、大体大きく分けると3回に分けて管内の中学校を訪問しているという状況です。大体毎回、各回30校くらい、25校から30校を訪問して、清水高校の周知をしていると聞いてございます。それから、学校説明会につきましても6月から秋口にかけまして10数回ほど学校にお伺いしたり、清水高校で開催したりということで、清水高校の教育内容についてアピールをする説明会を開催をしているというところでございます。振興会の事務局として、教育委員会が携わっているわけですけれども、その中で補助金をどう使うのが一番効果的かという部分につきましては振興会、それから高校の校長先生、教頭先生ですとか、担当の先生なりとどういうかたちが効果的なのかということを協議しながら進めてございます。次年度におきましてもより今年度の入学者状況の発表を踏まえて、検討してまいりたいと思っております。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

 

○委員(中島里司) しつこくなりたくないのですけれども、ぜひ来年度の子どもたちが本当に清水高校良しとして向かってきてほしい。その中で一つ、私が言ったから実行するしないということではなくて、前にも言っているのですけれども、進学といったときに、学校内で頑張るのと、少なくとも他所から連れてくるのは大変だから、管内にある畜大とか帯広大谷大学とかそういう所から、専門的な部分が清水高校へ来たら聞けると。習えると。お金がいくらかかるかちょっとわからないから、それは財政的なものがあるから私はどうしてもとは、ぜひとは言えないのですけれども、先生が来たら、優秀な子がいたら、多分引っ張っていくと思います。うちの大学へおいでと。2大学ほど清水高校へ来ているようですが。そこへ地元の高校生が何人行っているか知りませんけれども、やはり進学しやすい、そして高校にいても大学の先生のお話を聞ける。それも一つの学びの財産になると思っています。さっき冗談的にジャージ云々という話もありましたけれども、私は基本的に、ジャージだから云々ではないです。子どもの検定で補助したというのは、子どもがそれを検定して身につけたら一生の財産です。町でお金を出して清水高校で子どもたちが一生の財産を持てるようなそういう振興をしていくべきだと思います。その一つとして、今言った大学の進学しやすい条件、行きやすい条件というものをつくってやるのも、今やって、先生方が頑張っていただいているのは聞いていますけれども、もう一つそういうものも広げた中で、今一度検討材料の中に含めていただければと思っています。これで質問は終わります。方向性があれば、あるいは今後のことについてあればお答えをいただきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 今、大学の教授等の招聘という部分のお話でございます。たしか、28年度だったと思いますが、東京大学の先生とのつながりがあって、清水高校の生徒たちとの共同授業というのでしょうか、研究というのでしょうか、そのようなことに取り組んだ経過もございます。その時々の先生とのつながりという部分もございますけれども、そういったようなつてを頼りながら、畜大も含めて先生に来ていただけるような取り組みを検討してまいりたいと思ってございます。以上でございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありますか。

 安田委員。

 

○委員(安田 薫) 177頁の選手等派遣費があります。これには教職員が入るのでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長補佐。

 

○学校教育課長補佐(大尾 智) お答えいたします。これに関しましては、生徒について出しておりますけれども、引率者についても北海道の旅費の部分について、日当に相当する部分を助成しております。旅費については北海道のほうから引率旅費というかたちで出る部分がありますので、そういったかたちで行ってございます。

 

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

 

○委員(安田 薫) わかりました。次、178頁のスキー授業報償費なのですけれども、これはどのような報償の出し方をしているか教えてください。

○委員長(奥秋康子) 学校教育係長。

 

○学校教育係長(吉田寛臣) スキー報償費ですけれども、清水小学校の6年生が1回ありまして、御影小学校各1回、清水中学校が全学年各2回、御影中学校が全学年各1回になっております。引率者も含んでおりまして、スキーのリフト代ですとか、スキーのレンタル代も支給しております。

 

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

 

○委員(安田 薫) 学校の先生の引率だけで、この報償費は出しているのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育係長。

 

○学校教育係長(吉田寛臣) 学校の先生の引率は入っていないのですけれども、スキーのリフト代とレンタルスキーは入っているのですけれども、それ以外にスキー連盟の方にも協力を依頼しておりまして、その方にかかる報償ですとかスキーのレンタル、リフト代も入っております。

 

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

 

○委員(安田 薫) スキー授業は僕も、子どもたちが楽しんでいていいと思うので必要かと思います。しかしながら我が町はやはりアイスホッケーも取り入れているのかと思うのですけれども、アイスホッケーを授業に取り入れても、スクールバスで行って、無料で借りられたら全然お金はかかりませんけれども、この体育の授業とかそういう関係でアイスホッケーの利用状況は小中高はどのようになっていますか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) アイスホッケーにつきまして、授業で取り組んでいるのは御影中学校だけかと思います。清水小につきましては学校のグラウンドにリンクを造っているのでスピードスケートというかたちで取り組んでおりますが、アイスホッケーについてはそういう状況かと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

 

○委員(安田 薫) 清水小中は自分の所のリンクである程度の道具があれば、アイスホッケーができるということでよろしいですか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 清水小学校についてはそういうかたちだと思いますが、清水中学校については特にないと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

 

○委員(安田 薫) わかりました。それともう一つ、178頁の先ほど課長から説明があったのですけれども、コミュニティスクールのここに載っている以外、総額286千円と言ったのですけれども、今年、事業報償とあるのですけれども、事業はどういうような事業をやるのでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 今年度取り組みを始めたのですけれども、いわゆる検討委員会という組織の設置までには至らずに、引き続きまた次年度検討するという予定をしています。事業報償につきましては検討委員会を立ち上げた後に講師の方に来ていただいて、研修的なものの開催を考えておりまして、その報償費と考えています。

 

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

 

○委員(安田 薫) 12月の定例会でもコミュニティスクールの一般質問があったかと思うのですけれども、僕はまだしっかりコミュニティスクールというものがどういうものか把握できていないのですけれども、清水町における小学校中学校のコミュニティスクールといったら、今の学校とどう変わっていくのでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) コミュニティスクールの制度については、法律の中で定められている部分としては、学校運営協議会というものを設置する学校がコミュニティスクールという名称になるというのでしょうか、制度となるとなっておりまして、その協議会の議決事項、役割、機能としては各学校の教育目標を承認をするということが一つ、これは必須でございます。そのほか、先生の体制について意見を述べるですとか、そのようなかたちの機能が、学校運営協議会の役割、機能となってございますが、大きな目的としては、学校の教育、学校の事業内容というのでしょうか、行っている活動について、地域の方がより多く関わりを持つというような組織、体制をつくるというのがコミュニティスクールの目的、目標になっていると思います。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。西山委員。

 

○委員(西山輝和) 高校振興費でちょっとお伺いしたいのですけれども、中島委員も言われていたのですけれども、やはりもう少し教育委員会として子どもたちを集める方法をもっともっと強力に進めていかないと、ほかの学校に負けてしまうのではないかと思うのです。やはり佐藤委員が言うように、一学級減ると8人も先生が減ってしまうわけですから、もう少し他所の町村みたいにあらゆる手段を講じて今一生懸命やっているわけですから。減らないうちにやはりもっと強烈に清水町をアピールしていくべきだと思うのですけれども。

○委員長(奥秋康子) 質疑ですね。

 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 清水高校の振興につきましては、教育委員会は清水高校振興会と一緒に取り組んでいるところでございますけれども、先ほどお話ししたとおり、予算の中で何が一番効果的かという部分を振興会、高校と一緒に協議をしながら進めてまいりたいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) 西山委員。

 

○委員(西山輝和) 振興会もよくわかるのですけれども、やはりもう少し積極的に教育委員会も関わってあげないと、振興会振興会といっても、私も高校のほうに関わってずっと見ていますけれども、なかなかそんな簡単にはいかないと思うので、やはりもっと町が積極的に関わって進めて押し上げてあげないとなかなか難しいと思うので、お願いします。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 今以上に教育委員会、それから町も含めて教育総合会議の中での議論等もございましたので、町も含めて関わりを強めながら進めたいと思っています。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありますか。

 高橋委員。

 

○委員(高橋政悦) 質問というか確認です。181頁のコンピュータソフト等保守委託料というのは、この対象ソフトというのはどんなものでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(尾田和哉) ソフト保守委託料ですけれども、サーバですとかネットワークの関係の保守もございますが、学習支援ソフトの稼働状況ですとか、ウィルスチェックソフトの稼働状況等をチェックすることも含まれております。以上でございます。

 

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

 

○委員(高橋政悦) それではここから、質問に入りますけれども、ソフトの保守というのは要するに使いづらい部分を直してもらったり、不具合があったときに直すというものだと思うのですが、今言われたものでいくとソフトの保守というよりは環境の保守であって、こんな表現はふさわしくないのではないかと思うのですが、実際の話、昨年も同じような予算設定になっていますが、その実績として昨年こんな保守が行われたというデータはありますか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(尾田和哉) ウィルスチェックに関わってですけれども、実際学校でウィルスが、メール等でよくついてくることがございますけれども、そういう検出をしていることがございます。そういう関連も委託している会社のほうで全てチェックしていただいて、そういう出たものをリストにしていただいたりしております。

 

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

 

○委員(高橋政悦) こんなことを言うのもなんなのですけれども、それレベルの保守で1,426千円というのはちょっと高いように感じるのですが、それはほかの業者も同じような保守を頼むとしたらそういうことになるのか、それともよくある随意契約というのですか、そこから外れられないものだから言いなりで払っているのか、その辺をはっきりさせて下さい。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 学校教育課総務係長。

 

○学校教育課総務係長(尾田和哉) 保守の内容ですけれども、まずサーバの機械的なメンテナンスの面がございます。そして季節ごとに、夏休みですとか冬休みに集中的にメンテナンスをしてもらう時期を設けていただいております。そこでウィンドウズアップデートを全てかけて、全台かけていただいたりですとか、そういう作業も含まれております。それから、不具合があるごとに学校のほうに来ていただいております。実はこれがかなりの回数ありまして、そういうメンテナンスもいただいております。契約の方法としては随意契約で行っております。

 

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

 

○委員(高橋政悦) 質問が悪かったのかわからないけれども、他社と見比べたことがあるのかという質問を入れていたはずなのですが。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 保守につきましては、例えば清水小学校のコンピュータのシステムといいましょうか、全体の導入の内容、それから中学校で導入させていただきましたが、先生方のパソコン、それから生徒用のパソコン、授業支援ソフトですとか、学習ドリルソフトですとかを含めたシステムとして導入をしているという状況がございます。そこの導入をした会社との随意契約でございますので、いわゆるシステム全体を見ていただくという中では、その会社と随意契約ができる、保守点検ができると考えておりますので、他社と比較をしてということはしたことはございませんが、その会社が一番適しているという判断で契約をしております。

 

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

 

○委員(高橋政悦) 最後ですけれども、それであれば、ほかの所管のところと同じようにシステム保守料と表記してくれれば、こんな混乱はなかったと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 大変失礼いたしました。保守の内容としては以上のようなことですので、記載等について検討させていただきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第10款1項3目、教員住宅費、182頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第10款1項4目、特別支援教育費、182頁、183頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) おはかりします。

 本日の委員会はこの程度にとどめたいと思います。これにご異議ありませんか。                    

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 明日は午前10時に委員会を開きます。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 本日はこれをもって延会します。          (午後4時24分)

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