平成30年度予算審査特別委員会(3月15日)

○委員長(奥秋康子) ただいまの出席委員数は11名です。定足数に達しておりますので、これより本日の委員会を開きます。(午後1時00分)

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○委員長(奥秋康子) 昨日に引き続き、一般会計予算、商工費の審査を行います。これより、第7款、商工費、152頁から156頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 商工費、7款、1項1目、商工振興費及び2目、観光費の人件費を除く152頁から154頁までにつきましてご説明申し上げます。

 はじめに、152頁から153頁上段の1目、商工振興費の商工振興事業の予算総額は82,198千円を計上し、前年度予算は骨格予算の編成であり、8節10番、19節34番、同じく36番及び38番について政策予算に移行したため61,291千円の計上でありましたので、前年度対比20,907千円の増となっております。今予算に新たに計上したものにつきましてはハーモニープラザ前駐車場に設置されました電気自動車用充電インフラ施設の電気使用料として10節40番、電気料(電気自動車充電器)に176千を計上いたしました。

 次に、153頁中段の地域活性化事業の予算総額は7,571千円を計上し、前年度8,071千円でありましたので、前年対比500千円の減額となっております。主な減額の理由につきましては、19節31番、起業・雇用促進補助金について、平成29年度に措置したNPO法人の設備投資分2,000千円が減となり、新たに対象となりました事業所の設備投資分1,000千円と、雇用1名分500千円の計1,500千円を計上したことにより、差し引き500千円の減となっております。

 続いて、153頁下段から154頁までの2目、観光費の観光振興事業の予算総額は22,673千円を計上し、前年度は骨格予算編成でありましたので、15,692千円を計上しましたので、前年度対比6,981千円の増となっております。

 主な増減の理由としましては、地域おこし協力隊を4名から3名にしたことにより、4節共済費、7節賃金、13節委託料の健康診断及び14節使用料及び貸借料の合計3,572千円が減となり、19節負担金、補助及び交付金のうち、30番の観光協会補助金に、清水「食」の元気まつり開催経費600千円、産直軽トラ市「十勝清水トラックマーケット」開催経費200千円を盛り込み、新たに十勝管内向けに観光情報を発信するため、十勝版Chaiに年4回の広告掲載費用として933千円、清水公園において観光協会が観光振興事業を推進するにあたり、園内事業所に対し事業委託をすることに、3,190千円を計上いたしました。

 また、36番の観光施設整備事業補助金につきましては、長年排水処理に苦慮しておりました園内事業所の排水処理環境の整備のため、浄化槽設置費用として、5,454千円を計上いたしました。

 以上、7款商工費の、商工観光課所管に関わる歳出の説明といたします。ご審議のほどよろしくお願いいたします。以上です。

○委員長(奥秋康子) これより順次質疑に入ります。第7款1項1目商工振興費、152頁、153頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 原委員。

○委員(原 紀夫) 153頁の38番、地域活性化商品券事業補助金の関係で若干お尋ねをさせていただきます。この補助金、生活弱者を含めて近年灯油が高くなったりいろいろなことがありまして、町も毎年若干ずつ額を増やしているのだろうと思いますが、このことに関して、私的なことですけれども、私もこの商品券というものにほとんど手を出したことはなかったのですけれども、買い慣れない物を買ったがためにうっかりミスをしてしまいまして、車のロッカーの中に入れっぱなしにしてしまいパーにしたということがありまして、実はそのことで商工会に赴きまして事務局長さんに「何とかならないか」という話をした経緯がございます。

 私がミスをしてそのままで済めば良かれとするのですが、お伺いしたところ私以外にもいるという感じがいたしましたので、これは結構年数が経っていますので、たぶんトータルでいくと相当いるのではないかと、こういう感じを受けたわけであります。当然のことながら1万円の券を買って11,500円になったり11,000円になったりということで、1,000円、1,500円のプレミアが付いているわけですけれども、使い切らないでミスをしてしまうと。紙切れになってしまいまして、そっくり物一つ手に入らないで、そちらの担当のほうにそっくりいってしまうということに相成ると。どうすればいいのか知恵はないのかと。近いようなことはちょっと申し上げましたけれども、あるようでないようでちょっとわからないことだったので、これからも私を含めて結構高齢者が多いので、こういうミスというのは結構出てくると私は思っておりますので、このことについて、今後商工会担当者とも話をしていただいて、10,000円についたプレミアの分については当然のことながら減るとしても、もう少し使用期間を延ばすだとか、10,000円買った分については全額パーではなくて2割くらい引くとか、そういうことで2、3か月は使えますよとか、こういう配慮が私は必要ではないかと思いまして、今回特にこういう話をしているのですが、担当課長としては初めて聞くことで驚いたかどうかは知らないのですけれども、これは何とかしなければならないと感じたか感じていないか、その辺をちょっとお尋ねします。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 今委員ご指摘のことについては若干あるようには聞いてございました。基本的にはチラシを配布する段階で使用期限を設けさせていただいているのが現状の方法でございます。これは実際、商工会の補助金事業として行っております中で、やはり無駄にするということは問題があると感じておりまして、中身については今委員がご指摘の内容等を鑑みながら商工会とともに考えて、できるだけこれを変えるように、期間のことも含めながら前向きにできるように考えてまいりたいと思います。以上です。

○委員(原 紀夫) この件に関しては消費者である町民だけではなくて、扱っている商店も私と同じようなことをやらかしているということで、そのことは町が補助金を交付する期限と若干余裕がある分で入り込めれば何とかなるという感覚でものを進めているようですので、もう少し流動的にぜひ扱ってほしいなと思いますが、どうでしょう。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 基本的にはこの商品券事業、一般的な商品券でございまして、一応、国のきまり等もございまして、その範囲の中で商品券を販売している事業でございます。そういう範囲を逸脱しない中でこの事業が遂行できるように考えてまいりたいと思います。以上です。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 中島委員。

○委員(中島里司) 商工費の関係で。まず町が直接関わっていないと思うのですけれども、この間、実は子育て応援のハーモニーカードが今年で終わるという話をちらっと耳にしたのですよね。子育て最中の方は非常にありがたく感じていたと聞いていたので、どうして今ですかという話があったので、「あれは商工会でやっているからどうなのか」と答えたのですが、その辺について、まず1点目。何か商工観光課として聞いているのかどうか。それは商工会でやっているのだから私も関与できません。今いろいろな部分で知恵を出し合ってやっている最中に、今までやっていたこと、理由がちゃんとあればいいのですけれども、何か方法はないのかという思いがしますので、もしお答えいただけるのであれば、お願いしたいと思います。1点目として。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 今の件につきましては、商工会の中のハーモニーカード商店会さんの事業の推進で今まで行ってきてございまして、基本的にはその独自財源を持ちまして子育て支援カードの運営をされてまいりました。このハーモニーカード商店会の事業が長年やっておりまして、商店の減少それから購買力の減少等がありまして、事業費を捻出するということが、徐々に難しくなってきているという現状がございました。その中で町に相談がありまして、町も協力してもらえないかということもございましたが、なかなか単純にポイント的な部分を補助するということにはならないということで判断をいたしまして、それでもまだ独自的に続けてまいりました。さすがに事業運営の予算的な部分が配慮できなくなったということがありまして、やむなくハーモニーカード商店会としてはこの事業を閉鎖したいという申し出がありまして、ご案内のとおり、各事業所それから周知をさせていただいたということで、この事業が閉鎖されることになりました。実際この事業の計画スパンと今あるイエローの一般的な需要スパンが一緒になったということで、それを統一して運営をしていこうと。更にはその子育てにつきましては商店会のほうで新たな方策を考えていきたいということの申し出がありましたので、少し時間をかけてどういう方法ができるかということは私どもと共に考えてまいりたいと考えております。以上です。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) 予想していた事業の進め方、取り組み方というのは、そういうことだったのかという感じを持っています。だけど実際に子育て支援という部分と今お店云々という話なのだけれども、町としては子育て支援というのに力を入れようとしている、それを実際に前面に出しているわけだから、そういう中で財政的にいろいろな諸事情で購買力が落ちていると。だからやめるのだと、ああそうですかとはならないだろうと。町としては子育てに対していろいろと応援ということと、子育てを買い物しながら楽しみながらという部分も私はあると思います。ポイントが貯まるということは楽しいことですから。ただそういうことを考えたらただ単にというのは、今の話であれば、商工会に渡せば何とかなるのでしょう。結局商工会の中からその部分を新たに推進、子育て支援の応援の一つの方法ですから事業として。そういう捉え方というのはできないかどうか。町として。本当は商工会ではない。町として町長が子育て、清水に来たら子育てしやすい、その中に、買い物したらポイントがほかより何倍か知らないけれども、あれなのだと、買い物したら楽しいよね、そういう意味で言ったら商工会ではなく町として取り組むことだと思うのだけれども、これは本当は課長に言っても仕方がない。商工会だから。商工関係だから、本当は執行側としてはそういう考え方を含め、その一環として、話題、子育ての応援の一つだという部分で捉えて判断できなかったのかどうかということを今一度お答え願いたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 中島委員ご指摘のとおりだと思います。町がいろいろな政策において、子育てを支援するという観点の中で、やはりこの事業に対しては何か支援をするべきだったとは思います。その中でも自主的に商店会のほうで自分たちがやるという決意等もありましたので、その中でやはりこちら側が任せたという部分で今回こういうようなことになりました。こちらからもう少し手を差し伸べることがあればよかったと思うのですが、今反省として考えてございます。以上です。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) 町が金出せば何でもいいということにはならないのですけれども、やはり一つの柱が町として、執行側が持っていると思います。その実行に向けていろいろな方法をとっていくと思うので、ぜひこれは今からすぐというわけにはいかないのでしょうけれども、やめるということを周知してあったのだろうから。だけどこれは今一度、すぐにとは言わないけれども、一度考え直してもらいたい。考えというか改めて子育てという部分で検討をしていただきたいと思っているところですが、これは答えはいただけないと思います。答えはぼやけてしまうので、子育てのために、いろいろな部分で考えてもらう必要が、これだけではなくて全体に言えると思います。子育てのため、やはりそういうまちづくりの一環としてはっきり町長が言っているのだから、課長方もそういう部分でこれは子育ての一環として該当しませんかという話が出てくるのだけれども、そういう捉え方をもし、町長、子育ての一環として、今私がお話をしていることで町長が何か感じることがあったら一言、すぐやるとかやらないとかはなしで、町全体を見ての、町長ですから、担当課長方は部署部署しかやっていないのだから、その中でまちづくりが子育て支援課だけでなくて、いろいろな課に関わってきたら、私は町長として、子育ての支援の一つとして継続させるためにはどうしたらできるというのを逆に担当課長が、やはり町長と一緒に問いかけていけばいい。そして、いろいろな絡みがあると思うのですが、私が説教じみて言う必要はないのですけれども、全体のものとして共有してもらいたいと思いますが、この件で何か、町長そういうことで、今、もう方針が出ましたからいいですけれども、今後この件だけではなくて全体を改めてお目通しを願えるかどうかという部分でお答えいただけたら、考え方だけで結構です。お願いしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 町長。

○町長(阿部一男) 私も今の子育てカードの部分の廃止というものを目にした時に、少しなりともいろいろ心が動いたところでございます。議員が言われたような部分も含めてそういう思いを持ったところでありますけれども、今回は当初予算には出していませんけれども、元々ハーモニーカードの今ある、いわゆるイエローカードの更新も計画されているところでございます。それは補助事業の部分もあって、補助事業が採択になればそういう事業を商工会として展開するということの中で町が支援するという場面も出てくるのではないかと思っているところで、それに合わせてこの子育て支援のプレミアの部分のことについても考えていこうという思いは持って、今のところにきているところでございます。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) 町が補助を出すというのは手続きがそれぞれあって、時によっては、私は可能な限り、町長が言った補助制度があれば補助制度に乗っかって町の負担を少し軽減しながらより事業、公約実行に向けて取り組んでいただきたいと思っております。

 次に、154頁の36ですか。

○委員長(奥秋康子) すみません。154頁は次にお願いします。

○委員(中島里司) ごめんなさい。改めて。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ声あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第7款1項2目、観光費、153頁、154頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

高橋委員。

○委員(高橋政悦) 先ほどの課長の説明をちょっと聞き漏らしたみたいなので、154頁の清水町観光協会補助金の詳細についてもう一度説明をお願いします。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 再度読み上げさせていただきます。

 153頁下段から154頁までの2目、観光費の観光振興事業の予算総額は22,673千円を計上し、前年度は骨格予算編成でありましたので、15,692千円を計上しましたので、前年対比6,981千円の増となっております。

 主な増減の理由としましては、地域おこし協力隊を4名から3名にしたことにより、4節共済費、7節賃金、13節委託料の健康診断及び14節使用料及び貸借料の合計3,572千円が減となり、19節負担金、補助及び交付金のうち、30番の観光協会補助金に、清水「食」の元気まつり開催経費600千円、産直軽トラ市「十勝清水トラックマーケット」開催経費200千円を盛り込み、新たに十勝管内向けに観光情報を発信するため、十勝版Chaiに年4回の広告掲載費用として、933千円、清水公園において観光協会が観光振興事業を推進するにあたり、園内事業所に対し事業委託をすることに3,190千円を計上いたしました。

 また、36番の観光施設整備事業補助金につきましては、長年排水処理に苦慮しておりました園内事業所の排水処理環境の整備のため、浄化槽設置費用として、5,454千円を計上いたしました。以上でございます。 

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) その園内事業者に対する3,190千円の委託料。これは観光協会経由じゃなきゃ払えない、委託できないものなのかどうかをお聞きします。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) これは観光協会事業として執り行いたいということで観光協会の補助金から支出したいと考えてございます。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) ではこの事業に関しては町からの提言ではなくて、観光協会のほうからプレゼンがかかって見た上での予算付けになったということでいいですか。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) この件につきましてはご存知のとおり町長が新聞等に報道されておりましたとおり、清水公園の活性化を目指しておりました。ということで、やはり清水町の観光資源の再生ということが基本的にございました。その考え方に観光協会が賛同しまして、このようなかたちとなってございます。以上です。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) ではその金額を算出した経緯といいますか、当然のようにこの事業をやるということで観光協会さんのほう、理事会というのか役員会というのか、総会というのか、そういうものが行われてその事業計画であるのか、こういうことをやるという決定をした会議の議事録といいますか、その辺は開示できますか。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 会議開催してございますので、結果報告はこちらに文書として存在してございます。以上です。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) その資料を見せていただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 今手元にございませんので、休憩をいただきまして、用意させていただくということでよろしいでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 資料要求ということになりますか。

 高橋委員。

○委員(高橋政悦) はい。

○委員長(奥秋康子) おはかりします。ただ今高橋委員から観光協会に対する資料の要求がありました。本委員会として申し出の資料を要求することに意義ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 異議なしと認めます。

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○委員長(奥秋康子) 暫時休憩します。(午後1時27分)

○委員長(奥秋康子) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時29分)

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○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 今文書の中身を確認して、個人名がありますのでそこを削除させていただくということをご了解いただいて、今準備させていただきますので若干お時間をいただきたいということでよろしいでしょうか。

○委員長(奥秋康子) それでは本委員会として資料の要求をすることを決定いたしましたので、理事者におかれましては速やかに資料の提出をお願いいたします。

 続けてこの資料以外の質問ありますか。高橋委員。これが出てこないと、質問ができないということですか。資料が来るまで休憩してもよろしいでしょうか。

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○委員長(奥秋康子) 暫時休憩します。(午後1時38分)

○委員長(奥秋康子)休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時15分)

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○委員長(奥秋康子) 予算審査特別委員会において要求しました、清水町観光協会補助金に関する資料について、執行側から提出があり、お手元に配付しておりますので、ご連絡いたします。配付しております資料について説明があります。

 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) お手間をとらせまして申し訳ございませんでした。今配付させていただきました報告書についてご説明をいたします。まず申し訳ございませんが訂正箇所が少しございますので訂正等お願いしたいと思います。

 まず、報告書の下の左側上部に全部公開のところに黒印がついておりますが、今回については氏名を削除しておりますので、2番目の1部公開ということになりますので、そこにチェックとなります。非公開該当事由につきましては、第1号の個人情報というかたちになりましてそこにチェックに入ります。

 さらに、こちらの消し忘れでございました。個人情報ということで上段の方にあります相手方の氏名等については消してございませんが、斜線を入れておいていただきたいということでお願いいたします。

 それからページを開いていただきまして、「2.経過」のところの2項目目、1月26日の中身でございます。3段目に右側の方に「資料を」と記載がございますがこれは「資料に」でございますので「に」の追加をお願いいたしたいと思います。以上でございます。

○委員長(奥秋康子) 質疑を求めます。

質疑ありませんか。

 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 渡されて今目を通して、質疑ができるほど早く読めません。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。この資料以外の。

 ほかの委員の方で質疑がありましたら。

 中島委員。

○委員(中島里司) 私もこの資料を初めて見て、もちろん皆初めてなのですけれども、これはこれとして、今の154頁のやはり観光協会の補助金に対して、この流れが少し不透明だと。今目を通したら、町長が新聞で町長の思い、決して私は否定するものではありません。こういう強い思いを持っていながらも、内部で共有されていたのかと。これは何が言いたいかというと、公約をした中で町長がそれを実行しようとするのは大いに結構です。逆に公約したのだから、さっきも言ったけれどもやるべきです。ところが、町長の思いが先に出てしまって、手続きはおろそかになっていなかったか。補助申請というのが実際に担当課に出されたかどうか。まず一点お聞きしたいと思います。観光協会から。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 補助申請の提出はございません。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) なぜ補助申請もないのに補助金が認められるのか。

 これは町の事業として、一部の職員しかいませんけれども、それぞれ窓口で持っている補助事業、いろいろな事業があります。その中で補助申請を出してくるときに、団体からなり個人からなり、書類なしで口頭で補助金を出した経過というのは今まで聞いたことがあるかどうか、お聞きしたい。わからなければ答えなくて結構です。2、3秒待ちますので。そういう経験、書類なしで口頭で補助金を出した経過があったとしたら教えていただきたい。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 総務課長補佐。

○総務課長補佐(藤田哲也) ただ今のご質問でございますけれども、予算を当初予算に計上する前の段階で補助金の交付申請書ということではなくて、概ね補助金に関する要望を書面でいただくというケースについてが大半であるというかたちになっておりますが、100%要望書という書面を受けて、その上で予算編成の査定経過を経て当初予算に計上するということでもないということでございます。なお、実際に補助金を交付する場合、それは予算成立後に補助金の交付申請書というものを予算成立後にいただいて、その上で改めて補助金交付要綱等の審査を行って、交付決定、補助金の交付と事務は進んでまいります。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) 今補佐の答弁で補助要綱が当然あるわけだから、事前にそういうことを予算化して、実際に実行に移すときには改めて補助申請を出してもらって、当然終わったら終わった報告もあるだろうけれども、それが役所の仕事ですね。流れだと思います。やはり町民のお金ですから大元は。それを支出するのが、町長としての思いをやはり実務的に、予算編成の時には11月上旬から、最後に担当課がそれぞれ入っていると。これはちょっと日にち見たら3月とか2月ですから、査定の段階ですよね。最終決定の段階。それだから、そういうものが作られなかったかもしれないけれども、本来は11月、いや、私は選挙にこうやって公約しているから来年度こういうことを実行したいのだと、担当団体とよく協議してくれと、実行に向けて。本来はそういう指示があって担当課が予算編成の中で要求していくのが僕は筋だと思っています。担当課から漠然と出てきた問題ではないと思っています。予算要求で。その辺がさっき言った事務の流れに対して、予算を見たらだめだと言っているわけではない。見るのならちゃんとした手続きを踏まえた上で、だから説明もちゃんとできるはずなのです。だからその辺について、担当課として実際に流れとして、本来であればもう少しこうだったら、具体的でなくてもいい。もうちょっと何か工夫があれば議員の皆さんにも町民にも理解してもらいやすかったかなというものがあれば、深く言わなくてもいいので、ちょっとでもあればお答えいただきたい。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) この経過につきましては今ご指摘の新聞記事等の関係で、やはり清水公園の活性化、それから閉鎖しております事業所の再開ということが懸案事項として私どもが十分承知をしてそれに対する課題解決に向けて動いてございました。その中で事業所のオーナー様と協議を数回持ちまして、どういう状況であれば再開が伴うのかということをお話をさせていただきましたが、なかなかオーナーさんのほうの決断が、いろいろな状況を勘案する中で渋られていたという状況がございました。実際予算措置の段階においては再開する状況が生まれていない中で、私ども商工観光課としてはできる範囲の中で予算の事業推進のために観光協会の、先ほど説明したトラックマーケットの公園での再開だとか、現在予算的には無いのですけれども、清水公園まつりみたいなものを開催してはということで予算をあげたところでございます。ただし、やはり清水公園の活性化のやはり根幹となるものは、やはりその町長の新聞報道の中身を勘案しなければならないということで、私どもがそこまで至らなかったということで、今回当初予算から見積もりすることができなかったという経過でございます。以上でございます。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) 担当課長としては自分の仕事のエリアの中でこういう状況の中で、いろいろな部分で悩み苦しむ部分はあったような感じもしないわけでもない。だけど、担当課長としてこなしていかなければいけない部分と理解はしています。誰を責める気もないのです。もちろん理事者を責める気もないのですけれど、ただ、流れとしてはあまり好ましいかたちではなかったと。それともう一つ。次に進みます。もう2点ほどお聞きしたい。これに関わって。これは観光協会に補助金として、汚水処理ですか、浄化槽をつくると。これで今それで多少ほかも入っているようだけれども、この金額が当然協会ができるわけではないので、業者に入札か何かできちんとやるのだろうと思います。残金が出たらどういう処理になるのかお聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 補助金ですので、申請をいただいた中で実施をいたしまして、報告の中で精査をして、残額があれば返金というかたちは当然かと思われます。以上です。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) ぜひそうお願いしたいし、わかれば浄化槽、何人槽というやつを使うのか、ちょっと私も何年も経っているから詳しい数字はわからないのですが、これは処理人口、能力によって金額がかなり違うので、これに対して金額が安い高い言う気はありませんけれども、というのは執行残が出たら還付してもらえるということで理解しましたので、ただこれは何人槽でこれだけの金額になったのかということを勉強のために教えていただきたい。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 処理対象人員は14人槽で設計をしてございます。14人槽です。以上です。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) まだまだちょっとやりたいのですけれど、いろいろなことがあって時間的にもありますので。最後にします。町長から考えがあればお聞きしたいと思います。お答えいただければと思います。観光協会で、私過去に、課長の時代ではないな、観光協会の組織について問題ありだということでお話をしたことがあります。それは、今それを感じました。この議事録を見て。いいですか。職員が観光協会、町長は事務局員といいましたよね。観光協会の会議に行ったときには発言権はないけれど観光協会の職員としてこういう記録をとっているはずなのですね。ところが、振り向いたら役場職員なのですよね。だから、聞いた人は内部に報告をする場所がないのです。この記録だけを出せば、一回で終わってしまうのですね。だから、私は補助団体ですから、町が補助を出しているのですから、前にこういうお話をしました。臨時職員を役場で雇うわけにはいかないから、臨時職員の人件費を協会につけて、そこで臨時職員でも雇ってもらって局長クラスでもいいし、そこで自立をさせるべきではないかというお話をさせていただいたことがあります。そうすれば役場職員がチェックできるのですね。ところが今チェックはないのです。だって、会議に出て、そこで会長を上司として会議に出て記録を取っているわけだから。

 そして自分のデスクに戻ったら役場職員なのだから。誰と相談する必要がありますか。書類が上がってきても、前に予算獲得のことで言ったのだけれども、書類も自分が予算要求書を作ります。協会の。町に対して。受け取るのは自分なのです。自分で書いて自分で受け取って、そして財政当局に書類を出しているというのが今の流れだと思います。私はそういう組織的な部分を根本的に直さない限り、こういう問題は、何かやろうとしたときに、また発生するのではないかと。それぞれの団体の主体性というのを与えてあげるのも町の指導ではないですか。組織について私が今、人をこうしてああしてと具体的に言う気はないですが、ただ、例えばそういう同じ補助金でも人件費、自由財源は無いのだろうから、だけど主体性を持ってくれと。会議が終わったら報告をちゃんとしてくださいと。それをちゃんと職員がチェックした上で上司に上げていくと。それが補助団体と役所との関係だと思います。だから、ちょっと余談になりますけれども、観光協会でいろいろなイベントに職員が行っていますよね。これは表に出てこない補助金なのですよあれは。職員の人件費、今臨時職員を置いたらと言っていますけれども、それを置かないで今イベントや何かに、職員として協会管理費をもらって、どっちにしたって町から出ているお金だから、こういうのをやってすっきりさせた組織というものを、これを機会に今すぐにとは言いませんけれども、やはり内部でもそこから協議していいのではないかと。そして対等な立場で協会と役場が議論し合える、会議に出たら議論の余地無いでしょう。そういう良い関係をつくってもらいたい。その辺について町長どうでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 町長。

○町長(阿部一男) この問題については今議員がおっしゃられた問題については過去からも私が事務局長をしたりした場面はありますので、十分いろいろな経過は承知している場面もありますけれども、今議員が言われた具体的なことについては、今年の、去年ですか、去年の、私が町長になってからのいわゆる観光協会との総会にももちろん出ていましたし、そのほかにいろいろな事業について話し合いをした時に法人化という問題も出ていましたので、そんな流れでいければという思いは途中で持っていたところでございますので、そんな法人化も、法人と言ったっていろいろな今流行のDMOでしたか、それもありますし、一般的な十勝の観光協会みたく、いわゆるNPOの部分もありますし、そんな中で、法人化も含めた中でそろそろ検討に入らなければ、入ったほうがいいのかなという思いで観光協会の中ではそんな話もした経過もございますので、そういう方向に向かって進めていきたいという思いは持っています。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) 時計を見ながら質問していますので。今町長から前向きに感じ取られたことをお話しいただきました。であれば、今の時点でそういう人を置いて、そして協会の中で、役場がやると思惑が違うのですよ。町長、もしそういうことで早い時期にやられる前にやはりそれを専門に、どういう方向が協会としてはいいのだと。役場がやるというのは必ず金が伴います。役場が発言すれば。お前たちそのお金出してくれるのかという話。だから、そうではなくて、一組織としてどういう組織がいいのか、今町長が言われた、町長の見識等々も伺いながら、協会としてはこういう方向で行こうと。今職員がやったら協会員ではないから、そういう話は、職員だから、上司だから、上司には基本的にあまり逆らわないほうが得なのです。だからそれを考えたら、やはり一つにはそういう町長のお考えがあるのであれば、私は協会の中に臨時職員として、協会、観光協会で雇った事務局でも事務局員でもいいです。そういう人にその実務をやってもらう準備をしてみたり、準備段階から、そういう考え方も持っていただければと思うのですが、最後になります町長、またお願いします。

○委員長(奥秋康子) 町長。

○町長(阿部一男) 準備段階からという場面についてはそのようになるかどうかは難しいというか、場面もありますけれども、例えばNPOの設立については、役場職員も積極的に関わるようにという場面も、いっぱい経験したり、そういう第5期計画の中でそういう方針というのがしっかり出ておりますので、そんなことも従前の例も参考にしながら、法人化については進めていきながら、最終的に運営の段階になってどうするか。いろいろなことを考えていったときに事務局員をしっかりと置いてもらう。あるいはただ、その場合についても商工会がそうであるように、その事務職員の給与等の最低限の保障みたいな部分については役場が補助を出さなければやっていけない部分は出てくるかと。そんな思いも含めながら一番良い方法をとって、法人化については進めていけるかと思ってございます。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) 町長の言っている、私は職員が関わるなと言っているわけではないのです。職員間であったら誰に相談、だから事務局をおけば、役場職員としての受け答えができる。そしてその組織、協会の中からどういう発想が出てくるかという、そういうぶつかり合いができるのではないですかということを言っているのです。決して職員を、「町のいろいろな部分に関わるな」なんてことは言っていません。ただ、今補助金を出している団体でそういう今のような状況だからこういう問題が出てくると。僕はもうちょっと不透明な部分が出てきたのかという感じがしていますので。せっかく良いことをやろうとしているのだから、もういいぞいいぞと言う状況をつくってもらえればありがたいと思っています。そういう部分で町長、決して町長、関わらせないで、職員が良き相談相手になる。協議相手。そして職員も町としてどうだという話をディスカッションしていいものをつくり上げてもらいたいという意味で私は言ったつもりをしていますので、質疑ですからお答えをもらわなかったら言われるので、それも含めてお答えいただければと思います。

○委員長(奥秋康子) 町長。

○町長(阿部一男) どちらにしても、例えば法人化にした中ではあると、役場の職員が事務局を兼務するという話には当然なってこないのでプロパーの職員をという場面が当然考えられると思いますので、そういうことも含めてしっかりとかたちをつくってこの観光協会と町が一緒になって清水町の観光事業が推進するような、しやすいような体制というのをやはりつくっていこうと思っておりますので、その辺についてはよろしくお願いをしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 高橋委員。いかがでしょう。

○委員(高橋政悦) 今報告書を読んで、だいたい中身はなんとなくわかったつもりなのですけれども、要するにこの、3,190千円は清水公園の事業者さんが、再開していただけるための支援ということで、表現はちょっと違うかもしれませんけれども、支援というか、要するに人材の派遣ということにも読み取れるのですけれども、要するに協力隊員に、一緒になってそこを基点として公園の再開発というか、観光の拠点とするというか、そういう事業に携わってほしいというような読み込みというか、理解ということでよろしいですか。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 基本的には観光協会の人材が観光振興に対するものを事業所の中で行うということで、当初は地域おこし協力隊の人材確保を考えてございましたが、地域おこし協力隊についてはいろいろと制約がございまして、それは考えないでいこうということになりまして、清流観光様が雇用される方のうち、事業をつかさどる方をこちらで委託料を出しながら事業を展開していただくということで、進めようと考えております。以上です。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 一番最後から2頁目に予算資料もつけていただきましたけれども、これは3年間継続するということでよろしいですか。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 基本的には再開の年、2年目、3年目と考える中で、一応原則3年と考えてございますが、実際再開するまでに1年半程度の事業の停止がございまして、それをどう補っていくかというのはまず今年にかかってくると。それが2年目、3年目につながっていけば3年目でやはり最初のかたち、さらには、増加というかたちを持って清水公園の活性化を図っていきたいというかたちで3年間を設定してございます。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 予測の話といいますか、僕自身も先が見えているわけではないのですけれども、例えば3,190千円の補助をしました。再開されました。例えば3か月後くらいに「やはりだめでした」という状況になった場合、当然人件費にまつわるものだとしたらそこまでしか支払わないのか。若しくは、3,190千円はそれだけではなくてということなので、全部払い込むのか、その辺がはっきりわからないところがあるのと、それにまつわって、結局行政側からそこの、行政側それから観光協会さんと合わさってそこの公園をどうこうしようという話で、そこの地権者ではないけれども、事業所を所有されている事業者さんに再開をお願いしているように感じる経過なのですけれども、それで当初はそちらさんは、あまり乗り気ではないというか、そう読み取れるのですが、その後、説得により結局やりますかという話でやることになったのですけれども、まだ、そのやるというのも、言われたからやるぐらいまでしかわからなくて、そのビジョンもわからなければ、こんなふうにやっていこうというのも、ちょっとまだはっきりわからない段階のものなので、ちょっとそれでいいのか悪いのかなんていう判断はできないけれども、もう少し、できればもっと早い時期にこの話題が議会のほうに提出されれば、その後の経過から踏まえて予算審査の時にはすんなり通ったはずだと思うのですが、その辺どうでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) まず、前段で質疑がございました、途中で人材がやめられるというかたちだと思うのですが、次はどうなるかということでございますが、その場合については次の方をできるだけ配置していただいて、やはり人がそういう事業に携わるということがソフト的な部分で必要かと思われますので、ぜひそういうかたちをつなげていけるように事業者の方とは協議をしてまいりたいと存じています。

 それから、2点目の、ちょっとお待ちくださいませ。

 協議の過程では、やはり紆余曲折ございまして、当初は今やれるようなタイミングではないというご判断を年暮れまでいただいておりました。それでもこちらで粘り強く説得をした中で、観光協会の役員とも話した中で、観光協会からも説得をしていただいたという経過がございまして、それで、やはり自分の今までやってきた経過をもう一度再現したいという思いが強くなってきたことが、この予算の設定につながったということになってございます。そのためには、平成25年からこの事業所はやってございますが、1年目はやはり苦しかった。2年目はそれを乗り越えて、自分ができるようなことを具体化した。3年目はもっとそれを花開かせて多くのお客様に来てもらった。そういうものをもう一度再現したいという思いで私ども観光協会、町としても協力してこの事業を立ち上げて再開をさせていただくということで措置をさせていただいたという経過でございます。以上です。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) もろ手をあげて賛成ということにはなかなか言えないところもありますが、確かにあそこの公園、あそこを拠点に盛り上げていただきたいという気持ちは多くの町民、私を含め、そう思っている方が多いと思います。この予算を出すには反対ではなく、ぜひやってもらいたいという気持ちも強く持っております。ただ、これを読むと、要するに個人事業者に対する補助金、これは当然町としてはできないというのはわかります。そこに観光協会の着ぐるみを着て出しているような、そんな構図にも見て取れます。もう少し行政のほうはその辺すっきりとできるなら、例えば本当に清水公園開発NPOでも何でもいいのですけれども、開発チームでも何でも作ってそこに観光協会ではなくてそれからでも良かったのではないかと思いますが、いかがですか。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 委員がおっしゃることも重々承知はします。やはりそういう時間をかけてやるべきことはやるべきこととして認識をさせていただきますが、実際この事業所が1年数箇月事業を停止しているということで、それをいち早くやりたいというかたちの中で、町長の発想を基に観光協会から頑張ろうという気持ちをいただいた中で進んだということをご理解いただきながら、進めさせていただきたいと思います。以上です。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 口田委員。

○委員(口田邦男) 私のほうからも、この件についてはもう2回も一般質問で町長のお声を聞いております。今回担当からいろいろ皆さんの質問に対しての答えで三百何万円がまさか人件費だとは、私は思っておりませんでした。人件費でしょう。早い話が。ちょっとそれをまず確認します。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 中身は委託料として設定をしてございます。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 委託料はわかるのだけれども、その中身は人件費なのでしょうということです。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 積算根拠につきましては、委員ご指摘のとおりでございます。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 私はこういう方面に使われるとは思っていなかった。あの事業所の中の改築だとか、物産を陳列する何かに必要な資金を補助すると。そういう方面に使うと思っていた。でも、今聞いたらあの店を再開するために補助を出したいのだと。直接出せないから観光協会の窓口を借りて補助するのだと。こういうことなんだわ、早い話が。ただそれだけでしょ。町長の食の拠点なんてとんでもない。全然かけ離れた夢の夢だ。私は感じる。町長がそうだと言うかも知れないけれども、私はもっともっと上のことを考えていたから、町長が良いことを考えてくれたと思っていたけれども、中身を広げてみたら単なる個人事業者に対する補助だと。個人の店でしょう早い話が。事業所なんて格好のいいことを言っているけれども。そうだと思うのだけれども、その点について答弁をお願いします。

○委員長(奥秋康子) 商工観光課長。

○商工観光課長(高金信昭) 先ほど委託料ということでご説明いたしましたが、委託をするという内容につきましては、本町の特産品、それから情報を、スペースをお借りしながらそのソフト的な人材によって、発信、提供をしていくという内容でございまして、実際観光協会があそこを拠点に清水町の部分をアピールしていく。現在私どもはハーモニープラザで情報発信拠点の整備事業、検討事業を行っておりますが、それを清水公園にシフトを変えていくということも一般質問の答弁の中でお答えさせていただきましたということで、小さい枠になってございますが、そこがやはり集客の中で清水町においては唯一の所でございます。公共的な部分ということでございますが、そこはやはり情報発信の基にするということを考えながら、観光振興事業をそこで推進していくという考えでございます。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 結構です。とにかく今はもうこういうかたちだから、ああすれこうすれと言ったってできるものではないと思うけれども、とにかく観光協会なるものが非常に変な存在であるという。今、中島委員が質問したけれども、そこら辺からきちんとやっていかなかったら、清水の観光なんて全然生きてきませんよ。ある町村では、官公庁ではなく、観光会社というのを作って、その中で町、一般の出資のもとで観光全般を考えていこうというやり方をしている町村もある。そこら辺から根本的に考え直してもらいたいと思う。お願いをして、今反対だとか賛成だとか言いませんけれども、ちょっと早急に考える必要があると思いますが、町長の決断を聞かせてもらいたい。

○委員長(奥秋康子) 質疑ですので、答弁を求めます。

○町長(阿部一男) いろいろな経過については今出たとおりですけれども、とにかくあそこを拠点として情報発信の場にするという思いは今まで何回も伝わってきて、その初めの第一段階として、前に賑わいを持っていた部分をまず取り戻した中で、それからまたいろいろな機能、先日お話をした、池の改修だとかいろいろなことを含めて、あそこを観光の中心にして、観光客をあれしてやるのだということを考えている。それはずっと考えてきたし、今もその考えは変わりないので、それに対してどうやったら一番やりやすいかというのは今いろいろみなさんからご意見をいただいた中でしっかりとまた方向性なりその手段等も含めて考えながらまずやっていきたいという思いがありますけれども、とにかく何年かがかりであそこを観光の拠点にしていくのだという、そんな思いは形はどうであれしっかりと持っていきたいと。持ちながら進めていきますので、ただ、その中で本当にやりやすい形をつくっていくというのは、しっかり考えていきたいと思っております。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に第7款1項3目、観光施設費155頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子)  質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に第7款1項4目、消費経済費155頁、156頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで商工費の審査を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) ここで休憩します。      (午前2時54分)

○委員長(奥秋康子)休憩前に引き続き会議を開きます。(午前2時55分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) これより第8款、土木費、157頁から171頁までの審査を行います。担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 建設課長。

○建設課長(高橋覚史) 8款土木費における建設課で計上した関連予算について説明をさせていただきます。

 はじめに、157頁をお開きください。1目、土木総務費の19節では住宅耐震診断費、改修費補助金600千円を計上しております。

 続きまして、160頁をお開きください。1目、道路維持費の18節では道路維持作業用車両2トントラック1台5,700千円を計上しております。

 続きまして、162頁をお開きください。3目、道路新設改良費の15節では、生活関連道路等の工事請負費として149,487千円を計上しております。施工箇所につきましては、事前配付しております予算審査特別委員会説明資料をご参照ください。

 次に168頁をお開きください。2目、公園管理費の13節では町内公園遊具点検調査等委託料として2,268千円を計上しております。

 最後に171頁をご覧ください。2目、住宅建設費の15節では、(仮称)さくら野団地建設工事費として、46,701千円を計上しております。詳細の内容につきましては、予算に関する資料の24頁、主要事業施策シート(平成30年度予算資料)の中に具体的な全体計画等がありますので、ご覧ください。

 以上建設課に関わる土木費予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(奥秋康子) これより順次質疑に入ります。

 第8款1項1目、土木総務費、157頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第8款2項1目、道路維持費、158頁から160頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第8款2項2目、除雪対策費、160頁、161頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村委員。

○委員(北村光明) 除雪費のことでお伺いします。今年は例年になく雪の多い年だったので、予算に関して作業というか費用もかかっているのだと思いますが、町民の多くの人からいわゆる市街地における排雪の問題で場所のことがいろいろ言われています。例えば旧消防署の跡地なんかを排雪の場所として使えないのか。あるいは使っている人もいるけれども見て見ぬふりをしているのかという話もありますけれども、その辺はどういう状況なのか、ちょっとお話しいただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。建設課長補佐。

○建設課長補佐(内澤 悟) 今の話なのですけれども、雪捨て場の場所というかたちのお話ですよね。今現在、実は台風10号によりまして、本来雪捨て場は本通りの中学校の下側、そこに土取り場、土の置き場ですか、兼用しまして除雪の排雪場所と雪捨て場というかたちの中で使っておりました。

 ただし、台風10号によりまして、使用ができないというかたちで、現在、清水の下水処理場、そちらの方を仮として応急的に本年度まで使用するというかたちで考えております。町全体の市街地に近い部分の町有地、それがなかなか民有地というか、現状の中でないようなかたちがありますので、今のところまた元の場所で、ある程度雪捨て場ということで考えていきたいとは思っております。ただし、今後におきまして、町有地、空き地、ただ旧消防庁舎に関しましては、市街地の真ん中になりますので、逆に融雪時期、その時に周りに影響がないような、影響が出る可能性があるということも配慮して今後いろいろな検討はしていかなければならないかなということで考えているところです。以上でございます。

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

○委員(北村光明) 経過と現状については理解できましたが、今年は最初にお話しましたけれど雪が多いので、応急的に何とかしたいと。道路もやはり歩道まで埋まっていてそれを持っていくところがとりあえずないということで苦慮をしている町民が多いということを何らかのかたちで対応できないものなのか。いわゆる除雪車である程度よけていって、空き地と言えるのか雪捨て場と言えるのか、わからないのですけれども、そういう場所を活用できるようなことはできないものなのか、そこら辺をお伺いいたしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 建設課長補佐。

○建設課長補佐(内澤 悟) 雪捨て場に関しましては、ある程度、例えば道路予定地等々、周りですね、あまり住宅や何かが張り付きしていない所、そういう所に関しましては、ある程度町道の除雪した雪をおっつけてはいるようなかたちにはなっております。ただし、民地側だとかという話になれば、なかなかいろいろな手続き、協議等々、あとは周りの環境、それもいろいろ協議した中で進めていかないとというかたちになると思いますので、現在ではなかなか難しいかたちになるのかと思っております。以上でございます。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 北村委員。

○委員(北村光明) お話はわかったのですが、消防の跡地については、基本的には雪捨て場ではないから捨てられないということなのだろうと思いますけれども、近くの人がそこへ、手で持っていけるレベルのものを持っていっているのか。それはそのままにされているし、それである程度持って行こうとしたらそれはだめだと言われるし、何か不公平ではないかという不満もあります。それから、やはり困っているところで言えば、町内会レベルのところの町内会という組織がありますので、そこともやはり協議してどうするかということは多少はあってもいいのでは、協議してもいいのではないかと思いますけれどもいかがでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 建設課長補佐。

○建設課長補佐(内澤 悟) 先ほどお話がありましたようなかたちの中で難しい状況ではあるのですけれども、あくまでも町道の除雪、それに関しましては先ほど言った、例えば道路予定地だとか、そういう所へ持っていって、なおかつ今回の大雪によって一応雪捨て場のほうで、うちのほうの町道の排雪の量もあったようなかたちなのですけれども、本来的には大きなブル1台を通常入れているようなかたちなのですけれども、それを2台入れた中で、なおかつ寝ないような、24時間体制ですか。ある程度雪を押し上げながら、今回排雪を速やかに、ある程度できたというかたちになっております。ただし、その中でも町民の皆様、いろいろ苦慮した面はあるとは思うのですけれども、それに関しましては今後の気象状況等々にはよると思うのですけれども、なかなかうちのほうもある程度配慮しながら、今後はやっていきたいとは思ってはおります。以上でございます。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第8款2項3目、道路新設改良費、162頁から164頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第8款3項1目、河川改良費、164頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第8款4項1目、都市計画総務費、165頁、166頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第8款4項2目、公園管理費、166頁から168頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第8款5項1目、住宅管理費、168頁から170頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第8款5項2目、住宅建設費、170頁、171頁の審査を行います。

質疑ありませんか。

 中島委員。

○委員(中島里司) 1点だけ。執行側の答えをいただくのかもわかりませんが、過去何年間か住宅の、2、3年なかったと思います。それで、さくら野団地建て替えということで、決してそれに対して云々ではなくて、過去2年前、私としては珍しい入札行為が行われた。これも、そういうかたちなのか。通常一般的にいう指名競争入札で執行しようとしているのか。要するにグループを作って何とかという、やっていたと思うのだけれども、その辺の発注の形態としてはどう考えておられるのか。特に何もなければ通常の入札なのだろうと思うのですが、そういう理解をしていてよろしいですか。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。建設課長補佐。

○建設課長補佐(山田寿彦) 今のご質問に関してなのですけれども、今回の(仮称)さくら野団地の建設工事におきましては、通常の入札行為での発注というかたちになります。以上です。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第8款6項1目、下水道費については、繰出金のみの予算ですので、下水道事業会計で審査を行います。

 これで土木費の審査を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) ここで休憩します。     (午前3時11分)

○委員長(奥秋康子)休憩前に引き続き会議を開きます。(午前3時13分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) これより、第9款消防費、172頁から174頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 総務課参事。

○総務課参事(小野寺佐千輝) 消防費につきまして、目ごとに前年度と比較した主な増減理由を説明させていただきます。

 172頁をお開きください。1項1目、消防負担金です。今年度当初予算288,764千円。比較で21,373千円の減額となっております。消防負担金はとかち広域防事務組合の消防局費等の共通経費と清水消防署の個別経費からなります。主な減額の要因は、個別経費の人件費であります。職員が2名退職、2名新規職員を採用、そしてその後とかち広域消防局へ1名派遣となり、職員数が減となることから人件費ベースで16,627千円の減額となっております。

 続きまして消防団費です。1項2目の消防団費、消防団事業についてであります。本年度、34,216千円、比較で10,369千円の増額であります。

 主な増額の要因といたしまして、消防団員の安全装備の充実として、25年間使用した防火着(消火服)更新事業に10,302千円を計上しております。

 もう一つです。26年経過し老朽化しております清水消防団の可搬ポンプの更新事業に2,164千円を計上しております。合わせて12,466千円の増額となります。

 続きまして、174頁をお開きください。1項3目消防施設費でございます。本年度5,007千円を予算計上しております。比較として3,590千円の減額となっておりますけれども、これは消火栓設置工事が昨年度は3基、30年度は2基になったことが原因となっております。

 以上で所管する消防費について主な増減理由を説明させていただきました。ご審議のほどよろしくお願いします。

○委員長(奥秋康子) これから順次質疑に入ります。

 第9款1項1目、消防負担金、172頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子)質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第9款1項2目、消防団費、172頁から174頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村委員。

○委員(北村光明) 173頁22のところですが、出初式食糧費、276千円という、人数でして何人分くらいの食糧費で、内容はどういったものなのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 総務課参事。

○総務課参事(小野寺佐千輝) 今細かい説明は資料を持ち合わせていないのですけれども、清水消防団、御影消防団とも概ね100人くらいの人数で、金額としてお弁当代というかたちで1千円程度計上していると思います。

○委員長(奥秋康子) 質疑ありませんか。

 北村委員。

○委員(北村光明) 一人当たり1千円程度というと、ほかに何か使うものもあるのですか。お弁当代以外に。

○委員長(奥秋康子) 総務課参事。

○総務課参事(小野寺佐千輝) お弁当代のほかに、ジュース、お茶、軽いアルコール類というかたちになります。

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。ほかに質疑ありますか。

 北村委員。

○委員(北村光明) 173頁なのですけれども、筆耕翻訳料というのは額的には8千円なので大きな額ではないのですがこれはどういった使い方をされているのかちょっとお聞きしたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 総務課参事。

○総務課参事(小野寺佐千輝) 筆耕翻訳料なのですけれども、勤続表彰という表彰状が十勝地方支部から届くのですけれども、団員さんのですね、名前が書いていないのです。それは各市町村で書いてくださいということで、それの筆耕翻訳料です。

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

○委員(北村光明) それは、有筆というか、上手い方に書いてもらうということですね。

○総務課参事(小野寺佐千輝) シルバー人材センターの方に書いていただいております。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 口田委員。

○委員(口田邦男) 一点だけちょっと確認いたします。今質問されたけれども、出初式の食糧費の件についてです。これは後援会というものがありますよね。消防後援会というものがあるのですけれども、私は毎年ご馳走になっているけれども、消防後援会の方から接待を受けているような気がするのだけれども、後援会の存在とはどういうことなのですか。

○委員長(奥秋康子) 総務課参事。

○総務課参事(小野寺佐千輝) 清水消防に清水消防後援会、御影消防に御影消防後援会というものがありまして、ビール等の提供も後援会から受けていることもありますし、俗に言う出初式の会場づくりをお願いしているということもあります。後援会のほうにはいろいろとお世話になっております。以上です。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 後援会はただその接待ではなく、会場づくりぐらいのもので、経費面では全然タッチしていないということになるのですか。

○委員長(奥秋康子) 総務課参事。

○総務課参事(小野寺佐千輝) 清水消防団の方はビール等の提供はあります。御影の方はなかったのではないかなという思いはしております。答弁が間違っていたら困りますのでもう一度確認します。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) 後援会というのは御影にもあるし、清水にもある。その経費というのはどこから出ているのか。後援会の方へ、後援会費のほうへ補助か何かしているのか。

○委員長(奥秋康子) 総務課参事。

○総務課参事(小野寺佐千輝) 後援会の会費がどこから出ているかということでよろしいでしょうか。清水も御影も、各町内会の割り当てでお金を納入していると思います。

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

○委員(口田邦男) わかりました。

○委員長(奥秋康子) 口田委員、指名してから立ってください。

 口田委員。

○委員(口田邦男) 失礼いたしました。忘れてしまった。言わんとしていることを。後援会費だな。後援会費の中から私たちはその弁当も出ているのだと思っていたわけです。そうではなく、これを見ると団費の中から弁当は出ているということだね。それを確認したかった。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。総務課参事。

○総務課参事(小野寺佐千輝) 先ほどの出初式のまかないの件については公費でお弁当代とかジュース代を予算計上しております。以上です。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 中島委員。

○委員(中島里司) 手を上げるのもちょっと言い出せなかったのですが、こういうものも必要かと、申し訳ありません。今の話なのですけれども、これは財政当局なのだけれども、基本的に後援会があるのだから後援会のほうに何らかの、こういうこの部分について支出することはできないのかどうか。ということは、今回この消防費が一般会計の中に入ってきましたね。今までこれは見えなかった部分ですね。そうなってくると、後援会に出して、さっきの話になるのだけれども、直接出すのと後援会から出すのとでは違うのですね。町では何年か前から一切そういうまかないというのは見ていないはずですよね。基本的に。だから、手法として後援会にこの二十何万円を落として、後援会の方に準備をしていただいて、後片付けも全部やってもらっているのだから、この部分を渡して、全部後援会のお世話になるという方法は財政措置としてとれるかとれないかだけお答えいただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 総務課長。

○総務課長(小笠原清隆) 出初式に関わる食糧費について、後援会を通して、それらのほうに助成して、経費をまかなえないのかというご質問かと思います。これについては後援会側の経理等もございますので、その辺は相手方と協議した中で31年度に向けて検討したいと思います。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第9款1項3目、消防施設費、174頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子)質疑なしと認めます。

 これで、消防費の審査を終わります。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) ここで休憩します。(午後3時26分)

○委員長(奥秋康子)休憩前に引き続き会議を開きます。(午前3時40分)

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) これより、第10款、教育費、175頁から228頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 学校教育課が所管しております新年度予算におきまして、特に説明を要する点、説明をさせていただきます。

 まず、10款幼稚園費も含まれますけれども、教育費全体では1,448,720千円、一般会計に占める割合は、15.4%です。その中で学校教育課に関わる予算につきましては、464,639千円、前年度と比較して26,213千円増となっております。

 では、順に主な増減理由について説明をさせていただきます。

 175頁でございます。1目、教育委員会費でございます。前年対比95千円の減となってございます。内容としましては昨年度、教育委員の道外研修を行いました。その費用弁償を524千円計上しておりましたが、その分が減となっております。

 それから、教育総務事務費の関係ですが、学校歯科医1名30年度増となりまして、141千円増額となってございます。旅費につきましては隔年で参加しております全国学校歯科医保健研究会学校歯科医の参加を見込んでおりまして、費用弁償172千円を計上してございます。

 177頁になります。2目、教育振興費でございます。前年度対比で17,734千円の増となってございます。内訳としましては、予算に関する資料の25頁、主要事業シートで掲載をしておりますけれども、小中学校の修学旅行の経費の助成について増額をしてございます。小学校1万円、中学校3万円を上限としてそれぞれ2分の1を助成するということで2,148千円の増ということになってございます。

 それから、コミュニティスクールの導入に向けて、関連する報償費、旅費、消耗品等合計で286千円を計上してございます。英語指導助手につきましては、30年度に1名が交代となりますので、帰国にかかる旅費、受入にかかる経費等を計上してございます。

 179頁負担金、補助及び交付金の19番ですが、十勝圏複合事務組合の負担金(十勝教育研修センター分)でございます。こちらにつきましては十勝環境複合事務組合と統合されまして、清水町全体としては各部局の負担金は減額になりますが、教育研修センター分につきましては共通経費が案分されて増額324千円の増となってございます。

 続きまして、180頁コンピュータ教育事業でございます。29年度中学校のパソコンの更新が終了いたしました。修繕料ですとか、回線使用料、コンピュータソフト、メールサーバー保守委託料、それから備荒資金組合の償還金等、合計で12,983千円増額となってございます。

 181頁から182頁にかけまして、高校振興事業を掲載しています。29年度の予算につきましては補正後2,540千円ございましたが、4,000千円ということで1,460千円増ということになってございます。清水高校の4間口維持のため、進学希望者に対する支援の拡充等を予定しております。詳細につきましては高校振興会の役員会等の中で検討協議をしてまいります。

 さらに、総合学科となりまして、20期生が卒業する節目の年になります。清水高校の特色である、生産技術系の成果を町の活性化に活用するという事業を予定しておりまして、合計1,460千円の増額ということになってございます。

 183頁下段から小学校費でございます。38,624千円の増となってございます。こちらにつきましては、新学習指導要領への移行措置として、小学校5、6年生の英語活動の時数が増加になります。その部分で英語活動講師の賃金、127千円増額となってございます。

 学校備品、185頁になりますけれども、小学校、清水小学校のジュニアブラスバンド部の楽器の更新を順次していきたいと、527千円を計上してございます。

 185頁下段、小学校運営用公用車管理事務でございますが、こちらにつきましては今年度2台の車検費用を計上していたため、274千円減となってございます。

 188頁になります。小学校プール維持管理事業でございます。これにつきましては今年度清水小学校プールを完成いたしました。30年度におきましては、燃料費ですとか清掃委託料、29年度の使用実績等からの増額。それと、御影小学校プール換気扇の修繕費等を見込み、2,648千円増額となってございます。清水小学校プールの開設期間につきましては、29年度は6月1日から9月末まで開設をいたしましたが、29年度の利用状況を勘案して、開設期間を決定したいと考えてございます。

 189頁から小学校施設改修・整備事業でございます。31,114千円増となってございますが、こちらにつきましては小学校の煙突のアスベストのっ除去改修工事でございますが、2月に国の補正予算に関わる補助の交付決定を受けまして、今議会初日、29年度予算で補正予算をさせていただきました。30年度当初予算に計上しています部分につきましては、次回の補正予算提案時に減額をしたいと思ってございます。

 そのほか、清水小学校の地下タンク内コーティング工事、2,665千円を計上してございます。

 190頁です。中学校費でございます。前年と対比して1,145千円の増となってございます。主な理由としましては清水中学校のブラスバンド部の楽器購入に670千円、清水中の家庭科室と理科室、御影中の保健室、冷蔵庫の購入を予定しておりまして、268千円計上してございます。

 194頁をお開き下さい。中学校の施設改修整備事業でございます。こちらにつきましては御影中学校の女子トイレ、2階の女子トイレの洋式化工事でございます。1,500千円計上してございます。同じ頁、194頁2目、スクールバス管理費でございます。今年度スクールバスの更新が終了したことによりまして、22,260千円の減となってございます。195頁、町民バス運行事業を掲載しております。委託料、運行委託料が645千円ほど増加になっておりますが、冬タイヤの購入によるものでございます。

 頁飛びます。223頁、6項、保健体育費の3目、学校給食費でございます。こちらにつきましては、6,384千円の減となってございます。主な理由としましては次のページに、賄材料費が掲載してございますが、提供する児童生徒数の減がございまして、931千円の減となってございます。それから、29年度、連続炊飯システムを更新しておりますので、工事費等の減がございます。30年度におきましては、厨房の排水溝の補修工事、食器洗浄機の補修、フードスライサー等の調理機器の更新等を予定してございます。今後とも施設の衛生管理に努めるとともに、地元産食材の活用と食育に取り組んでまいります。

 以上学校教育課に関わる予算の説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(奥秋康子) 次に、社会教育課長。

○社会教育課長(神谷昌彦) 第10款、教育費の、社会教育課に関わる新規事業等についてご説明申し上げます。

 初めに206頁をお開き願いたいと思います。5項、社会教育費、3目、文化会館費の、文化会館施設管理につきまして、中段にございます15節、工事請負費ですけれども、文化センター大規模改修工事としまして、598,334千円を計上しているところでございます。これにつきましては、平成26年度に実施いたしました耐震診断によりまして、耐震基準を満たしていないという診断結果を得ております。また、昭和55年開館以来、今年で築38年を経過することによりまして、老朽化、経年劣化が著しく、一部機器等に不具合が生じる等、施設の機能低下が著しいことから、平成27年度に基本構想、平成28年度に設備等点検調査及び基本設計、そして平成29年度に実施設計を行いまして、それに基づきまして、平成30年度、31年度の2か年で文化センターの耐震化ならびに老朽化、経年劣化による大規模改修を実施しまして、文化センター本来の機能の維持を図ってまいりたいというものでございます。また、合わせまして大規模改修工事に伴います工事管理委託料としまして、その上の段にありますけれども7,442千円を計上しているところでございます。

 続きまして、209頁をお開き願いたいと思います。中段ほどですが、4目図書館、郷土史料館費の、図書館、郷土史料館施設管理の15節、工事請負費でございます。図書館非常灯交換工事としまして2,808千円を計上しているところであります。これにつきましては、昨年、停電年次点検を行った際、館内非常用照明に不点灯等の機能不全が判明しましたので、建築基準法施行令の規定により改善の必要があることから、修繕工事を実施するものでございます。

 続きまして、221頁をお開き願いたいと思います。中段ほどですけれども、6項、保健体育費、2目、体育施設費の社会体育施設運営事業の15節工事請負費でございます。体育館正面窓枠補修工事としまして927千円を計上しているところでございます。これにつきましては体育館正面玄関入り口の窓枠の鉄骨の根元部分が腐食によりまして穴が開いている状態となっていることから、補修工事を行うものでございます

 続きまして222頁をお開き願いたいと思います。同じく2目、体育施設費のアイスアリーナ等施設運営事業につきまして、15節、工事請負費でございます。アイスアリーナの雨漏り改修としまして、屋根改修工事に49,580千円、除湿機1台分の交換工事としまして、1,523千円、冷却塔充填材の交換工事として3,060千円を計上しているところでございます。

 以上、教育費に関わる社会教育課関係の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

○委員長(奥秋康子) これから順次質疑に入ります。第10款、1項1目、教育委員会費、175頁から177頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村委員。

○委員(北村光明) 175頁の教育委員、教育指導幹人件費、これについてお伺いいたします。この構成の人数と、それから簡単な役割についてお教え下さい。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 教育指導幹の人数、それから役割というご質問でございます。教育指導幹については1名、学校教育課に在籍してございます。主に、小中学校の連絡調整、それから学習内容、教育内容の指導等にあたってございます。以上でございます。

○委員長(奥秋康子) よろしいですか。北村委員。

○委員(北村光明) 教育委員は4名でよろしかったですか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) はい、教育委員は4名でございます。教育指導幹の部分、若干補足をさせていただきます。清水町の教育の基軸として、しみず「教育の四季」という宣言をしてございます。その「教育の四季」の周知徹底という部分で保育所ですとか幼稚園、小中学校についても周知徹底の説明を担当させてございます。それから、教育相談等の業務についても指導幹の方で対応させていただいております。教育委員につきましては4名でございます。以上です。

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

○委員(北村光明) 基本的には例えば法的なことの裏づけとか、例えば教育実践の経験者であるとかという条件はあるのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 教育指導幹についてでございますか。教育指導幹につきましては道教委等の方針といいましょうか、その中で指導主事を置くことが望ましい、置きなさいというような通知といいましょうか、指導がございまして、清水町については教育指導幹という名称で雇用して、業務にあたっていただいているということでございます。

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

○委員(北村光明) 続きまして、14節、学校支援委員という、この役割を教えてください。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(大尾 智) 学校支援員につきましては、一般的には学校評議委員という言葉がおなじみかと思いますけれども、地域の方々に委員になっていただきまして、その方々からのご意見をいただきながら学校運営に生かしている。もちろん学校のほうから、学校の運営状況ですとか、年に3回会議を開きまして、ご説明しながらご意見をいただいて、それを学校運営に生かしているという、そのための委員さんでございます。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第10款、1項2目、教育振興費、177頁から182頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 中島委員。

○委員(中島里司) 182頁の高校の振興会の補助金、増額になっています。増額理由はいろいろあるのでしょうけれども、その説明の中で進学について力を入れていくという話です。これも大事なことだと思っています。ただ私が、前にもちょっと触れたことがありますけれども、定員割れした時に、町としてはどう対応するのだということ。それを思えば、町がもう少し積極的にその振興会、振興会にポンと補助金をあげて、あとお好きなようにと。ただ、振興のためによろしく頼みますよという程度で終わっているような気がしてしょうがない。それで私は増額になっているのは大いに結構だと思っています。その使い道として教育委員会、振興会に全てあれするのではなくて、こういうこともちょっと検討してください。そして清水高校に向かってくる子どもたちを一人でも増やしてください。というようなことをやはり教育委員会でちゃんと協議して、どこに重点を置くかと。町の高校教育の方針として、道立だからとは言っていられないのですよ。その辺も含めてどういう意図で増やして、どういう伝達をしているか。期待をして増額しているのかということで、何かあれば、教育委員会議でそういう協議がされたことがあるかどうか。定員を確保するためにどういうことをやればいいのだろうと、どういうことを考えればいいのだろうと、そういう協議というのはありましたか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 高校振興会の支援内容でございます。こちらにつきましては、まず町長部局といいましょうか、町長との意見懇談をする教育総合会議というものがございます。その中で、町長と教育委員との意見交換の中で、清水高校の振興についても協議をしてきた経過がございます。その後、教育委員会と清水高校と、次年度といいますか、30年度どのような対策をしていけばいいかという部分について逐一連絡を取り合いながら、連携をしながら検討をしているところでございます。

 今年度、次年度の新入学生に向けての状況についても、互いに情報共有をしながら分析等については高校のほうでやっていただきますけれども、今後合格者が確定した後の対応についても教育委員会と連携しながら、振興会、高校と一体となって進めていきたいと思っております。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) 次の質問になりますけれども、実は振興会で非常に高校に対していろいろな集いや何かも開いて、19年経って、もう20年ということだけれども、本当に素晴らしい高校になっているな、子どもたちが全く変わったなと、スタート時点から見たら。去年の集いで強く実感をして、嬉しく思っていました。そういう中で清水の公民館でやったからだめだというわけではないけれども、どうも今教育委員会がやっているのは町に、要するに内の中で、内輪でやっている傾向があるので、もうちょっと外に発信を、振興会と教育委員会がバックアップしながら、お金を出せばいいということではなくてバックアップしながら、やはり外に向けたPRをしなければ、割合を言う気はないけれども、実際には地元の生徒が全員来てくださっても、全員にならないのでしょ、今。そういう中にあったら他所から清水高校に行きたいという、そういうPRをもっともっと、学校で前の校長に聞いた時には、営業に歩いていたようだったけれども、それをもっともっと積極的にやってもいいのではないかというのをですね、なぜ改めて言っているのかというと、この振興会で予算が増えて、とんでもないところから、事実ではないと思っていますけれども、振興会の予算が増えたけれども、使い切れなかったからジャージでも買ってやるかというような、それは冗談だと思います。当然。そんな思い方をされていると。冗談でもそれはまずいなという思いの中で、やはり必ず補助金に伴った結果が出るような、教育委員会のほうも担当者だけではなくて教育委員会も町のほうも頑張ってもらいたい。その補助金を生かしてもらいたい。効果をあげてほしい。その手立てをもう一度、今一度やはり振興会も学校も高校も含めて、もちろん、中学校の校長方も交えて、教育委員会として方針を示して、やはり力強くバックアップして、ある部分ではお願いする部分もある。そういう体制というのを30年度、要するに31年度に向けてぜひ力を入れていただきたいと思うのですが、その辺は、まず協議から入るわけですけれども、今一度協議をより深めていただきたいと思うのですが、その辺の考え方はいかがでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) まず一点目といいましょうか、総合学科を語る集い、内輪的な開催ではないか、開催内容ではないかということでございました。一つの課題と考えておりますし、今年度開催した中では近隣町にもご案内させていただいて周知をさせていただいて参加者等についても募ったところですが、数名の参加をいただいたという状況でございます。 

 開催内容については高校、振興会の中で協議をしていきながら充実を図っていきたいと思っております。管外、町外への周知の部分ですが、大体大きく分けると3回に分けて管内の中学校を訪問しているという状況です。大体毎回、各回30校くらい、25校から30校を訪問して、清水高校の周知をしていると聞いてございます。それから、学校説明会につきましても6月から秋口にかけまして10数回ほど学校にお伺いしたり、清水高校で開催したりということで、清水高校の教育内容についてアピールをする説明会を開催をしているというところでございます。振興会の事務局として、教育委員会が携わっているわけですけれども、その中で補助金をどう使うのが一番効果的かという部分につきましては振興会、それから高校の校長先生、教頭先生ですとか、担当の先生なりとどういうかたちが効果的なのかということを協議しながら進めてございます。次年度におきましてもより今年度の入学者状況の発表を踏まえて、検討してまいりたいと思っております。以上です。

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

○委員(中島里司) しつこくなりたくないのですけれども、ぜひ来年度の子どもたちが本当に清水高校良しとして向かってきてほしい。その中で一つ、私が言ったから実行するしないということではなくて、前にも言っているのですけれども、進学といったときに、学校内で頑張るのと、少なくとも他所から連れてくるのは大変だから、管内にある畜大とか帯広大谷大学とかそういう所から、専門的な部分が清水高校へ来たら聞けると。習えると。お金がいくらかかるかちょっとわからないから、それは財政的なものがあるから私はどうしてもとは、ぜひとは言えないのですけれども、先生が来たら、優秀な子がいたら、多分引っ張っていくと思います。うちの大学へおいでと。2大学ほど清水高校へ来ているようですが。そこへ地元の高校生が何人行っているか知りませんけれども、やはり進学しやすい、そして高校にいても大学の先生のお話を聞ける。それも一つの学びの財産になると思っています。さっき冗談的にジャージ云々という話もありましたけれども、私は基本的に、ジャージだから云々ではないです。子どもの検定で補助したというのは、子どもがそれを検定して身につけたら一生の財産です。町でお金を出して清水高校で子どもたちが一生の財産を持てるようなそういう振興をしていくべきだと思います。その一つとして、今言った大学の進学しやすい条件、行きやすい条件というものをつくってやるのも、今やって、先生方が頑張っていただいているのは聞いていますけれども、もう一つそういうものも広げた中で、今一度検討材料の中に含めていただければと思っています。これで質問は終わります。方向性があれば、あるいは今後のことについてあればお答えをいただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 今、大学の教授等の招聘という部分のお話でございます。たしか、28年度だったと思いますが、東京大学の先生とのつながりがあって、清水高校の生徒たちとの共同授業というのでしょうか、研究というのでしょうか、そのようなことに取り組んだ経過もございます。その時々の先生とのつながりという部分もございますけれども、そういったようなつてを頼りながら、畜大も含めて先生に来ていただけるような取り組みを検討してまいりたいと思ってございます。以上でございます。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありますか。

 安田委員。

○委員(安田 薫) 177頁の選手等派遣費があります。これには教職員が入るのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長補佐。

○学校教育課長補佐(大尾 智) お答えいたします。これに関しましては、生徒について出しておりますけれども、引率者についても北海道の旅費の部分について、日当に相当する部分を助成しております。旅費については北海道のほうから引率旅費というかたちで出る部分がありますので、そういったかたちで行ってございます。

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

○委員(安田 薫) わかりました。次、178頁のスキー授業報償費なのですけれども、これはどのような報償の出し方をしているか教えてください。

○委員長(奥秋康子) 学校教育係長。

○学校教育係長(吉田寛臣) スキー報償費ですけれども、清水小学校の6年生が1回ありまして、御影小学校各1回、清水中学校が全学年各2回、御影中学校が全学年各1回になっております。引率者も含んでおりまして、スキーのリフト代ですとか、スキーのレンタル代も支給しております。

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

○委員(安田 薫) 学校の先生の引率だけで、この報償費は出しているのですか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育係長。

○学校教育係長(吉田寛臣) 学校の先生の引率は入っていないのですけれども、スキーのリフト代とレンタルスキーは入っているのですけれども、それ以外にスキー連盟の方にも協力を依頼しておりまして、その方にかかる報償ですとかスキーのレンタル、リフト代も入っております。

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

○委員(安田 薫) スキー授業は僕も、子どもたちが楽しんでいていいと思うので必要かと思います。しかしながら我が町はやはりアイスホッケーも取り入れているのかと思うのですけれども、アイスホッケーを授業に取り入れても、スクールバスで行って、無料で借りられたら全然お金はかかりませんけれども、この体育の授業とかそういう関係でアイスホッケーの利用状況は小中高はどのようになっていますか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) アイスホッケーにつきまして、授業で取り組んでいるのは御影中学校だけかと思います。清水小につきましては学校のグラウンドにリンクを造っているのでスピードスケートというかたちで取り組んでおりますが、アイスホッケーについてはそういう状況かと思います。

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

○委員(安田 薫) 清水小中は自分の所のリンクである程度の道具があれば、アイスホッケーができるということでよろしいですか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 清水小学校についてはそういうかたちだと思いますが、清水中学校については特にないと思います。

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

○委員(安田 薫) わかりました。それともう一つ、178頁の先ほど課長から説明があったのですけれども、コミュニティスクールのここに載っている以外、総額286千円と言ったのですけれども、今年、事業報償とあるのですけれども、事業はどういうような事業をやるのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 今年度取り組みを始めたのですけれども、いわゆる検討委員会という組織の設置までには至らずに、引き続きまた次年度検討するという予定をしています。事業報償につきましては検討委員会を立ち上げた後に講師の方に来ていただいて、研修的なものの開催を考えておりまして、その報償費と考えています。

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

○委員(安田 薫) 12月の定例会でもコミュニティスクールの一般質問があったかと思うのですけれども、僕はまだしっかりコミュニティスクールというものがどういうものか把握できていないのですけれども、清水町における小学校中学校のコミュニティスクールといったら、今の学校とどう変わっていくのでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) コミュニティスクールの制度については、法律の中で定められている部分としては、学校運営協議会というものを設置する学校がコミュニティスクールという名称になるというのでしょうか、制度となるとなっておりまして、その協議会の議決事項、役割、機能としては各学校の教育目標を承認をするということが一つ、これは必須でございます。そのほか、先生の体制について意見を述べるですとか、そのようなかたちの機能が、学校運営協議会の役割、機能となってございますが、大きな目的としては、学校の教育、学校の事業内容というのでしょうか、行っている活動について、地域の方がより多く関わりを持つというような組織、体制をつくるというのがコミュニティスクールの目的、目標になっていると思います。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。西山委員。

○委員(西山輝和) 高校振興費でちょっとお伺いしたいのですけれども、中島委員も言われていたのですけれども、やはりもう少し教育委員会として子どもたちを集める方法をもっともっと強力に進めていかないと、ほかの学校に負けてしまうのではないかと思うのです。やはり佐藤委員が言うように、一学級減ると8人も先生が減ってしまうわけですから、もう少し他所の町村みたいにあらゆる手段を講じて今一生懸命やっているわけですから。減らないうちにやはりもっと強烈に清水町をアピールしていくべきだと思うのですけれども。

○委員長(奥秋康子) 質疑ですね。

 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 清水高校の振興につきましては、教育委員会は清水高校振興会と一緒に取り組んでいるところでございますけれども、先ほどお話ししたとおり、予算の中で何が一番効果的かという部分を振興会、高校と一緒に協議をしながら進めてまいりたいと思っております。

○委員長(奥秋康子) 西山委員。

○委員(西山輝和) 振興会もよくわかるのですけれども、やはりもう少し積極的に教育委員会も関わってあげないと、振興会振興会といっても、私も高校のほうに関わってずっと見ていますけれども、なかなかそんな簡単にはいかないと思うので、やはりもっと町が積極的に関わって進めて押し上げてあげないとなかなか難しいと思うので、お願いします。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 今以上に教育委員会、それから町も含めて教育総合会議の中での議論等もございましたので、町も含めて関わりを強めながら進めたいと思っています。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありますか。

 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 質問というか確認です。181頁のコンピュータソフト等保守委託料というのは、この対象ソフトというのはどんなものでしょうか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(尾田和哉) ソフト保守委託料ですけれども、サーバですとかネットワークの関係の保守もございますが、学習支援ソフトの稼働状況ですとか、ウィルスチェックソフトの稼働状況等をチェックすることも含まれております。以上でございます。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) それではここから、質問に入りますけれども、ソフトの保守というのは要するに使いづらい部分を直してもらったり、不具合があったときに直すというものだと思うのですが、今言われたものでいくとソフトの保守というよりは環境の保守であって、こんな表現はふさわしくないのではないかと思うのですが、実際の話、昨年も同じような予算設定になっていますが、その実績として昨年こんな保守が行われたというデータはありますか。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(尾田和哉) ウィルスチェックに関わってですけれども、実際学校でウィルスが、メール等でよくついてくることがございますけれども、そういう検出をしていることがございます。そういう関連も委託している会社のほうで全てチェックしていただいて、そういう出たものをリストにしていただいたりしております。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) こんなことを言うのもなんなのですけれども、それレベルの保守で1,426千円というのはちょっと高いように感じるのですが、それはほかの業者も同じような保守を頼むとしたらそういうことになるのか、それともよくある随意契約というのですか、そこから外れられないものだから言いなりで払っているのか、その辺をはっきりさせて下さい。

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 学校教育課総務係長。

○学校教育課総務係長(尾田和哉) 保守の内容ですけれども、まずサーバの機械的なメンテナンスの面がございます。そして季節ごとに、夏休みですとか冬休みに集中的にメンテナンスをしてもらう時期を設けていただいております。そこでウィンドウズアップデートを全てかけて、全台かけていただいたりですとか、そういう作業も含まれております。それから、不具合があるごとに学校のほうに来ていただいております。実はこれがかなりの回数ありまして、そういうメンテナンスもいただいております。契約の方法としては随意契約で行っております。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 質問が悪かったのかわからないけれども、他社と見比べたことがあるのかという質問を入れていたはずなのですが。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 保守につきましては、例えば清水小学校のコンピュータのシステムといいましょうか、全体の導入の内容、それから中学校で導入させていただきましたが、先生方のパソコン、それから生徒用のパソコン、授業支援ソフトですとか、学習ドリルソフトですとかを含めたシステムとして導入をしているという状況がございます。そこの導入をした会社との随意契約でございますので、いわゆるシステム全体を見ていただくという中では、その会社と随意契約ができる、保守点検ができると考えておりますので、他社と比較をしてということはしたことはございませんが、その会社が一番適しているという判断で契約をしております。

○委員長(奥秋康子) 高橋委員。

○委員(高橋政悦) 最後ですけれども、それであれば、ほかの所管のところと同じようにシステム保守料と表記してくれれば、こんな混乱はなかったと思います。

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

○学校教育課長(斉木良博) 大変失礼いたしました。保守の内容としては以上のようなことですので、記載等について検討させていただきたいと思います。

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

○委員長(奥秋康子) 次に、第10款1項3目、教員住宅費、182頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) 次に、第10款1項4目、特別支援教育費、182頁、183頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

○委員長(奥秋康子) おはかりします。

 本日の委員会はこの程度にとどめたいと思います。これにご異議ありませんか。                    

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○委員長(奥秋康子) 明日は午前10時に委員会を開きます。

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

○委員長(奥秋康子) 本日はこれをもって延会します。          (午後4時24分)

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