平成30年度予算審査特別委員会(3月16日_水道事業会計)

○委員長(奥秋康子) これより議案第23号、平成30年度清水町水道事業会計予算、378頁、379頁、387頁から397頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 水道課長。

 

○水道課長(堀 秀徳) 水道事業会計の前年度と比較しまして、大きな増減等につきましてご説明申し上げます。

 387頁をお開き願います。1項1目、給水収益につきましては、水道料金見込額として6,161千円の減額です。

 2項営業外収益は、388頁、3目、長期前受金戻入が受贈財産評価額の減により4,545千円の減、3項、特別利益は、1目、その他特別利益として、災害復旧費国庫補助金がなくなり、166,960千円の減額です。

 次に、389頁をお開き願います。収益的支出である水道事業費につきまして、総額で207,876千円の減額です。1項営業費用のうち、1目原水及び浄水費につきましては、4節の委託料2,812千円の減、次に390頁、7節、修繕費、8節、動力費は実績等により増加しておりますが、10節、材料費は新規としまして第1浄水場ろ過砂購入費として810千円の増となっております。

 2目、配水及び給水費の、3節修繕費は、下佐幌系統の減圧弁修繕ほかの計上により1,499千円の増、3目、総係費につきましては、392頁10節、委託料で施設更新計画策定委託料等の終了によりまして、15,692千円の減、394頁、4目の減価償却費については有形固定資産減価償却費が2,064千円の減となっております。

 次に、2項、営業外費用は総額で13,037千円の減額です。395頁の3目、雑支出は災害復旧にかかる国庫補助金の減によりまして一括費用化分減により、12,427千円の減です。

3項の特別損失のうち、2目、その他特別損失は、水道施設災害復旧費は完了ですが、第2浄水場余剰水排水管路の復旧工事を計上しまして、186,100千円の減額です。

 次に、396頁、1款、資本的収入でございますが、総額で22,612千円の増額です。1項、企業債は機器更新工事増により25,400千円増、2項、工事補償金は5,421千円の増、3項、国庫補助金は補助工事費減によりまして、6,209千円の減、4項、出資金は一般会計出資金で2,000千円の減となります。

 次に、397頁、1款、資本的支出でございますが、総額で25,211千円の増額です。1項、建設改良費は総額で29,008千円の増額で、1目、施設費は配水管布設替工事は減ですが、浄水場の機器更新工事が増となり、差し引き26,969千円の増です。

 2目、営業設備費では、1目、メーター設置費のメーター取替え件数増により、2,039千円の増額です。2項、企業債償還金は、1目、企業債償還金減によりまして、3,797千円の減となっております。

 以上、水道事業の主な増減の予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) これから収入支出一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 397頁の資本的支出の配水管の布設替工事等々がありますが、大きな災害以降本管が凍結によって壊れて吹き出したとか以前はありましたけれども、この頃そういうことがないのですけれども、相当配水管を布設する工事が進行していてそういう心配がないような状況になっているのかどうか、この辺についてちょっとお尋ねをしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 水道課長補佐。

 

○水道課長補佐(野々村淳) 委員からご質問がありました配水管の老朽化についてかと思います。こちらのほうにつきましては、今、補助事業を用いながら重要給水施設については石綿管の更新、第1浄水場から町の中までの間についての配水管の工事のほうを順次行っていきます。ただ、老朽化につきましては、現在本町において40年、いわゆる水道管の管については約40年がこちらの寿命となっております。現在の延長でいけば約21キロメートルがこちらのほうの該当になってくるということになっております。また、今後こちらにつきましては順次増えていくと予想しておりますので、こちらにつきましては更新計画を策定しながら順次こちらのほうの更新についてやっていきたいと思っております。

○委員長(奥秋康子)  原委員。

 

○委員(原 紀夫) わかりました。浄水場等を以前見せていただいた際に、砂を替えたりする所がありますよね。今回は砂を替える工事があるのですけれども、あの中にある機械というのはまだ健在というか、古いものを大事に使っているというのか、その辺はどうなのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 水道課長補佐。

 

○水道課長補佐(野々村淳) 砂取機、サンドスクレイパーと申しますが、そちらのほうの機械につきましては、ご承知のように年々老朽化しておりまして、その都度修繕を行いながら延命措置をとりながらなんとか使っていきたいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 これで議案第23号、平成30年度、清水町水道事業会計予算の審査を終わります。

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317