平成30年度予算審査特別委員会(3月16日)

○委員長(奥秋康子) ただいまの出席委員数は11名です。定足数に達しておりますので、これより本日の委員会を開きます。(午前10時00分)

 

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○委員長(奥秋康子) 昨日に引き続き、一般会計予算、教育費の審査を行います。

 これより、第10款、2項、1目、小学校管理費、183頁から189頁までの審査を行います。

 質疑ありませんか。

 安田委員。

 

○委員(安田 薫) 184頁の13節、スケートリンク運営管理報償なのですけれども、御影小学校、清水小学校、平等に500千円ずつですか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長補佐。

 

○学校教育課長補佐(大尾 智) 今年度につきましては1,100千円ということで予算化しておりまして、御影小学校リンクは昨年度から400メートルということで大きさを大きくしておりますので、それに関わって経費も増えているということで、新年度については100千円御影小学校のほうを増やしているというかたちでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 安田委員。

 

○委員(安田 薫) 増やしていただいて、今大きなショベル等で除雪等はできるので楽にはなっているのですけれども、農家のボランティアの父兄の方はやはりけっこう距離の遠い所から除雪に来たり、いろいろな仕事をしていますので、よろしくお願いしたいと思います。それにしてももうちょっと上乗せができなかったかどうかは、新得、鹿追、芽室に比べると、町営リンクとしてしっかりとした会社に委託したり、そういう感じですので、もうちょっと上乗せはできなかったかどうかをお伺いします。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 上乗せの部分につきましては、経過としましては清水町も町営リンクがあって、行政改革の中でそれぞれの学校リンクの造成をお願いしたという経過がございます。毎年度、それぞれの造成会から決算と報告をいただいてきておりますけれども、現状では、御影につきましては100メートル大きくしたということで経費的に厳しいという報告がありましたけれども、それぞれ500千円と600千円の中でやっていただいているという現状がございますので、今のところ増額の部分についての考えはございません。以上でございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第10款3項1目、中学校管理費、190頁から194頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第10款3項2目、スクールバス管理費、194頁、195頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 口田委員。

 

○委員(口田邦男) スクールバス待合所の借上料について予算を計上してあるのだけれども、これは既にもう撤去が終わっているはずなのだけれども、どういうことなのか。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) 待合所撤去の関係でございますけれども、借上料の関係でございますが、全部の箇所ではございません。待合所の撤去、全部の箇所ではなくて、利用者がいる部分10箇所分の借上料、1件5千円で、50千円計上させていただいております。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) ちょっと説明がわかりませんが、当然待合所は無くすということなので、全部去年のうちに撤去して、借上料はなくなるということだったはずなのだけれども。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) 全体で民有地の待合所、借地料を支払っていますのは18箇所ございました。その中で利用者のいない所について撤去するということで報告させていただいたところで、まだ残り10箇所については利用者がいるということで、利用者の見込みがなくなった段階で順次撤去していきたいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) この待合所は全て無くすということだったでしょう。最終目的は。待合所のある所と無い所とあるのだから。待合所がほしいけれども作ってくれと頼んでも、いや待合所はこれから作る計画はありません、無くしますということだったから、それならば公平的に、無くすならみんな無くしなさいと、無くしますということではなかったのか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) スクールバスの待合所についてです。今センター長から申し上げましたとおり、全体で18箇所程度ございまして、そのうち利用者がいない部分が8箇所ぐらいございました。そのスクールバスの停留所については撤去するという考えでございます。今町民の利用もございますので、高齢者等の利用もありますので、現在スクールバスの待合所があり、利用者がある部分については継続して残すということでございます。あと、子どもたちの入学状況に応じてコース、乗降所を定めているというのが現状でございますので、新たな部分について固定的にスクールバスの待合所を設置するという考えを持たないということで、新しい部分については設置をしないという考えでございます。以上でございます。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男)  どうも私の感覚とは違っていたものだから、今ある待合室については今利用しているから、撤去しないということなのだよね。それはいいけれども、新たにほしいのだけれどもそれは作りませんと。あるからずっと継続するのだけれども、新たに必要な所には作りませんと。そこら辺のちぐはぐの考え方はどうかと思ったものだから、撤去するならみんな公平に撤去しなさいと。利用しているからずっと残すのではなく、町の所管としては撤去するよと。そしてどうしても利用するのだったら無償対応で分ければいいでしょう、個人の方々に。そして維持管理してもらうというような方法をとらなかったら、ある一部だけは町で維持管理して、あとは知りませんと。そんなちぐはぐなやり方はどうかと思うので、今質してみたのですけれども。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) スクールバスの待合所、これまでの経過もございました。新たな部分についての設置の考えについても先ほど答弁させていただいた考えでございます。今現在ある部分についてはこれまでの考えと同様に継続して借上料を支出していくという考えでございます。それ以外の部分について、例えば新たに設置をしたら、そちらはボランティアでとなると、公平ではないかたちになりますので、教育委員会としては公平な対応をしたいと考えておりますので、現状の考えで継続したいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) この件については後ほどまた話し合いたいと思います。納得したわけではございません。次、町民バス。どのくらいの利用があるか。

 

○委員長(奥秋康子) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) 29年度の運行実績でございます。今のところ12月までの集計しか手元にございません。運行稼働日数につきましては12月末現在で63日、延べ利用人数は1,469人の方にご利用いただいております。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) 63日、63件あったと、その中で町民の福祉に関する利用度というのはどれくらいありましたか。

 

○委員長(奥秋康子) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) 正確な資料を持ち合わせていませんので、正確な数字は申し上げられないのですけれども、地域振興会等の利用が5団体くらい。老人クラブ等の、連合会も含むのですけれども、こちらの利用が、連合会の部分で複数回、単位老人クラブは年1回しか利用を認めていないのですけれども、老人クラブ連合会のほうは、年3回ということで利用を認めております。計10回までいっていない、8回くらいの利用だったと記憶しております。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) そういうことなのですよ。利用しているのは、たった8回か10回。多くても10回くらいしか利用していないのですよ。福祉のために。そのほか何に利用しているのか。私の調べるところによれば、選手の送り迎え、学生のアイスホッケーだとかいろいろあるよね。選手の送り迎えに使っている。そして一般に使うのには日帰りでないとだめ、300キロ以内でないとだめだといろいろ規制があるのだけれども、そういった送り迎えは、たとえ10人くらいでも1泊で送り迎えして帰したり、大会の場所が遠くだったら1泊になりますよ。そういった送り迎えに利用している。利用するのはいいのだけれども、ちょっと外れてやいませんかということです。もうちょっと福祉のために利用するような制度ならわかるけれども、単なる送り迎えに使うがために町民バスを置いてあるのはちょっと違うのではないかと思うのだけれども、どうですか。

 

○委員長(奥秋康子) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) 今の質問なのですけれども、平成17年頃に社会教育バスと併用で町民バスを運行することとなっておりまして、実際は社会教育事業に利用される部分が多数ございます。先ほども言った町民バス等の関係で、利用しづらいという部分で利用が伸びないという部分もあろうかと考えておりますので、社会教育事業として使われる場合は制限を設けていないところもございますので、その整合性を検討させていただきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) わかるようなわからないような説明だけれども、きまりはきまりだから仕方がないのだけれども、町民バスなのだから、送り迎えは10人そこそこでも1泊でもどんどん行きますよ、やりますよ、町長の決裁があればいいのだということになっているから、町長が認めればいいということになっているのだからいいのだけれども、そのほか一般に使うのには、20人以上でないとだめだとか1泊はだめだよとか、300キロ以内はだめだとか、そういう規制を設けて使いづらくしているわけだ。本当は使いたい。老人クラブでも行きたいのだけれども20人なんていないから利用できない。かたや堂々と10人そこそこでどんどんと利用して、かたや利用できない。ちょっと不合理ではないですか、変ではないですかというのが僕の言うこと。町長どう思います。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。町長。

 

○町長(阿部一男) 詳しい利用の状況については、正確に把握していない状況があったのですけれども、新年度の予算の中に老人クラブ、例えば連合会が実施する1泊の部分についてはいろいろ要請もありましたし、私としては認めてそういう予算もこの中に計上しているところでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 口田委員。

 

○委員(口田邦男) わかりました。非常に使いづらいというのは間違いないので、町長の意向に沿ってなるべくどうぞ利用してくださいというような方法をとっていただきたいと思います。以上終わり。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。質疑ですのでお願いではなくて、あくまでも。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 更に利用が促進されるよう、せっかくこうやって設けているのですから、利便性も含めて考慮していろいろな福祉関係も更にできるようなかたちで持っていきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) バスの関係で、長持ちをさせてしっかりと大事に使ってもらおうという観点から、車庫分の水道料が124千円計上されていますが、塩カルが絶えず撒かれたりして車の下部の寿命というのが相当短くなっているという状況にありますが、スクールバス関係全般を通して日々毎日、下部を含めて洗車をしているのか。1週間に1回2回としているのか。この辺はきまりがあるのかないのか。洗ってもよし洗わなくてもよしなのか。この辺はどうなっているのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) 洗車に関しましてはきまりはございません。1週間に3回等のきまりはございませんが、車両を使用貸借して適正な管理の下でスクールバス等を運行していただく関係で、適宜洗車等をしてもらっている状況でございます。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) スクールバス8台、町民バスを入れて9台ありますよね。124千円となっているものですから、一般的な家庭で水道料使うと4、5千円かな。丁寧にやれば。こんなもので終わるのかという疑問を持ったものですから。というのは町民から自分の車は毎日きれいに洗っているけれども、スクールバスはちゃんと洗っているのかと言われたものだから、前も発言したことがあるのだけれども、昨日も総務課長にも言ったのだけれども、町の公用車を含めて、やはり自分の車同様に使ってもらわないと困ると言っているのと同じように、スクールバスについても長く使ってもらう、大事に使ってもらうという観点から、そちらは担当者として目配せをして「きれいに使えよ」ということを絶えず言ってもらったほうがいいのではないかと、こう思うのですが、どうですか。

 

○委員長(奥秋康子) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) ご意見のとおり、平成24年の更新計画でバス更新を図らせていただきましたので、ご指摘のとおり、適切な管理、指導の下、管理していきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 所長の考えておられる適切な指導管理というのはどういうことを言われているのか。もうちょっと詳しく。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) 普段の管理につきましては委託会社のほうで管理しているのですけれども、私も毎日通勤しておりますので、その際に確認する、また車両が戻ってきた際に確認させていただくということで、もし汚れ等の不都合があれば指導して管理していきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款4項1目、幼稚園管理費196頁から199頁の審査を行います。質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款5項1目、社会教育総務費199頁から202頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款5項2目、文化振興費202頁から204頁の審査を行います。質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款5項3目、文化会館費204頁から206頁の審査を行います。質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 206頁の中ほどにあります、工事請負費の文化センターの大規模改修工事の関係で若干長くなると思いますけれども、お尋ねをさせていただこうと思います。私どもの委員会で所管事務調査を行って、その中で指摘をしたりいろいろしているわけでありますが、私も4、5年前、文教委員長の際に文化センターについてはつぶさに、屋根裏までは行きませんでしたけれども、しっかりと見させていただいて報告をした思いがございます。今回耐震工事を含めて3年4年かけましたけれども、今年から改修をするということで提案をされておりますが、この中で特に私どもの委員会の中でも指摘をしております、会館のホールの関係で3億何千万円もお金をかけて改修をするということがありましたので、その部分について相当厳しい意見も委員会の中でも提起しましたし、逆に全員がそういう意見を言っているわけではありませんけれども、一部の委員はこのままやってもらっても結構という意見もありました。私実は今年で12年目なのですけれども、そのようなことは今までしたことはないのですけれども、財政関係の職員、財政の責任者、文化協会関係の職員等々から個別にいろいろとお尋ねをさせていただいて、議会の中でそう長々と言うわけにはいかないということで、理解できる部分があればということで話を聞かせていただきました。非常に苦労されて、いかにこの分について減らすかと。減らして町民が納得するようなかたちで改修をするかということを相当苦労されているなということは財政の係含めて私は理解をしたところでございます。

 従いまして、私が今日お尋ねをしたいのは、当初12億円程度の改修費で改修をしようとしていた部分が現在8億5千万円ということになっておりますが、このことについて私が聞くまで12億円もかけようと思っていたとは、私は知らなかったので、そのことについていろいろと今日はペーパー2枚にわたって長々といろいろな面からお尋ねをしようと考えていたのでありますが、一連の話を統一して聞かせていただいて納得ができた。やはり文化会館の改修関係についてホール無しで外してやるということはなかなかできないと。この中でしっかりと対応してくれているという感じはいたしました。

 そこで、お尋ねをさせていただきたいのは、一番私が懸念しているのはホールの関係で、改修後に今までのような使用方法ではまずいという思いを常々持っておりましたので。

 というのは昨年3度ほど大ホールに行ったことがあります。最後の分は涙が出るほど素晴らしい第九絡みの農民管弦楽団の合唱がありまして、座るところがないくらいの素晴らしいものでした。このことについて、私は社会体育の職員の方の活動はあまり把握をしておりませんでしたけれども、まさに昼夜を問わずすごい活躍をしたと思って敬服しているところであります。したがって、この部分について改修後、どういう計画を持って町民の納得するかたちにしていこうとされているのか。案がありましたら説明を願いたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。社会教育課長。

 

○社会教育課長(神谷昌彦) 今いろいろお褒めをいただきましてありがとうございます。今文化会館の管理につきましてはホールの技術部門につきましては文化振興係が中心となって行っております。ほとんど11月以降につきましては毎週休み無く週末に行事を行いまして、それに向けて平日から舞台のセッティング、あるいは演出等準備を進めているところでございます。

 ご指摘のとおり会館の大規模改修が終わった後、そういった文化振興事業、そういったものの充実を図るのかということだと思うのですけれども、それにつきましては、今ご説明しましたとおり、文化会館のホールの管理という部分に文化振興係の業務が大半を割かれているという状況がございます。まだ確定はしておりませんけれども、構想としましては文化会館大規模改修終了後、そういった舞台演出等、舞台の管理につきましては、民間の技術を持っている業者等に委託をし、文化振興係につきましてはその部分を清水町の文化の振興ですとか、新たなそういった芸術文化鑑賞の事業の企画等、力をそちらのほうに移して充実させていきたいと考えてございます。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) わかりました。改修後ステージも素晴らしくなって、音響効果もしっかり表れる中で、今課長の言われた方向に向けて最大限努力をしてほしい。そのことによってより町民も理解をして、先ほども申し上げましたように第九の流れを引き継いで小中学生が前段でしっかりと合唱をしたようなああいうステージを見せられるように努力を願いたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(神谷昌彦) 今ご質問にありましたとおり、そういった町民の方がより多く感動していただける、納得していただけるような事業展開に大規模改修後努めてまいりたいと考えております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 北村委員。

 

○委員(北村光明) 私も文化センター大規模改修工事についてお尋ねしたいと思います。3点ほどあります。まず所管調査の中でいただいた資料の中にありまして、特定天井改修の関係でございますけれども、天井裏のぶどう棚、それから吊り枠補強天井面にネット設置とあるのですが、ネット設置というのは、例えば吊り下げている照明器具が落ちないように支えるものなのかどういったものなのか。どこにこのネットを配置するのか説明していただきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) 委員お尋ねの、特定天井改修にかかるネット設置の関係でございますが、天井裏の屋根の補強はいたします。これは耐震改修の指摘事項でございます。それに伴い、ぶどう棚の補強も行います。これは天井の石膏ボードが脱落しないための考慮・配慮、そういった施工の目的です。さらには落下防止対策、落下しても退避、逃避時間を稼ぐ等の目的で、ネットを天井の石膏ボードの上に被覆する形で張り付けるような施工方法でございます。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) ネットの意味合いというのが、決して安い物ではないと伺っているのですけれども、落下物というのは天井の落下物ということでしょうか。吊り下げている物の落下物ということなのでしょうか。そこら辺がちょっとわからないのですが。

 

○委員長(奥秋康子) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) その件につきましては何度も設計会社、さらには建築係サイドとも協議したところでございますが、天井には様々な物が吊られてございます。例えば照明器具、ダクト、排気ダクト、さらにはスピーカー等もございます。それらの落下防止ではなく、石膏ボード、平米2キログラムほどある石膏ボードの脱落防止策として全面被覆をするというような施工でございます。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) それは表から、そのネットが張られている状態が見える状況なのでしょうか。絵というか写真というかそういうものが無いので、想像の中でいろいろお聞きしている部分があるのですけれど、そこら辺はどうなのでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) 業者の方からサンプルをいただきました。2メートル四方程度の物でございました。ほかに方法はないのかという協議も行いましたが、今の時点ではそのものしかないというお答えをいただいております。ネットはグレー、灰色地で2センチ四方ほどの目地がございます。張り付ければさほど違和感は無いとは説明を受けましたが、実際に張り付けてみないとどういうものかは私どももうかがい知ることができません。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) もう1点お聞きします。エレベーターを設置するということで、そのエレベーターは内部のほうで設置するので、今ある公民館のほうの第2研修室を改造するということになるとお聞きしたのですが、どういう状況になるのか。今のスペースより狭まってしまうのではないかと。今までのような使い方ができるのかどうかをお聞きしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) エレベーターの設置でございますが、エレベーターは管理事務所横の廊下から、役場庁舎側の西側の廊下からせり上がり、2階の、委員おっしゃる第2研修室と呼ばれる円卓の会議室の横に昇降する予定であります。部屋の利活用については影響のないよう設計しております。今の座席数が減るですとか、そういったことはございませぬが、エレベーターの構造上、2~3平米ほどの壁のせり出しがあることは考えてございます。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) 外部にエレベーターが設置できないのかということもお聞きしたのですが、かえって費用が高くなるということなのですけれども、いくつかの業者に聞いて選択された中でそういう決定というか、考え方を固めるに至ったのだと思いますけれども、そこら辺をもう少しお話いただけませんか。

 

○委員長(奥秋康子) 文化振興係長。

 

○文化振興係長(佐藤一成) エレベーターの設置については、何度も専門家、または建築係とも協議をいたしまして、設置の案を4案ほど作った経過がございます。その中でも、管理事務所に近く、子どもたちへの監督もしやすく、さらには2階の往来に合理的な場所ということで、その4つの案の中から選びました。さらには費用の面も考慮いたしながら、決めた結果でございます。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) もう1点お尋ねします。この費用の財源の捻出にあたって、当該の常任委員会のほうでも財源についていろいろ心配してきたところがありまして、どうなっていくのだろうかという話がありまして説明を受けたのですけれども、なかなか理解できない部分があって、過疎対策事業債を活用するということが後でわかったのですが、このハードというか建物とかだけではなくて、過疎対策事業債というのはソフト関係についてもそういったものを活用できるという情報を得ることができましたので、先ほど原委員のほうから強調されていましたようにハードだけではなくてそれを支えるソフト的な面でやはりきちんとしたものを示す必要があるのではないかと。管内でいきますと幕別町だとか音更町という大きなそういった施設を持っているところがありますし、そういう所にはセンターなりを運営するにあたって、町民がつくっている組織、いわば町民劇場みたいなものがあって、興行なんかを、どういった興行をやるかとか協議したりして活動しているようなのですけれども、そういった方向で今ひとつ新しく改修した後、維持するための考え方なりを持っていらっしゃったらそこら辺をちょっと説明していただきたいと思うのですが、いかがでしょう。

 

○社会教育課長(神谷昌彦) そのソフト事業に過疎債が利用できるのかということは把握していないのですけれども、その辺につきましても有効な財源を活用しながらやっていくように検討したいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款5項4目、図書館・郷土史料館費、206頁から210頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款5項5目、中央公民館費、210頁から212頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村委員。

 

○委員(北村光明) 中央公民館費のところで中央公民館費事業報償費の中で、公民館講座講師謝礼、高齢者学級講師謝礼、それから今年初めてではないかと思うのですが、マイプラン講座開設報償ということが新設されています。総額で見るとあまり変わっていないようにも思うのですけれども、何か考え方が変わったのか説明していただきたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(野々村徹) 委員ご指摘のマイプラン講座開設報償でございますが、昨年までは、公民館講座講師謝礼の中に実はこの金額が含まれておりました。これが意味合い的に講師の謝礼というよりは、マイプラン講座、ご存知かとは思いますけれども、新たな学習講座を開設する意欲のある方々を後押しするという目的で、平成26年度からつくられた事業でございますけれども、その部分を明確にするために平成30年度当初予算におきましては予算科目を分けた中で計上させていただいているところでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) 1講師あたり例えば5千円くらいとすると6万円ですからけっこうな数になると思うのですけれども、想定として1講座に許容できるのは1万円くらいと考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育係長。

 

○社会教育係長(野々村徹) こちらの部分に関しましては、規定を設けてございます。1回の講師謝礼は5千円を限度とさせていただいております。回数につきましても4回を1講座あたり上限としておりますので、1つの講座に2万円が実質の上限ということになります。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款5項6目、御影公民館費、212頁から214頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款5項7目、地域学習施設費、214頁から217頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款5項8目、農村環境改善センター管理費、217頁、218頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款6項1目、保健体育総務費、219頁から220頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款6項2目、体育施設費、220頁から223頁の審査を行います。質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) アイスアリーナの関係で、工事請負費の関係でお尋ねをさせていただこうと思います。議員それぞれお分かりだと思うのですが、今回の屋根の改修、5千万円近いものを入れているわけですが、この屋根につきましては平成21年に塗装工事をした際にも私のほうから雨漏りどうのこうのという話がありましたので、その際にそれを兼ねて補修をしたはずなのですが、どうしてこんなに雨漏りがするのかと不思議でならないところがありまして、普通一般的に見て、ドーム型、ああいうものが簡単に雨漏りをするというのは設計ミスなのか、非常にそこが疑問に思っておりまして、ここに5千万円もの大金を投入するというのは、どうもそこが納得がいかない面がありますので、このことについてもう少しいろいろな方法があると思うのですけれども、そういうことではなくて、年数が経っているから雨漏りがするのだというのか、この辺はどういう分析をして、5千万円を投入しようとされているのか、ここにちょっとお答えをいただきたい。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育課長補佐。

 

○社会教育課長補佐(高橋英二) 委員ご指摘のとおり、アイスアリーナについては平成4年建築になりまして、21年に雨漏りにより屋根塗装を行ったところです。その後雨漏りが24年に発生しまして、今回屋根の改修ということになりました。通常、ほかの公共施設もそうですけれども、屋根については大体10年程度で雨漏りをしてくるということであります。今回の施工方法につきましては、平成21年の場合、屋根塗装というかたちで行っていたのですが、今回については平成24年から雨漏りがありまして、その後雨漏りが激しくなったということで、現状ではアイスアリーナの屋根から作業足場というのですか、キャットウォークにかけてビニールを張ってそこから雨漏りの水を流しているという状況です。全面にそれが張れるわけではなくて、現状としては雨漏りでリンクに雨が落ちているということです。今回の施工方法としましては、今のアイスアリーナの屋根の上に新たに屋根を被せるというような施工方法でございまして、通常の板金というか、そういう屋根ではなくて、構造用鋼板を張った上に塩ビの防水シートを施している部分であります。塩ビの防水シートについて施したことによってできるだけ防水効果を高めて、今後長い間雨漏りが起きないようなかたちで施工しようということで建築サイドともいろいろ話した結果、今回そういうような工法で実施するということになりました。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 今聞いて驚いたのですけれども、一般的に10年で雨漏りするという話を聞いて、えーっと思って、多分大方の人はそう思っているのだろうと思っているのですけれども、普通の一般の民家であっても、30年経とうが40年経とうが全く微動だにしない、雨漏りなんてしませんよ。そしてましてや軒下も全く無い、かまぼこのような所で雨漏りが、工事をして2、3年くらいですぐ出ると。どうしてこんなに雨漏りがするのかについて担当課として、こうだというものを何か考えたことはあるのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 社会教育課長補佐。

 

○社会教育課長補佐(高橋英二) 雨漏りの関係なのですが、アイスアリーナについては鉄骨造りということでございます。屋根が板金というかそういう形で施していたのですが、やはりアイスアリーナについては夏も利用しているということがありまして、その板金のつなぎの部分とか、そういう部分で伸縮という部分があると思います。板金ですから。その部分でそこから雨水が染み込んできてそういうかたちになったと。いうことも一つの理由ではないかと分析しております。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫)  塩ビも活用して、今回は工事を行うということなのですが、先ほど一般的には10年と言われましたが、今回この工事をすることによって20年30年と持つのか持たないのか、この辺はどうですか。

 

○委員長(奥秋康子) 答弁を求めます。

 社会教育課長補佐。

 

○社会教育課長補佐(高橋英二) 今回の塩ビの施工につきましては、保証期間が10年ということになっています。その後につきましては、状況を見ながらメンテナンスをかけていって、管理していきたいと考えてございます。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 実は一昨日テレビを遅くまで、森友学園かけそば含めて11時から始まった番組をしっかり見てしまいまして、それが終わった後に12時からクレイジージャーニーという番組、初めて見たのですけれども、がありまして、ニュース23という番組なのですけれども、北極探検家が南極を単独で走破をして非常に話題になっております。そりを自力でひいて、補給をしてもらわないで北極点でなくて南極点まで到達したということで、この方、鷹栖町に住んでいる方で、前回、清水町の町長選挙のときに応援に来てくれた方でありまして、私も長々と話をしたことを思い出したのですけれども、この方が走破している途中で清水のアイスアリーナのような形の倉庫があったのです。そこが映ったときに、黒い色だったのですけれども、ひらひらひらとなびいていたから、塩ビか何かわからないのですけれども、瞬間に5千万円もかけるのだったら、こういうもの、安いものがあれば、年に1回ずつ張り替えてカラフルに色を変えたりすると相当華やかなアイスアリーナになるのではないかと、こんなことも年寄りのひらめきで考えたりしたものですから、んっと思ったのですけれども、一般的に保健福祉センターと老人保健福祉センターの解体をすると言っている所がありますよね。普通農家さん含めて工事があったときには工事現場でよく青色のシートが使われていますけれども、応急処置としてはああいうものも相当長く持つと思うのですよね。穴が開かない限り。大きなものをだーんと1枚被せて1年おきに交代しても5千万円投資するということになったら今言われた10年保証なんてものではないのではないかと考えたものですから、そんなことは考えたことはありませんか。ないだろうな。どうでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育課長補佐。

 

○社会教育課長補佐(高橋英二) 今のお話のようなことは考えたことはございません。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 私が5千万円に厳しい意見を言っているのはアイスアリーナ、この屋根の工事を終えてこの後お金がかからないということであれば心配ないのですけれども、これからまだまだいろいろかかると。既にこの10年くらい、私の調べたところでは7千万円くらい今まで修理含めてかかっておりますので、そういうことを考えると、それこそ副町長、知恵を出すとこの間言っていただきましたけれども、もうちょっとこう知恵を出してうまくできないかと。これからアイスアリーナに金がかからないのならいいのですけれども、これからまた相当出費するだろうと。教育委員会サイドもうなづいておりますから、相当かかるのだと今思いますけれども、こういうことを含めて考えると、何か良いものがないかということで、そういうものもあったと。全国津々浦々いろいろな会社、塩ビの会社含めて大きなもので、シートで安いものはないかというぐらいのことは一つくらい聞いてもらってもいいのではないかとこんなことを考えたものですから、こういう話もさせていただいたのですけれども。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(神谷昌彦) 今いろいろお話をいただいたのですけれども、この工法につきましてもいろいろ、二転三転していろいろな工法を検討してまいりました。設計部分等でいろいろ協議をして、より一番長く持つ工法ということで今回予算を計上させていただきましたので、ご理解いただきたいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 中島委員。

 

○委員(中島里司) 221頁の15番、工事請負費。これは課長の提案、予算計上の説明の中で、何か金属部分が腐食して云々という話、私は最近行っていないので、入り口なのだろうと思いながら、要するに金属部分が腐食して補修が入るということは、危険な状態ですよね。考えによったら。今年気が付いたわけではないと思うのですが、いつ頃からそういう現象に気づいていたのか。というのは、いろいろな部分でこちらのほうでは耐震とかいろいろなことを言って、こちらのほうは気がついたらそのままずっと。結局今のは、僕は心配、話を聞いていて気になったのは、もし地震がきたら、上の部分がどういうふうに、ちょっと構図を思い出せないので、支えはあまり関係ないものなのか、柱がなくなっても関係ないのか。その辺がさっきの説明から聞くと非常に不安を感じたのです。その辺について、いつそういう状況を知って、今年の予算に計上ということになったのか経過をお聞きしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育課長補佐。

 

○社会教育課長補佐(高橋英二) 委員のご質問の、体育館のロビーの正面玄関横、窓の鉄骨の部分です。これについては以前から腐食の部分はあったわけですけれど、今回NPO体育協会の方から腐食がひどくなっているというお話がございまして、建築の担当者と一緒に見に行きまして、今のこの腐食の部分は、安全性が保てないということで、今回鉄骨の腐食の部分に対してL字のアンカーを両端から、そういう形の修繕で対応したところです。

 

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

 

○委員(中島里司) たまたま、内容を詳しく云々というあれで、この場で私は勉強しようとは思っていませんので、流れさえ分かればそれはある程度了解というのか、理解はできる部分はあろうかと思います。今のお話ですと、NPOが言ってこなかったらやらないのだという裏返しで聞ける。だから少なくても担当者として、館を、数あるから大変かもわからないけど、巡回して一通りやはり状況というのを把握しておく必要があるのではないかと。その結果予算的に、今年は無理かもわからないけれども、予算というものは要求するべきものですからね、担当課。付ける付けないは理事者の判断だから。付けないで壊れたら理事者の責任だから。予算要求しなかったら担当者の責任だから。それが行政の流れだと思う。ですから、現場からこないからということではなくて、やはり定期的に、1年に1回でもいいと思うので、施設だからころっと変わるとは思えないから、やはり1年に1回くらいコミュニケーションを図る。現場に行って管理委託している団体、これはそんなに数があるわけではないから、聞き取るという前向きな発想というのは、こういう状況が出たときに感じていないのかどうかということ。今後の対応ということでお聞きしたい。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(神谷昌彦) 指定管理者の体育協会の方とは、体育館のほうに定期的に行って話を伺っているところではあるのですけれども、おそらくそちらのほうも金額がかかるということで、なかなか言いづらい部分もあるのかと思います。そういうことも含めまして確かに古い施設でございますので、そういった体育館の修繕等も含めまして、今後より一層連携を図りながら協議しながら対応にあたっていきたいと考えております。

 

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

 

○委員(中島里司) 今課長からお答えいただいた本筋はそういうことです。今たまたま、言葉尻をとるのではないのだけれども、その辺を詰責しておきたかったのです。金がないから予算が厳しいから話がないのではないかと、それは違うのです。それはそう相手に思わせたということ。もしそう思っているとしたら。それは日頃からそんなもの予算が無いからできるわけがないという担当者とのやりとりがあった可能性がある。勘繰りだよこれは。相手が予算あるとか無いとかなんてNPOが考えることではないでしょう。現場見ていろいろコミュニケーションを図ったときに、そこで協議ではなくて、いや、その程度は我慢できるでしょうと、その場で塞いでいたのではないかという疑いを僕は感じます。私は情報を得ていないので的確ではないですよ。どうも今のやりとりから、今回も今年ではなくてなぜ去年とは言わないです。これはさかのぼってもしょうがないので。やるときにやればいいのだけれども、どうもそれを言う者があって、今までなんとか自分たちでやりくりしてきて、いよいよになったのかともとらえられる。そういう部分でほかにもう1点あるのだけれども、それをもう一度、やはり話しやすい環境にあるのかということを確認させてもらいたい。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(神谷昌彦) 決してこちらから予算が無いからできないと申し上げたつもりではございません。必要な分については対応しなければ安全性の面もありますのでその辺は十分考慮して対応してまいりたいと考えております。

 

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

 

○委員(中島里司) 休憩時間も気にしながら喋っております。修繕に関わるのですけれども、今の流れの中でたまたま補佐が、本当に軽い判断をしたと。屋根の寿命、10年なんていうのは初めて聞きました。そういう判断をしているのであればほかの施設、10年単位で総点検して何か対応をしているか。そういうことを簡単に、数値的に示すのはいかがなものかと思うのです。ということは体育館の、去年かな、すごく雨漏りをしていた。直せとは言っていませんよ。近い将来建て替える計画が出てくるのだろうと思っていますから。その辺について、その辺の把握はしているのでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(神谷昌彦) 先ほどの10年なのですけれども、10年で雨漏りがするというわけではなくて、施工した後10年が保証期間ということになりますので、これはメンテナンスなりしていけばもっと長く利用していけると考えておりますし、実際体育館のすが漏り等についても把握しております。この体育館のあり方、施設のあり方については今後検討しなければならないのですけれども、そういった面については十分把握しているところでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 中島委員。

 

○委員(中島里司) それで今、いろいろお話させていただきました。体育館の建て替えという文言がどこにも最近出ておりません。これについて、私は積極的にいろいろなアリーナの修繕とか、お金はかかるけれども、やることはやってもらわなくてはならないと思っています。我慢できるところは町民も我慢していると思います。体育館についてはやはり不特定多数の方が、開館しているときほとんど0ということはないと思います。あそこは特に利用度が。昼間から。そういう中にあって、特に声が出ていないようにも私は思っているのですけれども、建て替えについて。伝わっているか伝わっていないかわかりませんけれども、僕は出ていないような気がする。あまり強く。それはいずれは建て替えてもらえるのだということで待って、今の施設で自分たちのスポーツ。体を鍛えたりいろいろな技を鍛えたりしていると思います。だから意外と声を出していない。それで軽んじてもらっては困るので。文化センターも計画から4年経っているわけです。やりましょうかと言ってから。体育館はまだやろうという正式な話がないわけですから、30年に次の年からやろうかと言ったら、31、32、33、34ですね。で、35年から着工、今の文化センターの流れから言って、35年くらいから着工。そうしたら、本当に大丈夫なのと。さっき言った、鉄が腐って、雨漏りは担当者の人、たぶん前に行った時はさっき言ったブルーシートを中に張ったりビニールで雨漏ってきている水を一箇所に集めて汲み取ったりしている状況を見たけれども、結局は体育館の建て替えについて、今言ったような、教育委員会として上部局とどういう協議を今後進め、スケジュール的に、それはスケジュールですよ。世の中そのとおりにいかないものもあります。だけど全く表に出てきていないというのはいかがなものかということで、その質問、教育長は答えなくてもいいかな、担当課長としてもし何か感じていることがあったら、将来、今後の計画的なもの、今正式なものではないと思いますが、担当課長としてこうできたらいいという思いだけでもいいのですが、その辺があったらお答えをいただいて私の質問を終わりたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 社会教育課長。

 

○社会教育課長(神谷昌彦) 今ご指摘のありました体育館につきましては、おそらく町内で一番古い施設になってくると認識しております。話が出ていないかというと、スポーツ推進委員会の会議ですとかではやはり出てきております。正直、ご承知のとおり、建て替えるとなってもすぐ来年からというわけにはいかないとなっておりまして、今教育委員会の社会教育で考えているのは、時期的なことは何年かと明確には申し上げられないのですけれども、平成30年度からはそういったスポーツ推進委員あるいは体育団体等のお話を伺いながら、どんなかたちになるかはこれから検討なのですけれども、近い将来の建て替え等に向けていろいろお話をいただきながら検討していきたいと考えてございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第10款6項3目、学校給食管理費、223頁から228頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 北村委員。

 

○委員(北村光明) 224頁役務費、51節食品検査手数料とありますけれども、51千円。この食品検査とはどういった内容のものなのか教えてください。

 

○委員長(奥秋康子) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) こちらにつきましては給食材料等に異常があった場合、検査機関に依頼して結果を求めるものでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) そうしますと食品の、例えば異物混入とかいわゆる感染に関わるようなもの、事象が起きた場合はこういったものを活用して検査するということで理解してよろしいですか。

 

○委員長(奥秋康子) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) そのとおりでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) 厚生文教常任委員会の所管調査の中で給食センターを今年木村前委員長のもと、行ったのですが、給食センターにも訪問させていただきました。その中の委員会報告にもありますけれども、29年度は4件の異物混入事例があったということなのですけれども、以前は異物混入があった場合、新聞報道も含めていろいろそのことに対しての報告なりがあったと思うのですけれども、29年度4例と言っていますからその前の年はどうだったのかもわかりませんけれども、そういった報告はちゃんと教育委員会なり教育長のところまで届いているのでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 異物混入につきましてはそれぞれ学校から給食センターに報告をいただき、その後教育長にも報告しておりますし、教育委員会の会議等の中でもお知らせをしているところでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) そういった場合、軽微なものについては例えば行政報告なら、議会に対する全員協議会の中での報告をしなくてもいいという判断がなされたことはあったのでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 異物混入につきましては職員の危機管理マニュアルというものを定めています。いわゆる危険物と、非危険物というものがございますので、そのマニュアルに定めた危険物については行政報告等の中でお知らせしなければならないのかと思いますが、非危険物についてはいわゆる軽微なものだと思いますので、報告をしていないという状況でございます。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) 報告しなくてもいいような事例であったということですか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) そう判断しております。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) 異物混入事例というのは実際に発生した場合は大体は少人数の事例になると思います。ところが、実は私は高校を卒業して公衆衛生を学んできた人間で、病院に就職したときに衛生検査技師という職種でずっとやってまいりました。その中で衛生管理、食品に混入する有害微生物による食中毒事件だとかそういうことをどう防止していくかの中で、病原菌の前に、通常の標準的な衛生管理というものが大事だと理解しています。そういった軽微な事例があるということは、リスクマネージメント上、ハインリッヒの法則といいまして、軽微なインシデントが30例あったら、必ず1例の重大な事故の中にそういった軽微なものが含まれていると言われています。その中でいきますと、ある意味そういうことがあったということは前段の部分での管理がやはりマニュアルはあったにしても維持できていないということの認識が必要ではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) 給食のほうに関しましてマニュアル等で定めておりますが、現実に事故を起こしたということで意識を徹底させるよう、研修の充実を図ってまいりたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) マニュアルがある部分は大丈夫ということではなくて、マニュアルに沿ってやっていた結果がどうであったか、そういった事例がどういった程度あったかインシデントだとかそういう管理が必要だと思います。その辺のところがやはりなされていないのではないかと思ったのですが、なぜそういうことを言うかというと、いずれそういうことを続けているとより重大な事象の発生要因に、背景になってしまうということで、もし有害微生物による食中毒事件が起きたときにはセンター化している所は広範な事例になってしまいますので、危惧する部分があって質疑させていただいています。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 日常の給食調理業務の中でそれぞれの調理員がどう意識をするかということだと思います。センター長のほうから話をしましたマニュアルというものを作っておりますが、その徹底とその内容を実際の行動に移していくという部分、それから今北村議員が言われたようないろいろな細菌等もございますので、そちらについては専門的な研修等も充実をさせながら対応していきたいと思っております。あと、意識づくりの部分につきましては、給食の調理の部門ごとにそれぞれ担当者を決めまして、中でも2人体制であればどちらかが主の責任者ということでより衛生管理に意識を持つような体制をつくっております。そのようなことで、給食について異物混入、食中毒事故の無いような提供をしてまいりたいと考えております。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) 今、給食センターに関わる問題ですけれども、保育所だとかそういった所にもあるわけですけれど、トータルとして清水町が関与している所管している部署で、そういった統合的に考えて監督する部門はどこにあるか、お聞きしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 衛生管理の面でどこが統括的に総監するのかというご質問かと思いますが、それぞれの担当部署において責任を持って処理させていただいているところでございます。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明) そういった場合、もしどこかの一部門でそういうものが起きたときに、関連する、例えば、ある小学校で起きた場合は中学校にもそういうことがあったというアナウンスというか注意喚起というものはどこでされるのかということをお聞きしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 給食センター所長。

 

○給食センター所長(石津博徳) 例えば小学校で事故が起きたということであれば、給食センターに一報が入り、ただちに口に入るものですから各学校へ事例報告しまして、その時給食を止めるかどうかを判断の上、報告させていただいております。以上です。

 

○委員長(奥秋康子) 北村委員。

 

○委員(北村光明)  学校給食に関与するところはそうなのですけれども、例えば保育所の場合は学校給食でそういうことが起きた場合は、言わば知らされなくてもいいという認識でよろしいですか。

 

○委員長(奥秋康子) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(斉木良博) 異物混入だけではなくて例えばノロウィルスですとかそういった部分かと思います。一昨年ですか、御影中学校でノロウィルスに感染したということがありました。その場合に小学校ですとか保育所、兄弟等もいますので関連をしたりします。そういった細菌に応じて、例えば保育所のほうに連絡をしながら情報共有をするということはやってございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 これで教育費の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) ここで休憩をします。   (午前11時20分)

 

○委員長(奥秋康子) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時35分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより第11款、災害復旧費、229頁の審査を行います。担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) 特にないようですので、それでは質疑に入ります。

 第11款、1項、1目、道路橋梁災害復旧費、229頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、災害復旧費の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより、第12款、公債費、230頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 12款公債費につきまして、若干ご説明をさせていただきます。頁数230頁で1目元金と、2目の利子、合わせまして635,937千円で前年比142,649千円の減となってございます。ここで、借金の指標となります実質公債費について若干ご説明をさせていただきます。

 すでに、議員の皆さんご承知のことと思いますが、実質公債費率につきましては一般会計の標準的な収入が借金の返済にどの程度充てられたかを示す比率でございます。3年間の平均で数値となりますが、平成28年度の決算では6.9%で前年度比で、1.0%を下回ったところでございます。平成29年度の決算におきましては、前年度と同程度と見込んでおります。今後の起債発行額につきましては公共施設の更新とかそういったかたちで起債の発行が増加してくる傾向になってくることから一時的に上昇を見込んでいるところですが、将来的に大きな財政負担を残さないように十分な公債費の管理をして健全財政を維持していきたいと考えてございます。

 

○委員長(奥秋康子) 質疑に入ります。第12款、1項1目、元金、230頁の審査を行います。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第12款、1項2目、利子、230頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

これで、公債費の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより、第13款、諸支出金、231頁から235頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 13款、諸支出金、行政費におきましてご説明申し上げます。1項1目行政費におきまして前年度比2,699千円の減額となってございます。主な増減要因といたしましては、非常用電源バッテリーの更新3,040千円、高圧受電設備の改修2,839千円の計上がありますが、昨年ありました臨時職員の退職報償費とか、エレベーターの改修経費、更に庁舎の窓の水切り改修工事等々の大型の改修工事が終了したことによりまして、トータル的に2,700千円程度の減額となってございます。

 以上、ご審議よろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) 質疑に入ります。第13款1項1目、行政費、231頁から234頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 西山委員。

 

○委員(西山輝和) 11番の需用費で電気料金が4,784千円となっているのですけれども、昨年より大分下がっているのですけれども、どうしてでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。

 

○総務課長補佐(鈴木聡) 庁舎の電気料につきましては一昨年より電気の自由化に伴いまして新電力の導入を図ってございます。毎年度1年契約としまして入札を行った上で業者を決めて、供給業者を決めた結果がこの予算となってございます。

 

○委員長(奥秋康子) 西山委員。

 

○委員(西山輝和) わかりました。北電ではなくて売電で買っているということで。今年度どこかほかに増やすようなことは考えていないのでしょうか。

 

○委員長(奥秋康子) 総務課長補佐。

 

○総務課長補佐(鈴木聡) 新電力につきましては一昨年より庁舎、公共施設で高圧受電をしている施設、約20施設は全て新電力を導入しております。今後の課題としては低圧電力、一般的な家庭電力等々については今後検討していきたいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第13款、2項1目、基金費、234頁、235頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで諸支出金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより第14款、予備費、236頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで予備費の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより第15款、災害費、237頁から239頁までの審査を行います。

 質疑に入ります。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 建設課長。

 

○建設課長(高橋覚史) 15款、災害費における建設課で計上いたしました関連予算につきましてご説明いたします。

 237頁をお開き下さい。1目、公共土木施設災害復旧費、19節10の道営道路橋梁災害復旧事業負担金432,486千円につきましては、清水町で公共土木施設災害復旧事業の査定を受けた北海道が行う、ペケレベツ川災害復旧助成事業の河川改修に合わせて実施する、橋梁整備の負担金として北海道に支払うものです。

 次に、238頁をお開きください。3目、公共施設災害復旧費の15節では、日勝展望台トイレ取水口等の災害復旧工事費として、3,569千円を計上しております。

 以上、建設課に関わる災害費予算の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) 農林課長。

 

○農林課長(小林 進) 災害費のうち農林課所管の関連予算についてご説明させていただきます。

 238頁、2目、農林施設災害復旧費、15節、工事請負費、10番、農地・農業用施設災害復旧工事、821,265千円でございます。第1回臨時会で債務負担行為を議決いただきました排水路復旧工事23工区分の779,714千円のほか、平成29年度に発注いたしました排水路工事の繰越工事分、11工区分が主な内容でございます。

 以上、農林課に関連する説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) 水道課長。

 

○水道課長(堀 秀徳) 水道課の所管いたします災害復旧予算についてご説明いたします。

 237頁から238頁、2目、農業施設災害復旧費のうち農業用水施設災害復旧工事の補助債分は29年度予算繰越分で終了いたしますが、通水までの仮設水源維持、撤去費用及び石山調整池完了通路水処理工事費を8,000千円計上し、325,200千円が減となっております。

 以上が水道課所管の災害復旧費となってございます。ご審議よろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) 総務課参事。

 

○総務課参事(小野寺佐千輝) 災害費のうち、災害復旧消防施設分についてご説明させていただきます。

 238頁から239頁をお開きください。3目15節、工事請負費ですけれども、ペケレベツ川第2取水口解体工事、2,490千円についてです。これは平成28年に発生した台風10号で被災した防火用水の第2取水口を廃止することに伴い、解体するものであります。

 次に、19節、負担金、補助及び交付金ですけれども、ペケレベツ川第1取水口災害復旧事業負担金12,433千円、これにつきましては台風10号で被災しましたペケレベツ川第1取水口の導水管復旧工事を行ったところですけれども、導水管の補強工事が必要ということになりまして、施設を共用し工事を実施する、ホクレン農業協同組合連合会に工事費総額を年間取水許可賦課料で案分した算出した額を負担金として支払うものです。ご審議のほどよろしくお願いします。

 

○委員長(奥秋康子) 質疑に入ります。

 第15款、1項1目、公共土木施設、災害復旧費、237頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に第15款、1項2目、農林施設災害復旧費、237頁、238頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第15款、1項3目、公共施設災害復旧費、238頁、239頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第15款、1項4目、水道施設災害復旧費については、繰出金のみの予算ですので、水道事業会計で審査を行います。

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第15款、2項1目、災害応急費、239頁の審査を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) これで災害費の審査を終わります。

 これをもって、一般会計歳出の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) ここで休憩します。     (午前11時49分)

 

○委員長(奥秋康子)休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時00分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 一般会計予算、歳入等の審査を行います。

 第1款、町税、13頁、14頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 税務課長。

 

○税務課長(小林秀文) 第1款、町税の概要についてご説明を申し上げます。町税の総額につきましては10頁になりますが、歳出歳入予算事項別明細書総括表に記載のとおり、1,206,062千円と前年度に比べまして、993千円の減となっており、総額といたしましてはほぼ同額の計上となっております。

 次に、13頁をご覧下さい。個人町民税につきましては、過去5年間の課税実績等を基に432,900千円、前年度に比べまして12,000千円の増額計上となりました。このうち、所得割額414,000千円につきまして、所得区分のうち給与所得分が313,000千円、農業所得分が86,000千円として計上をしております。

 次に、法人町民税につきましては大型法人3法人、その29年度の法人税割額の納付状況等を勘案いたしまして、均等割を40,000千円、法人税割を40,000千円と見込みまして、前年度に比べまして5,000千円の減額となりました。

 次、2項、固定資産税につきましては、評価替えの基準年度ということで、評価替えによる減を見込みまして総体として8,000千円の減額となりました。

 3項、自動車税につきましては、近年中の取得、廃車の移動と同等に見込みまして、前年度同額といたしました。

 4項、町たばこ税につきましては、平成29年度の申告実績を基に前年度に比べて300千円の減として計上をいたしました。以上、町民税見積もりについての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで町税の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 次に、第2款地方譲与税、15頁、第3款利子割交付金、16頁、第4款配当割交付金、17頁、第5款株式等譲渡所得割交付金、18頁、第6款地方消費税交付金、19頁、第7款ゴルフ場利用税交付金、20頁、第8款自動車取得税交付金、21頁、第9款地方特例交付金、22頁、第10款地方交付税、23頁、第11款交通安全対策特別交付金、24頁、以上第2款から第11款までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) それではこれから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで第2款、地方譲与税から第11款、交通安全対策特別交付金までの審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) ここで休憩します。     (午後1時04分)

 

○委員長(奥秋康子)休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時06分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 第12款、分担金及び負担金、25頁の審査を行います。担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) それではこれから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、分担金及び負担金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)第13款、使用料及び手数料、26頁から29頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) それではこれから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、使用料及び手数料の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 第14款、国庫支出金、30頁から32頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) それではこれから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、国庫支出金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)第15款、道支出金、33頁から37頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、道支出金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 第16款、財産収入、38頁、39頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば、説明を願います。

 

○委員長(奥秋康子) それではこれから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 財産の売払収入の関係ですが、不動産の売払い収入等について今年は若干あるのかと思いますが、傾向として今後増えていくのか減っていくのか現状のようなかたちでいくのかということになると、どういう流れなのでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 財産収入の今後の増減の関係でございますが、本年度につきましては町有財産の売払収入のかたちで、不動産の売払収入で、12,545千円を予算計上させていただいております。これにつきましては林野から払い下げていただきました、林野から財務省に一旦途中で財務省から払い下げていただいた宅地について売払を予定しているというようなかたちから12,000千円の売払収入の計上をさせていただきましたが、例年におきましては特に大きな売払というのは今後予定しておりませんので、変わりなく進んでいくかと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 消防庁舎の跡とありますけれども、今年あたり新年度も含めて私が以前お伺いしたときに、病院の絡みで何か建つような傾向があったのですけれども、動きがあるのかないのか。もしなければ早期に売買するという傾向にあるのかないのか、この辺はどうでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 旧消防署の跡地利用の関係ですが、現在のところ表立ったというか、これといった計画というのはございません。以前、医療機関の方からそういった申し出もあったのですけれども、それが実際に計画段階で上がってきているかというとその段階にもまだ至っていないのが現状でございます。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 現段階で動きがなしとすれば、確認をする必要があるのかもしれませんが、動きがなくてそのまま遊休地だとかそういうことではなくて、売払の方向だとか町有施設を建てるというような方向が何がしかのものがあれば別ですけれども、早く動かしたほうがいいのではないかと思うのですがどうでしょう。

 

○委員長(奥秋康子) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 今総務課長から特段動きはないという話をさせてもらいましたが、以前に、2年前に、医療機関のほうから大きなといいますか、計画はありました。ただ、そこら辺がまだ実際に具体化していないようでございます。いずれにしましても、これからどうするかということにつきましては、話を1回、おおまかな計画は聞きましたので、その確認をしてからどうするかということについて検討していくことになるかと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 初めてそういう話を聞いたので、ちょっとあれなのですけれども、中身について詳しくは全く言えないのかもしれませんが、例えばこういう業種でとか、その程度までは言えますか。

 

○委員長(奥秋康子) 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 正式な申し出とかそういうことではございません。口頭での話ですけれども、近くの医療機関から建て替えをしたいという話で、ただ、計画が平面図あたりもできたようですけれども、今見直しをかけているという話をいただきました。それが現実に近くなってから再度相談をさせてもらうという話で終わっております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 これで、財産収入の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 第17款、寄付金、40頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) それではこれから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、寄付金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 第18款、繰入金、41頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、繰入金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 第19款、繰越金、42頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

 (「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、繰越金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 第20款、諸収入、43頁から46頁の審査を行います。

 担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明願います。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 口田委員。

 

○委員(口田邦男) 諸収入の御影診療所の関係。今年最終年度になるのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 保健福祉課長。

 

○保健福祉課長(青木光春) 御影診療所の整備資金貸付金の収入でございますけれども、これにつきましては昨年の9月の定例会におきまして、御影診療所内において歯科部門をつくるということで、そのことにつきまして若干の猶予、今まで毎月毎月償還していただきましたけれども、昨年の11月から今年の10月、1年間を猶予しております。この予算につきましては、今年の11月から年明けの3月の分でみております。実際に償還が終わるのは今年ではなくて、まだ数年かかるということになってございますけれども、5年程度かかりますけれども、今回の予算については猶予した期間を除いての予算の計上ということになってございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 これで、諸収入の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 第21款、町債、47頁、48頁の審査を行います。

担当課長に申し上げます。特に説明を要するところがあれば説明を願います。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、町債の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 地方債、1項、第2条、8頁、第2表の審査を行います。

 特に説明があればお願いをします。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、地方債の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 繰越明許費、1項、第3条、9頁、第3表の審査を行います。特に説明があればお願いをします。

 これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、繰越明許費の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 一時借入金、1項、第4条の審査を行います。特に説明があればお願いします。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、一時借入金の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 歳出予算の流用、1頁、第5条の審査を行います。

 特に説明があればお願いします。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、歳出予算の流用の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 以上で議案第19号、平成30年度、清水町一般会計予算の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) ここで休憩します。(午後1時20分)

 

○委員長(奥秋康子)休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時22分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより、国民健康保険特別会計、関連条例の審査をします。

 議案第15号、「清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」を審査します。

 それでは、改正内容を説明願います。

 町民生活課長。

 

○町民生活課長(松浦正明) 議案第15号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、ご説明申し上げます。

 例規集は第2款、4251頁から登載されてございます。本条例の改正理由につきましては、平成27年5月に持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険等の一部を改正する法律が成立し、本年4月より国民健康保険の広域化、つまり、都道府県単位化となる法の改正に伴う諸規定の整備と、広域化に伴う改正でございます。

 改正内容につきましては、大きく2点ございまして、市町村で行う国民健康保険の事務及び国民健康保険運営協議会の規定の改正と保険給付の一部であります葬祭費の支給額を、道内統一単価とするため、葬祭費支給額を改正するものでございます。

 改正箇所につきましては議案説明資料として配付しております2頁の、国民健康保険条例の一部改正の新旧対照表をご覧いただきたいと思います。まず1条及び第2条につきましては、法改正により、国から示された条例参考例に準じて改正しておりますが、国民健康保険法第11条の改正に伴い、都道府県単位化による市町村の事務、及びその運営に関する協議会の位置づけの規定を整備するものでございます。

 これによりまして、第1章の章名、第1条の見出しや本文中を「この町が行う健康保険の事務」とするものでございます。第2条におきましても法の改正に伴い、表記方法の改正や、それに伴い協議会の名称を定めるものでございまして、第2章の章名を「市町村の国民健康保険の運営に関する協議会」とし、第2条の見出しを「市町村の国民健康保険の運営に関する協議会の名称及び委員の定数」と定め、第2条の各号列記以外の部分を「市町村の国民健康保険の運営に関する協議会の名称は清水町国民健康保険運営協議会(以下「協議会」という。)とし、委員の定数は次の各号に定めるところによる」と改めるものでございます。

 また、第9条は葬祭費について規定をしておりますが、都道府県単位化による葬祭費の支給額を道内統一単価に改正するもので、第1項中の葬祭費の額を1万円から3万円と改めるものでございます。附則としまして、この条例は平成30年4月1日から施行するものでございます。

 以上、議案第15号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について提案理由の説明とさせていただきます。よろしくご審議のほどお願いします。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、関連条例の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより議案第20号、平成30年度清水町国民健康保険特別会計予算、259頁、266頁から297頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 町民生活課長。

 

○町民生活課長(松浦正明) 国民健康保険特別会計に関わりましてご説明申し上げます。予算書の259頁からでございます。予算の総額は1,354,000千円で、前年度に比べ192,000千円の減額、率にして12,4%の減となっております。予算の構成、内容につきましては、今年4月から始まる国民健康保険の都道府県化に伴い、大幅に予算の構成が変わっております。

 260頁、261頁をお開き下さい。まず、歳入予算の構成でございますが、下段のとおり、国庫支出金、療養給付費等交付金、前期高齢者交付金、共同事業交付金の款がなくなっております。これは、都道府県化により国庫支出金等の一部を除く公費は原則北海道が収入することとなります。また、北海道は国費や各市町村からの国保事業費納付金などを基に、各市町村の保険給付費の財源として道負担金である保険給付費等交付金として10分の10交付されることになります。

 次に、262頁、263頁をお開きください。歳出予算の構成でございますが、これまで市町村が支出してまいりました後期高齢者支援金等、前期高齢者納付金等、老人保健拠出金、介護納付金につきましては、北海道が取り扱うこととなります。市町村は新たに、医療給付費や後期高齢者支援金等、さらに介護納付金にかかる経費負担分を第3款の国民健康保険事業費納付金として北海道へ納付し、北海道から必要とする保険給付費と交付金を受け、第2款の保険給付費を支出することとなります。以上が歳入歳出の予算の大まかな構成でございます。

 北海道におきましては、広域運営事業としまして、北海道国保運営方針を定め、保険料負担の公平な支え合いを検討してまいりました。このたび、国民健康保険事業費納付金の算定がされ、それを基に予算を計上したところでございます。この納付金を支払うための財源としましては、保健基盤安定繰入金や北海道の特別交付金などの財源、更に現行保険税率による国民健康保険税の収入を推計したところでございます。

 結果としましては、被保険者の負担軽減策としてこれまでの一般会計からの法定外繰入額の範囲であること、今後の課税限度額の見直しが予定されていること等を勘案し、本年度は保険税の税率の見直しを見送ったところでございます。

 266頁をお開きください。以上により、第1款の国民健康保険税につきましては、被保険者数の減少等により現年課税分と滞納繰越分を合わせて、333,900千円を見込んだところでございます。

 267頁の2款、道支出金につきましては、保険給付費等交付金の保険給付金にあてる普通交付金として855,528千円、保険者努力支援分など特別交付金として12,097千円を見込んでおります。

 269頁でございます。4款の繰入金につきましては、一般会計繰入金と基金繰入金を合わせ、全体としましては151,649千円となり、前年度より17,511千円を減額しておりますが、特に一般会計繰入金の6節、その他一般会計繰入金・・・。申し訳ございません。繰入金の関係については初日に訂正させていただいた件で、一般会計繰入金につきましては今年度149,132千円、国民健康保険繰入金につきましては本年度予算が2,517千円と訂正させていただきますのでよろしくお願いします。

 6節のその他一般会計繰入金につきましても当初と数字が変わっておりますけれども、22,427千円を減額し、修正後で42,573千円としたところでございます。

 次に、歳出でございます。277頁の第1款、総務費につきましては、下段の委託料35番、診療報酬明細書点検委託料としてレセプトの過誤等の点検の委託費としまして、2,333千円を見込んでおります。

 次、280頁をお開きください。2款の保険給付費につきましては、過去の医療費実績や被保険者の減少から、2款全体で48,573千円の減額の見込みを立てたところでございます。

 284頁をお開き下さい。5項の葬祭費につきましては、先ほど条例改正で説明いたしましたが、現行1件1万円の葬祭費を3万円として予算計上しているところでございます。

 次に、285頁から287頁でございます。3款の国民健康保険事業納付金につきましては、北海道が算定しました額を基に見積もっており、大きく医療給付分、後期高齢者支援金等分、介護納付金の3つに分かれておりますが、総額で453,869千円を計上しているところでございます。

 最後に、国保会計は本来、国保税や北海道などの各種交付金などで運営されることが望ましいかたちでございますが、被保険者の負担軽減のため一般会計から繰り入れさせていただかなければならないことについて引き続きご理解をお願い申し上げます。

 以上、国民健康保険特別会計に関わっての説明とさせていただきます。よろしくお願いします。

 

○委員長(奥秋康子) これから歳入、歳出一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 今回の国税改正によって道のほうに集めてまた町のほうに戻してくるというかたちになるのですが、全体を通して今までの事務と今後の事務を比較すると楽になるのか、かえって負担になるのかを教えてください。

 

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長補佐。

 

○町民生活課長補佐(青沼博信) 今のご質問で、広域化になることによって、事務が楽になるのか繁雑になるのかというご質問ですけれども、今予算でご説明申し上げましたとおり、広域化に伴って国庫支出金等の事務がなくなります。その分については軽減になりますので、事務が少なくなります。

 ただ、広域化となることによって今、被保険者の資格の異動ですとか、管理の事務が北海道と二重といいますか、清水町の保険者としても管理いたしますし、北海道としても被保険者の資格の異動等の管理運用をすることになるものですから、その辺の事務の調整などが増えたり、今、納付金の算定の事務などが新たに増えてきますので、少なくなる事務もあれば、増える事務があるのも事実でございます。

 個人的な感想になるかもしれませんけれども、今のご質問の答えから申し上げますと増えるというのが実感の事務の担当としてのお答えとさせていただきます。

 

○委員長(奥秋康子) 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 私は減るのかと思ってお尋ねをしたのですけれども、増えると担当者が言っておりますので、増えるとなると今まででもそう暇ではなかったと認識をしているのですが、大丈夫ですか。

 

○委員長(奥秋康子) 町民生活課長補佐。

 

○町民生活課長補佐(青沼博信) 大丈夫ですかということでご心配をいただいたのですけれども、今これから制度が始まって、まだまだ見えていない事務、4月から、それから8月からも、これから制度改正が予定されております。本当に制度改正になって、事務、それからこれからいろいろな電算システムも変わってきますので、私、先ほど増えるのではないかということでお答えはさせていただいたのですけれども、あくまでも予想の範囲ですので、できる限り被保険者の方のために努力してまいりたいと思いますので、何とかやっていきたいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 これで、議案第25号、平成30年度清水町国民健康保険特別会計予算の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより、議案第21号、平成30年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算、314頁から324頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 町民生活課長。

 

○町民生活課長(松浦正明) 後期高齢者医療特別会計に関わりまして、若干ご説明させていただきます。予算書は309頁からでございます。予算の総額は166,200千円で、前年度に比べ220千円の増額予算となっております。

 314頁をお開きください。歳入の1款、保険料につきましては、特別徴収、普通徴収合わせて106,030千円とほぼ前年度並みとなっております。

 次に、316頁、3款の繰入金につきましては、後期高齢者医療広域連合納付金の共通経費分の増などにより、前年度に比べ1,977千円の増額となっております。以下の歳入につきましては前年度と同様となっているところでございます。

 次に320頁をお開きください。1款、総務費につきましては中段下の委託料、31番、システム改修委託料としまして、国の補助事業として保険料軽減特例の見直しに伴うシステム改修で、594千円を計上しております。また322頁2款、後期高齢者医療広域連合納付金につきましては電算処理システムの機器更新による共通経費分の増等により、前年度に比べ1,059千円の増となっております。以下の歳出について、前年度と大きな違いはございません。

 以上、後期高齢者医療特別会計に関わっての説明とさせていただきます。よろしくお願いします。

 

○委員長(奥秋康子) これから歳入、歳出一括して質疑を行います。

質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで、議案第21号、平成30年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより、介護保険特別会計関連条例の審査をします。議案第16号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを審査します。

 それでは、改正内容を説明願います。

 保健福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(横山美貴子) 議案第16号、清水町介護保険条例の1部を改正する条例につきましてご説明させていただきます。

 例規集では第2款、4551頁からになります。

 改正内容につきましては、介護保険法の改正により3年ごとに見直しを定められております介護保険事業計画において、3年間の保険給付費及び地域支援事業費の推計に応じた保険料の基準額を定めることとなっており、本町においても高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画策定委員会において審議していただいたところです。

 第7期の介護保険料事業計画の中での3年間の給付の見込額なのですけれども、報酬改定や消費税増税等から3年間で3,191,000千円、第6期の見込額より1.07%の増を見込みました。併せて地域支援事業のほうなのですけれども、191,000千円で第6期の見込額より、地域支援195,000千円で1.7%の増額を見込んだところでございます。この見込額から算出されました保険料を軽減するため、今年度末残高約40,000千円予定の準備基金のうち、31,500千円を取り崩すこととして、これにより算定されました本町の介護保険料月額基準額については5,600円となります。第6期の5,100円から500円の増額となったところでございます。

 増額となった理由といたしましては認定者が増えていることも挙げられますが、40歳から64歳までの第2号被保険者の対象者が年々減少傾向にあることから、65歳以上の方の負担割合が22%から23%に増えたことと、介護報酬の改定が大きな要因となっていると思われます。

 この基準額の変更に伴いまして、平成30年度から平成32年度までの各段階の年間保険料が改定されるため、清水町介護保険条例の一部を改正するものでございます。

 事前にお配りしております議案説明資料の3頁の新旧対比表の表をご覧いただきたいと思います。

 まず、第2条第1項において、第7期期間であります30年度から32年度の段階につきまして、第6期同様の9段階でございます。段階は変わっておりません。各段階には基準保険料に保険料率をかけた年間の保険料となります。第1号に掲げる方については基準額の0.5倍、第2号、第3号に掲げる方につきましては基準額の0.75倍、第4号に掲げる方につきましては0.9倍、第5号の方が基準額そのままということになります。第6号に掲げる方が1.2倍、第7号に掲げる方が1.3倍、第8号に掲げる方が1.5倍、第9号に掲げる方が1.7倍の保険料となり、ご覧のとおり改正後の保険料になるということで改正されます。

 併せて、第2条第2項を新たに加える改正につきましては、第6期の介護保険料から低所得者の方について公費を投入した保険料の負担を軽減することとなりましたが、消費税増税が未定のことから、国の指示により第1号に掲げる者に対してのみ前項の規定に関わらず本来の保険料の0.5倍を0.45倍とした軽減賦課を実施するため、軽減後の30,240円とするものです。

 この後、第3条以下の改正内容につきましては、実質的な内容の変更を伴うものではなく、文言等の整理による改正でございます。

 なお施行月日につきましては平成30年4月1日からとし、経過措置として平成29年度以前の年度分の保険料につきましては、なお従前の例によるものと附則において規定いたしました。

 以上、提案理由とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いします。

 

○委員長(奥秋康子) これから質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで関連条例の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより議案第22号、平成30年度清水町介護保険特別会計予算、335頁、341頁から367頁までの審査を行います。担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 保健福祉課参事。

 

○保健福祉課参事(横山美貴子) 介護保険特別会計につきまして、特に説明が必要と思われる点につきましてご説明させていただきます。

 まず341頁をご覧いただきたいと思います。歳入の保険料でございます。全年度当初予算と比べまして23,109千円とかなり多い数字となっておりますが、先ほどの条例改正において説明させていただきました、保険料額の改正により増額となったものでございます。平成30年度の第1号被保険者につきましては、3,426人と見込んだところでございます。

 次に、343頁をご覧いただきたいと思います。3款の支払基金交付金ですが、前年度当初予算より減額となっておりますが、負担割合、先ほどもご説明したように、第2号の方の負担割合が28%から27%に下がったことによる減額となったものでございます。

 続きまして、歳出のほうをご説明させていただきたいと思います。まず、352頁をお願いいたします。352頁から359頁の各介護サービス保険給付費につきまして、本年度の給付実績の伸びと介護報酬の改定を考慮して見込んだ予算額となっております。

 次に、361頁をお願いいたします。361頁、地域支援事業につきまして、2目の介護予防事業費につきまして、前年度当初予算より比較して15,699千円の増となっておりますが、これにつきましては高齢者を支えるサービスの提供として本年度から実施いたしました、介護予防日常生活支援総合事業における介護予防生活支援サービス事業として、介護予防ポイント制度の報償費や、介護予防のための運動教室等の開催にかかる事業委託料の増額によるものです。また、要支援者にかかる訪問介護型サービス、通所型サービスが全て介護予防日常生活支援総合事業となることから、大幅な増額となったところでございます。

 以上、簡単ですが、主な改正点につきましてご説明させていただきました。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) 議事堂内の温度が上昇してまいりましたので、各自上着を脱ぐなどして体温調節をしてください。

 それではこれから歳入歳出一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで議案第22号、平成30年度清水町介護保険特別会計予算の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) ここで休憩します。(午後1時53分)

 

○委員長(奥秋康子)休憩前に引き続き会議を開きます。(午後1時54分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより議案第23号、平成30年度清水町水道事業会計予算、378頁、379頁、387頁から397頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 水道課長。

 

○水道課長(堀 秀徳) 水道事業会計の前年度と比較しまして、大きな増減等につきましてご説明申し上げます。

 387頁をお開き願います。1項1目、給水収益につきましては、水道料金見込額として6,161千円の減額です。

 2項営業外収益は、388頁、3目、長期前受金戻入が受贈財産評価額の減により4,545千円の減、3項、特別利益は、1目、その他特別利益として、災害復旧費国庫補助金がなくなり、166,960千円の減額です。

 次に、389頁をお開き願います。収益的支出である水道事業費につきまして、総額で207,876千円の減額です。1項営業費用のうち、1目原水及び浄水費につきましては、4節の委託料2,812千円の減、次に390頁、7節、修繕費、8節、動力費は実績等により増加しておりますが、10節、材料費は新規としまして第1浄水場ろ過砂購入費として810千円の増となっております。

 2目、配水及び給水費の、3節修繕費は、下佐幌系統の減圧弁修繕ほかの計上により1,499千円の増、3目、総係費につきましては、392頁10節、委託料で施設更新計画策定委託料等の終了によりまして、15,692千円の減、394頁、4目の減価償却費については有形固定資産減価償却費が2,064千円の減となっております。

 次に、2項、営業外費用は総額で13,037千円の減額です。395頁の3目、雑支出は災害復旧にかかる国庫補助金の減によりまして一括費用化分減により、12,427千円の減です。

3項の特別損失のうち、2目、その他特別損失は、水道施設災害復旧費は完了ですが、第2浄水場余剰水排水管路の復旧工事を計上しまして、186,100千円の減額です。

 次に、396頁、1款、資本的収入でございますが、総額で22,612千円の増額です。1項、企業債は機器更新工事増により25,400千円増、2項、工事補償金は5,421千円の増、3項、国庫補助金は補助工事費減によりまして、6,209千円の減、4項、出資金は一般会計出資金で2,000千円の減となります。

 次に、397頁、1款、資本的支出でございますが、総額で25,211千円の増額です。1項、建設改良費は総額で29,008千円の増額で、1目、施設費は配水管布設替工事は減ですが、浄水場の機器更新工事が増となり、差し引き26,969千円の増です。

 2目、営業設備費では、1目、メーター設置費のメーター取替え件数増により、2,039千円の増額です。2項、企業債償還金は、1目、企業債償還金減によりまして、3,797千円の減となっております。

 以上、水道事業の主な増減の予算説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) これから収入支出一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 原委員。

 

○委員(原 紀夫) 397頁の資本的支出の配水管の布設替工事等々がありますが、大きな災害以降本管が凍結によって壊れて吹き出したとか以前はありましたけれども、この頃そういうことがないのですけれども、相当配水管を布設する工事が進行していてそういう心配がないような状況になっているのかどうか、この辺についてちょっとお尋ねをしたいと思います。

 

○委員長(奥秋康子) 水道課長補佐。

 

○水道課長補佐(野々村淳) 委員からご質問がありました配水管の老朽化についてかと思います。こちらのほうにつきましては、今、補助事業を用いながら重要給水施設については石綿管の更新、第1浄水場から町の中までの間についての配水管の工事のほうを順次行っていきます。ただ、老朽化につきましては、現在本町において40年、いわゆる水道管の管については約40年がこちらの寿命となっております。現在の延長でいけば約21キロメートルがこちらのほうの該当になってくるということになっております。また、今後こちらにつきましては順次増えていくと予想しておりますので、こちらにつきましては更新計画を策定しながら順次こちらのほうの更新についてやっていきたいと思っております。

○委員長(奥秋康子)  原委員。

 

○委員(原 紀夫) わかりました。浄水場等を以前見せていただいた際に、砂を替えたりする所がありますよね。今回は砂を替える工事があるのですけれども、あの中にある機械というのはまだ健在というか、古いものを大事に使っているというのか、その辺はどうなのですか。

 

○委員長(奥秋康子) 水道課長補佐。

 

○水道課長補佐(野々村淳) 砂取機、サンドスクレイパーと申しますが、そちらのほうの機械につきましては、ご承知のように年々老朽化しておりまして、その都度修繕を行いながら延命措置をとりながらなんとか使っていきたいと思っております。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 これで議案第23号、平成30年度、清水町水道事業会計予算の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより議案第24号、平成30年度、清水町下水道事業会計予算、415頁、423頁から、440頁までの審査を行います。

 担当課長に申し上げます。予算の中で特に説明を要する点があれば説明願います。

 水道課長。

 

○水道課長(堀 秀徳) 引き続き、下水道会計につきましてご説明申し上げます。

 423頁をお開き願います。公共下水道事業の収益的である事業収益につきまして、1款1項、営業収益でございます。総額で20,600千円の減です。 

 1目、下水道使用料については下水道料金見込みにより5,756千円の減です。

 2項、営業外収益ですが、総額で14,619千円の減。

 2目、一般会計補助金は汚水分の企業債償還金の減により20,448千円の減。

 3目、長期前受金戻入は減価償却見合い分収益化額減により、1,171千円の減ですが、424頁新設の4目、国庫補助金は新規補助事業として社会資本整備総合交付金として7,000千円の増となっています。

 425頁になります。収益的支出である事業費用については総額で3,555千円の減です。

1項、営業費用のうち、2目、処理場管理費は2,068千円の減で、427頁4節、動力費が前年実績により  1,296千円の減が主な理由です。

 次に3目、総係費は8,357千円の増で、428頁7節、委託料で事業認可変更及び業務継続計画作成委託料を計上し8,039千円の増が主な理由です。

 次に、429頁、4目、減価償却費は有形無形各固定資産減価償却費の減により、1,985千円の減です。

 2項、営業外費用ですが、総額で1,659千円の減です。

 1目、支払利息及び企業債取扱諸費は既借入企業債利息の減により2,141千円の減です。

 430頁をお開き願います。

 2目、消費税及び地方消費税は1,100千円の減。

 3目、雑支出は特定仮払消費税の増によりまして1,555千円の増です。

 431頁、資本的収入は総額で12,700千円の増です。これは3項1目、出資金ですが、一般会計出資金が増額となったためです。

 432頁、1款、資本的支出は総額で23,700千円の減です。

 1項、建設改良費は、1目、施設費のうち工事請負費として9,258千円の増。

 2項、企業債償還金は、1目、企業債償還金の既借入企業債償還金減により32,958千円の減によるものです。

 次に、集落排水事業の収益的収入である事業収益は433頁をお開き願います。

 1款、収益的収入である事業収益は総額で1,900千円の増です。

 1項1目、下水道使用料は減ですが、2項、営業外収入のうち、2目、長期前受金戻入は減価償却見合い分収益化額が補助金等2,557千円の増となっております。

 434頁をお開き願います。収益的支出である事業費用は総額で4,015千円の増です。1項、営業費用のうち、4目、減価償却費は構築物等有形固定資産増加に伴い1,767千円の増。

 5目、資産減耗費は有形固定資産除却費増により2,936千円の増。

 439頁をお開き願います。1款、資本的収入ですが、総額で22,700千円の増です。

 1項1目、下水道事業債は、補助事業費の増で13,900千円の増。

 2項、国庫補助金も同じく13,804千円の増ですが、3項、出資金は一般会計出資金、5,003千円の減となっています。

 440頁をお開き願います。資本的支出でございますが、総額で26,600千円の増です。

 1項1目、施設費は排水処理場機器更新工事が道となり27,581千円の増となっております。

 以上が下水道事業会計の主な増減の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○委員長(奥秋康子) これから、収入支出一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑なしと認めます。

 これで議案第24号、平成30年度、清水町下水道事業会計予算の審査を終わります。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) ここで休憩します。     (午後2時09分)

 

○委員長(奥秋康子) それでは休憩前に引き続き会議を開きます。(午後2時20分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これから、全会計を通しての総括質疑を行います。質疑ありませんか。

 中島委員。

 

○委員(中島里司) 全体的に見て、今は財政の状況、国の政策もあって職員等々についてはベースアップ等が実施されて、大変良いことだと思っています。全体的に委託料で、人件費が伴っている委託料ですね。これらの積算について関わっている方々のベースという賃金的な、そういうものを全体的に予算編成の時に協議検討されたのかどうか。旧態依然として従来どおりということで賃金的なものだと押さえて委託料等々の算出にしていたのか。この1点だけ全体的なもので。項目は何とは示しませんので、ベースアップ等について協議されたかどうかということだけをお聞きしたいと思います。お聞きしたいということは、私は多少配慮すべき時に来ているということで質問させていただきます。

 

○委員長(奥秋康子) 総務課長。

 

○総務課長(小笠原清隆) 委託費に関わります積算の中で人件費についてはどうなっているのかというご質問かと思いますが、前年対比の中で委託料が、例えば増加しているものについてはその内容を精査させていただいて、当然人件費が上がっているのであれば何%くらい上がっているのですかというようなかたちの中で内容は審査させていただいたところでございます。

 

○委員長(奥秋康子) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 質疑を終わります。

 以上を持って、議案第15号、議案第16号、議案第18号及び議案第19号から議案第24号までの全ての審査を終了します。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) おはかりします。本委員会に付託をされた全議案の審査が終了し、この後順次採決を行ってまいりますが、委員会における討論につきましては、先例により省略することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○委員長(奥秋康子) 意義なしと認め、本委員会での討論は省略することとします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) これより、議案第15号、清水町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○委員長(奥秋康子) 起立多数です。

 よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)これより、議案第16号、清水町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○委員長(奥秋康子) 起立多数です。

 よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)これより、議案第18号、清水町老人健康増進センター設置及び管理条例を廃止する条例の制定についてを採決します。この採決は起立によって行います。

本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○委員長(奥秋康子) 起立多数です。

 よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)これより、議案第19号、平成30年度清水町一般会計予算の設定についてを採決します。この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○委員長(奥秋康子) 起立多数です。

 よって、議案第19号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)これより、議案第20号、平成30年度清水町国民健康保険特別会計予算の設定についてを採決します。この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○委員長(奥秋康子) 起立多数です。

 よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)これより、議案第21号、平成30年度清水町後期高齢者医療保険特別会計予算の設定についてを採決します。この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○委員長(奥秋康子) 起立多数です。

 よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)これより、議案第22号、平成30年度清水町介護保険特別会計予算の設定についてを採決します。この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○委員長(奥秋康子) 起立多数です。

 よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)これより、議案第23号、平成30年度清水町水道事業会計予算の設定についてを採決します。この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○委員長(奥秋康子) 起立多数です。

 よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子)これより、議案第24号、平成30年度清水町下水道事業会計予算の設定についてを採決します。この採決は起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は、起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○委員長(奥秋康子) 起立多数です。

 よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○委員長(奥秋康子) 以上で、平成30年度予算審査特別委員会に付託された案件は全て審査を終了しました。

 

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○委員長(奥秋康子) これで、平成29年度予算審査特別委員会を閉会します。     

 大変お疲れ様でした。(午後2時29分)

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