平成30年第4回定例会会議録(6月11日)

○議長(加来良明) これから本日の会議を開きます。

 本日の議事日程につきましては、お手元に配付のとおりであります。

 

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○議長(加来良明)  日程第1、会議録署名議員の指名を行います。

  会議録署名議員は会議規則第126条の規定により議長において

 10番 奥秋康子 議員

 11番 安田 薫 議員

 12番 西山輝和 議員    を指名します。

 

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○議長(加来良明) 日程第2、会期決定についてを議題とします。

 おはかりします。

 本定例会の会期は本日から6月21日までの11日間にしたいと思います。これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 会期は、本日から6月21日までの11日間に決定しました。

 

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○議長(加来良明) 日程第3、諸般の報告を行います。事務局長。

 

(諸般の報告 事務局長 朗読)

 

○議長(加来良明) これで、諸般の報告を終わります。

 

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○議長(加来良明) 日程第4、行政報告を行います。町長から行政報告の申し出がありました。これを許可します。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 行政報告を2件報告させていただきます。

 まず、1件目です。

 町道西十勝道路の共栄橋通行止めの対応について、ご報告申し上げます。

 5月16日午後に通行者から、共栄橋の橋梁の傾きについて通報があり、職員が現地へ向かい調査を行ったところ、橋脚1箇所が上流側へ傾斜していることを確認したため、午後1時15分に通行止めの措置を行い、関係機関へ連絡、並びに町民へ防災無線での周知を行いました。

 要因につきましては、融雪出水により橋脚基礎部の洗掘が生じ、沈下したため上流側へ橋脚の傾斜が発生したものであります。

 その他、橋梁の損傷につきましては、橋脚と橋桁のひび割れを確認し、経過監視を行っているところであり、今後につきましては、災害対策等緊急事業推進費の申請に向け、詳細な調査を実施し、復旧について進めて参ります。

 また、河川管理者である帯広開発建設部と協議し、橋脚の傾斜の進行を防止する対策として、河川内にコンクリートブロックの投入と河道の切替えを実施していただいたところです。

 なお、今回の保安措置などに要した費用と復旧に向けた測量調査設計費用につきましては、本定例会にご提案させていただいておりますので、ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 以上、町道西十勝道路の共栄橋通行止めの対応についての行政報告といたします。

 続きまして、6月1日現在の農作物の生育状況等につきまして、ご報告申し上げます。

 今春は、4月中旬、下旬に晴れが多く5月上旬にはまとまった雨が降りましたが、温暖により植付け作業は早まり、5月8日にはてん菜の移植、馬鈴薯等の植え付けも順調に終了いたしました。

 デントコーンや豆類の播種作業につきましては、デントコーンと大豆は5月17日、小豆は5月19日、菜豆類は5月28日にそれぞれ播種最盛期を迎える等、平年並みの進捗状況となっております。

 主な作物の6月1日現在の生育状況は、てん菜は3日早く活着の良否で「やや良」、大豆は播種作業も順調に進み出芽の良否で「やや良」、牧草は3日早く「良」、秋まき小麦も3日早い「良」となっており、4月から5月の好天により順調な生育となっております。

 以上、6月1日現在の農作物の生育状況等についての行政報告といたします。

 なお、今後におきましでも、農業関係機関と連携のもと適正な管理作業などの指導に万全を期してまいりたいと考えております。

 

○議長(加来良明) 行政報告ですが、特に質疑ありましたら、許可します。

 質疑はありますか。

 1番、大谷昭宣議員。

 

○1番(大谷昭宣) 共栄橋の関係でございますけれども、5月16日から通行止めということで、僕ら地元としては大変不便をしているところですけれども、今の状況を意外と地元の人もわかっていなくて、写真等や、何かで報告してほしいということが1点と、この原因について、融雪の出水ということになっていますけれども、僕ら毎日のように通っているわけですけれども、やはり平成28年の台風の影響で水の流れが変わったように、それが大きな原因ではないかと思います。その辺のお話と、農地の通い作で、すごくこの話、北熊、美蔓の方が、人舞、佐幌、又は神居方面、清水方面に通い作として行っております。大抵の方がこの橋を利用しているわけですけれども1日も早い復旧をお願いしたいのと、今のところいつまでという予定があるのかどうかお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(内澤 悟) 第1点目ですけれども、写真等のわかるような形の中でということですか。

(大谷議員うなずく)

 わかりました。そうしましたら後でお話ししまして、用意はさせていただきたいと思います。この用意は本日中というかたち・・・・・・。

 

○議長(加来良明) 課長。個人的にどうのこうのではなくて、町民の方に現状を、写真等を用いてどのように情報を知らせたらよいかということですので、答弁をお願いします。

 

○建設課長(内澤 悟) すみません。今のところ現状が、今押さえている中で、現下としては写真等々あるようなかたちになっております。今のところ町民への写真等での報告だとか、そういうものは考えていないのですけれども。

 それと、その次の台風10号の関係なのですけれども、議員が言われるようなかたちの中で、平成28年、十勝川が人舞側のほうに大きく流れが変わったような状況というのはご承知かと思います。その後におきまして、平成29年に増水があったりだとか、最終的には本年の3月上旬の暖かい時期に大雪が降ったことと、あと雨が降りまして、それが最終的な要因というかたちの中で町としては考えているようなかたちになっております。

 それと最後のほうなのですけれども、工事の完成予定のお話だとは思うのですけれども、一応今、緊急対策事業推進費、これの申請に向けて進めてきているような状況でございます。

 ただし、今現在も河川管理者である帯広河川事務所、そちらのほうと協議しまして復旧時期や工事のできる時期、それも含めて協議はしているのですけれども、一応建設課としましては平成32年の3月末を目指すというかたちの中で進めてまいりたいと思いますので、何とぞよろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。

 

○議長(加来良明) 総務課長。

 

○総務課長(田本尚彦) ただ今、建設課長からご説明を申し上げた部分で補足でございますけれども、写真等のわかりやすいもので住民に内容が理解できるようにというお話でございました。若干、ホームページには通行止めについての情報を載せてございますけれども、そういった状況がもう少しわかるような内容の情報提供ということと合わせまして、関係する地域につきましてはまた調整をいたしまして、状況がわかるようなところを対応してまいりたいと思います。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 9番 中島里司議員。

 

○9番(中島里司) これからだと思うのですが、この通行止めの関係。共栄橋ですね。これは実際に今どういうかたちで復旧をするのかというのは、この文面を見る限りわからないのですが、どういう事業なのか。ただ、今課長からたまたま春先の大雪による融雪影響という答えが出たと私は理解しています。ただ、河川の専門家の方の判断だと思いますが、私個人的には、平成28年の災害が全く影響なかったとは思えないのですよね。現実にその時点では気がつかなかった、見えなかった。だから私は、これは担当者レベルでは事務方として流れがあると思いますけれども、これはある場合によったらもう遅いと思いますが、場合によっては政治的なものも使って、やはり町の負担を少しでも減らして復旧していくのだという基本姿勢があっても然るべきだったと思うのですが。その事業名はもうわかっているのかどうかわかりませんけれども、これからなのかもわかりませんけれども、やはり町として努力して実際2年前にあの災害で、私は個人的に素人としてはかなりえぐられただろうと。それがたまたま水の中のことだからわからないけれども、えぐられたところにまた石がつまって、一時的に持ちこたえていたのだろうと。融雪材で多少水の流れが変わるわけだから、それによってある程度支えていた石がなくなってということだと思う。一度災害は受けていると。この辺はやはりいろいろな手を使って、改めて道や国に要請しながら、町の負担をもう少し軽減する方法はなかったのかと私はこの報告を見て思っております。これは机上でやっていても事務処理だけで終わるわけですから。災害というのはある部分ではいつも出ていますけれども、政治的な部分の判断で大きな影響があるというのが現実だと思います。それを考えた場合にやはり災害というものをもう少し全面に出して実際にやったかどうか、1点だけお聞きしたい。しつこく聞く気はありません。国や道と平成28年の台風10号による災害。これを話題に協議の中で出てきたかどうか。それについてお答え願いたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 建設課長。

 

○建設課長(内澤 悟) 公共施設災害復旧事業というかたちで平成28年度に橋梁や道路の復旧工事を進めてきたような状況でございます。今回の事象に関しましても北海道のほうに平成28年度、ある程度広がってきているというかたちのものも含めて公共災害復旧事業でいけるかどうか。その辺のお話もさせていただきました。最終的にはこの要件に関しましてはいろいろな条件がありまして、この災害復旧事業の要件にはちょっと該当しないというかたちの中で、今現在のお話をさせていただいた災害対策と緊急整備推進費、そちらのほうの、まだ申請はしていないのですけれども、申請に向けて今詳細な調査等々を行ってきているような状況でございます。以上でございます。

 

○議長(加来良明) 9番 中島里司議員。

 

○9番(中島里司) 今担当課長からの説明は事務的な流れ。これは当然だろうと思います。流れとして。私がさっき言ったのは、これは担当課とは直接関係なくなると思いますが、実際にやはり町のお金を少しでも少なく、そして原因をはっきりしてもらうという部分からいけば、私は平成28年の災害にちょっと関わらせてもらったときに、事務方と打ち合わせしたときの答えと、政治的な部分ですね。そういう部分で現実に違いがありました。要するにその辺を私は、政治的な部分ということになれば、やはり町のトップの動きが大事だと思っています。たまたま担当者から「町長、あいさつに行ってください」と言われれば動くのではなくて、やはりこの辺をどこか探って、何か負担を軽減する方法はないだろうかという動きというのが町長にあってもいいのではないかという思いを感じています。町長の動きが町に対してすごく、いろいろな部分で大きな影響があるという部分を踏まえて改めて、町長を責めるとかそういう意味ではなくて、災害というのは結局は机上だけで流されたら事務方の判断で終わるけれども、それ以上の地元に対する財政軽減とか、そういうものが必ずあるということも思いながら行動していただきたいと思っているのですが、今回も含めて今後もこういうことはないとは言えないと思いますので、町長の考えをお聞かせ願えればと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 町長。

 

○町長(阿部一男) 私もこの部分につきましては災害のあった所が町道にかかる橋で、連絡が入ったときにすぐ町営の橋だということを認識した中で、いろいろな動きはとっているのですけれども、今後どういう、少しでも町の予算の部分で一般財源の持ち出しの部分が少なくなるような動きはとりながら、たとえば国土交通省の札幌のほうに行ってくるだとか、そんなことも含めて動いてはいるところでありますし、今後についてもまだまだそういう動く場がある。実は6月13日からこの部分も含めていろいろなかたちの中で上京して、こんなところも動きをとりたいという思いを持っておりますので、その辺はしっかりと今議員の言われたことも含めて活動し、行っていきたいと思いますけれども、ただ一つだけ、災害のときの写真が逆にいっぱい残っているのですね。その中でここの傾いた橋梁のところには逆に影響が全然出ていなかったという、川の流れだとかそういったことも写真の中で確認をさせてもらった中で、かと言って、川が変わったことが一番の大きな部分であると思いますので、その変わった川が、それまでは橋梁に影響を与えていなかったのだけれども、その後の出水の中であれしたと。そうしたら、その因果関係はゼロかというとゼロではないというようなことも含めて、そこそこに大きなものがあるのではないかということも含めて、今後またそんな中でいろいろと要請していくものは要請していきたいと考えているところでございます。

 

○議長(加来良明) ほかに質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) これで質疑を終わります。

 

○議長(加来良明) 行政報告は終わりました。

 

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○議長(加来良明) 日程第5、報告第2号、専決処分の報告について、議案第43号、専決処分の承認を求めることについて、以上2件を一括議題とします。

 はじめに、提出者より、報告第2号の説明を求めます。

 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) 報告第2号、専決処分の報告について説明させていただきます。

 3月の第2回定例会で行政報告をさせていただきました平成30年2月28日発生のスクールバスの物損事故による損害賠償の額を決定したものであります。

 損害賠償の相手方とは当方の過失割合80%相当額246,811円を賠償するものとし、和解が成立しましたので地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきましたのでご報告するものであります。

 なお、補正予算につきましても、本定例会に提案させていただいておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上、報告第2号、専決処分の報告についての説明とさせていただきます。よろしくお願いします。

 

○議長(加来良明) 本案につきましては、地方自治法第180条の規定に基づく専決処分ですが、特に質疑がありましたら許可します。

 質疑ありますか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 報告第2号は報告済とします。

 

○議長(加来良明) 次に、議案第43号について、提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 議案第43号、専決処分の承認を求めることについて報告をいたします。

 専決処分の第8号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第2号)の設定です。

 総額に892千円を追加し、それぞれの総額を9,411,236千円とするものです。

 補正予算の内容につきましては、ただ今報告2号で報告いたしました、スクールバス物損事故の損害賠償に関する予算の追加です。

 歳入よりご説明をいたします。6頁をお開き願います。

 20款4項3目、雑入につきましては本町加入の保険からは相手方への賠償金247千円と、スクールバスの車両保険516千円。また、相手方の加入保険からは本町への賠償金129千円が共済金として支払われることになります。合わせまして、自動車事故共済金892千円の追加です。

 下、7頁にまいりまして、歳出でございます。

 10款3項2目、スクールバス管理費につきましては、相手方への賠償金247千円の追加です。

 13款2項1目基金費につきましては、補正予算調整額として645千円の追加です。

 スクールバスの修繕料につきましては、相手方賠償保険と本町車両保険での全額保険給付となりますが、早期修繕完了のため予備費充用にて歳出予算を措置したことから、今回の補正では財政調整基金積立金として処理をするものです。

 以上で専決処分第8号、一般会計補正予算(第2号)の説明とさせていただきます。ご承認よろしくお願いします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。   

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第43号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は承認することにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第43号は、承認することに決定しました。

 

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○議長(加来良明) 日程第6、議案第44号、専決処分の承認を求めることについてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 議案第44号、専決処分の承認を求めることについて説明をいたします。

 専決処分の第9号、平成30年度清水町一般会計補選予算(第3号)の設定です。

 総額に44,500千円を追加し、それぞれの総額を9,455,736千円とするものです。

 補正の内容につきましては、先ほど行政報告をしました、町道西十勝の共栄橋の復旧費にかかる予算の追加措置です。

 6頁、7頁をお開き願います。

 18款1項1目、財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算調整額として44,500千円の追加です。

 下、7頁にまいりまして歳出です。

 11款1項1目、道路橋梁災害復旧費につきましては、共栄橋にかかります、災害復旧等にかかる予算の措置です。

 9節の開発局との協議のための普通旅費55千円。11節、通行止用消耗品として144千円。13節の橋梁監視測量調査設計業務委託41,700千円。14節の通行止に伴う保安対策用の電光掲示板等のリース料で360千円。15節では保安対策用、固定式の看板14基、それと橋梁保全工事費で2,160千円。22節は工事車両の進入にともないます作物の補償金81千円。合わせまして、44,500千円の追加です。

 以上、専決処分の第8号、一般会計補正予算(第3号)の説明とさせていただきます。ご承認よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第44号、専決処分の承認を求めることについてを採決します。

 おはかりします。

 本案は承認することにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)      

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、議案第44号は、承認することに決定しました。

 

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○議長(加来良明) 日程第7、議案第46号、清水町奨学金条例の一部を改正する条例の制定について、議案第48号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定について、議案第49号、平成30年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第50号、平成30年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第51号、平成30年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定について、議案第52号、平成30年度清水町水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、議案第53号、平成30年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定について、以上7件を一括議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 はじめに、議案第46号について。

 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) 議案第46号、清水町奨学金条例の一部を改正する条例の制定について、提案理由の説明を申し上げます。

 例規集では、第2巻841頁から登載されております。

 本条例の改正理由としましては、奨学金の貸付を必要とする方がより利用しやすい制度に改正を行うものでございます。

 議案説明資料の2頁をご覧いただきたいと思います。

 新旧対照表に基づきまして説明させていただきます。

 はじめに第2条の奨学生の資格の改正につきまして、これにつきましては第1条の目的にあります、「向学心に燃え、十分な能力がありながら、経済的理由によって就学が困難な者に対し」に沿った文言に改正するものであります。

 第2号中の「学業成績が良好であって」を「向学心があり」に、そして第3号を「経済的理由により奨学金を必要としていること。」に改めまして、第1条本文にあります、「本町住民の子弟であって、」を削りまして、新たに第4号として「保護者が町内に居住していること。」を加えるものであります。

 次に第4条の審査委員会についてですけれども、これまでの奨学金の交付の流れとしましては、年1回3月末までに申請を受付し、4月末までにこの審査会を経て支給決定をし、5月に奨学金の交付を行うということで、申請から交付までの時間がかかり、入学金の支払いに間に合わないなどの不便さがあったことから、今回につきましては奨学生審査会を廃止しまして新たに日本政策金融公庫貸付基準に基づきまして世帯所得要件による審査基準を設定し、年間を通じて申請を受付し、申請から支給決定までの期間を短縮しまして、入学前の貸付を可能にするということで第4条の審査会を削るものでございます。以下、第4条の削除によりまして、それぞれ1条ずつ繰り上がることになっております。

 第5条の奨学生の決定につきましては、審査委員会を削除したことによる改正でございます。

 第8条につきましては、第2条の改正にともないまして文言の改正を行ったものでございます。

 第9条の保証人につきましては、これまでは保護者のほか、本町に住所を有するもの1名となっておりましたけれども、保護者以外の連帯保証人の町内居住制限をはずしまして、より借りやすく改正をするものでございます。

 第10条の奨学生の義務につきましては、第2条の改正に伴いましてこれまで毎学年末の学業成績証明書を町長に提出しなければならないものとしておりましたけれども、これを「毎年度在学証明書」に改正するものでございます。

 第11条第2項につきましては、一時償還発生の事由をそれぞれ第1号、第2号と規定をしておりましたけれども、改正後の第7条に規定されていることから条例の整理をするものでございます。

 第13条の奨学金の償還義務免除及び減額につきまして、現在では減免に関する職種要件を既に撤廃をしておりますので、所要の改正をするものでございます。

 附則としまして、附則第1項は本改正につきましては公布の日から施行するというものでございます。附則第2項につきましては、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の一部改正で、今回の改正で奨学生の審査委員会を廃止することになりますので、非常勤職員の報酬及び費用弁償条例の別表1から奨学生審査委員会を削除するものとなってございます。

 なお、今回の改正によりまして今後奨学金の支給件数が増えるものと考えられることから、本定例会に補正予算につきましても合わせて提案をさせていただいておりますのでよろしくお願いをしたいと思います。

 以上、議案第46号、清水町奨学金条例の一部を改正する条例の制定についての説明とさせていただきます。

 ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) 次に、議案第48号から議案第53号までについて。

 副町長。

 

○副町長(金田正樹) 補正予算の説明をさせていただきます。

 まず、議案第48号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてご説明をいたします。

 総額に43,627千円を追加し、それぞれの総額を9,499,363千円とするものです。

 それでは歳入より説明いたします。8頁をお開き願います。

 14款2項4目、土木費国庫補助金につきましては社会資本整備総合交付金の内示に伴いまして除雪機械分、橋梁長寿命化分の減額です。

 15款2項4目、農林業費道補助金につきましては畑作構造転換事業補助金の採択に伴いまして72,744千円の追加です。

 3項3目の土木費道委託金につきましては、樋門、樋管の管理委託金の増額に伴いまして34千円の追加です。下、9頁です。

 18款1項1目財政調整基金繰入金につきましては、今回の補正予算措置額として31,629千円の追加です。

 21款1項5目、土木債につきましては、橋梁長寿命化修繕事業の財源として、4,100千円の減額。除雪機械購入事業の財源として8,600千円の追加です。

 7目教育債につきましては、小学校煙突用断熱材改修事業に対し、平成29年度の国の補正予算で学校施設環境改善交付金の内示を受けまして、29年度繰越明許予算での事業実施となりますことから36,000円の減額です。

 10頁以降の歳出の説明にまいりますが、はじめに人件費の補正につきましては給与費明細書により一括してご説明しますので、28頁をお開き願います。

 給与費明細書、1一般職につきましては、人事異動等に伴う補正です。職員数は保育士等の採用により3名の増、また4月1日付け人事異動に伴います、昇給、昇格、諸手当の異動、共済費の負担額の決定等によりまして比較の欄ですが、給料で3,962千円の増額。職員手当で3,692千円の増額。共済費で2,136千円の増額。合計で9,790千円の増額でございます。 

 29頁につきましては給料、職員手当の増減額の明細でございます。 

 10頁にお戻り願います。ただ今人件費の補正につきましては一括して説明をさせていただきましたので、各目に計上しております人件費につきましては説明を省略させていただきます。

 10頁の下の段から11頁になります。

 2款1項6目。企画費につきましては、地域おこし協力隊、ふるさと応援協力隊の任用が叶わなかったことにより経費を減額するもので、4節、7節、13節、14節、合わせまして3,419千円の減額です。

 ずっと人件費が続きまして、13頁にまいります。

 3款1項3目、老人福祉費につきましては介護保険特別会計の補正予算に伴い6,367千円の追加です。

 7目の保健福祉センター費につきましては、保健福祉センターボイラー本体の腐食等により、暖房、給湯に支障が出ていることから、更新経費として8,424千円の追加です。

 10目、一番下です。社会福祉医療費につきましては、重度心身障害者、ひとり親家庭等、及び乳幼児等の医療助成について、レセプト併用化が実施されることに関連しまして、システムの修正委託料972千円の追加です。 

 14頁にまいります。

 1目の児童福祉総務費中段の、子育て支援事業の4節共済費、7節賃金につきましては、臨時職員の異動ならびに欠員分の代替職員に対応する予算補正です。2目の保育所運営費につきましても、臨時保育士の異動による予算補正です。

 下、15頁にまいります。

 5目の学童クラブ運営費につきましても、臨時職員異動による補正です。

 15頁の下段から16頁までまいりますが、4款1項1目、保健衛生総務費、28節10番の国民健康保険特別会計繰出金181千円の減額。

 28節の12番です。後期高齢者医療保険特別会計繰出金8千円の減額につきましては、それぞれ特別会計の補正予算に伴います、繰出金の補正です。

 人件費が続きまして18頁にまいります。

 6款1項3目、農業振興費につきましては歳入同様畑作構造転換事業補助金の補助採択を受けたことから、補助金として72,744千円の追加です。

 19頁下にいきます。

 7款1項2目、観光費につきましては地域おこし協力隊(観光・移住推進員)の採用ができなかったことから、短期の臨時職員へ振替任用を行うための補正です。

 4節20番の共済費から、20頁の14節11番の住宅借上料まで差引合計で2,476千円の減額です。

 3目の観光施設費につきましては日勝展望台、トイレ風除室屋根側面ガラスが破損したため、施設修繕料として429千円の追加です。

 21頁中段になります。

 8款2項2目、除雪対策費につきましては特定財源のみの補正です。

 21~22頁までにまいりますが、3目の道路新設改良費につきましては国庫補助減額内示に伴いまして一部事業、神居橋ですが、取り下げることから工事請負費23,700千円の減額です。

 3項1目、河川改良費につきましては樋門、樋管の管理委託金の増額に伴いまして、事務事業用消耗品費34千円の追加です。

 22から23にまいりますが、4項1目の都市計画総務費につきましては、道道清水大樹線の一部が町に移管されたことに伴い、街路灯の電気代1,200千円の追加です。

 9款1項2目の消防団費につきましては、清水消防団におきまして団員の退団により消防車両を運転する機関員が1名欠員になっていることから、大型自動車免許取得費用の1名分の委託料337千円の追加でございます。

 24頁にまいります。

 10款1項2目、教育振興費につきましては議案第46号で説明いたしました奨学金貸付金の要件改正に伴いまして貸付金7,800円の追加です。

 2項1目の小学校管理費につきましては、歳入でもご説明いたしましたが、小学校の煙突用断熱材改修事業。これは平成29年度の国の補正予算で補助を受け、繰越明許費により事業を実施することから、委託料の391千円、工事請負費の35,677千円を減額するものでございます。

 下の25頁です。

 4項1目、幼稚園管理費中段の幼稚園運営事業の4節21番、臨時職員共済費337千円の減額。7節10番の臨時職員賃金1,781千円の減額。11番代替職員賃金491千円の追加につきましては臨時職員の異動ならびに欠員分代替対応に対する予算補正でございます。

 次に、26頁下段から27頁にまいります。

 6項3目、学校給食管理費、4節20番、臨時職員共済費46千円の減額。7節10番の臨時調理員賃金、569千円の追加につきましては、臨時職員退職の補充に係る予算補正です。

 次に、地方債につきまして説明いたします。4頁までお戻り願います。

 第2表、地方債補正です。歳入債におきまして町債の補正を計上したところでございます。地方債限度額につきましても歳入補正に合わせた引き下げをするものです。過疎対策事業788,500千円から757,000千円に、31,500千円の引き下げです。

 以上、一般会計補正予算(第4号)の説明とさせていただきます。

 続きまして、議案第49号、平成30年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてご説明をいたします。

 総額から181千円を減額し、それぞれの差額を1,353,819千円とするものです。

 歳入よりご説明いたします。

 5頁をお開き願います。

 4款1項1目、一般会計繰入金につきましては人件費減額分と委託料増額分に伴う財源として181千円の減額です。

 6頁の歳出です。1款1項1目、一般管理費につきましては3節、4節の人件費分で314千円の減額。詳細につきましては下の7頁の給与費明細書をご参照願います。

 13節の委託料につきましては国保広域化に伴いまして認定書等のレイアウトが統一されることによりますシステム改修委託料、133千円の追加です。

 以上、国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の説明です。

 続きまして、議案第50号、平成30年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定について説明をいたします。

 総額から8千円を減額し、総額を166,192千円とするものです。

 歳入より説明いたします。5頁をお開き願います。

 3款の繰入金につきましては人件費の補正に伴いまして8千円の減額です。

 6頁、歳出につきましては共済費の変更に伴いまして8千円の減額です。

 以上、後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の説明です。

 続きまして、議案第51号、平成30年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定について説明をいたします。

 総額に6,367千円を追加し、それぞれの総額を1,136,167千円とするものです。

 歳入よりご説明いたします。5頁をお開き願います。

 6款繰入金につきましては、人件費の補正に伴い6,367千円の追加です。

 歳出、6頁をお開き願います。

 1款の総務費及び4款の地域支援事業費とも、人事異動に伴う増減で合わせて歳入同額の6,367千円の追加です。詳細につきましては、8頁、9頁の給与費明細書をご参照願います。

 以上、介護保険特別会計補正予算(第1号)の説明でございます。

 続きまして、議案第52号、平成30年度清水町水道事業会計補正予算(第1号)の設定について説明をいたします。

 一枚お開きいただきまして、3行目になります。

 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額から1,078千円を減額し、水道事業費用総額を286,046千円とするものです。

 次の第3条の、議会の議決を得なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の既定額から4,154千円を減額し、23,688千円に改めるものです。

 それでは、収益的収入及び支出の内訳について説明をいたします。

 2頁をお開きください。

 収益的収入の補正はありませんので、収益的支出の補正の内訳につきまして説明いたします。

 1款1項1目7節、修繕費につきましては、第2浄水場ろ過地の砂取機の修繕費として1,153千円の追加です。

 2目3節の修繕費につきましては、第2浄水場から下佐幌、人舞地区に給水をしておりますペケレベツ川横断配水管が河床部の洗掘により露出したため、河床部の修繕費また第1浄水場系統、新生橋付近のペケレベツ川横断配水管の撤去費用として1,923千円の追加です。

 3目の総係費の1節、2節、3節の人件費の補正につきましては、人事異動に伴う合計で4,154千円の増減です。詳細につきましては、下3頁の給与費明細書をご参照願います。

 以上、水道事業会計補正予算(第1号)の説明といたします。

 続きまして、最後になります。議案第53号、平成30年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定について説明いたします。

 1枚お開き願いまして3行目になります。

 第2条の収益的収入及び支出の補正につきましては、支出の既定額から254千円を減額し、下水道事業費の総額を317,206千円とするものです。

 第3条の、議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費の既定額から254千円を減額し、24,503千円に改めるものです。

 2頁、3頁をお開き願います。公共下水道事業、集落排水事業の収益的支出の補正につきましては、人件費のみの補正です。3目の総係費、合わせまして254千円の減額でございます。詳細につきましては4頁、5頁の給与費明細書をご参照願います。

 以上、下水道事業会計補正予算(第1号)の説明です。

 以上で一括しての提案の説明とさせていただきます。ご審議よろしくお願いいたします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで休憩します。      (午前11時04分)

 

○議長(加来良明)休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時15分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 2番、桜井崇裕議員。

 

○2番(桜井崇裕) 共通して言えることなのですが、職員の給与明細の中で手当の中の住居手当ですが、最近いろいろなことで不祥事というか報道がされていますけれども、本町においてはそういった部分がしっかり確認されているのか。そして適正に手当が支給されているのかをお聞きしたいと思います。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(田本尚彦) ただ今ご質問いただきました住宅手当の件につきましてですが、従前より本人に住居手当に関する規定に基づいて本人に適切に届出を出していただいて手当を支給するという取り組みをしておりますけれども、今回の報道を受けまして、再度、これは不正ということではございませんで、手続きの漏れ等がないかどうか契約等に沿ってもう一度確認をしていただきたいと通知を出して確認を行いまして、それに伴う再変更等は出てきておりません。再度制度の周知ということで理解をしていただいていると思っております。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 議案第46号の奨学金条例について、3問質問いたします。

 1問目ですが、以前は、昔からですけれども、成績の優秀な人が対象というのはどこの町でも同じだと思うのですが、今回、国を含めて大学の入学者等については非常に気を使っている面がありますが、このうちの奨学金条例、端的な言い方をすると、勉強ができようができまいが勉強をやる気があるということであれば町としては交付をするということなのかどうか。まず1点目、この辺についてお尋ねします。

 

○議長(加来良明) 答弁を求めます。

 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) ただ今のご質問ですけれども、これまでも一応、学業成績の基準というのは設けておりましたけれども、じゃあどれ以上の成績であれば貸付する、しないということではしておりませんでしたので、今回の改正につきましては、あくまでもご本人にやる気があって、勉強したいという意欲があれば貸付をして支援をしていきたいと開設するものでございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) となれば、申し込めば必ず受けさせてもらえると、奨学金を受けられると、こういう判断でよろしいですか。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) 先ほど申し上げましたとおり、世帯の所得基準等は設けますので、そういった審査につきましては十分行いまして貸付を決定したいと考えてございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 行いが善良ということになっていますよね。行いが、普段の非行に走らないとかまじめ一辺倒でないとだめだとかいろいろ基準があるのでしょうが、この辺の基準というのは聞き取りか何かで押さえて考慮すると、こういうことなのですか。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) 当然学校に進学するということであれば、学校生活も良好であって、成績も優秀であると考えてございますし、奨学生の義務としまして、毎年度在学証明を提出するとなってございますので、在学証明を提出するということであれば、当然学校での行いも良好であってちゃんと学業も充実しているというような判断をしたいと考えております。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 2問目ですけれども、7条の関係ですけれども、私は昔ずっと転勤族で渡り歩いていた身なので、町民でなくなったらだめだということがあるのですが、この辺については非常に堅いもので、例えば途中で、交付を受けました、次何何町へ転勤します、はい返してくださいとこうなるのか、この辺どうなのでしょう。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) これは保護者が一応町内に居住しているということになってございますので、その保護者が貸付している途中で町外に転出されましたら、その段階で貸付は停止をするということになってございます。その段階で償還をいただくということになってございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) となると、大学、最低でも4年になりますよね。4年間地元に定着をしないと転勤族は借りられないという判断になりますが、それでよろしいですか。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) ご質問のとおりでございます。清水町にいるうちはお貸しすることができますけれども町外に転出した場合については、その段階で貸付できなくなるということでございます。

 

○議長(加来良明) 7番、原紀夫議員。

 

○7番(原 紀夫) 3問目です。過去に清水町が奨学金をお貸ししている学生が、返還できなくているという件数はけっこうあるのかないのかということになるとどうなるのでしょうか。

 

○議長(加来良明) 学校教育課長。

 

○学校教育課長(神谷昌彦) 資料は持ち合わせていないのですけれども、事情があって返還猶予をした者はいると承知しておりますけれども、返還できなかったという方はいらっしゃらないように確認しております。

 

○議長(加来良明) 次の質疑を受けます。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第46号、清水町奨学金条例の一部を改正する条例の制定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第46号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第48号、平成30年度清水町一般会計補正予算(第4号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第48号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第49号、平成30年度清水町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第49号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第50号、平成30年度清水町後期高齢者医療保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第50号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第51号、平成30年度清水町介護保険特別会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第51号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第52号、平成30年度清水町水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第52号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第53号、平成30年度清水町下水道事業会計補正予算(第1号)の設定についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第8、議案第54号、工事請負契約の締結について、議案第55号、工事請負契約の締結について、以上2件を一括議題とします。

 本案について提案理由の一括説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(田本尚彦) 工事請負契約の締結に関わる、議案第54号、ならびに議案第55号について、一括して提案理由のご説明を申し上げます。

 はじめに、議案第54号。

 工事名、文化センター大規模改修工事(主体工事)。

 方法は、平成30年5月28日に田村・紺野・勝田特定建設工事共同企業体、河井ローダー・永井・八木沼特定建設工事共同企業体、ナリタック・秋島・外城特定建設工事共同企業体の3件による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。

 契約金額は消費税込みで276,480,000円。

 契約の相手方は、田村・紺野・勝田特定建設工事共同企業体で、代表者は清水町の田村建設株式会社。構成員は清水町の紺野建設株式会社、同じく清水町の株式会社勝田工務店となります。各社の所在地、詳細及び代表者については議案書記載のとおりでございます。

 本工事につきましては、文化センターの耐震補強、大ホール特定天井改修、大ホール及び大集会室の吊り物更新、文化会館側内装改修、キャノピー改修を行うものでございます。

 工期といたしましては、契約の日から平成31年3月29日を予定しております。

 次に、議案第55号。

 工事名、文化センター大規模改修工事(電気設備)。

 方法は、平成30年5月28日、牧野・山光・御影特定建設工事共同企業体、高野・Eサポート・特定建設工事共同企業体の2件による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。

 契約金額は消費税込みで301,266,000円。

 契約の相手方は、牧野・山光・御影特定建設工事共同企業体で、代表者は清水町の株式会社牧野電気。構成員は清水町の山光電気株式会社、同じく清水町の有限会社御影電気。各社の所在地、詳細及び代表については議案書記載のとおりでございます。

 工事につきましては、大ホール及び大集会室の音響設備、証明設備更新、文化会館側照明器具LED化、誘導灯、非常用照明の更新、空調動力改修を行うものでございます。

 工期といたしましては、契約の日から平成31年3月29日を予定しております。

 以上、議案第54号ならびに第55号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、一括して質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、一括して討論を行います。

 討論ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第54号、工事請負契約の締結についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第54号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) これより、議案第55号、工事請負契約の締結についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第55号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第9、議案第56号、物品の取得についてを議題とします。

 本案について提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(田本尚彦) 議案第56号、物品の取得について提案理由のご説明を申し上げます。

 物品名、除雪ショベルローダー(除雪ドーザ)。

 方法につきましては、平成30年5月28日、コマツ道東株式会社帯広支店、日本キャタピラー合同会社帯広営業所、日立建機日本株式会社帯広営業所の3社による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。

 契約金額は、消費税込みで17,064,000円です。契約の相手方は、帯広市のコマツ道東株式会社帯広支店で、所在地及び代表者については議案書記載のとおりでございます。

 次に、除雪ショベルローダーの仕様につきましては、13トン級、マルチプラウ、簡易脱着装置付きとなってございます。

 納期といたしましては、契約の日から平成30年11月30日を予定しております。

 以上、議案第56号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第56号、物品の取得についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第56号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第10、議案第57号、物品の取得についてを議題とします。

 本案について、提案理由の説明を求めます。

 総務課長。

 

○総務課長(田本尚彦) 議案第57号、物品の取得について提案理由のご説明を申し上げます。

 物品名、ごみ運搬車(アームロール車)。

 方法につきましては、平成30年5月28日、東北海道いすゞ自動車株式会社帯広支店、東北海道日野自動車株式会社帯広支店の2社による指名競争入札の結果、落札によるものでございます。

 契約金額は消費税込みで14,390,812円。

 契約の相手方は帯広市の東北海道いすゞ自動車株式会社帯広支店で、所在地及び代表者については議案書記載のとおりでございます。

 次に、ごみ運搬車の仕様につきましては、アームロール車、脱着ボディ車1台。コンテナ車2台となってございます。

 納期といたしましては、契約の日から平成31年2月28日を予定しております。

 以上、議案第57号の提案理由の説明とさせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これより、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、討論を行います。

 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 討論なしと認めます。

 

○議長(加来良明) これより、議案第57号、物品の取得についてを採決します。

 この採決は、起立によって行います。

 本案は、原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。

 

(賛成者起立)

 

○議長(加来良明) 起立多数です。

 よって、議案第57号は、原案のとおり可決されました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第11、請願第17号、北海道主要農作物種子条例の制定に関する請願について、請願第18号、ライドシェアの推進に対する慎重な審議を求める意見書に関する請願について、請願第19号、2019年度地方財政の充実・強化を求める意見書に関する請願について、請願第20号、2018年度北海道最低賃金改正等に関する意見書の請願について、請願第21号、教職員の長時間労働解消に向け、「公立の義務教育諸学校等の教育職の給与等に関する特別措置法(給特法)」の廃止を含めた見直しを求める意見書に関する請願について、請願第22号、教職員の超勤・多忙化解消・「30人以下学級」の実現、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元、「子どもの貧困」解消など教育予算確保・拡充と就学保障に向けた意見書に関する請願について、以上6件を一括議題とします。

 請願文書表を朗読させます。

 事務局長。

 

(請願文書表 事務局長 朗読)

 

○議長(加来良明) 請願第17号について、紹介議員の説明を求めます。

 1番、大谷昭宣議員。

 

○1番(大谷昭宣) 北海道主要農作物種子条例の制定に関する請願書。

 種子法が4月1日に廃止されました。種子法は、農業者には優良で安心な種子が、消費者にはおいしい米など農産物が安定的に供給されてきました。種子法の廃止により、今後稲などの種子の価格の高騰、地域条件等に適合した品種の生産・普及などの衰退が心配されております。また、遺伝子組み換え企業が日本の種子市場を支配していく懸念も指摘されております。

 種子法廃止法案可決にあたりましては、優良種子の流通の確保や引き続き都道府県が種子生産等に取り組む財政措置、特定企業による種子の独占防止などについて万全を期すことを求める附帯決議がなされております。北海道における現行の種子生産・普及体制を生かし、農業者や消費者の不安払拭のために北海道独自の種子条例を制定するよう、次の事項を添えて強く要望いたします。

 1.将来にわたって北海道の優良な種子が安定的に生産及び供給が図られ、生産者が安心して営農に取り組み、高品質な道産農作物が消費者に提供ができるよう、北海道主要農作物の種子に関する道条例を早期に制定すること。

 2.対象農作物については、稲、麦、大豆といった北海道農業に欠かせない農作物を位置付けるとともに、条例の円滑な推進に必要な財政措置と万全な体制を構築すること。

 3.食糧主権の確保と持続可能な農業を維持する観点から、優れた道産種子の遺伝資源が国外に流出することのないよう知的財産の保護を条例に盛り込むこと。

 以上です。よろしくお願いします。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 ただ今議案となっています、請願第17号、北海道主要農作物種子条例の制定に関する請願については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第17号は、総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 次に、請願第18号について、紹介議員の説明を求めます。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) ライドシェアの推進に対する慎重な審議を求める意見書に関する請願であります。

 日本労働組合連合会北海道連合会清水地区連合会から出されています。ライドシェアといいますのは、今までいわゆる白タク禁止というものがありましたけれども、それを合法化するということで、それがシェアをするということになりますと今までの安定したサービスの提供なり、乗客というかそういった使用の不安になるという状況が想定されています。この多くの問題を抱えているにも関わらず、シェアリングエコノミー検討会を設置して中間報告ということで出されていますけれども、慎重な審議を求めることということでこの請願が出されています。

 つきましては、当清水町議会におきまして慎重な審議をしていただき採択し、意見書を出していただきたいと思います。以上です。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 ただ今議案となっています、請願第18号、ライドシェアの推進に対する慎重な審議を求める意見書に関する請願については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第18号は、総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 次に、請願第19号について、紹介議員の説明を求めます。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 2019年度地方財政の充実・強化を求める意見書に関する請願であります。

 これは、例年この種の請願が十勝清水の連合から出されています。請願趣旨につきましては地方財政に関しまして高齢化が進んでいる中で、医療・介護、福祉、子育て支援など多くの保障が求められている中、国からの財政支援が低下していく傾向の中で公共サービスを提供するということに関して、トップランナー方式だとか、インセンティブ改革とか、そのことが求められてきておりまして、なかなか大変な状況になっています。来年度の予算に関しましても検討に当たっては歳入・歳出を的確に見積もり、社会保障予算の充実と地方財政の確立を目指すことが必要ですので、議会におきまして請願を採択していただき、意見書を提出していただきたいと思います。

 意見書に関しましては、

 1.子ども・子育て支援新制度、地域医療の確保、地方包括ケアシステムの構築、生活困窮者自立支援、介護保険制度や国民健康保険制度の充実など、急増する社会保障ニーズへの対応と人材を確保するための社会保障予算の確保および地方財政措置を的確に行うこと。

 また、消費税・地方消費税の引き上げを予定どおり2019年10月に実施し、社会保障財源に充てること。

 2.社会保障、災害対策、環境対策、地域交通対策、人口減少対策など、増大する地方自治体の財政需要と公共サービスの提供に必要な人員を的確に把握し、これに見合う地方一般財源総額の確保をはかること。

 3.地方交付税における「トップランナー方式」の導入は、地域によって人口の規模・事業規模の差異、各自治体における検討経過や民間産業の展開度合いの違いを無視して経費を算定するものであり、廃止、縮小すること。

 4.住民の命と財産を守る防災・減災事業は、これまで以上に重要であり、自治体庁舎をはじめとした公共施設の耐震化や緊急防災・減災事業の対象事業の拡充と十分な期間を行うこと。

 5.2015年度の国勢調査を踏まえた人口急減・急増自治体の行財政運営に支障が生じることがないよう、地方交付税を算定すること。

 6.地域間の財政偏在性の是正のため、偏在性の小さい所得税・消費税を対象に国税から地方税への税源移譲を行うなど、抜本的な解決策の協議を進めること。同時に、各種税制の廃止、減税を検討する際には、自治体財政に与える影響を十分検証した上で、代替財源の確保をはじめ、財政運営に支障が生じることがないよう対応をはかること。

 7.地方交付税の財源保障機能・財政調整機能の強化をはかり、市町村合併の算定特例の終了を踏まえた新たな財政需要の把握、小規模自治体に配慮した段階補正の強化などの対策を講じること。同時に、地方交付税原資の確保については、臨時財政対策債に過度に依存しないものとし、対象国税4税(所得税・法人税・酒税・消費税)に対する法定率の引き上げを行うこと。

 8.地方自治体の基金は、2004年度の地方交付税・臨時財政対策債の一般財源の大幅削減による自治体財政危機、自治体にかかわる国の突然の政策変更、リーマンショックなどの経済環境変動下でも、災害の復旧・復興や住民の福祉向上のために必要な事業に対応できるよう、財政支出の削減等に努めながら積み立てたものであり、これを地方財政計画へ反映しないこと。

 以上です。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 ただ今議案となっています、請願第19号、2019年度地方財政の充実・強化を求める意見書に関する請願については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第19号は、総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 次に、請願第20号について、紹介議員の説明を求めます。

 3番、北村光明議員。

 

○3番(北村光明) 2018年度北海道最低賃金改正に関する意見書の請願。

 請願趣旨ですけれども、北海道最低賃金制度につきましては例年連合を通じて請願が出されています。今年度も、2017年の実質賃金を基にして最低賃金を上げるということで決定が求められているところであります。

 労働基準法では、労働条件の決定は労使が対等な立場で行うものと決めていますが、現状では最低賃金の影響を受ける多くの非正規労働者の労働条件がほとんど関与できないような状況があります。その中で、最低賃金がやはり上がらなければ、その近傍で働く者の生活はより一層厳しいものとなりますので、北海道経済の停滞を招くことにもつながりかねませんし、北海道の労働局及び地方最低賃金審議会において、2018年度の北海道最低賃金改正に当たって、以下の措置を講ずるように強く要望いたします。

 1.「できる限り早期に全国最低800円を確保」「2020年までに全国平均1,000円をめざす」という目標を掲げた「雇用戦略対話合意」、「経済財政運営と改革の基本方針」および「未来投資戦略」、さらには「ニッポン一億総活躍プラン」を十分尊重し、経済の自律的成長の実現に向けて、最低賃金を大幅に引き上げること。

 2.設定する最低賃金は、経験豊富な労働者の時間額が、道内高卒初任給(時間額958円)を下回らない水準に改善すること。

 3.厚生労働省のキャリアアップ助成金を有効活用した最低賃金の引き上げを図ること。同時に、中小企業に対する支援の充実と安定した経営を可能とする実効ある対策をはかるよう国に対し要請すること。

 以上です。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 ただ今議題となっています、請願第20号、2018年度北海道最低賃金改正等に関する意見書の請願については、総務産業常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第20号は、総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) ここで休憩します。       (11時55分)

 

○議長(加来良明)休憩前に引き続き、会議を開きます。(13時00分)

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 請願第21号について、紹介議員の説明を求めます。

 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 請願番号21号につきまして、紹介をさせていただきます。

 この趣旨の請願につきましては、昨年も議員みなさんのご理解をいただき、採択をされ、国の各関係機関に提出をされました。

 しかし、文部省の働き方改革に関する中間まとめでは、学校、教師が担う業務の明確化・適正化などについての検討は行いましたが、給特法の問題に踏み込んでいないということでございます。学校現場では時間外勤務を行わなければ、膨大な業務を消化できないため、時間外勤務に当たらない時間外労働が常態化しております。給特法は法と実態が乖離し、法の趣旨が形骸化している現状を改善しなければ、学校現場での働き方改革は成し得ないものであります。

 教職員の長時間労働解消に向け、実態と乖離している給特法の廃止を含めた見直しを行う清水地区連合からの意見書に関する請願でございます。

 以上、議員各位のご理解の上、採択されますようにお願いをいたしまして、請願の紹介といたします。どうぞよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 ただ今議題となっています、請願第21号、教職員の長時間労働解消に向け、「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法(給特法)」の廃止を含めた見直しを求める意見書に関する請願については、厚生文教常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第21号は、総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 次に、請願第22号について、紹介議員の説明を求めます。

 10番、奥秋康子議員。

 

○10番(奥秋康子) 請願番号22号につきまして紹介をさせていただきます。

 この請願も昨年度みなさんのご理解をいただき、国の各機関に提出をいたしておりますが、いまだに実現をされておりません。

 義務教育国庫負担率が2分の1から3分の1になったことで、非常勤職員等が増加し、教職員定数が不足している状況が顕著になっております。しかし、国は少子化を理由に教職員の定数改善、働き方改革は各自治体の自助努力ですすめるべきであるとしております。

 また、子どもの貧困率が、お手元の資料に示してありますが、半数を超える家庭が何らかの事情で貧困状態にありますが、しかし、GDP比に占める教育機関への公的支出の割合は3.2%と、OECD最下位でございます。そして、私費負担の教材費も依然減少せず、自治体によって教材費や図書費も地方交付税措置に格差があります。

 さらに、学びたい子どもたちに就学援助制度、奨学金制度のさらなる拡大をと、高校授業料の無償化など国の責任において予算を十分確保していただきたいとするものでございます。

 第8次教職員定数改善計画は子どもと正面から向き合うための大切な改善計画です。ぜひ議員各位のご理解をいただき、採択をいただきますようお願いいたしまして清水地区連合会からの請願の紹介に代えさせていただきます。よろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) おはかりします。

 ただ今議題となっています、請願第22号、教職員の超勤・多忙化解消・「30人以下学級」の実現、義務教育費国庫負担制度堅持・負担率2分の1への復元、「子どもの貧困」解消など教育予算確保・拡充と就学保障に向けた意見書に関する請願については、厚生文教常任委員会に審査を付託することにしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、請願第22号は、総務産業常任委員会に審査を付託することに決定しました。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 日程第12、所管事務調査についてを議題とします。

 委員会報告書を朗読させます。

 事務局。

 

(委員会報告書 事務局 朗読)

 

○議長(加来良明) 本件に関して委員長の報告を求めます。

 はじめに、総務産業常任委員会委員長、桜井崇裕議員。

 

○委員長(桜井崇裕) 総務産業常任委員会の所管事務調査報告でございます。

 清水公園の活性化ということについて商工観光課から今の公園の現状をお聞きするとともに、清水公園に行きまして、サルビアが再開された状況等を調査したところでございます。一見サルビアが再開されて、芝もきれいに刈り込まれて、素晴らしいような状況に見えますけれども、お聞きしますといろいろな問題を抱えております。町民の憩いの場として開設したものが長い年月の中でいろいろな問題を抱えていると。その中で構想というものがあるということですけれども、なかなか災害もありましたし、体育館の問題とかいろいろ総合的なものがあろうかと思いますけれども、まずはできることから、町民の憩いの、新たな再整備というか構想の中でそういったものを限られた予算の中で、イメージ的にしっかりと構築していただいて守るべきをしっかり守っていただいて、その上で次の構想、どういったものができるか。各関係団体としっかりと協議をしていただいて、しっかり町民にお示しをいただきたいと考えております。以上です。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり。)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 次に、厚生文教常任委員会委員長、安田薫議員。

 

○委員長(安田 薫) ただ今事務局から報告していただいたとおりであります。

 内容的には総括でちょっとだぶった面があるかと思いますけれども、このような状況でなんとか近隣町村と連携をとりながら、清水高校の振興のために頑張っていってほしいと思います。

 この5月29日の所管事務のあとに、勝毎、道新等ではいろいろな高校の現状が新聞報道でされております。実際問題中学生の卒業する数というのは減っていて、やはりいろいろ考えていかなくてはならないこともあるかと思いますけれども、なんとか町内の、道立高校ではありますけれども、清水町としてはなんとか間口を確保しながら、清水町に通っていただけるための政策を教育委員会、また、議会、振興会と共にやっていきたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

 

○議長(加来良明) これから、質疑を行います。

 質疑ありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり。)

 

○議長(加来良明) 質疑なしと認めます。

 

○議長(加来良明) 各常任委員会の報告は、報告書のとおり報告済とします。

 

◇・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◇

 

○議長(加来良明) 以上で、本日の日程は全部終了しました。

 おはかりします。

 議事の都合により、6月12日から6月17日までの6日間は休会にしたいと思います。

 これにご異議ありませんか。

 

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 

○議長(加来良明) 異議なしと認めます。

 よって、6月12日から6月17日までの3日間は休会することに決定しました。

 6月18日は午前10時に会議を開きます。

 

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○議長(加来良明) 本日はこれで散会します。(午後13時44分)

この情報に関するお問い合わせ先
議会事務局 電話番号:0156-62-3317